JPH10185874A - 溶液中硫黄の定量方法および装置 - Google Patents

溶液中硫黄の定量方法および装置

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JPH10185874A
JPH10185874A JP34480996A JP34480996A JPH10185874A JP H10185874 A JPH10185874 A JP H10185874A JP 34480996 A JP34480996 A JP 34480996A JP 34480996 A JP34480996 A JP 34480996A JP H10185874 A JPH10185874 A JP H10185874A
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sulfur
solution
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plasma
heating
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JP34480996A
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Hiroto Naka
啓人 中
Hirofumi Kuraho
浩文 蔵保
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶液中の微量の硫黄を、簡便に、かつ高感度で
分析できる定量方法および装置を提供する。 【解決手段】加熱気化導入−ICP質量分析法による溶
液中硫黄の定量方法であって、試料溶液13を加熱気化
し、次いで脱水し、その後プラズマ発生部18へ導き分
析する。気化した試料を加熱気化部からプラズマへ導く
管路19内に脱水剤(過塩素酸マグネシウム、塩化カル
シウム等)が充填される脱水器22が設けられた装置を
用いれば、簡便に、かつ高感度で分析できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鋼中微量硫
黄を定量する際に用いられる溶液中硫黄の定量方法とそ
のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鋼の溶製時における脱流技術の進
歩に伴って鋼材の低硫黄化が指向されており、硫黄含有
量が5ppm以下の鋼が溶製されるようになった。これ
に伴い、1〜2ppmという微量の硫黄の定量が必要と
されるようになったが、現状では、このような微量の硫
黄を定量できる技術は完全には確立されておらず、微量
硫黄の定量法の確立が要望されている。
【0003】鋼中微量硫黄の定量法としては、硫黄を還
元蒸留することにより生じる硫化水素ガスを発色液に吸
収させた後、その吸光度を測定する硫化水素気化分離メ
チレンブル−吸光光度法(JIS G1215、鉄及び
鋼−硫黄定量方法(1994))、酸素気流中で金属試
料を燃焼し、試料中の硫黄を二酸化硫黄ガスに変え、そ
の赤外線吸収量を測定する燃焼−赤外線吸収法(JIS
G1215、鉄及び鋼−硫黄定量方法(1994))
や、スパ−ク放電のエネルギーを供与することにより試
料中の硫黄分を励起してガス成分に変え、硫黄分の発光
強度を測定する固体発光分光分析法(JIS G125
3、鉄及び鋼−スパ−ク放電発光分光分析方法(199
4))等がある。また、硫化水素ガスをアルカリ吸収液
に吸収させ、硫黄分の紫外線吸収量を測定する方法(特
開昭55−113954号公報)、硫化水素ガスを発色
試薬を浸透させた試験紙に接触させ、発色強度を測定す
る方法(特開平6−186221号公報)、グロー放電
によって生成した硫黄イオンを質量分析計に導入し測定
する固体質量分析法(日本鉄鋼協会第13回講演大会討
論会、(1987)A173)等が提案されている。
【0004】しかし、これらいずれの方法にも、以下に
述べるような問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の、発生した硫化
水素ガスを発色液に吸収させ吸光度を測定する方法、紫
外線吸収量を測定する方法、あるいは試験紙に接触させ
発色量を測定する方法では、硫黄を硫化水素ガスに還元
し回収する必要があるが、その操作は煩雑であることか
ら、分析に長時間を要し、再現性の良い定量値が得られ
にくいという問題がある。また、燃焼−赤外線吸収法で
は、定量分析に対して標準試料が必要であり、ppmレ
ベルの硫黄に対して信頼性の高い標準試料がない現状で
は、定量分析は困難である。固体発光分析法や固体質量
分析法においても、標準試料が必要であり、ppmレベ
ルの硫黄の定量は困難である。
【0006】一般に微量元素の測定に対しては、ICP
質量分析法が適用されている。この方法は、試料溶液を
Arプラズマ中に噴霧し、イオン化した分析対象元素の
量を質量分析計により測定する方法であるが、硫黄に対
しては、水に起因して生じる162 +によって、質量数3
2のバックグランドが上昇し、硫黄の同位体の中で最も
存在比の高い32+ を高感度で測定できないという問題
がある。
【0007】これに対して、黒鉛管内で試料溶液を加熱
気化し、その蒸気をArプラズマ中に導入する加熱気化
導入−ICP質量分析法を用いれば、水を黒鉛管内で加
熱除去できることから、162 +による質量数32、すな
わち32+ のバックグランドの上昇を回避できるという
利点がある。また、事前に硫黄を硫化水素に還元するな
どの前処理操作が不要であることから、溶液中の硫黄を
簡便に定量できると考えられる。
【0008】しかしながら、実際に、加熱気化導入−I
CP質量分析法を用いて、試料溶液中の硫黄を測定する
と、以下に述べる問題が生じる。
【0009】図2(A)は、純水について、通常のIC
P質量分析法により測定した場合の質量数31〜34に
おけるスペクトルを示す図であり、図2(B)は、水を
黒鉛管内に導入し、120℃で加熱気化して除去した
後、2500℃に昇温した場合の質量数31〜34のス
ペクトルを示す図である。
【0010】この結果から明らかなように、加熱気化導
入−ICP質量分析法を用いた場合、質量数32におけ
るバックグランドは大幅に低減するが、依然として50
000カウント/秒程度検出されており、微量の硫黄を
定量するのは困難である。これは、120℃に加熱した
際に水の大部分は除去できるが、一部は黒鉛管に吸着す
ることから、2500℃に昇温した際に吸着した水が気
化し、162 +が発生したためと考えられる。
【0011】このような質量数32におけるバックグラ
ンドを低減する方法として、水の加熱除去温度を120
℃より高温に上昇させる方法が考えられるが、吸着した
水をほぼ完全に除去するためには、1000℃以上に昇
温する必要があり、この場合、分析対象元素の硫黄が気
化するという問題がある。
【0012】また、水に起因する162 +のバックグラン
ドを回避する方法として、同位体存在比が32Sに次いで
大きい34+ の強度を測定する方法が考えられる。この
方法によれば、図2(B)から明らかなように、質量数
34のバックグランドは大幅に低減できる。しかしなが
ら、34Sの存在比は32Sと比べて1/22程度であり、
しかも、Feが500mg/l(リットル)以上共存す
ると硫黄の強度が大幅に減少するため試料溶液を希釈す
る必要があることから、感度不足になるという問題があ
る。また、Feを事前に分離する方法も考えられるが、
操作が煩雑となり、分析に長時間を要する上、精度良く
定量できないという問題がある。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みなされたも
ので、溶液中の微量の硫黄を、簡便に、しかも、高感度
で分析できる定量方法およびそのための装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、微量元素の測定に対して一般に適
用されているICP質量分析法(加熱気化導入−ICP
質量分析法)について検討を加えた。この場合問題とな
るのは、前述した質量数32におけるバックグランドで
あるが、検討を重ねた結果、加熱気化部からArプラズ
マへの管路内に過塩素酸マグネシウム等の脱水剤を充填
した脱水器を設けることにより、前記バックグランドを
著しく低減できることを見いだした。
【0015】本発明はこの知見に基づきなされたもので
あり、その要旨は、下記(1)の硫黄の定量方法および
(2)の定量装置にある。
【0016】(1)加熱気化導入−ICP質量分析法に
よる溶液中硫黄の定量方法であって、試料溶液を加熱気
化し、次いで脱水し、その後プラズマ中へ導くことを特
徴とする溶液中硫黄の定量方法。
【0017】(2)試料溶液導入口と不活性ガス導入口
を備え、試料溶液を加熱、気化する加熱気化部と、前記
気化した試料をプラズマ発生部へ導く管路と、前記管路
を通して導入された試料中の分析元素をイオン化するプ
ラズマ発生部と、イオン化された分析元素量を測定する
質量分析計を有する加熱気化導入−ICP質量分析装置
において、前記管路内に脱水剤が充填される脱水器が設
けられていることを特徴とする溶液中硫黄の定量装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の溶液中硫黄の定量
方法(本発明方法)および装置(本発明の装置)につい
て詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明方法を実施するための装
置、すなわち本発明の装置の一例の要部の構成を模式的
に示す図で、図1の(A)、(B)および(C)は本発
明方法の工程を示している。
【0020】図示するように、本発明の装置は、試料溶
液導入口14と不活性ガス導入口17を備え、試料溶液
13を加熱、気化する加熱気化部と、前記気化した試料
をプラズマ発生部(この例ではArプラズマ18−1を
使用)18へ導く管路19と、前記管路19を通して導
入された試料中の分析元素をイオン化するArプラズマ
18−1と、イオン化された分析元素量を測定する質量
分析計21を有する加熱気化導入−ICP質量分析装置
であって、さらに、前記管路19内に脱水剤が充填され
る脱水器22が設けられている。なお、加熱気化部の試
料溶液13を加熱、気化する部分は、通電加熱が可能な
黒鉛管15で構成されている。また、図示した符号11
は分析用溶液であり、符号12はオートサンプラーであ
る。
【0021】本発明方法は、この装置を用いて以下のよ
うに実施するすることができる。
【0022】まず、微量の硫黄を含有する分析用溶液1
1(例えば、鋼を酸分解した溶液)がオ−トサンプラ−
12により採取され(この採取された溶液を試料溶液1
3という)、試料溶液導入口14から黒鉛管15内に導
入される(図1(A))。次いで、黒鉛管15を通電加
熱することにより、試料溶液13中の水や酸などは気化
し、生じた水蒸気や酸の蒸気は、加熱気化部の両端に設
けられた不活性ガス導入口17から導入されるArガス
と共に試料溶液導入口14から黒鉛管15外に排出され
る(図1(B))。
【0023】続いて、黒鉛シ−ルド棒16により試料溶
液導入口14を塞いだ後、黒鉛管15からプラズマ発生
部18へ通じる管路19を接続すると(図1(C))、
水蒸気は管路19内に設けられた脱水器22内に充填さ
れている脱水剤に吸着され、硫黄蒸気はArプラズマ中
でイオン化される。発生した硫黄イオンはサンプリング
コ−ン20を経て質量分析計21へ導かれ、その量が測
定される。
【0024】本発明の硫黄の定量方法では、上記のよう
に、加熱、気化した試料をプラズマ発生部18へ導入す
る前に脱水剤を充填した脱水カラムを通過させる。これ
によって試料中の水蒸気が除去され、以下に述べる図3
に示すように、質量数32におけるバックグランド強
度、すなわちプラズマ中で水に起因して生じる162 +
強度が大幅に減少する。
【0025】図3は、加熱気化部からプラズマ発生部へ
通じる管路の途中に過塩素酸マグネシウムを充填した脱
水器を設けた加熱気化導入−ICP質量分析装置を用
い、水を試料として測定した場合の質量数31〜34の
バックグランドスペクトルを示した図である。この図か
ら明らかなように、脱水器を設けることにより質量数3
2のバックグランドは大幅に低下している。
【0026】さらに、Feを含む溶液を本発明方法によ
り測定した場合、Feが1000mg/l共存する場合
でも、前述した32+ の強度が低下するという現象はみ
られなかった。これは、加熱気化時に発生するFe蒸気
のかなりの部分が脱水器を通過する間に吸着されたこと
によるもので、鋼中の硫黄を定量する際には、鋼を溶解
した溶液中の硫黄濃度をより高くできるという副次的な
効果も得られ、高感度で硫黄を定量することが可能であ
る。
【0027】本発明方法で用いる脱水剤としては、過塩
素酸マグネシウム、塩化カルシウム、五酸化リン、シリ
カゲル等が考えられるが、五酸化リンは水分を吸収する
と発熱し、シリカゲルは脱水能力が他の脱水剤と比べて
劣るため、過塩素酸マグネシウムあるいは塩化カルシウ
ムを使用するのが好適である。
【0028】脱水剤の粒度、ならびに脱水剤を充填する
脱水器の径、脱水剤充填長さは、表1の範囲内とするの
が好ましい。脱水器の脱水剤充填長さや径が大きくなる
と、脱水能力は向上するがプラズマへの硫黄蒸気の到達
に時間がかかり、逆に小さすぎると脱水能力が不足す
る。
【0029】
【表1】
【0030】硫黄蒸気の脱水剤による吸着が懸念される
が、後述する鉄鋼標準試料を用いて行った硫黄の定量結
果からも明らかなように、上記の好適な脱水剤では、硫
黄蒸気の吸着は生じないことを確認した。
【0031】試料中の分析元素をイオン化するプラズマ
は、Arプラズマ以外に、N2 プラズマ、Heプラズマ
が考えられるが、N2 プラズマは不安定であり、Heガ
スは高価であるため、Arプラズマを用いるのが好まし
い。
【0032】また、不活性ガスは、プラズマガスと異な
るものを用いると、プラズマに導入された場合、プラズ
マが不安定となり硫黄のイオン化が不十分となるため、
Arガスを用いるのがよい。
【0033】上述したように、本発明方法および装置に
よれば、溶液中の微量の硫黄を、簡便に、しかも高感度
で分析することができる。
【0034】
【実施例】前記の図1に示した装置を用い、本発明方法
により鋼中に含まれる硫黄の定量を行った。
【0035】なお、本発明方法を実施するに当たり、鋼
中の共存元素によって硫黄の気化効率が変化し、32+
の強度が変化したため、強度変動の補正が可能な同位体
希釈法を適用した。
【0036】すなわち、試料溶液中に34Sの濃縮同位体
を加え、32+ の強度I32と、34+ の強度I34を測定
し、これより得られる強度比I34/I32と、32Sおよび
34Sの自然界における存在比(重量比)F32およびF34
と、34Sの濃縮同位体を加えた試料溶液中における32
および34Sの存在比(重量比)F′32およびF′34と、
濃縮同位体を加えた試料溶液中の硫黄量Yを下記の
(1)式に代入し、未知量である試料溶液中の硫黄量X
を求めた。なお、自然界における32Sおよび34Sの存在
比と、濃縮同位体を加えた試料溶液中における32Sおよ
34Sの存在比は、表2に示した値を用いた。
【0037】 I34/I32=(XF34+YF′34)/(XF32+YF′32) ・・(1)
【0038】
【表2】
【0039】鋼試料として表3に示した3種の鉄鋼標準
試料を使用し、それぞれ0.1gをはかりとり、34Sの
濃縮同位体を添加した後、塩酸および硝酸の混酸溶液で
分解し、100mlに希釈して試料溶液とした。この試
料溶液10μlをオ−トサンプラ−で採取し、質量数3
2、34における強度(I32、I34)を測定し、上記の
同位体希釈法により鋼試料中の硫黄の定量を行った。
【0040】
【表3】
【0041】定量結果を表3に併せて示した。比較のた
めに、それぞれの鋼試料における硫黄の標準値も同表の
右欄に示した。なお、表3の定量値は、それぞれ10個
の鋼試料に対して本発明方法を適用して得られた値の平
均値であり、定量値に付した±0.1ppm等の幅は、
定量値の標準偏差の2倍量を表示したものである。
【0042】上記表3の結果から明らかなように、本発
明方法による定量値は標準値とよく一致している。検出
限界値は0.1ppmであり、本発明方法によれば、非
常に高感度の分析が可能で、5ppm以下の硫黄を正確
かつ高精度で定量分析することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明の溶液中硫黄の定量方法によれ
ば、加熱、気化した試料中に含まれる水蒸気に起因して
生じる32+ のバックグランドを著しく低減でき、微量
の硫黄を高感度で精度よく分析することができる。この
方法は、本発明の装置を用い簡便に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための装置(すなわち、
本発明の装置)の一例の要部の構成と本発明方法の工程
を模式的に示す図である。
【図2】ICP質量分析法による質量数31〜34にお
けるスペクトルの一例を示す図で、(A)は、純水につ
いての測定結果であり、(B)は、純水を黒鉛管内で1
20℃で加熱気化した後、2500℃に昇温した場合の
測定結果である。
【図3】本発明方法により純水を測定した場合の質量数
31〜34におけるスペクトルの一例を示す図である。
【符号の簡単な説明】
11:分析用溶液 12:オ−トサンプラ− 13:試料溶液 14:試料溶液導入口 15:黒鉛管 16:黒鉛シ−ルド棒 17:不活性ガス導入口 18:プラズマ発生部 18−1:Arプラズマ 19:管路 20:サンプリングコ−ン 21:質量分析計 22:脱水器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱気化導入−ICP質量分析法による溶
    液中硫黄の定量方法であって、試料溶液を加熱気化し、
    次いで脱水し、その後プラズマ中へ導くことを特徴とす
    る溶液中硫黄の定量方法。
  2. 【請求項2】試料溶液導入口と不活性ガス導入口を備
    え、試料溶液を加熱、気化する加熱気化部と、前記気化
    した試料をプラズマ発生部へ導く管路と、前記管路を通
    して導入された試料中の分析元素をイオン化するプラズ
    マ発生部と、イオン化された分析元素量を測定する質量
    分析計を有する加熱気化導入−ICP質量分析装置にお
    いて、前記管路内に脱水剤が充填される脱水器が設けら
    れていることを特徴とする溶液中硫黄の定量装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005010506A1 (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Tokyo Gas Company Limited 同位体濃度の測定方法

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