JPH1018363A - 雨水貯留装置 - Google Patents

雨水貯留装置

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JPH1018363A
JPH1018363A JP8193954A JP19395496A JPH1018363A JP H1018363 A JPH1018363 A JP H1018363A JP 8193954 A JP8193954 A JP 8193954A JP 19395496 A JP19395496 A JP 19395496A JP H1018363 A JPH1018363 A JP H1018363A
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JP
Japan
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water
rainwater
storage tank
water storage
tent
Prior art date
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Application number
JP8193954A
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English (en)
Inventor
Akihiro Suzuki
昭裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH1018363A publication Critical patent/JPH1018363A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置時に大がかりな貯水槽の設置工事が不要
で、その費用が安く済み、動力を必要とせずに貯水槽内
に貯えられた雨水を有効に利用できる雨水貯留装置を提
供する。 【解決手段】 雨水利用装置1は、建物4の上部に設け
られ、雨水を集めるための集水部2と、建物4の塀Wを
兼ねて集水部2より下側に設けられ、集水部2から送ら
れた雨水を貯える貯水槽3と、貯水槽3の下端部に設け
られた出口管5と、出口管5に開閉自在に設けられた弁
(蛇口)Vとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水を利用するた
めに雨水を集めて貯える雨水貯留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示す雨水貯留装置が知ら
れている。この雨水貯留装置100では、建物Bの屋上
部に設けられた集水樋101で集められた雨水が、配管
103を介して貯水槽102に送られ、貯えられる。こ
の貯水槽102に貯えられた雨水は、ポンプPおよび配
管105を介して揚水され、屋上タンク104に所定量
貯えられる。そして、この屋上タンク104内に貯えら
れた雨水は、配管106を介して、建物Bに送られ、雑
用水として各階のトイレの便器107の洗浄水などに用
いられている。また、貯水槽102は、建物Bの地下に
設けられ、屋上タンク104と比べて、多量の雨水を貯
えることができるように、大きな容量を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の雨水貯留装
置によれば、この雨水貯留装置を設置する際に、地下に
大きな貯水槽102を設けなければならないので、大が
かりな設置工事が必要となり、費用がかかるという問題
がある。また、貯水槽102が地下に設けられているの
で、使用時にはポンプPで雨水を屋上タンク104まで
汲み上げなければならない。このため、災害や事故で停
電した際には、ポンプPが動かなくなり、雨水を貯水槽
102から屋上タンク104まで汲み上げることが不可
能になるので、屋上タンク104内にすでに貯えられて
いる少量の雨水しか、利用できなくなるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、設置時に大がかりな貯水槽の設置工事が不
要で、その費用が安く済み、動力を必要とせずに貯水槽
内に貯えられた雨水を有効に利用できる雨水貯留装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の雨水貯留装置
は、建物の上部に設けられ、雨水を集めるための集水部
と、建物の塀、柵および壁の少なくとも一つを兼ねて集
水部より下側に設けられ、集水部から送られた雨水を貯
える貯水槽と、貯水槽の下端部に設けられた出口管と、
出口管に設けられ、出口管を開閉する出口弁とを備え
る。
【0006】この雨水貯留装置によれば、貯水槽が、建
物の塀、柵および壁の少なくとも一つを兼ねているの
で、雨水貯留装置の設置時に、従来の地下貯水槽のよう
な大がかりな設置工事が不要で、工事費用が非常に少な
くて済む。また、同じ理由から貯水槽が雨水を貯水する
機能と、塀、柵および壁としての機能を兼ね備えると共
に、塀、柵および壁自体の耐火性や防音性が高められ
る。さらに、貯水槽が集水部の下側に設けられているの
で、集水部で集められた雨水が重力落下で貯水槽に貯ま
り、かつ貯水槽の下端部の出口管を出口弁で開放するこ
とによって、従来の地下貯水槽と異なり、動力を必要と
せずに、貯水槽内に貯えられた雨水を、例えば雑用水と
して有効に利用できる。
【0007】請求項1の雨水貯留装置において、貯水槽
は、貯水槽の水位を検出する水位センサと、貯水槽に水
を供給する給水管と、給水管に設けられ、水位センサの
出力に応じて給水管を開くことにより、貯水槽に水を供
給する自動弁とを有する自動給水装置を備えることが好
ましい。
【0008】この雨水貯留装置によれば、貯水槽内の水
位が水位センサの出力に応じて維持されるので、降雨量
が非常に少ないときでも貯水槽内に水が常時確保される
と共に、貯水槽の高い防音性や耐火性が容易に得られ
る。また、災害や事故で停電した際にも、貯水槽内に常
時確保される水を、例えば雑用水として有効に利用でき
る。
【0009】請求項3の雨水貯留装置は、道路の端部に
設けられ、雨水を集めるための集水部と、道路の端部に
側壁を兼ねて集水部より下側に設けられ、集水部から送
られた雨水を貯える貯水槽と、貯水槽の下端部に設けら
れた出口管と、出口管に開閉自在に設けられた出口弁と
を備える。
【0010】この雨水貯留装置によれば、貯水槽が、道
路の側壁を兼ねているので、雨水貯留装置の設置時に、
従来の地下貯水槽のような大がかりな設置工事が不要
で、工事費用が非常に少なくて済む。また、同じ理由か
ら、貯水槽が雨水を貯水する機能と、道路の側壁として
の機能を兼ね備えると共に、道路の側壁自体の耐火性や
防音性が高められる。さらに、貯水槽が集水部の下側に
設けられているので、集水部で集められた雨水が重力落
下で貯水槽に貯まり、かつ貯水槽の下端部の出口管を出
口弁で開放することによって、従来の地下貯水槽と異な
り、動力を必要とせずに、貯水槽内に貯えられた雨水
を、例えば雑用水として有効に利用できる。
【0011】請求項1、2または3の雨水貯留装置にお
いて、貯水槽は、タイマの設定時間に応じて、自動的に
所定周期で開くことにより、貯水槽内の水を放水するタ
イマ式自動弁をさらに備える。
【0012】この雨水貯留装置によれば、貯水槽のタイ
マ式自動弁が、タイマの設定時間に応じて、自動的に所
定周期で開くことにより、貯水槽内の水を放水する。こ
れにより、貯水槽内の水が外部に自動的に供給されるの
で、例えばスプリンクラー用の給水として利用すること
ができ、さらに別の機能が付加される。
【0013】請求項5の雨水貯留装置は、寝泊まり用の
折畳み可能なテントと、テントの下端部に一体に設けら
れ、テントのテント布の外表面を流下する雨水を貯える
貯水槽と、貯水槽の下端部に設けられた出口管と、出口
管に開閉自在に設けられた出口弁または水栓とを備え
る。
【0014】この雨水貯留装置によれば、寝泊まり用の
折畳み可能なテントにおいて、降雨がテント布の外表面
を流下し、テントと一体に設けられた貯水槽に貯えられ
るので、このテント自体が雨水貯留装置を兼ねている。
このため、屋外の動力源がない場所においても、テント
を張るスペースがあれば、この雨水貯留装置を容易に設
置することができ、かつこの雨水貯留装置に貯えられる
雨水を、例えば雑用水として有効に利用することができ
る。
【0015】請求項6の雨水貯留装置は、自動車の上端
部の収納部から斜め下方に引き出して張設可能なテント
と、テントの下端部に一体に設けられ、テントのテント
布の外表面を流下する雨水を受け入れる樋部と、樋部に
接続されるホースと、テントの下側に置かれ、ホースか
ら送られた雨水を貯える貯水槽と、貯水槽の下端部に設
けられた出口管と、出口管に開閉自在に設けられた出口
弁または水栓とを備える。
【0016】この雨水貯留装置によれば、自動車の上端
部の収納部から斜め下方に引き出して張設可能なテント
において、降雨がテント布の外表面を流下し、樋部およ
びホースを介して、テントの下側に置かれた貯水槽に貯
えられるので、このテント自体が、雨水を集水する機能
を兼ね備え、樋部、ホース、貯水槽および自動車と共
に、移動可能な雨水貯留装置を構成している。このた
め、屋外の動力源がない場所においても、自動車を止
め、テントを張るスペースがあれば、この雨水貯留装置
を容易に設置することができ、かつこの雨水貯留装置に
貯えられる雨水を、例えば雑用水として有効に利用する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施形態に係る雨水貯留装置について説明す
る。また、後述する他の実施形態においても、同一の構
成に対しては同一符号を付して説明を省略し、必要に応
じて説明する。図1および図2は、第1実施形態に係る
雨水貯留装置1を示している。同図に示すように、雨水
貯留装置1は、建物(家屋)4の上部に設けられた集水
部2と、建物4を囲む塀Wを兼ねた貯水槽3とを備えて
いる。この集水部2は、建物4の屋根4aと、この屋根
4aに降った雨水が屋根4aの表面を流下して集まる樋
4bと、この樋4bの下端部に連結され、貯水槽3に雨
水を送る送水配管4cと、送水配管4cの途中に設けら
れ、樋4bで集められた雨水中のごみや砂などをろ過す
るフィルタFとから構成されている。
【0018】また、貯水槽3は、建物4を囲む塀Wを兼
ねて、集水部2の下側に設けられており、四角柱状の中
空部材3aを数本重ねた貯水槽ユニット30を横につな
いで、一体に連結した形状を有し、さらに、この連結さ
れた中空部材3aを支持するベース部3bを備えてい
る。各中空部材3aは、例えば合成樹脂からなり、その
底面または上面に設けられた複数の連通口3cにより、
隣接するものと互いに連通して、所定容積を有する貯水
槽3を構成している。この貯水槽3の最上部の中空部材
3aは、送水配管4cと連結されており、集水部2で集
められた雨水が、送水配管4cを介して流入し、各連通
口3cを通って、貯水槽3内に行き渡り、貯えられるよ
うになっている。
【0019】また、貯水槽3の端部には、貯水槽3内の
下限水位および上限水位をそれぞれ検出する下限水位セ
ンサS1および上限水位センサS2と、水道水を供給す
る給水管としての水道管6と、この水道管6を開閉する
自動弁V1とを備えた自動給水装置7が設けられてい
る。自動弁V1は、電気作動または空気作動型の自動弁
であり、前記下限水位センサS1および上限水位センサ
S2の出力に応じて、図示しない制御装置により開閉駆
動される。この自動給水装置7は、貯水槽3内の水位が
低くて、貯水槽3内に水を給水する必要があるときに用
いられ、例えば、貯水槽3内の水位が下限水位センサS
1の取付位置以下のとき、自動弁V1が開いて、貯水槽
3内に水道水が供給され、そののち貯水槽3内の水位が
上限水位センサS2の取付位置以上になったとき、自動
弁V1が閉じて、水道水の供給が停止されるように構成
されている。これにより、例えば降雨量が少なくて、雨
水のみでは貯水槽3内の水位が低くなってしまう場合で
も、貯水槽3内に所定量以上の水を常時貯えておくこと
ができる。例えば、夏期の渇水時期などにおいても、貯
水槽3内に所定量以上の水を常時貯えておくことができ
る。
【0020】さらに、貯水槽3の下端部には、出口管5
が設けられ、この出口管5には、出口弁としての蛇口V
が開閉自在に設けられている。この蛇口Vを作業者が開
けることにより、貯水槽3内の水が放水されるので、貯
水槽3内に貯まっている水を、例えば庭の散水や火災時
の消火に利用できる。特に、この蛇口Vが貯水槽3の下
端部に設けられているので、貯水槽3内に貯えられたほ
とんどの雨水を、有効に利用できる。また、貯水槽3の
底部には図示しないドレン口が設けられており、メンテ
ナンス時に、貯水槽3内の水を全て排出できるように構
成されている。
【0021】このように構成された第1実施形態に係る
雨水貯留装置1によれば、貯水槽3が塀Wを兼ねている
ので、雨水貯留装置1の設置時に、従来の地下貯水槽の
ような大がかりな設置工事が不要で、工事費用が非常に
少なくて済む。また、同じ理由から、貯水槽3が、雨水
を貯水する機能と、塀Wとしての機能を兼ね備えると共
に、塀W自体の耐火性や防音性が水位に応じて高められ
る。さらに、貯水槽3が集水部2の下側に設けられてい
るので、集水部2で集められた雨水が、重力落下で貯水
槽3に貯まり、かつ貯水槽3の下端部の出口管5を蛇口
Vで開放することによって、従来の地下貯水槽と異な
り、動力を必要とせずに、貯水槽3内に貯えられた水
を、例えば雑用水として有効に利用できる。加えて、自
動給水装置7が設けられているので、貯水漕3内に所定
量以上の水が常時確保され、災害や事故で停電した際、
動力を必要とせずに、この常時確保される所定量以上の
水を、例えば雑用水として有効に利用できる。
【0022】なお、上記第1実施形態においては、2つ
の水位センサの出力に応じて自動弁V1を開閉する構成
としたが、水位センサを1つのみ用いる構成としてもよ
い。この場合、制御装置(不図示)のタイマにより、水
位センサの出力を所定時間保持して(インターロッ
ク)、この保持された水位センサの出力により自動弁V
1を開閉して、自動弁V1のチャタリングを防止する構
成としてもよい。
【0023】次に、第2実施形態に係る雨水貯留装置1
について、図3および図4を参照しながら説明する。こ
の雨水貯留装置1は、貯水槽3が建物4の柵W1を兼ね
るものであり、集水部2は第1実施形態と同一の構成で
あるので、説明を省略する。図4に示すように、この建
物4の柵W1を兼ねる貯水槽3は、多数のパイプ状の中
空部材3aを鉛直方向に立てて並べ、互いに連結した構
成になっている。各中空部材3aは、例えば合成樹脂か
らなり、その側面の下端部に設けられた図示しない連通
路により、隣接するものと互いに連通して、所定容積を
有する貯水槽3を構成している。この貯水槽3の端部に
は、前述した第1実施形態の蛇口Vおよび自動給水装置
7(図示せず)に加えて、タイマTの設定に応じて、所
定周期で、所定時間だけ自動的に開くタイマ式自動弁V
2が設けられており、これによりプランターP1に対し
て自動的に水を供給することができるように構成されて
いる。
【0024】このように構成された第2実施形態に係る
雨水貯留装置1においては、貯水槽3が建物4の柵W1
を兼ねているので、雨水貯留装置1の設置時に、従来の
地下貯水槽のような大がかりな設置工事が不要で、工事
費用が非常に少なくて済む。また、同じ理由から、貯水
槽3が、雨水を貯水する機能と、柵W1としての機能を
兼ね備えると共に、柵W1自体の耐火性や防音性が高め
られる。さらに、貯水槽3が集水部2の下側に設けられ
ているので、集水部2で集められた雨水が、重力落下で
貯水槽3に貯まり、かつ貯水槽3の下端部の出口管5を
蛇口Vで開放することによって、従来の地下貯水槽と異
なり、動力を必要とせずに、貯水槽3内に貯えられた水
を、例えば雑用水として有効に利用できる。加えて、自
動給水装置7が設けられているので、貯水漕3内に所定
量以上の水が常時確保され、災害や事故で停電した際、
動力を必要とせずに、この常時確保される所定量以上の
水を、例えば雑用水として有効に利用できる。また、タ
イマ式自動弁V2により、プランターP1に対して、貯
水槽3内の水を自動的に供給することもできる。
【0025】なお、この第2実施形態に設けたタイマ式
自動弁V2を、上記第1実施形態に用いてもよく、この
場合も第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0026】次に、第3実施形態に係る雨水貯留装置1
について、図5および図6を参照しながら説明する。同
図に示すように、この雨水貯留装置1は、建物(ビルデ
ィング)4の屋上に設けられ、雨水を集めるための集水
部2と、建物4の内壁W2を兼ねて集水部2の下側に設
けられ、集水部2から送られた雨水を貯える貯水槽3と
を備えている。この集水部2は、例えば図示しない樋形
状の集水溝と、この集水溝で集められた雨水をろ過する
図示しないフィルタとを備えており、建物4の屋上に降
った雨水を集めることができるように構成されている。
この集水部2と貯水槽3は、図示しない配管等により連
結されており、集水部2から雨水が貯水槽3に送られる
ように構成されている。
【0027】また、建物4の内壁W2を兼ねる貯水槽3
は、図6に示すように、多数の貯水槽ユニット30を縦
横に連結して構成されており、この貯水槽ユニット30
は、その内部に四角柱状の中空部31を縦に3列有して
いる。各中空部31は、その下端部で互いに連通して貯
水部を構成している。また、貯水ユニット30は、その
両側面の下端部にカプラ32,32を備えており、この
カプラ32同士を連結し、かつ側面同士を固定すること
により、複数の貯水ユニット30を横に一列に並べて連
結することができる。これにより、横に一列に並べた貯
水ユニット30が互いに連通して、1フロア分の内壁W
2を兼ねる貯水槽30を構成することができる。
【0028】さらに、貯水槽ユニット30は、その上面
および底面に互いに対となるカプラ33,34をそれぞ
れ備えており、このカプラ33とカプラ34が結合する
ことにより、貯水槽ユニット30同士が上下に連結さ
れ、かつこの上下に連結した貯水槽ユニット30同士が
連通する。これにより、各フロアの貯水槽30を連結し
て、建物4の全フロアを縦に分断する大きな内壁W2を
兼ねる貯水槽3を構成することができる。このように構
成される貯水槽3の下端部には、図5に示すように、出
口管5が設けられ、この出口管5の分岐した一方の枝管
の端部には、出口弁V3が設けられている。また、出口
管5の他方の枝管は、弁V4、さらにポンプPを介し
て、各フロアに配管されている。通常時は、この弁V4
を開け、ポンプPを駆動することにより、貯水槽3内の
水を、建物4の各フロアまで圧送して、雑用水として利
用することができ、また、災害時や停電時には、必要に
応じて出口弁V3を開くことにより、貯水槽3内の水
を、例えば雑用水として利用することができるように構
成されている。
【0029】さらに、この貯水槽3は、前記第1実施形
態の自動給水装置7と同様の自動給水装置(図示せず)
が設けられており、貯水槽ユニット30に設けた水位セ
ンサS3の出力に応じて、貯水槽3内に常時所定量以上
の水が確保されるように構成されている。これにより、
降雨量が少ないときでも、貯水槽3内に常時所定量以上
の水を確保することができる。
【0030】このように構成された第3実施形態に係る
雨水貯留装置1によれば、貯水槽3が壁W2を兼ねてい
るので、雨水貯留装置1の設置時に、従来の地下貯水槽
のような大がかりな設置工事が不要で、工事費用が非常
に少なくて済む。また、同じ理由から、貯水槽3が、雨
水を貯水する機能と、壁W2としての機能を兼ね備える
と共に、壁W2自体の耐火性や防音性が高められる。さ
らに、貯水槽3が集水部2の下側に設けられているの
で、災害や事故で停電した際にも、集水部2で集められ
た雨水が、重力落下で貯水槽3に貯まり、かつ貯水槽3
の下端部の出口管5を出口弁V3で開放することによっ
て、従来の地下貯水槽と異なり、動力を必要とせずに、
貯水槽3内に貯えられた水を、例えば雑用水として有効
に利用できる。加えて、自動給水装置7が設けられてい
るので、貯水漕3内に所定量以上の水が常時確保され、
災害や事故で停電した際、動力を必要とせずに、この常
時確保される所定量以上の水を、例えば雑用水として有
効に利用できる。
【0031】なお、この第3実施形態では、貯水槽3
は、建物4の全フロアを縦に分断する大きな内壁W2を
兼ねるようにしたが、建物4の外壁を兼ねるようにして
もよい。また、貯水槽ユニット30同士がカプラ32,
33,34により連通するようにしたが、フランジ連結
や配管連結により連通するように構成してもよいし、貯
水槽ユニット30同士を溶接などにより固定し、この固
定箇所に設けた連通口により連通させるようにしてもよ
い。
【0032】次に、本発明の第4実施形態に係る雨水貯
留装置1について、図7を参照しながら説明する。同図
に示すように、この雨水貯留装置1は、道路の端部に側
壁W3を兼ねて設けられる貯水槽3と、この側壁W3の
上に設けられた集水部2とを備えている。集水部2は、
降雨を集める溝部2mと、この溝部2mの底面部に設け
られ、雨水中のごみを取り除くフィルタFとから構成さ
れており、このフィルタFを通った雨水は、連通口3g
を介して貯水槽3に送られる。
【0033】また、貯水槽3は、道路の側壁W3を兼ね
ており、矩形の中空部3fを縦に複数並べた断面形状を
有している。各中空部3fは、各連通口3gを介して互
いに連通し、所定容量の貯水槽3を構成している。この
貯水槽3の下端部には、出口管5が設けられており、こ
の出口管5の分岐した一方の枝管の端部には、出口弁V
5が設けられている。また、出口管5の他方の枝管に
は、弁V6を介して中央分離帯の植物に水を撒くための
スプリンクラーSが設けられている。この出口弁V5を
開けることにより、貯水槽3内の水を交通事故の消火作
業などに利用することができる。また、弁V6を開ける
ことにより、スプリンクラーSを介して、中央分離帯の
植物に水を撒くことができるように構成されている。
【0034】このように構成された第4実施形態に係る
雨水貯留装置1によれば、貯水槽3が道路の側壁W3を
兼ねているので、雨水貯留装置1の設置時に、従来の地
下貯水槽のような大がかりな設置工事が不要で、工事費
用が非常に少なくて済む。また、同じ理由から、貯水槽
3が、雨水を貯水する機能と、道路の側壁W3としての
機能を兼ね備えると共に、側壁W3自体の耐火性や防音
性が高められる。さらに、貯水槽3が集水部2の下側に
設けられているので、集水部2で集められた雨水が、重
力落下で貯水槽3に貯まり、かつ貯水槽3の下端部の出
口管5を出口弁V5で開放することによって、従来の地
下貯水槽と異なり、動力を必要とせずに、貯水槽3内に
貯えられた雨水を消火作業などに有効に利用できる。ま
た、弁V6を開けることにより、スプリンクラーSを介
して、中央分離帯の植物に水を撒くことができる。
【0035】なお、この第4実施形態においては、集水
部2を側壁W3の上に設けたが、図8に示すように、路
面に設けられた排水溝内の雨水を、ポンプPにより揚水
して貯水槽3内に送り込むようにしてもよい。また弁V
6として、上記第2実施形態に設けたタイマ式自動弁V
2を用いてもよく、この場合も上記第2実施形態と同様
の効果が得られる。
【0036】次に、本発明の第5実施形態に係る雨水貯
留装置1について、図9を参照しながら説明する。同図
に示すように、この雨水貯留装置1は、寝泊まり用の折
畳み可能なテントT1と、このテントT1の下端部に一
体に設けられ、テント布Trの外表面を流下する雨水を
貯える貯水槽3とを備えている。この貯水槽3は、テン
ト布Trに隣接する上面部に開口部3xを有し、この開
口部3xには、テントT1の外表面を流下した雨水中の
ごみや砂をろ過するろ過器としてのフィルタFが設けら
れている。また、貯水槽3の下端部には、出口管5が設
けられ、この出口管5には出口弁(または水栓)V7が
取り付けられている。
【0037】このテントT1は、水を通さない材質から
なる防水シート製の折畳み可能なテントであり、使用時
には、例えば屋外の所望の場所において広げられ、図示
しない支柱およびロープにより、地面Gに対して支持・
固定され、張設される。この張設されたテントT1は水
を通さない材質なので、テント布Trの外表面は、集水
部としての斜面を構成し、雨水は降雨時にこのテント布
Trの外表面を流下する。この流下した雨水は、貯水槽
3の開口部3xに設けられたフィルタFによりろ過さ
れ、貯水槽3に貯えられる。この貯水槽3に貯えられた
雨水は、出口弁V7を開けることにより、例えば雑用水
として利用できる。
【0038】このように構成された第5実施形態に係る
雨水貯留装置1によれば、寝泊まり用の折畳み可能なテ
ントT1が雨水貯留装置1自体を兼ねているので、雨水
貯留装置1自体の設置も容易であり、屋外にテントT1
を張るスペースがあればいつでも利用できるので、機能
性が高くなる。また、集水部2がテントT1の外表面を
兼ねており、集水部2に電動部がないので、自動的に貯
水槽3に雨水が貯まり、かつ貯水槽3の下端部の出口管
5に出口弁V7が開閉自在に設けられているので、従来
の地下貯水槽と異なり、災害や事故で停電した際にも、
貯水槽3内に貯えられた水を、例えば雑用水として有効
に利用できる。
【0039】なお、この雨水貯留装置1においては、フ
ィルタFにより、雨水中のごみや砂を取り除く構成とし
たが、フィルタFとして中空糸膜や活性炭層を用いて、
雨水をろ過してもよい。このようにすれば、雨水を飲料
水としても利用することができ、飲料水がなかなか手に
入らない非常時において有効になる。
【0040】次に、本発明の第6実施形態に係る雨水貯
留装置1について、図10を参照しながら説明する。同
図に示すように、この雨水貯留装置1は、自動車Cの上
端部の収納部C1に収納可能なテントT2と、地面G上
に置かれた移動自在な貯水槽3とを備えている。このテ
ントT2の下端部には樋Tbが一体に設けられており、
この樋Tbの下端部にはホースTcが接続されている。
また、このホースTcの先端には、樋Tbで集められた
雨水中のごみや砂などをろ過するフィルタFが設けられ
ている。また、貯水槽3の下端部には、出口管5が設け
られており、この出口管5には、出口弁(または水栓)
V8が取り付けられている。
【0041】このテントT2は、水を通さない材質から
なる防水性のテントであり、使用時には、自動車Cの上
端部に設けられた収納部C1から斜め下方に引き出さ
れ、2組の支柱CpおよびロープCrにより、地面Gに
対して支持・固定され、張設される。このテントT2
は、水を通さない材質なので、テント布Trの外表面
は、雨水を集水する機能を有し、降雨時に雨水は斜めに
張られたテント布Trの外表面を流下して、樋Tbに集
められる。この樋Tbに集められた雨水は、ホースTc
を通り、フィルタFにより雨水中のごみや砂などをろ過
され、貯水槽3に貯えられる。この貯水槽3に貯えられ
た雨水は、出口弁V8を開けることにより、例えば雑用
水として利用できる。
【0042】このように構成された第6実施形態に係る
雨水貯留装置1によれば、自動車Cの上端部の収納部C
1から斜め下方に引き出して張設可能なテントT2にお
いて、降雨がテント布Trの外表面を流下し、樋部Tb
およびホースTcを介して、テントT2の下側に置かれ
た貯水槽3に貯えられるので、このテントT2自体が、
雨水を集水する機能を兼ね備え、樋部、ホース、貯水槽
および自動車と共に、移動可能な雨水貯留装置1を構成
している。このため、屋外の動力源がない場所において
も、自動車を止め、テントを張るスペースがあれば、こ
の雨水貯留装置1を容易に設置することができ、かつこ
の雨水貯留装置1に貯えられる雨水を、例えば雑用水と
して有効に利用することができる。
【0043】なお、この雨水貯留装置1においても、フ
ィルタFとして中空糸膜や活性炭層を用いて、雨水をろ
過してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の雨水
貯留装置によれば、貯水槽が、建物の塀、柵および壁の
少なくとも1つを兼ねているので、雨水貯留装置の設置
時に、従来の地下貯水槽のような大がかりな設置工事が
不要で、工事費用がかからない。また、貯水槽が、雨水
を貯水する機能と、塀、柵および壁としての機能を兼ね
備えると共に、塀、柵および壁自体の耐火性や防音性が
高められる。さらに、従来の地下貯水槽と異なり、動力
を必要とせずに、貯水槽内に貯えられた水を、例えば雑
用水として有効に利用できる。
【0045】また、本発明の請求項3の雨水貯留装置に
よれば、貯水槽が、道路の側壁を兼ねているので、雨水
貯留装置の設置時に、従来の地下貯水槽のような大がか
りな設置工事が不要で、工事費用がかからない。また、
貯水槽が、雨水を貯水する機能と、道路の側壁としての
機能を兼ね備えると共に、側壁自体の耐火性や防音性が
高められる。さらに、従来の地下貯水槽と異なり、動力
を必要とせずに、貯水槽内に貯えられた水を、例えば雑
用水として有効に利用できる。
【0046】さらに、本発明の請求項5の雨水貯留装置
によれば、雨水貯留装置が寝泊まり用のテント自体を兼
ねているので、屋外の動力源がない場所においても、テ
ントを張るスペースがあれば、この雨水貯留装置を容易
に設置することができ、かつ、貯水槽内に貯えられた水
を、例えば雑用水として有効に利用できる。
【0047】また、本発明の請求項6の雨水貯留装置に
よれば、自動車の上端部に設けられた収納部に収納可能
なテントが、雨水を集水する機能を兼ね備え、樋部、ホ
ース、貯水槽および自動車と共に、移動可能な雨水貯留
装置を構成している。このため、屋外の動力源がない場
所においても、自動車を止め、テントを張るスペースが
あれば、この雨水貯留装置を容易に設置することがで
き、かつこの雨水貯留装置に貯えられる雨水を、例えば
雑用水として有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る雨水貯留装置の外
観図である。
【図2】第1実施形態に係る雨水貯留装置の構成を示す
概略図である。
【図3】第2実施形態に係る雨水貯留装置の構成を示す
概略図である。
【図4】第2実施形態に係る雨水貯留装置の貯水槽の外
観図である。
【図5】第3実施形態に係る雨水貯留装置の構成を示す
概略図である。
【図6】第3実施形態に係る雨水貯留装置の別の構成を
示す概略図である。
【図7】第4実施形態に係る雨水貯留装置の外観図であ
る。
【図8】第4実施形態に係る雨水貯留装置の貯水槽の構
成を示す概略図である。
【図9】第5実施形態に係る雨水貯留装置の外観図であ
る。
【図10】第6実施形態に係る雨水貯留装置の外観図で
ある。
【図11】従来の雨水貯留装置の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 雨水貯留装置 2 集水部 3 貯水槽 4 建物 5 出口管 6 給水管 7 自動給水装置 S1 水位センサ S2 水位センサ S3 水位センサ T タイマ T1 テント T2 テント Tr テント布 Tb 樋部 Tc ホース V 出口弁 V1 自動弁 V2 タイマ式自動弁 V3 出口弁 V5 出口弁 V7 出口弁または水栓 V8 出口弁または水栓 W 塀 W1 柵 W2 壁 W3 道路の側壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の上部に設けられ、雨水を集めるた
    めの集水部と、前記建物の塀、柵および壁の少なくとも
    一つを兼ねて前記集水部より下側に設けられ、前記集水
    部から送られた前記雨水を貯える貯水槽と、当該貯水槽
    の下端部に設けられた出口管と、当該出口管に設けら
    れ、当該出口管を開閉する出口弁とを備えることを特徴
    とする雨水貯留装置。
  2. 【請求項2】 前記貯水槽は、当該貯水槽の水位を検出
    する水位センサと、前記貯水槽に水を供給する給水管
    と、当該給水管に設けられ、前記水位センサの出力に応
    じて前記給水管を開くことにより、前記貯水槽内に水を
    補給する自動弁とを有する自動給水装置をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載の雨水貯留装置。
  3. 【請求項3】 道路の端部に設けられ、雨水を集めるた
    めの集水部と、前記道路の端部に側壁を兼ねて前記集水
    部より下側に設けられ、前記集水部から送られた雨水を
    貯える貯水槽と、当該貯水槽の下端部に設けられた出口
    管と、当該出口管に開閉自在に設けられた出口弁とを備
    えることを特徴とする雨水貯留装置。
  4. 【請求項4】 前記貯水槽は、タイマの設定時間に応じ
    て、自動的に所定周期で開くことにより、前記貯水槽内
    の水を放水するタイマ式自動弁をさらに備えることを特
    徴とする請求項1、2または3記載の雨水貯留装置。
  5. 【請求項5】 寝泊まり用の折畳み可能なテントと、当
    該テントの下端部に一体に設けられ、前記テントのテン
    ト布の外表面を流下する雨水を貯える貯水槽と、当該貯
    水槽の下端部に設けられた出口管と、当該出口管に開閉
    自在に設けられた出口弁または水栓とを備えることを特
    徴とする雨水貯留装置。
  6. 【請求項6】 自動車の上端部の収納部から斜め下方に
    引き出して張設可能なテントと、当該テントの下端部に
    一体に設けられ、前記テントのテント布の外表面を流下
    する雨水を受け入れる樋部と、当該樋部に接続されるホ
    ースと、前記テントの下側に置かれ、前記ホースから送
    られた雨水を貯える貯水槽と、当該貯水槽の下端部に設
    けられた出口管と、当該出口管に開閉自在に設けられた
    出口弁または水栓とを備えることを特徴とする雨水貯留
    装置。
JP8193954A 1996-07-04 1996-07-04 雨水貯留装置 Pending JPH1018363A (ja)

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