JPH1018162A - 液流染色機の毛羽採集装置 - Google Patents
液流染色機の毛羽採集装置Info
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- JPH1018162A JPH1018162A JP8188663A JP18866396A JPH1018162A JP H1018162 A JPH1018162 A JP H1018162A JP 8188663 A JP8188663 A JP 8188663A JP 18866396 A JP18866396 A JP 18866396A JP H1018162 A JPH1018162 A JP H1018162A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 49
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 claims abstract description 32
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B3/00—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
- D06B3/28—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics propelled by, or with the aid of, jets of the treating material
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B23/00—Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液流染色機の処理液中に混入する毛羽を取り
除くための装置であって、フィルター面に付着した毛羽
を常に掃除しながら採取する毛羽採取装置の提供。 【解決手段】 吐出管11を染色槽2から延ばしてフィ
ルタータンク12を設け、フィルタータンク内には円筒
状のフィルター13を備えると共に、吐出管11から導
かれる処理液6を渦巻き状に流入し、フィルター13を
通過した処理液6を噴射ノズル部4へ流す。またフィル
タータンク12のフィルター13を通過せずに毛羽を多
量に含んでいる処理液を受け入れる毛羽採取タンク14
を別に設け、毛羽採取タンク14にはフィルター18を
備えるとともに、毛羽排出用バルブ19を設けている。
除くための装置であって、フィルター面に付着した毛羽
を常に掃除しながら採取する毛羽採取装置の提供。 【解決手段】 吐出管11を染色槽2から延ばしてフィ
ルタータンク12を設け、フィルタータンク内には円筒
状のフィルター13を備えると共に、吐出管11から導
かれる処理液6を渦巻き状に流入し、フィルター13を
通過した処理液6を噴射ノズル部4へ流す。またフィル
タータンク12のフィルター13を通過せずに毛羽を多
量に含んでいる処理液を受け入れる毛羽採取タンク14
を別に設け、毛羽採取タンク14にはフィルター18を
備えるとともに、毛羽排出用バルブ19を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液流染色機に取付けられ
る毛羽採集装置に関するものである。
る毛羽採集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液流染色機は染色槽、移送管、熱交換機
等から構成され、布帛はジェット液流によって移送管内
を処理液とともに高速で移動し、染色槽に入る。該染色
槽は流入してくる布帛を規則正しく配列移動させ、駆動
リールで引き上げて再びジェット液流にて移送管を高速
移動させる。すなわち、移送管と染色槽を繰り返し循環
するうちに布帛は所定の色に染色されることになる。
等から構成され、布帛はジェット液流によって移送管内
を処理液とともに高速で移動し、染色槽に入る。該染色
槽は流入してくる布帛を規則正しく配列移動させ、駆動
リールで引き上げて再びジェット液流にて移送管を高速
移動させる。すなわち、移送管と染色槽を繰り返し循環
するうちに布帛は所定の色に染色されることになる。
【0003】ところで、上記布帛に処理液を噴射して染
色槽と移送管を循環して染色加工する際に、該布帛を形
成する繊維の毛羽が脱落して処理液中に混合し、染色機
ではこれら毛羽を取り除く為のフイルターを備えてい
る。図5は従来の液流染色機の概略図を表している。染
色槽(イ) から吐出管(ロ) を延ばして処理液を排出し、該
処理液はポンプ(ハ) によってフイルター(ニ)及び熱交換
器(ホ) を通過して噴射ノズル部(ヘ) に導かれる。
色槽と移送管を循環して染色加工する際に、該布帛を形
成する繊維の毛羽が脱落して処理液中に混合し、染色機
ではこれら毛羽を取り除く為のフイルターを備えてい
る。図5は従来の液流染色機の概略図を表している。染
色槽(イ) から吐出管(ロ) を延ばして処理液を排出し、該
処理液はポンプ(ハ) によってフイルター(ニ)及び熱交換
器(ホ) を通過して噴射ノズル部(ヘ) に導かれる。
【0004】従って、該フイルター(ニ)によって、布帛
から脱落して処理液中に混合している毛羽は採集される
ことになるが、フイルター(ニ)の目が細かい場合には短
時間で目づまりを起こし、その結果、処理液の循環が不
可能となり、液流染色機が機能しなくなる。逆にフイル
ターの目を荒くするならば、フイルターとしての役目を
果たすことが出来ず、処理液中の毛羽を採取することは
出来ない。従って、毛羽が噴射ノズルに詰まったり、布
帛表面に付着して染色後の後工程に問題を残すことにな
る。又液流染色機内に毛羽が浮遊して、次の染色工程の
障害となる。
から脱落して処理液中に混合している毛羽は採集される
ことになるが、フイルター(ニ)の目が細かい場合には短
時間で目づまりを起こし、その結果、処理液の循環が不
可能となり、液流染色機が機能しなくなる。逆にフイル
ターの目を荒くするならば、フイルターとしての役目を
果たすことが出来ず、処理液中の毛羽を採取することは
出来ない。従って、毛羽が噴射ノズルに詰まったり、布
帛表面に付着して染色後の後工程に問題を残すことにな
る。又液流染色機内に毛羽が浮遊して、次の染色工程の
障害となる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の
液流染色機のフィルターには上記のごとき問題がある。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、
毛羽を採取するフィルターを設け、そして該フィルター
面に付着した毛羽を常に掃除しながら採取する毛羽採取
タンクを別に備えた毛羽採取装置を提供する。
液流染色機のフィルターには上記のごとき問題がある。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、
毛羽を採取するフィルターを設け、そして該フィルター
面に付着した毛羽を常に掃除しながら採取する毛羽採取
タンクを別に備えた毛羽採取装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の毛羽採取装置は
フィルタータンクの他に毛羽採取タンクを備え、フィル
タータンクにて処理液中の毛羽を取り除くと共に、取り
除いた毛羽は毛羽採取タンクに集められる。その為に毛
羽採取タンクは定期的に掃除されて、毛羽はコロイド状
になって取り除かれることになるが、除去方法としては
上記処理液を逆流させたり、又は攪拌器によってフィル
ターに付着した毛羽を取り除く。
フィルタータンクの他に毛羽採取タンクを備え、フィル
タータンクにて処理液中の毛羽を取り除くと共に、取り
除いた毛羽は毛羽採取タンクに集められる。その為に毛
羽採取タンクは定期的に掃除されて、毛羽はコロイド状
になって取り除かれることになるが、除去方法としては
上記処理液を逆流させたり、又は攪拌器によってフィル
ターに付着した毛羽を取り除く。
【0007】そこで染色槽から延びる吐出管はフィルタ
ータンクに導かれ、該フィルターを通過した処理液は熱
交換器に入り、一方フィルターを通過しない処理液は毛
羽とともに毛羽採取タンクへ導く為の管を連結してい
る。毛羽採取タンクのフィルターを通過した処理液は上
記吐出管に戻ることが出来るように連結し、該吐出管か
ら染色槽に戻される。以下、本発明に係る実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
ータンクに導かれ、該フィルターを通過した処理液は熱
交換器に入り、一方フィルターを通過しない処理液は毛
羽とともに毛羽採取タンクへ導く為の管を連結してい
る。毛羽採取タンクのフィルターを通過した処理液は上
記吐出管に戻ることが出来るように連結し、該吐出管か
ら染色槽に戻される。以下、本発明に係る実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は液流染色装置の概要を表している。同
図の1は布帛、2は染色槽、3は移送管、4は噴射ノズ
ル部、5は布帛の引き上げリールを表している。液流染
色装置は同図に示すように、染色槽2と移送管3を布帛
1が循環して染色されるものであり、染色槽2内には処
理液6が満たされ、移送管3には処理液6が流れる。
図の1は布帛、2は染色槽、3は移送管、4は噴射ノズ
ル部、5は布帛の引き上げリールを表している。液流染
色装置は同図に示すように、染色槽2と移送管3を布帛
1が循環して染色されるものであり、染色槽2内には処
理液6が満たされ、移送管3には処理液6が流れる。
【0009】布帛1は移送管3内を処理液6と共に押し
流され、そして染色槽2に押し出されて滞留し、再び染
色槽2から引き上げリール5にて引き上げられる。移送
管3の先端に設けている噴射ノズル部4から噴射する処
理液6にて布帛1は推進力が与えられて押し流される。
染色槽2に入った処理液6は下方に設けている吸込口
7、8から流出し、熱交換器9を通過して噴射ノズル部
4へ送られ、ジェット噴射する。この熱交換器9は処理
液6の液温を所定の温度に保つ為の装置であり、又同図
の10はポンプを表し、該ポンプ10によって噴射ノズ
ル部4から処理液6を噴射する。
流され、そして染色槽2に押し出されて滞留し、再び染
色槽2から引き上げリール5にて引き上げられる。移送
管3の先端に設けている噴射ノズル部4から噴射する処
理液6にて布帛1は推進力が与えられて押し流される。
染色槽2に入った処理液6は下方に設けている吸込口
7、8から流出し、熱交換器9を通過して噴射ノズル部
4へ送られ、ジェット噴射する。この熱交換器9は処理
液6の液温を所定の温度に保つ為の装置であり、又同図
の10はポンプを表し、該ポンプ10によって噴射ノズ
ル部4から処理液6を噴射する。
【0010】図2は本発明の毛羽採取装置を表した実施
例であり、概略図にて示している。布帛1は染色槽2と
移送管3を繰り返し循環しながら染色される訳である
が、該布帛1から抜け出した毛羽が処理液中に混入し、
上記毛羽採取装置はこの毛羽を処理液中から効率よく取
り除くことが出来る。吸込口7から延びている吐出管1
1はフィルタータンク12へ導かれ、フィルタータンク
12のフィルター13を通過した処理液6は熱交換器9
から噴射ノズル部4へ流れる。
例であり、概略図にて示している。布帛1は染色槽2と
移送管3を繰り返し循環しながら染色される訳である
が、該布帛1から抜け出した毛羽が処理液中に混入し、
上記毛羽採取装置はこの毛羽を処理液中から効率よく取
り除くことが出来る。吸込口7から延びている吐出管1
1はフィルタータンク12へ導かれ、フィルタータンク
12のフィルター13を通過した処理液6は熱交換器9
から噴射ノズル部4へ流れる。
【0011】上記フィルター13を処理液6が通過する
場合、混入している毛羽はフィルター13にかかって通
過することが出来ず、毛羽を混入しない処理液6が熱交
換器9へ流れる。該フィルタータンク12へは管を接線
方向を向いて配置することで処理液6が渦を巻いて流入
し、従ってフィルター13には渦流によって毛羽が付着
しないようになっている。そしてフィルター13を通過
しないで毛羽を多量に含んでいる処理液6はバルブ15
を開くことで隣の毛羽採取タンク14へ導かれる。この
場合、バルブ16は閉じている。
場合、混入している毛羽はフィルター13にかかって通
過することが出来ず、毛羽を混入しない処理液6が熱交
換器9へ流れる。該フィルタータンク12へは管を接線
方向を向いて配置することで処理液6が渦を巻いて流入
し、従ってフィルター13には渦流によって毛羽が付着
しないようになっている。そしてフィルター13を通過
しないで毛羽を多量に含んでいる処理液6はバルブ15
を開くことで隣の毛羽採取タンク14へ導かれる。この
場合、バルブ16は閉じている。
【0012】そしてバルブ17が開いている為に、毛羽
採取タンク14に入った処理液6はフィルター18を通
過して上記吐出管11へ戻される。従って、毛羽採取タ
ンク14には多量の毛羽が堆積することになり、定期的
に取り除かれるようになっている。一方のフィルタータ
ンク12のフィルタ13には該毛羽が付着することはな
く、フィルター13としての機能が失われることはな
い。
採取タンク14に入った処理液6はフィルター18を通
過して上記吐出管11へ戻される。従って、毛羽採取タ
ンク14には多量の毛羽が堆積することになり、定期的
に取り除かれるようになっている。一方のフィルタータ
ンク12のフィルタ13には該毛羽が付着することはな
く、フィルター13としての機能が失われることはな
い。
【0013】ところで、上記毛羽採取タンク14に溜っ
た毛羽を取り除かねばならない訳であるが、処理液6を
逆流させることでフィルター18に付着している毛羽を
除去し、取り除かれた毛羽はバルブ19を開いて流され
る。すなわち、バルブ15、17を閉じ、バルブ16、
19を開くならば、フィルター18の外側から処理液6
が流入して該フィルター18の内面に付着している毛羽
は落とされ、コロイド状の毛羽はバルブ19から流れ落
ちる。さらに、バルブ15、19を開いて、バルブ1
6、17を閉じるならば、該フィルター18は処理液6
によって洗浄される。通常の運転時にはバルブ15は開
き、バルブ17は半開き状態とし、一方のバルブ16、
19は閉じられている。
た毛羽を取り除かねばならない訳であるが、処理液6を
逆流させることでフィルター18に付着している毛羽を
除去し、取り除かれた毛羽はバルブ19を開いて流され
る。すなわち、バルブ15、17を閉じ、バルブ16、
19を開くならば、フィルター18の外側から処理液6
が流入して該フィルター18の内面に付着している毛羽
は落とされ、コロイド状の毛羽はバルブ19から流れ落
ちる。さらに、バルブ15、19を開いて、バルブ1
6、17を閉じるならば、該フィルター18は処理液6
によって洗浄される。通常の運転時にはバルブ15は開
き、バルブ17は半開き状態とし、一方のバルブ16、
19は閉じられている。
【0014】図3は本発明の毛羽採取装置を表している
他の実施例である。この実施例では毛羽採取タンク20
のフィルター21に付着する毛羽を攪拌装置によって取
り除き、同時に流し落とすように構成している。フィル
タータンク22は熱交換器9と一体化していて、該フィ
ルタータンク22に入った処理液6はバルブ23が開か
れている為に、毛羽採取タンク20に入ってフィルター
21を通過し、そしてバルブ24を通って吐出管11へ
戻される。フィルタータンク22と毛羽採取タンク20
の両フィルターを通過した処理液6は前記実施例の場合
と同じく毛羽を含まない処理液となって戻される。
他の実施例である。この実施例では毛羽採取タンク20
のフィルター21に付着する毛羽を攪拌装置によって取
り除き、同時に流し落とすように構成している。フィル
タータンク22は熱交換器9と一体化していて、該フィ
ルタータンク22に入った処理液6はバルブ23が開か
れている為に、毛羽採取タンク20に入ってフィルター
21を通過し、そしてバルブ24を通って吐出管11へ
戻される。フィルタータンク22と毛羽採取タンク20
の両フィルターを通過した処理液6は前記実施例の場合
と同じく毛羽を含まない処理液となって戻される。
【0015】ところで毛羽収集タンク20に溜った毛羽
を取り除く為に攪拌装置を用いていて、攪拌モータ25
によって攪拌羽根26を回転させると共に、バルブ2
3、24、27、28を閉じる。そしてバルブ27、2
8を開き、バルブ23、24を閉じることで処理液6を
逆流させ、コロイド状になった毛羽は該バルブ27から
流れ落ちる。これら各バルブは手動操作するバルブに限
らず、電磁弁を用いることも出来る。
を取り除く為に攪拌装置を用いていて、攪拌モータ25
によって攪拌羽根26を回転させると共に、バルブ2
3、24、27、28を閉じる。そしてバルブ27、2
8を開き、バルブ23、24を閉じることで処理液6を
逆流させ、コロイド状になった毛羽は該バルブ27から
流れ落ちる。これら各バルブは手動操作するバルブに限
らず、電磁弁を用いることも出来る。
【0016】図4は本発明のさらに別の実施例を表して
いる。この実施例は前記図2に示した場合とほぼ同じで
あり、上記フィルタータンク12を熱交換器9に連結し
て一体化している。従って毛羽採取タンク14に溜まる
毛羽を取り除く方法は図2の場合と同じである。以上述
べたように、本発明の毛羽採取装置はフィルタータンク
の他に毛羽採取タンクを備え、該毛羽採取タンクを定期
的に掃除するようにしたものであり、次のような効果を
得ることが出来る。
いる。この実施例は前記図2に示した場合とほぼ同じで
あり、上記フィルタータンク12を熱交換器9に連結し
て一体化している。従って毛羽採取タンク14に溜まる
毛羽を取り除く方法は図2の場合と同じである。以上述
べたように、本発明の毛羽採取装置はフィルタータンク
の他に毛羽採取タンクを備え、該毛羽採取タンクを定期
的に掃除するようにしたものであり、次のような効果を
得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の毛羽採取装置はフィルタータン
クの他に毛羽採取タンクを備えている為にフィルターに
目づまりを起こすことなく処理液に含まれている毛羽を
効率良く取り除くことが出来る。すなわち、上記フィル
タータンクのフィルターにて毛羽を除去するが、該フィ
ルタータンクには処理液が渦をなして流入する為にフィ
ルター面には毛羽が付着せず、目づまり現象を起こさな
い。
クの他に毛羽採取タンクを備えている為にフィルターに
目づまりを起こすことなく処理液に含まれている毛羽を
効率良く取り除くことが出来る。すなわち、上記フィル
タータンクのフィルターにて毛羽を除去するが、該フィ
ルタータンクには処理液が渦をなして流入する為にフィ
ルター面には毛羽が付着せず、目づまり現象を起こさな
い。
【0018】そして、フィルタータンクの該フィルター
を通過しなかった毛羽を多量に含んだ処理液は毛羽採取
タンクに導かれて再度フィルターを通過し、濃縮された
毛羽だけが採取タンクに残される。従ってこの毛羽を定
期的に取り除くことで、処理液に含まれる毛羽を簡単に
取り除くことが出来る。
を通過しなかった毛羽を多量に含んだ処理液は毛羽採取
タンクに導かれて再度フィルターを通過し、濃縮された
毛羽だけが採取タンクに残される。従ってこの毛羽を定
期的に取り除くことで、処理液に含まれる毛羽を簡単に
取り除くことが出来る。
【図1】液流染色装置を表す概略図。
【図2】本発明の毛羽採取装置を表す実施例。
【図3】本発明の毛羽採取装置を表す他の実施例。
【図4】本発明の毛羽採取装置を表す他の実施例。
【図5】従来の毛羽採取装置。
1 布帛 2 染色槽 3 移送管 4 噴射ノズル部 5 引き上げリール 6 処理液 7 吸込口 8 排出口 9 熱交換器 10 ポンプ 11 吐出管 12 フィルタータンク 13 フィルター 14 毛羽採取タンク 15 バルブ 16 バルブ 17 バルブ 18 フィルター 19 バルブ 20 毛羽採取タンク 21 フィルター 22 フィルタータンク 23 バルブ 24 バルブ 25 攪拌モータ 26 攪拌羽根 27 バルブ 28 バルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 染色槽の両端に移送管を接続し、該移送
管の先端部には噴射ノズル部を設けてエンドレスに繋い
だ布帛に処理液を噴射して押し流し、布帛を上記染色槽
と移送管を循環させて染色する液流染色装置に取り付け
する毛羽採取装置において、吐出管を染色槽から延ばし
てフィルタータンクを設け、該フィルタータンク内には
円筒状のフィルターを備えると共に、吐出管からポンプ
を介して導かれる処理液を渦巻き状に流入し、該フィル
ターを通過した処理液を噴射ノズル部へ流す為の管を接
続し、そして上記フィルタータンクのフィルターを通過
せずに毛羽を多量に含んでいる処理液を受け入れる毛羽
採取タンクを別に設け、該毛羽採取タンクにはフィルタ
ーを備えると共に毛羽排出用バルブを設け、該フィルタ
ーの外側から接続した管を上記吐出管に繋ぎ、途中には
バルブを設けたことを特徴とする液流染色機の毛羽採取
装置。 - 【請求項2】 染色槽の両端に移送管を接続し、該移送
管の先端部には噴射ノズル部を設けてエンドレスに繋い
だ布帛に処理液を噴射して押し流し、布帛を上記染色槽
と移送管を循環させて染色する液流染色装置に取り付け
する毛羽採取装置において、吐出管を染色槽から延ばし
てフィルタータンクを設け、該フィルタータンク内には
円筒状のフィルターを備えると共に、吐出管からポンプ
を介して導かれる処理液を渦巻き状に流入し、該フィル
ターを通過した処理液を噴射ノズル部へ流す為の管を接
続し、そして上記フィルタータンクのフィルターを通過
せずに毛羽を多量に含んでいる処理液を受け入れる毛羽
採取タンクを別に設け、該毛羽採取タンクにはフィルタ
ーを備えると共に毛羽排出用バルブを設け、さらに毛羽
採取タンクにはフィルター内を回転する攪拌羽根を有す
攪拌装置を備えたことを特徴とする液流染色機の毛羽採
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188663A JPH1018162A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 液流染色機の毛羽採集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188663A JPH1018162A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 液流染色機の毛羽採集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018162A true JPH1018162A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16227680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8188663A Pending JPH1018162A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 液流染色機の毛羽採集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1018162A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164481A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-19 | Nissen Corp | 繊維製品の処理方法及びその装置 |
KR20030091260A (ko) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | 박종현 | 액류 염색기용 염액 정화처리장치 |
JP2010022941A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Falmer Investments Ltd | 布地染色機用フィルタ |
WO2020096547A3 (en) * | 2018-09-14 | 2020-06-25 | Canlar Mekatronik Sanayi Ve Ticaret Anoni̇m Sirketi | Fabric dyeing machine automatic filter cleaning system |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8188663A patent/JPH1018162A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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