JPH101826A - カージング装置 - Google Patents
カージング装置Info
- Publication number
- JPH101826A JPH101826A JP9256496A JP9256496A JPH101826A JP H101826 A JPH101826 A JP H101826A JP 9256496 A JP9256496 A JP 9256496A JP 9256496 A JP9256496 A JP 9256496A JP H101826 A JPH101826 A JP H101826A
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- comb
- conveyor
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- belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人手を要することなくドッファローラよりウ
ェブを的確容易に引き離して次工程に自動的に送り込む
ことができる高速処理が可能で作業効率のよいカージン
グ装置を提供する。 【解決手段】 メインシリンダ1に近接して並設されて
メインシリンダ1とは反対方向に回転するドッファロー
ラ2にこれと同方向に回転するローラコーム3を並設
し、このローラコーム3の前方には、前部ローラ4aと
後部ローラ4b間に表面を粗面5aとしたベルト5が掛
け回されてローラコーム3と同方向に回転する振動コー
ムコンベア4と、その下方で振動コームコンベア4とは
逆方向に回転する搬送用コンベア6を配置する。
ェブを的確容易に引き離して次工程に自動的に送り込む
ことができる高速処理が可能で作業効率のよいカージン
グ装置を提供する。 【解決手段】 メインシリンダ1に近接して並設されて
メインシリンダ1とは反対方向に回転するドッファロー
ラ2にこれと同方向に回転するローラコーム3を並設
し、このローラコーム3の前方には、前部ローラ4aと
後部ローラ4b間に表面を粗面5aとしたベルト5が掛
け回されてローラコーム3と同方向に回転する振動コー
ムコンベア4と、その下方で振動コームコンベア4とは
逆方向に回転する搬送用コンベア6を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は綿や羊毛等の繊維塊
をくしけずってスライバをつくるためのカージング装置
に関するものである。
をくしけずってスライバをつくるためのカージング装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、綿や羊毛等の繊維をくしけずって
スライバをつくるカージング装置は、図2に示されるよ
うに、図示しないメインシリンダからドッファローラ1
0に移った毛はエキセン運動を行うコーム刃11により
ドッファローラ10よりウェブを引き離してコンベア1
2上に送り出すフライコーム方式が採用されていたが、
コーム刃11はエキセン運動を行うため10m〜25m
/分程度の低速の処理能力しか得られなかった。そこ
で、高速処理を図るため図3に示されるように、ドッフ
ァローラ10のウェブをローラコーム13に移したうえ
このローラコーム13から該ローラコーム13に隣設さ
れたこれよりキャッチ力の弱いローラコーム14に移
し、このウェブをさらにローラコーム14と隣接された
上下一対のニップロール15に送り込むというローラコ
ーム方式が提案されているが、この方式はエキセン運動
を伴わないので80m/分の高速処理が可能となって
も、始動時にウェブがローラコーム14からニップロー
ル15に移り難くてローラコーム14にウェブが巻き付
くという問題があった。そこで、上側のニップロール1
5に溝を形成してウェブがローラコーム14からニップ
ロール15に移り易くしたものも提案されているが、溝
付きのニップロール15にウェブが巻き付き易いという
問題があるため、始動時に手作業でローラコーム14か
らニップロール15にウェブを送り込む必要があり、こ
の送り込み時に指先をニップロール15に挟まれるとい
う事故がしばしば発生するおそれがあった。
スライバをつくるカージング装置は、図2に示されるよ
うに、図示しないメインシリンダからドッファローラ1
0に移った毛はエキセン運動を行うコーム刃11により
ドッファローラ10よりウェブを引き離してコンベア1
2上に送り出すフライコーム方式が採用されていたが、
コーム刃11はエキセン運動を行うため10m〜25m
/分程度の低速の処理能力しか得られなかった。そこ
で、高速処理を図るため図3に示されるように、ドッフ
ァローラ10のウェブをローラコーム13に移したうえ
このローラコーム13から該ローラコーム13に隣設さ
れたこれよりキャッチ力の弱いローラコーム14に移
し、このウェブをさらにローラコーム14と隣接された
上下一対のニップロール15に送り込むというローラコ
ーム方式が提案されているが、この方式はエキセン運動
を伴わないので80m/分の高速処理が可能となって
も、始動時にウェブがローラコーム14からニップロー
ル15に移り難くてローラコーム14にウェブが巻き付
くという問題があった。そこで、上側のニップロール1
5に溝を形成してウェブがローラコーム14からニップ
ロール15に移り易くしたものも提案されているが、溝
付きのニップロール15にウェブが巻き付き易いという
問題があるため、始動時に手作業でローラコーム14か
らニップロール15にウェブを送り込む必要があり、こ
の送り込み時に指先をニップロール15に挟まれるとい
う事故がしばしば発生するおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは前記のような問題を解決し、人手を要する
ことなくドッファローラよりウェブを的確容易に引き離
して次工程に自動的に送り込むことができる高速処理が
可能で作業効率のよいカージング装置を提供することに
ある。
するところは前記のような問題を解決し、人手を要する
ことなくドッファローラよりウェブを的確容易に引き離
して次工程に自動的に送り込むことができる高速処理が
可能で作業効率のよいカージング装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決した本
発明のカージング装置は、メインシリンダの近接位置に
並設されて該メインシリンダとは反対方向に回転するド
ッファローラに近接させてこれと同方向に回転するロー
ラコームを並設し、このローラコームの前方には、前部
ローラと後部ローラ間に表面を粗面としたベルトが掛け
回されてローラコームと同方向に回転駆動される振動コ
ームコンベアと、その下方にあって振動コームコンベア
とは逆方向に回転駆動される搬送用コンベアとを、振動
コームコンベアの後部ローラが前記ローラコームと搬送
用コンベアの搬送面の双方に近接させて配置したことを
特徴とするものである。
発明のカージング装置は、メインシリンダの近接位置に
並設されて該メインシリンダとは反対方向に回転するド
ッファローラに近接させてこれと同方向に回転するロー
ラコームを並設し、このローラコームの前方には、前部
ローラと後部ローラ間に表面を粗面としたベルトが掛け
回されてローラコームと同方向に回転駆動される振動コ
ームコンベアと、その下方にあって振動コームコンベア
とは逆方向に回転駆動される搬送用コンベアとを、振動
コームコンベアの後部ローラが前記ローラコームと搬送
用コンベアの搬送面の双方に近接させて配置したことを
特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1に基づいて詳細に説明する。1は回転方向に向
けて針先を傾斜させた無数のカードワイア1aが外周面
に設けらせたメインシリンダであり、該メインシリンダ
1の上半部周縁には、無数のカードワイアが外周面に設
けられた図示しないウォーカローラと、ストリッパロー
ラが対をなして複数配設されている。2はメインシリン
ダ1の下半部一側にカードワイア1aと近接して並設さ
れてメインシリンダ1とは反対方向に回転するドッファ
ローラ2であり、該ドッファローラ2の外周面には前記
メインシリンダ1のカードワイヤ1aの針先方向と逆方
向すなわちメインシリンダ1の回転方向と反対方向に針
先を傾斜させた無数のカードワイヤ2aが設けられてい
る。3はドッファローラ2のカードワイア2aと近接し
て並設されるローラコームであり、該ローラコーム3の
外周面には針先を傾斜させていない無数のカードワイヤ
3aが設けられている。4はローラコーム3の前方に後
記する搬送用コンベア6の搬送面から徐々に遠ざかるよ
うにゆるやかな前上がり傾斜状として配置されて一定周
期で振動する振動コームコンベアであって、この振動コ
ームコンベア4は表面が凹凸のある粗面5aに形成され
たゴムなどの弾性材により少なくとも表層が形成された
ベルト5を前部ローラ4aと後部ローラ4b間に掛け回
したもので、この振動コームコンベア4はその後部ロー
ラ4bをローラコーム3のカードワイヤ3aと振動コー
ムコンベア4の下方に配設されてスライバを搬出する搬
送用コンベア6の搬送面である上面とにそれぞれ近接さ
せるとともに、前部ローラ4aを搬送用コンベア6の中
間上方に位置させてある。
態を図1に基づいて詳細に説明する。1は回転方向に向
けて針先を傾斜させた無数のカードワイア1aが外周面
に設けらせたメインシリンダであり、該メインシリンダ
1の上半部周縁には、無数のカードワイアが外周面に設
けられた図示しないウォーカローラと、ストリッパロー
ラが対をなして複数配設されている。2はメインシリン
ダ1の下半部一側にカードワイア1aと近接して並設さ
れてメインシリンダ1とは反対方向に回転するドッファ
ローラ2であり、該ドッファローラ2の外周面には前記
メインシリンダ1のカードワイヤ1aの針先方向と逆方
向すなわちメインシリンダ1の回転方向と反対方向に針
先を傾斜させた無数のカードワイヤ2aが設けられてい
る。3はドッファローラ2のカードワイア2aと近接し
て並設されるローラコームであり、該ローラコーム3の
外周面には針先を傾斜させていない無数のカードワイヤ
3aが設けられている。4はローラコーム3の前方に後
記する搬送用コンベア6の搬送面から徐々に遠ざかるよ
うにゆるやかな前上がり傾斜状として配置されて一定周
期で振動する振動コームコンベアであって、この振動コ
ームコンベア4は表面が凹凸のある粗面5aに形成され
たゴムなどの弾性材により少なくとも表層が形成された
ベルト5を前部ローラ4aと後部ローラ4b間に掛け回
したもので、この振動コームコンベア4はその後部ロー
ラ4bをローラコーム3のカードワイヤ3aと振動コー
ムコンベア4の下方に配設されてスライバを搬出する搬
送用コンベア6の搬送面である上面とにそれぞれ近接さ
せるとともに、前部ローラ4aを搬送用コンベア6の中
間上方に位置させてある。
【0006】このように構成されたものは、図示しない
フィードコンベアを介して送り込まれた繊維塊を、外縁
にウォーカローラとストリッパローラとを対をなして複
数配設させた図示しないブレストローラに送り込んで予
備的な開毛と除塵あるいはバー除去を行い、予備的な開
毛と除塵を行ったのちメインシリンダ1に送り込み、メ
インシリンダ1とその外縁に配設される複数の図示され
ないウォーカローラとストリッパローラ対との間でくし
けずって分離すると同時に混合する。そして、メインシ
リンダ1のカードワイヤ1a上に送られた繊維は、メイ
ンシリンダ1より回転の遅い速度でメインシリンダ1と
は反対方向に回転するドッファロール2のカードワイヤ
2a上に乗り移り、ドッファロール2と並設されてドッ
ファロール2と同方向に回転するローラコーム3のカー
ドワイヤ3aに薄い膜状のウェブとして掻き取られ、さ
らに、ローラコーム3のカードワイヤ3aから振動コー
ムコンベア4の粗面5aのあるベルト5に乗り移り、ベ
ルト5のウェブは振動により剥離して振動コームコンベ
ア4から搬送用コンベア6に80m/分の高速で送り出
されてゆくものであるが、始動時、ドッファロール2か
らローラコーム3に移ったウェブの先端は、ローラコー
ム3の前方に後部ローラ4bが近接している振動コーム
コンベア4の弾性材よりなるベルト5の粗面5aによっ
てローラコーム3のカードワイヤ3aから引き離されて
乗り移ることとなる。そして、この振動コームコンベア
4に乗り移ったウェブの先端はベルト5の下側の粗面5
aに係止された状態で前進してゆくが、振動コームコン
ベア4はその後部ローラ4bが搬送用コンベア6の搬送
面に近接配置されて一定周期で振動しつつ回動している
ため、ローラコーム3から振動コームコンベア4のベル
ト5の粗面5aに乗り移ったウェブの先端は、振動コー
ムコンベア4の粗面5aから振動により剥離されて搬送
用コンベア6の後部の搬送面上に振動により落とされて
搬送用コンベア6に載せられて自動的に送り出されるこ
ととなるもので、特に、この振動コームコンベア4を搬
送用コンベア6の搬送面から徐々に遠ざかるようにゆる
やかな前上がり傾斜状として配置したものとした場合に
は、振動コームコンベア4のベルト面が搬送用コンベア
6の搬送面から遠ざかる間において粗面5aにウェブの
一部係止されていたとしても、進行途中において前記振
動により的確に剥離されることとなって、誤ってベルト
面に巻きつくおそれが全くない。そして、一旦ドッファ
ロール3、ローラコーム3、振動コームコンベア4、搬
送用コンベア6へのウェブの流れができれば、ウェブは
振動コームコンベア4の振動を停止させても速やかにベ
ルト5から剥離して送出されてゆくこととなる。このよ
うに、一番問題となる始動時、ウェブを手作業を要せず
してローラコーム3から振動コームコンベア4に送り出
すことができ、振動コームコンベア4に送り込まれたウ
ェブはベルト5の振動と回動によりベルト5より剥離し
て搬送用コンベア6に次々と送り出されることとなる。
なお、ベルト5の粗面5aは少なくとも表面がゴム材よ
りなるベルト5の表面に凹凸を形成したものとする外、
ゴムなどの摩擦抵抗に優れたメッシュ地を貼り付けたり
メッシュベルトを用いたものとしてもよいことは勿論で
ある。
フィードコンベアを介して送り込まれた繊維塊を、外縁
にウォーカローラとストリッパローラとを対をなして複
数配設させた図示しないブレストローラに送り込んで予
備的な開毛と除塵あるいはバー除去を行い、予備的な開
毛と除塵を行ったのちメインシリンダ1に送り込み、メ
インシリンダ1とその外縁に配設される複数の図示され
ないウォーカローラとストリッパローラ対との間でくし
けずって分離すると同時に混合する。そして、メインシ
リンダ1のカードワイヤ1a上に送られた繊維は、メイ
ンシリンダ1より回転の遅い速度でメインシリンダ1と
は反対方向に回転するドッファロール2のカードワイヤ
2a上に乗り移り、ドッファロール2と並設されてドッ
ファロール2と同方向に回転するローラコーム3のカー
ドワイヤ3aに薄い膜状のウェブとして掻き取られ、さ
らに、ローラコーム3のカードワイヤ3aから振動コー
ムコンベア4の粗面5aのあるベルト5に乗り移り、ベ
ルト5のウェブは振動により剥離して振動コームコンベ
ア4から搬送用コンベア6に80m/分の高速で送り出
されてゆくものであるが、始動時、ドッファロール2か
らローラコーム3に移ったウェブの先端は、ローラコー
ム3の前方に後部ローラ4bが近接している振動コーム
コンベア4の弾性材よりなるベルト5の粗面5aによっ
てローラコーム3のカードワイヤ3aから引き離されて
乗り移ることとなる。そして、この振動コームコンベア
4に乗り移ったウェブの先端はベルト5の下側の粗面5
aに係止された状態で前進してゆくが、振動コームコン
ベア4はその後部ローラ4bが搬送用コンベア6の搬送
面に近接配置されて一定周期で振動しつつ回動している
ため、ローラコーム3から振動コームコンベア4のベル
ト5の粗面5aに乗り移ったウェブの先端は、振動コー
ムコンベア4の粗面5aから振動により剥離されて搬送
用コンベア6の後部の搬送面上に振動により落とされて
搬送用コンベア6に載せられて自動的に送り出されるこ
ととなるもので、特に、この振動コームコンベア4を搬
送用コンベア6の搬送面から徐々に遠ざかるようにゆる
やかな前上がり傾斜状として配置したものとした場合に
は、振動コームコンベア4のベルト面が搬送用コンベア
6の搬送面から遠ざかる間において粗面5aにウェブの
一部係止されていたとしても、進行途中において前記振
動により的確に剥離されることとなって、誤ってベルト
面に巻きつくおそれが全くない。そして、一旦ドッファ
ロール3、ローラコーム3、振動コームコンベア4、搬
送用コンベア6へのウェブの流れができれば、ウェブは
振動コームコンベア4の振動を停止させても速やかにベ
ルト5から剥離して送出されてゆくこととなる。このよ
うに、一番問題となる始動時、ウェブを手作業を要せず
してローラコーム3から振動コームコンベア4に送り出
すことができ、振動コームコンベア4に送り込まれたウ
ェブはベルト5の振動と回動によりベルト5より剥離し
て搬送用コンベア6に次々と送り出されることとなる。
なお、ベルト5の粗面5aは少なくとも表面がゴム材よ
りなるベルト5の表面に凹凸を形成したものとする外、
ゴムなどの摩擦抵抗に優れたメッシュ地を貼り付けたり
メッシュベルトを用いたものとしてもよいことは勿論で
ある。
【0007】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、メインシリンダからドッファローラを経てローラコ
ーム上に乗り移したウェブをベルト表面が粗面とされた
振動コームコンベアによりローラコームから引き離して
この振動コームコンベアのベルトから直ちにその直下に
配設してある搬送用コンベア上に自動的に送り出して次
工程に搬送するようにしたので、フライコーム方式に比
べて数倍の高速処理が行なえることとなるうえに、始動
時においてウェブを次工程に搬送するのに手作業の必要
がなくなるため、ラインの自動化が可能となって連続操
業により従来のローラコーム方式と同じ程度の高速処理
でも作業効率をより高めることができ、さらに、誤って
作業員が指先を怪我するなどの事故発生をも防止するこ
とができて安全性の高いものとなるなど種々の利点があ
る。従って、本発明は従来の問題点を解決したカージン
グ装置として業界の発展に寄与するところ大なものであ
る。
に、メインシリンダからドッファローラを経てローラコ
ーム上に乗り移したウェブをベルト表面が粗面とされた
振動コームコンベアによりローラコームから引き離して
この振動コームコンベアのベルトから直ちにその直下に
配設してある搬送用コンベア上に自動的に送り出して次
工程に搬送するようにしたので、フライコーム方式に比
べて数倍の高速処理が行なえることとなるうえに、始動
時においてウェブを次工程に搬送するのに手作業の必要
がなくなるため、ラインの自動化が可能となって連続操
業により従来のローラコーム方式と同じ程度の高速処理
でも作業効率をより高めることができ、さらに、誤って
作業員が指先を怪我するなどの事故発生をも防止するこ
とができて安全性の高いものとなるなど種々の利点があ
る。従って、本発明は従来の問題点を解決したカージン
グ装置として業界の発展に寄与するところ大なものであ
る。
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図2】従来のフライコーム方式のカーディング装置の
要部を示す正面図である。
要部を示す正面図である。
【図3】従来のローラコーム方式のカーディング装置の
要部を示す正面図である。
要部を示す正面図である。
1 メインシリンダ 2 ドッファローラ 3 ローラコーム 4 振動コームコンベア 4a 前部ローラ 4b 後部ローラ 5 ベルト 5a 粗面 6 搬送用コンベア
Claims (3)
- 【請求項1】 メインシリンダ(1) の近接位置に並設さ
れて該メインシリンダ(1) とは反対方向に回転するドッ
ファローラ(2) に近接させてこれと同方向に回転するロ
ーラコーム(3) を並設し、このローラコーム(3) の前方
には、前部ローラ(4a)と後部ローラ(4b)間に表面を粗面
(5a)としたベルト(5) が掛け回されてローラコーム(3)
と同方向に回転駆動される振動コームコンベア(4) と、
その下方にあって振動コームコンベア(4) とは逆方向に
回転駆動される搬送用コンベア(6) とを、振動コームコ
ンベア(4) の後部ローラ(4b)が前記ローラコーム(3) と
搬送用コンベア(6) の搬送面の双方に近接させて配置し
たことを特徴とするカージング装置。 - 【請求項2】 振動コームコンベア(4) のベルト(5) の
粗面(5a)がメッシュにより形成されている請求項1に記
載のカージング装置。 - 【請求項3】 振動コームコンベア(4) が搬送用コンベ
ア(6) の搬送面から徐々に遠ざかるようにゆるやかな前
上がり傾斜状として配置されている請求項1または2に
記載のカージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9256496A JP2706648B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-15 | カージング装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-85229 | 1996-04-08 | ||
JP8522996 | 1996-04-08 | ||
JP9256496A JP2706648B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-15 | カージング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101826A true JPH101826A (ja) | 1998-01-06 |
JP2706648B2 JP2706648B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=26426250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9256496A Expired - Lifetime JP2706648B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-15 | カージング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706648B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335693C (zh) * | 2002-11-28 | 2007-09-05 | 黄金山 | 一种山羊绒分梳方法 |
CN113652772A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-11-16 | 王许仙 | 一种棉花纺织生产用带有防卡塞功能的高效梳棉装置 |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP9256496A patent/JP2706648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335693C (zh) * | 2002-11-28 | 2007-09-05 | 黄金山 | 一种山羊绒分梳方法 |
CN113652772A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-11-16 | 王许仙 | 一种棉花纺织生产用带有防卡塞功能的高效梳棉装置 |
CN113652772B (zh) * | 2021-06-29 | 2022-10-11 | 池州中亿服饰有限公司 | 一种棉花纺织生产用带有防卡塞功能的高效梳棉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2706648B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970926 |