JPH10181815A - 貨物引き渡し制御装置 - Google Patents
貨物引き渡し制御装置Info
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- JPH10181815A JPH10181815A JP34167296A JP34167296A JPH10181815A JP H10181815 A JPH10181815 A JP H10181815A JP 34167296 A JP34167296 A JP 34167296A JP 34167296 A JP34167296 A JP 34167296A JP H10181815 A JPH10181815 A JP H10181815A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貨物集配センターに対して早い予約行為を行
った業者に対して、引き渡し時刻になるべく近い時刻で
貨物の引き渡しができて、サービスの公平性を図ること
ができる貨物引き渡し制御装置を提供することを目的と
している。 【解決手段】 予約行為が行われる毎に予約引き取り時
刻の早い順に予約引き取り時刻を並び替え、その後それ
らの予約引き取り時刻を単位時間で区分けし、その後に
各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時刻を
並び替えて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。単位時間内での貨
物引き取り作業が引き渡し遅れ等により残った場合は、
残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間内の貨物搬出待
ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約引き取
り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する。
った業者に対して、引き渡し時刻になるべく近い時刻で
貨物の引き渡しができて、サービスの公平性を図ること
ができる貨物引き渡し制御装置を提供することを目的と
している。 【解決手段】 予約行為が行われる毎に予約引き取り時
刻の早い順に予約引き取り時刻を並び替え、その後それ
らの予約引き取り時刻を単位時間で区分けし、その後に
各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時刻を
並び替えて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。単位時間内での貨
物引き取り作業が引き渡し遅れ等により残った場合は、
残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間内の貨物搬出待
ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約引き取
り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物集配センター
にて貨物の引き渡しを行う貨物引き渡し制御装置に関す
る。
にて貨物の引き渡しを行う貨物引き渡し制御装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、貨物集配センターにおいて、そこ
を利用する複数の業者が引き取り時刻を事前に予約して
から貨物を引き取る場合、センター側では、貨物引き渡
し制御装置を操作して予約時刻順に貨物搬出待ち行列を
作成し、この行列に従って引き取りに来た業者に対して
貨物の引き渡しを行っている。
を利用する複数の業者が引き取り時刻を事前に予約して
から貨物を引き取る場合、センター側では、貨物引き渡
し制御装置を操作して予約時刻順に貨物搬出待ち行列を
作成し、この行列に従って引き取りに来た業者に対して
貨物の引き渡しを行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の貨物引き渡し制御装置にあっては、予約時刻順
に貨物搬出待ち行列を作成するので、早い予約行為を行
った業者と遅い予約行為を行った業者とではサービスの
差別化ができなかった。即ち、早い予約行為を行った業
者の予約時刻が遅い予約行為を行った業者の予約時刻よ
りも後の場合で、遅い予約行為を行った業者が予約時刻
よりも貨物の引き取りが遅れた場合には、早い予約行為
を行った業者の引き取り時刻が遅れてしまうことにな
る。
た従来の貨物引き渡し制御装置にあっては、予約時刻順
に貨物搬出待ち行列を作成するので、早い予約行為を行
った業者と遅い予約行為を行った業者とではサービスの
差別化ができなかった。即ち、早い予約行為を行った業
者の予約時刻が遅い予約行為を行った業者の予約時刻よ
りも後の場合で、遅い予約行為を行った業者が予約時刻
よりも貨物の引き取りが遅れた場合には、早い予約行為
を行った業者の引き取り時刻が遅れてしまうことにな
る。
【０００４】このように、たとえ幾ら早い予約行為をし
た業者であっても、その前の業者の引き取り作業の遅れ
の影響を受けてしまうので、早い予約行為をした業者へ
のサービスの公平性を担保てきないという不具合があっ
た。
た業者であっても、その前の業者の引き取り作業の遅れ
の影響を受けてしまうので、早い予約行為をした業者へ
のサービスの公平性を担保てきないという不具合があっ
た。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、貨物集配センターに対して早い予約
行為を行った業者に対して、引き渡し時刻になるべく近
い時刻で貨物の引き渡しができて、サービスの公平性を
図ることができる貨物引き渡し制御装置を提供すること
にある。
あり、その目的は、貨物集配センターに対して早い予約
行為を行った業者に対して、引き渡し時刻になるべく近
い時刻で貨物の引き渡しができて、サービスの公平性を
図ることができる貨物引き渡し制御装置を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】初めに、上記目的を達成
する本発明の考え方について説明する。
する本発明の考え方について説明する。
【０００７】本発明は、予約行為が行われる毎に予約引
き取り時刻の早い順に予約引き取り時刻を並び替える。
そして、それらの予約引き取り時刻を単位時間で区分け
し、各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時
刻を並び替える。そして、並び替えた予約引き取り時刻
に基づいて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。
き取り時刻の早い順に予約引き取り時刻を並び替える。
そして、それらの予約引き取り時刻を単位時間で区分け
し、各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時
刻を並び替える。そして、並び替えた予約引き取り時刻
に基づいて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。
【０００８】単位時間内での貨物引き取り作業が、引き
渡し遅れ等により残った場合は、残った貨物搬出待ち行
列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、再
度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて、
貨物搬出待ち行列を作成する。
渡し遅れ等により残った場合は、残った貨物搬出待ち行
列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、再
度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて、
貨物搬出待ち行列を作成する。
【０００９】上記考え方に基づく請求項１の発明は、予
約引き取り時刻を入力する一方、貨物引き渡し指令を入
力する入力手段と、この入力手段により予約引き取り時
刻の入力が行われる毎に予約引き取り時刻の早い順に記
憶すると共に、予約引き取り時刻を入力した予約行為を
予約引き取り時刻に対応させて記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された予約引き取り時刻を単位時間で
区切り、該単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取
り時刻を並び替えた後、それに基づいて貨物搬出待ち行
列を作成する貨物搬出待ち行列作成手段と、前記入力手
段にて貨物引き渡し指令が入力された場合に、前記貨物
搬出待ち行列作成手段にて作成された貨物搬出待ち行列
に基づいて貨物の搬出を行う貨物搬出手段とを備えるも
のである。
約引き取り時刻を入力する一方、貨物引き渡し指令を入
力する入力手段と、この入力手段により予約引き取り時
刻の入力が行われる毎に予約引き取り時刻の早い順に記
憶すると共に、予約引き取り時刻を入力した予約行為を
予約引き取り時刻に対応させて記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された予約引き取り時刻を単位時間で
区切り、該単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取
り時刻を並び替えた後、それに基づいて貨物搬出待ち行
列を作成する貨物搬出待ち行列作成手段と、前記入力手
段にて貨物引き渡し指令が入力された場合に、前記貨物
搬出待ち行列作成手段にて作成された貨物搬出待ち行列
に基づいて貨物の搬出を行う貨物搬出手段とを備えるも
のである。
【００１０】請求項２の発明は、前記貨物搬出待ち行列
作成手段にて作成された貨物搬出待ち行列を表示する表
示手段を更に備えるものである。
作成手段にて作成された貨物搬出待ち行列を表示する表
示手段を更に備えるものである。
【００１１】請求項３の発明は、前記貨物搬出待ち行列
作成手段は、単位時間内で貨物の搬出が終了しなかった
場合、残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間内の貨物
搬出待ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約
引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する
ものである。
作成手段は、単位時間内で貨物の搬出が終了しなかった
場合、残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間内の貨物
搬出待ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約
引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する
ものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【００１３】＜貨物引き渡し制御装置の構成＞図１は本
発明に係る貨物引き渡し制御装置の実施の形態の概略構
成を示すブロック図である。この図において、貨物引き
渡し制御装置は、予約引き取り時刻を入力すると共に貨
物引き渡し指令等を入力する入力部１と、後述する制御
部７を制御するためのプログラムが記憶されたプログラ
ムメモリ２と、予約引き取り時刻と予約行為を記憶する
データメモリ３と、制御部７の動作において使用される
ワークメモリ４と、貨物搬出待ち行列作の表示等に使用
される表示部５と、貨物を搬出する貨物搬出部６と、前
記各部を制御する制御部７とを有して構成されている。
発明に係る貨物引き渡し制御装置の実施の形態の概略構
成を示すブロック図である。この図において、貨物引き
渡し制御装置は、予約引き取り時刻を入力すると共に貨
物引き渡し指令等を入力する入力部１と、後述する制御
部７を制御するためのプログラムが記憶されたプログラ
ムメモリ２と、予約引き取り時刻と予約行為を記憶する
データメモリ３と、制御部７の動作において使用される
ワークメモリ４と、貨物搬出待ち行列作の表示等に使用
される表示部５と、貨物を搬出する貨物搬出部６と、前
記各部を制御する制御部７とを有して構成されている。
【００１４】制御部７は、入力部１にて予約引き取り時
刻の入力が行われる毎に、予約引き取り時刻を早い順に
並び替えてデータメモリ３に記憶すると共に、データメ
モリ３に予約引き取り時刻を入力した予約行為を示すデ
ータを予約引き取り時刻に対応させて記憶する。その
後、記憶した予約引き取り時刻を貨物の種類等に基づい
て予め決定された単位時間（例えば１０分）で区切る。
そして、単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り
時刻を並び替えた後、この予約引き取り時刻に基づいて
貨物搬出待ち行列を作成する。作成した貨物搬出待ち行
列は表示部５に表示する。
刻の入力が行われる毎に、予約引き取り時刻を早い順に
並び替えてデータメモリ３に記憶すると共に、データメ
モリ３に予約引き取り時刻を入力した予約行為を示すデ
ータを予約引き取り時刻に対応させて記憶する。その
後、記憶した予約引き取り時刻を貨物の種類等に基づい
て予め決定された単位時間（例えば１０分）で区切る。
そして、単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り
時刻を並び替えた後、この予約引き取り時刻に基づいて
貨物搬出待ち行列を作成する。作成した貨物搬出待ち行
列は表示部５に表示する。
【００１５】また、制御部７は、入力部１にて貨物引き
渡し指令が入力されると、貨物搬出待ち行列に基づいて
貨物の搬出を行う指示を貨物搬出部６に与える。貨物搬
出部６は与えられた指示にしたがって貨物を搬出する。
渡し指令が入力されると、貨物搬出待ち行列に基づいて
貨物の搬出を行う指示を貨物搬出部６に与える。貨物搬
出部６は与えられた指示にしたがって貨物を搬出する。
【００１６】更に、制御部７は、単位時間内で貨物の搬
出が終了しなかったと判断すると、残った貨物搬出待ち
行列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、
再度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて
貨物搬出待ち行列を作成する。 ここで、上述した制御
部７の機能について図を使用して説明する。
出が終了しなかったと判断すると、残った貨物搬出待ち
行列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、
再度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて
貨物搬出待ち行列を作成する。 ここで、上述した制御
部７の機能について図を使用して説明する。
【００１７】図２に示すように、予約行為の順序を
“イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、…“とし、“イ“が一
番早いものとする。他方、予約引き取り時刻を“Ａ、
Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ、…“とし、“Ａ“が一番早い
時刻とする。
“イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、…“とし、“イ“が一
番早いものとする。他方、予約引き取り時刻を“Ａ、
Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ、…“とし、“Ａ“が一番早い
時刻とする。
【００１８】さて、予約行為順序に対する予約時刻が図
３に示すようであった場合、即ち、予約行為順序“イ、
ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、…“に対して予約引き取り時
刻が“Ｄ、Ｂ、Ｆ、Ｅ、Ａ、Ｇ、Ｅ、…“であった場
合、まず、予約引き取り時刻順に予約行為を並び替える
（図４（ａ）参照）。次いで、図４（ｂ）に示すよう
に、予約引き取り時刻を単位時間で区切る。この場合、
最初の単位時間には“Ａ、Ｂ、Ｃ“が入るものとし、次
の単位時間には“Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ“が入るものとする。
３に示すようであった場合、即ち、予約行為順序“イ、
ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、…“に対して予約引き取り時
刻が“Ｄ、Ｂ、Ｆ、Ｅ、Ａ、Ｇ、Ｅ、…“であった場
合、まず、予約引き取り時刻順に予約行為を並び替える
（図４（ａ）参照）。次いで、図４（ｂ）に示すよう
に、予約引き取り時刻を単位時間で区切る。この場合、
最初の単位時間には“Ａ、Ｂ、Ｃ“が入るものとし、次
の単位時間には“Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ“が入るものとする。
【００１９】予約引き取り時刻を単位時間で区切った
後、図４（ｃ）に示すように、各単位時間において、予
約行為順に予約引き取り時刻を並び替える。この場合、
最初の単位時間では、予約行為の順序が“ロ、ホ、ト
“になり、これにしたがって予約引き取り時刻は“Ｂ、
Ａ、Ｃ“になる。また、次の単位時間では、予約行為の
順序が“イ、ハ、ニ、ヘ“になり、これにしたがって予
約引き取り時刻は“Ｄ、Ｆ、Ｅ、Ｇ“になる。この並び
替えにより貨物搬出待ち行列が作成されると共に、表示
部５に表示される。この作成された貨物搬出待ち行列に
基づいて貨物の搬出が行われる。なお、単位時間内に貨
物の搬出が終了し、時間的に余裕がある場合には、次の
単位時間における貨物の搬出が行われる。
後、図４（ｃ）に示すように、各単位時間において、予
約行為順に予約引き取り時刻を並び替える。この場合、
最初の単位時間では、予約行為の順序が“ロ、ホ、ト
“になり、これにしたがって予約引き取り時刻は“Ｂ、
Ａ、Ｃ“になる。また、次の単位時間では、予約行為の
順序が“イ、ハ、ニ、ヘ“になり、これにしたがって予
約引き取り時刻は“Ｄ、Ｆ、Ｅ、Ｇ“になる。この並び
替えにより貨物搬出待ち行列が作成されると共に、表示
部５に表示される。この作成された貨物搬出待ち行列に
基づいて貨物の搬出が行われる。なお、単位時間内に貨
物の搬出が終了し、時間的に余裕がある場合には、次の
単位時間における貨物の搬出が行われる。
【００２０】一方、例えば、図４（ｄ）に示すように、
最初の単位時間内において、引き取り作業等の遅れによ
り、当該単位時間における貨物の搬出ができなかった場
合には、当該単位時間内の貨物搬出待ち行列と次の単位
時間内の貨物待ち行列を併せて予約行為の早い順に予約
引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する
（図４（ｅ）参照）。
最初の単位時間内において、引き取り作業等の遅れによ
り、当該単位時間における貨物の搬出ができなかった場
合には、当該単位時間内の貨物搬出待ち行列と次の単位
時間内の貨物待ち行列を併せて予約行為の早い順に予約
引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待ち行列を作成する
（図４（ｅ）参照）。
【００２１】＜貨物引き渡し制御装置の動作＞図５及び
図６はこの実施の形態の貨物引き渡し制御装置の動作を
示すフローチャートである。
図６はこの実施の形態の貨物引き渡し制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【００２２】処理が開示されると、先ず貨物の種類等に
よる単位時間の設定が行われる（ステップＳ１０）。こ
の場合、ユーザーが入力部１から単位時間の入力を行
う。単位時間の設定が行われた後、次に引き取り予約の
入力が有るか否かが判定される（ステップＳ１２）。こ
の判定において、引き取り予約の入力が有ると判断され
るとステップＳ１４に進み、予約引き取り時刻及び予約
行為が行われた時刻がデータメモリ３に記憶される。次
いで、処理を開始する入力が有るか否かが判定され、処
理開始入力が無いと判断するとステップＳ１２に戻り、
処理開始入力が有ると判断するとステップＳ１８に進
む。
よる単位時間の設定が行われる（ステップＳ１０）。こ
の場合、ユーザーが入力部１から単位時間の入力を行
う。単位時間の設定が行われた後、次に引き取り予約の
入力が有るか否かが判定される（ステップＳ１２）。こ
の判定において、引き取り予約の入力が有ると判断され
るとステップＳ１４に進み、予約引き取り時刻及び予約
行為が行われた時刻がデータメモリ３に記憶される。次
いで、処理を開始する入力が有るか否かが判定され、処
理開始入力が無いと判断するとステップＳ１２に戻り、
処理開始入力が有ると判断するとステップＳ１８に進
む。
【００２３】ステップＳ１８では、予約引き取り時刻を
時刻の早い順に並び替える処理が実行される。次いで、
並び替えた予約引き取り時刻が単位時間で区分される
（ステップＳ２０）。この処理を行った後、単位時間内
にて予約行為を行った順に予約引き取り時刻が並び替え
られる（ステップＳ２２）。予約引き取り時刻の並び替
えが行われた後、並び替えた予約引き取り時刻に基づい
て貨物搬出待ち行列が作成される（ステップＳ２４）。
この処理を行った後、ステップＳ１２に戻る。
時刻の早い順に並び替える処理が実行される。次いで、
並び替えた予約引き取り時刻が単位時間で区分される
（ステップＳ２０）。この処理を行った後、単位時間内
にて予約行為を行った順に予約引き取り時刻が並び替え
られる（ステップＳ２２）。予約引き取り時刻の並び替
えが行われた後、並び替えた予約引き取り時刻に基づい
て貨物搬出待ち行列が作成される（ステップＳ２４）。
この処理を行った後、ステップＳ１２に戻る。
【００２４】一方、上記ステップＳ１２の判定におい
て、引き取り予約の入力が無いと判断されると図６のス
テップＳ２６に進み、ここで貨物を引き取る入力が有る
か否かが判定される。この判定において、貨物を引き取
る入力が有ると判断されると、貨物の搬出が開始される
（ステップＳ２８）。これに対して、貨物を引き取る入
力が無いと判断されるとステップＳ１２に戻る。
て、引き取り予約の入力が無いと判断されると図６のス
テップＳ２６に進み、ここで貨物を引き取る入力が有る
か否かが判定される。この判定において、貨物を引き取
る入力が有ると判断されると、貨物の搬出が開始される
（ステップＳ２８）。これに対して、貨物を引き取る入
力が無いと判断されるとステップＳ１２に戻る。
【００２５】貨物の搬出を開始した後、貨物の引き取り
が終了したか否かが判定される（ステップＳ３０）。こ
の判定において、貨物の引き取りが終了したと判断され
るとステップＳ３２に進み、次の貨物の搬出を用意して
ステップＳ１２に戻る。これに対して貨物の引き取りが
終了していないと判断されるとステップＳ３４に進み、
単位時間が経過したか否かが判定される。この判定にお
いて、単位時間が経過していないと判断するとステップ
Ｓ３０に戻り、単位時間が経過したと判断するとステッ
プＳ３６に進む。
が終了したか否かが判定される（ステップＳ３０）。こ
の判定において、貨物の引き取りが終了したと判断され
るとステップＳ３２に進み、次の貨物の搬出を用意して
ステップＳ１２に戻る。これに対して貨物の引き取りが
終了していないと判断されるとステップＳ３４に進み、
単位時間が経過したか否かが判定される。この判定にお
いて、単位時間が経過していないと判断するとステップ
Ｓ３０に戻り、単位時間が経過したと判断するとステッ
プＳ３６に進む。
【００２６】ステップＳ３６では、現在の貨物搬出待ち
行列と次の単位時間における貨物搬出待ち行列を併せて
予約行為順に予約引き取り時刻を並び替える処理が実行
される。この処理を行った後、ステップＳ３８で新たな
貨物搬出待ち行列が作成され、ステップＳ１２に戻る。
行列と次の単位時間における貨物搬出待ち行列を併せて
予約行為順に予約引き取り時刻を並び替える処理が実行
される。この処理を行った後、ステップＳ３８で新たな
貨物搬出待ち行列が作成され、ステップＳ１２に戻る。
【００２７】このように、この実施の形態では、予約行
為が行われる毎に予約引き取り時刻の早い順に予約引き
取り時刻を並び替え、そしてそれらの予約引き取り時刻
を単位時間で区分けし、その後に各単位時間内で予約行
為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待
ち行列を作成し、この貨物搬出待ち行列に基づいて貨物
の搬出を行う。単位時間内で貨物の搬出が終了すると、
次の単位時間における貨物搬出待ち行列に基づいて貨物
の搬出を行う。
為が行われる毎に予約引き取り時刻の早い順に予約引き
取り時刻を並び替え、そしてそれらの予約引き取り時刻
を単位時間で区分けし、その後に各単位時間内で予約行
為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待
ち行列を作成し、この貨物搬出待ち行列に基づいて貨物
の搬出を行う。単位時間内で貨物の搬出が終了すると、
次の単位時間における貨物搬出待ち行列に基づいて貨物
の搬出を行う。
【００２８】一方、単位時間内での貨物引き取り作業が
引き渡し遅れ等により残った場合は、残った貨物搬出待
ち行列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せ
て、再度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替
えて貨物搬出待ち行列を作成する。そして、その新たな
貨物搬出待ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。
引き渡し遅れ等により残った場合は、残った貨物搬出待
ち行列と次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せ
て、再度予約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替
えて貨物搬出待ち行列を作成する。そして、その新たな
貨物搬出待ち行列に基づいて貨物の搬出を行う。
【００２９】したがって、単位時間内で予約行為を早く
行った業者が常に優先的に貨物の引き取り作業を行うこ
とができ、また、単位時間内に処理しきれなかった場合
には、残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間の貨物搬
出待ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約引
き取り時刻を並び替えて、新たな貨物搬出待ち行列を作
成するので、常に予約行為を早く行った業者が優先さ
れ、サービスの公平性を保つことができる。
行った業者が常に優先的に貨物の引き取り作業を行うこ
とができ、また、単位時間内に処理しきれなかった場合
には、残った貨物搬出待ち行列と次の単位時間の貨物搬
出待ち行列とを併せて、再度予約行為の早い順に予約引
き取り時刻を並び替えて、新たな貨物搬出待ち行列を作
成するので、常に予約行為を早く行った業者が優先さ
れ、サービスの公平性を保つことができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１、２記載
の貨物引き渡し制御装置によれば、予約行為が行われる
毎に予約引き取り時刻を早い順に並び替え、そしてそれ
らの予約引き取り時刻を単位時間で区分けし、その後に
各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時刻を
並び替えて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行うようにしたので、単
位時間内で予約行為を早く行った業者が常に優先的に貨
物の引き取り作業を行うことができ、これによりサービ
スの公平性を保つことが可能になる。
の貨物引き渡し制御装置によれば、予約行為が行われる
毎に予約引き取り時刻を早い順に並び替え、そしてそれ
らの予約引き取り時刻を単位時間で区分けし、その後に
各単位時間内で予約行為の早い順に予約引き取り時刻を
並び替えて貨物搬出待ち行列を作成し、この貨物搬出待
ち行列に基づいて貨物の搬出を行うようにしたので、単
位時間内で予約行為を早く行った業者が常に優先的に貨
物の引き取り作業を行うことができ、これによりサービ
スの公平性を保つことが可能になる。
【００３１】請求項３記載の貨物引き渡し制御装置によ
れば、単位時間内での貨物引き取り作業が引き渡し遅れ
等により残った場合は、残った貨物搬出待ち行列と次の
単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、再度予約行
為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待
ち行列を作成するようにしたので、常に予約行為を早く
行った業者を優先させることができる。
れば、単位時間内での貨物引き取り作業が引き渡し遅れ
等により残った場合は、残った貨物搬出待ち行列と次の
単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、再度予約行
為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて貨物搬出待
ち行列を作成するようにしたので、常に予約行為を早く
行った業者を優先させることができる。
【図１】本発明に係る貨物引き渡し制御装置の実施の形
態の概略構成を示すブロック図である。
態の概略構成を示すブロック図である。
【図２】同実施の形態の貨物引き渡し制御装置の機能を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図３】同実施の形態の貨物引き渡し制御装置の機能を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図４】同実施の形態の貨物引き渡し制御装置の機能を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図５】同実施の形態の貨物引き渡し制御装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図６】同実施の形態の貨物引き渡し制御装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
１ 入力部 ３ データメモリ ４ ワークメモリ ５ 表示部 ６ 貨物搬出部 ７ 制御部
Claims (3)
- 【請求項１】 予約引き取り時刻と、貨物引き渡し指令
とを入力するための入力手段と、 この入力手段により予約引き取り時刻の入力が行われる
毎に予約引き取り時刻の早い順に記憶すると共に、予約
引き取り時刻を入力した予約行為を予約引き取り時刻に
対応させて記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された予約引き取り時刻を単位時間
で区切り、該単位時間内で予約行為の早い順に予約引き
取り時刻を並び替えた後、それに基づいて貨物搬出待ち
行列を作成する貨物搬出待ち行列作成手段と、 前記入力手段にて貨物引き渡し指令が入力された場合
に、前記貨物搬出待ち行列作成手段にて作成された貨物
搬出待ち行列に基づいて貨物の搬出を行う貨物搬出手段
と、を備えたことを特徴とする貨物引き渡し制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の貨物引き渡し制御装置に
おいて、前記貨物搬出待ち行列作成手段にて作成された
貨物搬出待ち行列を表示する表示手段を更に備えたこと
を特徴とする貨物引き渡し制御装置。 - 【請求項３】 請求項１乃至２のいずれかに記載の貨物
引き渡し制御装置において、 前記貨物搬出待ち行列作成手段は、単位時間内で貨物の
搬出が終了しなかった場合、残った貨物搬出待ち行列と
次の単位時間内の貨物搬出待ち行列とを併せて、再度予
約行為の早い順に予約引き取り時刻を並び替えて貨物搬
出待ち行列を作成することを特徴とする貨物引き渡し制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34167296A JPH10181815A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貨物引き渡し制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34167296A JPH10181815A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貨物引き渡し制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181815A true JPH10181815A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18347899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34167296A Pending JPH10181815A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貨物引き渡し制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10181815A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860738B2 (en) | 2001-08-10 | 2010-12-28 | United Parcel Service Of America, Inc. | Systems and methods for scheduling reoccurring deliveries and pickups |
| JP2011051743A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Kongo Co Ltd | 自動書庫システム |
| US8433511B2 (en) | 2003-04-15 | 2013-04-30 | United Parcel Service Of America | Rush hour modeling for routing and scheduling |
| US9135575B2 (en) | 2005-05-09 | 2015-09-15 | Roadnet Technologies, Inc. | Systems and methods for routing and scheduling visits to delivery locations |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34167296A patent/JPH10181815A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860738B2 (en) | 2001-08-10 | 2010-12-28 | United Parcel Service Of America, Inc. | Systems and methods for scheduling reoccurring deliveries and pickups |
| US8433511B2 (en) | 2003-04-15 | 2013-04-30 | United Parcel Service Of America | Rush hour modeling for routing and scheduling |
| US9135575B2 (en) | 2005-05-09 | 2015-09-15 | Roadnet Technologies, Inc. | Systems and methods for routing and scheduling visits to delivery locations |
| JP2011051743A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Kongo Co Ltd | 自動書庫システム |
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