JPH10193331A - ワイヤソー用プーリ - Google Patents

ワイヤソー用プーリ

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JPH10193331A
JPH10193331A JP1967797A JP1967797A JPH10193331A JP H10193331 A JPH10193331 A JP H10193331A JP 1967797 A JP1967797 A JP 1967797A JP 1967797 A JP1967797 A JP 1967797A JP H10193331 A JPH10193331 A JP H10193331A
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JP
Japan
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pulley
wire saw
cover
covers
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP1967797A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujio
浩司 藤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIA RAITO KK
Original Assignee
DIA RAITO KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10193331A publication Critical patent/JPH10193331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中に設置したワイヤソー用プーリの回転抵
抗を減少させ、比較的小さな容量の装置で能率的に物体
の切断を行なえるようにする。 【解決手段】 ワイヤソーが掛けられるプーリ本体の外
側に、該プーリ本体を覆うカバーを設け、該カバーとプ
ーリ本体との間に空気溜りとなる空間部を形成すると共
に、該空間部に圧縮空気を供給する供給口を設けたワイ
ヤソー用プーリ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中でワイヤソー
を用いて石材、コンクリート構造物等の切断を行なう場
合に使用される案内プーリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロック状の被切断物の回りに巻き掛け
たループ状のワイヤソーをワイヤソーマシンで所定の方
向に循環移動させつつ切断を行う切断工法が石材、コン
クリート構造物等の切断に使用されている。図1は、大
気中におけるこの工法の具体例を示すもので、ガイドコ
ラム2にワイヤソーマシン1が前後移動自在に支持され
ており、該ワイヤソーマシン1の駆動プーリ9にロープ
3が繋着されている。このロープ3は、ガイドコラム2
の後端部に立設された支柱4に設けられたコロ5,…に
掛けられており、その自由端部に張力調整ウエイト6が
吊り下げられている。7は、切断の進行により降下した
ウエイトを再度吊り上げるための電動ウインチである。
上記ウエイトにより、ワイヤソーマシン1は常時後ろ向
きに引っ張られている。
【0003】ワイヤソーマシン1はモータ8を備え、該
モータの回転軸に駆動プーリ9が取り付けられている。
この駆動プーリ9にはワイヤソー10が巻き掛けられて
いる。11は駆動プーリのカバーである。ガイドコラム
2の前方には、プーリ支柱13が設けられ、これにワイ
ヤ方向変換プーリ15、15が取り付けられている。ワ
イヤソーマシンの駆動プーリ9を通ったワイヤソー10
は、前記方向変換プーリ15、15を経て被切断物Kに
巻き掛けられる。
【0004】図示例の被切断物Kはコンクリート構造物
であり、切断に先立って、ワイヤソー10を通すための
通孔H,…を開けておく。そして、ワイヤソーマシン1
の駆動プーリ9から繰り出されたワイヤソー10をこれ
らの通孔を通して両端部を接合し、ループ状とする。こ
の状態でワイヤソーマシン1を駆動すると、駆動プーリ
9によってワイヤソー10が所定方向に循環走行されら
れる。ワイヤソーマシン1はウエイト6によって後方へ
引っ張られているので、ワイヤソー10には常時張力が
作用し、被切断物Kに押し付けられる。このため、移動
するワイヤソーによって切断が行なわれるのである。図
中20,…は予め被切断物に取り付けておく複数の案内
プーリである。なお、案内プーリやワイヤソーの走行方
向は、工事現場の状況によって適宜変更される。
【0005】この工法は、柔軟な紐状のワイヤソー10
を切断線に沿って被切断物に巻き掛け、循環移動させつ
つ切断を行なうので、大きな構造物や複雑な形状の物体
の切断を比較的簡単に行うことができ、水中等での切断
も可能で騒音や振動の発生も少ない。このため、最近都
市土木等で広く採用されるようになった。
【0006】ワイヤソー10としては、図2に示すよう
に、可撓性を有する紐体Cの外周部に所定のピッチで大
径の円筒状ビーズ部Bを設け、該ビーズ部の表面にダイ
ヤモンド粒子等の硬質歯体を埋設した、いわゆるダイヤ
モンドワイヤーが一般的であり、前記紐体Cとしては、
芯部に金属ワイヤWがコアとして設けられ、その外周部
にゴム、合成樹脂等の柔軟な被覆(スペーサ)Sを設け
たものが使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の切断装置を
用いて水中の物体を切断する場合は、ガイドプーリを水
中に設置してワイヤソーを案内するが、プーリが水に接
触しているため、回転抵抗が大きく、ワイヤソーマシン
のモータに過大な負荷がかかって、故障の原因となるほ
か、場合によっては機械が停止してしまうこともあっ
た。
【0008】この水による回転抵抗を減少させるため、
切断部に連続的に気泡を発生させて、プーリを多量の気
泡で包んだ状態で回転させる方法や、切断部にエアを吹
き付ける方法等が提案されたが、いずれも十分な効果が
得られなかった。
【0009】そこで本発明は、水中に設置したワイヤソ
ー用プーリの回転抵抗を減少させ、比較的小さな容量の
装置で能率的に切断を行なえるようにすることを課題と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかるワイヤソー用プーリは、ワイヤソーが掛け
られるプーリ本体の外側に、該プーリ本体を覆うカバー
を設け、該カバーとプーリ本体との間に空気溜りとなる
空間部を形成すると共に、該空間部に圧縮空気を供給す
る供給口を設けたことを特徴としている。
【0011】このワイヤソー用プーリは、ワイヤソーを
掛けるプーリ本体の外面部とカバーとの間に空間部が設
けられているので、該空間部に圧縮空気を供給すること
により、プーリ本体の直接水に接触する部分の面積が少
なくなり、水による回転抵抗がその分だけ減少する。空
気溜りに供給された空気は、プーリ本体とカバーとの隙
間から順次外部へ漏出する。圧縮空気の圧力を、水圧よ
りも高くしておけば、空気溜りに水が侵入することが防
がれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て例を挙げて具体的に説明する。このワイヤソー用プー
リPは、従来のプーリと同様な形状のプーリ本体50を
備えている。このプーリ本体50は、外周部にワイヤソ
ー10が掛けられる溝51が形成され、芯部にはベアリ
ング55を保持する軸受けハウジング56がビス57,
…によって固着されている。軸受けハウジング56は二
つ割り構造で、プーリ本体に設けた嵌合穴部59に左右
両側面から嵌合されている。前記ビス57は、これら二
つ割りの軸受けハウジングにそれぞれ一体に設けられた
フランジ部に挿通されている。
【0013】プーリ本体50の左右両側面部には、カバ
ー60(A,B)が設けられている。一方のカバー60
(A)は、中央部に表裏に通ずる穴61が形成され、そ
の部分にフランジ部材63が固着されている。フランジ
部材63の中心部には軸65が固着され、該軸65の拡
径部65aにワッシャ状のスぺーサ66が固着されてい
る。また、カバー60(A)の外周部には、内側に張り
出す環状部67が一体に設けられ、その内側端部は中心
側へ屈曲して内向縁部68となっている。
【0014】反対側のカバー60(B)は、中央部内側
にワッシャ状のスペーサ69が固着されており、その中
心部に軸固定用のボルト穴70が設けられている。ま
た、このカバー60(B)の外周部にも、内側に張り出
す環状部67が一体に設けられ、その内側端部は中心側
へ屈曲して内向縁部68となっている。
【0015】前記両側のカバー60(A,B)には、そ
れぞれ、エア供給口75が設けられている。また、両側
のカバーは、その円周上の一部で、断面コ字型の固定部
材77とボルトによって連結一体化されている。
【0016】前記プーリ本体50は、軸受けハウジング
56内に保持されたベアリング55,55を介して前記
軸65に回転自在に取り付けられている。軸65の端部
は、ボルト81によってカバー60(B)に固定されて
いる。
【0017】この組立状態では、プーリ本体50の両側
の側面50a,50bと前記カバー60(A),60
(B)内面との間には、空間部85,85が形成されて
いる。前記エア供給口75,75は、これら空間部8
5,85にそれぞれ連通している。また、カバー60
(A),(B)の両側の環状部67,67の間には、ワ
イヤソーが通るに十分な間隔があり、この間隔部86の
中央部に前記プーリ本体50の溝51が位置している。
さらに、プーリ本体50の外周部とカバー60の前記内
向縁部68との間には、前記空間部85の幅よりも小さ
い隙間89が形成されている。
【0018】このプーリPは、軸65を取付け枠90に
固定して水中で使用される。図7は、この様子を例示す
るもので、本発明のプーリP,…が水面WLよりも下側
に設置されている。前記エア供給口75,75には、そ
れぞれエアホースHが接続され、地上のコンプレッサ1
00から圧縮空気が供給される。圧縮空気の圧力は、水
深等に応じて適当に選定すればよい。この圧縮空気は、
プーリ本体50とカバー60との間の空間部85,85
に充満し、プーリ本体の外周部の隙間89から徐々に外
部に吐出される。このため、プーリ本体50とカバー6
0との間に水が殆ど侵入せず、プーリ本体50は、大気
中におけるとほぼ同様な軽負荷で回転する。
【0019】つぎに、図8は、上記と異なる実施例をあ
らわすもので、この例では、プーリ本体50とカバー6
0との間の空間部に圧縮空気を供給するエア供給口が、
カバー60ではなく、軸95に設けられている。すなわ
ち、軸95が中空状に形成され、外側の端部にエアホー
スHを接続して、コンプレッサからの圧縮空気を供給す
る。この圧縮空気は、軸95の通孔96を通って97,
97からプーリ本体両側の空間部85,85に供給され
る。このようにしておくと、エアホースHが1本ですむ
ので好ましい。
【0020】図に示した本発明のプーリPを5個水中に
設置し、これらにワイヤソー10を掛け回してコンクリ
ート構造物Kの水中切断を行ったところ、ワイヤソーマ
シンのモータの負荷電流が大気中の切断時においては3
0Aであるのに対し、水中では若干高い32Aで十分に
切断を行うことができた。従来のプーリ5個を用いてこ
のワイヤソーマシンで水中切断を行う場合は、負荷電流
が42〜45Aと上昇し、正常な切断作業ができなかっ
た。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるワイヤソ−のプーリは、水中に沈めて使用する
場合でもその回転部の周囲がエアで覆われるので、回転
抵抗が少なくてすみ、比較的小型のワイヤソーマシンを
用いて、水中切断作業を行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の切断工法の説明図である。
【図2】ワイヤソ−の説明図である。
【図3】本発明の実施形態を例示する断面図である。
【図4】その側面図である。
【図5】プーリ本体の断面図である。
【図6】プーリ本体の側面図である。
【図7】水中切断工法の説明図である。
【図8】上記と異なる実施形態の断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤソ−マシン 2 ガイドコラム 6 ウエイト 9 駆動プ−リ 10 ワイヤソ− 25 テンションプ−リ 30 レール部材 32 歯列 40 移動部材 45 ガイドプーリ 47 ピニオン 50 プーリ本体 51 溝 60 カバー 65 軸 75 エア供給口 80 軸受け 85 空間部 89 隙間 K 被切断物 G 案内装置 P プーリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤソーが掛けられるプーリ本体の外
    側に、該プーリ本体を覆うカバーを設け、該カバーとプ
    ーリ本体との間に空気溜りとなる空間部を形成すると共
    に、該空間部に圧縮空気を供給する供給口を設けたこと
    を特徴とするワイヤソー用プーリ。
JP1967797A 1997-01-16 1997-01-16 ワイヤソー用プーリ Pending JPH10193331A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1967797A JPH10193331A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ワイヤソー用プーリ

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JP1967797A JPH10193331A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ワイヤソー用プーリ

Publications (1)

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JPH10193331A true JPH10193331A (ja) 1998-07-28

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ID=12005871

Family Applications (1)

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JP1967797A Pending JPH10193331A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 ワイヤソー用プーリ

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JP (1) JPH10193331A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1297924A1 (de) * 2001-10-01 2003-04-02 HILTI Aktiengesellschaft Seilsäge
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