JPH10175392A - 書写水書用シート - Google Patents
書写水書用シートInfo
- Publication number
- JPH10175392A JPH10175392A JP35401296A JP35401296A JPH10175392A JP H10175392 A JPH10175392 A JP H10175392A JP 35401296 A JP35401296 A JP 35401296A JP 35401296 A JP35401296 A JP 35401296A JP H10175392 A JPH10175392 A JP H10175392A
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- JP
- Japan
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- sheet
- water
- writing
- calligraphy
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 持ち運びや不使用時に仕舞っておくのが容易
で嵩張らず、また黒板等に容易に取り付け取り外しして
習字の模範演技をしたり、模範文字を生徒達に示すこと
ができる書写水書用シートの提供を課題とする。 【解決手段】 毛筆等の筆記具に水を付けて表面に文字
等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤色等に発色
する水書発色紙11を用い、該水書発色紙11の裏面に軟質
の磁性プラスチックシート12を貼り合わせて構成してい
る。
で嵩張らず、また黒板等に容易に取り付け取り外しして
習字の模範演技をしたり、模範文字を生徒達に示すこと
ができる書写水書用シートの提供を課題とする。 【解決手段】 毛筆等の筆記具に水を付けて表面に文字
等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤色等に発色
する水書発色紙11を用い、該水書発色紙11の裏面に軟質
の磁性プラスチックシート12を貼り合わせて構成してい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、墨を用いて文字等
を書く代わりに、水を用いて文字等を書くことで、その
部分があたかも墨で書いたように黒色に発色せられ、或
いは赤色等に発色せられて、習字の手本となったり習字
の練習を行うことができる書写水書用シートに関する。
を書く代わりに、水を用いて文字等を書くことで、その
部分があたかも墨で書いたように黒色に発色せられ、或
いは赤色等に発色せられて、習字の手本となったり習字
の練習を行うことができる書写水書用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の用具は従来は一般に書写水書板
と称され、習字等の練習用や指導者の手本用に使われ、
水で文字を書くことでその水が乾くまでの間、黒色や赤
色等に発色した文字が残るようになされたものである。
従来の書写水書板の一例を図６、図７に示す。図６は書
写水書板の正面図で、図７は書写水書板の断面図であ
る。従来の書写水書板30は、板として構成されている。
即ち、ボール紙のような厚紙や合板や発泡樹脂等の板体
を基板31或いは芯板として、その表面に水書発色紙32を
貼り合わせて構成されており、これに樹脂や金属による
枠40が設けられている。枠40についてはこれが無いもの
もある。このようにして構成された書写水書板30を机等
の上に置き、習字を行うのである。
と称され、習字等の練習用や指導者の手本用に使われ、
水で文字を書くことでその水が乾くまでの間、黒色や赤
色等に発色した文字が残るようになされたものである。
従来の書写水書板の一例を図６、図７に示す。図６は書
写水書板の正面図で、図７は書写水書板の断面図であ
る。従来の書写水書板30は、板として構成されている。
即ち、ボール紙のような厚紙や合板や発泡樹脂等の板体
を基板31或いは芯板として、その表面に水書発色紙32を
貼り合わせて構成されており、これに樹脂や金属による
枠40が設けられている。枠40についてはこれが無いもの
もある。このようにして構成された書写水書板30を机等
の上に置き、習字を行うのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の書写
水書板は、板状で曲げたりすることができないものであ
り、そのため持ち運びに嵩をとって不便であった。また
不使用時等の書写水書板を仕舞っておく際に嵩をとった
りする欠点があった。また、机上等に置く程度であるの
で、複数の生徒にわかるように模範を示すには不便であ
った。即ち、黒板等に容易に取り付けたりして模範文字
を生徒等に示したりするのに不便であった。
水書板は、板状で曲げたりすることができないものであ
り、そのため持ち運びに嵩をとって不便であった。また
不使用時等の書写水書板を仕舞っておく際に嵩をとった
りする欠点があった。また、机上等に置く程度であるの
で、複数の生徒にわかるように模範を示すには不便であ
った。即ち、黒板等に容易に取り付けたりして模範文字
を生徒等に示したりするのに不便であった。
【０００４】そこで本発明は上記従来の書写水書板の欠
点を解消し、持ち運びや不使用時に仕舞っておくのが容
易で嵩張らず、また黒板等に容易に取り付け取り外しし
て習字の模範演技をしたり、模範文字を生徒達に示すこ
とができる書写水書用シートの提供を課題とする。
点を解消し、持ち運びや不使用時に仕舞っておくのが容
易で嵩張らず、また黒板等に容易に取り付け取り外しし
て習字の模範演技をしたり、模範文字を生徒達に示すこ
とができる書写水書用シートの提供を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の書写水書用シートは、毛筆等の筆記具に水
を付けて表面に文字等を書くことでその書かれた部分が
黒色や赤色等に発色する水書発色紙を用い、該水書発色
紙の裏面に軟質の磁性プラスチックシートを貼り合わせ
て構成していることを第１の特徴としている。また本発
明の書写水書用シートは、毛筆等の筆記具に水を付けて
表面に文字等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤
色等に発色する水書発色紙を用い、該水書発色紙を軟質
の磁性プラスチックシートの表裏にそれぞれ貼り合わせ
て構成していることを第２の特徴としている。
め、本発明の書写水書用シートは、毛筆等の筆記具に水
を付けて表面に文字等を書くことでその書かれた部分が
黒色や赤色等に発色する水書発色紙を用い、該水書発色
紙の裏面に軟質の磁性プラスチックシートを貼り合わせ
て構成していることを第１の特徴としている。また本発
明の書写水書用シートは、毛筆等の筆記具に水を付けて
表面に文字等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤
色等に発色する水書発色紙を用い、該水書発色紙を軟質
の磁性プラスチックシートの表裏にそれぞれ貼り合わせ
て構成していることを第２の特徴としている。
【０００６】上記第１の特徴によれば、水書発色紙の裏
面に軟質の磁性プラスチックシートが貼り合わされて書
写水書用シートが構成されているので、全体が軟質とな
り、持ち運ぶ際や不使用時に仕舞っておく際には、その
書写水書用シートを巻回することで充分に小さくコンパ
クトな状態にし、持ち運んだり仕舞い込んだりすること
ができる。また裏面側を軟質の磁性プラスチックシート
としているので、その磁性により黒板等に容易に取り付
け、取り外しすることができる。よってこの書写水書用
シートを黒板面上に取り付けて、習字の模範演技をした
り模範の文字を生徒に見せることが容易に行える。また
上記第２の特徴によれば、軟質の磁性プラスチックシー
トの表裏に水書発色紙を貼り合わせた書写水書用シート
としたので、例えば表は黒色が発色する水書発色紙にし
裏は赤色が発色する水書発色紙にすれば、書写水書用シ
ートの表裏によって発色の色を使い分けて利用すること
ができる。勿論、書写水書用シートはその有する磁性に
より黒板等に簡単に取り付け取り外しすることができる
ので、黒板上での習字の模範演技や模範文字を複数の生
徒等に容易に示すことができる。また本発明の書写水書
用シートは軟質の水書発色紙と軟質の磁性プラスチック
シートからなることで、書写水書用シート全体を軟質に
することができ、よって持ち運びの際や不使用時の仕舞
い込みの際には前記書写水書用シートを巻回して嵩を充
分に低くして、持ち運んだり仕舞い込んだりすることが
できる。
面に軟質の磁性プラスチックシートが貼り合わされて書
写水書用シートが構成されているので、全体が軟質とな
り、持ち運ぶ際や不使用時に仕舞っておく際には、その
書写水書用シートを巻回することで充分に小さくコンパ
クトな状態にし、持ち運んだり仕舞い込んだりすること
ができる。また裏面側を軟質の磁性プラスチックシート
としているので、その磁性により黒板等に容易に取り付
け、取り外しすることができる。よってこの書写水書用
シートを黒板面上に取り付けて、習字の模範演技をした
り模範の文字を生徒に見せることが容易に行える。また
上記第２の特徴によれば、軟質の磁性プラスチックシー
トの表裏に水書発色紙を貼り合わせた書写水書用シート
としたので、例えば表は黒色が発色する水書発色紙にし
裏は赤色が発色する水書発色紙にすれば、書写水書用シ
ートの表裏によって発色の色を使い分けて利用すること
ができる。勿論、書写水書用シートはその有する磁性に
より黒板等に簡単に取り付け取り外しすることができる
ので、黒板上での習字の模範演技や模範文字を複数の生
徒等に容易に示すことができる。また本発明の書写水書
用シートは軟質の水書発色紙と軟質の磁性プラスチック
シートからなることで、書写水書用シート全体を軟質に
することができ、よって持ち運びの際や不使用時の仕舞
い込みの際には前記書写水書用シートを巻回して嵩を充
分に低くして、持ち運んだり仕舞い込んだりすることが
できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１の実施の形態
例を示す書写水書用シートの全体図で、図２は図１に示
す書写水書用シートの断面構成図である。図３は本発明
の第２の実施の形態例を示す書写水書用シートの断面構
成図である。図４は本発明にかかる書写水書用シートを
巻回した状態を示す図である。図５は本発明の書写水書
用シートを巻回して収容する持ち運び用及び保存用ケー
スの例を示す斜視図である。
例を示す書写水書用シートの全体図で、図２は図１に示
す書写水書用シートの断面構成図である。図３は本発明
の第２の実施の形態例を示す書写水書用シートの断面構
成図である。図４は本発明にかかる書写水書用シートを
巻回した状態を示す図である。図５は本発明の書写水書
用シートを巻回して収容する持ち運び用及び保存用ケー
スの例を示す斜視図である。
【０００８】先ず図１、図２を参照して第１の実施の形
態例を説明する。書写水書用シート10は、水書発色紙11
と該水書発色紙11の裏側に貼り合わされた軟質の磁性プ
ラスチックシート12とからなる。前記水書発色紙11は、
水でその表面に文字等を書くことで、水が付いた部分が
恰も墨で半紙に書いたように黒色に発色するようになさ
れた紙で、それ自体が軟質である。水書発色紙11の発色
は黒色に限らず赤色に発色するものや、その他の色への
発色も可能である。水書発色紙11の表面には、習字等の
便宜を図るための枠線11a や中心線11b 、その他の線や
記号等を予め加えておくことができる。前記軟質の磁性
プラスチックシート12は、前記水書発色紙11よりも厚み
のある軟質プラスチックシートからなり、永久磁石の磁
性粉の如き磁性体がプラスチックシート成形時に一緒に
分散されることで、シート全体が磁性を帯びた磁性シー
トとされている。磁性プラスチックシート12は軟質であ
るが、筋目がつくような折れ曲がりが付かないようにさ
れている。即ち、これによって水書発色紙11が表面に施
された書写水書用シート10を折り曲げても、表面の水書
発色紙11に折れ曲がり筋が付いてしまうことがないよう
にしている。
態例を説明する。書写水書用シート10は、水書発色紙11
と該水書発色紙11の裏側に貼り合わされた軟質の磁性プ
ラスチックシート12とからなる。前記水書発色紙11は、
水でその表面に文字等を書くことで、水が付いた部分が
恰も墨で半紙に書いたように黒色に発色するようになさ
れた紙で、それ自体が軟質である。水書発色紙11の発色
は黒色に限らず赤色に発色するものや、その他の色への
発色も可能である。水書発色紙11の表面には、習字等の
便宜を図るための枠線11a や中心線11b 、その他の線や
記号等を予め加えておくことができる。前記軟質の磁性
プラスチックシート12は、前記水書発色紙11よりも厚み
のある軟質プラスチックシートからなり、永久磁石の磁
性粉の如き磁性体がプラスチックシート成形時に一緒に
分散されることで、シート全体が磁性を帯びた磁性シー
トとされている。磁性プラスチックシート12は軟質であ
るが、筋目がつくような折れ曲がりが付かないようにさ
れている。即ち、これによって水書発色紙11が表面に施
された書写水書用シート10を折り曲げても、表面の水書
発色紙11に折れ曲がり筋が付いてしまうことがないよう
にしている。
【０００９】図３を参照して、本発明の第２の実施の態
様例である書写水書用シート10を説明する。この態様例
の書写水書用シート10は軟質の磁性プラスチックシート
12の表裏面にそれぞれ水書発色紙11を貼り合わせて構成
したものである。磁性プラスチックシート12の一方の表
面に黒色を発色する水書発色紙11を貼り合わせ、他方の
表面に赤色を発色する水書発色紙11を貼り合わせること
で、黒色と赤色の２色を使い分けることができる。勿
論、水書発色紙11の発色の色は黒色と赤色に限定される
ものではなく、適当な２種類の色を組み合わせることが
できる。水書発色紙11自体の構成及び軟質の磁性プラス
チックシート12自体の構成は、既述と同じである。尚、
上記第１の実施の態様例や第２の実施の態様例におい
て、磁性プラスチックシート12と水書発色紙11との貼り
付けは、前記磁性プラスチックシート12と水書発色紙11
とをそれぞれ巻き付けロール等から帯状に繰り出しなが
ら両者を接着し、その後に切断して所定の大きさの書写
水書用シート10とすることができる。このように軟質の
磁性プラスチックシート12を用いて書写水書用シート10
を作製する場合には、従来の固い材料で構成される書写
水書板とは異なり、書写水書用シート10を商品として生
産ライン上で連続生産することが容易となり、低コス
ト、省労力化を図ることもできる。
様例である書写水書用シート10を説明する。この態様例
の書写水書用シート10は軟質の磁性プラスチックシート
12の表裏面にそれぞれ水書発色紙11を貼り合わせて構成
したものである。磁性プラスチックシート12の一方の表
面に黒色を発色する水書発色紙11を貼り合わせ、他方の
表面に赤色を発色する水書発色紙11を貼り合わせること
で、黒色と赤色の２色を使い分けることができる。勿
論、水書発色紙11の発色の色は黒色と赤色に限定される
ものではなく、適当な２種類の色を組み合わせることが
できる。水書発色紙11自体の構成及び軟質の磁性プラス
チックシート12自体の構成は、既述と同じである。尚、
上記第１の実施の態様例や第２の実施の態様例におい
て、磁性プラスチックシート12と水書発色紙11との貼り
付けは、前記磁性プラスチックシート12と水書発色紙11
とをそれぞれ巻き付けロール等から帯状に繰り出しなが
ら両者を接着し、その後に切断して所定の大きさの書写
水書用シート10とすることができる。このように軟質の
磁性プラスチックシート12を用いて書写水書用シート10
を作製する場合には、従来の固い材料で構成される書写
水書板とは異なり、書写水書用シート10を商品として生
産ライン上で連続生産することが容易となり、低コス
ト、省労力化を図ることもできる。
【００１０】以上のように構成された第１の実施の態様
例や第２の実施の態様例の書写水書用シート10は、その
表面に水をつけた筆等で文字等を描けば、墨で書いたよ
うな黒色や赤色等に発色した文字等を得ることができ
る。そしてその文字等は水が乾くことで消える。また本
願発明の書写水書用シート10は、不使用時には図４に示
すように、適当に巻回して小さくすることができる。ま
た小さく巻回したものを図５に示すようなケース20に収
納することで、容易に持ち運びし、また収納、保管して
おくことができる。
例や第２の実施の態様例の書写水書用シート10は、その
表面に水をつけた筆等で文字等を描けば、墨で書いたよ
うな黒色や赤色等に発色した文字等を得ることができ
る。そしてその文字等は水が乾くことで消える。また本
願発明の書写水書用シート10は、不使用時には図４に示
すように、適当に巻回して小さくすることができる。ま
た小さく巻回したものを図５に示すようなケース20に収
納することで、容易に持ち運びし、また収納、保管して
おくことができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項１に書写水書用シートによれば、水書発色紙の裏面
に軟質の磁性プラスチックシートを貼り合わせて書写水
書用シートを構成しているので、全体を軟質とすること
ができ、持ち運ぶ際や不使用時に仕舞っておく際には、
その書写水書用シートを巻回することで充分に小さくコ
ンパクトな状態にし、持ち運んだり仕舞い込んだりする
ことができる。また書写水書用シートが保有する磁性に
より黒板等に容易に取り付け、取り外しすることができ
る。よってこの書写水書用シートを黒板面上に取り付け
て、習字の模範演技をしたり模範の文字を生徒に見せる
ことが容易に行える。また、軟質の磁性プラスチックシ
ートを用いて水書発色紙とから書写水書用シートを作製
する場合には、従来の固い材料で構成される書写水書板
とは異なり、帯状の軟質磁性プラスチックシートを巻回
ロール等から繰り出しながら、同じく巻回ロール等から
繰り出される帯状の書写発色紙とを連続的に接着し、そ
の後に所定の大きさに切断していく等することで、書写
水書用シートを商品として生産ライン上で連続生産する
ことが容易となり、低コスト、省労力化を図ることもで
きる。また請求項２に記載の書写水書用シートによれ
ば、水書発色紙を軟質の磁性プラスチックシートの表裏
にそれぞれ貼り合わせて書写水書用シートを構成してい
るので、異なる２種類の水書発色紙を表裏に貼り合わせ
ることで、目的等に応じて２種類の色を使い分けて書写
水書用シートを利用することができる。勿論、書写水書
用シートはその有する磁性により黒板等に簡単に取り付
け取り外しすることができるので、黒板上での習字の模
範演技や模範文字を複数の生徒等に容易に示すことがで
きる。また本発明の書写水書用シートは軟質の水書発色
紙と軟質の磁性プラスチックシートからなることで、書
写水書用シート全体を軟質にすることができ、よって持
ち運びの際や不使用時の仕舞い込みの際には前記書写水
書用シートを巻回して嵩を充分に低くして、持ち運んだ
り仕舞い込んだりすることができる。また、本発明の書
写水書用シートは、従来の固い材料で構成される書写水
書板とは異なり、軟質磁性プラスチックシートと書写発
色紙とで構成されるので、帯状に連続する軟質磁性プラ
スチックシートや書写発色紙を用いることで、生産ライ
ン上で連続生産することが容易となり、低コスト、省労
力化を図ることもできる。
求項１に書写水書用シートによれば、水書発色紙の裏面
に軟質の磁性プラスチックシートを貼り合わせて書写水
書用シートを構成しているので、全体を軟質とすること
ができ、持ち運ぶ際や不使用時に仕舞っておく際には、
その書写水書用シートを巻回することで充分に小さくコ
ンパクトな状態にし、持ち運んだり仕舞い込んだりする
ことができる。また書写水書用シートが保有する磁性に
より黒板等に容易に取り付け、取り外しすることができ
る。よってこの書写水書用シートを黒板面上に取り付け
て、習字の模範演技をしたり模範の文字を生徒に見せる
ことが容易に行える。また、軟質の磁性プラスチックシ
ートを用いて水書発色紙とから書写水書用シートを作製
する場合には、従来の固い材料で構成される書写水書板
とは異なり、帯状の軟質磁性プラスチックシートを巻回
ロール等から繰り出しながら、同じく巻回ロール等から
繰り出される帯状の書写発色紙とを連続的に接着し、そ
の後に所定の大きさに切断していく等することで、書写
水書用シートを商品として生産ライン上で連続生産する
ことが容易となり、低コスト、省労力化を図ることもで
きる。また請求項２に記載の書写水書用シートによれ
ば、水書発色紙を軟質の磁性プラスチックシートの表裏
にそれぞれ貼り合わせて書写水書用シートを構成してい
るので、異なる２種類の水書発色紙を表裏に貼り合わせ
ることで、目的等に応じて２種類の色を使い分けて書写
水書用シートを利用することができる。勿論、書写水書
用シートはその有する磁性により黒板等に簡単に取り付
け取り外しすることができるので、黒板上での習字の模
範演技や模範文字を複数の生徒等に容易に示すことがで
きる。また本発明の書写水書用シートは軟質の水書発色
紙と軟質の磁性プラスチックシートからなることで、書
写水書用シート全体を軟質にすることができ、よって持
ち運びの際や不使用時の仕舞い込みの際には前記書写水
書用シートを巻回して嵩を充分に低くして、持ち運んだ
り仕舞い込んだりすることができる。また、本発明の書
写水書用シートは、従来の固い材料で構成される書写水
書板とは異なり、軟質磁性プラスチックシートと書写発
色紙とで構成されるので、帯状に連続する軟質磁性プラ
スチックシートや書写発色紙を用いることで、生産ライ
ン上で連続生産することが容易となり、低コスト、省労
力化を図ることもできる。
【図１】本発明の第１の実施の形態例を示す書写水書用
シートの全体図である。
シートの全体図である。
【図２】図１に示す書写水書用シートの断面構成図であ
る。
る。
【図３】本発明の第２の実施の形態例を示す書写水書用
シートの断面構成図である。
シートの断面構成図である。
【図４】本発明にかかる書写水書用シートを巻回した状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図５】本発明の書写水書用シートを巻回して収容する
持ち運び用及び保存用ケースの例を示す斜視図である。
持ち運び用及び保存用ケースの例を示す斜視図である。
【図６】従来の書写水書板の正面図である。
【図７】従来の書写水書板の断面図である。
10 書写水書用シート 11 水書発色紙 11a 枠線 11b 中心線 12 磁性プラスチックシート 20 ケース
Claims (2)
- 【請求項１】 毛筆等の筆記具に水を付けて表面に文字
等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤色等に発色
する水書発色紙を用い、該水書発色紙の裏面に軟質の磁
性プラスチックシートを貼り合わせて構成していること
を特徴とする書写水書用シート。 - 【請求項２】 毛筆等の筆記具に水を付けて表面に文字
等を書くことでその書かれた部分が黒色や赤色等に発色
する水書発色紙を用い、該水書発色紙を軟質の磁性プラ
スチックシートの表裏にそれぞれ貼り合わせて構成して
いることを特徴とする書写水書用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35401296A JPH10175392A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 書写水書用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35401296A JPH10175392A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 書写水書用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175392A true JPH10175392A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18434723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35401296A Pending JPH10175392A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 書写水書用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175392A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103738083A (zh) * | 2013-07-10 | 2014-04-23 | 王年义 | 塑料水写板 |
| CN104420384A (zh) * | 2013-09-06 | 2015-03-18 | 郭凯 | 仿宣水写纸 |
| CN105951532A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-21 | 谭亮 | 一种可反复使用的书写纸及其生产方法 |
| CN108888423A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-11-27 | 上海市同仁医院 | 多功能轮椅餐桌板 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP35401296A patent/JPH10175392A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103738083A (zh) * | 2013-07-10 | 2014-04-23 | 王年义 | 塑料水写板 |
| CN104420384A (zh) * | 2013-09-06 | 2015-03-18 | 郭凯 | 仿宣水写纸 |
| CN104420384B (zh) * | 2013-09-06 | 2017-01-18 | 郭凯 | 仿宣水写纸 |
| CN105951532A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-21 | 谭亮 | 一种可反复使用的书写纸及其生产方法 |
| CN108888423A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-11-27 | 上海市同仁医院 | 多功能轮椅餐桌板 |
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