JPH10184945A - 液圧レギュレータ - Google Patents

液圧レギュレータ

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JPH10184945A
JPH10184945A JP35029496A JP35029496A JPH10184945A JP H10184945 A JPH10184945 A JP H10184945A JP 35029496 A JP35029496 A JP 35029496A JP 35029496 A JP35029496 A JP 35029496A JP H10184945 A JPH10184945 A JP H10184945A
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diaphragm
liquid
chamber
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bonnet
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Kazuhiko Yoshida
一彦 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタリック塗料や磁性塗料などの沈殿しやす
い固形分を含有する液体の減圧に用いた場合に、液体の
流路に沈殿が生じるのを防止することができる液圧レギ
ュレータを提供すること。 【解決手段】 本体42とボンネット43との間にダイ
ヤフラム44を挟持するとともに、このダイヤフラム4
4の一面側にダイヤフラム室56を形成し、このダイヤ
フラム室56に供給された液体を所定の流量となるよう
に一定の圧力に減圧して吐出する液圧レギュレータ41
において、ダイヤフラム室56の内部に液体の流動を阻
害するデッドスペースの形成を防止可能なシートリング
62を配設するとともに、このシートリング62に液体
の流動経路を規制する誘導路71を形成したことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧レギュレータ
に係り、特に、メタリック塗料、磁性塗料などの沈殿し
やすい液体の減圧に好適な液圧レギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダイヤフラムを用いて加圧さ
れた液体を一定の圧力に減圧して吐出することのできる
液圧レギュレータが知られている。この種の従来の液圧
レギュレータについて、自動車などの塗装ラインにおい
て、ハンドガン、スプレーガンなどと称される塗工手段
の塗工ノズルから吐出する液体たるメタリック塗料を所
定の流量となるように一定の圧力に減圧して吐出するよ
うに塗工手段に接続して用いられる液圧レギュレータを
例示して説明する。
【0003】図5および図6は従来の液圧レギュレータ
の一例を示すものであり、従来の液圧レギュレータ1
は、平面ほぼU字形状に形成された本体2とボンネット
3との間にダイヤフラム4を挟持するように形成されて
いる。
【0004】前記ダイヤフラム4は、ゴム様弾性体など
によりほぼ円環状に形成されている。このダイヤフラム
4の中心部には、ほぼ円環状に形成された上下1対のプ
レート5a,5bがダイヤフラム4を介して相互に対向
するようにして配設されている。そして、上下1対のプ
レート5a,5bのうち図5においてダイヤフラム4の
下方に示す一方は、本体2側に位置する下プレート5a
とされ、図5においてダイヤフラム4の上方に示す他方
は、ボンネット3側に位置する上プレート5bとされて
いる。そして、下プレート5aおよび上プレート5b
は、ダイヤフラム4の外径より小径のほぼ円環状に形成
されており、締結体6を下プレート5aの下方から上プ
レート5bの上方に突出するように挿通し、この締結体
6の上端に形成された雄ねじ部6aにナット7を螺合す
ることにより、下プレート5aおよび上プレート5bが
ダイヤフラム4の中心部を挟持するようにして取着され
ている。また、下プレート5aの軸心部を下方から挿通
する締結体6の下部には、ほぼ四角枠状に形成された支
持枠6bが配設されている。そして、上プレート5bの
上面には、ダイヤフラム4の作動圧を制御するための付
勢手段たるスプリング8の下端が装着可能な座面9が形
成されている。このスプリング8の上端には、スプリン
グ8の付勢力を調整するための調整ねじ10の下端に位
置する尖端がスプリング8のほぼ軸心位置を保持するこ
とのできるねじ受け部材11が配設されている。
【0005】前記本体2は、ほぼ円環状に形成されたダ
イヤフラム4の外周縁を下方から支持するとともに、ダ
イヤフラム4の一面側たる下面側にダイヤフラム室12
を形成するためのものであり、この本体2は、平面ほぼ
U字形状の基体部13の下部に平面ほぼT字形状の取付
部14を一体に形成することにより構成されている。そ
して、基体部13の上部には、ダイヤフラム4の外周縁
を下方から支持するための平面ほぼU字形状に形成され
た下フランジ部15が形成されている。この下フランジ
部15は、ダイヤフラム4の外径より大きく形成されて
おり、図5上方に示す上面がダイヤフラム4を下方から
支持可能な下支持面15aとされている。さらに、下フ
ランジ部15のダイヤフラム4の外周縁より径方向外側
には複数のねじ穴16(一部のみ図示)が形成されてい
る。
【0006】前記下フランジ部15のほぼ中央部には、
ダイヤフラム室12を形成するための上部が開口とされ
たほぼ円形の下有底穴17が形成されている。この下有
底穴17は、ダイヤフラム4の外周縁より小さく、下プ
レート5aの外径より大きく形成されており、その軸心
部の下方には、図6に示すように、ダイヤフラム室12
の液体の流入口としての平面ほぼ長方形状に形成された
有底の液体供給部18が形成されている。この液体供給
部18には、前記締結体6の下部に形成された支持枠6
の下部が上下方向に移動可能に配設されている。そし
て、液体供給部18の上下方向のほぼ中央部には、液体
供給部18を図5において左右方向に貫通する液体誘導
部材19が配設されている。この液体誘導部材19の内
部には、その右端部に液体入口20を有し、液体供給部
18に位置する部位の外周面に液体出口21を有する連
通路22が形成されており、液体誘導部材19の液体入
口20は、本体2の内部の右方に形成された平面長方形
状の液体流入室23に接続されている。
【0007】また、液体誘導部材19の液体出口21
は、弁座を兼用するように形成されており、前記支持枠
6bの最も下方に位置する下桁24の上面の長手方向の
ほぼ中央部に下部が支持されたボール体25の上部が接
離可能とされている。そして、液体出口21にボール体
25の上部が当接した際には、液体誘導部材19の内部
を通過した液体は、ボール体25により遮断されて液体
供給部18、すなわち、ダイヤフラム室12へ供給する
ことができないように構成されており、液体出口21と
ボール体25とが離間している際には、液体誘導部材1
9の内部を通過した液体が液体出口21を通過して液体
供給部18、すなわち、ダイヤフラム室12へ供給する
ことができるように構成されている。また、液体流入室
23には、図6に示すように、本体2の右方に突出する
ようにして相互に平行に配設された2つの供給ポート2
6が接続されている。さらに、本体2の右端部には、液
体誘導部材19を配設するために液体流入室23の右壁
に穿設した通し穴34を閉塞するプラグ35が取着され
ている。
【0008】前記ダイヤフラム室12の一部を形成する
下有底穴17の図5左方には、下方に向かって延出され
た液体吐出穴27が形成されており、この液体吐出穴2
7は、本体2の左方に突出するようにして配設された吐
出ポート28に接続されている。
【0009】前記ボンネット3は、ほぼ円環状に形成さ
れたダイヤフラム4の外周縁を上方から支持するととも
に、ダイヤフラム4の上面側にスプリング8を収納する
スプリング室29を形成するためのものであり、このボ
ンネット3は、前記本体2と同様に平面ほぼU字形状に
構成されている。そして、ボンネット3の下部には、ダ
イヤフラム4の外周縁を上方から支持するための平面ほ
ぼU字形状に形成された上フランジ部30が形成されて
いる。この上フランジ部30は、ダイヤフラム4の外径
より大きく形成されており、図5下方に示す下面がダイ
ヤフラム4を上方から支持可能な上支持面30aとされ
ている。さらに、上フランジ部30のダイヤフラム4の
外周縁より径方向外側には、板厚方向に貫通する複数の
貫通孔31が形成されており、この貫通孔31に挿通さ
れる固定ねじ32を前記本体2の下フランジ部15のね
じ穴16に螺入させることにより、ボンネット3を前記
本体2へ取着するように形成されている。そして、上フ
ランジ部30のほぼ中央部には、下部が開口とされスプ
リング室29を形成するためのほぼ円形の上有底穴33
が形成されている。この上有底穴33の底部、すなわ
ち、ボンネット3の頂部には、スプリング8の付勢力を
調整するための調整ねじ10がその上端を外部に突出す
るようにして螺合されており、調整ねじ10の上部に
は、調整ねじ10を固定するロックナット34が取着さ
れている。
【0010】このような構成からなる従来の液圧レギュ
レータ1においては、吐出ポート28側の圧力が調整ね
じ10をもって調整されたスプリング8の付勢力による
ダイヤフラム4の作動圧より低下するとダイヤフラム4
が図5下方に移動し、これにより、液体出口21とボー
ル体25とを離間させ、供給ポート26から供給され液
体誘導部材19の内部を通過した液体が液体出口21を
通過して液体供給部18、すなわち、ダイヤフラム室1
2へ供給される。また、吐出ボート28側の圧力が調整
ねじ10をもって調整されたスプリング8の付勢力によ
るダイヤフラム4の作動圧より上昇するとダイヤフラム
4が図5上方に移動し、これにより、液体出口21とボ
ール体25とを当接させ、供給ポート26から供給され
液体誘導部材19の内部を通過した液体が液体出口21
で遮断することができるようになっている。その結果、
圧送されるメタリック塗料を所定の流量となるように一
定の圧力に減圧して吐出ポート26から塗工手段へ供給
することができるようになっている。また、この液圧レ
ギュレータ1においては、供給ポート26が2つ配設さ
れており、液体としてのメタリック塗料を供給側におい
て循環使用することができるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の液圧レギュレータ1においては、液体として固
形分が沈殿しやすいメタリック塗料を用いた場合に、流
路の一部を構成するダイヤフラム室4の内部の隅にメタ
リック塗料の流動を阻害する非流動部、いわゆるデッド
スペースが多く形成され、ダイヤフラム室4の内部に固
形分が徐々に沈殿してしまうという問題点があった。そ
して、デッドスペースに沈殿した固形分は、沈殿した部
位の表面が流動する新しいメタリック塗料に接している
ので、ダイヤフラム室4に沈殿した固形分が時々剥離し
て吐出され、その結果、塗装品質を低下させるという不
都合を生じることになる。また、従来の液圧レギュレー
タ1においては、液体流入室23においても、同様に、
デッドスペースの形成および固形分の沈殿が生じてしま
うという問題点があった。
【0012】そこで、液体の流路に沈殿が生じるのを防
止することができ、メタリック塗料や磁性塗料などの沈
殿しやすい固形分を含有する液体の減圧に用いることの
できるものが望まれていた。
【0013】また、従来の液圧レギュレータ1において
は、本体2とボンネット3とがダイヤフラム4の外周縁
より外側の部位で固定ねじ32により固定される構成と
されているために、ダイヤフラム4の外周縁より外側の
部位の面積が大きく、近年の各種機器に求められてい
る、小型化、軽量化を図るうえでの阻害要因となってい
るという問題点があった。また、この場合には、本体2
とボンネット3との間にダイヤフラム4を挟持する際
に、複数の固定ねじ32による均等なねじ締めを要し、
複数の固定ねじ32を均等に締結するには、多大な労力
と時間とを要するとともに熟練を要し、生産性がよくな
いという問題点があった。さらにまた、複数の固定ねじ
32を用いた場合には、液圧レギュレータ1を分解して
洗浄する際に、固定ねじ32を紛失しやすく、取扱性が
よくないという問題点もあった。
【0014】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、メタリック塗料や磁性塗料などの沈殿しやすい
固形分を含有する液体の減圧に用いた場合に、液体の流
路に沈殿が生じるのを防止することができる液圧レギュ
レータを提供することを第1の目的とし、小型化、軽量
化を図るとともに生産性、取扱性に優れた液圧レギュレ
ータを提供することを第2の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の液圧レ
ギュレータの特徴は、本体とボンネットとの間にダイヤ
フラムを挟持するとともに、このダイヤフラムの一面側
にダイヤフラム室を形成し、このダイヤフラム室に供給
された液体を所定の流量となるように一定の圧力に減圧
して吐出する液圧レギュレータにおいて、前記ダイヤフ
ラム室の内部に液体の流動を阻害するデッドスペースの
形成を防止可能なシートリングを配設するとともに、こ
のシートリングに液体の流動経路を規制する誘導路を形
成した点にある。そして、このような構成を採用したこ
とにより、流路の一部を構成するダイヤフラム室の内部
を通過する液体を円滑に流動させることができる。
【0016】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明の液圧レギュレータの特徴は、請求項1におい
て、前記シートリングが樹脂により形成されている点に
ある。そして、このような構成を採用したことにより、
流路の一部を構成するダイヤフラム室の内部を通過する
液体をより円滑に流動させることができる。
【0017】また、特許請求の範囲の請求項3に記載の
本発明の液圧レギュレータの特徴は、請求項1または請
求項2において、前記ダイヤフラム室の液体の流入口
に、液体が流入可能な複数の供給ポートが接続されてい
る点にある。そして、このような構成を採用したことに
より、ダイヤフラム室に供給する前の液体を円滑に流動
させることができる。
【0018】また、特許請求の範囲の請求項4に記載の
本発明の液圧レギュレータの特徴は、請求項1乃至請求
項3の何れか1項において、前記本体と前記ボンネット
とを直接螺合させることによりダイヤフラムを挟持可能
に形成した点にある。そして、このような構成を採用し
たことにより、小型化、軽量化を図るとともに生産性、
取扱性を向上させ、かつ、液体を円滑に流動させること
ができる。
【0019】また、特許請求の範囲の請求項5に記載の
本発明の液圧レギュレータの特徴は、本体とボンネット
との間にダイヤフラムを挟持するとともに、このダイヤ
フラムの一面側にダイヤフラム室を形成し、このダイヤ
フラム室に供給された液体を所定の流量となるように一
定の圧力に減圧して吐出する液圧レギュレータにおい
て、前記本体と前記ボンネットとを直接螺合させてダイ
ヤフラムを挟持可能に形成した点にある。そして、この
ような構成を採用したことにより、小型化、軽量化を図
るとともに生産性、取扱性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0021】本実施の形態の液圧レギュレータは、自動
車などの塗装ラインおいて、公知のハンドガン、スプレ
ーガンなどと称される塗工手段の塗工ノズルから吐出す
る液体たるメタリック塗料を所定の流量となるように一
定の圧力に減圧して吐出するように塗工手段に接続して
用いられるものである。
【0022】図1から図3は本発明に係る液圧レギュレ
ータの要部を示すものであり、図1は縦断面図であり、
図2は図1の平面図であり、図3は図1の一部切断下面
図である。
【0023】図1から図3に示すように、本実施の形態
の液圧レギュレータ41は、平面ほぼ円形形状に形成さ
れた本体42とボンネット43との間に公知のゴム様弾
性体などによりほぼ円環状に形成されたダイヤフラム4
4を挟持するように形成されている。
【0024】前記ダイヤフラム44の中心部には、ほぼ
円環状に形成された上下1対のプレート45a,45b
がダイヤフラム44を介して相互に対向するようにして
配設されている。そして、上下1対のプレート45a,
45bのうち図1においてダイヤフラム44の下方に示
す一方は、本体42側に位置する下プレート45aとさ
れ、図1においてダイヤフラム44の上方に示す他方
は、ボンネット43側に位置する上プレート45bとさ
れている。そして、下プレート45aおよび上プレート
45bは、ダイヤフラム44の外径より小径のほぼ円環
状に形成されており、下プレート45aの上面の軸心部
に突設された係合凸部46を上プレート45bの下面に
凹設された係合凹部47に嵌合することにより相互間の
径方向への位置決めが施されている。
【0025】前記下プレート45aの軸心部には、ねじ
穴48が形成されており、上プレート45bの軸心部に
は、貫通孔49が形成されている。また、下プレート4
5aおよび上プレート45bの軸心部には、ほぼ円柱形
状のプレート締結部材50が配設されている。このプレ
ート締結部材50は、図1において最も上方に示す大径
部50aと、その下方に位置する中径部50bと、図1
において最も下方に示す小径部50cとにより、下方に
向かって順に小径とされた上下方向3段に形成されてい
る。そして、大径部50aの下面が上プレート45bの
上面の軸心部近傍に形成された座面51に当接されてい
る。さらに、中径部50bの外周面には、雄ねじが形成
されており、この雄ねじを下プレート45aの軸心部に
形成されねじ穴に螺合させることにより、下プレート4
5aと上プレート45bとがダイヤフラム44の中心部
近傍の周囲を挟持するようにして締結されている。ま
た、下プレート45aの下面の外周縁より内側は、凹状
の平滑な当接面52とされている。
【0026】前記上プレート45bの上面の座面51に
は、ダイヤフラム44の作動圧を制御するための付勢手
段たるスプリング53が配設されている。このスプリン
グ53の下端部は、前記プレート締結部材50の大径部
50aに外挿されている。そして、スプリング53の上
端には、スプリング53の付勢力を調整するための作動
圧調整ねじ54の下端に位置する尖端がスプリング53
のほぼ軸心位置を保持するように当接可能なねじ受け部
材55が配設されている。
【0027】前記本体42は、ほぼ円環状に形成された
ダイヤフラム44の外周縁の下端を下方から支持すると
ともに、ダイヤフラム44の一面側たる下面側にダイヤ
フラム室56を形成するためのものであり、この本体4
2は、上部が開口の有底円筒形状に形成された基体部5
7の下部に平面ほぼ長穴形状の取付部58を一体に形成
することにより構成されている。そして、基体部57
は、その外径がダイヤフラム44の外径とほぼ同一かも
しくは若干大きく形成されており、その外周面には、ボ
ンネット43を直接螺合するための雄ねじ部59が形成
されている。また、基体部57の上面は、ダイヤフラム
44の外周縁の下端を下方から支持可能な下支持面60
とされている。
【0028】前記基体部57のほぼ中央部には、ダイヤ
フラム室56を形成するための上部が開口とされたほぼ
円形の下有底穴61が形成されている。この下有底穴6
1は、ダイヤフラム44の外周縁より小さく、下プレー
ト45aの外径より大きく形成されている。この下有底
穴61には、ダイヤフラム室56の内部にメタリック塗
料の流動を阻害するデッドスペースの形成を防止可能な
樹脂により形成された上部が開口のカップ状のシートリ
ング62が装着されている。このシートリング62の軸
心部には、前記プレート締結部材50の小径部50cが
遊嵌される貫通孔63が形成されている。そして、シー
トリング62の底壁62aの貫通孔63の周囲には、前
記下プレート45aの当接面52に接離可能な接離面6
4が形成されている。さらに、接離面64の周囲には、
前記下プレート45aの当接面52に接離面64が当接
した際に、前記下プレート45aの外周縁側の下端がシ
ートリング62の底壁62aに接触して、下プレート4
5aの当接面52に接離面64が当接するのを阻害する
のを防止するための環状の逃げ溝65が形成されてい
る。この逃げ溝65の図1左方に示す一部には、液体吐
出穴66が形成されており、この液体吐出穴66は、本
体42の基体部57の底壁57aに形成された吐出穴6
7に連通されている。
【0029】なお、本実施の形態においては、シートリ
ング62に形成した液体吐出穴66と本体42に形成し
た吐出穴67との位置決めを行うために、液体吐出穴6
6および吐出穴67を連通するパイプ状のインサート8
2が配設されている。
【0030】また、シートリング62の軸心部に位置す
る貫通孔63の下部には、弁座が配設されている。さら
にまた、前記接離面64の図1右方に示す一部には、凹
溝69が軸心方向に対して直交するように形成されてい
る。この凹溝69は複数であってもよい。また、シート
リング62の図1上方に示す外周面の上部には、ダイヤ
フラム室56内に位置するメタリック塗料の漏洩防止を
行うためのOリング70が配設されている。
【0031】前記凹溝69および逃げ溝65により、本
実施の形態の液体たるメタリック塗料の流動経路を規制
する誘導路71が構成されている。
【0032】前記本体42の下有底穴61の軸心部の下
方に位置する取付部58には、ダイヤフラム室56への
液体たるメタリック塗料の流入口としての平面ほぼ長穴
形状に形成された上部が開口の有底の液体供給室72が
形成されている。この液体供給室72の底壁72aに
は、コイルばね73の下端が当接するようにして配設さ
れており、このコイルばね73の上端には、前記弁座6
8に接離可能とされたボール体74が配設されている。
すなわち、ボール体74は、常にはコイルばね73の付
勢力をもって弁座68に当接するようにして下方から支
持されており、ボール体74が弁座68に当接している
際には、液体供給室72に位置するメタリック塗料がシ
ートリング62の貫通孔63を介してダイヤフラム室5
6へ流動するのを遮断することができるようになってい
る。
【0033】前記本体42の基体部57の底壁57aの
液体供給室72の周囲には、液体供給室72に位置する
メタリック塗料が本体42の基体部57の底壁57aと
シートリング62の下面との間から漏洩するのを防止す
るためのOリング75が配設されている。また、ボール
体74の図1にて上方に示す頂部には、プレート締結部
材50の小径部50cの先端面が接離可能とされてお
り、前記ダイヤフラム44が作動して図1下方へ移動し
た際に、弁座68に当接しているボール体74を図1下
方に移動させ、弁座68からボール体74を離間させ、
液体供給室72に位置するメタリック塗料をシートリン
グ62の貫通孔63を介してダイヤフラム室56へ流動
させることができるように構成されている。
【0034】前記ダイヤフラム室56の流入口たる液体
供給室72の図1右側には、図3に詳示するように、本
体42の右方に突出するようにして2つの供給ポート7
6が直接接続されている。なお、供給ポート76の数
は、必要に応じて増減すればよく、特に、本実施の形態
の数に限定されるものではない。
【0035】前記取付部58の図1左側には、前記シー
トリング62の液体吐出穴66に連通する有底の吐出穴
67が形成されており、この吐出穴67は、取付部58
の左方に突出するようにして配設された吐出ポート78
に接続されている。また、吐出穴67の上部には、前記
インサート82の下部が取着されている。
【0036】前記ボンネット43は、下部が開口とされ
上部が小径の有底のほぼ円筒形状に形成されており、ダ
イヤフラム44の外周縁を上方から支持するとともに、
ダイヤフラム44の上方に前記スプリング53を収納す
るスプリング室79が形成されている。そして、ボンネ
ット43の下部の内周面には、雌ねじ部80が形成され
ており、この雌ねじ部80と前記本体42の基体部57
の外周面に形成された雄ねじ部59とを螺合することに
より、本体42とボンネット43とを直接螺合させてダ
イヤフラム44を挟持することができるようになってい
る。また、ボンネット43の図1上方に示す頂部には、
ダイヤフラム44に対するスプリング79の付勢力を調
整するための作動圧調整ねじ54がその上端を外部に突
出するようにして螺合されており、この作動圧調整ねじ
54の上部には、作動圧調整ねじ54を固定するロック
ナット81が取着されている。
【0037】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について図1から図4により説明する。
【0038】図1から図3は吐出ボート側の圧力がスプ
リングにより調整されたダイヤフラムの作動圧より上昇
してボール体が弁座に当接し、液体供給室に位置する液
体がダイヤフラム室へ流動するのを遮断した液体遮断状
態を示しており、図4は吐出ボート側の圧力がスプリン
グにより調整されたダイヤフラムの作動圧より低下して
ボール体が弁座から離間し、液体供給室に位置する液体
がダイヤフラム室へ流動する液体流動状態を示す縦断面
図である。
【0039】本実施の形態の液圧レギュレータ41によ
れば、吐出ボート78側の圧力が作動圧調整ねじ54を
もって調整されたスプリング53の付勢力によるダイヤ
フラム44の作動圧より上昇すると、図1に示すよう
に、ダイヤフラム44がほぼ水平となり、プレート締結
部材50の小径部50cの先端がボール体74の頂部か
ら離間し、ボール体74は、コイルばね73の付勢力に
頂部が弁座68に当接する。その結果、供給ポート76
から液体の流入口としての液体供給室72へ流入してい
るメタリック塗料は、ボール体74と弁座68との当接
部位でダイヤフラム室44へ流動するのを遮断され遮断
状態となる。
【0040】また、吐出ボート78側の圧力が作動圧調
整ねじ54をもって調整されたスプリング53の付勢力
によるダイヤフラム44の作動圧より低下するとダイヤ
フラム44が図4に示すように下方に移動し、シートリ
ング62の底壁62の接離面64と下プレート45aの
当接面52とが当接するとともに、プレート締結部材5
0の小径部50cの先端がボール体74の頂部に当接し
てコイルばね73の付勢力に抗してボール体74を図4
下方に移動させ、ボール体74が弁座68から離間す
る。その結果、供給ポート76から流入口としての液体
供給室72へ流入しているメタリック塗料は、ボール体
74と弁座68と隙間からダイヤフラム室44へ向かっ
て流動可能な液体流動状態となる。
【0041】そして、液圧レギュレータ41は、吐出ボ
ート78側の圧力に応じてダイヤフラム44を動作させ
て遮断状態と液体流動状態とを繰り返すことにより、圧
送されるメタリック塗料を所定の流量となるように一定
の圧力に減圧して吐出ポート78から塗工手段へ供給す
ることができるようになっている。
【0042】さらに、本実施の形態の液圧レギュレータ
41においては、供給ポート26が2つ配設されてお
り、メタリック塗料を循環使用することができるように
なっている。
【0043】また、本実施の形態の液圧レギュレータ4
1によれば、液体流動状態において、図4に示すよう
に、液体供給室72からシートリング62の貫通孔63
を通過したメタリック塗料は、シートリング62の底壁
62の接離面64と下プレート45aの当接面52とが
当接しているので、誘導路71の一部を構成する凹溝6
9を通過して、ダイヤフラム室56の一部を構成すると
ともに誘導路71の一部を構成する環状の逃げ溝65へ
達し、その後、インサート82の内部を液体吐出穴6
6、吐出穴67の順に通過して吐出ボート28へ流動す
る。
【0044】すなわち、メタリック塗料は、ダイヤフラ
ム室56を通過する際に、ダイヤフラム室56の内部に
装着されたシートリング62に形成された誘導路71を
通過することになるので、流路の一部を構成するダイヤ
フラム室56を通過するメタリック塗料の流動を阻害す
るデッドスペースの形成が極めて少なく、ダイヤフラム
室56の内部を通過するメタリック塗料を円滑に流動さ
せることができ、実用上、ダイヤフラム室56の内部に
メタリック塗料の固形分が沈殿するのを確実に防止する
ことができる。
【0045】また、本実施の形態の液圧レギュレータ4
1によれば、シートリング62が樹脂により形成されて
いるので、メタリック塗料などの液体に対する摩擦抵抗
を少なくすることができ、ダイヤフラム室56の内部を
通過するメタリック塗料をより円滑に流動させることが
できる。また、このことは、液圧レギュレータ41を分
解して洗浄する際に、シートリング62に付着したメタ
リック塗料を容易に分離することができ、液圧レギュレ
ータ41の洗浄性および取扱性を確実に向上させること
ができる。
【0046】さらに、本実施の形態の液圧レギュレータ
41によれば、従来と異なり、液体の流入口たる液体供
給室72に液体たるメタリック塗料が流入可能な複数の
供給ポート76が直接接続されているので、ダイヤフラ
ム室56に供給する前の液体たるメタリック塗料を円滑
に流動させることができるとともに、取付部58を従来
より小さくすることができ、小型化、軽量化を図ること
ができる。
【0047】さらにまた、本実施の形態の液圧レギュレ
ータ41によれば、従来と異なり、本体42の基体部5
7の外周面に形成した雄ねじ部59と、ボンネット43
の下部の内周面に形成した雌ねじ部80とを直接螺合さ
せることによりダイヤフラム44を挟持するように形成
されているので、雄ねじ部59と雌ねじ部80とを螺合
するという簡単な動作により、本体42とボンネット4
3との間にダイヤフラム44を容易かつ均一に挟持する
ことができるので、品質および生産性を向上させること
ができる。そして、雄ねじ部59と雌ねじ部80とを螺
合するという構成は、ダイヤフラム44の外周縁より外
側に位置する部位を小さくすることができるので、小型
化、軽量化を図ることができる。また、雄ねじ部59と
雌ねじ部80とを螺合するという簡単な動作により本体
42とボンネット43とが締結されているので、液圧レ
ギュレータ41を分解して洗浄する際にの取扱性を向上
させることができる。
【0048】さらに、シートリング62の図1上方に示
す外周面の上部角部にOリング77を装着することがで
きるので、ダイヤフラム室56の内部に位置するメタリ
ック塗料が本体42とボンネット43との間から漏洩す
るのをより確実に防止することができる。
【0049】また、本実施の形態の液圧レギュレータ4
1によれば、ダイヤフラム44の外径サイズが同一の従
来の液圧レギュレータ1に比較して、本体42およびボ
ンネット43の投影面積を20%程度低減し、全体の重
量を10%程度低減することができた。
【0050】なお、本実施の形態の液圧レギュレータ4
1は、メタリック塗料だけでなく、磁性塗料、2液性塗
料などの沈殿、凝集、固化しやすい固形分を含有する液
体に用いることができる。
【0051】また、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液圧レギュ
レータによれば、メタリック塗料や磁性塗料などの沈殿
しやすい固形分を含有する液体を用いた場合において
も、液体の流路に沈殿が生じるのを確実に防止すること
ができるとともに、生産性、取扱性を向上させ、かつ、
小型化、軽量化を図ることができることができるという
極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液圧レギュレータの実施の形態
の液体遮断状態における要部を示す縦断面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 図1の一部切断下面図
【図4】 本発明に係る液圧レギュレータの実施の形態
の液体流動状態における要部を示す縦断面図
【図5】 従来の液圧レギュレータの要部を示す縦断面
【図6】 図5の一部切断下面図
【符号の説明】
41 液圧レギュレータ 42 本体 43 ボンネット 44 ダイヤフラム 45a 下プレート 50 プレート締結部材 50c 小径部 52 当接面 53 スプリング 54 作動圧調整ねじ 56 ダイヤフラム室 57 基体部 58 取付部 59 雄ねじ部 62 シートリング 64 接離面 65 逃げ溝 66 液体吐出穴 67 吐出穴 68 弁座 69 凹溝 71 誘導路 72 (流入口としての)液体供給室 76 供給ポート 78 吐出ポート 79 スプリング室 81 ロックナット 82 インサート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体とボンネットとの間にダイヤフラム
    を挟持するとともに、このダイヤフラムの一面側にダイ
    ヤフラム室を形成し、このダイヤフラム室に供給された
    液体を所定の流量となるように一定の圧力に減圧して吐
    出する液圧レギュレータにおいて、 前記ダイヤフラム室の内部に液体の流動を阻害するデッ
    ドスペースの形成を防止可能なシートリングを配設する
    とともに、このシートリングに液体の流動経路を規制す
    る誘導路を形成したことを特徴とする液圧レギュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記シートリングが樹脂により形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の液圧レギュレ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤフラム室の液体の流入口に、
    液体が流入可能な複数の供給ポートが接続されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液圧レ
    ギュレータ。
  4. 【請求項4】 前記本体と前記ボンネットとを直接螺合
    させることによりダイヤフラムを挟持可能に形成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
    載の液圧レギュレータ。
  5. 【請求項5】 本体とボンネットとの間にダイヤフラム
    を挟持するとともに、このダイヤフラムの一面側にダイ
    ヤフラム室を形成し、このダイヤフラム室に供給された
    液体を所定の流量となるように一定の圧力に減圧して吐
    出する液圧レギュレータにおいて、 前記本体と前記ボンネットとを直接螺合させてダイヤフ
    ラムを挟持可能に形成したことを特徴とする液圧レギュ
    レータ。
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