JP4050958B2 - 車両用インナミラー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内に設けられる後方視認用のインナミラー装置に関し、特に、表示機能を備えた車両用インナミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車等の車両には、有料道路の通行料金を無線通信によって自動的に決済する自動料金収受システム(以下、ETCという)を搭載したものが実用化されており、ETCでは、プリペイド若しくはポストペイ等のICカードを用いて通行料金を決済するようになっている。
【0003】
このようなETCでは、セキュリティの確保(ICカードやETC自体の盗難の対策)のため、その存在を車両外部から認識されないように配置することが考えられている。
【0004】
このため、ETCとしては、車室内に設けられ後方視認用のミラーを備えたインナミラー装置に組み込まれたものが知られている(一例として、特開平8−297758号公報)。この公報記載のETCでは、ICカードの収納部や操作部等を有する料金収受車載機部をミラーの後部に配置し、通行料金等を表示する表示部をミラーの下方に突出して配置している。これにより、車両外部からはETCの存在が認識し難く、また表示部は運転中でも目視することができる。
【0005】
ところで、セキュリティ性の向上のため、特に安価な盗難対策等が求められる低価格車や他の情報表示装置(例えば、音声装置やカーナビゲーション装置等)を備えた車両では、インナミラー装置に組み込まれたETCから表示部を廃止してさらに外部から存在を認識し難くすることが考えられている。但し、このような場合でも、例えば、ICカードがETCに挿入されているか否か(ICカード準備可否)等の最低限の情報については、目視可能な表示部を目視しやすい場所に設けることが望ましい。
【0006】
このため、ETCを組み込みICカードが収納されるインナミラー装置の内部に表示装置を内蔵することが考えられる。このような表示装置として、例えば、ミラーを開口端近傍に保持するハウジングを構成し該ミラーの周縁部を被覆するリム部にLED等の発光素子を埋め込んだものが考えられる。この構成では、表示装置を構成する発光素子は、発光していない状態では目立たず外部から認識し難いものの、外観上の見栄えが悪い。
【0007】
そこで、例えば、実開平5−56640号公報に記載されたインナミラー装置のように、ミラーによって開口部を閉塞されたハウジング内に表示装置を内蔵し、ミラー上に情報を表示させるインナミラー装置を採用することが考えられる。この公報記載のインナミラー装置では、ミラーの反射膜の一部を半透過膜で構成し、該半透過膜の背部であるハウジング内側に自発光型の表示装置を収納している。
【0008】
これにより、通常はミラーの全面を後方視認の用途に使用できると共に外部からは表示装置の存在を認識できず、情報表示が必要な場合にのみ上記半透過膜を透過した表示装置の光によってミラー上に情報を表示させるようになっている。
【0009】
しかしながら、上記公報に記載された従来のインナミラー装置では、ガラスの背面に半透過膜を形成した所謂ハーフミラーを用いているため、コストが高いという問題があった。また、このインナミラー装置では、ミラー上に情報を表示させているときは、該ミラーの有効視界が減少してしまうという問題があった。これは、特に常時または長時間に亘り情報を表示する場合に問題となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して、ミラーの有効視界を減少させることのない表示機能を内蔵し、該表示機能を低コストで実現することができる車両用インナミラー装置を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、車室内に取り付けられ、開口端近傍で後方視認用のミラーを保持するハウジングと、光した光が前記ミラーの端面の厚み部分から該ミラーに入射され、かつ該ミラーを透過して該ミラーの表面から前記車室側に出射されるように、該ミラーで閉塞された前記ハウジングの内部空間に配置された発光装置と、を備えている。
【0012】
請求項1記載の車両用インナミラー装置では、車室内に取り付けられるハウジングの開口端近傍に後方視認用のミラーが保持されており、このハウジング内には発光装置が設けられている。すなわち、発光装置は、ハウジング内に内蔵されているため、発光していない状態(例えば、車両駐車中等のエンジンが停止した状態)では、外部から存在を認識されることがない。
【0013】
発光装置は、発光すると、ハウジング内に位置するミラーの端面の厚み部分からハウジング外方へ光を透過させる。すなわち、発光装置が発した光は、ミラー端面から入射され、該ミラーの厚み部分の少なくとも一部を透過し、ハウジング外側のミラー表面における入射部位の近傍から外部に出て車両の運転者等の乗員に目視される。
【0014】
これにより、例えば、発光装置の発光の有無や発光装置が発光する光の色の相違等に基づいて乗員に情報を伝達することができる。このため、ミラーの有効視界が減少しないか、該減少量が著しく抑制される。
【0015】
また、ミラーは、その端面から発光装置が発した光を透過させる(入射させる)ため、ハウジング内に設けた発光装置の光を透過させるための特別な対策(例えば、所謂ハーフミラー構造とする等の対策)が不要で、低コストで構成することができる。なお、ミラーは、例えば、他の機能の要求等によりハーフミラー構造としても良く、エレクトロクロミック素子による防眩構造としても良い。
【0016】
このように、請求項1記載の車両用インナミラー装置では、ミラーの有効視界を減少させることのない表示機能を内蔵し、該表示機能を低コストで実現することができる。
【0017】
請求項2記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、請求項1記載の車両用インナミラー装置において、前記ミラーは、所定の透過率を有する基板と、該基板の前記ハウジング内側に位置する反射部とを有して構成され、前記発光装置は、前記基板端面の板厚部分から前記光を入射する、ことを特徴としている。
【0018】
請求項2記載の車両用インナミラー装置では、ミラーが所定の透過率を有する基板(例えばガラス)と該基板のハウジング側に位置する反射部(例えば、アルミ蒸着等による反射膜)と有して構成されており、発光装置が発した光は基板の端面の板厚部分から入射されて外部へ至る。
【0019】
すなわち、請求項1記載のミラーでは、例えば光がミラーの厚み方向中間部またはハウジング外側表面に設けられた半透過膜やエレクトロクロミック素子等を通過する構成が含まれるが、請求項2記載の車両用インナミラー装置では、光が所定透過率の基板のみを通過するため、輝度の低い発光装置を使用しても十分な表示機能を果たすことができ、一層の低コスト化を図ることが可能となる。なお、基板と反射部との間に半透過膜やエレクトロクロミック素子等が設けられても良いことは言うまでもない。
【0020】
請求項3記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、請求項1または請求項2記載の車両用インナミラー装置において、前記ミラーまたは前記基板の端面は、前記光が入射される部分以外の部分が該光の透過不能にマスキングされた、ことを特徴としている。
【0021】
請求項3記載の車両用インナミラー装置では、ミラーまたは基板の端面における厚み(板厚)部分のうち、発光装置が発する光の入射する部分以外の部分がマスキングされて光の透過不能とされているため、ミラーまたは基板を透過した光のコントラストが高まる(光のぼやけが防止または緩和される)。これにより、運転者等の乗員による表示の視認性が向上する。
【0022】
請求項4記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用インナミラー装置において、前記ミラーまたは前記基板の端面における少なくとも前記光が入射される部分を、厚み方向に対し傾斜した傾斜面とした、ことを特徴としている。
【0023】
請求項4記載の車両用インナミラー装置では、発光部が発した光は、ミラーまたは基板における厚み方向に対し傾斜した傾斜面から入射される。これにより、ミラーまたは基板を透過した光が該ミラーまたは基板表面で全反射する量が抑制され、強い光によって表示機能を果たすことができる。このため、運転者等の乗員による表示の視認性が向上し、また一層輝度の低い発光装置を使用しても十分な表示機能を果たすことができ、より一層の低コスト化を図ることが可能となる。
【0024】
なお、例えば、ミラーまたは基板の端面における裏面側の角部を面取り(角取り)して傾斜面を形成する構成とすれば、構造が簡単で好適である。すなわち、傾斜面は、ミラーまたは基板の厚み(板厚)方向の一部に形成されていれば足りる。
【0025】
請求項5記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の車両用インナミラー装置において、前記発光装置は、前記ミラーまたは前記基板における運転者から遠い方の端面から前記光を入射する、ことを特徴としている。
【0026】
請求項5記載の車両用インナミラー装置では、発光装置が発した光は、ミラーまたは基板における運転者から遠い方の端面の板厚部分から入射される。すなわち、該光は運転者側へ向けて入射されミラーまたは基板を透過する。このため、運転者による表示の視認性が向上する。
【0027】
この構成は、特に、ミラーのハウジング外側における周縁部がハウジングを構成する枠体等によって被覆された構成とした場合に、運転者が光(表示)を確実に目視でき好適である。
【0028】
また、上記目的を達成するために請求項6記載の発明に係る車両用インナミラー装置は、車室内に取り付けられ、開口端近傍で後方視認用のミラーを表面側周縁部を被覆しつつ保持するハウジングと、光した光が前記ミラーにおける前記ハウジングによって被覆された表面側周縁部から該ミラーに入射され、かつ該ミラーにて反射されて該ミラーの表面から前記車室側に出射されるように、前記ミラーで閉塞された前記ハウジングの内部空間に配置された発光装置と、を備えている。
【0029】
請求項6記載の車両用インナミラー装置では、車室内に取り付けられるハウジングの開口端近傍に後方視認用のミラーが保持されており、このハウジング内には発光装置が設けられている。すなわち、発光装置は、ハウジング内に内蔵されているため、発光していない状態(例えば、車両駐車中等のエンジンが停止した状態)では、外部から存在を認識されることがない。
【0030】
発光装置は、発光すると、ハウジングが被覆しているミラーの表面側の周縁部から光を入射する。すると、この光は、ミラーの反射部(例えば、反射膜や半透過膜等)に反射して該ミラーの表面側から、上記被覆部分の近傍において該ミラー外部に出て、車両の運転者等の乗員に目視される。これにより、例えば、発光装置の発光の有無や発光装置が発光する光の色の相違等に基づいて乗員に情報を伝達することができる。このため、ミラーの有効視界が減少しないか、該減少量が著しく抑制される。
【0031】
また、ミラーは、その表面から発光装置が発した光を透過させる(入射させる)ため、ハウジング内に設けた発光装置の光を透過させるための特別な対策(例えば、所謂ハーフミラー構造とする等の対策)が不要で、低コストで構成することができる。なお、ミラーは、例えば、他の機能の要求等によりハーフミラー構造としても良く、エレクトロクロミック素子による防眩構造としても良い。
【0032】
このように、請求項6記載の車両用インナミラー装置では、ミラーの有効視界を減少させることのない表示機能を内蔵し、該表示機能を低コストで実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置10について、図1乃至図5に基づいて説明する。
【0034】
図1には車両用インナミラー装置10が正面図にて示されており、図2には車両用インナミラー装置10が底面断面図にて示されている。また、図3には、車両用インナミラー装置10の車両Sへの取付状態が斜視図にて示されている。
【0035】
なお、各図に適宜示される矢印FR、矢印RE、矢印LE、矢印RIは、それぞれ車両Sの前方、後方、左方、右方を示しており、以下、前後左右の方向を用いて説明するときは、これらの各矢印方向に対応している。
【0036】
これらの図に示される如く、車両用インナミラー装置10は、ハウジング本体12を備えている。ハウジング本体12は、略長方形箱状に形成され、車両Sへの取付状態で後方を向く部分が開口部12Aとされている。このハウジング本体12は、長手方向(車両左右方向)の両端における背面側(車両前側)の外壁部が開口部12A側に絞り込まれることで、該両端が浅く形成されている。
【0037】
このハウジング本体12の開口部12A近傍には、後方視認用のミラー14が取り付けられている。具体的には、ミラー14の周縁部を保持(図示省略)した枠体16が、複数の係合爪16Aをハウジング本体12の開口部12Aの内縁部近傍に設けられた係合孔12Bに係合することで固定されている。
【0038】
すなわち、ミラー14は、枠体16を介してハウジング本体12に取り付けられ、該ハウジング本体12の開口部12Aを閉塞している。この状態では、ミラー14のハウジング本体12外側における周縁部は、全周に亘り枠体16に被覆されている。このハウジング本体12と枠体16とが本発明における「ハウジング」に相当し、枠体16の内縁部が「ハウジングの開口端」に相当する。
【0039】
ミラー14は、図4に側面図で示される如く、所定透過率を有する基板としてのガラス板18と、該ガラス板18の背面側に例えばアルミニウム等の蒸着によって形成された反射部としての反射膜20とで構成されている。このミラー14は、ガラス板18の背面側(車両前方部分)が上端から下端にかけて連続的に板厚が減少された片テーパ状に形成されることで、所謂プリズムミラーとされている。
【0040】
そして、ミラー14を構成するガラス板18の左端面(図3に示される如く、本実施の形態において運転者から遠い方の端面)は、その上下方向略中央部に設けられた上下一対の入射窓部22、24を除く部分が、光の透過不能にマスキングされたマスク部26とされている。換言すれば、ガラス板18の左端面において、マスキングを施さない(マスク部26以外の)部分が入射窓部22、24とされており、それぞれ後述するLED54、56が発光する光の入射用とされている。マスク部26は、例えば、ガラス板18の左端面の表面処理や不透過膜の蒸着、金属等の薄膜の貼付等によって形成されている。
【0041】
一方、入射窓部22、24は、ガラス板18の切削によって形成されており、図6に示される如く、その表面(左端面)が比較的粗く仕上げられて細かい凸凹面となっている(すりガラス状に形成されている)。これにより、LED54、56が発した赤色光または緑色光の一部が、ガラス板18の表面で全反射することなく、該ガラス板18を透過するようになっている。
【0042】
このミラー14を保持したハウジング本体12はピボット機構28を介してステー30に接続され、ステー30が車両Sのルーフ32の前端部(近傍)における左右方向中央部に固定されるようになっている。これにより、ハウジング本体12(すなわち、車両用インナミラー装置10)は、車両Sに対して揺動可能に取り付けられ、角度調整が可能な構成とされている。
【0043】
すなわち、ピボット機構28に設けられハウジング本体12の下方に突出した防眩操作部34を操作することでプリズムミラーであるミラー14を所定角度だけ移動し防眩状態と非防眩状態とを切り替え、またハウジング本体12自体を操作して運転者に応じた角度調整を行うことができる構成である。
【0044】
そして、ミラー14によって開口部12Aが閉塞されるハウジング本体12(枠体16)の内部には、有料道路の通行料金を無線通信によって自動的に決済する自動料金収受システム(以下、ETCという)の一部をそれぞれ構成するカードリーダ36、送受信モジュール38、発光装置40、及び電源基板42とが収納されており、これらは互いに図示しない配線等によって電気的に接続されている。
【0045】
カードリーダ36は、正面視略矩形の扁平ケース状に形成され、その左端部に料金決済用のICカード44が挿脱される出入口36Aが設けられている。このカードリーダ36は、その右下角部がハウジング本体12の右下角部において軸支され、該支持部廻りの矢印A、矢印B方向の回動可能とされている。
【0046】
これにより、カードリーダ36は、ハウジング本体12内の略右半分に収納された状態と、ハウジング本体12の下端部に下方へ向けて開口した図示しない窓部から出入口36Aを含む部分がハウジング本体12の外側に突出した状態(図1参照)とを取り得るようになっている。
【0047】
すなわち、カードリーダ36は、出入口36Aをハウジング本体12外に突出させた状態で、ICカード44の挿脱が為されるようになっており、ICカード44を挿入した状態では該ICカード44に対し情報の読み取り及び書き込みが可能とされている。
【0048】
また、カードリーダ36の下端部には、ハウジング本体12内に収納された状態で窓部を閉塞するカバー部46が設けられている。一方、ハウジング本体12内部とカードリーダ36との間には、ハウジング本体12内にカードリーダ36を収納した状態を保持する図示しないロック手段が設けられている。
【0049】
このロック手段は、例えばハウジング本体12に設けられたハートカム溝と、該ハートカム溝に係脱可能にカードリーダ36に設けられた係合ピン等とを備えたラッチ機構とされ、カバー部を上方へ押圧するとロック状態が解除され、ハウジング本体から突出したカードリーダ36を再度収納する再に上方へ移動させると収納位置でロック状態となるように構成されている。
【0050】
一方、送受信モジュール38は、ハウジング本体12内の略左半分に収納された状態で固定されている。この送受信モジュール38には、配線48を介してアンテナ50が接続されている。アンテナ50は、車両Sのフロントウインドシールドガラス52の内面に貼り付けられ、有料道路の料金所等に設置された送受信アンテナとの間で無線で情報の送受信を行うようになっている。
【0051】
これにより、鏡面角度の調整によってハウジング本体12の車両Sに対する角度が変化しても、アンテナ50と料金所等の送受信アンテナとの間の送受信が良好に為される構成である。なお、アンテナ50は、車両Sの外部から目立たないように車両Sに固定された(車両Sに対し相対移動しない)ステー30に取り付けても良い。
【0052】
また、発光装置40は、本発明における発光部としての発光素子である一対のLED(発光ダイオード)54、56と、それぞれ配線58、60を介してLED54、56に電気的に接続され該LED54、56の制御用の回路が設けられたLED基板62とを備えて構成されている。LED54は通電されると赤色に発光するようになっており、LED56は通電されると緑色に発光するようになっている。
【0053】
図5(A)及び図5(B)にも示される如く、LED54、56は、それぞれミラー14の反射膜20側に接着等によって固定されたベース部材64に固定された状態で、枠体16の側壁内面を部分的に窪ませて形成した凹部66とミラー14の左端面との間の空間に、それぞれの一部が入り込んで配置されている。この状態で、LED54、56は、左右方向においては枠体16の内面とミラー14の端面との間にそれぞれ位置し、前後方向においてはミラー14の前端(反射膜20側端面)の近傍に位置している。
【0054】
そして、上記の通り枠体16がミラー14の外(ガラス板18が設けられた車両後方)側表面の周縁部を被覆していることにより、LED54、56は、車両用インナミラー装置10の外部からは見えないようになっている。この状態で、LED54が上側の入射窓部22の左前方直近に位置すると共に、LED56が下側の入射窓部24の左前方直近に位置している。
【0055】
LED基板62は、送受信モジュール38の前方においてハウジング本体12に固定されており、LED54、56の一方を択一的に発光させるようになっている。具体的には、カードリーダ36にICカード44が挿入されていない状態でLED54を発光させ、カードリーダ36にICカード44が挿入されている状態でLED56を発光させるようになっている。
【0056】
以上により、LED54が発光すると、この赤色光が入射窓部22から入射されミラー14のガラス板18を透過して該ミラー14の表面(車両後方を向く面)側から乗員(運転者)に視認される構成である。一方、LED56が発光すると、この緑色光が入射窓部24から入射されミラー14のガラス板18を透過して該ミラー14の上記表面側から乗員(運転者)に視認される構成である。
【0057】
すなわち、発光装置40は、ICカード44のカードリーダ36への挿入有無情報を乗員(主に運転者)に伝達するための表示装置として機能するようになっている。
【0058】
また、電源基板42は、LED基板62の左方かつ送受信モジュール38の前方においてハウジング本体12に固定されており、図示しない配線等を介して車両Sの電源(バッテリ等)に接続されている。そして、電源基板42は、カードリーダ36、送受信モジュール38、発光装置40(LED基板62)に電力を供給するようになっている。
【0059】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0060】
上記構成の車両用インナミラー装置10では、例えば車両Sのエンジンが始動した状態で、カードリーダ36にICカード44が挿入されていない場合は、LED54が発光する。LED54が発光した赤色光は、図3、図5(B)及び図6に矢印Cで示される如く、入射窓部22からミラー14のガラス板18に入射されて該ガラス板18を透過し、該ガラス板18の表面で屈折しつつミラー14外に出る。
【0061】
これにより、赤色光が運転者に視認され、運転者はICカード44がカードリーダ36に挿入されていないことを認識できる。換言すれば、車両用インナミラー装置10が、カードリーダ36にICカード44が挿入されていないこと(情報)を表示する。
【0062】
一方、運転者がカードリーダ36をハウジング本体12の窓部から突出させ出入口36Aからカードリーダ36にICカード44を挿入した場合、または、エンジンの始動前からカードリーダ36にICカードが挿入されていた場合には、LED56が発光する。LED56が発光した緑色光は、図3及び図5(B)に矢印Cで示される如く、入射窓部24からミラー14のガラス板18に入射され、該ガラス板18を透過し、該ガラス板18の表面で屈折しつつミラー14外に出る。
【0063】
これにより、緑色光が運転者に視認され、運転者はICカード44がカードリーダに挿入されていることを認識できる。換言すれば、車両用インナミラー装置10が、カードリーダ36にICカード44が挿入されていること(情報)を表示する。
【0064】
ここで、車両用インナミラー装置10では、LED54、56の発した光がミラー14を構成するガラス板18の端面から入射するため、該光はミラー14の表面(車両Sの後方を向く面)における枠体16の内縁近傍で外部に出て運転者等に視認される。このため、LED54またはLED56が発光することで情報を表示しても、ミラー14の有効視界は殆ど減少することがない。
【0065】
また、発光装置40は、ハウジング本体12及び枠体16で構成されミラー14によって閉塞される空間内に内蔵されているため、LED54またはLED56が発光していない状態(例えば、車両Sの駐車中等エンジンが停止した状態)では、外部から存在を認識されることがない。そして、カードリーダ36、送受信モジュール38等もハウジング本体12内に収納されているため、車両用インナミラー装置10の外部からは、ETCの存在が認識され難く、セキュリティが確保される。
【0066】
さらに、ミラー14がガラス板18の端面からLED54またはLED56の発した光を透過させる(入射させる)ため、該ミラー14には背面側から光を透過させるための特別の対策(例えば、反射膜20を半透過膜にて構成し所謂ハーフミラー構造とする等の対策)が不要で、該ミラー14を低コストで構成することができる。
【0067】
そして、上記光が例えばハーフミラーを構成する半透過膜等を透過することなくガラス板18のみを透過するため、輝度の低いLED54、56を使用しても十分な表示機能を果たすことができ、一層の低コスト化及び省エネルギ化を図ることができる。
【0068】
特に、ミラー14のガラス板18は、LED54、56の発した光を入射させる入射窓部22、24を除く部分が光の透過不能なマスク部26とされているため、ミラー14を透過した光のコントラストが高まる(光のぼやけが防止または緩和される)。これにより、運転者等の乗員による表示の視認性が向上し、一層輝度の低いLED54、56を使用してより一層の低コスト化及び一層の省エネルギ化を図ることができる。
【0069】
また特に、LED54、56がそれぞれミラー14を構成するガラス板18の入射窓部22、24の直近に配設されているため、該LED54、56から発した光がハウジング本体12または枠体16内で拡散してしまうことが防止され、より一層輝度の低い発光装置を使用してさらなる低コスト化及び省エネルギ化を図ることが可能となる。なお、LED54、56の廻りにそれぞれ反射板等を配置して該LED54、56の発する光を集光して入射窓部22、24から入射させても良い。
【0070】
このように、本実施の形態に係る車両用インナミラー装置10では、ミラー14の有効視界を減少させることのない表示機能を内蔵し、該表示機能を低コストで実現できる。
【0071】
またここで、車両用インナミラー装置10では、LED54、56の発した光が、ミラー14における運転者から遠い方の左端面から入射され、図3及び図5(B)に矢印Cにて示す如く運転者側へ向けてガラス板18を透過するため、運転者による表示(LED54またはLED56が発する赤色光または緑色光)の視認性が一層向上する。すなわち、枠体16におけるミラー14の周縁部を被覆する後端部がミラー14の表面よりも突出していても、運転者から表示が確実に目視できる。
【0072】
さらに、車両用インナミラー装置10では、発光装置40を構成する小型部品であるLED54、56をハウジング本体12(枠体16)内における長手方向端部である左端部に配設すると共に、比較的大型部品であるLED基板62をハウジング本体12の深く形成された部分に配設しているため、発光装置40は、両端を薄く(浅く)形成したハウジング本体12内の空間を有効利用して収納されている。
【0073】
これにより、ハウジング本体12の形状は、発光装置40等のETCを構成する部品を備えない車両用インナミラー装置と略同形状とされている。このため、車両用インナミラー装置10の外部からは、ETCの存在が一層認識され難く、セキュリティ性が向上する。そして、ハウジング本体12を発光装置40等のETCを構成する部品を備えない車両用インナミラー装置と共用化すれば、ハウジング本体12の外観からETCの存在が認識されずセキュリティ性が一層向上すると共に、金型の削減等が図られさらにより一層の低コスト化も図られる。
【0074】
なお、上記の実施の形態では、ガラス板18の左端面に一部を除いてマスキングを施すことで入射窓部22等を形成する好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ガラス板18の上端面に入射窓部22等を設け(ミラー14の上側にLED54等を配置し)ても良く、ガラス板18にマスク部26を設けなくても良く、マスク部26に代えて入射窓部22等以外の部分を枠体16に接触させてもよい。
【0075】
次に、車両用インナミラー装置10の変形例について説明する。
【0076】
図7(A)に示される第1変形例では、ガラス板18の左端部(入射窓部22、24に相当する位置)における反射膜20側の端部に、その角部を面取り(角取り)して傾斜面68が形成されている。この傾斜面68は、ガラス板18の厚み方向に対し傾斜しており、本発明におけるミラーまたは基板の端面の厚み(板厚)部分に相当する。
【0077】
そして、LED54、56が発する赤色光または緑色光は、矢印Dで示される如く、傾斜面68からガラス板18に入射され、該ガラス板18を透過し、該ガラス板18の表面で屈折しつつミラー14外に出る。すなわち、傾斜面68の傾斜角は、LED54等のミラー14に対する配置に関連して、その入射される光がガラス板18の表面で全反射されないように設定されている。
【0078】
この構成によれば、上記の実施の形態と同様の効果が得られるのみならず、傾斜面68から入射される光の殆どが全反射されることなくガラス板18を透過するため、上記実施の形態よりも強い光によって表示機能が果たされる。換言すれば、上記実施の形態よりもさらに輝度の低いLED54、56を使用しても十分な表示機能を果たすことができ、より一層の低コスト化及び省エネルギ化を図ることができる。また、傾斜面68の傾斜角の設定によって、矢印Dを任意の方向に設定することができ、運転者による表示の視認性を一層向上させることも可能である。
【0079】
なお、傾斜面68は、研磨等によって透明に仕上げられても良い。また、傾斜面68は、ガラス板18の厚み方向の中間部に設けられても良い。
【0080】
図7(B)に示される第2変形例では、ミラー14の高さ方向におけるLED54、56設置位置に対応する部分において、該ミラー14の表面と枠体16の前(内)端面との間に隙間Gが形成されている。また、ガラス板18の左端面には、入射窓部22、24(マスク部26)が設けられていない(図示省略)。
【0081】
そして、LED54、56が発した赤色光または緑色光が、矢印Eで示される如く、枠体16の内端面に反射してガラス板18に表面(枠体16で被覆された表面側周縁部)から入射され、さらに反射膜20に反射して該ガラス板18の表面で屈折しつつミラー14外に出るようになっている。この構成によっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0082】
なお、隙間Gは、ガラス板18左端面におけるLED54、56に対応する上下方向のそれぞれ位置に形成されるが、該それぞれの範囲内において断続的に(分割されて)形成されても良い。また、枠体16内面における上記光を反射する部分には、反射板等を配置しても良い。さらに、例えば、LED54、56を、枠体16におけるミラー14の周縁部を被覆(オーバーラップ)する部分内に埋め込んだ構成としても良い。
【0083】
なお、上記の実施の形態及び各変形例では、発光装置40がETCの一部を構成する好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、発光装置40が如何なる種類の情報を伝達しても良い。したがって、例えば、発光装置40をシートベルト装置の非着用時の警報用に用いても良い。また、本発明がハウジング本体12内にカードリーダ36や送受信モジュール38等を収納した好ましい構成に限定されないことは言うまでもない。
【0084】
また、上記の実施の形態及び各変形例では、発光装置40が2つのLED54、56を備えた好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、発光装置40は、赤色光を発するLED54のみを備えた構成としても良く、3つ以上のLEDを備えて構成されても良い。また、発光素子がLEDに限定されず、発光色が赤や緑に限定されないことは言うまでもない。
【0085】
さらに、上記の実施の形態及び各変形例では、車両用インナミラー装置10がプリズムミラーであるミラー14を備えた構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ミラー14が平坦なガラス板18とエレクトロクロミック素子等を組み合わせて防眩機能果たす構成としても良く、他の機能の要求によって半透過膜等を備えた構成としても良い。但し、これらの場合であっても、LED54等の発する光はガラス板18のみを透過することが望ましい。また、ミラー14を構成する所定透過率を有する基板がガラス板18に限定されないことは言うまでもない。
【0086】
さらにまた、本発明は、LED54等が入射窓部22や傾斜面68等の近傍に配置される好ましい構成に限定されることはなく、例えば、LED54等の発した光を反射板や光ファイバ等を用いて入射窓部22まで導く構成とすることもできる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る車両用インナミラー装置は、ミラーの有効視界を減少させることのない表示機能を内蔵し、該表示機能を低コストで実現できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置の底面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置の車両への設置状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置を構成するミラーの左端面を示す左側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る車両用インナミラー装置を構成するLED設置部位を拡大して示す図であって、(A)は正面図、(B)は底面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の変形例に係る車両用インナミラー装置を構成するミラー端部を拡大して示す底面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の変形例に係る車両用インナミラー装置を構成するLED設置部位を拡大して示す図であって、(A)は第1変形例の底面断面図、(B)は第2変形例の底面断面図である。
【符号の説明】
10 車両用インナミラー装置
12 ハウジング本体(ハウジング)
14 ミラー
16 枠体(ハウジング)
18 ガラス板(ミラー、所定の透過率を有する基板)
20 反射膜(ミラー、反射部)
22、24 入射窓部(ミラーまたは基板端面の板厚部分)
26 マスク部
40 発光装置
54、56 LED(発光装置)
66 凹部(ハウジングの側壁)
68 傾斜面

Claims (6)

  1. 車室内に取り付けられ、開口端近傍で後方視認用のミラーを保持するハウジングと、
    光した光が前記ミラーの端面の厚み部分から該ミラーに入射され、かつ該ミラーを透過して該ミラーの表面から前記車室側に出射されるように、該ミラーで閉塞された前記ハウジングの内部空間に配置された発光装置と、
    を備えた車両用インナミラー装置。
  2. 前記ミラーは、所定の透過率を有する基板と、該基板の前記ハウジング内側に位置する反射部とを有して構成され、
    前記発光装置は、前記基板端面の板厚部分から前記光を入射する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用インナミラー装置。
  3. 前記ミラーまたは前記基板の端面は、前記光が入射される部分以外の部分が該光の透過不能にマスキングされた、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用インナミラー装置。
  4. 前記ミラーまたは前記基板の端面における少なくとも前記光が入射される部分を、厚み方向に対し傾斜した傾斜面とした、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用インナミラー装置。
  5. 前記発光装置は、前記ミラーまたは前記基板における運転者から遠い方の端面から前記光を入射する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の車両用インナミラー装置。
  6. 車室内に取り付けられ、開口端近傍で後方視認用のミラー表面側周縁部を被覆しつつ保持するハウジングと、
    光した光が前記ミラーにおける前記ハウジングによって被覆された表面側周縁部から該ミラーに入射され、かつ該ミラーにて反射されて該ミラーの表面から前記車室側に出射されるように、前記ミラーで閉塞された前記ハウジングの内部空間に配置された発光装置と、
    を備えた車両用インナミラー装置。
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