JPH10181725A - 嵩高材料の梱包方法及び装置 - Google Patents
嵩高材料の梱包方法及び装置Info
- Publication number
- JPH10181725A JPH10181725A JP34586196A JP34586196A JPH10181725A JP H10181725 A JPH10181725 A JP H10181725A JP 34586196 A JP34586196 A JP 34586196A JP 34586196 A JP34586196 A JP 34586196A JP H10181725 A JPH10181725 A JP H10181725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opening
- bulky material
- vacuum tube
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Vacuum Packaging (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】嵩高材料の袋への圧縮充填率を高め、梱包後の
形態を安定させ、保管や貨物輸送に有利となし得る嵩高
材料の梱包方法及び装置を提供すること。 【解決手段】気密性と可撓性を有する袋の開口部を上向
きにして開口状態で支持し、未圧縮状態の体積が袋の内
容積よりも大きい所定量の嵩高材料を袋内及び袋の開口
部に連続させた圧縮充填通路内に投入し、該圧縮充填通
路内を通してプレスヘッドと共にバキューム管を袋内に
向けて下降させ、袋の底部を床面等に支持させた状態で
前記圧縮充填通路内及び袋内の嵩高材料をプレスヘッド
により圧縮しながら充填し、圧縮充填後、バキューム管
を袋内に残したままプレスヘッドを上昇復帰させて袋か
ら抜き出すと共に、袋の開口部をバキューム管の挿入部
分を除く部分で閉じてバキューム管から袋内の空気を脱
気し、脱気後、バキューム管を上昇復帰させて袋から抜
き出し、直ちに開口部を密封する。
形態を安定させ、保管や貨物輸送に有利となし得る嵩高
材料の梱包方法及び装置を提供すること。 【解決手段】気密性と可撓性を有する袋の開口部を上向
きにして開口状態で支持し、未圧縮状態の体積が袋の内
容積よりも大きい所定量の嵩高材料を袋内及び袋の開口
部に連続させた圧縮充填通路内に投入し、該圧縮充填通
路内を通してプレスヘッドと共にバキューム管を袋内に
向けて下降させ、袋の底部を床面等に支持させた状態で
前記圧縮充填通路内及び袋内の嵩高材料をプレスヘッド
により圧縮しながら充填し、圧縮充填後、バキューム管
を袋内に残したままプレスヘッドを上昇復帰させて袋か
ら抜き出すと共に、袋の開口部をバキューム管の挿入部
分を除く部分で閉じてバキューム管から袋内の空気を脱
気し、脱気後、バキューム管を上昇復帰させて袋から抜
き出し、直ちに開口部を密封する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵩高材料、例え
ば、ＦＲＰやセメント補強等に使用されるガラス繊維を
短い寸法に切断したガラスチョップ等の嵩高材料の梱包
方法及び装置に関するものである。
ば、ＦＲＰやセメント補強等に使用されるガラス繊維を
短い寸法に切断したガラスチョップ等の嵩高材料の梱包
方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、ガラスチョップは、長繊維が所
定長に切断された後、秤量され、払い出されて袋詰めさ
れ梱包されて出荷されている。切断されたガラスチョッ
プは、嵩高であるため、梱包作業においては、嵩を低く
する対策が要求される。従来、嵩高材料を袋等に梱包す
る場合、材料を袋内で上から押さえ付けて圧縮したり、
袋内を脱気して嵩を低くし、開口部を密封することが公
知であり、ガラスチョップの梱包にも、この方法が採用
されている。
定長に切断された後、秤量され、払い出されて袋詰めさ
れ梱包されて出荷されている。切断されたガラスチョッ
プは、嵩高であるため、梱包作業においては、嵩を低く
する対策が要求される。従来、嵩高材料を袋等に梱包す
る場合、材料を袋内で上から押さえ付けて圧縮したり、
袋内を脱気して嵩を低くし、開口部を密封することが公
知であり、ガラスチョップの梱包にも、この方法が採用
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の梱包方
法は、袋の開口部付近まで未圧縮状態の嵩高材料を充填
した状態で上から押さえ付けて圧縮するものであったた
め、未圧縮状態の嵩高材料の体積が袋の内容積を超過す
るような大量のものを袋詰めすることができず、袋の内
容積を十分に活用できず、嵩高材料の圧縮充填率が低い
欠点があり、梱包後の形態（荷姿）も不安定で、多段に
積み重ねることができず、保管や貨物輸送にスペースを
多くとる等の点で問題があった。
法は、袋の開口部付近まで未圧縮状態の嵩高材料を充填
した状態で上から押さえ付けて圧縮するものであったた
め、未圧縮状態の嵩高材料の体積が袋の内容積を超過す
るような大量のものを袋詰めすることができず、袋の内
容積を十分に活用できず、嵩高材料の圧縮充填率が低い
欠点があり、梱包後の形態（荷姿）も不安定で、多段に
積み重ねることができず、保管や貨物輸送にスペースを
多くとる等の点で問題があった。
【０００４】本発明の目的は、嵩高材料の袋への圧縮充
填率を高め、梱包後の形態を安定させ、保管や貨物輸送
に有利となし得る嵩高材料の梱包方法及び装置を提供す
ることにある。
填率を高め、梱包後の形態を安定させ、保管や貨物輸送
に有利となし得る嵩高材料の梱包方法及び装置を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の方法は、気密性と可撓性を有する袋の開口部を
上向きにして開口状態で支持し、未圧縮状態の体積が袋
の内容積よりも大きい所定量の嵩高材料を袋内及び袋の
開口部に連続させた圧縮充填通路内に投入し、該圧縮充
填通路内を通してプレスヘッドと共にバキューム管を袋
内に向けて下降させ、袋の底部を床面等に支持させた状
態で前記圧縮充填通路内及び袋内の嵩高材料をプレスヘ
ッドにより圧縮しながら充填し、圧縮充填後、バキュー
ム管を袋内に残したままプレスヘッドを上昇復帰させて
袋から抜き出すと共に、袋の開口部をバキューム管の挿
入部分を除く部分で閉じてバキューム管から袋内の空気
を脱気し、脱気後、バキューム管を上昇復帰させて袋か
ら抜き出し、直ちに開口部を密封することを特徴とする
ものである。さらに、本発明の方法は、袋内の脱気中、
袋の周囲を外部から押圧して圧縮整形することを特徴と
するものである。
本発明の方法は、気密性と可撓性を有する袋の開口部を
上向きにして開口状態で支持し、未圧縮状態の体積が袋
の内容積よりも大きい所定量の嵩高材料を袋内及び袋の
開口部に連続させた圧縮充填通路内に投入し、該圧縮充
填通路内を通してプレスヘッドと共にバキューム管を袋
内に向けて下降させ、袋の底部を床面等に支持させた状
態で前記圧縮充填通路内及び袋内の嵩高材料をプレスヘ
ッドにより圧縮しながら充填し、圧縮充填後、バキュー
ム管を袋内に残したままプレスヘッドを上昇復帰させて
袋から抜き出すと共に、袋の開口部をバキューム管の挿
入部分を除く部分で閉じてバキューム管から袋内の空気
を脱気し、脱気後、バキューム管を上昇復帰させて袋か
ら抜き出し、直ちに開口部を密封することを特徴とする
ものである。さらに、本発明の方法は、袋内の脱気中、
袋の周囲を外部から押圧して圧縮整形することを特徴と
するものである。
【０００６】また、本発明の装置は、嵩高材料の投入に
先だって気密性と可撓性を有する袋の開口部を上向きに
して開口させ、嵩高材料の投入・圧縮充填・脱気後、袋
の開口部を閉じる袋開閉支持機構と、袋開閉支持機構で
開口支持された袋の開口部の上方に配置され、袋の内容
積を超過する未圧縮状態の嵩高材料を収容するための圧
縮充填通路を形成するガイド筒体と、ガイド筒体内を通
って昇降し、ガイド筒体内及び袋内に投入された嵩高材
料を袋内に圧縮しながら充填するプレスヘッドを備えた
プレス機構と、プレスヘッドとは独立して昇降し、袋内
を脱気するバキューム管を備えた脱気機構と、袋の開口
部を密封するヒートシール機構とを具備させたことを特
徴とするものである。さらに、本発明の装置は、袋内の
脱気中、袋の周囲を外部から押圧して圧縮整形する外周
圧縮整形機構を具備させたことを特徴とするものであ
る。
先だって気密性と可撓性を有する袋の開口部を上向きに
して開口させ、嵩高材料の投入・圧縮充填・脱気後、袋
の開口部を閉じる袋開閉支持機構と、袋開閉支持機構で
開口支持された袋の開口部の上方に配置され、袋の内容
積を超過する未圧縮状態の嵩高材料を収容するための圧
縮充填通路を形成するガイド筒体と、ガイド筒体内を通
って昇降し、ガイド筒体内及び袋内に投入された嵩高材
料を袋内に圧縮しながら充填するプレスヘッドを備えた
プレス機構と、プレスヘッドとは独立して昇降し、袋内
を脱気するバキューム管を備えた脱気機構と、袋の開口
部を密封するヒートシール機構とを具備させたことを特
徴とするものである。さらに、本発明の装置は、袋内の
脱気中、袋の周囲を外部から押圧して圧縮整形する外周
圧縮整形機構を具備させたことを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の方法の工程順序説
明図、図２の（Ａ）は袋の梱包前の形態説明図、（Ｂ）
は梱包後の形態説明図、図３は本発明の装置の概略側面
図である。
明図、図２の（Ａ）は袋の梱包前の形態説明図、（Ｂ）
は梱包後の形態説明図、図３は本発明の装置の概略側面
図である。
【０００８】本発明の装置は、図３に示すように、袋開
閉支持機構１と、ガイド筒体２と、プレス機構３と、脱
気機構４と、ヒートシール機構５と、外径圧縮整形機構
６とを主たる構成としている。
閉支持機構１と、ガイド筒体２と、プレス機構３と、脱
気機構４と、ヒートシール機構５と、外径圧縮整形機構
６とを主たる構成としている。
【０００９】袋開閉支持機構１は、嵩高材料７の投入に
先だって気密性と可撓性を有する袋８の開口部を上向き
にして開口させ、嵩高材料７の投入・圧縮充填・脱気
後、袋８の開口部を閉じるためのもので、支持面９の所
定寸法上方の位置の両側に相互に水平に接近離隔可能に
対向させて設置されている。具体的な構成は、袋８の開
口部を片側２ケ所づつで両側合わせて４ケ所で略正方形
の開口形状を形成して吊り下げ支持するバキュームカッ
プ１ａと、これを袋８の開口のために水平方向に相互に
接近離隔移動させるシリンダ１ｂと、このバキュームカ
ップ１ａよりも若干下方に開閉シリンダ１ｃを介して水
平に開閉動作可能に設けられ、後述するプレス機構３に
よる嵩高材料７の圧縮充填後、袋８内に残される脱気機
構４のバキューム管４ａに干渉することなく袋８の開口
部付近を絞るようにして閉じる略Ｖ形状先端を持つ絞り
部材１ｄと、上記シリンダ１ｂ及び開閉シリンダ１ｃを
支持する支持台１ｅとからなり、この支持台１ｅを機台
１０に取り付けたものである。尚、袋８を開口セットさ
せるとき、ガイド筒体２は、後述する昇降シリンダ１０
ａにより、バキュームカップ１ａの設置位置よりも上方
に上昇させてあり、バキュームカップ１ａによる袋８の
開口後、ガイド筒体２を降下させてバキュームカップ１
ａで吊り下げ支持された袋８の開口部内に挿入され、投
入される嵩高材料７がこぼれるのを防止させるものであ
る。バキュームカップ１ａの設置高さは、袋８の高さ方
向の寸法を考慮して設定されており、特に、嵩高材料７
を袋８内に圧縮充填したときに袋８の底面が支持面９に
支持されており、梱包物ａの重量及びプレス圧縮力がバ
キュームカップ１ａに作用しないように設定されてい
る。また、このバキュームカップ１ａは、図面では省略
しているが、吸気配管が接続され、この吸気配管は、開
閉電磁弁を介して吸気発生源に接続されるものである。
先だって気密性と可撓性を有する袋８の開口部を上向き
にして開口させ、嵩高材料７の投入・圧縮充填・脱気
後、袋８の開口部を閉じるためのもので、支持面９の所
定寸法上方の位置の両側に相互に水平に接近離隔可能に
対向させて設置されている。具体的な構成は、袋８の開
口部を片側２ケ所づつで両側合わせて４ケ所で略正方形
の開口形状を形成して吊り下げ支持するバキュームカッ
プ１ａと、これを袋８の開口のために水平方向に相互に
接近離隔移動させるシリンダ１ｂと、このバキュームカ
ップ１ａよりも若干下方に開閉シリンダ１ｃを介して水
平に開閉動作可能に設けられ、後述するプレス機構３に
よる嵩高材料７の圧縮充填後、袋８内に残される脱気機
構４のバキューム管４ａに干渉することなく袋８の開口
部付近を絞るようにして閉じる略Ｖ形状先端を持つ絞り
部材１ｄと、上記シリンダ１ｂ及び開閉シリンダ１ｃを
支持する支持台１ｅとからなり、この支持台１ｅを機台
１０に取り付けたものである。尚、袋８を開口セットさ
せるとき、ガイド筒体２は、後述する昇降シリンダ１０
ａにより、バキュームカップ１ａの設置位置よりも上方
に上昇させてあり、バキュームカップ１ａによる袋８の
開口後、ガイド筒体２を降下させてバキュームカップ１
ａで吊り下げ支持された袋８の開口部内に挿入され、投
入される嵩高材料７がこぼれるのを防止させるものであ
る。バキュームカップ１ａの設置高さは、袋８の高さ方
向の寸法を考慮して設定されており、特に、嵩高材料７
を袋８内に圧縮充填したときに袋８の底面が支持面９に
支持されており、梱包物ａの重量及びプレス圧縮力がバ
キュームカップ１ａに作用しないように設定されてい
る。また、このバキュームカップ１ａは、図面では省略
しているが、吸気配管が接続され、この吸気配管は、開
閉電磁弁を介して吸気発生源に接続されるものである。
【００１０】ガイド筒体２は、袋開閉支持機構１で開口
支持された袋８の開口部の上方で機台１０に昇降シリン
ダ１０ａを介して昇降可能に吊り下げ配置され、袋８の
内容積を超過する未圧縮状態の嵩高材料７を収容するた
めの圧縮充填通路２ａを形成するもので、具体的には、
袋８の開口面積を考慮して若干小さい円筒形で上部を拡
開させて構成されている。
支持された袋８の開口部の上方で機台１０に昇降シリン
ダ１０ａを介して昇降可能に吊り下げ配置され、袋８の
内容積を超過する未圧縮状態の嵩高材料７を収容するた
めの圧縮充填通路２ａを形成するもので、具体的には、
袋８の開口面積を考慮して若干小さい円筒形で上部を拡
開させて構成されている。
【００１１】プレス機構３は、ガイド筒体２内を通って
昇降し、ガイド筒体２内及び袋８内に投入された嵩高材
料７を袋８内に圧縮しながら充填するプレスヘッド３ａ
を備えている。プレスヘッド３ａは、ガイド筒体２の圧
縮充填通路２ａの内径より僅かに小径とした平坦な円盤
状の下端面を有し、この下端面から上部を円錐形状に縮
径させている。プレスヘッド３ａを昇降させる手段は、
機台１０に設けた昇降ガイド３ｂに昇降部材３ｃを昇降
可能に装着し、この昇降部材３ｃを、機台１０の上下に
設置した２個の鎖車３ｄ、３ｅ間に無端状に張設した鎖
条３ｆの一部に連結し、一方の鎖車３ｄをモータ３ｇに
より正逆回転駆動して昇降部材３ｃを昇降動作させる構
成である。尚、本実施例では、この昇降手段を脱気機構
４のバキューム管４ａの昇降手段に兼用しており、その
ため、バキューム管４ａは、その上端部を支持腕４ｂを
介して昇降部材３ｃに連結している。そして、バキュー
ム管４ａは、プレスヘッド３ａの中心部を上下に貫通し
て設置してあり、かつ、プレスヘッド３ａは、支持腕４
ｂに取り付けた昇降シリンダ３ｈによりバキューム管４
ａをガイドとして独立して昇降可能とされている。
昇降し、ガイド筒体２内及び袋８内に投入された嵩高材
料７を袋８内に圧縮しながら充填するプレスヘッド３ａ
を備えている。プレスヘッド３ａは、ガイド筒体２の圧
縮充填通路２ａの内径より僅かに小径とした平坦な円盤
状の下端面を有し、この下端面から上部を円錐形状に縮
径させている。プレスヘッド３ａを昇降させる手段は、
機台１０に設けた昇降ガイド３ｂに昇降部材３ｃを昇降
可能に装着し、この昇降部材３ｃを、機台１０の上下に
設置した２個の鎖車３ｄ、３ｅ間に無端状に張設した鎖
条３ｆの一部に連結し、一方の鎖車３ｄをモータ３ｇに
より正逆回転駆動して昇降部材３ｃを昇降動作させる構
成である。尚、本実施例では、この昇降手段を脱気機構
４のバキューム管４ａの昇降手段に兼用しており、その
ため、バキューム管４ａは、その上端部を支持腕４ｂを
介して昇降部材３ｃに連結している。そして、バキュー
ム管４ａは、プレスヘッド３ａの中心部を上下に貫通し
て設置してあり、かつ、プレスヘッド３ａは、支持腕４
ｂに取り付けた昇降シリンダ３ｈによりバキューム管４
ａをガイドとして独立して昇降可能とされている。
【００１２】脱気機構４は、プレスヘッド３ａと共に袋
８内に挿入されて袋内を脱気するバキューム管４ａを備
え、このバキューム管４ａの上端は、吸気配管４ｃを介
して吸気発生源４ｄに接続され、この吸気配管４ｃの途
中には、開閉電磁弁４ｅが設置されている。
８内に挿入されて袋内を脱気するバキューム管４ａを備
え、このバキューム管４ａの上端は、吸気配管４ｃを介
して吸気発生源４ｄに接続され、この吸気配管４ｃの途
中には、開閉電磁弁４ｅが設置されている。
【００１３】ヒートシール機構５は、袋開閉支持機構１
の絞り部材１ｄの一部にシリンダ５ａを介して水平方向
に進退可能に設置され、袋８の開口部を密封するとき通
電加熱されてヒートシールするシールプレート５ｂを備
えている。
の絞り部材１ｄの一部にシリンダ５ａを介して水平方向
に進退可能に設置され、袋８の開口部を密封するとき通
電加熱されてヒートシールするシールプレート５ｂを備
えている。
【００１４】外径圧縮整形機構６は、袋８内の脱気中、
袋開閉支持機構１で支持された袋８の周囲を外部から押
圧して圧縮整形するもので、袋８の外側周囲の両側にシ
リンダ６ａを介して水平方向に相互に接近離隔移動可能
に対向設置された圧縮プレート６ｂで構成されている。
尚、４方向から圧縮させるようにしてもよい。
袋開閉支持機構１で支持された袋８の周囲を外部から押
圧して圧縮整形するもので、袋８の外側周囲の両側にシ
リンダ６ａを介して水平方向に相互に接近離隔移動可能
に対向設置された圧縮プレート６ｂで構成されている。
尚、４方向から圧縮させるようにしてもよい。
【００１５】袋８は、閉じた状態で図２の（Ａ）に示す
ような形態をなし、開口部のヒートシールが可能で、気
密性と可撓性を有するものであればよく、例えば、熱可
塑性樹脂で作成されたものを使用することができる。嵩
高材料７は、ガイド筒体２の上方から所定量のものが投
入シュート１１を経由して投入される。嵩高材料７の対
象物としては、ガラス繊維のチョップドストランドの
他、粉粒状、小片状等のバラ物の嵩高品が挙げられる。
ような形態をなし、開口部のヒートシールが可能で、気
密性と可撓性を有するものであればよく、例えば、熱可
塑性樹脂で作成されたものを使用することができる。嵩
高材料７は、ガイド筒体２の上方から所定量のものが投
入シュート１１を経由して投入される。嵩高材料７の対
象物としては、ガラス繊維のチョップドストランドの
他、粉粒状、小片状等のバラ物の嵩高品が挙げられる。
【００１６】本発明の装置の実施例は、以上の構成から
なり、次に、その動作を本発明の方法と共に上記装置の
構成を簡略化して示す図１の工程順序説明図並びに図３
を参照しながら説明する。
なり、次に、その動作を本発明の方法と共に上記装置の
構成を簡略化して示す図１の工程順序説明図並びに図３
を参照しながら説明する。
【００１７】先ず、第１工程では袋開閉支持機構１のバ
キュームカップ１ａによって袋８が開口され、ガイド筒
体２が昇降シリンダ１０ａによって降下せしめられたこ
とをそれぞれセンサ（図示省略）などで確認させて自動
梱包作業が開始ＯＫとなる。
キュームカップ１ａによって袋８が開口され、ガイド筒
体２が昇降シリンダ１０ａによって降下せしめられたこ
とをそれぞれセンサ（図示省略）などで確認させて自動
梱包作業が開始ＯＫとなる。
【００１８】第２工程では、計量手段等で所定量とされ
た嵩高材料７が投入シュート１１を経由してガイド筒体
２の上方から投入される。嵩高材料７の投入量は、未圧
縮状態の体積が袋８の内容積を超過する量であり、経験
上、適宜設定される。
た嵩高材料７が投入シュート１１を経由してガイド筒体
２の上方から投入される。嵩高材料７の投入量は、未圧
縮状態の体積が袋８の内容積を超過する量であり、経験
上、適宜設定される。
【００１９】第３工程では、プレスヘッド３ａと共にバ
キューム管４ａがガイド筒体２の上部から降下せしめら
れ、ガイド筒体２内及び袋８内に投入された嵩高材料７
を圧縮しながら袋８内に充填する。このときの昇降手段
は、図３のモータ３ｇにより、鎖車３ｄ、３ｅ、鎖条３
ｆ、昇降部材３ｃを介して支持腕４ｂ、昇降シリンダ３
ｈと共にプレスヘッド３ａがバキューム管４ａと一緒に
降下し、さらに、プレスヘッド３ａだけが昇降シリンダ
３ｈにより、降下せしめられて、嵩高材料７を圧縮す
る。
キューム管４ａがガイド筒体２の上部から降下せしめら
れ、ガイド筒体２内及び袋８内に投入された嵩高材料７
を圧縮しながら袋８内に充填する。このときの昇降手段
は、図３のモータ３ｇにより、鎖車３ｄ、３ｅ、鎖条３
ｆ、昇降部材３ｃを介して支持腕４ｂ、昇降シリンダ３
ｈと共にプレスヘッド３ａがバキューム管４ａと一緒に
降下し、さらに、プレスヘッド３ａだけが昇降シリンダ
３ｈにより、降下せしめられて、嵩高材料７を圧縮す
る。
【００２０】第４工程では、プレスヘッド３ａが昇降シ
リンダ３ｈにより袋８の開口部よりも上方へ引き上げら
れ、絞り部材１ｄが開閉シリンダ１ｃによって接近動作
せしめられて袋８の開口部付近をバキューム管４ａの回
りに絞り込むようにして閉じる。バキュームカップ１ａ
の吸気作用が停止されて袋８の開口部の支持が釈放され
る。続いて、バキューム管４ａからの吸気が開始されて
袋８内の脱気が行われ、これによって、袋８内の空気が
除去されて袋８内が減圧され、外部との気圧差により、
周囲から圧縮される。脱気時間は、吸気配管４ｃの途中
に設置された開閉電磁弁４ｅの開放動作時間をタイマー
等で経験的に適宜設定される。この脱気中、外径圧縮整
形機構６の圧縮プレート６ｂがシリンダ６ａにより接近
動作せしめられて、袋８内に圧縮充填された嵩高材料７
を前記の気圧差による圧縮作用に追加して圧縮し、荷姿
が図２の（Ｂ）に示すような形態に整形される。
リンダ３ｈにより袋８の開口部よりも上方へ引き上げら
れ、絞り部材１ｄが開閉シリンダ１ｃによって接近動作
せしめられて袋８の開口部付近をバキューム管４ａの回
りに絞り込むようにして閉じる。バキュームカップ１ａ
の吸気作用が停止されて袋８の開口部の支持が釈放され
る。続いて、バキューム管４ａからの吸気が開始されて
袋８内の脱気が行われ、これによって、袋８内の空気が
除去されて袋８内が減圧され、外部との気圧差により、
周囲から圧縮される。脱気時間は、吸気配管４ｃの途中
に設置された開閉電磁弁４ｅの開放動作時間をタイマー
等で経験的に適宜設定される。この脱気中、外径圧縮整
形機構６の圧縮プレート６ｂがシリンダ６ａにより接近
動作せしめられて、袋８内に圧縮充填された嵩高材料７
を前記の気圧差による圧縮作用に追加して圧縮し、荷姿
が図２の（Ｂ）に示すような形態に整形される。
【００２１】第５工程では、図３のモータ３ｇにより、
鎖車３ｄ、３ｅ、鎖条３ｆ、昇降部材３ｃ、支持腕４ｂ
を介してバキューム管４ａ及びプレスヘッド３ａが昇降
シリンダ３ｈと共にガイド筒体２の上方へ上昇復帰し、
ヒートシール機構５のシールプレート５ｂが通電加熱さ
れ、かつ、シリンダ５ａによって接近移動せしめられて
袋８の開口部を全面密着させてヒートシールする。
鎖車３ｄ、３ｅ、鎖条３ｆ、昇降部材３ｃ、支持腕４ｂ
を介してバキューム管４ａ及びプレスヘッド３ａが昇降
シリンダ３ｈと共にガイド筒体２の上方へ上昇復帰し、
ヒートシール機構５のシールプレート５ｂが通電加熱さ
れ、かつ、シリンダ５ａによって接近移動せしめられて
袋８の開口部を全面密着させてヒートシールする。
【００２２】第６工程では、ヒートシール機構５のシー
ルプレート５ｂがシリンダ５ａによって離隔移動せしめ
られて復帰し、絞り部材１ｄも開閉シリンダ１ｃによっ
て開放状態に復帰し、外径圧縮整形機構６の圧縮プレー
ト６ｂもシリンダ６ａによって復帰せしめられる。そし
て、次の袋８が開口部を上向きにしてガイド筒体２の下
部に供給され、バキュームカップ１ａが吸気作用を伴っ
て接近移動して袋８の上部を吸着支持し、両側に離隔し
て開口させ、第１工程に戻る。以下、これを自動的に反
復する。
ルプレート５ｂがシリンダ５ａによって離隔移動せしめ
られて復帰し、絞り部材１ｄも開閉シリンダ１ｃによっ
て開放状態に復帰し、外径圧縮整形機構６の圧縮プレー
ト６ｂもシリンダ６ａによって復帰せしめられる。そし
て、次の袋８が開口部を上向きにしてガイド筒体２の下
部に供給され、バキュームカップ１ａが吸気作用を伴っ
て接近移動して袋８の上部を吸着支持し、両側に離隔し
て開口させ、第１工程に戻る。以下、これを自動的に反
復する。
【００２３】図示した実施例は本発明の一例であって、
本発明は、この実施例に制約されるものではなく、請求
範囲に記載した手段と同一の機能を有する他の構成に改
変して実施してもよいものである。
本発明は、この実施例に制約されるものではなく、請求
範囲に記載した手段と同一の機能を有する他の構成に改
変して実施してもよいものである。
【００２４】
【発明の効果】本発明の方法によれば、未圧縮状態の体
積が袋の内容積を超過する量の嵩高材料を袋内に圧縮充
填することができ、圧縮充填率を高め、梱包後の形態を
安定させ、保管や貨物輸送に有利となし得る。
積が袋の内容積を超過する量の嵩高材料を袋内に圧縮充
填することができ、圧縮充填率を高め、梱包後の形態を
安定させ、保管や貨物輸送に有利となし得る。
【００２５】本発明の装置によれば、上記方法の実施を
自動化して梱包作業能率を向上させることができる。
自動化して梱包作業能率を向上させることができる。
【図１】本発明の方法の工程順序説明図。
【図２】（Ａ）は袋の梱包前の形態説明図、（Ｂ）は梱
包後の形態説明図。
包後の形態説明図。
【図３】本発明の装置の概略側面図。
１ 袋開閉支持機構 １ａ バキュームカップ １ｄ 絞り部材 ２ ガイド筒体 ２ａ 圧縮充填通路 ３ プレス機構 ３ａ プレスヘッド ３ｃ 昇降部材 ３ｈ 昇降シリンダ ４ 脱気機構 ４ａ バキューム管 ５ ヒートシール機構 ５ｂ シールプレート ６ 外径圧縮整形機構 ６ｂ 圧縮プレート ７ 嵩高材料 ８ 袋 ９ 支持面 １０ 機台 ａ 梱包物
Claims (4)
- 【請求項１】 気密性と可撓性を有する袋の開口部を上
向きにして開口状態で支持し、未圧縮状態の体積が袋の
内容積よりも大きい所定量の嵩高材料を袋内及び袋の開
口部に連続させた圧縮充填通路内に投入し、該圧縮充填
通路内を通してプレスヘッドと共にバキューム管を袋内
に向けて下降させ、袋の底部を床面等に支持させた状態
で前記圧縮充填通路内及び袋内の嵩高材料をプレスヘッ
ドにより圧縮しながら充填し、圧縮充填後、バキューム
管を袋内に残したままプレスヘッドを上昇復帰させて袋
から抜き出すと共に、袋の開口部をバキューム管の挿入
部分を除く部分で閉じてバキューム管から袋内の空気を
脱気し、脱気後、バキューム管を上昇復帰させて袋から
抜き出し、直ちに開口部を密封することを特徴とする嵩
高材料の梱包方法。 - 【請求項２】 袋内の脱気中、袋の周囲を外部から押圧
して圧縮整形することを特徴とする請求項１に記載の嵩
高材料の梱包方法。 - 【請求項３】 嵩高材料の投入に先だって気密性と可撓
性を有する袋の開口部を上向きにして開口させ、嵩高材
料の投入・圧縮充填・脱気後、袋の開口部を閉じる袋開
閉支持機構と、袋開閉支持機構で開口支持された袋の開
口部の上方に配置され、袋の内容積を超過する未圧縮状
態の嵩高材料を収容するための圧縮充填通路を形成する
ガイド筒体と、ガイド筒体内を通って昇降し、ガイド筒
体内及び袋内に投入された嵩高材料を袋内に圧縮しなが
ら充填するプレスヘッドを備えたプレス機構と、プレス
ヘッドとは独立して昇降し、袋内を脱気するバキューム
管を備えた脱気機構と、袋の開口部を密封するヒートシ
ール機構とを具備させたことを特徴とする嵩高材料の梱
包装置。 - 【請求項４】 袋内の脱気中、袋の周囲を外部から押圧
して圧縮整形する外周圧縮整形機構を具備させたことを
特徴とする請求項３に記載の嵩高材料の梱包装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34586196A JPH10181725A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 嵩高材料の梱包方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34586196A JPH10181725A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 嵩高材料の梱包方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181725A true JPH10181725A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18379497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34586196A Withdrawn JPH10181725A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 嵩高材料の梱包方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10181725A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160087063A (ko) * | 2015-01-12 | 2016-07-21 | 기산전자 주식회사 | 지폐처리장치의 지폐포장장치 |
| CN108820275A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-11-16 | 云南昆船电子设备有限公司 | 一种精准计量的自动装箱系统 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34586196A patent/JPH10181725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160087063A (ko) * | 2015-01-12 | 2016-07-21 | 기산전자 주식회사 | 지폐처리장치의 지폐포장장치 |
| CN108820275A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-11-16 | 云南昆船电子设备有限公司 | 一种精准计量的自动装箱系统 |
| CN108820275B (zh) * | 2018-09-10 | 2023-12-22 | 云南昆船电子设备有限公司 | 一种精准计量的自动装箱系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4084390A (en) | Apparatus for packaging bulk material | |
| US4706441A (en) | Rotary vacuum bagging device equipped with shaping and compacting boxes | |
| US2959900A (en) | Packaging finely divided materials | |
| US3382643A (en) | Method and apparatus for handling and packaging material | |
| US3254467A (en) | Method and apparatus for pressing fibrous materials having entrained fluids | |
| EP1733968A1 (en) | Bagging apparatus particularly for granular and/or powdery products | |
| US2964070A (en) | Method of filling porous receptacles with powdered materials | |
| US4848222A (en) | Process and apparatus for compressing fibrous material into bales | |
| US3928940A (en) | Packaging machine | |
| EP3147224B1 (en) | A device for filing containers with tobacco material and a method for filing a container with tobacco material | |
| US4957753A (en) | Vacuum packed ground coffee package | |
| CN111703619A (zh) | 一种提高丝状物料包装密度及整形的方法和设备 | |
| CN111717443A (zh) | 一种塑料油瓶自动打包机 | |
| US3103698A (en) | Apparatus for packaging finely divided materials | |
| JPH10181725A (ja) | 嵩高材料の梱包方法及び装置 | |
| US6668522B2 (en) | Method for compacting bags | |
| EP0475514B1 (en) | Method and apparatus for making a vacuum-package filled with granular material | |
| JPH11170094A (ja) | 型部品を製造する装置と方法 | |
| CN108216793A (zh) | 全自动真空包装生产线的真空整形方法及装置 | |
| CA2458713A1 (en) | Device and method for producing a bale of bulk goods | |
| CN211869826U (zh) | 一种木材加工用木屑清理装置 | |
| US2783598A (en) | Method and apparatus for packing filled bags within bales | |
| CN211845053U (zh) | 一种烧结钕铁硼自动抽真空封口装置 | |
| EP4155218A1 (en) | Device for removing air from bag containing a granular product, machine, and corresponding method | |
| US5517908A (en) | Baler for compacting and then loading hazardous waste into cartons |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |