JPH10186004A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH10186004A
JPH10186004A JP9290931A JP29093197A JPH10186004A JP H10186004 A JPH10186004 A JP H10186004A JP 9290931 A JP9290931 A JP 9290931A JP 29093197 A JP29093197 A JP 29093197A JP H10186004 A JPH10186004 A JP H10186004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路において、テスト用I/Oと
通常動作用I/Oとを共通化してチップ面積の増加を抑
制する。 【解決手段】 スキャンテストモード信号STESTと
マクロテストモード信号MTESTとに応じてランダム
論理回路53と機能マクロ回路54とを各々テストする
ためのテストユニットに、マクロテスト出力信号MTO
を外部へ又はスキャンテスト入力信号STIをランダム
論理回路53へ供給し、かつ該ランダム論理回路53に
対して第1の通常入力信号NI1と第1の通常出力信号
NO1とを入出力するための第1の双方向I/Oモジュ
ール15と、マクロテスト入力信号MTIを機能マクロ
回路54へ又はスキャンテスト出力信号STOを外部へ
供給し、かつランダム論理回路53に対して第2の通常
入力信号NI2と第2の通常出力信号NO2とを入出力
するための第2の双方向I/Oモジュール35とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路、
特にLSI(大規模集積回路)であって、チップ面積を
増加させずにテストできる半導体集積回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの内部機能はますます複雑
化している。したがって、LSIは組み合わせ回路と所
定の機能を持つ複数の機能マクロ回路とを内蔵するよう
になったので、該LSIが有する回路素子の数は著しく
増加している。機能マクロ回路としては、メモリ、DA
C(Digital-to-Analog Converter)等がある。内蔵機
能の複雑化に伴い、LSIの機能テストが大きな問題に
なっている。該機能テストにおいては、それぞれLSI
の外部から、テスト対象部を制御できる可制御性とテス
ト結果を観測できる可観測性とが重要である。
【0003】機能テストの基本形態は、LSIの各部に
おいて該LSIの外部から内部の状態を制御又は観測す
るためのテストバスを設け、該テストバスを介して所定
のテストベクタによって実行されるテストである。組み
合わせ回路に対して、少ないテストベクタ量で高いテス
トカバレッジを得る機能テストの方法として、スキャン
テストがある。該スキャンテストは、LSI内部へデー
タを供給するスキャンインとデータ観測を行うためのス
キャンアウトとの2つのテストバスから構成される。一
方、機能マクロ回路に対するマクロテストの方法として
は、該機能マクロ回路に対して所定のアルゴリズムに従
ってデータの入力と出力とを順次実行し、得られた出力
値を所定の期待値と比較することによって機能が正常か
どうかを判断する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、次のような問題があった。ランダム
論理回路の大規模化に伴う回路素子数の増加によってス
キャンバスが増加し、このことによってスキャンイン端
子とスキャンアウト端子とが増加する。また、性能向上
のための機能マクロ回路数の増加や、該機能マクロ回路
がメモリから構成される場合におけるアドレスバス幅及
びデータバス幅の拡張によって、マクロイン端子とマク
ロアウト端子とが増加する。したがって、通常動作用入
力端子及び出力端子(通常動作用I/O)に加えて、ス
キャンイン端子とスキャンアウト端子、及びマクロイン
端子とマクロアウト端子とからなる、多数のテスト用入
力端子及び出力端子(テスト用I/O)が必要となる。
その結果、チップ面積が増大していた。更に、半導体集
積回路における通常動作の高速化に伴い、通常動作用I
/Oにおける信号の遅延を低減する必要がある。該高速
化の要求を満足するためには、遅延を最小にできるよう
な通常動作用I/Oを、テスト用I/Oとは独立して設
定する必要がある。その結果、I/O数が増加してチッ
プ面積が更に増大していた。
【0005】一方、通常動作用I/Oとテスト用I/Oと
の共用を図ればチップ面積の増加は抑制できる。しか
し、この場合には、通常動作時及びテスト時の経路切替
手段と、テスト時におけるスキャンテスト及びマクロテ
ストの経路切替手段とが、入力側と出力側とにおいてそ
れぞれ必要なので、動作の高速化を阻害する要因になっ
ていた。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
に、テスト用I/Oと通常動作用I/Oとを共通化し、
かつ複数のテスト用I/Oを共通化することによって、
チップ面積の増加を抑制するとともに、動作速度の低下
を抑制する半導体集積回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、互いに接続されたランダム論理回路及
び機能マクロ回路と、該ランダム論理回路に対してスキ
ャンテストを実行し、かつ該機能マクロ回路に対してマ
クロテストを実行するためのテストユニットとを有する
半導体集積回路を、該テストユニットは、受け取ったマ
クロテストモード信号に応じて、機能マクロ回路から受
け取ったマクロテスト出力信号若しくはランダム論理回
路から受け取った第1の通常出力信号を外部へ供給し、
又はそれぞれ外部から受け取ったスキャンテスト用入力
信号と第1の通常入力信号とをランダム論理回路へそれ
ぞれ供給するための第1の双方向I/Oモジュールと、
受け取ったスキャンテストモード信号に応じて、それぞ
れ該ランダム論理回路から受け取ったスキャンテスト出
力信号若しくは第2の通常出力信号を外部へ供給し、又
はそれぞれ外部から受け取ったマクロテスト入力信号を
機能マクロ回路へ、かつ第2の通常入力信号をランダム
論理回路へそれぞれ供給するための第2の双方向I/O
モジュールとを備えた構成としたものである。
【0008】この構成によれば、第1及び第2の双方向
I/Oモジュールが、それぞれ受け取ったマクロテスト
モード信号とスキャンテストモード信号とに基づいて通
常動作とマクロテストとスキャンテストとのそれぞれに
おいて信号経路を確保する。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る半導体集積回路の構成を示す回路図である。図1に
おいて、第1の双方向I/Oモジュール15と第2の双
方向I/Oモジュール35とは、併せてテストユニット
を構成する。第1の双方向I/Oモジュール15は、第
1の双方向ドライバ10と第1の選択モジュール20と
から構成される。第1の双方向ドライバ10は、入力バ
ッファ11と出力バッファ12とから構成される。第1
の選択モジュール20は、第1のセレクタ21と第2の
セレクタ22とバッファ23とから構成される。入力バ
ッファ11は、シリアル信号S1を外部から受け取り、
かつ、スキャンテスト入力信号STIと第1の通常入力
信号NI1とを供給するためのバッファである。出力バ
ッファ12は、第1のセレクタ21から受け取った転送
制御信号が“H”である場合には、第2のセレクタ22
から受け取った信号よりなるシリアル信号S1を外部へ
供給するためのバッファである。第1のセレクタ21
は、受け取ったテストモード信号TESTに応じて、そ
れぞれ受け取ったマクロテストモード信号MTEST又
は第1の通常制御信号S10のいずれかを選択して、か
つ、該選択された信号よりなる転送制御信号を出力バッ
ファ12の転送方向制御端子へ供給するための選択回路
である。第2のセレクタ22は、受け取ったテストモー
ド信号TESTに応じて、それぞれ受け取ったマクロテ
スト出力信号MTO又は第1の通常出力信号NO1のい
ずれかを選択して、該選択された信号を出力バッファ1
2の入力端子へ供給するための選択回路である。バッフ
ァ23は、入力バッファ11から受け取った信号よりな
るスキャンテスト入力信号STIを供給するためのバッ
ファである。
【0010】第2の双方向I/Oモジュール35は、第
2の双方向ドライバ30と第2の選択モジュール40と
から構成される。第2の双方向ドライバ30は、入力バ
ッファ31と出力バッファ32とから構成される。第2
の選択モジュール40は、第3のセレクタ41と第4の
セレクタ42とバッファ43とから構成される。入力バ
ッファ31は、シリアル信号S2を外部から受け取り、
かつ、マクロテスト入力信号MTIと第2の通常入力信
号NI2とを供給するためのバッファである。出力バッ
ファ32は、第3のセレクタ41から受け取った転送制
御信号が“H”である場合には、第4のセレクタ42か
ら受け取った信号よりなるシリアル信号S2を外部へ供
給するためのバッファである。第3のセレクタ41は、
受け取ったテストモード信号TESTに応じて、それぞ
れ受け取ったスキャンテストモード信号STEST又は
第2の通常制御信号S20のいずれかを選択して、か
つ、該選択された信号よりなる転送制御信号を出力バッ
ファ32の転送方向制御端子へ供給するための選択回路
である。第4のセレクタ42は、受け取ったテストモー
ド信号TESTに応じて、それぞれ受け取ったスキャン
テスト出力信号STO又は第2の通常出力信号NO2の
いずれかを選択して、該選択された信号を出力バッファ
32の入力端子へ供給するための選択回路である。バッ
ファ43は、入力バッファ31から受け取った信号より
なるマクロテスト入力信号MTIを供給するためのバッ
ファである。
【0011】機能モジュール50は、ランダム論理回路
53と、例えばメモリである機能マクロ回路54とから
構成される、テストの対象となる回路ユニットである。
ランダム論理回路53は、それぞれスキャンテストの対
象となる、順序回路51と組み合わせ回路52とから構
成される。順序回路51は、スキャンテスト時におい
て、バッファ23から受け取ったスキャンテスト入力信
号STIに基づくパラレル信号を組み合わせ回路52へ
供給し、第4のセレクタ42へスキャンテスト出力信号
STOを供給し、かつ通常動作時には組み合わせ回路5
2との間で信号を入出力するための回路である。機能マ
クロ回路54は、マクロテスト時において、バッファ4
3からマクロテスト入力信号MTIを受け取り、第2の
セレクタ22へマクロテスト出力信号MTOを供給し、
かつ通常動作時には組み合わせ回路52との間で信号を
入出力するための回路である。組み合わせ回路52は、
スキャンテスト時において、順序回路51を介してスキ
ャンテスト入力信号STIに基づくパラレル信号を受け
取り、かつ該順序回路51へ動作結果であるパラレル信
号を供給するための回路である。また、組み合わせ回路
52は、通常動作時には、バッファ11から第1の通常
入力信号NI1を、バッファ31から第2の通常入力信
号NI2をそれぞれ受け取り、かつ、第1の通常出力信
号NO1と第2の通常出力信号NO2とをそれぞれ供給
する。
【0012】テスト信号選択モジュール65は、ORゲ
ート60とバッファ61,62とから構成される論理回
路である。ORゲート60は、マクロテストモード信号
MTESTとスキャンテストモード信号STESTとを
受け取り、かつテストモード信号TESTを供給するた
めの論理ゲートである。バッファ61,62は、それぞ
れ受け取ったマクロテストモード信号MTESTとスキ
ャンテストモード信号STESTとをそれぞれ供給する
ためのバッファである。
【0013】図1に示された半導体集積回路の動作を説
明する。スキャンテストを実行する場合には、スキャン
テストモード信号STESTを“H”に、かつマクロテ
ストモード信号MTESTを“L”に設定する。したが
って、テストモード信号TESTは“H”になる。この
ことによって、第1のセレクタ21は出力バッファ12
の転送方向制御端子へ“L”よりなるマクロテストモー
ド信号MTESTを供給し、かつ、第2のセレクタ22
は出力バッファ12の入力端子へマクロテスト出力信号
MTOを供給する。該出力バッファ12は、転送方向制
御信号として受け取ったマクロテストモード信号MTE
STが“L”なので、受け取ったマクロテスト出力信号
MTOを外部へ供給しない。この場合には、入力バッフ
ァ11が外部から受け取ったシリアル信号S1を供給す
る。バッファ23は、該供給されたシリアル信号S1よ
りなるスキャンテスト入力信号STIを、順序回路51
へ供給する。
【0014】順序回路51は、受け取ったスキャンテス
ト入力信号STIをシフトし、該シフトされた信号より
なるパラレル信号を組み合わせ回路52へ供給する。組
み合わせ回路52は所定の動作を行い、かつ順序回路5
1へ該動作後の出力信号よりなるパラレル信号を供給す
る。順序回路51は、受け取った該パラレル信号をシリ
アル変換し、該変換された信号よりなるスキャンテスト
出力信号STOを第4のセレクタ42へ供給する。テス
トモード信号TESTが“H”なので、該第4のセレク
タ42は出力バッファ32の入力端子へスキャンテスト
出力信号STOを供給し、かつ、第3のセレクタ41は
出力バッファ32の転送方向制御端子へ“H”よりなる
スキャンテストモード信号STESTを供給する。出力
バッファ32は、転送方向制御信号として受け取ったス
キャンテストモード信号STESTが“H”なので、受
け取ったスキャンテスト出力信号STOよりなるシリア
ル信号S2を供給する。スキャンテスト入力信号STI
に基づく所定の期待値とスキャンテスト出力信号STO
とを比較することによって、順序回路51と組み合わせ
回路52との良否を判定することができる。
【0015】一方、マクロテストを実行する場合には、
マクロテストモード信号MTESTを“H”に、かつス
キャンテストモード信号STESTを“L”に設定す
る。したがって、テストモード信号TESTは“H”に
なる。このことによって、第3のセレクタ41は出力バ
ッファ32の転送方向制御端子へ“L”よりなるスキャ
ンテストモード信号STESTを供給し、かつ、第4の
セレクタ42は出力バッファ32の入力端子へスキャン
テスト出力信号STOを供給する。該出力バッファ32
は、転送方向制御信号として受け取ったスキャンテスト
モード信号STESTが“L”なので、受け取ったスキ
ャンテスト出力信号STOを外部へ供給しない。この場
合には、入力バッファ31が外部から受け取ったシリア
ル信号S2を供給する。バッファ43は、該供給された
シリアル信号S2よりなるマクロテスト入力信号MTI
を機能マクロ回路54へ供給する。機能マクロ回路54
は所定の動作を行い、かつ該動作後の出力信号よりなる
マクロテスト出力信号MTOを第2のセレクタ22へ供
給する。テストモード信号TESTが“H”なので、該
第2のセレクタ22は出力バッファ12の入力端子へマ
クロテスト出力信号MTOを供給し、かつ、第1のセレ
クタ21は出力バッファ12の転送方向制御端子へ
“H”よりなるマクロテストモード信号MTESTを供
給する。出力バッファ12は、転送方向制御信号として
受け取ったマクロテストモード信号MTESTが“H”
なので、受け取ったマクロテスト出力信号MTOよりな
るシリアル信号S1を外部へ供給する。マクロテスト入
力信号MTIに基づく所定の期待値とマクロテスト出力
信号MTOとを比較することによって、機能マクロ回路
54の良否を判定することができる。
【0016】通常動作を実行する場合には、マクロテス
トモード信号MTESTとスキャンテストモード信号S
TESTとをいずれも“L”に設定する。したがって、
テストモード信号TESTは“L”になる。この場合に
は、第1のセレクタ21は、受け取った第1の通常制御
信号S10を出力バッファ12の転送方向制御端子へ供
給する。第1の双方向ドライバ10は、出力バッファ1
2が第1のセレクタ21を介して受け取った第1の通常
制御信号S10が“L”の場合には、外部から受け取っ
たシリアル信号S1よりなる第1の通常入力信号NI1
を組み合わせ回路52へ供給する。組み合わせ回路52
は、該受け取った第1の通常入力信号NI1に対して所
定の処理を実行し、かつ、機能マクロ回路54との間で
必要に応じて信号を入出力する。第1の双方向ドライバ
10は、出力バッファ12が第1のセレクタ21を介し
て受け取った第1の通常制御信号S10が“H”の場合
には、第2のセレクタ22を介して組み合わせ回路52
から受け取った第1の通常出力信号NO1を外部へ供給
する。
【0017】また、第3のセレクタ41は、受け取った
第2の通常制御信号S20を出力バッファ32の転送方
向制御端子へ供給する。第2の双方向ドライバ30は、
出力バッファ32が第3のセレクタ41を介して受け取
った第2の通常制御信号S20が“L”の場合には、外
部から受け取ったシリアル信号S2よりなる第2の通常
入力信号NI2を組み合わせ回路52へ供給する。第2
の双方向ドライバ30は、出力バッファ32が第3のセ
レクタ41を介して受け取った第2の通常制御信号S2
0が“H”の場合には、第4のセレクタ42を介して組
み合わせ回路52から受け取った第2の通常出力信号N
O2を外部へ供給する。
【0018】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第1の双方向I/Oモジュール15と第2の双方向
I/Oモジュール35とからなるテストユニットが、ス
キャンテストとマクロテストと通常動作とのそれぞれの
場合において必要な信号の経路を確保する。したがっ
て、通常動作用I/Oとテスト用I/Oとを共通化する
ことによって、チップ面積の増加を抑制して半導体集積
回路のレイアウト設計を行うことができる。また、通常
入力信号と通常出力信号との経路において1個のセレク
タしか経由していないので、動作速度の低下を抑制でき
る。
【0019】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係る半導体集積回路を示すブロック図であ
る。図2において、第1の実施形態と同一の構成要素に
対しては図1における符号と同一の符号を付して、その
説明を省略する。図2において、第1の双方向ドライバ
10,第2の双方向ドライバ30,…は、双方向ドライ
バブロック100を構成する。第1の選択モジュール2
0,第2の選択モジュール40,…は、選択ブロック2
00を構成する。機能モジュール50,…からなる1個
又は複数の機能モジュールは、機能ブロック500を構
成する。第1の双方向ドライバ10と第1の選択モジュ
ール20とから構成される第1の双方向I/Oモジュー
ル15,第2の双方向ドライバ30と第2の選択モジュ
ール40とから構成される第2の双方向I/Oモジュー
ル35,…は、定形化された1個のテストモジュールを
それぞれ構成する。該定形化された各テストモジュール
は、同一の回路構成を有する。したがって、2個の双方
向I/Oモジュールから構成されたテストユニットを半
導体集積回路のチップ周辺へそれぞれ配置することによ
り、同一の回路構成を有するテストモジュールが該チッ
プ周辺へそれぞれ配置される。機能モジュール500を
構成する機能ユニット50のそれぞれに対して、配置さ
れたテストユニットを適宜割り当てることによって、半
導体集積回路のレイアウト設計を行う。具体的には、テ
ストに使用するための、ランダム論理回路53の入力信
号と機能マクロ回路54の出力信号とを、かつ、該ラン
ダム論理回路53の出力信号と該機能マクロ回路54の
入力信号とをそれぞれ1対にして、該対を配置されたテ
ストモジュールにそれぞれ割り当てる。図2において
は、ランダム論理回路53のスキャンテスト入力信号S
TIと機能マクロ回路54のマクロテスト出力信号MT
Oとを第1の双方向I/Oモジュール15へ、かつ、ラ
ンダム論理回路53のスキャンテスト出力信号STOと
機能マクロ回路54のマクロテスト入力信号MTIとを
第2の双方向I/Oモジュール35へそれぞれ割り当て
る。テストモジュールが余る場合には、図2に示される
ように、双方向ドライバと選択モジュールとが配置され
るべき領域にこれらを配置せず、回路非生成領域70,
80にする。したがって、定形化されたテストユニット
を予めチップ周辺に配置することによって、スキャンテ
ストとマクロテストと通常動作とのいずれの場合にも対
応できるように、該配置されたテストユニットに機能モ
ジュール500が有する各機能ユニットのテスト入出力
信号を割り当てることができる。
【0020】図3は、本実施形態に係る半導体集積回路
が有する双方向I/Oモジュールの変形例を示す回路図
である。機能ユニットの構成によって、スキャンテスト
とマクロテストとにおけるバスのビット幅が異なる場合
がある。この場合においても、スキャンテストとマクロ
テストとの対象回路からそれぞれ選択したテスト入力信
号とテスト出力信号とを1対にして、該対を1個のテス
トモジュールにそれぞれ割り当てる。その結果残った対
象回路がそれぞれ有するテスト入力信号とテスト出力信
号との組み合わせを、それぞれ1個のテストユニットに
割り当てる。図3は、スキャンテストに使用するテスト
信号、すなわちスキャンテスト入力信号とスキャンテス
ト出力信号との組み合わせが1組残った場合を示す。こ
の場合には、第1の選択モジュール20において、本来
マクロテストに使用するテスト信号を接続する端子、す
なわち、第1のセレクタ21の入力端子S,入力端子1
と、第2のセレクタ22の入力端子S,入力端子1とを
すべてグランドへ接続する。したがって、第1の双方向
I/Oモジュール15は、第1の通常制御信号S10が
“L”の場合には、第1の通常入力信号NI1を組み合
わせ回路52へ供給し、かつスキャンテスト入力信号S
TIを図示されていない第2の双方向I/Oモジュール
へ供給する。また、第1の双方向I/Oモジュール15
は、第1の通常制御信号S10が“H”の場合には、第
1の通常出力信号NO1を外部へ出力する。図示されて
いない第2の双方向I/Oモジュールにおいては、各セ
レクタへ供給されたテストモード信号がスキャンテスト
と通常動作とを切り替える。このことによって、組み合
わせ回路52に対するスキャンテストが実行可能にな
る。
【0021】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、スキャンテストとマクロテストと通常動作とのそれ
ぞれの場合において必要な信号の経路を確保するため
の、2個のテストモジュールから構成される定形化され
たテストユニットをチップ周辺に予め配置する。このこ
とによって、機能ユニット50の数に応じてその都度該
テストユニットをレイアウト設計することなく、半導体
集積回路のレイアウト設計を行うことができる。また、
スキャンテストとマクロテストとにおけるバスのビット
幅が異なる場合においても、予め形成したテストモジュ
ールに対する配線の接続処理によって、該テストモジュ
ールを使用して半導体集積回路のレイアウト設計を行う
ことができる。したがって、通常動作用I/Oとテスト
用I/Oとを共通化し、かつ、定形化されたテストユニ
ットを使用して、チップ面積を増加させることなく半導
体集積回路のレイアウト設計を容易に行うことができ
る。
【0022】なお、以上説明した各実施形態においては
機能マクロ回路54をメモリとしたが、これに限らず特
定の機能を有する回路、例えばDAC(Digital-to-Ana
logConverter )等でもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、第1の双方向I/Oモ
ジュールと第2の双方向I/Oモジュールとからなるテ
ストユニットが、スキャンテストとマクロテストとのそ
れぞれの場合において必要な信号の経路を排他的に確保
し、かつ、通常動作の場合における信号の経路を、最少
のセレクタを介する経路に確保する。このことによっ
て、複数のテストに関するテスト用I/Oと通常動作用
I/Oとを共通化するのでチップ面積の増加を抑制で
き、かつ、通常動作時における信号の遅延を低減するの
で動作速度の低下を抑制できる。
【0024】また、第1の双方向I/Oモジュールと第
2の双方向I/Oモジュールとからなる定形化されたテ
ストユニットをチップ周辺に予め配置する。このことに
よって、テストユニットを含んだレイアウト設計を容易
に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
のチップの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
が有する双方向I/Oモジュールの変形例を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 第1の双方向ドライバ 15 第1の双方向I/Oモジュール 20 第1の選択モジュール 21 第1のセレクタ 22 第2のセレクタ 30 第2の双方向ドライバ 35 第2の双方向I/Oモジュール 40 第2の選択モジュール 41 第3のセレクタ 42 第4のセレクタ 51 順序回路 52 組み合わせ回路 53 ランダム論理回路 54 機能マクロ回路 60 ORゲート(論理ゲート) MTEST マクロテストモード信号 MTI マクロテスト入力信号 MTO マクロテスト出力信号 NI1 第1の通常入力信号 NI2 第2の通常入力信号 NO1 第1の通常出力信号 NO2 第2の通常出力信号 S10 第1の通常制御信号 S20 第2の通常制御信号 STEST スキャンテストモード信号 STI スキャンテスト入力信号 STO スキャンテスト出力信号 TEST テストモード信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続されたランダム論理回路及び
    機能マクロ回路と、各々外部から受け取ったスキャンテ
    ストモード信号に応じて該ランダム論理回路に対してス
    キャンテストを実行し、かつマクロテストモード信号に
    応じて該機能マクロ回路に対してマクロテストを実行す
    るためのテストユニットとを有する半導体集積回路であ
    って、該テストユニットは、 前記受け取ったマクロテストモード信号に応じて、前記
    機能マクロ回路から受け取ったマクロテスト出力信号を
    外部へ供給し、又は外部から受け取ったスキャンテスト
    入力信号を前記ランダム論理回路へ供給するための第1
    の双方向I/Oモジュールと、 前記受け取ったスキャンテストモード信号に応じて、外
    部から受け取ったマクロテスト入力信号を前記機能マク
    ロ回路へ供給し、又は前記ランダム論理回路から受け取
    ったスキャンテスト出力信号を外部へ供給するための第
    2の双方向I/Oモジュールとを備えたことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記第1の双方向I/Oモジュールは、 受け取ったテストモード信号に応じて、各々受け取った
    第1の通常制御信号又は前記マクロテストモード信号の
    うちいずれかを選択し、かつ該選択された信号を供給す
    るための第1のセレクタと、 受け取った前記テストモード信号に応じて、各々受け取
    った前記マクロテスト出力信号又は第1の通常出力信号
    のうちいずれかを選択し、かつ該選択された信号を供給
    するための第2のセレクタと、 前記スキャンテスト入力信号を前記ランダム論理回路へ
    供給し、かつ、前記第1のセレクタから前記マクロテス
    トモード信号を受け取った場合には、前記第2のセレク
    タから受け取った前記マクロテスト出力信号を外部へ供
    給するための第1の双方向ドライバとを備え、 前記第2の双方向I/Oモジュールは、 受け取った前記テストモード信号に応じて、各々受け取
    った第2の通常制御信号又は前記スキャンテストモード
    信号のうちいずれかを選択し、かつ該選択された信号を
    供給するための第3のセレクタと、 受け取った前記テストモード信号に応じて、各々受け取
    った前記スキャンテスト出力信号又は第2の通常出力信
    号のうちいずれかを選択し、かつ該選択された信号を供
    給するための第4のセレクタと、 前記マクロテスト入力信号を前記機能マクロ回路へ供給
    し、かつ、前記第3のセレクタから前記スキャンテスト
    モード信号を受け取った場合には、前記第4のセレクタ
    から受け取った前記スキャンテスト出力信号を外部へ供
    給するための第2の双方向ドライバとを備えたことを特
    徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路であっ
    て、前記ランダム論理回路は、 組み合わせ回路と、 前記組み合わせ回路に対して前記スキャンテスト入力信
    号を供給するための順序回路とを備えたことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記機能マクロ回路はメモリを備えたことを特徴とする
    半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の半導体集積回路であっ
    て、前記テストユニットは、 前記スキャンテストモード信号と前記マクロテストモー
    ド信号とに基づいて前記テストモード信号を供給するた
    めの論理ゲートを更に備えたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記テストユニットは前記半導体集積回路のチップ周辺
    に配置されたことを特徴とする半導体集積回路。
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