JPH10190647A - コンピュータネットワークにおける暗号キーの付与及び認証の方法 - Google Patents

コンピュータネットワークにおける暗号キーの付与及び認証の方法

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JPH10190647A
JPH10190647A JP8357148A JP35714896A JPH10190647A JP H10190647 A JPH10190647 A JP H10190647A JP 8357148 A JP8357148 A JP 8357148A JP 35714896 A JP35714896 A JP 35714896A JP H10190647 A JPH10190647 A JP H10190647A
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JP
Japan
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key
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keys
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JP8357148A
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Mikio Shikura
倉 幹 夫 四
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 キー管理の問題、或は、そのキーが本人
のものかどうか確認しなければならないといった煩雑さ
のない暗号キーの管理、或は、その付与ができる暗号キ
ー/復号キーの付与と認証の方法を提供すること。 【解決手段】 コンピュータネットワーク上において、
発信者,受信者双方の暗号キー,復号キーとなるキーA
を管理する拠点をプロキシサーバ3,31として設置し、
ネットワークNW上で発信者から受信者に情報送信の要求
がなされたとき、前記キー管理拠点のプロキシサーバ
3,31から前記受信者と発信者に対し、一つのキーAを
二分して半分のキーの一方A′を発信者に、半分のキー
の他方A″を受信者に、それぞれに付与することによ
り、前記発信者と受信者が付与されたキーA′,A″を
用いて両者の間で暗号化した情報の交換を行い、受信し
た暗号化情報の復号化をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワークを利用した情報の交換、例えば、電子取引きにお
いて、その取引き情報の交換をする当事者にその取引き
を成立させるために不可欠の、情報の暗号化/復号化に
必要なキーを付与する方法並びにその認証方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータネットワークを利用
した情報交換においては、情報に対する盗聴,改竄,な
リすまし,破壊行為等の不正行為に対処するため、暗
号,認証等のセキュリティ技術が導入されている。そし
て、キーの付与については、公的乃至は準公的な認証機
関や認証サーバに登録申請をして、例えば公開キーを付
与されるという手続が、電子取引の前提作業として必要
であった。
【0003】ネットワーク上における情報の暗号化技術
は、一例として図3に例示するように、発信者が入力作
成した平文情報を暗号キーを使用して暗号化し、この暗
号文をネットワークを介して受信者に送信し、受信者に
おいて復号キーを使用して受信した前記の暗号文を復号
化して平文に戻すようにしたものである。
【0004】上記の暗号化技術には、暗号キーと復号キ
ーを共通のキーとする共通キー方式があるが、この方式
は発信者と受信者が同じキーを持つ必要があるため、い
かなる手段によって、発信者と受信者の双方に安全裡に
キーを配送するかという問題があるほか、複数の相手と
通信するようになった場合、その相手となる対象人数分
の共通キーを所有する必要があるが、これらの多数のキ
ーを安全に管理する方法についても問題がある。
【0005】この点に鑑み、暗号キーと復号キーに異な
るキーを使用すると共に、暗号キーを公開し、相手が自
分に情報を送る場合にはその公開キーを用いてその相手
に送信したい情報を暗号化し送信してもらい、受信者は
届いた情報を公開していない秘密の復号キーにより復号
する方式の技術が提案され、実際に使用されている。
【0006】この公開キー方式は、暗号キーのみを公開
して復号キーは外部に出さないため、上記の共通キー方
式にあったキー配送の問題はなく、また、利用者の公開
キーを一箇所で管理すれば、夫々の利用者は自己の秘密
キーのみを管理し、必要なとき相手の公開キーを入手す
ればよいので、キー管理が容易になる利点がある反面、
公開キーが確かに本人のものであるかどうかを保証する
必要があること、或は、処理に時間がかかるという別の
問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
なキー管理の問題、或は、そのキーが本人のものかどう
か確認しなければならないといった煩雑さのない暗号キ
ーの管理、或は、その付与ができる暗号キー/復号キー
の付与と認証の方法を提供することを、課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、コンピュータネ
ットワーク上において、発信者,受信者双方の暗号キ
ー,復号キーとなるキーを管理する拠点をプロキシサー
バとして設置し、ネットワーク上で発信者から受信者に
情報送信の要求がなされたとき、前記キー管理拠点のプ
ロキシサーバから前記受信者と発信者に対し、一つのキ
ーを二分して半分のキーの一方を発信者に、半分のキー
の他方を受信者に、それぞれに付与することにより、前
記発信者と受信者が付与されたキーを用いて両者の間で
暗号化した情報の交換を行い、受信した暗号化情報の復
号化をすることを特徴とするものである。
【0009】また、上記課題を解決することができる他
の方法は、コンピュータネットワーク上において、発信
者,受信者双方の暗号キー,復号キーとなるキーを管理
する拠点をプロキシサーバとして設置し、ネットワーク
上で発信者から受信者に情報送信の要求がなされたと
き、前記キー管理拠点のプロキシサーバから前記受信者
と発信者に対し、一つのキーを二分して半分のキーの一
方を発信者に、半分のキーの他方を受信者に、それぞれ
に付与する一方、前記半分のキーを付与された発信者が
そのキーにより暗号化した発信情報を前記プロキシサー
バを経由して受信者に送信するとき、このプロキシサー
バにおいて別のキーにより前記発信情報を暗号化して受
信者に転送すると共に当該別のキーを発信者と受信者に
付与することにより、受信者は受信した暗号化された発
信情報を付与された2つのキーで復号化することを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明方法の実施の形態につ
いて、図を参照しつつ説明する。図1は本発明方法のア
ルゴリズムの一例を示すブロック図、図2は本発明方法
のアルゴリズムの別例を示すブロック図である。
【0011】図1において、1は売り手サーバ、2は買
い手クライアントで、両者1,2はネットワークNWの上
で、双方通信可能の状態にある。
【0012】3は、前記ネットワークNWの途中に配置し
たキー管理拠点である認証代行サーバで、ここでは売り
手サーバ1からのアクセスを受けて、管理しているキー
の中から所定のキーAを選択すると共に、そのキーAを
二分して割り印機能を持つ二つのキーA′,A″を作成
し、これらのキーのうち、キーA′を売り手サーバ1
に、キーA″を買い手クライアント2に、夫々に送付す
る機能を持っている。
【0013】いま、買い手クライアント2が売り手サー
バ1に対し、例えば、WWWをリクエストして送信要求
をすると、売り手サーバ1は認証代行サーバ3に、キー
の送付を要求する。売り手サーバ1からキーの送付要求
を受けた認証代行サーバ3は、選択したキーAを二分し
てキーA′とA″を作成し、各キーA′,A″を売り手
サーバ1と買い手クライアント2に送付する。
【0014】キーA″の送付を受けた買い手クライアン
ト2は、例えば、購入したい品名,価格等の買物リスト
の情報を入力し、このキーA″を暗号キーとして前記リ
ストを暗号化した購入申込書4を作成する。
【0015】この暗号化された申込書4は、キーA″を
付けた状態で売り手サーバ1に送付される。これはこの
申込書4を復号化するには、申込書4に付けられたキー
A″と合体してキーAを形成できるキーA′を使用しな
ければ復号化されないようにするためである。
【0016】従って、前記申込書4を受け取った売り手
サーバ1は、先に代行サーバ3から自分に送付されてい
るキーA′が申込書4に付いてきたキーA″と合体して
キーAを形成できるときのみ、付与されたキーA′を使
用して、前記申込書4を復号化することができ、取引内
容、つまり、買い手クライアント2の買い物リストを解
読できるが、前記キーA′以外のキーを使用しても申込
書4を復号化するこはできない。
【0017】このように、本発明では、認証代行サーバ
3に一つのキーAを二分させて、その一方のキーA′と
他方のキーA″とに割り印機能を付与すると共に電子取
引等の情報交換をする当事者の夫々に前記キーA′,
A″の片方のキーのみを暗号/復号キーとして付与し、
双方でやり取りする情報には、夫々の者が付与されたキ
ーA′又はA″を使用して夫々の側の情報を暗号化し、
夫々に暗号化された情報は、相手側においてもとの一つ
のキーAの形になるキーA′又はA″によってのみしか
復号化できない、つまり、夫々の当事者が正当な者であ
ることの認証もするようにしたので、送信される暗号化
された当事者の情報が、第三者に解読されたり、改ざん
されたりするといったおそれはない。
【0018】以上は図1による本発明方法の実施形態の
一例についての説明であるが、本発明方法は図2のよう
な形態においても実施するので、次にこの例について図
2に拠り説明する。
【0019】図2において、買い手クライアント2から
売り手サ−バに1対し、WWWをリクエストして送信要
求がされると、売り手サーバ1から認証代行サ−バ31
に、キーの送付が要求される点は、先の例と同じであ
る。即ち、この要求により認証代行サーバ31は、選択し
た特定のキーAを二分して相互に割り印機能を持つキー
A′とA″を作成し、各キーA′とA″を、売り手サー
バ1と買い手クライアント2に送付する。
【0020】キーA″の送付を受けた買い手クライアン
ト2は、そのコンピュ−タを操作して、例えば、買物リ
ストを作成すると共に、前記キーA″を暗号キーとして
作成したリストを暗号化した申込書41を作成する。
【0021】暗号化した申込書41は認証代行サーバ31を
経由して売り手サーバ1に転送されるが、この送付に先
立ち、このサーバ31において前記申込書41は暗号キーB
により更に暗号化された申込書41′として売り手サーバ
1に送付される。これと同時にこのサーバ31は、買い手
クライアント2に暗号キーBを確認メ−ルとして送付す
る。
【0022】上記の買い手クライアント2に送付された
暗号キーBは、そのクライアント2から買い手サーバ1
にメ−ル転送される。売り手サーバ1は、先に受領した
申込書41′を、まず先に付与されたキーA′で復号化
し、次いで転送されたキー41により復号化して、申込書
41′を平文に戻すのである。
【0023】このように、図2による実施例では、代行
サーバ31によりキーAを分割して作成された2つのキー
A′,A″を使用した暗号化/復号化手法に加え、代行
サーバ31から付与されるキーBを使用して二重の暗号化
が図られるので、一段と厳重な取引情報の機密保持を図
ることができる。なお、図1,図2において、FW矢視は
ファイヤウォールの内側を示している。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、ネットワ
ーク上に形成した認証代行サーバによって情報交換をす
る売り手サーバと買い手クライアントに、その取引き,
情報交換の度に暗号/復号キーを付与するようにすると
共に、夫々に付与するキーを一つのキーを分割したいわ
ゆる割り印機能を持つキーとして構成したので、情報交
換する者が暗号/復号キーを自分で管理するというキー
管理の煩しさがなくなるのみならず、前記認証代行サー
バは、暗号文の暗号化/復号化ができる者を、先に真正
なキーを付与された者と認証する機能も併せ持つので、
電子取引等の通信の途中で取引等の情報が第三者に勝手
に解読される等のおそれは殆んど皆無であるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法のアルゴリズムの一例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明方法のアルゴリズムの別例を示すブロッ
ク図。
【図3】公知の暗号/復号化方法のアルゴリズムを示す
ブロック図。
【符号の説明】
1 売り手サーバ 2 クライアント 3,31 認証代行サーバ 4,41 注文書 A キー A′,A″,B 付与される暗号/復号キー NW ネツトワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワーク上において、
    発信者,受信者双方の暗号キー,復号キーとなるキーを
    管理する拠点をプロキシサーバとして設置し、ネットワ
    ーク上で発信者から受信者に情報送信の要求がなされた
    とき、前記キー管理拠点のプロキシサーバから前記受信
    者と発信者に対し、一つのキーを二分して半分のキーの
    一方を発信者に、半分のキーの他方を受信者に、それぞ
    れに付与することにより、前記発信者と受信者が付与さ
    れたキーを用いて両者の間で暗号化した情報の交換を行
    い、受信した暗号化情報の復号化をすることを特徴とす
    るコンピュータネットワークにおける暗号キーの付与及
    び認証の方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータネットワーク上において、
    発信者,受信者双方の暗号キー,復号キーとなるキーを
    管理する拠点をプロキシサーバとして設置し、ネットワ
    ーク上で発信者から受信者に情報送信の要求がなされた
    とき、前記キー管理拠点のプロキシサーバから前記受信
    者と発信者に対し、一つのキーを二分して半分のキーの
    一方を発信者に、半分のキーの他方を受信者に、それぞ
    れに付与する一方、前記半分のキーを付与された発信者
    がそのキーにより暗号化した発信情報を前記プロキシサ
    ーバを経由して受信者に送信するとき、このプロキシサ
    ーバにおいて別のキーにより前記発信情報を暗号化して
    受信者に転送すると共に当該別のキーを発信者と受信者
    に付与することにより、受信者は受信した暗号化された
    発信情報を付与された2つのキーで復号化することを特
    徴とするコンピュータネットワークにおける暗号キーの
    付与及び認証の方法。
JP8357148A 1996-12-26 1996-12-26 コンピュータネットワークにおける暗号キーの付与及び認証の方法 Pending JPH10190647A (ja)

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JP (1) JPH10190647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013570A1 (fr) * 1999-08-10 2001-02-22 Zeon Information Systems Co., Ltd. Systeme de communications cryptees
JP2008217151A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 認証代理装置、認証代理方法、及び認証代理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013570A1 (fr) * 1999-08-10 2001-02-22 Zeon Information Systems Co., Ltd. Systeme de communications cryptees
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