JPH10186818A - 潜像支持部材を有する大型形式の印刷用の印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度の大型画像を高速印刷する印刷機を
提供する。 【解決手段】 印刷幅に等しいか又はこれより大きい幅
を有する潜像支持部材とトナー供給用の少なくも２個の
手段とを備え、これらトナー供給用手段は潜像支持部材
の周囲に千鳥状に配列されかつ各は潜像支持部材の幅よ
り小さい幅を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はレーザー形式の印刷のた
めの印刷装置に関する。これは、特に電子写真印刷装置
を含んだ大型印刷機に関する。

【０００２】

【従来技術及びその課題】風雨に強いことが非常に重要
な大型の印刷、例えばポスターの印刷、広告板の印刷に
おいては、シルクスクリーン印刷がなお支配的な印刷方
法である。しかし、この方法には欠点がある。この方法
は、各色について別個のスクリーンを作り印刷しなけれ
ばならないためかなり時間がかかる。この方法は基本的
にアナログ式である。

【０００３】印刷すべき画像はデジタル形式で利用され
ることが多くなり、このため大型印刷においても、デジ
タル的にアドレス可能な印刷技術は費用がかからなくな
ってきた。

【０００４】大型印刷に有用なデジタル的にアドレス可
能な公知の印刷技術は、水性インキ及び溶剤性インキに
よるインキジェット印刷である。大型印刷用のインキジ
ェット印刷機の一例は、例えば米国特許５４８８３９７
号に見いだされ、これにおいては、印刷すべき基層の幅
にわたって往復する２個以上の平行なインキカートリッ
ジを有し、基層は往復するインキカートリッジの運動方
向に対して基本的に直角方向に移動する印刷機が明らか
にされる。

【０００５】ＷＯ ９６／０１４８９号においては、１
個のインキカートリッジが印刷すべき基層上で往復する
大型印刷用のインキジェット印刷機が明らかにされる。

【０００６】イスラエルのインダニトテクノロジィより
入手可能な市販のインキジェット印刷機インダニト（IN
DANIT、商標名）１６２Ａｄ は印刷すべき基層の幅にわ
たって千鳥状に配列された複数個のインキジェット式プ
リントヘッドを使用する。この装置においては、印刷基
層は千鳥状に配列されたインキジェット式プリントヘッ
ドのアレーの下を数回通過し、各通過の間にプリントヘ
ッドは基層の幅と平行の方向で少し動かされる。この複
数回通過式の印刷は印刷できる解像度を向上させ、同時
にプリントヘッド自体においては、ノズルをかなり離し
て置くことができる。

【０００７】インキジェット印刷は短時間での大型印刷
の可能性を提供するが、可能な印刷の解像度は常に要求
まではなく、例えば耐候性であるべき広告板の画像にお
ける安定性になお改良の余地が残る。

【０００８】しかし、大型の印刷技術においては、非常
に風雨に強いマーキング材料、特にトナー粒子を使用す
る更に迅速な印刷機がなお望まれる。トナー粒子におい
ては、顔料は樹脂内に埋められ、従って画像内の顔料は
環境の影響から極めてうまく保護される。

【０００９】

【発明の目的及び概要】高解像度の大型画像を高速印刷
する印刷機を提供することが本発明の目的である。

【００１０】大型画像を高速印刷し、更に乾式印刷法を
使用しかつマーキング材料としてトナー粒子を使用する
印刷機を提供することが本発明の更なる目的である。

【００１１】長期間の良好な安定性と信頼性を有する大
型印刷物を高速印刷する印刷機を提供することが本発明
の更に別の目的である。

【００１２】本発明の更なる目的と利点とは、以下の説
明から明らかにされるであろう。

【００１３】本発明の目的は、幅（ＷＳ）及び長さ（Ｌ
Ｓ）を有する基層上にトナー画像を印刷するための、印
刷幅（ＰＷ）の印刷機であって、前記印刷幅に等しいか
又はこれより大きい幅（ＷＬＩ）を有する潜像支持部材
があり、個数ｎのトナー供給手段であって、各が前記画
像支持部材の前記幅（ＷＬＩ）より小さい幅（ＷＴＤ）
を有する前記トナー供給手段がありを備え、前記個数ｎ
が２個に等しいか又はこれより大きく、そして前記ｎ個
のトナー供給手段のうちの少なくも２個が前記潜像支持
部材の周囲に千鳥状に配列されることを特徴とする印刷
機を提供することにより実現される。

【００１４】前記潜像支持部材は光導電性材料であるこ
とが好ましい。

【００１５】

【定義】用語「潜像支持部材に関して千鳥状形状」は、
印刷幅（ＰＷ）より小さい幅（ＷＴＤ）を有するトナー
供給手段又はトナー塗布モジュールが、総印刷幅にわた
って印刷できるように、かつすべてのトナー供給手段又
はトナー適用モジュールが１本の線上に置かれないよう
に潜像支持部材の幅（ＷＬＩ）にわたって広げられるこ
とを意味する。

【００１６】用語「トナー供給手段」は、印刷装置の部
品であって、表面にトナー粒子を支持しこれからのトナ
ー粒子が潜像支持部材上の潜像を現像する前記部品を示
すために使用される。例えば、潜像にトナー粒子を与え
るために磁気ブラシが使用されるとき、この磁気ブラシ
が「トナー供給手段」である。

【００１７】用語「基層」又は「画像受入れ部材」は、
この文書においては、トナー画像の印刷される最終画像
受入れ部材を意味し、また「中間画像受入れ部材」は、
トナー画像を受け入れこの画像を最終画像受入れ部材に
送るために使用される。

【００１８】画像受入れ基層の幅（ＷＳ）は、印刷機に
おける基層の運動方向に本質的に直角方向の基層の寸法
である。

【００１９】画像受入れ部材の長さ（ＷＬ）は、印刷機
における基層の運動方向と本質的に平行な方向の基層の
寸法である。

【００２０】

【詳細な説明】大型印刷機（この文書においては、大型
とは面積が少なくも０.２５m² で画像の幅が少なくも３
０cm あることを意味する）は、電子写真印刷機械にお
いて、印刷幅と等しいか又はこれより大きい幅（ＷＬ
Ｉ）を有する潜像支持部材に関して千鳥状に配置され、
幅（ＷＴＤ）を有する少なくも２個のトナー供給手段の
使用により作り得ることが見いだされた。

【００２１】潜像支持部材を磁気的な潜像支持部材とす
ることができ、このときは、トナー供給手段が磁気トナ
ー粒子を備え、或いは前記潜像支持部材を静電式潜像支
持部材としトナー供給手段が帯電トナー粒子を備えるこ
とができる。好ましくは、潜像支持部材は、均一に帯電
された光導電性部材であり、画像状に露光することによ
りこの上に潜像が形成され、そしてトナー粒子は摩擦電
気で帯電された粒子である。

【００２２】少なくも２個のトナー供給モジュール又は
少なくも２個のトナー供給手段が潜像支持部材に関して
千鳥状に配列された位置にある本発明による印刷機は、
１０cm から例えば５メートル以上までの適宜の印刷幅
を実現できるように構成することができる。しかし、本
発明による印刷機の印刷幅（ＰＷ）は、好ましくは少な
くも４０cm、より好ましくは少なくも６０cm、そして非
常に大型の印刷に対してなお好ましくは１２０cm 以上
である。

【００２３】４０cm 以上、或いは６０cm 以上の幅（Ｗ
ＬＩ）を有しかつ一様に帯電できる光導電性部材を製造
することは可能であるが、一方、このような大きい幅に
対して総てのトナー粒子を同じレベルで帯電させ得るト
ナー供給手段を作ることは不可能ではないが相当に困難
であることが見いだされた。このため、本発明による印
刷機においては、幅広（ＷＬＩが４０cm 以上、好まし
くは６０cm 以上）の光導電性部材及びこの光導電性部
材と千鳥状配置で組み合わせられたより小さい幅のトナ
ー供給手段が使用される。幅１２０cm を有する光導電
性部材を提供することは可能であり、これは非常に大型
の高速印刷機を作るための本発明の好ましい特別な実施
例である。

【００２４】図１に、本発明による印刷機の斜視図が示
される。幅ＷＬＩを有する光電導性の潜像支持部材（１
００）が、幅ＷＳで長さＬＳを持った印刷すべき基層
（１０１）の下に置かれる。基層は明瞭にするために透
明として示される。前記光導電性手段（１００）の周囲
に、それぞれ幅（ＷＴＤａ，ＷＴＤｂ及びＷＴＤｃ）を
有するトナー供給手段（１０２ａ、１０２ｂ及び１０２
ｃ）が印刷幅ＰＷを覆う千鳥状配置に置かれる。光導電
性部材の周囲には、印刷機の運転に必要なその他の印刷
機構成部材も置くことができる（図１には図示せず）。
その他の構成部材は、例えば、光導電体に一様に帯電さ
せるための帯電用手段、帯電された光導電体に画像状に
露光させるための露光手段、及び清浄用手段とすること
ができる。光導電性部材は、有機光導電体（ＯＰＣ）又
は無機光導電体、例えばシリコンを含むことができる。
光導電性部材は図１に円筒体として示されるが、ベルト
形式の光導電性部材を使っている本発明による印刷機を
作ることができる。

【００２５】トナー供給手段は、磁気ブラシ或いは非磁
性の単成分現像剤用の塗布装置を備えることができる。
トナー供給手段が磁気ブラシである場合は、静止コア型
と回転スリーブ型との両方の磁気ブラシ及び回転ブラシ
と静止スリーブ又は回転スリーブとを有する磁気ブラシ
を使うことができる。しかし、本発明による印刷機にお
けるトナー供給手段が磁気ブラシである場合は、静止コ
アと回転スリーブとを有する磁気ブラシの使用が好まし
い。

【００２６】本発明の第１の特別な実施例は、印刷機の
印刷幅と等しいか又はこれより大きい幅を有する１個の
中間画像受入れ部材があり、更に各がトナー供給手段と
組み合わせられかつ中間部材の幅よりも小さい幅を持っ
ている少なくも２個の潜像支持部材が前記中間部材の周
囲に千鳥状に配置される。従って、本発明は、幅（Ｗ
Ｓ）と長さ（ＬＳ）を持っている基層上にトナー画像を
印刷するための印刷幅（ＰＷ）の印刷機であって、印刷
幅に等しいか又はこれより大きい幅を持っている中間画
像受入れ部材、各がトナー粒子供給手段と組み合わせら
れかつ前記中間画像受入れ部材の前記幅より小さい幅を
有するｎ個の潜像支持部材を備え、前記ｎが２に等しい
か又は２より大きく、そして前記ｎ個の潜像支持部材の
うちの少なくも２個が前記中間画像受入れ部材の周囲に
千鳥状に配列されることを特徴とする。

【００２７】磁気ブラシがトナー供給手段として使用さ
れる本発明による印刷機に使用されるトナー粒子は、磁
性式の単成分現像剤を形成している磁性トナー粒子、並
びに磁気キャリヤー粒子及び選択的に更に多成分現像剤
の成分で形成している非磁性トナー粒子の両者とするこ
とができる。印刷機がカラー印刷を意図されたときは、
使用されるトナー粒子は非磁性トナー粒子であることが
好ましい。磁性トナーにおいては、着色用顔料は、ほと
んどの場合、着色磁性顔料と組み合わせられ、この磁性
顔料が着色顔料の色相を劣化させかつ真の色彩表現の達
成を困難にする。

【００２８】磁気キャリヤー粒子とトナー粒子とを含ん
だ多成分現像剤が使われるときは、公知のいかなるキャ
リヤー粒子でも使用することができる。非磁性トナー粒
子はトナー樹脂及び顔料又は染料を含み、公知のいかな
る形式のものともすることができる。

【００２９】露光手段は、本発明による印刷機において
光導電性部材を露光するための公知のいかなる手段とす
ることもできる。露光は、光導電性部材上のオリジナル
の画像に単に投影するアナログ式の方法又はデジタル式
の方法とすることができる。デジタル的にアドレス可能
な露光手段、例えばレーザー又は発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）のアレーの使用が好ましい。本発明による印刷機に
おいて光導電性部材の露光にレーザーが使用される場合
は、ダイオードレーザー又は半導体レーザーの使用が好
ましい。

【００３０】本発明による印刷機は十分な機能のために
必要な適宜の構成要素を備えることができ、例えば、光
電導性部材から印刷すべき基層へのトナー粒子の転写を
支援するために転写手段（転写コロナ）を備えることが
できる。

【００３１】本発明による印刷機は、これをウェブ形式
の基層に印刷するように、並びにシート上及び固体上に
も印刷するするように配列することができる。

【００３２】本発明の第２の実施例においては、幅（Ｗ
ＬＩ）を有する潜像支持部材と上述のような千鳥状配置
のトナー供給手段との組合わせは、大型画像が分離した
画像バンド（スオース，swaths）に書き込まれるように
移動シャトル式印刷機に組み込まれる。シャトルは、好
ましくは少なくも４０cm、より好ましくは１２０cmの印
刷幅を持つ。これは、潜像支持部材、好ましくは光導電
性部材が少なくも４０cm の幅（ＷＬＩ）を有すること
を意味する。本発明の第１の特別な実施例において説明
されたような印刷機を備えたシャトルは、好ましくは印
刷される基層の幅と本質的に平行な方向である第１の方
向で画像受入れ部材を通して移動し、そして潜像支持部
材はシャトルの移動方向と本質的に直角に配列される。
画像受入れ部材の幅にわたって１個のバンドを印刷した
後に、画像受入れ部材は、シャトルの印刷幅に等しい距
離を前記第１の方向とは異なった方向で動かされる。事
実上、本発明の第２の特別な実施例は、本質的に、シャ
トルに本発明の第１の特別な実施例において説明された
ような印刷機を取り付けることよりなり、この場合、第
１の特別な実施例において説明された印刷機の印刷幅
は、印刷される基層の長さと本質的に平行であり、そし
てシャトルは基層の幅と本質的に平行に動く。

【００３３】これは、公知のシャトル式印刷機とは異な
り、本発明の第２の特別な実施例により、より広いバン
ドを印刷することができる。このことは、明らかに往復
速度の低い印刷機でも短時間で大型の印刷ができること
を意味する。本発明の第２の実施例によるかかるシャト
ル式印刷機は、非常に大きい寸法（例えば、幅５メート
ル以上）の画像を非常に高い印刷速度（例えば、毎時５
００平方メートル以上）で印刷するために使用すること
ができる。

【００３４】本発明のこの第２の特別な実施例は、幅
（ＷＳ）と長さ（ＬＳ）とを有する基層にトナー画像を
印刷するための印刷機であって、 −前記基層を第１の方向で動かすための手段、 −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを前記第１の
方向とは異なる第２の方向で動かすための手段、 −前記スオース幅（ＳＷＳ）に等しいか又はこれより大
きい幅（ＷＬＩ）を有する潜像支持部材、及び −個数ｎが２に等しいか又はこれ以上のトナー供給手段
であって、各が前記潜像支持部材の前記幅（ＷＬＩ）よ
り小さい幅（ＷＴＤ）を有し、前記ｎ個のトナー供給手
段のうちの少なくも２個が前記潜像支持部材の周囲に千
鳥状に配置される前記トナー供給手段を備える。

【００３５】本発明によるシャトルは、例えば幅が１２
０cm の光電導部材及び各の幅が３０cm のトナー供給手
段を４個備えることができる。これらトナー供給手段は
光導電性部材の周囲に千鳥状に置かれ、４個のトナー供
給手段が光導電性部材の幅全体にわたってトナーを供給
するように配列される。かかる印刷機により、シャトル
式印刷機の最長寸法（即ち、１２０cm 幅）で大きい基
層の幅と実質的に直角にシャトル運動が進行したとき、
幅が１２０cm であるバンドを１回のシャトル運動で印
刷することができる。本発明の第２の特別な実施例の範
囲を越えることなく、潜像支持部材の長短、トナー供給
手段の数量、トナー供給手段の大小その他にかかわらず
かかるシャトルを構成できることは明らかである。

【００３６】広い中間部材を備え、より小さい電子写真
装置がトナー粒子を画像状に堆積させるシャトルも、上
述された本発明の第２の特別な実施例の範囲内である。
かかる印刷機は、 −前記基層を第１の方向において動かすための手段、 −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを、第１の方
向とは異なった第２の方向において動かすための手段を
備え、このシャトルは、 −前記スオース幅と等しいか又はこれより大きい幅を有
する中間画像受入れ部材、 −個数が２に等しいか又はこれ以上の潜像支持部材であ
って、各がトナー供給手段と組み合わせられかつ前記中
間画像受入れ部材の前記幅より小さい幅を有し、前記ｎ
個の潜像支持部材のうちの少なくも２個が前記中間画像
受入れ部材の周囲に千鳥状に配置される前記潜像支持部
材を特徴とする。

【００３７】図２において、シャトル式印刷装置を有す
る印刷機の図式的な図面が、印刷すべき基層（１０１）
の平面に投射されたとして示される。シャトル（１０
３）は幅（ＷＬＩ）を有する光導電性ドラム（１０
０）、その周囲の３個のトナー供給手段（１０２ａ、１
０２ｂ及び１０２ｃ）を備え、幅（ＷＴＤａ、ＷＴＤｂ
及びＷＴＤｃ）を有するこれらトナー供給手段は光導電
性部材の幅にわたってトナー粒子を供給するように千鳥
状の位置に置かれる。シャトルのスオース幅は、事実
上、光導電性部材にトナーを塗布するトナー供給手段の
幅に相当する。シャトルは、矢印Ｂの方向で印刷すべき
基層の幅（ＷＳ）にわたって動き、そして画像受入れ部
材の幅を通して１個のバンドを印刷した後で、画像受入
れ部材が矢印Ａの方向でシャトル（１０３）の作業幅
（即ち、印刷されるバンド（スオース）の幅）に相当す
る長さだけ動かされる。シャトルは矢印Ｂとは逆方向で
戻り、そして次のスオースを印刷する。

【００３８】本発明の実施態様は次の通りである。

【００３９】１．幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する
基層上にトナー画像を印刷するための、印刷幅（ＰＷ）
の印刷機であって、前記印刷幅に等しいか又はこれより
大きい幅（ＷＬＩ）を有する潜像支持部材があり、個数
ｎのトナー供給手段であって、各が前記画像支持部材の
前記幅（ＷＬＩ）より小さい幅（ＷＴＤ）を有する前記
トナー供給手段がありを備え、前記個数ｎが２個に等し
いか又はこれより大きく、そして前記ｎ個のトナー供給
手段のうちの少なくも２個が前記潜像支持部材の周囲に
千鳥状に配列されることを特徴とする印刷機。

【００４０】２．前記印刷幅が少なくも４０cm である
実施態様１による印刷機。

【００４１】３．前記潜像支持部材が光導電性部材であ
る実施態様１又は２による印刷機。 ４．前記光導電性部材がベルト形式である実施態様３に
よる印刷機。

【００４２】５．幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する
基層上にトナー画像を印刷するための、印刷幅（ＰＷ）
の印刷機であって、前記印刷幅に等しいか又はこれより
大きい幅を有する中間画像受入れ部材支持部材、個数ｎ
の潜像支持部材であって、各がトナー粒子を供給するた
めの手段と組み合わせられかつ前記中間画像受入れ部材
の前記幅より小さい幅を有する前記潜像支持部材を備
え、前記個数ｎが２個に等しいか又はこれより大きく、
そして前記ｎ個の潜像支持部材のうちの少なくも２個が
前記中間画像受入れ部材の周囲に千鳥状に配列されるこ
とを特徴とする印刷機。

【００４３】６．幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する
基層上にトナー画像を印刷するための印刷機であって、 −前記基層を第１の方向で動かすための手段、及び −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを、前記第１
の方向とは異なる第２の方向において動かすための手段
を備え、前記シャトルが −前記スオース幅に等しいか又はこれより大きい幅（Ｗ
ＬＩ）を有する潜像支持部材、及び −個数ｎが２に等しいか又はこれ以上のトナー供給手段
であって、各が前記潜像支持部材の前記幅（ＷＬＩ）よ
り小さい幅（ＷＴＤ）を有し、前記ｎ個のトナー供給手
段のうちの少なくも２個が前記潜像支持部材の周囲に千
鳥状に配置される前記トナー供給手段を備えることを特
徴とする前記印刷機。

【００４４】７．幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する
基層上にトナー画像を印刷するための印刷機であって、 −前記基層を第１の方向で動かすための手段、及び −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを、前記第１
の方向とは異なる第２の方向において動かすための手段
を備え、前記シャトルが −前記印刷幅と等しいか又はこれより大きい幅を有する
中間画像受入れ部材支持部材、 −個数が２に等しいか又はこれ以上の潜像支持部材であ
って、各がトナー粒子を供給するための手段と組み合わ
せられかつ前記中間画像受入れ部材の前記幅より小さい
幅を有し、前記ｎ個の潜像支持部材のうちの少なくも２
個が前記中間画像受入れの周囲に千鳥状に配置される前
記潜像支持部材を特徴とする印刷機。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の特別な実施例による印刷機の図
式的な斜視図である。

【図２】印刷すべき基層の平面における投影として示さ
れた本発明の第１の特別な実施例による印刷機の図式的
な斜視図である。

【符号の説明】

１００ 潜像支持部材 １０１ 基層 １０２ａ トナー供給手段

フロントページの続き (72)発明者 ジヤツク・レオナール ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 グイド・デジエ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 セルジユ・タベルニエ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する基
   層上にトナー画像を印刷するための、印刷幅（ＰＷ）の
   印刷機であって、 前記印刷幅に等しいか又はこれより大きい幅（ＷＬＩ）
   を有する潜像支持部材があり、 個数ｎのトナー供給手段であって、各が前記画像支持部
   材の前記幅（ＷＬＩ）より小さい幅（ＷＴＤ）を有する
   前記トナー供給手段がありを備え、 前記個数ｎが２個に等しいか又はこれより大きく、そし
   て前記ｎ個のトナー供給手段のうちの少なくも２個が前
   記潜像支持部材の周囲に千鳥状に配列されることを特徴
   とする印刷機。
2. 【請求項２】 幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する基
   層上にトナー画像を印刷するための、印刷幅（ＰＷ）の
   印刷機であって、 前記印刷幅に等しいか又はこれより大きい幅を有する中
   間画像受入れ部材支持部材、 個数ｎの潜像支持部材であって、各がトナー粒子を供給
   するための手段と組み合わせられかつ前記中間画像受入
   れ部材の前記幅より小さい幅を有する前記潜像支持部材
   を備え、 前記個数ｎが２個に等しいか又はこれより大きく、そし
   て前記ｎ個の潜像支持部材のうちの少なくも２個が前記
   中間画像受入れ部材の周囲に千鳥状に配列されることを
   特徴とする印刷機。
3. 【請求項３】 幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する基
   層上にトナー画像を印刷するための印刷機であって、 −前記基層を第１の方向で動かすための手段、及び −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを、前記第１
   の方向とは異なる第２の方向において動かすための手段
   を備え、前記シャトルが −前記スオース幅に等しいか又はこれより大きい幅（Ｗ
   ＬＩ）を有する潜像支持部材、及び −個数ｎが２に等しいか又はこれ以上のトナー供給手段
   であって、各が前記潜像支持部材の前記幅（ＷＬＩ）よ
   り小さい幅（ＷＴＤ）を有し、前記ｎ個のトナー供給手
   段のうちの少なくも２個が前記潜像支持部材の周囲に千
   鳥状に配置される前記トナー供給手段を備えることを特
   徴とする前記印刷機。
4. 【請求項４】 幅（ＷＳ）及び長さ（ＬＳ）を有する基
   層上にトナー画像を印刷するための印刷機であって、 −前記基層を第１の方向で動かすための手段、及び −スオース幅（ＳＷＳ）を有するシャトルを、前記第１
   の方向とは異なる第２の方向において動かすための手段
   を備え、前記シャトルが −前記印刷幅と等しいか又はこれより大きい幅を有する
   中間画像受入れ部材支持部材、 −個数が２に等しいか又はこれ以上の潜像支持部材であ
   って、各がトナー粒子を供給するための手段と組み合わ
   せられかつ前記中間画像受入れ部材の前記幅より小さい
   幅を有し、前記ｎ個の潜像支持部材のうちの少なくも２
   個が前記中間画像受入れの周囲に千鳥状に配置される前
   記潜像支持部材を特徴とする印刷機。