JPH10186463A - 小型スタジオ装置に於けるライティング装置 - Google Patents
小型スタジオ装置に於けるライティング装置Info
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- JPH10186463A JPH10186463A JP34522296A JP34522296A JPH10186463A JP H10186463 A JPH10186463 A JP H10186463A JP 34522296 A JP34522296 A JP 34522296A JP 34522296 A JP34522296 A JP 34522296A JP H10186463 A JPH10186463 A JP H10186463A
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- cutter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の複数の照明器具によるライティングを
改良し、光源として円環状の環状ランプを利用して照明
ポイントを1カ所とし、太陽光に近いライティングがで
き、かつ調整を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 小型スタジオの天井部に光源1と該光源
1と被写体商品との間に設けた光カッタ−装置とからな
るライティング装置において、光源1は環状のランプで
あり、又光カッタ−装置は、光カッタ−パネル駆動軸3
と、これと同心でこれを囲繞するパネル支持筒4と、パ
ネル支持筒4に中間スペ−サ8を介し回転可能に積層し
た光カッタ−パネル2と、積層された光カッタ−パネル
2を前記光カッタ−パネル駆動軸3によって個々に回転
駆動して円周方向位置を調整する円周方向調整装置10
とからなっている。又、光カッタ−パネル2は内周面に
多数の光カッタ−パネル固定溝7を備えたリング部6
と、リング部6からその半径方向に突出するロッド2b
と、ロッド2bの先端に設けたパネル2aとからなって
いる。
改良し、光源として円環状の環状ランプを利用して照明
ポイントを1カ所とし、太陽光に近いライティングがで
き、かつ調整を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 小型スタジオの天井部に光源1と該光源
1と被写体商品との間に設けた光カッタ−装置とからな
るライティング装置において、光源1は環状のランプで
あり、又光カッタ−装置は、光カッタ−パネル駆動軸3
と、これと同心でこれを囲繞するパネル支持筒4と、パ
ネル支持筒4に中間スペ−サ8を介し回転可能に積層し
た光カッタ−パネル2と、積層された光カッタ−パネル
2を前記光カッタ−パネル駆動軸3によって個々に回転
駆動して円周方向位置を調整する円周方向調整装置10
とからなっている。又、光カッタ−パネル2は内周面に
多数の光カッタ−パネル固定溝7を備えたリング部6
と、リング部6からその半径方向に突出するロッド2b
と、ロッド2bの先端に設けたパネル2aとからなって
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指輪や口紅などの
小物から、家庭用洗剤などの大きさまでの雑貨等のチラ
シやカタログ用の写真撮影を行うための小型スタジオ装
置に於けるライティング装置に関するものである。
小物から、家庭用洗剤などの大きさまでの雑貨等のチラ
シやカタログ用の写真撮影を行うための小型スタジオ装
置に於けるライティング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雑貨等のチラシやカタログ用の写
真撮影を行う際に、シャッタ−を切るまでの間に、多く
の手間と時間がかかっていた。その多くはライティング
に費やされており、ライティングにはきわめて専門的な
技術を必要とする。チラシやカタログ用の写真撮影に
は、高品質で迅速な写真撮影が求められているが、同時
に写真撮影の容易性及びコストダウンが求められてい
る。
真撮影を行う際に、シャッタ−を切るまでの間に、多く
の手間と時間がかかっていた。その多くはライティング
に費やされており、ライティングにはきわめて専門的な
技術を必要とする。チラシやカタログ用の写真撮影に
は、高品質で迅速な写真撮影が求められているが、同時
に写真撮影の容易性及びコストダウンが求められてい
る。
【0003】この問題を解決すべく、本発明者は先に
「小型スタジオ」と題する発明を開示した(特願平8−
176368)。これについて図11を参照して説明す
る。図11で、小型スタジオは上部箱体a、中央部箱体
b及び下部箱体cとからなり、上部箱体aはその天板に
出力調整可能な上部光源d1〜d4が取り付けられ、その
底板は該上部光源の光を拡散させる拡散板fとし、中央
部箱体bは、その天井部は上部箱体aの拡散板fが覆
い、その底板は、下部光源のj1〜j4の光を拡散させ、
かつホリゾント部を備える撮影台hであり、その側板に
は前記ホリゾント部に左右対向する側板の中央部にカメ
ラ設置用口iを設け、下部箱体cは、その天井部は中央
部箱体bの撮影台hが覆い、下部箱体cの底板には出力
調整可能な下部光源j1〜j4が取付けられ、前記カメラ
設置用口iにカメラを設置するようにした小型スタジオ
装置である。さらに前記中央部箱体bを左右2枚の拡散
板k1,k2により撮影室と左右手前側の一対のサイド光
源室l1,l2に仕切り、一対のサイド光源室l1,l2に
も出力調整可能なサイド光源m1,m2を設けている。そ
して、上部光源d1〜d4、下部光源j1〜j4との組み合
わせによりライティングパタ−ンを自在とし、拡散板を
透過させることにより光をやわらかくしている。
「小型スタジオ」と題する発明を開示した(特願平8−
176368)。これについて図11を参照して説明す
る。図11で、小型スタジオは上部箱体a、中央部箱体
b及び下部箱体cとからなり、上部箱体aはその天板に
出力調整可能な上部光源d1〜d4が取り付けられ、その
底板は該上部光源の光を拡散させる拡散板fとし、中央
部箱体bは、その天井部は上部箱体aの拡散板fが覆
い、その底板は、下部光源のj1〜j4の光を拡散させ、
かつホリゾント部を備える撮影台hであり、その側板に
は前記ホリゾント部に左右対向する側板の中央部にカメ
ラ設置用口iを設け、下部箱体cは、その天井部は中央
部箱体bの撮影台hが覆い、下部箱体cの底板には出力
調整可能な下部光源j1〜j4が取付けられ、前記カメラ
設置用口iにカメラを設置するようにした小型スタジオ
装置である。さらに前記中央部箱体bを左右2枚の拡散
板k1,k2により撮影室と左右手前側の一対のサイド光
源室l1,l2に仕切り、一対のサイド光源室l1,l2に
も出力調整可能なサイド光源m1,m2を設けている。そ
して、上部光源d1〜d4、下部光源j1〜j4との組み合
わせによりライティングパタ−ンを自在とし、拡散板を
透過させることにより光をやわらかくしている。
【0004】さて、写真撮影のための照明において、本
来は太陽の明りが最も自然な筈である。スタジオなどの
屋内撮影において、照明器具はすべて被写体の必要な部
分に光を投射して行っている。1灯だけで理想的な照明
コンディションを作ることが困難なため、その数は上に
述べたように2灯、3灯から、多くは10灯以上まで使
用しなければならないケ−スがある。スペ−ス、電源容
量、被写体の熱耐久などを勘案すると、照明器具の数は
少ないに越したことはない。このことから、太陽の下で
の日傘と同様の働きを持つ光カッタ−装置が望まれてい
る。このような光カッタ−装置によって、日向と影即ち
明暗を現出することで被写体に立体感と存在感あるいは
生き生きとした個性を生み出すことが出来る撮影装置が
望まれている。
来は太陽の明りが最も自然な筈である。スタジオなどの
屋内撮影において、照明器具はすべて被写体の必要な部
分に光を投射して行っている。1灯だけで理想的な照明
コンディションを作ることが困難なため、その数は上に
述べたように2灯、3灯から、多くは10灯以上まで使
用しなければならないケ−スがある。スペ−ス、電源容
量、被写体の熱耐久などを勘案すると、照明器具の数は
少ないに越したことはない。このことから、太陽の下で
の日傘と同様の働きを持つ光カッタ−装置が望まれてい
る。このような光カッタ−装置によって、日向と影即ち
明暗を現出することで被写体に立体感と存在感あるいは
生き生きとした個性を生み出すことが出来る撮影装置が
望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】叙上の経緯から従来の
複数の照明器具によるライティングを改良し、光源とし
て円環状のランプ、例えば環状蛍光灯、環状ネオン管又
は環状ストロボ等を利用し、照明ポイントを1カ所とし
て太陽光に近いライティングができ、かつ上記日傘に相
当するような影の現出を容易にする光カッタ−装置を提
供することを目的とする。
複数の照明器具によるライティングを改良し、光源とし
て円環状のランプ、例えば環状蛍光灯、環状ネオン管又
は環状ストロボ等を利用し、照明ポイントを1カ所とし
て太陽光に近いライティングができ、かつ上記日傘に相
当するような影の現出を容易にする光カッタ−装置を提
供することを目的とする。
【0006】
(1) 小型スタジオの天井部に設けた光源1と、該光
源1と被写体商品との間に設けた光カッタ−装置とから
なるライティング装置において、前記光源1は環状のラ
ンプであり、前記光カッタ−装置は、光カッタ−パネル
駆動軸3と、該光カッタ−パネル駆動軸3と同心でこれ
を囲繞するパネル支持筒4と、パネル支持筒4に中間ス
ペ−サ8を介し回転可能に積層した複数の光カッタ−パ
ネル2と、積層された光カッタ−パネル2を前記光カッ
タ−パネル駆動軸3によって個別に回転駆動して円周方
向位置を調整する円周方向位置調整装置10とで構成し
た。
源1と被写体商品との間に設けた光カッタ−装置とから
なるライティング装置において、前記光源1は環状のラ
ンプであり、前記光カッタ−装置は、光カッタ−パネル
駆動軸3と、該光カッタ−パネル駆動軸3と同心でこれ
を囲繞するパネル支持筒4と、パネル支持筒4に中間ス
ペ−サ8を介し回転可能に積層した複数の光カッタ−パ
ネル2と、積層された光カッタ−パネル2を前記光カッ
タ−パネル駆動軸3によって個別に回転駆動して円周方
向位置を調整する円周方向位置調整装置10とで構成し
た。
【0007】(2) 上記(1)の構成において、光カッ
タ−パネル2を内周面に多数の光カッタ−パネル固定溝
7を備えたリング部6と、リング部6からその半径方向
に突出するロッド2bと、ロッド2bの先端に設けた光
カット用パネル2aとで構成した。
タ−パネル2を内周面に多数の光カッタ−パネル固定溝
7を備えたリング部6と、リング部6からその半径方向
に突出するロッド2bと、ロッド2bの先端に設けた光
カット用パネル2aとで構成した。
【0008】(3) 上記(2)の構成において、円周方
向位置調整装置10は、タイミングベルト19で駆動さ
れる光カッタ−パネル駆動軸3と、該駆動軸3に固設し
た固定ピン保持筒11と、保持筒11内にあってばね1
2によって突出方向に付勢される固定ピン9と、固定ピ
ン9を光カッタ−パネル2のリング部6の内周面に設け
た固定溝7から引出す電磁石14とからなるパネル回動
機構と、パネル支持筒4の上部に設けた上下送り用歯車
溝16及び該歯車溝16と噛み合うピニオン17とから
なるパネル支持筒上下動機構より構成されている。
向位置調整装置10は、タイミングベルト19で駆動さ
れる光カッタ−パネル駆動軸3と、該駆動軸3に固設し
た固定ピン保持筒11と、保持筒11内にあってばね1
2によって突出方向に付勢される固定ピン9と、固定ピ
ン9を光カッタ−パネル2のリング部6の内周面に設け
た固定溝7から引出す電磁石14とからなるパネル回動
機構と、パネル支持筒4の上部に設けた上下送り用歯車
溝16及び該歯車溝16と噛み合うピニオン17とから
なるパネル支持筒上下動機構より構成されている。
【0009】(4) 上記(1)の構成で、環状光源1が
直径の異る複数の環状のランプを同心状に配設し、該複
数の環状のランプに対応してロッド2bの長さの異る光
カッタ−パネルを夫々複数個設けた。
直径の異る複数の環状のランプを同心状に配設し、該複
数の環状のランプに対応してロッド2bの長さの異る光
カッタ−パネルを夫々複数個設けた。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のライティング装置は、こ
れを要約すると、図1に示す如く、光源1として円環状
のランプを用い、この円環状のランプの一部をカバ−し
て光をカットすべく、複数枚の光カッタ−パネル2を用
意し、これを光源1と被写体商品との間に設備し、中心
の光カッタ−パネル駆動軸3の回りに自由に回転と上下
動ができる構造にしたものである。そして光カッタ−パ
ネル2はこれを複数枚用意しておき、それぞれ所望の位
置に移動することによって光源1の光を自由にカット
し、光を切る面積を変化できるようにしたものである。
れを要約すると、図1に示す如く、光源1として円環状
のランプを用い、この円環状のランプの一部をカバ−し
て光をカットすべく、複数枚の光カッタ−パネル2を用
意し、これを光源1と被写体商品との間に設備し、中心
の光カッタ−パネル駆動軸3の回りに自由に回転と上下
動ができる構造にしたものである。そして光カッタ−パ
ネル2はこれを複数枚用意しておき、それぞれ所望の位
置に移動することによって光源1の光を自由にカット
し、光を切る面積を変化できるようにしたものである。
【0011】図2以下を参照して本発明に係る光カッタ
−パネル2とその駆動部の構造について説明する。図2
で4はパネル支持筒で、これに複数個(図では6個)の
光カッタ−パネル2が上部支持板5aと下部支持板5b
との間に回転可能に積層されている。
−パネル2とその駆動部の構造について説明する。図2
で4はパネル支持筒で、これに複数個(図では6個)の
光カッタ−パネル2が上部支持板5aと下部支持板5b
との間に回転可能に積層されている。
【0012】光カッタ−パネル2は図3に示す如く、光
カッタ−パネル駆動軸3に対して連結されるリング部6
の外周部に半径方向に取付けられる。リング部6には1
枚の扇形をした光カット用のパネル2aがロッド2bを
介し取付けられている。リング部6の内周面には全周に
わたって複数個の光カッタ−パネル固定溝7が等間隔で
中心軸方向に設けられている。
カッタ−パネル駆動軸3に対して連結されるリング部6
の外周部に半径方向に取付けられる。リング部6には1
枚の扇形をした光カット用のパネル2aがロッド2bを
介し取付けられている。リング部6の内周面には全周に
わたって複数個の光カッタ−パネル固定溝7が等間隔で
中心軸方向に設けられている。
【0013】図2に戻り、このような光カッタ−パネル
2はそのリング部6がパネル支持筒4の中間部に複数個
(図では計6個)が中間スペ−サ8を介して回動可能に
積層されている。中間スペ−サ8は上下に隣接する光カ
ッタ−パネルのリング部6の間にあって相対的に回動し
易くする為に介在させている。
2はそのリング部6がパネル支持筒4の中間部に複数個
(図では計6個)が中間スペ−サ8を介して回動可能に
積層されている。中間スペ−サ8は上下に隣接する光カ
ッタ−パネルのリング部6の間にあって相対的に回動し
易くする為に介在させている。
【0014】図3で、9は光カッタ−パネル2のリング
部6を光カッタ−パネル駆動軸3に対して固定する固定
ピンである。固定ピン9はリング部6の内周に放射方向
に設けた光カッタ−パネル固定溝7に対して出し入れ
し、これの先端が固定溝7内に張り出した時はリング部
6は光カッタ−パネル駆動軸3に対し一体化され、光カ
ッタ−パネル駆動軸3と共に回動可能となる。
部6を光カッタ−パネル駆動軸3に対して固定する固定
ピンである。固定ピン9はリング部6の内周に放射方向
に設けた光カッタ−パネル固定溝7に対して出し入れ
し、これの先端が固定溝7内に張り出した時はリング部
6は光カッタ−パネル駆動軸3に対し一体化され、光カ
ッタ−パネル駆動軸3と共に回動可能となる。
【0015】固定ピン9の出し入れは光カッタ−パネル
駆動軸3に設けた円周方向位置調整装置10を操作する
ことによって行われる。調整装置10は、光カッタ−パ
ネル駆動軸3にその直径方向に固設した1対の固定ピン
保持筒11(図4)を有し、この中に固定ピン9を常時
固定溝7に向って突出する方向に付勢するばね例えばコ
イルばね12が装着されている。固定ピン9は断面T字
型をなしている。T字型をした固定ピン9の頂部はばね
12の一端に当接し、同じく固定ピン9の軸部はパネル
支持筒4に穿設した穴13を貫通し、リング部6の半径
方向に設けた固定溝7に向って押し出され嵌合してい
る。
駆動軸3に設けた円周方向位置調整装置10を操作する
ことによって行われる。調整装置10は、光カッタ−パ
ネル駆動軸3にその直径方向に固設した1対の固定ピン
保持筒11(図4)を有し、この中に固定ピン9を常時
固定溝7に向って突出する方向に付勢するばね例えばコ
イルばね12が装着されている。固定ピン9は断面T字
型をなしている。T字型をした固定ピン9の頂部はばね
12の一端に当接し、同じく固定ピン9の軸部はパネル
支持筒4に穿設した穴13を貫通し、リング部6の半径
方向に設けた固定溝7に向って押し出され嵌合してい
る。
【0016】14は光カッタ−パネル駆動軸3側に設け
た電磁石(電源に対し駆動軸3内に配線される)、15
は固定ピン9の頂部に固設した筒状の被吸着体である。
電磁石14と被吸着体15は同心で、電磁石14が図示
しない電源によって励磁され、被吸着体15を介し固定
ピン9が吸着されると、被吸着体15内に電磁石14が
嵌り、固定ピン9をリング部6から引出す。すると、光
カッタ−パネル2は円周方向に自由となる。
た電磁石(電源に対し駆動軸3内に配線される)、15
は固定ピン9の頂部に固設した筒状の被吸着体である。
電磁石14と被吸着体15は同心で、電磁石14が図示
しない電源によって励磁され、被吸着体15を介し固定
ピン9が吸着されると、被吸着体15内に電磁石14が
嵌り、固定ピン9をリング部6から引出す。すると、光
カッタ−パネル2は円周方向に自由となる。
【0017】又パネル支持筒上下動機構は次の構成とな
っている。パネル支持筒4の上部には円周方向に設けた
上下送り用歯車溝16(図2)が円周方向に平行に複数
設けられており、これが上下送り用のピニオン17と噛
み合い、パネル支持筒4を上下動するよう構成されてい
る。ピニオン17は図示しないモ−タによりピニオン軸
18を介し駆動される。
っている。パネル支持筒4の上部には円周方向に設けた
上下送り用歯車溝16(図2)が円周方向に平行に複数
設けられており、これが上下送り用のピニオン17と噛
み合い、パネル支持筒4を上下動するよう構成されてい
る。ピニオン17は図示しないモ−タによりピニオン軸
18を介し駆動される。
【0018】又、光カッタ−パネル駆動軸3の頂部に
は、タイミングベルト19が巻き掛けられている。タイ
ミングベルト19は図示しないモ−タにより駆動され
る。タイミングベルト19が駆動され、駆動軸3が回転
すると、前記固定ピン9と一体にパネル支持筒4が回転
する。同時に固定ピン9はリング部6と係合しているの
で光カッタ−パネル2は円周方向に回りその位置を所望
位置に調整することができる。パネル支持筒4は光カッ
タ−パネル駆動軸3と共に回動し、かつ相対的に上下動
可能であるが、この上下動機構及び回動機構は、上記形
態に限定するものではなく、一般に知られている機構を
用いることができる。
は、タイミングベルト19が巻き掛けられている。タイ
ミングベルト19は図示しないモ−タにより駆動され
る。タイミングベルト19が駆動され、駆動軸3が回転
すると、前記固定ピン9と一体にパネル支持筒4が回転
する。同時に固定ピン9はリング部6と係合しているの
で光カッタ−パネル2は円周方向に回りその位置を所望
位置に調整することができる。パネル支持筒4は光カッ
タ−パネル駆動軸3と共に回動し、かつ相対的に上下動
可能であるが、この上下動機構及び回動機構は、上記形
態に限定するものではなく、一般に知られている機構を
用いることができる。
【0019】(作動) 1)電源を「オン」して、光源1を点灯する。 2)タイミングベルト19を回すと、固定ピン9が嵌合
している光カッタ−パネル2が回転する。 3)電磁石14を「オン」して固定ピン9をばね12に
抗して引出し、ピニオン17を駆動してパネル支持筒4
を上下動し、所定の光カッタ−パネルの位置で電磁石1
4を「オフ」すると固定ピン9が固定溝7に嵌る。 4)ベルト19を駆動して光カッタ−パネル2を円周方
向に回動して所望の位置決めをする。 5)かくして回転と上下動で所要個数の光カッタ−パネ
ル2について夫々所望の配置が完了したならば、カメラ
で商品の撮影をする。 6)なお同種の商品に対しては、予め組んだ最適配列を
コンピュ−タ化しておけば、コンピュ−タ操作で、スピ
−ディ−に最適位置を再現することができる。
している光カッタ−パネル2が回転する。 3)電磁石14を「オン」して固定ピン9をばね12に
抗して引出し、ピニオン17を駆動してパネル支持筒4
を上下動し、所定の光カッタ−パネルの位置で電磁石1
4を「オフ」すると固定ピン9が固定溝7に嵌る。 4)ベルト19を駆動して光カッタ−パネル2を円周方
向に回動して所望の位置決めをする。 5)かくして回転と上下動で所要個数の光カッタ−パネ
ル2について夫々所望の配置が完了したならば、カメラ
で商品の撮影をする。 6)なお同種の商品に対しては、予め組んだ最適配列を
コンピュ−タ化しておけば、コンピュ−タ操作で、スピ
−ディ−に最適位置を再現することができる。
【0020】以上説明した複数個、例えば6個の光カッ
タ−パネル2を備えたライティング装置は、非使用時に
は図5の様な状態で一定の位置に静止している。この状
態から実際にライティングを要するときは、ベルト19
による回転とピニオン17と上下送り用歯車溝16から
なる上下動機構と回動機構を操作して、図6の如く光カ
ッタ−パネル2を移動して位置決めする。
タ−パネル2を備えたライティング装置は、非使用時に
は図5の様な状態で一定の位置に静止している。この状
態から実際にライティングを要するときは、ベルト19
による回転とピニオン17と上下送り用歯車溝16から
なる上下動機構と回動機構を操作して、図6の如く光カ
ッタ−パネル2を移動して位置決めする。
【0021】図7は光源として3本の環状ランプ(図で
は3本の蛍光灯)1a,1b,1cを使用した場合であ
る。各環状ランプ1a,1b,1cの光をカットするた
め、夫々の光源に対して、その下方に扇状のパネル2
a,2a′,2a″を配置し、それぞれ上に述べた機構で
操作しカットできるようになっている。図7の場合は3
枚の光カット用パネル2a,2a′,2a″が放射方向
に整列した場合である。この場合、光カット用パネル2
a,2a′,2a″は前記パネル支持筒4にさらに付加
積層されている。
は3本の蛍光灯)1a,1b,1cを使用した場合であ
る。各環状ランプ1a,1b,1cの光をカットするた
め、夫々の光源に対して、その下方に扇状のパネル2
a,2a′,2a″を配置し、それぞれ上に述べた機構で
操作しカットできるようになっている。図7の場合は3
枚の光カット用パネル2a,2a′,2a″が放射方向
に整列した場合である。この場合、光カット用パネル2
a,2a′,2a″は前記パネル支持筒4にさらに付加
積層されている。
【0022】図8は図7の状態から中心部のパネル2
a″を回動してずらした場合である。これにより大小の
影(暗部)が2個所に生ずる。
a″を回動してずらした場合である。これにより大小の
影(暗部)が2個所に生ずる。
【0023】図9は複数の光カッタ−パネル2をそれぞ
れ別の位置に配し、より立体的な感じを被写体である商
品に与へることができるようにした配置例である。
れ別の位置に配し、より立体的な感じを被写体である商
品に与へることができるようにした配置例である。
【0024】図10の場合には種々のライティングパタ
−ンを予め作っておき、これをコンピュ−タに記憶させ
ておくことにより、複雑なケ−スでも、いちいち人が操
作するのでなく、ボタン操作で自動操作し、容易に好適
なライティングを再現できることを示す。
−ンを予め作っておき、これをコンピュ−タに記憶させ
ておくことにより、複雑なケ−スでも、いちいち人が操
作するのでなく、ボタン操作で自動操作し、容易に好適
なライティングを再現できることを示す。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明により、光源を環状のラ
ンプとしたので、光源が単純化された。又この単純化さ
れた環状ランプに対応し、光カッタ−パネルをパネル支
持筒のまわりに複数積層し、これらを個々に回動可能に
したので、被写体に対するライティングを容易かつ完璧
に調整することが可能となった。
ンプとしたので、光源が単純化された。又この単純化さ
れた環状ランプに対応し、光カッタ−パネルをパネル支
持筒のまわりに複数積層し、これらを個々に回動可能に
したので、被写体に対するライティングを容易かつ完璧
に調整することが可能となった。
【0026】請求項2の発明により、光カッタ−パネル
は中心部のリング部の内周面に固定溝7を設けたので、
円周方向位置調整に際し、光カッタ−パネル駆動軸3に
設けた固定ピン9と係合させて回転させることができる
ので、回転を容易化し、その位置調整をし易くなり、商
品の撮影準備が容易化された。
は中心部のリング部の内周面に固定溝7を設けたので、
円周方向位置調整に際し、光カッタ−パネル駆動軸3に
設けた固定ピン9と係合させて回転させることができる
ので、回転を容易化し、その位置調整をし易くなり、商
品の撮影準備が容易化された。
【0027】請求項3の発明により、円周方向位置調整
装置10が電磁石14の作用で固定ピン9の引出しを容
易化したので、調整作業が極めて容易になった。
装置10が電磁石14の作用で固定ピン9の引出しを容
易化したので、調整作業が極めて容易になった。
【0028】請求項4の発明により、光源を複数の環状
ランプとしても、これに対応して、光カットパネルを夫
々設けて、各環状ランプの光をカットできるようにした
ので、より精密なライティングが可能となり、太陽光と
日傘の関係に近いライティングを実現でき、理想的な撮
影が可能となった。
ランプとしても、これに対応して、光カットパネルを夫
々設けて、各環状ランプの光をカットできるようにした
ので、より精密なライティングが可能となり、太陽光と
日傘の関係に近いライティングを実現でき、理想的な撮
影が可能となった。
【図1】本発明の原理図。
【図2】光カッタ−パネルの駆動部詳細図。
【図3】(a)は光カッタ−パネルのリング部詳細断面
図、(b)はリング部の斜視図、(c)は光カッタ−パネル
の平面図。
図、(b)はリング部の斜視図、(c)は光カッタ−パネル
の平面図。
【図4】光カッタ−パネル駆動軸とリング部の関係図。
【図5】光カッタ−パネルの非使用状態。
【図6】光カッタ−パネルの使用状態。
【図7】光源が3個の場合
【図8】同じく光源が3個の場合の光カッタ−パネルの
別個の位置に配した例。
別個の位置に配した例。
【図9】図8よりさらに複雑な配置例。
【図10】図9よりさらに複雑な場合で、コンピュ−タ
操作で配列する場合の例。
操作で配列する場合の例。
【図11】先発明の説明図。
1 光源 1a,1b,1c 環状ラ
ンプ 2 光カッタ−パネル 2a,2a′,2a″ 光カ
ット用パネル 2b ロッド 3 光カッタ−パネ
ル駆動軸 4 パネル支持筒 5a,5b 支持板 6 リング部 7 固定溝 8 中間スペ−サ 9 固定ピン 10 調整装置 11 固定ピン保持筒 12 ばね 13 穴 14 電磁石 15 被吸着体 16 上下送り用歯車溝 17 ピニオン 18 ピニオン軸 19 タイミングベル
ト
ンプ 2 光カッタ−パネル 2a,2a′,2a″ 光カ
ット用パネル 2b ロッド 3 光カッタ−パネ
ル駆動軸 4 パネル支持筒 5a,5b 支持板 6 リング部 7 固定溝 8 中間スペ−サ 9 固定ピン 10 調整装置 11 固定ピン保持筒 12 ばね 13 穴 14 電磁石 15 被吸着体 16 上下送り用歯車溝 17 ピニオン 18 ピニオン軸 19 タイミングベル
ト
Claims (4)
- 【請求項1】 小型スタジオの天井部に設けた光源(1)
と、該光源(1)と被写体商品との間に設けた光カッタ−
装置とからなるライティング装置において、 前記光源(1)は環状のランプであり、 前記光カッタ−装置は、光カッタ−パネル駆動軸(3)
と、該光カッタ−パネル駆動軸(3)と同心でこれを囲繞
するパネル支持筒(4)と、パネル支持筒(4)に中間スペ
−サ(8)を介し回転可能に積層した複数の光カッタ−パ
ネル(2)と、積層された光カッタ−パネル(2)を前記光
カッタ−パネル駆動軸(3)によって個別に回転駆動して
円周方向位置を調整する円周方向位置調整装置(10)とか
らなることを特徴とする小型スタジオ装置に於けるライ
ティング装置。 - 【請求項2】 光カッタ−パネル(2)は内周面に多数の
光カッタ−パネル固定溝(7)を備えたリング部(6)と、
リング部(6)からその半径方向に突出するロッド(2b)
と、ロッド(2b)の先端に設けた光カット用パネル(2a)と
からなる請求項1記載の小型スタジオ装置に於けるライ
ティング装置。 - 【請求項3】 円周方向位置調整装置(10)は、タイミン
グベルト(19)で駆動される光カッタ−パネル駆動軸(3)
と、該駆動軸(3)に固設した固定ピン保持筒(11)と、該
保持筒(11)内にあってばね(12)によって突出方向に付勢
される固定ピン(9)と、固定ピン(9)を光カッタ−パネ
ル(2)のリング部(6)の内周面に設けた固定溝(7)から
引出す電磁石(14)とからなるパネル回動機構と、パネル
支持筒(4)の上部に設けた上下送り用歯車溝(16)及び該
歯車溝(16)と噛み合うピニオン(17)とからなるパネル支
持筒上下動機構とからなる請求項2記載の小型スタジオ
装置に於けるライティング装置。 - 【請求項4】 環状のランプよりなる光源(1)が直径の
異る複数の環状のランプを同心状に配設し、該複数の環
状のランプに対応してロッド(2b)の長さの異る光カッタ
−パネルを夫々複数個設けた請求項1記載の小型スタジ
オ装置に於けるライティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34522296A JPH10186463A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 小型スタジオ装置に於けるライティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34522296A JPH10186463A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 小型スタジオ装置に於けるライティング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186463A true JPH10186463A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18375130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34522296A Pending JPH10186463A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 小型スタジオ装置に於けるライティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110242924A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-09-17 | 广州市珠江灯光科技有限公司 | 一种用于远距离定点投射的防水led切割灯 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34522296A patent/JPH10186463A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110242924A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-09-17 | 广州市珠江灯光科技有限公司 | 一种用于远距离定点投射的防水led切割灯 |
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