JPH10186030A - 方向検出可能魚群探知機 - Google Patents

方向検出可能魚群探知機

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JPH10186030A
JPH10186030A JP9296716A JP29671697A JPH10186030A JP H10186030 A JPH10186030 A JP H10186030A JP 9296716 A JP9296716 A JP 9296716A JP 29671697 A JP29671697 A JP 29671697A JP H10186030 A JPH10186030 A JP H10186030A
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義直 石川
Takeshi Kato
毅 加藤
Shigeru Nagarego
繁 流郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直魚群探知機で魚群位置の検出を可能とす
る。 【解決手段】 半減全角か40°の同一特性のランジュ
バン振動子11A,11B,11Cを、その法線12
A,12B,12Cが鉛直線13上の1点で20°の角
度で交差し、120°角間隔で配置し、振動子11A,
11B,11Cよりそれぞれ超音波パルスを放射し、そ
の各反射波を対応放射振動子でそれぞれ受波し、その各
受波レベルを検出し、同一魚群からの3つの受波レベル
の相対比により、その魚群位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は魚群の方向又は/
及び位置をも検出可能とする魚群探知機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に魚群の位置や移動方向を検出する
装置として、電子スキャンニングソナーや、サーチライ
トソナーが用いられてきた。又その変形的ソナーとして
サイドスキャンソナー、セクタスキャンソナー等も利用
されている。これらの装置は、海面下を3次元的に表現
出来る点で優れている。しかし電子スキャンニングソナ
ー等は装置が大がかりとなり、コストも高く艤装も大変
である。比較的小型のサーチライトソナー等はコストも
比較的低く押さえられるが、メカニックスキャンの為早
い探索や魚群の早い動きに追従出来ない場合があった。
又映像表示がPPI表示のため操作には、熟練を要する
と言われている。サイドスキャンニングソナーには、電
子スキャンニング法とメカニックスキャンニング法があ
る。又、両者を組み合わせたセクタ電子スキャンニング
法等種々の方法が開発されているが同様の欠点がある。
【0003】その他、電子スキャンソナーやサーチライ
トソナーは、超音波ビームをできるだけ狭く絞って方位
分解能を上げようとするため、海底の底質(岩盤、砂
地、等)の判断は難しい事が上げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は超音
波ビームを走査(スキャンニング)することなく、反射
物標の方向又は/及び位置を検出でき、しかも小型、安
価に構成することができる魚群探知機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、比較
的広い指向性ビームをもちその指向性ビームが一部互い
に重ねられた第1、第2超音波送受波器より超音波パル
スがそれぞれ放射され、その反射波の対応放射送受波器
での受波レベルがそれぞれ検出され、同一反射物標より
の反射波に対する第1、第2送受波器の受波レベルの差
からその反射物標の方向が検出される。
【0006】第1、第2送受波器の各指向性ビームと一
部が重ねられた比較的広い指向性ビームの第3超音波送
受波器が更に設けられ、この第3送受波器より放射され
た超音波パルスの反射波についての第3送受波器での受
波レベルが検出され、同一反射物標よりの第1乃至第3
送受波器の各受波レベルからその反射物標の位置が求め
られる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明ではサイドローブが非常
に少なく、比較的広い、例えば半減全角が40°程度の
指向性ビームをもつ超音波送受波器が用いられる。この
ような送受波器としては図1Aに示すランジュバン円形
振動子を用いることができる。ランジュバン振動子の例
えばTGM50/200B/12Lの指向特性の50k
Hzでの実測データを図1Bに示す。この指向特性から
わかるようにサイドローブはほとんどない。ランジュバ
ン振動子は円形振動子であるため、全周にわたり対称性
がよい指向特性が得られる。
【0008】このような同一の広い指向性の2つの送受
波器がその指向性ビームを一部互いに重ねて設けられ
る。例えば図2Aに示すように、2つのランジュバン振
動子11A,11Bがその中心線12A,12Bを鉛直
線13に対し、互いに反対側に20°傾斜させて設けら
れる。送受波器11A,11Bの送受波面をそれぞれ2
0°の俯角を与える。両送受波器の指向特性は図2Bの
曲線14A,14Bとなる。いま図2Bに示すように、
鉛直方向に対し、−30°の方向から10°づつ順次異
なる方向で+30°方向にそれぞれ反射物標P1 〜P7
があったとすると、これら各物標よりの反射波の送受波
器11A,11Bでの各受波レベルはそれぞれ異なった
ものとなる。例えば物標P2 についてみると、送受波器
11Aの感度が−0dB、送受波器11Bの感度は−2
0dBであるから、送受波器11Aの方が送受波器11
Bより受波レベルが20dB大きい、物標P4 について
は、送受波器11A,11Bの感度が共に−4dBであ
り、受波レベルに差がない。各物標P1 〜P7 について
の送受波器11A,11Bの感度は図2Cに示すように
なる。
【0009】従って送受波器11A,11Bの各法線1
2A,12Bの内側にある物標については、送受波器1
1A,11Bの感度差、つまり受波レベル差から、物標
の方向(方位)を求めることができる。物標の方向を決
めることができるのは両送受波器11A,11Bとも感
度が得られる角度範囲であり、一方の送受波器のみしか
感度が得られない場合は、例えば送受波器11Aのみし
か受波レベルが検出できない場合はその物標は−30°
〜−60°の概略方向に在ることと判断される。
【0010】このように2つの送受波器11A,11B
により物標方向を検出する場合におけるBスコープ表示
には、送受波器11A,11Bの両検出受信レベルを加
算した信号を用いる。更にこの発明では同一の広い指向
ビーム特性をもつ3つの送受波器を用いて、物標位置の
検出を可能とする。このため、図3Aに示すように3つ
の送受波器11A,11B,11Cの法線方向12A,
12B,12Cが鉛直線13に対し120°の等角間隔
となり、かつ図2Aに示したようにそれぞれ送受波面が
水平面に対して20°の俯角を互いに外側にもつように
送受波器11A,11B,11Cが配される。この時図
3Bに示すように送受波器11A,11B,11Cの各
放射ビーム16A,16B,16Cは互いに一部重なっ
た状態となる。送受波器11A,11B,11Cの位置
から100m下における法線12A,12B,12Cの
各位置、各送受波器11A,11B,11Cの各等感度
線(等音圧分布線)17A,17B,17Cは図4Aに
示すようになる。各放射ビーム16A,16B,16C
は鉛直線13に対し、それぞれ20°傾斜しているた
め、図4Bに示すように100mの深度で水平に切断す
れば、その断面は楕円となるから、感度線17A,17
B,17Cは実際にはそれぞれ楕円となる。
【0011】もし送受波器11A,11B,11Cの相
対感度差が20dBまで測定可能であれば、1辺が11
6mの正三角形18の内側の範囲では送受波器11A,
11B,11Cの相対感度差が測定できる。この正三角
形18の内側の各点は3つの等感度線17A,17B,
17Cの交点と対応し、よって送受波器11A,11
B,11Cの各感度の組により、位置が一義的に定ま
る。従って正三角形18の内側における1点にある物標
からの反射波の送受波器11A,11B,11Cでの受
信レベルを求めれば、その組合せよりその物標の位置を
求めることができる。送受波器11A,11B,11C
の感度差が12dBまでしか測定することができなけれ
ば、1辺が58mの正三角形19の内側にある物標の位
置を測定できる。ここで送受波器11A,11B,11
Cの感度及び指向特性がよく揃っているものとする。
【0012】以上の説明から、3つの送受波器11A,
11B,11Cを用い、水深100mで感度差が20d
Bまで測定できれば、図4Cに示すように領域ウ内の物
標は3つの送受波器11A,11B,11Cでその反射
波の受信レベルを検出できるから位置を正確に求めるこ
とができる。領域イ内の物標は、2つの送受波器11A
と11B、11Bと11C、11Cと11Aの何れかで
その反射波の受信レベルを検出できるから方向を正確に
検出することができる。領域ア内の物標はその反射波の
受信レベルは送受波器11A,11B,11Cの何れか
1つでしか検出できないから、概略の方向が判断され
る。
【0013】以上の測定原理を用いたこの発明の魚群探
知機の実施例を図5に示す。送受波器11A,11B,
11Cは図3を参照して説明したものと同様のものであ
り、これらに対し、送信部21A,21B,21Cから
それぞれ独立に励振パルスを印加することができるよう
にされる。このように広角超音波ビームの送受波を行う
と、他魚船の魚群探知機との干渉が問題となる。この点
から、同一周波数帯での送受波器の使用を避けること、
超音波パルス放射周期をランダム(規則性がない)にす
ることが考えられる。図5の例では乱数発生部22によ
り、例えば送信周期の1/10程度の範囲内で発信タイ
ミングをランダムに変化させ、その発信タイミング、つ
まり0m位置信号により送信制御部23が起動され、送
信制御部23は送信部21A,21B,21Cを順次制
御し、送受波器11A,11B,11Cよりシーケンス
的に超音波パルスが放射される。
【0014】送受波器11A,11B,11Cはその指
向特性と感度がよく揃ったものが望ましい。指向特性は
送受波器の形状などで決まりかなり揃うが、感度に関し
ては、固有振動周波数f0 などのずれ、その他の素因に
より厳密に揃えることは困難である。そこで送受波器1
1A,11B,11Cの感度差を予め測定し、これら3
つの送受波器11A,11B,11Cの感度が揃うよう
に、受信前置増幅器24の前段に設けた電子減衰器25
A,25B,25Cで補正する。この感度補正データは
感度補正ROM26に記憶され、また発信時の感度を下
げると共に、遠方よりの反射波の受信感度を上げるいわ
ゆるSTC用制御信号がSTC用ROM27に記憶され
ている。
【0015】送受波器11A,11B,11Cの各受波
信号はそれぞれ電子減衰器25A,25B,25Cへ供
給され、電子減衰器25A,25B,25Cの出力は受
信切換器28で順次切換えられて受信前置増幅器24へ
供給される。シーケンス切換制御部29により、何れの
送受波器による送受波を行うかの順序のタイミングが制
御され、そのタイミングにより乱数発生部22よりの乱
数発生が行われ、また送信制御部22の送信タイミング
が制御され、更にSTC特性、感度校正部31を通じ、
更に感度補正用ROM26の補正データが減衰器制御3
2を通じて電子減衰器25A,25B,25Cに対し、
初期設定がなされ、またSTC用ROM27のデータに
よる電子減衰器制御部32を通じる電子減衰器25A,
25B,25Cに対するSTC制御が行われ、更に受信
機切換器28が制御され、励振送受波器、例えば11A
と対応した電子減衰器25Aの選択がなされる。
【0016】前置増幅器24の出力に手動感度調整器3
3を通じ、更に後段増幅器34を通じて検波器35へ供
給されて検波され、その検波出力はA/D変換器36で
デジタル信号に変換され、その変換デジタルの探知信号
39Aは加算器37で加算されて、バッファメモリ3
8、領域38Aに書込まれる。バッファメモリ38への
書込みは、次に送受波器11Bが励振されると、その時
の探知信号39Bが前回の探知信号39Aと加算され
て、領域38Aに書込まれ、次に送受波器11Cの励振
により得られた探知信号39Cが領域38Aの信号と加
算されて領域38Aに書込まれる。領域38Aには探知
信号39A,39B,39Cが加算され、1つの探知信
号39が得られる。
【0017】この探知信号39は海底検出部41及びタ
ーゲット自動検出部42へ供給される。海底検出部41
は乱数発生部22よりの0位置信号(発信信号)とその
入力されて探知信号39から海底位置を検出する。この
検出は従来の魚群探知機で行われている手法と同様に行
われる。ターゲット自動検出部42は前記0位置信号と
検出海底位置信号との間の探知信号39中から魚群など
の物標からの反射信号を検出し、その検出した各物標反
射波信号ごとにそのタイミングでまた対応する時間だけ
アナログスイッチ43を開にする自動ゲート信号を生成
する。
【0018】バッファメモリ38よりの探知信号39は
Bスコープ映像化処理部44で処理され、更にビデオ信
号変換部45を通じてラスタスキャン表示器46へ供給
され、例えば表示面に上下方向へ1本の表示線に1探知
信号39が表示され、その表示線が表示面の左右の一端
より他端にないものから順に表示される。例えば図6に
示すように通常の魚群探知機における表示が得られる。
この表示には発信線表示47、水底像48、魚群像49
が表示される。
【0019】操作員はこの表示画像を見て最新データに
おける、例えば魚群像49の右端にカーソルを位置させ
てヒットすることによりターゲット手動検出部51から
魚群反射位置、その長さと対応した手動ゲート信号が生
成され、これら手動、自動切換スイッチ50により自動
ゲート信号と切換えられてアナログスイッチ43へ供給
される。
【0020】アナログスイッチ43は物標からの反射波
が受信されている間オンとされ、これを受信前置増幅器
24の出力が通過され、AGC回路52へ供給され、更
に後段増幅器53で増幅された後検波器54で検波され
る。この検波出力のピークがピーク検出器55で検出さ
れ、この検出出力に応じてAGC制御部56によりAG
C回路52の利得が制御され、受信信号のレベルの変化
範囲がほぼ一定とされるが、送受波器11A,11B,
11Cの各受波信号中の最も高いレベルの信号に対して
AGC制御が行われ、それ以外の受波信号に対しては最
も高いレベルの信号に対して制御された利得に保持され
る。つまり3つの送受波器11A,11B,11Cによ
る同一物標からの反射波の受波信号中の、最も強い信号
レベルが飽和しない基準レベルになるようにAGCがか
けられ、そのAGC感度(利得)で他の送受波器の受波
信号も増幅され、これら送受波器11A,11B,11
Cの同一物標からの反射波の受波レベル差が、最大縮尺
率で計測される。
【0021】検波器54の検波出力はA/D変換器57
でデジタル信号に変換され、そのデジタル信号の物標反
射波受波信号は送受波器11A,11B,11Cの受波
信号別に切換器58で切換えられてバッファメモリ59
の領域59A,59B,59Cに物標信号61A,61
B,61Cとして記憶される。このようにして、同一物
標からの物標信号61A,61B,61Cはその物標の
方向に応じて互いに異なる受信レベルとなる。ターゲッ
ト位置方位計算部62でバッファメモリ59よりの物標
信号から同一物標について先に述べた手法により、その
物標の位置又は方向が計算され、その計算結果が、模式
図化し、又は方位、距離、深度など数値化して表示器4
6に表示される。
【0022】例えば図6において、表示面上の物標像が
ない部分に上側の魚群像491 に対し、円とその中心を
通る直交線の座標像64とその原点位置の縦軸と平行し
た船像65に対し、魚群像49の検出位置が丸点像66
のブリンキング表示とされ、かつ、その魚群探知機を装
備した魚船の船首方向に対する魚群像49の魚群の方位
θと、魚船からその魚群までの距離Rと、魚群補正の深
度Dとの数値表示67が、座標表示64の近くになされ
る。同様に下側の魚群像492 に対し、座標表示6
4′、船像65′に検出した船首方向に対する方位表示
68と、その方位のθ′の数値表示67′が行われる。
魚群像492 は送受波器11A,11B,11C中の2
つから反射波を受波できず、位置の検出ができなかった
場合である。
【0023】この魚船に取付けられた傾斜センサ71の
出力が傾斜センサ処理部72に入力され、魚船が規定の
角度より傾斜して、物標反射信号61A,61B,61
Cのレベルが変化して正確に位置、方位を計算できない
状態になると、ターゲット位置方位計算部62の計算を
中止させ、あるいは傾斜センサ71で検出した傾き角
度、傾き方位に応じて、ターゲット位置方位計算部62
での計算を補正するようにする。
【0024】図5中の切換器28,57を省略し、かつ
送信部21A,21B,21Cから互いに異なる周波数
の超音波パルスで同時に送受波器11A,11B,11
Cを励振する場合の例を図7に図5と対応する部分に同
一符号を付けて示す。この場合は送信制御部22により
送信部21A,21B,21Cに対し同時に送信制御が
なされ、電子減衰器25A,25B,25Cの出力はそ
れぞれ前置増幅器24A,24B,24Cへ供給され、
これより、手動底度調整手段33′により調整される電
子減衰器81A,81B,81Cへ供給され、更に後段
増幅器34A,34B,34Cを通じて、検波器35
A,35B,35Cへ供給され、それぞれ検波され、こ
れら検波出力は加算回路82で電圧加算されてA/D変
換器36へ供給され、これよりデジタルの探知信号39
が得られる。つまり図6中の加算器37、バッファメモ
リ38は省略される。
【0025】また前置増幅器24A,24B,24Cの
各出力はアナログゲート43A,43B,43Cに分岐
供給され、これよりそれぞれ、AGC回路52A,52
B,52C、更に後段増幅器53A,53B,53Cを
それぞれ通して検波器54A,54B,54Cで検波さ
れ、これら検波出力はピーク検出回路55へ供給される
と共に、A/D変換器57A,57B,57Cへ供給さ
れ、これらA/D変換出力がターゲット位置方位計算部
62へ供給される。この図7の構成はハードウェア規模
が図6に示したものより大になるが、高速の探査が可能
である。
【0026】送受波器11A,11B,11Cの各受波
レベルの相対値は、深度に関係しない、つまり、2つの
受波レベルの差で決まる方向(方位)は比でみれば、距
離に関係しないで、一定であり、同様に3つの受波レベ
ルの比でみれば、これにより決る位置の相対関係は深度
に関係なく、つまり、深度が深くなれば、これに比例し
て、隣接位置の間隔が大となるだけで、相対関係はかわ
りない。従って、送受波器11A,11B,11Cの各
受信レベルの相対比と、相対位置を予め求めておき、こ
れをメモリに記憶しておき、そのメモリを物標信号61
A,61B,61Cの相対比で読み出し、相対位置を求
め、その相対位置を、その物標の深度により絶対位置に
変換するようにしてもよい。同様に2つの物標信号61
Aと61B、61Bと61C、61Cと61Aの各相対
比と方向(方位)との関係を予め求め、これをメモリに
記憶しておき、このメモリと検出した2つの物標信号の
相対比で読出して方向を決定してもよい。
【0027】上述において送受波器を4つ以上設けても
よい。上述では2又は3つの送受波器を鉛直線13を中
心として各送受波器の送受波面の中心法線が1点で交差
するように配したが、この交差点をわずかずらすことに
より、水平面内で直線的に配置してもよい。その実施例
を図10に示す。図2A、図3Aに示した配置関係の例
えばランジュバン振動子よりなる送受波器11A,11
B,11Cをそれぞれの角度姿勢を保持したまま、送受
波器11Aの両側に送受波器11B,11Cを配し、こ
れらがほぼ水平面内でほぼ一直線上に、その送受波面の
中心点が位置するように配置する。
【0028】この場合、送受波器11Aの送受波面中心
を通る鉛直線13に対し、その両側の送受波器11B
(11C)の法線12Bは図11A,Bの破線で示すよ
うに、水平方向に前記中心間の距離Rcだけずれる。送
受波面の各中心間の距離Rc(図10)は例えば15c
m程度である。各送受波器の送受波面の水平線に対する
角度、前記例では20°に保持されているため、鉛直線
13と法線12B(12C)とのなす角度は変わらない
ため、図2A,図3Aの配置状の鉛直線13と法線12
Bとの関係が図11A,Bに実線で示す状態から、破線
で示す状態に、水平方向にRcだけずれるだけであり、
このずれは深さが10mでも100mでも同じである。
従って図10の右に示したように直線状に配置して前述
のように検出方向を測定した場合の測定誤差は、深さの
大きさに関わらず一定で、Rc、前記例では15cmに
過ぎず、この程度の誤差は実質的には無視できる。
【0029】図2A,図3Aに示したように送受波器1
1A,11B,11Cを円形配置した場合は、その全体
としての送受波器101は図12Bに示すように厚みの
ある円板状のモールド品とされるが、図10の右側に示
すように直線状に配置した場合の全体としての送受波器
102は図13Bに示すように細長の長方体状のモール
ド品と構成される。従って、この送受波器102を、例
えば漁船に対し、その船首方向、つまり進行方向と平行
になるように取付けられると、図12Bの送受波器10
1と比較して、体積が3割程度小とすることができ、か
つ液体抵抗が小さい。
【0030】このように送受波器をほぼ水平でほぼ直線
的に配置する適用例は送受波器の数が3個に限らず、2
個、4個以上でもよい。また送受波器をほぼ水平面内で
ほぼ直線状に配列する場合に限らず、ほぼ鉛直面内で、
ほぼ直線状に配列してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、機
械的走査をさせないで、物標の方位、位置を検出するこ
とができ、可動部のない安定度が高いものが得られる。
また電子走査をさせないで物標の方位、位置を検出でき
るので、電子回路が簡単になり、設計が容易であって、
送受波器において位相合成などの処理を必要とせず、送
受波器の配線なども簡単になる。従来の何れの走査方式
より小形かつ安価に構成することができる。
【0032】サイドローブの少ない送受波器を用いるの
で偽像がほとんどなく、誤った判断が少ない。各探知信
号を1本の表示線として表示し、その表示線を配列す
る。Bスコープ表示をすることができ、従来の記録紙に
よる記録表示形式になれている操作員に見易い表示を行
うことができ、しかも物標の位置、方位を検出すること
ができる。
【0033】広い超音波ビームの送受波器を複数用いる
ため、その合成ビームの指向角は前記具体例では80°
にもおよび、従来のサイドスキャンニングソナーと同程
度の探査範囲を探索することができ、探査漏れが少な
い。本船とこれに対する物標の位置の相対関係を模式図
で表示することにより、読み取りに熟練を要しない、か
つ物標の移動方向も知ることができる。また、数値表示
により正確な値を知らせることができる。
【0034】送受波器の合成指向角が極めて広いため、
水底の地質の判断が可能となる。つまり狭い指向角の送
受波器を用いた場合は図8Aに示すように超音波の水底
92への到達時間差はそのビームの軸心91aと周辺9
1bとでわずかである。従って図8Bに示すように送信
パルス93のパルス幅Tcと、ほぼ等しいパルス幅Tc
の反射波94が受波される。水底92が岩盤の場合はそ
の反射波94の受波レベルが大きなものとなる。水底9
2が砂地の場合は図9Cに示すように反射波94の幅は
同様にTcであるが、受波レベルが小さくなる。しか
し、これら図8B,Cの両反射波の差により地質を推定
することは比較的困難である。
【0035】しかし、超音波ビーム91が広角の場合は
図9Aに示すように、超音波ビーム9の中心91aと周
辺91bとで超音波が水底92に到達する時間に比較的
大きな差Tbが生じる。このため、水底92が岩盤の場
合は、反射波94の波形は図9Bに示すように急に大き
く立上り、送信パルス幅Tcの後に徐々に低下した後、
Tcだけ一定値を保持して、立下るものとなる。一方水
底92が砂地の場合は、砂地中に超音波が入り大きく減
衰し、その減衰は中心線91aよりも周辺91bの方が
著しく、反射波94は図9Cに示すように、レベルが小
さく、図9Bの反射波94のあるレベル以上に相当する
部分の波形となる。従って、この図9B,Cの両反射波
94の波形が図8B,Cの場合と比較して、大きく相違
し、反射波94の波形により水底92の地質を推定する
ことができる。
【0036】更に、図10に示したように送受波器を直
線状に配列すると、円形配置の場合より3割程度小さく
なり、それだけ水の抵抗が小となり、例えばこの魚群探
知機が取付けられる船体の船首方向、つまり進行方向と
平行にすることにより、水の抵抗を著しく小さくするこ
とができる。またランジュバン振動子の場合は、一般の
直線配列のモールドであり、方向検出可能な魚群探知機
用送受波器でも同じ型を用いて作ることができ、安価に
構成することができる。
【0037】更に直線状であるため、方向検出可能な魚
群探知機用送受波器の特徴である送受波器取付けの際の
方向が見分け易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは広い指向角の超音波ビーム特性をもつ超音
波送受波器の例を示す図、Bはその指向角特性を示す図
である。
【図2】Aは超音波ビームを一部重ねた2つの送受波器
の配置例を示す図、Bはその指向角特性を示す図、Cは
同図B中の物標P1 〜P7 に対する両ビームの感度を示
す図である。
【図3】Aは超音波ビームを互いに一部重ねた3つの送
受波器の配置例を示す図、Bはその3つの超音波ビーム
の模式図である。
【図4】Aは図3Bの水深100mでの各超音波ビーム
の等感度(等音圧)曲線及び位置検出領域を示す図、B
は送受波器位置とその法線の水深100mでの鉛直線に
対する距離の関係を示す図、Cは図3Bにおける物標位
置検出領域、物標方位検出領域、物標概略方位検出領域
を示す図である。
【図5】この発明の実施例の機能構成を示すブロック
図。
【図6】図5中の表示器46の表示例を示す図。
【図7】この発明の他の実施例の機能構成を示すブロッ
ク図。
【図8】Aは狭角ビームによる水底探査を示す図、Bは
送信パルスと反射波を示す図、Cは反射波の他の例を示
す図である。
【図9】Aは広角ビームによる水底探査を示す図、Bは
送信パルスと反射波を示す図、Cは反射波の他の例を示
す図である。
【図10】送受波器の円形配列と直線状配列と配置関係
例を示す図。
【図11】送受波器の円形配列と直線状配列とにおける
鉛直線と送受波器の法線方向の関係を示す図。
【図12】Aは送受波器の円形配列を示す図、Bはその
全体を示す斜視図である。
【図13】Aは送受波器の直線状配置を示す図、Bはそ
の全体を示す斜視図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的広い指向性ビームが一部を互いに
    重ねて設けられた第1、第2超音波送受波器と、 これら第1、第2送受波器から、それぞれ超音波パルス
    を放射する手段と、 上記放射超音波の反射波の対応放射送受波器での受波レ
    ベルを検出する手段と、 同一反射物標よりの反射波に対する上記第1、第2送受
    波器の相対的受波レベルの差から上記反射物標の方向を
    求める手段とを具備する方向検出可能魚群探知機。
  2. 【請求項2】 比較的広い指向性ビームを有し、上記超
    音波送受波器の各指向性ビームと一部が重ねられて設け
    られた第3超音波送受波器と、 その第3送受波器から超音波パルスを放射する手段と、 その第3送受波器からの放射超音波と対する反射波のそ
    の第3送受波器での受波レベルを検出する手段と、 同一反射物標よりの上記第1乃至第3送受波器の各相対
    的受波レベルからその反射物標の位置を求める手段とを
    含むことを特徴とする請求項1記載の方向検出可能魚群
    探知機。
  3. 【請求項3】 上記複数の超音波送受波器はほぼ水平面
    上で直線的に配列されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の方向検出可能魚群探知機。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2、第3送受波器の受波信
    号をそれぞれ検波する手段と、その検波出力を合成する
    手段と、各放射パルスごとの上記検波出力の合成信号を
    1本の表示線として表示し、その表示を新旧の順に配列
    したBスコープ表示と、原点に船の図形を配した座標
    と、その座標に上記求めた物標位置を示す像及び上記求
    めた方向を示す線を示す表示とを行う表示器とを含む請
    求項2記載の方向検出可能魚群探知機。
  5. 【請求項5】 上記第1、第2、第3送受波器は、その
    法線が鉛直線上の一点で交差し、かつ鉛直線を中心とし
    等角間隔となるように、等角間隔にかつ送受波面が水平
    面に対し、わずか傾むいて配されていることを特徴とす
    る請求項2又は4記載の方向検出可能魚群探知機。
  6. 【請求項6】 上記第1、第2、第3送受波器は、何れ
    の水平面上で直線的に配列され、これらの各送受波面が
    水平面に対し、わずか傾いており、その真中の送受波器
    の送受波面の法線の交点を通る鉛直線に対し、両側の送
    受波器の各法線状を、上記交点で交差するように移動さ
    せたとすると上記3つの法線は上記鉛直線を中心として
    等角間隔になるように、上記第1、第2、第3送受波器
    の向きが選定されていることを特徴とする請求項2又は
    4記載の方向検出可能魚群探知機。
  7. 【請求項7】 上記第1、第2、第3送受波器の合成探
    知信号より探知信号上の物標反射位置を検出する手段
    と、上記第1、第2、第3送受波器の各受波信号から上
    記検出した物標反射位置の信号をそれぞれ抽出する手段
    と、これら抽出信号中の最大ピーク値を基準として第
    1、第2、第3送受波器の各検出信号に対して自動利得
    制御を行う手段と、これら自動利得制御がなされた各抽
    出信号をそれぞれ検波して上記各受波レベルを得る手段
    とを有することを特徴とする請求項4乃至6の何れかに
    記載の方向検出可能魚群探知機。
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