JPH10190072A - 熱電モジュール - Google Patents

熱電モジュール

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JPH10190072A
JPH10190072A JP8350929A JP35092996A JPH10190072A JP H10190072 A JPH10190072 A JP H10190072A JP 8350929 A JP8350929 A JP 8350929A JP 35092996 A JP35092996 A JP 35092996A JP H10190072 A JPH10190072 A JP H10190072A
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JP
Japan
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thermoelectric module
substrate
thermoelectric
alloy
aluminum
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Application number
JP8350929A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Onoe
勝彦 尾上
Yuuma Horio
裕磨 堀尾
Toshiharu Hoshi
星  俊治
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱伝導性が優れており、耐衝撃性が高い熱電
モジュールを提供する。 【解決手段】 アトマイズ法等の液体急冷法によりアル
ミニウム合金粉末体を作製し、これをふるいにより所定
の粒径の微粉末に分留する。この微粉末をアルミニウム
製容器に加圧充填するキヤンニングを行い、容器内のガ
スの脱気処理後、容器を封止し、これを押し出しプレス
機により押し出し成形して熱電モジュール用基板1が得
られる。この粉末成形アルミニウム合金からなる基板の
ヤング率は8000kg/mm2以上を得る。この基板
上板1a表面にアルマイト処理を行って熱伝導性絶縁性
のアルマイト層2を形成する。アルマイト層の多孔性皮
膜を封孔処理により絶縁性を向上させた後、薄板状の銅
電極3が接着され、この銅電極3と熱電素子4とをハン
ダ5により直列に接続され、リード線7が接続されて熱
電モジュール10が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱電発電及び熱電冷
却等に使用される熱電モジュールに関し、特に、熱伝導
率及び耐衝撃性を向上させることができる熱電モジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、熱電モジュール用基板として使用
されている材料は、酸化アルミニウム(以下、アルミナ
という)、展伸アルミニウム合金(以下、展伸Al合金
という)等がある。特に、アルミナは低コストの材料で
あり、熱電モジュール用基板として多く使用されてい
る。このアルミナの強度は高く、熱電モジュールの基板
材料として極めて優れている。一方、展伸Al合金は、
一般の各種製品に多用される金属材料であるが、通常、
熱電モジュール用基板として電気的絶縁性を保有させる
ため、表面にアルマイト処理をする。この展伸Al合金
の熱伝導率は極めて高く、また、材料が安価であること
から熱電モジュールの基板材料に好適である。
【0003】この展伸Al合金を適用している例とし
て、例えば、クーラーボックス等がある。図6はクーラ
ーボックスの構造の一例を示す断面図である。クーラー
ボックスの容器本体52及び蓋54は断熱材を使用して
形成されており、これにより容器内部51と外気とは熱
的に遮断されている。そして、容器内部51はアルミニ
ウム製内壁材53により内張りされ、このアルミニウム
製内壁材53に接触して低温側アルミニウム製ブロック
55が容器本体52に装着されている。また、電子冷凍
素子となる熱電モジュール40が低温側アルミニウム製
ブロック55に接触するように配置されており、更に高
温側アルミニウム製ブロック56が熱電モジュール40
を間に挟んで低温側アルミニウム製ブロック55と対向
するように配置されている。即ち、熱電モジュール40
の吸熱側に低温側アルミニウム製ブロック55が接続さ
れ、熱電モジュール40の熱放出側に高温側アルミニウ
ム製ブロック56が接続されている。更に、高温側アル
ミニウム製ブロック56には、アルミニウム製フィン5
7が接触するように配設されており、このアルミニウム
製フィン57の近傍には冷却用のファン58が設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クーラ
ーボックス50は落下衝撃を受けることがあり、これに
より冷凍素子である熱電モジュール40が破損すること
がある。その結果、クーラーボックス50の保冷性が損
なわれる。従って、熱伝導率及び耐衝撃性を高めた熱電
モジュール40が強く要望されている。
【0005】従来の一般的な熱電モジュール用基板材料
としては、アルミナ、展伸Al合金、窒化アルミニウム
及び酸化ベリリウム(以下、ベリリアという)がある
が、これらを使用した基板は以下の問題点がある。
【0006】先ず、アルミナは強度が高いものの、熱伝
導率が極めて低いために、熱電モジュールの熱流損失が
大きい。また、靱性が低く脆いため、衝撃力を受けた場
合に基板が比較的容易に損傷する。次に、展伸Al合金
については、アルミナに比して熱伝導率が優れている
が、強度が著しく低いため、衝撃を受けると基板は容易
に変形してしまう。従って、耐衝撃性が求められる装置
等に展伸Al合金からなる熱電モジュール基板を使用す
ることはできない。更に、窒化アルミニウムについて
は、熱伝導率がアルミナよりも大きいものの、展伸Al
合金より低い。更にまた、窒化アルミニウムはアルミナ
よりも高価である。一方、ベリリアについては熱伝導率
が極めて高く熱電モジュールとしての熱特性は優れてい
るが、危険な毒物であるためその取り扱いは難しく、現
在はほとんど使用されていない。
【0007】このように、熱伝導性が優れ、且つ耐衝撃
性が高い熱電モジュール用基板は未だ得られていない。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、熱伝導性が優れており、耐衝撃性が高い熱
電モジュールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱電モジュ
ールは、粉末成形アルミニウム合金からなる基板と、こ
の基板上に配置された熱電素子とを有することを特徴と
する。この場合に、前記基板と熱電素子との間に銅電極
を配置することができる。
【0010】本発明においては、熱電モジュール用基板
に粉末成形アルミニウム合金を使用しているので、熱伝
導性及び耐衝撃性に極めて優れた熱電モジュールを得る
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は
本発明の実施例に係る熱電モジュールの構造を示す斜視
図、図1(b)は本発明の実施例に係る熱電モジュール
の構造を拡大して示す側面図である。熱電モジュール1
0は粉末成形アルミニウム合金(以下、P.M.Al合
金という)からなる2枚の基板1a、1bと、基板1
a、1b間に挟持された複数の熱電素子4とを有する。
基板1a、1bの夫々対向面には絶縁性のアルマイト層
2が積層されており、このアルマイト層2の上には複数
の薄板状の銅電極3が耐熱性接着剤により接着されてい
る。P.M.Al合金と電極との接着にエポキシ系等の
絶縁性接着剤を使用すればアルマイト層は省略しても構
わない。この際、接着剤中に石英フィラー等の絶縁粒を
添加すればより絶縁は確実となる。そして、各銅電極3
には、熱電素子4がハンダ5により接合されている。従
って、熱電素子4は銅電極3を介して基板1a、1b間
に挟持されている。熱電素子4はp形又はn形の半導体
からなり、複数の熱電素子4はp形半導体素子とn形半
導体素子とが銅電極3により交互に直列に接続されるよ
うに配置されている。この熱電素子4の直列接続体の両
端に配置された銅電極3にリード線7が接続されてい
る。このようにして、熱電モジュール10が組み立てら
れている。本実施例のP.M.Al合金からなる熱電モ
ジュール10の寸法としては、例えば、基板上板1aの
厚さは0.1乃至1.0mm、基板下板1bの厚さは
0.1乃至1.0mm、熱電素子4の大きさは縦1.4
mm、横1.4mm、高さ1.7mm、そして、熱電モ
ジュール10の全体寸法は縦30mm、横30mm、高
さ5mmである。
【0012】次に、図2は熱電モジュール用基板の製造
方法を工程順に示すフローチャート図、図3(a)乃至
(e)は同じく熱電モジュール用基板の製造方法を工程
順に示す模式図である。先ず、熱電モジュール用基板の
原料となる微粉末31を、例えば、図3(a)に示すよ
うに、アトマイズ法等の液体急冷法により作製する。即
ち、Al合金を高周波コイルの誘電加熱してAl合金を
溶融させ、容器の下方から溶湯30を噴出させると同時
にAr等の不活性ガスを吹き付け、不活性ガスのガス圧
により溶湯30を微細な粒状にして、冷却固化させ、粉
末31を得る(ステップA1)。次に、このP.M.A
l合金からなる粉末体31をふるいを使用して分留し
て、粒度を揃え所定の粒径を有する微粉末を得る(ステ
ップA2)。
【0013】次に、この粒度調整されたP.M.Al合
金からなる微粉末体31を、図3(b)に示すように、
アルミニウム製容器32に加圧充填するカンニング処理
を行う(ステップA3)。
【0014】続いて、図3(c)に示すように、脱気管
33aが設けられた蓋33によりアルミニウム製容器3
2に蓋33をした後に、これをオイル34が満たされた
オイルバス等に入れて予備加熱し、空気、水蒸気等を容
器内から強制的に脱ガスする(ステップA4)。
【0015】その後、図3(d)に示すように、脱気管
33aをシールして封止する(ステップA5)。
【0016】そして、図3(e)に示すように、微粉末
体31が充填された容器32を所望の押し出し温度まで
加熱し、これを容器32ごと押し出しプレス機35に挿
入し、押し出し成形する(ステップA6)。
【0017】次いで、直ちに、機械加工又は酸による溶
解等により成形体から容器32を除去することにより、
熱電モジュール用基板1が得られる(ステップA7)。
【0018】図4は熱電モジュールの製造方法を示すフ
ローチャート図、図5(a)乃至(e)は同じく熱電モ
ジュールの製造方法を工程順に示す模式図である。図4
に示すように、熱電モジュールの基板となるP.M.A
l合金からなる基板1は、上述のとおり、通常の直接押
し出し法により、丸棒状又は板状の押し出し成形材が得
られる。そして、この押し出し成形材を薄板状に切断す
ることにより、図5(a)に示すように、P.M.Al
合金の基板1が作製される(ステップB1)。
【0019】その後、得られた基板1の表面にシュウ酸
アルマイト法、硫酸アルマイト法又は混酸アルマイト法
等によるアルマイト処理を行い、図5(b)に示すよう
に、絶縁性のアルマイト層2が積層される(ステップB
2)。
【0020】そして、この表面アルマイト処理によって
生成された多孔性皮膜の孔を封じて絶縁性皮膜の微小な
欠陥部を改善するため、加圧蒸気法又は沸騰水煮沸法等
による封孔処理を行う(ステップB3)。なお、このア
ルマイト処理による基板の絶縁化の代替として、前述し
たようにエポキシ系等の樹脂を薄く塗布することによる
絶縁化処理を施してもよい。
【0021】続いて、図5(c)に示すように、封孔処
理が施された基板1の基板上板1a及び基板下板1bの
夫々の表面に薄板状の複数の銅電極3が所定位置に配置
され、接着剤により接合される(ステップB4)。これ
により、銅電極3が設けられた熱電モジュール用基板6
が得られる。
【0022】一方、熱電材料は焼結法又は溶融法により
製造される(ステップB5)。得られた熱電材料はダイ
ヤモンドホイール等により切断され熱電素子4が得られ
る(ステップB6)。
【0023】その後、図5(d)に示すように、得られ
た熱電モジュール用基板6の上板、下板各1枚及び熱電
素子4を使用して、複数の銅電極3が接着された基板下
板1bの熱電モジュール用基板6に熱電素子4の端部全
数がハンダ5により接合される。次いで、図5(e)に
示すように、上述と同じく基板上板1aの熱電モジュー
ル用基板6に熱電素子4の他の端部全数がハンダ5によ
り接合されて組み立てられる(ステップB7)。このよ
うにして、熱電モジュール10が完成する(ステップB
8)。
【0024】このように、本発明においては、熱電モジ
ュール用基板に粉末成形アルミニウム合金を使用してい
るので、熱伝導性及び耐衝撃性に極めて優れた熱電モジ
ュールを得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る熱電モジュールの実施例
についてその比較例と比較して具体的に説明する。
【0026】先ず、アトマイズ法等の液体急冷法によ
り、融解したAl合金を微粉末にしてP.M.Al合金
粉末体を得た。合金組成としては微細な金属間化合物を
含むAl−Ni−Ce合金、Al−Ni−Ti合金、A
l−Ni−Zr合金等又は微細な正20面体構造を有す
るAl−Mn−Co合金、Al−Mn−Ni合金、Al
−Cr−Ni合金等が考えられる。この粉末体をふるい
により分留し、粒度を揃えて30μm以下の極めて微細
な粉末とし、熱電モジュール用基板の原料とした。次
に、アルミニウム製容器にこのP.M.Al合金粉末体
を充填率約70乃至80%まで加圧充填した。次いで、
脱気管が設けられたアルミニウム製容器に蓋をした後
に、真空度2×10-5Torrで脱気し、更に脱気中に
オイルが満たされたオイルバスに入れて温度300℃、
時間5乃至10分の予備加熱を行い脱ガスを促進した。
【0027】その後、脱気管を封止して、P.M.Al
合金粉末体を充填した容器を350〜450℃の押し出
し温度まで加熱し、これを容器ごと温間押し出しプレス
機に挿入した。なお、押し出し比(押し出し前の断面積
/押し出し後の断面積)を10に設定して直接押し出し
法により成形した。その後、成形体を切断する際に成形
体から容器を除去することによりP.M.Al合金から
なる熱電モジュール用基板を得た。この基板の大きさ
は、上板が縦30mm、横30mm、厚さ1mmであ
り、下板が縦30mm、横30mm、厚さ1mmであっ
た。
【0028】次に、P.M.Al合金からなる基板の表
面を絶縁化するためにアルマイト処理を行った。この表
面アルマイト処理として、シュウ酸アルマイト法を採用
した。即ち、P.M.Al合金からなる基板を陽極とし
カーボンを陰極として、金属Alを含むシュウ酸浴中に
浸漬した。この処理条件として、浴組成はシュウ酸40
g/リットル及び金属アルミニウム2g/リットルの混合からな
り、電解条件は電流密度1.2A/dm2、浴温20〜
30℃として、時間60分の電解処理を行った。そし
て、電気分解させて基板の表面に厚さ約9μmのアルマ
イト層の皮膜を得た。続いて、沸騰水煮沸法により、市
販の封孔剤を添加した沸騰水にて30分煮沸して封孔処
理を行った。
【0029】その後、アルマイト処理及び封孔処理され
た基板の表面に約200℃の温度に充分耐えるエポキシ
系耐熱性接着剤を使用して、厚さ0.3mmの薄板状の
銅電極を接着した。一方、切断が容易で小型素子の作製
に適した焼結法により熱電素子材を作製した。更に、ハ
ンダ付けを容易にするために熱電素子電極面にNiメッ
キを施した。この熱電素子材をダイヤモンドホイールに
て切断して、縦1.4mm、横1.4mm、高さ1.7
mmの熱電素子を得た。この熱電素子と基板に接着され
た銅電極とをハンダにより接合し、熱電モジュールを組
み立てた。
【0030】そして、P.M.Al合金からなる基板の
機械的性質及びこの基板を使用して組み立てられた熱電
モジュールの耐落下衝撃性、熱伝導性の試験を行った。
【0031】実施例1 種々材質のP.M.Al合金からなる基板を所定の方法
で得て、これら夫々の基板を使用して熱電モジュールを
組み立てた。これら熱電モジュールの落下衝撃試験及び
基板のヤング率を測定した結果を、下記表1にまとめて
示す。なお、落下衝撃試験は地上50cmの高さから硬
質の床面に熱電モジュールを自由落下させて行った。
【0032】
【表1】
【0033】この表1から明らかなように、本実施例の
基板はヤング率が8000kg/mm2以上であり且つ
靱性が高いことから、基板に衝撃を与えても比較例で認
められるような基板に亀裂又は変形が発生しなかった。
このように、熱電モジュールの耐衝撃性は優れた特性を
示した。
【0034】実施例2 実施例1と同様、種々の基板を作製して熱電モジュール
を組み立てた。これら熱電モジュールの熱伝導性を評価
するため、熱電素子の最大温度差(ΔTmax)を測定
した結果を、下記表2にまとめて示す。なお、最大温度
差(ΔTmax)は熱電変換素子の高温側を27℃とし
たとき、低温側の温度との差の最大値である。また、熱
電素子の基板以外の部材は全て同じ性能のものを使用し
た。
【0035】
【表2】
【0036】この表2から明らかなように、本実施例の
熱電モジュールの最大温度差(ΔTmax)は、窒化ア
ルミニウム又は展伸Al合金からなる基板を使用した熱
電モジュールに匹敵する値であり、優れた特性が得られ
た。
【0037】実施例3 種々材質のP.M.Al合金からなる基板を所定の方法
で得て、熱電モジュールの熱伝導率及び基板のヤング率
を測定した結果を、下記表3にまとめて示す。
【0038】
【表3】
【0039】この表3から明らかなように、本実施例の
熱電モジュールの熱伝導率は200〜203W/m・K
であり、アルミナ又は窒化アルミニウムからなる基板を
使用した熱電モジュールに比して熱伝導率が著しく高
い。一方、本実施例の熱電モジュールのヤング率は80
00kg/mm2以上であり、展伸Al合金からなる基
板を使用した熱電モジュールに比してヤング率は高い結
果を得た。このように、熱電モジュールとして好適な熱
伝導率及び強度を得ることができた。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る熱電モ
ジュールは、基板材料に粉末成形アルミニウム合金を使
用しているので、熱伝導性及び耐衝撃性に極めて優れた
熱電モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の実施例に係る熱電モジュー
ルの構造を示す斜視図、(b)は同じくその構造を拡大
して示す側面図である。
【図2】 熱電モジュール用基板の製造方法を工程順に
示すフローチャート図である。
【図3】 (a)乃至(e)は熱電モジュール用基板の
製造方法を工程順に示す模式図である。
【図4】 熱電モジュールの製造方法を示すフローチャ
ート図である。
【図5】 (a)乃至(e)は同じく熱電モジュールの
製造方法を工程順に示す模式図である。
【図6】 クーラーボックスの構造の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1・・・基板、 1a・・・基板上板、 1b・・・基
板下板、 2・・・アルマイト層、 3・・・銅電極、
4・・・熱電素子、 5・・・ハンダ、 6・・・熱
電モジュール用基板、 7・・・リード線、 10、4
0・・・熱電モジュール、 30・・・溶湯、 31・
・・微粉末、 33a・・・脱気管、34・・・オイ
ル、 35・・・押し出しプレス機、 50・・・クー
ラーボックス、 55・・・低温側アルミニウム製ブロ
ック、 56・・・高温側アルミニウム製ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末成形アルミニウム合金からなる基板
    と、この基板上に配置された熱電素子とを有することを
    特徴とする熱電モジュール。
  2. 【請求項2】 前記基板と熱電素子との間に銅電極が配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電モ
    ジュール。
JP8350929A 1996-12-27 1996-12-27 熱電モジュール Pending JPH10190072A (ja)

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