JPH10194043A - 自動車用後方視認装置 - Google Patents

自動車用後方視認装置

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Publication number
JPH10194043A
JPH10194043A JP1480197A JP1480197A JPH10194043A JP H10194043 A JPH10194043 A JP H10194043A JP 1480197 A JP1480197 A JP 1480197A JP 1480197 A JP1480197 A JP 1480197A JP H10194043 A JPH10194043 A JP H10194043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fresnel lens
vehicle body
vehicle
spoiler
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1480197A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Masuda
敏彦 増田
Shuichi Ito
秀一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Murakami Corp
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Murakami Corp
Priority to JP1480197A priority Critical patent/JPH10194043A/ja
Publication of JPH10194043A publication Critical patent/JPH10194043A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストで視認性のよい自動車用後方視認装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】自動車の後方を視認する車載光学装置にお
いて、光を集光するフレネルレンズ14の取付位置を車
体の後側方端部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は車体後側方端部に、車体の
後方及び後部死角を視認できるフレネルレンズを備えた
自動車用後方視認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の後方を監視する装置として、自
動車の後部窓ガラス内側に保持枠で囲んだフレネルレン
ズを接着テープなどを利用して固定したものが知られて
いる(実開昭62−203747号公報参照)。また、
自動車の車体後部にリンク機構により支持したフレネル
レンズを設け、かつ該フレネルレンズの上方に反射鏡を
取り付けたうえ、アクチュエータによりその反射鏡を前
記フレネルレンズ上に格納できるようにした後方視認装
置が知られている(実開昭61−191946号公報参
照)。さらに、車体後部の直下部を視認しまたはシグナ
ルランプのバルブ切れを運転席から視認するためにリヤ
スポイラ本体の下面に、第1と第2のミラーを取り付け
たうえ、該ミラーに車体後部直下の路面または車体後部
のストップランプ、リヤコンビランプなどのシグナルラ
ンプを写してその写像をリヤウインドを通して、運転席
方向に反射するようにリヤスポイラ本体を所定角度回動
させるアクチュエータを付設したものが提案されている
(実公平4−51106号公報参照)。さらにまた、車
体後部直下の死角位置を視認するため、自動車のボデー
後部に、フレネルレンズを固着したレンズホルダーと該
ホルダに下面には反射鏡を取り付けた蓋を折り畳み可能
に取り付け、レンズホルダを車両後方に突出させ、かつ
前記蓋をレンズに対して所定角度に保持する回動機構を
車体後部に取り付けて成るものが提案されている(実開
平5−20937号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1のもの(実開昭62−203747号)では、車両後
方直下の状況をつかむことができず、第2ないし第4の
ものでは、リンク機構、反射機構並びにアクチュエータ
の組み合わせを必須とする構造であることから、システ
ムが高価になるという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来のものの問題点に鑑
み、低コストで視認性の良い自動車用後方視認装置を提
供とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の要旨とするところは、自動車の後方を視認
する車載光学装置において、光を集光するフレネルレン
ズの取付位置を車体後側方の端部に設けることにある。
【0006】また本発明の特徴の一つは、車体後端部に
おいて所定角度に立設されたリヤスポイラに、車体後方
直下の死角位置の状況を写し出すフレネルレンズが内蔵
されていることにある。
【0007】さらにまた本発明の特徴の一つは、車体後
側方端部に設けられたトランク等取付治具にフレネルレ
ンズが内蔵されていることにある。
【0008】本発明におけるフレネルレンズの取付角度
が鉛直方向より車体後方側に傾斜していることを特徴と
している。
【0009】
【作用】本発明は、車両後部に立設されたリヤスポイラ
またはトランク取付治具にフレネルレンズを組み込んだ
だけではなく、該フレネルレンズの取付位置を車体後側
方の端部としたところから、低コストで、広い視野をも
つ車両後方視認装置を得ることができる。さらに、フレ
ネルレンズが組み込まれたトランクの取付治具に、通信
用アンテナを組み込むことができ、このようにするとア
ンテナと後方視認システムの共用化が達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】次ぎに本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1はリヤスポイラ11
を備えた乗用車10の一部を示す斜視図である。リヤス
ポイラ11は、通常、本図に示すように荷物室のドア1
2の後端部より、斜め後ろ上方に突出するように固設さ
れている。
【0011】リヤスポイラ11の本体両端部には、フレ
ネルレンズを取り付けるための開口部13が形成されて
いる。この開口部13の内側に、フレネルレンズ14を
装着し保持させる。フレネルレンズ14の取付角度は、
スポイラ本体と同様に、鉛直方向より車体後方側に傾斜
するように固設されるが、その傾斜角度は任意である。
【0012】例えば、図4のように、フレネルレンズ1
4の傾斜角度を深くしたときは、該フレネルレンズによ
って、車体後方直下の死角位置の状況を運転席よりはっ
きりと視認でき、またフレネルレンズ14の角度をほぼ
鉛直に近い状態に立てた図3のような場合には、自動車
後方の広い映像がフレネルレンズで得られる。
【0013】フレネルレンズ14の取付位置は上記リヤ
スポイラに限られず、図2に例示したように、車体の後
側方端部に設置したトランク取付治具15に開口部を設
けて、そこにフレネルレンズを内蔵させてもよい。
【0014】いずれにしても本発明では、フレネルレン
ズの取付位置を、自動車の車体後側方端部とするもので
あり、これによって広い視野を得ることができ、例えば
駐車場等において、自動車をバックで駐車させるとき、
従来のものでは、特に車体の左後方の状況がわかりずら
いが、本発明によれば、必要な視界が得られやすい。
【0015】なお、図2に示したものはトランク取付治
具15に、ダイバーシテイアンテナ16が組み込まれて
いる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明はリヤスポイラま
たはトランク取付治具に、フレネルレンズを組み込む構
造であり、かつフレネルレンズの取付位置を自動車の車
体後側方端部とするものであるから、低コストで広い視
野の後方視認装置を得ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレネルレンズを組み込んでなるリヤスポイ
ラを備えた本発明の一実施例を示す乗用車の一部斜視図
である。
【図2】 フレネルレンズが組み込まれているトランク
取付治具に、ダイバーシテイアンテナが組み込まれてい
る本発明の一実施例を示した斜視図である。
【図3】 フレネルレンズを通して得られる自動車後方
の広い視界の説明図である。
【図4】 フレネルレンズを通して得られる自動車車体
後部直下の死角の状況を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車 11 リヤスポイラ 13 レンズを組み込むため開口部 14 フレネルレンズ 15 トランク取付治具 16 ダイバーシテイアンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後方を視認する車載光学装置で
    あって、光を集光するフレネルレンズの取付位置を車体
    後側方の端部に設けることを特徴とする自動車用後方視
    認装置。
  2. 【請求項2】 車体後端部に所定角度に立設されたリ
    ヤスポイラに、車体後方直下の死角位置の状況を写し出
    すフレネルレンズが内蔵されていることを特徴とする請
    求項1記載の自動車用後方視認装置。
  3. 【請求項3】 車体後側方の端部に設けられたトランク
    等取付治具にフレネルレンズが内蔵されていることを特
    徴とする請求項1記載の自動車用後方視認装置。
  4. 【請求項4】 フレネルレンズの取付角度が、鉛直方向
    より車体後方側に傾斜していることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかの項に記載の自動車用後方視認装置。
  5. 【請求項5】 通信用アンテナがトランク等取取付治具
    に組み込まれて成る請求項3記載の自動車用後方視認装
    置。
JP1480197A 1997-01-13 1997-01-13 自動車用後方視認装置 Pending JPH10194043A (ja)

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JP1480197A JPH10194043A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 自動車用後方視認装置

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JP1480197A JPH10194043A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 自動車用後方視認装置

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JPH10194043A true JPH10194043A (ja) 1998-07-28

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JP1480197A Pending JPH10194043A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 自動車用後方視認装置

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