JPH10194597A - ケーブル自動巻装装置 - Google Patents

ケーブル自動巻装装置

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Publication number
JPH10194597A
JPH10194597A JP35822796A JP35822796A JPH10194597A JP H10194597 A JPH10194597 A JP H10194597A JP 35822796 A JP35822796 A JP 35822796A JP 35822796 A JP35822796 A JP 35822796A JP H10194597 A JPH10194597 A JP H10194597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
insertion hole
guide cylinder
hole
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35822796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Watake
賢二郎 輪竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP35822796A priority Critical patent/JPH10194597A/ja
Publication of JPH10194597A publication Critical patent/JPH10194597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムの交換巻装作業を自動化することがで
きるドラム自動切換装置を提供する。 【解決手段】 回転ドラム1の鍔11等に開口した挿通
孔12の近傍に設けられ、ケーブル始端部101Aを固
定する押さえ部13と、先端がテーパ状をなす略中空筒
状を有し、かつ、縦方向に2分割可能に形成され、基端
部に受入口及び先端部に抜出口を備えたガイド筒体2
と、ケーブル始端部101Aが受入口に入り込んだガイ
ド筒体2を回転ドラム1の挿通孔12に向けて移送する
とともに、始端部が抜出口から抜け出して挿通孔12に
挿入されたのちにガイド筒体2を2分割させてケーブル
101を放出する移送機構とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転ドラムにケ
ーブルを満巻きすると回転ドラムを交換し、次の回転ド
ラムにケーブルを自動的に巻装させることができるケー
ブル自動巻装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図6に示すように、回転ドラム1
00にケーブル101を巻装するには、ケーブル101
の始端部101Aを鍔100A等に設けた孔(以下、挿
通孔100Bとよぶ)に挿入したのち、適宜の押さえ部
材102等で固定する等の方法が取られているが、通常
この一連の止め付け作業は作業者による手作業で行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、ケーブル
始端部の止め付け作業は、毎回回転ドラムを交換する度
に手作業で行うようになっているから、ケーブルの自動
巻装作業を実現する上で、大きな障害となっている。
【0004】そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、ドラム交換に伴うケーブル巻装開始作業の自動化が
可能なケーブル自動巻装装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この請求項1
に記載の発明は、満巻き後に自動的に他の回転ドラムに
切り換えてケーブルの巻装を行うケーブル自動巻装装置
であって、鍔側に開口した挿通孔とこの挿通孔に挿入さ
れる前記ケーブル始端部を固定する押さえ部とを回転ド
ラムに備え、先端がすぼんだ略中空筒状を有し、基端部
に受入口を先端部に抜出口をそれぞれ備え、縦方向に分
割・開放可能なガイド筒体と、前記受入口から入り込ん
だケーブルごと前記ガイド筒体を前記挿通孔に向けて移
送するとともに、ケーブル始端部が前記抜出口から抜け
出して挿通孔に挿入されたのちにガイド筒体を開放させ
てケーブルを放出する移送機構とを備えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施例
について添付図面を参照しながら説明する。図1はこの
発明にかかるケーブル自動巻装装置を示すものである。
このケーブル自動巻装装置は、左右に一対並設した回転
ドラム1A、1Bに交互にケーブル101を自動巻装し
ていくものである。各回転ドラム1A、1Bの鍔11
A、11Bには、挿通孔12A、12Bと、この挿通孔
12A、12Bを閉鎖する押さえ部13A、13Bとを
備えている。なお、図1において符号3A、3B及び3
Cは図示外のトラバーサに設けたピンチローラ及びカッ
タを示す。
【0007】回転ドラム1A、1Bの近傍には、中空略
角筒状のガイド筒体2と、このガイド筒体2を所定の方
向に進退させる図示外の移送機構とを備えており、双方
の回転ドラム1A、1Bに対して交互に使用する。
【0008】この実施例のガイド筒体2は、図2及び図
3に示すように、断面略矩形状に形成されており、細い
ケーブル101の先端部101Aへ誘導し易く、しかも
挿通孔12A、12Bに挿入し易いようにするため、先
端側に向けて窄んだテーパ状に形成されている。また、
基端部には拡開する壁2A、2B(受入口を構成する)
を設けている。
【0009】このガイド筒体2は、断面略コ字型の基体
21と断面略L字型の蓋体22とに2分割されており、
ケーブル101の開放(放出)以外のときには接合され
閉じている。即ち、このガイド筒体2は、回転ドラム1
A、1Bの挿通孔12A、12Bにケーブル101先端
部101Aが挿入されると、開放されてガイド筒体2か
らケーブル101を放出させる。
【0010】従って、この実施例によれば、図1におい
て一方の回転ドラム1Bが満巻きとなり右方側の回転ド
ラム1Aに新たに巻装を始めるときには、トラバーサに
よりケーブル101が右方へ移動する。そしてこのケー
ブル101は、回転ドラム1A側に送りだされていく
が、先端部101Aの走行方向にはガイド筒体2の基端
部が予め待機している。これによって、進行するケーブ
ル先端部101Aはガイド筒体2の基端部に設けた受入
口2A・2Bから内部に進入していくこととなる。
【0011】また図4及び図5に示すように、同時に移
送機構により、ガイド筒体2もケーブル101の送り速
度とほぼ同様の速度で挿通孔12A(12B)に向かっ
て前進する。なおガイド筒体2には先端部に図示外の孔
検出センサを設けており、挿通孔12A(12B)が検
出・確認されると移送動作が直ちに停止する。この停止
動作の後、ガイド筒体2の先端部に開口する抜出口2C
(図2参照)からケーブル101の先端部101Aが抜
け出してきて、挿通孔12A(12B)に進入する。
【0012】このようにして、先端部101Aがある程
度挿通孔12A(12B)から抜け出したところで、押
さえ部13A、13Bが作動して挿通孔12Aが閉じる
から、先端部101Aがしっかりと固定される。また、
これとほぼ同時に、図3に示すようにガイド筒体2が2
つに分割され、ケーブル101Aを外部に放出すること
ができる。その後、そのガイド筒体2は、もとの位置ま
で戻って一つに合体され、つぎの送り動作まで待機す
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明は、鍔
側に開口した挿通孔とこの挿通孔に挿入される前記ケー
ブル始端部を固定する押さえ部とを回転ドラムに備え、
先端がすぼんだ略中空筒状を有し、基端部に受入口を先
端部に抜出口をそれぞれ備え、縦方向に分割・開放可能
なガイド筒体と、受入口から入り込んだケーブルごとガ
イド筒体を挿通孔に向けて移送するとともに、ケーブル
始端部が抜出口から抜け出して挿通孔に挿入されたのち
にガイド筒体を開放させてケーブルを放出する移送機構
とを備えたものであるから、自動的にケーブル先端部を
回転ドラムに固定することができるようになり、ケーブ
ルの自動巻装が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドラムの自動切り換え装置を示
す構成図。
【図2】この発明に係るガイド筒体を示す平面図。
【図3】図2のIII-III 概略断面図。
【図4】この発明の作用を示す説明図。
【図5】この発明の作用を示す説明図。
【図6】従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1 回転ドラム 12A 挿通孔 13A 固定部 2 ガイド筒体 101 ケーブル 101A 先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 満巻き後に自動的に他の回転ドラム
    (1)に切り換えてケーブル(101)の巻装を行うケ
    ーブル自動巻装装置であって、 鍔(11)側に開口した挿通孔(12)とこの挿通孔
    (12)に挿入される前記ケーブル(101)始端部
    (101A)を固定する押さえ部(13)とを回転ドラ
    ム(1)に備え、 先端がすぼんだ略中空筒状を有し、基端部に受入口(2
    A・2B)を先端部に抜出口(2C)をそれぞれ備え、
    縦方向に分割・開放可能なガイド筒体(2)と、 前記受入口(2A・2B)から入り込んだケーブル(1
    01)ごと前記ガイド筒体(2)を前記挿通孔(12)
    に向けて移送するとともに、ケーブル始端部(101
    A)が前記抜出口(2C)から抜け出して挿通孔(1
    2)に挿入されたのちにガイド筒体(2)を開放させて
    ケーブル(101)を放出する移送機構とを備えたこと
    を特徴とするケーブル自動巻装装置。
JP35822796A 1996-12-27 1996-12-27 ケーブル自動巻装装置 Pending JPH10194597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35822796A JPH10194597A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ケーブル自動巻装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35822796A JPH10194597A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ケーブル自動巻装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10194597A true JPH10194597A (ja) 1998-07-28

Family

ID=18458202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35822796A Pending JPH10194597A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ケーブル自動巻装装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH10194597A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517639A (ja) * 2015-04-29 2018-07-05 コンダクティクス ヴァンプフラー フランス 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517639A (ja) * 2015-04-29 2018-07-05 コンダクティクス ヴァンプフラー フランス 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法

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