JPH10175201A - 建物用木質パネルの切削手工具 - Google Patents

建物用木質パネルの切削手工具

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JPH10175201A
JPH10175201A JP25890297A JP25890297A JPH10175201A JP H10175201 A JPH10175201 A JP H10175201A JP 25890297 A JP25890297 A JP 25890297A JP 25890297 A JP25890297 A JP 25890297A JP H10175201 A JPH10175201 A JP H10175201A
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JP
Japan
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cutting
hand tool
contact
wooden panel
drill
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JP25890297A
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Kiyoshi Kinoshita
潔 木下
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良好な建物用木質パネルの切削手工
具を提供すること。 【解決手段】 電動ジグソー10において、鋸刃30に
沿って延出した平面弓形状の第1当接部42をその鋸刃
30の上方に設け、第2当接部45を下方に設け、第1
当接部42側に副把持部43を取り付けた。これによれ
ば、電動ジグソー10を下方から上方に送って木質パネ
ル100に溝106を形成する際、第1当接部42を端
面104に当接させながら送ることにより、手ぶれが解
消されて操作性を良好にでき、その送りを第2当接部4
5が下面105に当接するまで行うことにより、規定深
さ寸法Dの溝106を形成でき、そして、弓形状とされ
た第1当接部42により、副把持部43を握る拳をガー
ドできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物用木質パネル
の切削手工具に係り、電動式の鋸(ジグソー)やドリル
等の切削手工具に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、プレハブ住宅の建築方法とし
て、床パネル、壁パネル、天井パネル等の各種木質パネ
ルを組み合わせて建てるパネル工法が知られている。こ
のパネル工法に用いられる木質パネルは、芯材や厚手の
板材等で四周枠組された枠体を有するとともに、この枠
体の片面あるいは表裏両面に面材を貼ることにより形成
されている。また、このような木質パネルの端面には、
基礎上のアンカーボルトとの干渉を防ぐための切欠き
や、パネル同士の接続のために使用されるボルト孔等が
設けられ、通常、それらの加工は、電動ジグソーや電動
ドリル等の切削手工具を用いて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した手工
具は、一般に市販されている汎用工具であるため、木質
パネルを専用に加工する際の操作性が考慮されていな
い。従って、例えば、電動ジグソーを用いて切欠き用の
溝加工を行う場合には、手ぶれが生じることにより、真
っ直ぐな溝加工が行えないという問題があった。また、
電動ドリルを用いて孔加工を行う場合にも、手ぶれ等に
より、孔が斜めに形成されてしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、操作性が良好な建物用木
質パネルの切削手工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建物用木質パネ
ルの切削手工具は、後述する第1の実施の形態での符号
を用いて説明すれば、往復動自在な鋸刃30が取り付け
られる本体部20を備えているとともに、本体部20が
鋸刃30の往復動方向と略直交する送り方向に沿って送
られる建物用木質パネル100の切削手工具10であっ
て、本体部20に、鋸刃30側に延出しかつ木質パネル
100における送り方向に沿った面104に当接される
当接部42を設け、この当接部42を、鋸刃30に対し
て送り方向の前方側に位置させることを特徴とするもの
である。このような本発明においては、木質パネル10
0における送り方向に沿った面104に、切削手工具1
0の当接部42を当接させながら溝加工を行うことによ
り、加工中の手ぶれが抑えられ、切削手工具10の操作
性が向上する。
【0006】また、本発明の切削手工具では、本体部2
0に、鋸刃30側に延出しかつ木質パネル100の切削
開始面105に当接される別の当接部45を設け、この
別の当接部45を鋸刃30に対して送り方向の後方側に
位置させることが望ましい。ここで、切削開始面とは、
加工を行う際、鋸刃の刃先が最初に当接する面をいう。
このような場合には、加工途中で別の当接部45が切削
開始面105に当接し、この時点で切削手工具10の送
りが止められる。従って、切削手合具10の送り量が規
定されるため、常に同じ深さ寸法Dの溝加工が行えるよ
うになる。
【0007】そして、本発明の切削手工具では、各当接
部42,45のうちの少なくともいずれか一方の当接部
42側に把持部43を設け、この把持部43が設けられ
た側の当接部42を、把持部43を握った拳を覆うよう
に設けてもよい。このような場合には、専用の把持部4
3を設けることで、切削手工具10の操作性がさらに向
上するうえ、当接部42を拳を覆う形状とすることによ
り、その当接部42が安全ガードとしても機能するよう
になる。
【0008】さらに、本発明の他の切削手工具は、第2
の実施の形態での符号を用いて説明すれば、回転自在な
ドリル70が取り付けられる本体部60を備えた建物用
木質パネル100の切削手工具50であって、木質パネ
ル100の穿設開始面104に当接される当接面81を
有する当接部80と、本体部60に設けられてドリル7
0側に延出しかつ当接部81に摺動自在に嵌合された摺
動部90とを含んで構成し、この摺動部90の摺動方向
を、当接部80の当接面81に対して直交させることを
特徴とするものである。ここで、穿設開始面とは、加工
を行う際、ドリルの先端が最初に当接する面をいう。こ
のような切削手工具においては、摺動部90が当接部8
0の当接面81に対して常に直交する方向に摺動するた
め、ドリル70の先端が穿設開始面104に対して垂直
に当接するとともに、その垂直方向を維持したまま穿設
が完了するようになる。このため、加工中の手ぶれが生
じ難く、切削手工具50の操作性が良好となる。
【0009】また、本発明の切削手工具では、当接部8
0に、穿設開始面104と直角をなす他の面108に当
接される別の当接面83を設けるとともに、この別の当
接面83からドリル70の軸心までの距離寸法yを、穿
設開始面104における他の面108側の端縁からドリ
ル70によって穿設される孔の中心Pまでの距離寸法Y
と同じにすることが望ましい。このような場合には、当
接面83からドリル70の軸心までの距離寸法yが、穿
設開始面104における他の面108側の端縁から孔の
中心Pまでの距離寸法Yと同じであるから、ドリル70
の先端を距離寸法Yに対応した位置に位置決めするに
は、当接面83を他の面108に当接するだけでよく、
その位置決めが容易に行われるようになる。
【0010】さらに、本発明の切削手工具では、当接部
80に、ドリル70の軸心からの位置を示す位置表示手
段86を設けてもよい。このような場合には、例えば、
孔の穿設位置が穿設開始面104内の所定位置からの距
離寸法Xで規定されている場合等、ドリル70の先端を
距離寸法Xに対応した位置に位置決めするには、位置表
示手段86における距離寸法Xに対応する部位xをその
所定位置に合わせればよく、位置出しが位置表示手段8
6を目安にして容易に行われるようになる。
【0011】そして、本発明の切削手工具においては、
当接部80および摺動部90に、互いに当接し合うスト
ッパー部84B,90Aを設け、このストッパー部84
B,90Aにより、摺動部90の摺動を規制してもよ
い。このような場合いには、ドリル70の彫込み不足
や、彫込み過ぎが防止されるようになる。
【0012】また、本発明の切削手工具では、第3の実
施の形態で説明するように、ドリル70による穿設で生
じる木くずの飛散を防止する集塵カバー110を設ける
ことが好ましい。このような場合には、作業エリア内に
木くずが飛散するのが防止されるため、作業環境が良好
に維持されるようになる。
【0013】この際、集塵カバー110を本体部50ま
たは摺動部90に取り付けられる第1カバー部材112
と、当接部80に取り付けられて第1カバー部材112
に対して互いに摺動自在に勘合される第2カバー部材1
13とで構成することが好ましい。こうすることで、摺
動部90を当接部80に対して摺動させても、第1カバ
ー部材112が第2カバー部材113に対して同様に摺
動するようになるため、加工中においては、集塵カバー
110でドリル70の送り込みが阻害される心配もな
い。
【0014】さらに、本発明の切削手工具では、集塵カ
バー110にドリル70による穿設開始位置Pを目視可
能な開口部13Aを設けてもよく、このような場合に
は、穿設開始位置Pの確認が行われるようになるため、
より位置ずれのない確実な加工が行われるようになる。
【0015】そして、本発明の切削手工具では、集塵カ
バー110に真空引き用の吸引ダクト119を接続して
もよく、こうすることで、木くずが瞬時に所定の箇所に
集められるため、作業環境の向上がより促進される。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係
る切削手工具である電動ジグソー10の使用状態を示す
斜視図、図2は、電動ジグソー10の正面図、図3は、
その左側面図、図4は、平面図である。図1〜4におい
て、電動ジグソー10は、厚さ寸法Tの板材101から
なる枠組102の上面に面材103が貼られて形成され
た木質パネル100の溝加工を行うものであり、平置き
された木質パネル100の端面104には、電動ジグソ
ー10が下方から上方に向かって送られることにより、
板材101の切削開始面である下面105から深さ(高
さ)寸法Dまで削り込まれる二条の溝106が形成され
るようになっている。
【0017】この電動ジグソー10は、図示しないモー
ター等の原動機が内蔵され、かつ主把持部21を備えた
本体部20と、この本体部20に往復動自在に取り付け
られた鋸刃30とを含んで構成され、これら本体部20
および鋸刃30は、一般の汎用工具を流用したものであ
る。
【0018】本体部20における鋸刃30の付け根部分
には、正面凹形状のフレーム40が連結片41を介し
て、例えば、ボルト止め等されて連結されている。この
フレーム40の上部間には、鋸刃30に沿って延出し、
かつ木質パネル100の端面104に当接される当接部
である第1当接部42が跨設され、第1当接部42は、
平面弓形状に設けられているとともに、鋸刃30の上
方、すなわち、鋸刃30に対して送り方向の前方に位置
されている。そして、第1当接部42における最も延出
した部分の面であって、端面104と直に当接する当接
面42Aは、鋸刃30の先端から距離寸法Lだけ手前側
に位置され、この距離寸法Lは、板材101の厚さ寸法
Tよりも十分大きく設定されている。これにより、溝1
06が板材101の厚さ方向に確実に貫通して形成され
るようになっている。
【0019】また、フレーム40の上端間には、把持部
である副把持部43が跨設され、この副把持部43を握
った拳が前述の弓形状の第1当接部42で覆われるよう
になっている。なお、副把持部43は、本発明に必須の
ものではなく、適宜省略可能である。また、第1当接部
42の形状は、弓形状に限定されるものではなく、例え
ば、半球面状等であってもよく、任意である。
【0020】一方、フレーム40の下部側には、鋸刃3
0に沿ってその先端の近傍まで延出しているとともに、
接続片44を介して本体部20のカバー部材22にも接
続され、かつ木質パネル100の下面105に当接され
る別の当接部である第2当接部45が設けられている。
この第2当接部45は、鋸刃30の下方、すなわち、鋸
刃30に対して送り方向の後方に位置され、第2当接部
45における下面105との当接面45Aは、鋸刃30
の刃先から距離寸法Hだけ下方側に位置されている。そ
して、この距離寸法Hは、加工される溝106の深さ寸
法Dと同じに設定されている。
【0021】このような本実施の形態においては、以下
のようにして電動ジグソー10を操作し、溝106の加
工を行う。先ず、一方の手で主把持部21を持ち、他方
の手で副把持部43を持ち、鋸刃30の刃先を木質パネ
ル100の下面105に対向させ、そして、第1当接部
42の当接面42Aを端面104に当接させる。この
後、鋸刃を往復動させるとともに、当接面42Aを端面
104に当接させながら、第2当接部45の当接面45
Aが下面105に当接するまで電動ジグソー10全体を
上方に送る。これにより、深さ寸法Dとされた溝106
の加工が完了する。また、この後、溝106間で挟まれ
た部分を木ハンマー等でたたき折ることにより、図1中
の一点鎖線で示すような方形の切欠き部107を設けて
もよい。
【0022】このような本実施の形態によれば以下のよ
うな効果がある。すなわち、切削手工具10を用いて溝
加工を行う際には、第1当接部42を木質パネル100
の端面104に当接させながら行うため、加工中の手ぶ
れが抑えられ、切削手工具10の操作性を向上させるこ
とができる。これにより、真っ直ぐな溝加工を行うこと
ができる。
【0023】また、本体部20には、下面105に当接
される第2当接部45が設けられているため、加工途中
で第2当接部45が下面105に当接し、この時点で切
削手工具10の送りが止められる。従って、この第2当
接部45で切削手合具10の送り量が規定されるため、
常に同じ深さ寸法Dの溝106を形成することができ
る。
【0024】そして、本体部20には、主把持部21の
他、副把持部43が設けられているため、切削手工具1
0の取扱が容易となり、操作性を一層向上させることが
できる。さらに、第1当接部42は、副把持部43を握
った時の拳を覆う弓形状とされているため、第1当接部
42を安全ガードとしても機能させることができる。
【0025】〔第2の実施の形態〕次ぎに、本発明の第
2の実施の形態を図面に基づいて説明する。図5は、本
実施の形態に係る切削手工具である電動ドリル50の使
用状態を示す斜視図、図6は、電動ドリル50の正面
図、図7は、その平面図、図8は、側面図である。図5
〜8において、電動ドリル50は、前述の実施の形態で
も説明した木質パネル100の端面104に貫通孔を穿
設するのに用いられるものであり、貫通孔の中心でもあ
る穿設開始位置Pは、この端面104と直角をなす他の
端面109側の端縁(側端縁)から距離寸法Xで規定さ
れ、かつ端面104と直角をなす他の面である上面10
8側の端縁(上端縁)から距離寸法Yで規定されてい
る。
【0026】この電動ドリル50は、図示しないモータ
ー等の原動機が内蔵され、かつ主把持部61を備えた本
体部60と、この本体部60に回転自在に取り付けられ
たドリル70と、木質パネル100に当接される長尺な
当接部80と、本体部60におけるドリル70の付け根
部分にボルト止め等で固定されてこのドリル70側に延
出し、かつ当接部80に摺動自在に嵌合された長尺な摺
動部90とを含んで構成されており、これらのうち、本
体部60およびドリル70は、一般の汎用工具を流用し
たものである。
【0027】また、それらのうち、当接部80は、穿設
開始面である端面104に当接される第1当接面81を
備えた垂直部82と、上面108に当接される第2当接
面83を備えた水平部84とから構成され、側面略L字
形状とされている。
【0028】垂直部82は、摺動部90を境に配置され
た二つのコ字形状部材85から構成されているととも
に、各部材85の上面85Aは、木質パネル100の上
面108と平行とされ、各上面85Aにはドリル70の
軸心からの位置を示す位置表示手段であるスケール86
が記されている。すなわち、図7中において、ドリル7
0の軸心からスケール86中の目盛りxまでの距離寸法
が、前述した穿設開始位置Pの距離寸法Xに対応し、こ
の目盛りxを端面104の側端縁に合わせることで、ド
リル70の先端が側端縁から距離寸法Xだけ離れた位置
に位置決めされるようになっている。なお、図5および
図7中の符号87は、ドリル70の軸心位置を表すマー
クである。
【0029】一方、水平部84において、第2当接面8
3は、ドリル70の軸心から距離寸法yだけ上方側に位
置され、この距離寸法yは、前述した穿設開始位置Pの
距離寸法Yと同じとされている。すなわち、第2当接面
83を上面108に当接させることにより、ドリル70
の先端が上端縁から距離寸法Yだけ離れた位置に位置決
めされるようになっている。また、この水平部84で
は、その長手方向の略中央に設けられた嵌合口84A
は、摺動部90が第1当接面81に対して直交する方向
に摺動するように設けられている。そして、嵌合口84
Aの前後側は、ストッパー部84B(図7参照)とさ
れ、各ストッパー部84Bが摺動部90の表裏に設けら
れたストッパー部90Aに当接することで、当接部80
の摺動が規制されるようになっている。すなわち、前方
のストッパー部84B,90A(図7中の下側)同士が
互いに当接することで、摺動部90の抜けが防止され、
後方のストッパー部84B,90A(図7中の上側)同
士が互いに当接することで、ドリル70による所定の彫
込み深さ寸法D(図8参照)が得られるようになってい
る。そして、この深さ寸法Dは、板材101の厚さ寸法
Tよりも大きく、穿設される孔が確実に貫通するように
なっている。さらに、水平部84の上部には、図5中に
おいて左手で把持されている副把持部87が設けられて
いる。
【0030】このような本実施の形態においては、以下
のようにして電動ドリル50を操作し、孔加工を行う。
先ず、一方の手で主把持部61を持ち、他方の手で副把
持部87を持ち、摺動部90を摺動させて本体部60を
手前側に引いておく。そして、当接部80の第1当接面
81を木質パネル100の端面104に当接させ、第2
当接面83を上面108に当接させる。この際、当接部
80に記されたスケール86の目盛りxを端面104の
側端縁に合わせる。この後、ドリル70を回転させなが
ら、摺動部90の手前側のストッパー部90Aが当接部
80のストッパー部84Bに当接するまで、そのドリル
70を送り込む。これにより、距離寸法X,Yが規定さ
れた貫通孔の孔加工が完了する。
【0031】このような本実施の形態では、以下のよう
な効果がある。すなわち、電動ドリル50において、摺
動部90は当接部80の第1当接面81に対して常に直
交する方向に摺動するため、ドリル70の先端を端面1
04に対して垂直に当接させることができ、その垂直方
向を維持したまま孔加工を行うことができる。従って、
加工中の手ぶれが抑えられ、電動ドリル50の操作性を
向上させることができる。これにより、貫通孔を端面1
04に対して垂直に形成できる。
【0032】また、当接部80の第2当接面83からド
リル70の軸心までの距離寸法yが、端面104の上端
縁から穿設開始位置Pまでの距離寸法Yと同じであるか
ら、その第2当接面83を上面108に当接するだけ
で、ドリル70の穿設開始位置Pに対する垂直方向の位
置出しを確実かつ容易に行うことができる。
【0033】さらに、当接部80を構成する垂直部82
の上面85Aは、木質パネル100の上面108と平行
とされているうえ、この垂直部82の上面には、ドリル
70の軸心からの位置を示すスケール86が記されてい
るため、ドリル70の位置出しを行う場合には、当接部
80を木質パネル100に当接させた際、スケール86
における距離寸法Xに対応した目盛りxをその端縁に合
わせればよく、ドリル70の穿設開始位置Pに対する水
平方向の位置出しも確実かつ容易に行うことができるう
え、穿設開始位置Pを予め木質パネル100にけがいて
おくといった作業も不要にできる。
【0034】そして、このようなスケール86は、各コ
字形状部材85に各々記されているため、電動ドリル5
0を、端面109側の端縁だけではなく、反対側の側端
縁からの寸法が規定された貫通孔に対しても適用でき
る。
【0035】また、当接部80および摺動部90には、
互いに当接し合うストッパー部84B,90Aが設けら
れているため、摺動部90の摺動が規定され、これによ
り、ドリル70の彫込み不足や、彫込み過ぎを防止する
ことができ、さらには、摺動部90が当接部80から抜
けるのを防止できる。
【0036】〔第3の実施の形態〕図9〜図11には、
本発明の第3の実施の形態に係る切削手工具である電動
ドリル50が示されている。本実施の形態の電動ドリル
50では、集塵カバー110が設けられている点で第2
の実施の形態とは異なる。
【0037】集塵カバー110は、2条のフランジ11
1を有する第1カバー部材112と、角筒状の第2カバ
ー部材113とを備えている。第1カバー部材112
は、内部に複数のL字形状の支持部114を有してお
り、支持部114の上面を摺動部90の下面に当接させ
ることでフランジ111の上面と摺動部90の上面とが
面一になるように配置されている。そして、この第1カ
バー部材112は、各フランジ111間に跨設される一
対の取付部材115、および複数のボルト116、ナッ
ト117で摺動部90に固定されるようになっている。
【0038】一方、第2カバー部材113は、一端側上
部に角(つの)状の取付部118を有しており、他端側
が第1カバー部材112内に嵌合している。このような
第2カバー部材112は、取付部118を介して当接部
80の各コ字形状部材85に図示しないボルトで取り付
けられ、この際、一端側と当接部80の第1当接面81
とが面一とされ、その端部が第1等雪面81とともに木
質パネル100の端面104に当接されるようになって
いる。そして、第2カバー部材113の一端側には開口
部113Aが設けられ、ドリル70の先端が穿設開始位
置P(図5)に確実に位置しているかを確認できるよう
になっている。
【0039】このような第1、第2カバー部材112,
113では、図10に示すように、当接部80がストッ
パー部90Aに当接した位置において、第1、第2カバ
ー部材112,113でドリル70が完全に覆われ、こ
の状態で電動ドリル50を安全に持ち運べるようになっ
ている。また、加工中においても、第1カバー部材11
2が摺動部90の摺動にならって第2カバー部材113
の外側を摺動するため、ドリル70の送り込みが集塵カ
バー110で阻害される心配はない。
【0040】また、第1カバー部材112の下部側に設
けられた円筒部分には吸引ダクト119が接続され、図
示しない真空ポンプで真空引きすることにより、加工に
よって生じた木くずが吸引ダクト119を通って所定位
置に配置された集塵ボックスに集められるようになって
いる。そして、図10、図11において、第1カバー部
材112内には第2カバー部材113とは反対側から厚
手のリング状の継手部材120がはめ込まれ、継手部材
120の鉛直面120Aが第1カバー部材112の鉛直
な各内面112Aに接触し、下部側湾曲面120Bが各
内面112A間に形成された湾曲縁112Bに接触する
ようになっている。この継手部材120には本体部60
の先端側、すなわちドリル70のチャッキング部分が装
通され、この部分と継手部材120とがボルト121で
固定されるようになっている。これにより、第1カバー
部材112が本体部60でも支持されるようになり、第
1カバー部材112の剛性が向上する。また、第1カバ
ー部材112と継手部材120とが確実に接触すること
により、第2カバー部材113の端部が木質パネル10
0の端面104に当接されることと相まって集塵カバー
110内が真空引きに適した気密状態となる。なお、継
手部材120は、第1カバー部材112に対して接触し
ているだけでなく、ボルト止め等されて取り付けられて
いてもよい。
【0041】このような本実施の形態によれば、前記第
2の実施の形態での効果に加え、以下のような効果があ
る。すなわち、電動ドリル50には集塵カバー110が
取り付けられているため、加工時に生じる木くずが周囲
に飛散するのを防止でき、作業エリアの環境を良好にで
きる。
【0042】また、集塵カバー110は、互いに摺動自
在に嵌合し会う第1、第2カバー部材112,113で
構成されているため、ドリル70の送り込みを集塵カバ
ー110に干渉されることなく行うことができる。
【0043】そして、集塵カバー110の第1カバー部
材112には吸引ダクト119が接続されているため、
木くずを集塵ボックス等の所定位置に瞬時に集めること
ができ、作業環境の向上を一層促進できる。
【0044】この際、厚手の継手部材120が第1カバ
ー部材112の各内面112Aや湾曲縁112Bに確実
に面接触し、第2カバー部材113の端部が木質パネル
100の端面104に確実に当接されるため、集塵カバ
ー110内を木くずの吸引に適した気密状態にでき、木
くずを確実に集塵ボックスに排出できる。
【0045】また、継手部材120が第1カバー部材1
12と本体部60との間には介装されていることによ
り、第1カバー部材112を摺動部90のみならず本体
部60でも支持でき、第1カバー部材112の剛性を向
上させることもできる。
【0046】さらに、第2カバー部材113には開口部
113Aが設けられているため、ドリル70の先端を穿
設開始位置Pに確実に位置しているかを確認でき、位置
ずれのない正確な加工を行うことができる。
【0047】さらにまた、当接部80をストッパー部9
0Aに当接させて電動ドリル50を持ち運ぶ際には、ド
リル70が完全に集塵カバー110で覆われるため、持
ち運びをより安全に行えるという効果もある。
【0048】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成
等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
る。すなわち、前記第1の実施の形態では、副把持部4
3が第1当接部42側に設けられていたが、本発明で
は、副把持部43が第2当接部45側に設けられてもよ
く、そのような把持部をどちら側に設けるかは、切削手
工具の送り方向や、操作性等を勘案して任意に決められ
てよい。
【0049】また、前記第1の実施の形態では、木質パ
ネル100の下面105に当接される第2当接部45が
設けられていたが、このような第2当接部45は、本発
明に必須のものではなく、省略してもよい。ただし、第
2当接部を設けることで、前述した効果が得られるので
望ましい。
【0050】一方、前記第2、第3の実施の形態では、
当接部80および摺動部90にストッパー部84B,9
0Aが設けられていたが、それらのようなストッパー部
84B,90Aがない場合でも本発明に含まれる。しか
しながら、ストッパー部84B,90Aを設けること
で、前述した効果が得られるので好ましい。
【0051】また、前記第2、第3の実施の形態では、
スケール86がコ字形状部材85の上面85Aに記され
ていたが、スケール86のような位置表示手段は、例え
ば、コ字形状部材85のウェブ部分に記されていてもよ
く、位置表示手段を設ける箇所は、切削手工具を用いる
際の作業者の姿勢等を勘案して、作業者から容易に目視
できる箇所等に設ければよい。そして、このような位置
表示手段は、スケール86でなくともよく、例えば、マ
ーク87から距離寸法X離れた部位(目盛りxに対応し
た部位)に別のマークを設けてもよい。また、貫通孔が
複数穿設される場合には、そのようなマークを各貫通孔
の側端縁からの距離寸法に対応させて複数設けてもよ
い。さらに、位置表示手段は、端縁からの距離寸法が規
定されている孔のみならず、例えば、複数の孔が所定間
隔で穿設される場合等、隣接する孔を基準として別の孔
を穿設する際に用いることもできる。そして、このよう
な場合の複数の孔は、水平な直線上に並んで穿設される
必要はない。さらに、この際、例えば、当接部80の垂
直部82を透明なアクリル板等で形成し、スケール86
等をドリル70の軸心と交差するように記せば、基準と
なる孔が垂直部82に隠れて見えなくなることを防止で
きるうえ、基準となる孔の中心から軸心までの寸法がよ
り正確に拾えるから、孔間の寸法誤差を小さく抑えるこ
とができる。ただし、このような位置表示手段がない場
合でも、本発明に含まれ、このような場合には、例え
ば、木質パネル100の端面104に側端縁から距離寸
法Xだけ離して垂直なけがき線を引いておけばよく、当
接部80の第2当接面83を上面108に当接させるこ
とで、けがき線上におけるドリル70の位置を決めれ
ば、ドリル70の先端を確実に穿設開始位置Pに位置決
めできる。しかしながら、位置表示手段を設けること
で、けがき線を引く手間を省くことができるので好まし
い。
【0052】また、前記第2、第3の実施の形態では、
当接部80には木質パネル100の上面に当接される第
2当接面83が設けられていたが、このような第2当接
面がない場合でも本発明に含まれる。そして、このよう
な場合には、例えば、木質パネル100の端面104に
上端縁から距離寸法Yだけ離して水平なけがき線を引い
ておけばよく、当接部80のスケール86を利用するこ
とで、けがき線上におけるドリル70の位置を決めれ
ば、ドリル70の先端を確実に穿設開始位置Pに位置決
めできる。しかしながら、第2当接部を設けることで、
そのようなけがき線を不要にできるので好ましい。
【0053】前記第3の実施の形態では、第1カバー部
材112が継手部材120によって電動ドリル50の本
体部60にも支持されていたが、第1カバー部材112
が、例えば、摺動部90にのみ取り付けられて支持され
ている場合でも本発明の含まれ、また、本体部60にの
み取り付けられている場合でも本発明に含まれる。
【0054】そして、前記第3の実施の形態では、集塵
カバー110が互いに摺動する第1、第2カバー部材1
12,113で構成されていたが、本発明に係るの集塵
部材としては、全体あるいは一部が蛇腹状に形成されて
送り込みに追従できるように構成されたものであっても
よい。
【0055】さらに、前記各実施の形態では、木質パネ
ル100が平置きされていたが、例えば、木質パネル1
00が縦置きされて加工させる場合でも、本発明に含ま
れることは勿論である。また、前記各実施の形態では、
木質パネル100の端面104に対して溝加工および孔
加工が行われていたが、例えば、木質パネル100の上
面108等に加工を施す際にも、本発明を適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、当
接部を木質パネルに当接させながら加工を行うため、加
工中の手ぶれ等を防止でき、切削手工具の操作性を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る切削手工具の
使用状態を示す斜視図である。
【図2】前記切削手工具を示す正面図でる。
【図3】前記切削手工具を示す左側面図である。
【図4】前記切削手工具を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る切削手工具の
使用状態を示す斜視図である。
【図6】前記第2の実施の形態の切削手工具を示す正面
図である。
【図7】前記第2の実施の形態の切削手工具を示す平面
図である。
【図8】前記第2の実施の形態の切削手工具を示す側面
図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る切削手工具の
使用状態を示す斜視図である。
【図10】前記第3の実施の形態の切削手工具を示す側
面図である。
【図11】前記第3の実施の形態の切削手工具を構成す
る部材を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 切削手工具である電動ジグソー 20,60 本体部 30 鋸刃 42 当接部である第1当接部 43 把持部である副把持部 45 別の当接部である第2当接部 50 他の切削手工具である電動ドリル 70 ドリル 80 当接部 81 当接面である第1当接面 83 別の当接面である第2当接面 84B,90A ストッパー部 86 位置表示手段であるスケール 90 摺動部 100 木質パネル 104 送り方向に沿った面および穿設開始面
である端面 105 切削開始面である下面 110 集塵カバー 112 第1カバー部材 113 第2カバー部材 113A 開口部 119 吸引ダクト P 孔の中心でもある穿設開始位置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動自在な鋸刃が取り付けられる本体
    部を備えているとともに、この本体部が前記鋸刃の往復
    動方向と略直交する送り方向に沿って送られる建物用木
    質パネルの切削手工具であって、前記本体部には前記鋸
    刃側に延出しかつ前記木質パネルにおける前記送り方向
    に沿った面に当接される当接部が設けられ、この当接部
    は、前記鋸刃に対して前記送り方向の前方側に位置され
    ていることを特徴とする建物用木質パネルの切削手工
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された建物用木質パネル
    の切削手工具において、前記本体部には前記鋸刃側に延
    出しかつ前記木質パネルの切削開始面に当接される別の
    当接部が設けられ、この別の当接部は、前記鋸刃に対し
    て前記送り方向の後方側に位置されていることを特徴と
    する建物用木質パネルの切削手工具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された建物用木質パネル
    の切削手工具において、前記各当接部のうちの少なくと
    もいずれか一方の当接部側には把持部が設けられ、この
    把持部が設けられた側の当接部は、前記把持部を握った
    拳を覆うように設けられていることを特徴とする建物用
    木質パネルの切削手工具。
  4. 【請求項4】 回転自在なドリルが取り付けられる本体
    部を備えた建物用木質パネルの切削手工具であって、前
    記木質パネルの穿設開始面に当接される当接面を有する
    当接部と、前記本体部に設けられて前記ドリル側に延出
    しかつ前記当接部に摺動自在に嵌合された摺動部とを備
    え、この摺動部の摺動方向は、前記当接部の当接面に対
    して直交していることを特徴とする建物用木質パネルの
    切削手工具。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された建物用木質パネル
    の切削手工具において、前記当接部には、前記穿設開始
    面と直角をなす他の面に当接される別の当接面が設けら
    れているとともに、この別の当接面から前記ドリルの軸
    心までの距離寸法は、前記穿設開始面の前記他の面側の
    端縁から前記ドリルによって穿設される孔の中心までの
    距離寸法と同じに設定されていることを特徴とする建物
    用木質パネルの切削手工具。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載された建
    物用木質パネルの切削手工具において、前記当接部には
    前記ドリルの軸心からの位置を示す位置表示手段が設け
    られていることを特徴とする建物用木質パネルの切削手
    工具。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載された建
    物用木質パネルの切削手工具において、前記当接部およ
    び前記摺動部には互いに当接し合うストッパー部が設け
    られ、このストッパー部により前記摺動部の摺動が規制
    されていることを特徴とする建物用木質パネルの切削手
    工具。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載された建
    物用木質パネルの切削手工具において、前記ドリルによ
    る穿設で生じる木くずの飛散を防止する集塵カバーが設
    けられていることを特徴とする建物用木質パネルの切削
    手工具。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された建物用木質パネル
    の切削手工具において、前記集塵カバーは、前記本体部
    または摺動部に取り付けられる第1カバー部材と、前記
    当接部に取り付けられて前記第1カバー部材に対して互
    いに摺動自在に勘合される第2カバー部材とで構成され
    ていることを特徴とする建物用木質パネルの切削手工
    具。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載された
    建物用木質パネルの切削手工具において、前記集塵カバ
    ーにはドリルによる穿設開始位置を目視可能な開口部が
    設けられていることを特徴とする建物用木質パネルの切
    削手工具。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかに記載され
    た建物用木質パネルの切削手工具において、前記集塵カ
    バーには真空引き用の吸引ダクトが接続されていること
    を特徴とする建物用木質パネルの切削手工具。
JP25890297A 1996-10-15 1997-09-24 建物用木質パネルの切削手工具 Withdrawn JPH10175201A (ja)

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JP25890297A JPH10175201A (ja) 1996-10-15 1997-09-24 建物用木質パネルの切削手工具

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JP27235196 1996-10-15
JP8-272351 1996-10-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101476034B1 (ko) * 2013-05-20 2014-12-23 장선홍 문틀용 완충부재 삽입홈 가공장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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