JPH07336328A - 秘匿装置 - Google Patents
秘匿装置Info
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- JPH07336328A JPH07336328A JP6124894A JP12489494A JPH07336328A JP H07336328 A JPH07336328 A JP H07336328A JP 6124894 A JP6124894 A JP 6124894A JP 12489494 A JP12489494 A JP 12489494A JP H07336328 A JPH07336328 A JP H07336328A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 秘匿装置を第三者に盗まれたとしても、デー
タ通信に用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号
化鍵を得にくくすることにより、秘匿性の高い秘匿装置
を提供すること。 【構成】 規約選択部4が秘匿装置1が保有する規約フ
ァイル2の複数の規約のうち相手秘匿装置も保有する規
約を選択し、この選択した規約で暗号化/復号化部3が
情報データの暗号化および復号化を行う。
タ通信に用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号
化鍵を得にくくすることにより、秘匿性の高い秘匿装置
を提供すること。 【構成】 規約選択部4が秘匿装置1が保有する規約フ
ァイル2の複数の規約のうち相手秘匿装置も保有する規
約を選択し、この選択した規約で暗号化/復号化部3が
情報データの暗号化および復号化を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は秘匿装置に関し、特に慣
用暗号系で情報データを暗号化および復号化する秘匿装
置およびこの秘匿装置を用いた暗号通信方式に関する。
用暗号系で情報データを暗号化および復号化する秘匿装
置およびこの秘匿装置を用いた暗号通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、銀行預金をオンラインのキャ
ッシュディスペンサ等から引き出すときには、このキャ
ッシュディスペンサ等から預金者の通帳番号や暗証番号
を通信回線を介してセンタのホストコンピュータに送信
し、預かり残高の確認などが行われるが、このとき、通
信回線等から預金者の通帳番号や暗証番号が第三者によ
って傍受されてしまうなど、個人情報が漏洩し悪用され
るおそれがある。
ッシュディスペンサ等から引き出すときには、このキャ
ッシュディスペンサ等から預金者の通帳番号や暗証番号
を通信回線を介してセンタのホストコンピュータに送信
し、預かり残高の確認などが行われるが、このとき、通
信回線等から預金者の通帳番号や暗証番号が第三者によ
って傍受されてしまうなど、個人情報が漏洩し悪用され
るおそれがある。
【0003】そこで、このような重要な情報データを通
信する場合には、情報データを暗号化して第三者が傍受
しても解読不可能な状態にすることが必要である。つま
り、暗号化鍵と復号化鍵とを備えた秘匿装置を送信側お
よび受信側に設け、送信側では暗号化鍵によって情報デ
ータを暗号化した上で送信し、受信側では受信した暗号
化された情報データを復号化鍵によって元の情報データ
に復号化する。
信する場合には、情報データを暗号化して第三者が傍受
しても解読不可能な状態にすることが必要である。つま
り、暗号化鍵と復号化鍵とを備えた秘匿装置を送信側お
よび受信側に設け、送信側では暗号化鍵によって情報デ
ータを暗号化した上で送信し、受信側では受信した暗号
化された情報データを復号化鍵によって元の情報データ
に復号化する。
【0004】従来から知られた暗号系としては、慣用暗
号系(対称暗号系)と公開鍵暗号系(非対称暗号系)と
がある。慣用暗号系とは暗号化鍵と復号化鍵とが同一あ
るいは復号化鍵が暗号化鍵から容易に生成し得る系をい
い、公開鍵暗号系とは一方の鍵から他方の鍵が事実上算
出不可能となるように2つの鍵を定める系をいう。
号系(対称暗号系)と公開鍵暗号系(非対称暗号系)と
がある。慣用暗号系とは暗号化鍵と復号化鍵とが同一あ
るいは復号化鍵が暗号化鍵から容易に生成し得る系をい
い、公開鍵暗号系とは一方の鍵から他方の鍵が事実上算
出不可能となるように2つの鍵を定める系をいう。
【0005】慣用暗号系の場合にはどちらかの鍵が第三
者に公開されてしまうと暗号化された情報データがその
第三者により解読されてしまうという欠点があるが、公
開鍵暗号系の場合には一方の鍵が第三者に公開されても
暗号化された情報データの第三者による解読は不可能で
ある。
者に公開されてしまうと暗号化された情報データがその
第三者により解読されてしまうという欠点があるが、公
開鍵暗号系の場合には一方の鍵が第三者に公開されても
暗号化された情報データの第三者による解読は不可能で
ある。
【0006】しかし、公開鍵暗号系の場合、上記の利点
があるものの暗号化および復号化にかなりの時間がかか
るため、高速のデータ通信には不向きである。一方、慣
用暗号系は暗号化および復号化にそれほど時間がかから
ない。そこで従来は、日常のデータ通信は慣用暗号系で
暗号化して行い、鍵の漏洩に対抗するため慣用暗号系に
おける鍵を定期的に変更することとし、この鍵の変更に
おいては変更後の鍵を公開鍵暗号系で暗号化して配送す
るようにしていた。このようにすれば、情報データの秘
匿性も保たれさらに高速のデータ通信に対応できて望ま
しい。
があるものの暗号化および復号化にかなりの時間がかか
るため、高速のデータ通信には不向きである。一方、慣
用暗号系は暗号化および復号化にそれほど時間がかから
ない。そこで従来は、日常のデータ通信は慣用暗号系で
暗号化して行い、鍵の漏洩に対抗するため慣用暗号系に
おける鍵を定期的に変更することとし、この鍵の変更に
おいては変更後の鍵を公開鍵暗号系で暗号化して配送す
るようにしていた。このようにすれば、情報データの秘
匿性も保たれさらに高速のデータ通信に対応できて望ま
しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を公開
鍵暗号系により暗号化して配送し、日常のデータ通信で
用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を定
期的に変更する場合であっても、暗号化および復号化を
行う秘匿装置を第三者に盗まれてしまうと、慣用暗号系
における暗号化鍵および復号化鍵をその第三者が得てし
まい、この暗号化鍵および復号化鍵の定期的な変更の前
であれば、第三者によって情報データを解読されてしま
うおそれがある。
に、慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を公開
鍵暗号系により暗号化して配送し、日常のデータ通信で
用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を定
期的に変更する場合であっても、暗号化および復号化を
行う秘匿装置を第三者に盗まれてしまうと、慣用暗号系
における暗号化鍵および復号化鍵をその第三者が得てし
まい、この暗号化鍵および復号化鍵の定期的な変更の前
であれば、第三者によって情報データを解読されてしま
うおそれがある。
【0008】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、秘匿装置を第三者に盗まれたとしても、データ通
信に用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵
を得にくくすることにより、秘匿性の高い秘匿装置を提
供することを目的とする。
ので、秘匿装置を第三者に盗まれたとしても、データ通
信に用いる慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵
を得にくくすることにより、秘匿性の高い秘匿装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置において、前記暗号化および
復号化のための複数の規約を収納する規約ファイルと、
この自己の保有する複数の規約を通信相手の秘匿装置に
対して送信する自己規約送信手段と、通信相手の保有す
る複数の規約を通信相手の秘匿装置から受信する相手規
約受信手段と、この相手規約受信手段によって受信した
通信相手の保有する複数の規約と自己の保有する複数の
規約との両方に共通に存在する規約の1つを選択する規
約選択手段とを備え、この規約選択手段によって選択さ
れた規約で前記情報データの暗号化および復号化を行う
ようにしたこと。
成するために、慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置において、前記暗号化および
復号化のための複数の規約を収納する規約ファイルと、
この自己の保有する複数の規約を通信相手の秘匿装置に
対して送信する自己規約送信手段と、通信相手の保有す
る複数の規約を通信相手の秘匿装置から受信する相手規
約受信手段と、この相手規約受信手段によって受信した
通信相手の保有する複数の規約と自己の保有する複数の
規約との両方に共通に存在する規約の1つを選択する規
約選択手段とを備え、この規約選択手段によって選択さ
れた規約で前記情報データの暗号化および復号化を行う
ようにしたこと。
【0010】
【作用】本発明は以上の構成によって、規約選択手段が
秘匿装置が保有する複数の規約のうち通信相手も保有す
る規約を選択し、この選択した規約で暗号化/復号化手
段が情報データの暗号化および復号化を行う。
秘匿装置が保有する複数の規約のうち通信相手も保有す
る規約を選択し、この選択した規約で暗号化/復号化手
段が情報データの暗号化および復号化を行う。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明による秘匿装置の一実施例
のブロック図である。
のブロック図である。
【0013】ここでは、暗号化鍵と復号化鍵との組み合
わせを規約と呼び、この規約により暗号化または復号化
を行うものとする。
わせを規約と呼び、この規約により暗号化または復号化
を行うものとする。
【0014】秘匿装置1は、規約ファイル2と暗号化/
復号化部3と規約選択部4とから成り、情報機器から情
報データを受け、その情報データを暗号化し暗号化情報
データとして通信相手の秘匿装置に対して送信するとと
もに、通信相手の秘匿装置により暗号化された暗号化情
報データを受信し、その暗号化情報データを復号化し情
報データとして情報機器に出力する。
復号化部3と規約選択部4とから成り、情報機器から情
報データを受け、その情報データを暗号化し暗号化情報
データとして通信相手の秘匿装置に対して送信するとと
もに、通信相手の秘匿装置により暗号化された暗号化情
報データを受信し、その暗号化情報データを復号化し情
報データとして情報機器に出力する。
【0015】規約ファイル2は4種類の規約A、B、
C、Dから成り、この4種類の規約のうちのいずれか1
つを規約選択部4が選択し、暗号化/復号化部3ではこ
の選択された規約によって情報データの暗号化および暗
号化情報データの復号化が行われる。
C、Dから成り、この4種類の規約のうちのいずれか1
つを規約選択部4が選択し、暗号化/復号化部3ではこ
の選択された規約によって情報データの暗号化および暗
号化情報データの復号化が行われる。
【0016】図2は、図1に示した秘匿装置1を相互に
接続し通信する場合の一実施例のブロック図である。
接続し通信する場合の一実施例のブロック図である。
【0017】秘匿装置11、21、31は、図1に示し
た秘匿装置1と同じ構造の装置であり、回線交換装置1
0を介して相互に接続される。
た秘匿装置1と同じ構造の装置であり、回線交換装置1
0を介して相互に接続される。
【0018】ここで、秘匿装置11内の規約ファイル1
2の規約は規約A、B、C、Dの4種類であり、秘匿装
置21内の規約ファイルの規約22は規約C、E、G、
Iの4種類であり、秘匿装置31内の規約ファイル32
の規約は規約G、H、A、Bの4種類である。
2の規約は規約A、B、C、Dの4種類であり、秘匿装
置21内の規約ファイルの規約22は規約C、E、G、
Iの4種類であり、秘匿装置31内の規約ファイル32
の規約は規約G、H、A、Bの4種類である。
【0019】回線交換装置10により秘匿装置11、2
1、31のいずれか2つが相互に接続された場合には、
まず、相互に自己が保有する規約の送信が行われる。た
とえば、回線交換装置10により秘匿装置11と秘匿装
置21とが接続されて通信する場合には、秘匿装置11
は、自己の規約選択部4により規約ファイル12を秘匿
装置21に対して送信し秘匿装置21が自己の規約選択
部4によりこれを受信して、自己が保有する規約が規約
A、B、C、Dの4種類であることを伝え、一方、秘匿
装置21は、自己の規約選択部4により規約ファイル2
2を秘匿装置11に対して送信し秘匿装置11が自己の
規約選択部4によりこれを受信して、自己が保有する規
約が規約C、E、G、Iの4種類であることを伝える。
1、31のいずれか2つが相互に接続された場合には、
まず、相互に自己が保有する規約の送信が行われる。た
とえば、回線交換装置10により秘匿装置11と秘匿装
置21とが接続されて通信する場合には、秘匿装置11
は、自己の規約選択部4により規約ファイル12を秘匿
装置21に対して送信し秘匿装置21が自己の規約選択
部4によりこれを受信して、自己が保有する規約が規約
A、B、C、Dの4種類であることを伝え、一方、秘匿
装置21は、自己の規約選択部4により規約ファイル2
2を秘匿装置11に対して送信し秘匿装置11が自己の
規約選択部4によりこれを受信して、自己が保有する規
約が規約C、E、G、Iの4種類であることを伝える。
【0020】そして、秘匿装置11は、自己の規約選択
部4において、自己が保有する規約と秘匿装置21が保
有する規約とを比較し、両者がともに保有する規約を選
択する。ここでは、規約Cのみを両者がともに保有する
ので規約Cを選択する。一方、秘匿装置21も、自己の
規約選択部4において、自己が保有する規約と秘匿装置
11が保有する規約とを比較し、両者がともに保有する
規約を選択する。ここでも、やはり規約Cのみを両者が
ともに保有するので規約Cを選択する。
部4において、自己が保有する規約と秘匿装置21が保
有する規約とを比較し、両者がともに保有する規約を選
択する。ここでは、規約Cのみを両者がともに保有する
ので規約Cを選択する。一方、秘匿装置21も、自己の
規約選択部4において、自己が保有する規約と秘匿装置
11が保有する規約とを比較し、両者がともに保有する
規約を選択する。ここでも、やはり規約Cのみを両者が
ともに保有するので規約Cを選択する。
【0021】秘匿装置11は、自己の規約選択部4で選
択した規約Cによって自己の暗号化/復号化部3におけ
る暗号化および復号化を行うこととし、一方、秘匿装置
21は、自己の規約選択部4で選択した規約Cによって
自己の暗号化/復号化部3における暗号化および復号化
を行うこととして、秘匿装置11と秘匿装置21との規
約Cによる暗号通信が実現する。
択した規約Cによって自己の暗号化/復号化部3におけ
る暗号化および復号化を行うこととし、一方、秘匿装置
21は、自己の規約選択部4で選択した規約Cによって
自己の暗号化/復号化部3における暗号化および復号化
を行うこととして、秘匿装置11と秘匿装置21との規
約Cによる暗号通信が実現する。
【0022】上述の秘匿装置11と秘匿装置21との通
信のように、両者がともに保有する規約が1種類の場合
にはその規約を選択すればよいが、秘匿装置11と秘匿
装置31とが通信する場合のように、両者がともに保有
する規約が複数種類(規約AおよびBの2種類を両者が
ともに保有している)の場合には、たとえば、発呼をし
た側の秘匿装置が、両者がともに保有する複数種類の規
約のうちの1種類を任意に選択して通信相手の秘匿装置
に伝え、この選択した規約によって暗号通信を行うよう
にすればよい。
信のように、両者がともに保有する規約が1種類の場合
にはその規約を選択すればよいが、秘匿装置11と秘匿
装置31とが通信する場合のように、両者がともに保有
する規約が複数種類(規約AおよびBの2種類を両者が
ともに保有している)の場合には、たとえば、発呼をし
た側の秘匿装置が、両者がともに保有する複数種類の規
約のうちの1種類を任意に選択して通信相手の秘匿装置
に伝え、この選択した規約によって暗号通信を行うよう
にすればよい。
【0023】なお、上述した実施例では、1つの秘匿装
置が保有する規約の種類を4種類としたが、本発明はこ
れに限らず、1つの秘匿装置が複数種類の規約を保有
し、通信相手の秘匿装置と自己とがともに保有する規約
が少なくとも1種類あればよい。
置が保有する規約の種類を4種類としたが、本発明はこ
れに限らず、1つの秘匿装置が複数種類の規約を保有
し、通信相手の秘匿装置と自己とがともに保有する規約
が少なくとも1種類あればよい。
【0024】次に、本発明による秘匿装置の別の実施例
を説明する。
を説明する。
【0025】図3は、本発明による秘匿装置の別の実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【0026】秘匿装置41は、規約ファイル42と暗号
化/復号化部43と規約選択部44とから成り、情報機
器から情報データを受け、その情報データを暗号化し、
暗号化情報データとして通信相手の秘匿装置に対して送
信するとともに、通信相手の秘匿装置により暗号化され
た暗号化情報データを受信し、その暗号化情報データを
復号化し、情報データとして情報機器に出力する。
化/復号化部43と規約選択部44とから成り、情報機
器から情報データを受け、その情報データを暗号化し、
暗号化情報データとして通信相手の秘匿装置に対して送
信するとともに、通信相手の秘匿装置により暗号化され
た暗号化情報データを受信し、その暗号化情報データを
復号化し、情報データとして情報機器に出力する。
【0027】規約ファイル42は4種類の規約A、B、
C、Dおよび規約xから成り、4種類の規約A、B、
C、Dのうちの1つを規約選択部4が選択し、選択した
規約と規約xとに基づいて新たな規約を生成し、暗号化
/復号化部3ではこの生成された規約によって情報デー
タの暗号化および暗号化情報データの復号化が行われ
る。この他の点については、図1および図2に示した実
施例と同様なので説明は省略する。
C、Dおよび規約xから成り、4種類の規約A、B、
C、Dのうちの1つを規約選択部4が選択し、選択した
規約と規約xとに基づいて新たな規約を生成し、暗号化
/復号化部3ではこの生成された規約によって情報デー
タの暗号化および暗号化情報データの復号化が行われ
る。この他の点については、図1および図2に示した実
施例と同様なので説明は省略する。
【0028】図3のような構成をとることにより、情報
データに対してより解読されにくい暗号化を施すことが
できるという効果がある。
データに対してより解読されにくい暗号化を施すことが
できるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の秘匿装置であっても通信相手によって異なった規
約を用いて暗号通信を行うので、秘匿装置を第三者に盗
まれたとしても、その時々によって用いる規約が異な
り、慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を第三
者が得にくくすることができる。
同一の秘匿装置であっても通信相手によって異なった規
約を用いて暗号通信を行うので、秘匿装置を第三者に盗
まれたとしても、その時々によって用いる規約が異な
り、慣用暗号系における暗号化鍵および復号化鍵を第三
者が得にくくすることができる。
【0030】従って、本発明によれば、秘匿性の高い秘
匿装置を提供することができる。
匿装置を提供することができる。
【図1】本発明による秘匿装置の一実施例のブロック図
である。
である。
【図2】図1に示した秘匿装置を相互に接続し通信する
場合の一実施例のブロック図である。
場合の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明による秘匿装置の別の実施例のブロック
図である。
図である。
1 秘匿装置 2 規約ファイル 3 暗号化/復号化部 4 規約選択部 10 回線交換装置 11、21、31 秘匿装置 12、22、32 規約ファイル 41 秘匿装置 42 規約ファイル 43 暗号化/復号化部 44 規約選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/12
Claims (5)
- 【請求項1】 慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置において、前記暗号化および
復号化のための複数の規約を収納する規約ファイルと、
該複数の規約のうち通信相手の秘匿装置に合った規約を
選択する規約選択手段とを備え、該規約選択手段によっ
て選択された規約で前記情報データの暗号化および復号
化を行うようにしたことを特徴とする秘匿装置。 - 【請求項2】 慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置において、前記暗号化および
復号化のための複数の規約を収納する規約ファイルと、
該自己の保有する複数の規約を通信相手の秘匿装置に対
して送信する自己規約送信手段と、通信相手の保有する
複数の規約を通信相手の秘匿装置から受信する相手規約
受信手段と、該相手規約受信手段によって受信した通信
相手の保有する複数の規約と自己の保有する複数の規約
との両方に共通に存在する規約の1つを選択する規約選
択手段とを備え、該規約選択手段によって選択された規
約で前記情報データの暗号化および復号化を行うように
したことを特徴とする秘匿装置。 - 【請求項3】 慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置において、前記暗号化および
復号化のための複数の規約を収納する規約ファイルと、
該自己の保有する複数の規約を通信相手の秘匿装置に対
して送信し、通信相手の保有する複数の規約を通信相手
の秘匿装置から受信し、該受信した通信相手の保有する
複数の規約と自己の保有する複数の規約の両方に共通に
存在する規約の1つを選択する規約選択部とを備え、該
規約選択部によって選択された規約で前記情報データの
暗号化および復号化を行うようにしたことを特徴とする
秘匿装置。 - 【請求項4】 前記受信した通信相手の保有する複数の
規約と自己の保有する複数の規約の両方に共通に存在す
る規約が複数あるときには、自己が発呼をした場合には
自己と通信相手の両方に共通して存在する複数の規約の
うちの1を任意に選択して通信相手の秘匿装置に指示し
該選択した規約で前記情報データの暗号化および復号化
を行い、通信相手の秘匿装置が発呼をした場合には前記
両方に共通して存在する複数の規約のうちの1であり通
信相手の秘匿装置から指示を受けた規約で前記情報デー
タの暗号化および復号化を行うことを特徴とする請求項
2または3に記載の秘匿装置。 - 【請求項5】 慣用暗号系の規約で情報データを暗号化
および復号化する秘匿装置どうしを接続して通信する暗
号通信方式において、各秘匿装置のそれぞれが複数の規
約を保有し、1の秘匿装置が保有する複数の規約と、該
1の秘匿装置と通信する他の秘匿装置が保有する複数の
規約には少なくとも1つの同じ規約が存在し、前記1の
秘匿装置と前記他の秘匿装置とが該同じ規約で暗号通信
を行うことを特徴とする暗号通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124894A JPH07336328A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 秘匿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6124894A JPH07336328A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 秘匿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336328A true JPH07336328A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14896743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6124894A Pending JPH07336328A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 秘匿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07336328A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093362A1 (ja) * | 2003-04-18 | 2004-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置ならびに受信装置 |
US6823069B1 (en) | 1996-08-09 | 2004-11-23 | Fujitsu Limited | Encrypting/decrypting system with programmable logic device/unit and method thereof |
JP2007184993A (ja) * | 2007-04-06 | 2007-07-19 | Hitachi Ltd | 暗号化通信のための鍵配付方法及びシステム |
JP2008066834A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sony Corp | 通信システムおよび通信方法、情報処理装置および方法、デバイス、プログラム、並びに記録媒体 |
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