JPH10174704A - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

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JPH10174704A
JPH10174704A JP7805597A JP7805597A JPH10174704A JP H10174704 A JPH10174704 A JP H10174704A JP 7805597 A JP7805597 A JP 7805597A JP 7805597 A JP7805597 A JP 7805597A JP H10174704 A JPH10174704 A JP H10174704A
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JP
Japan
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housing
low
motor
vibration
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7805597A
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English (en)
Inventor
Shinji Yokoi
井 伸 二 横
Mitsuyoshi Masuda
田 光 義 増
Hisanori Ozawa
澤 久 紀 小
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動刺激の被施療部位への付与を実効あらし
める。 【解決手段】 貫通穴30が穿設され且つ被施療部位と
接触する表面21を備えるハウジング20、前記貫通穴
30を通過して前記ハウジング20内から前記表面21
側に延在する低周波刺激用電極を兼ねた運動体71およ
び前記ハウジング20内に装架されて前記運動体71を
前記表面21とは独立して前記被施療部位に対して作用
させる駆動手段60を有するマッサージ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6−296704号に開
示されたマッサージ装置においては、ハウジングの絶縁
性表面板に低周波刺激用電極が貼設されており、この絶
縁性表面板は振動手段により振動させられるようになっ
ている。かくして、足裏の被施療部位が低周波刺激用電
極に載せられたとき、被施療部位に対して振動による刺
激と通電による低周波刺激とが同時に付与されることに
なり、通電刺激に伴う痛みを除去すると共に足裏の血行
を良くするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来装置に
おいては、絶縁性表面板上には足裏が載せられるので、
相応の強度が要請される。したがって、絶縁性表面板が
屈曲しにくくなり、振動による刺激の実効性を担保でき
なくなるおそれがある。
【0004】それ故に、本発明は、かような不具合がな
い、マッサージ装置を提供せんことを、その技術的課題
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
(第1の技術的手段)は、貫通穴が穿設され且つ被施療
部位と接触する表面を備えるハウジング、前記貫通穴を
通過して前記ハウジング内から前記表面側に延在する低
周波刺激用電極を兼ねた運動体および前記ハウジング内
に装架されて前記運動体を前記表面とは独立して前記被
施療部位に対して作用させる駆動手段を有するマッサー
ジ装置を構成したことである。
【0006】上記技術的課題を解決するために請求項2
記載の発明において講じた技術的手段(第2の技術的手
段)は、貫通穴が穿設された且つ被施療部位と接触する
表面を備えるハウジング、前記貫通穴の開口の周辺に位
置すべく前記表面に貼設された低周波刺激用電極、前記
貫通穴を通過して前記ハウジング内から前記表面側に延
在する運動体および前記ハウジング内に装架されて前記
運動体を前記表面とは独立して前記被施療部位に対して
作用させる駆動手段を有するマッサージ装置を構成した
ことである。
【0007】
【作用】上記した第1・第2の技術的手段においては、
被施療部位に対して作用する運動体がハウジングの表面
から作用的に分離・独立しているので、ハウジングの表
面の剛性が振動による刺激に影響を与えることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。
【0009】図1ないし図3において、マッサージ装置
10はハウジング20を備える。ハウジング20は、縁
部が丸みを帯びた筐体状に形成されており、表面部たる
第1部21および裏面部たる第2部22とから構成され
ている。第1部21と第2部22とは、脚部23から延
出したネジ24により相互に連結されている。
【0010】図1において、第1部21の右半分の一方
側(図2の右側)の表面には1対の浅い球状をなす膨出
面21aが形成されている。膨出面21aには、貫通穴
30乃至36が穿設されており、中央に位置する貫通穴
30を、等間隔に円周をなして配置された6つの貫通穴
31乃至36が包囲するような態様となっている。ま
た、第1部21の他方側(図2の左側)の表面には、1
2個の貫通穴40乃至51が4×3のマトリックスをな
すような態様で穿設されている。
【0011】ハウジング20の内部には、駆動手段60
の主たる構成要素であるモータ61が収容されており、
このモータ61は、モータ支持部材62にネジ63によ
り連結されたモータ保持部材69により、モータ支持部
材62に固定される。
【0012】ハウジング20の内部の一方側(図2の右
側)においては、振動刺激用ピン71乃至77が形成さ
れたピン体70の中央部70aが弾性支持部材80の中
央部80aを貫通してモータ支持部材62の一方側に受
容されており、ピン体70の中央部70aとモータ支持
部材62の一方側とが、ネジ81により連結されてい
る。しかして、この連結の際に、導電性接続丸端子82
がネジ81の頭部81aとモータ支持部材62の一方側
の下面との間で挟持されるようになっている。
【0013】ピン体70とモータ支持部材62の一方側
とが連結される際、ピン体70の外周部下部とモータ支
持部材62の一方側の上面との間には、弾性支持部材8
0の中央部80aが挟持されるようになっている。しか
して、弾性支持部材80の外周縁部80bは、ハウジン
グ20の第1部21の内面に形成された円周状の突起2
1bに嵌合されており、この嵌合は、プレート94によ
り保持されるようになっている。しかして、弾性支持部
材80の中央部中央部80aと外周縁部80bとの間に
は、ダイアフラム部80cが形成されており、後述する
ように、モータ61が駆動されると、ピン体70が上下
方向に往復動し、ピン71乃至77が、対応する貫通穴
30乃至36から、遊嵌的に出没し、被施療部たる足裏
に当たるようになっている。
【0014】ピン71乃至77を備えるピン体70は導
電性ABSその他の導電性樹脂で形成されており、制御
手段100から出力された低周波パルス電流が、導電性
接続丸端子82およびネジ81を介してピン体70に印
加されるようになっており、ピン71乃至71は、振動
刺激の手段としての機能の他、低周波刺激用電極として
の機能をも営むようになっている。
【0015】ハウジング20の内部の他方側(図2の左
側)においては、振動刺激用ピン111乃至122が形
成されたピン体110の中央部が弾性支持部材130の
中央部130aを貫通してモータ支持部材62の他方側
に受容されており、ピン体110の中央部110aがモ
ータ支持部材62の他方側とがネジ121により連結さ
れている。ピン体110とモータ支持部材62の他方側
とが連結される際、ピン体110の外周部下部とモータ
支持部材62の他方側の上面との間には、弾性支持部材
130の中央部130aが挟持されるようになってい
る。弾性支持部材130の外周縁部130bは、ハウジ
ング20の第1部21の内面に形成された円周状の突起
21cに嵌合されており、この嵌合は、プレート95に
より保持されるようになっている。しかして、弾性支持
部材130の中央部と外周縁部との間には、ダイアフラ
ム部130cが形成されており、後述するように、モー
タ61が駆動されると、ピン体130が上下方向に往復
動し、ピン111乃至122が、対応する貫通穴40乃
至51から、遊嵌的に出没し、被施療部たる足裏に当た
るようになっている。
【0016】図4において特に明瞭に示されるように、
モータ61の回転軸62には、この回転軸62と偏芯す
るように円筒体たるアンバランサ64が固定されてい
る。このアンバランサ64は、モータ61の回転軸62
が回転すると、モータ支持部材62を全体として円運動
ならしめるが、モータ支持部材62と一体の弾性支持部
材80(130)が円周突起21b(21c)と嵌合さ
れていることにより、モータ支持部材62の左右方向へ
の運動が無効とされ、結局、モータ支持部材62を上下
方向にのみ往復動せしめる。かくして、前述したよう
に、ピンの出没がなされる。なお、モータ61の回転に
よるモータ支持部材62の上下方向の往復動は正弦波を
描く単振動となるが、モータ61の回転数を適宜変更す
ることにより、各種の単振動を生成することができる。
【0017】図1における第1部21の左半分について
も、上記したものと同様の構成がなされている。
【0018】図5に示されるように、制御手段100に
は、電源150から電圧が供給されるようになってお
り、操作手段155を操作することにより、ピン71乃
至77・111乃至122をして被施療部位を振動刺激
せしめると共に、ピン71乃至77をして被施療部位を
低周波刺激を付与するようになっている。しかして、制
御手段100により、図6に示されるようなタイミング
で、振動および低周波パルスが発生するようになってい
る。固より、これは例示であって、振動と低周波パルス
の出力とを同期させて振動刺激と低周波刺激とを同時に
被施療部位に付与しても良いし、また、振動刺激と低周
波刺激とを交互に被施療部位に付与しても良いし、更に
は、両者のラップするタイミングを適宜調整するように
しても良い。被施療部位への振動刺激および低周波刺激
の双方の付与ないしは連携により、もみあげ動作を含む
効率的なマッサージ効果を得ることができる。なお、制
御手段100からモータ61への信号の大きさを変更す
ることにより、モータ61の回転数を変更ないし調整す
ることができる。
【0019】また、図7のブロック図に示されるよう
に、外部端子180を介して、制御手段100から低周
波パルスを外部電極手段185に付与し、足の他の部位
や腰部に低周波刺激を付与するようにしても良い。
【0020】更に、図8に示すように、ハウジング20
の第1部21の膨出面21aに電極200を貼設しても
良い。この場合、ピン71乃至77からは低周波刺激用
電極としての機能は除去され、貫通穴30乃至36が、
単一の電極200に包囲されることになる。また、モー
タ支持部材62の一方側は、ダイアフラム状の高さ保持
体210により支え、ピン71乃至77の初期位置を規
制している。
【0021】尚、図9に示すように低周波刺激用電極2
10Aと低周波刺激用電極210Bとを左側の膨出面2
1aを挟んで対向配置すると共に,低周波刺激用電極2
10Cと低周波刺激用電極210Dとを右側の膨出面2
1aを挟んで対向配置させても良い。この場合、低周波
刺激用電極210Aと低周波刺激用電極210Bとの間
(低周波刺激用電極210Cと低周波刺激用電極210
Dとの間)に通電することにより、足裏(指・土踏ま
ず)の筋肉を運動させることが出来、また、低周波刺激
用電極210Aと低周波刺激用電極210Bとを(低周
波刺激用電極210Cと低周波刺激用電極210Dと
を)同電位として、低周波刺激用電極210Aと低周波
刺激用電極210Cとの間に通電すれば、足首・ふくら
はぎの運動点が反応して筋肉が運動する。
【0022】
【発明の効果】 (1)請求項1の発明によれば、次の効果を奏する。
【0023】・被施療部位に対して作用する運動体がハ
ウジングの表面から作用的に分離・独立しているので、
ハウジングの表面の剛性が振動による刺激に影響を与え
ることがない。
【0024】・運動体が振動刺激付与手段と低周波刺激
用電極とを兼用しているので、部品点数が少なくなる。
【0025】(2)請求項2の発明によれば、次の効果
を奏する。
【0026】・被施療部位に対して作用する運動体がハ
ウジングの表面から作用的に分離・独立しているので、
ハウジングの表面の剛性が振動による刺激に影響を与え
ることがない。
【0027】・低周波刺激用電極の、被施療部位との接
触面積を比較的自由に設定でき、汎用性に富む。
【0028】(3)請求項3の発明によれば、次の効果
を奏する。
【0029】・被施療部位に対して作用する運動体がハ
ウジングの表面から作用的に分離・独立しているので、
ハウジングの表面の剛性が振動による刺激に影響を与え
ることがない。
【0030】・他の被施療部位へ低周波刺激を付与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ装置の一実施形態の斜
視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB部の拡大図である。
【図4】モータの斜視図である。
【図5】図1の装置のブロック回路図である。
【図6】図1の装置に振動・低周波パルスの出力タイミ
ングを示す図である。
【図7】図5のブロック回路図の変形例を示す図であ
る。
【図8】図2に示す構造の変形例を示す図である。
【図9】低周波刺激用電極の配置を図8の場合と異なら
せた構成を示す図。
【符号の説明】
20 ハウジング 21 ハウジングの第1部(表面) 30−36 貫通穴 60 駆動手段 70 ピン体(運動体) 71−77 低周波刺激用電極兼用振動ピン 200 低周波刺激用電極 210A 低周波刺激用電極 210B 低周波刺激用電極 210C 低周波刺激用電極 210D 低周波刺激用電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴が穿設され且つ被施療部位と接触
    する表面を備えるハウジング、前記貫通穴を通過して前
    記ハウジング内から前記表面側に延在する低周波刺激用
    電極を兼ねた運動体および前記ハウジング内に装架され
    て前記運動体を前記表面とは独立して前記被施療部位に
    対して作用させる駆動手段を有するマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 貫通穴が穿設された且つ被施療部位と接
    触する表面を備えるハウジング、前記貫通穴の開口の周
    辺に位置すべく前記表面に貼設された低周波刺激用電
    極、前記貫通穴を通過して前記ハウジング内から前記表
    面側に延在する運動体および前記ハウジング内に装架さ
    れて前記運動体を前記表面とは独立して前記被施療部位
    に対して作用させる駆動手段を有するマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、外部
    電極を付加したマッサージ装置。
JP7805597A 1996-10-18 1997-03-28 マッサージ装置 Pending JPH10174704A (ja)

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JP7805597A JPH10174704A (ja) 1996-10-18 1997-03-28 マッサージ装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP27617696 1996-10-18
JP8-276176 1996-10-18
JP7805597A JPH10174704A (ja) 1996-10-18 1997-03-28 マッサージ装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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