JPH10172351A - しきい値を超える電磁干渉に対して保護された電導線 - Google Patents

しきい値を超える電磁干渉に対して保護された電導線

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Publication number
JPH10172351A
JPH10172351A JP9244145A JP24414597A JPH10172351A JP H10172351 A JPH10172351 A JP H10172351A JP 9244145 A JP9244145 A JP 9244145A JP 24414597 A JP24414597 A JP 24414597A JP H10172351 A JPH10172351 A JP H10172351A
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JP
Japan
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core
copolymer
threshold
electric field
outer conductor
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Application number
JP9244145A
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English (en)
Inventor
Stephane Lamesch
ステフアン・ラメツシユ
Jean Louis Braut
ジヤン−ルイ・ブロー
Mehaute Alain Le
アラン・ル・メオト
Denis Cottevieille
ドニ・コトビエイユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nexans France SAS
Original Assignee
Alcatel Cable SA
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/202Coaxial filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G11/00Limiting amplitude; Limiting rate of change of amplitude ; Clipping in general
    • H03G11/006Limiting amplitude; Limiting rate of change of amplitude ; Clipping in general in circuits having distributed constants

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器を電磁干渉から保護するためのケー
ブル/コネクタを提供する。 【解決手段】 コアと、外部導体と、コアと外部導体と
の間の誘電材料とを含む電気エネルギーまたは電気信号
を伝送する装置であって、誘電材料が、電界が所定のし
きい値よりも低い時には絶縁性であり、電界がしきい値
よりも高い時には導電性である材料(17′)を少なく
とも部分的に含み、その結果、電界が前記しきい値より
も高い信号の伝送が防止される。コアは、局所的に電界
の値を増加することができ、したがって前記材料(1
7′)が導電性となる外部電界のしきい値を下げること
ができるスパイクの形(40、41、42)を有する。
本発明は、過電圧から保護されるケーブルまたはコネク
タに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁干渉に対して
保護された電導線に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギーまたは電気信号を伝送する導
体またはケーブルは、ケーブルまたはコネクタの接続先
の機器(送信器および/または受信器)にとって有害な
電磁干渉を伝播することがある。
【0003】これらの干渉は性質がきわめて多様であ
り、周波数および振幅も異なる。
【0004】最も特徴的な例は、振幅が大きく、広い周
波数スペクトル上に展開する電気エネルギーからなる雷
である。また、電気通信の増大により標遊電磁界が発生
する。これらの界は、無線送信機、テレビ、電話通信、
さらにはレーダ伝送など種々の発生源から生じる。干渉
は電力配電網からも発生することがある。また故意の妨
害の場合もある。
【0005】標遊電磁界は、その汚染の原因の如何に関
わらず、受信アンテナとして機能するケーブルによって
検出されることが多い。
【0006】現在まで、これらの干渉に対処するため
に、通常、複数の種類の保護が用いられている。外部か
らの送信からケーブルを保護するために、通常、ファラ
デーかごを形成する外部導体を使用する。ケーブルまた
は導体によってもたらされる妨害からの機器および装置
の保護は、機器および装置の入口においてインダクタン
ス、コンデンサおよびダイオードによるろ波手段を用い
ることにより実現される。雷の影響に対処するのに最も
頻繁に使用される保護は、避雷器または放電ギャップ、
さらには、保護すべき導体上の並列バリスタである。バ
リスタは、電界が所定のしきい値を超えると電気抵抗が
著しく低下する素子である。この場合、干渉はグランド
に分流される。
【0007】また、非線形特性またはしきい値特性を有
する誘電材料をコアと外部導体の間に含むケーブルも提
供された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの保護手段また
は装置は比較的複雑で、かさばり、高価である。さら
に、使用可能な非線形材料のしきい値は一般的には高す
ぎるため、電子設備を保護することはできない。
【0009】本発明はこれらの欠点を解消する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、導体またはケ
ーブルがコアおよび外部導体を含み、両者を間に分離す
る誘電材料が存在し、前記材料が、電界の値がしきい値
よりも低い場合には絶縁性であり、電界の値がしきい値
よりも高い場合には導電性であり、コアおよび/または
外部導体の構成が、そこから前記材料が導体となる外部
導体の電界のしきい値が材料の固有のトリガーしきい値
(intrinsic tiggering threshold)よりも大幅に低く
なるようになっていることを特徴とする。
【0011】この結果を得るために、スパイク効果(sp
ike effect)を利用すること、すなわち曲率半径の小さ
い導電表面に隣接して存在する電界を局所的に増大させ
ることが好ましい。ブレークダウンしきい値(breakdow
n threshold)を割る係数は10から100の間であ
る。
【0012】この配置により、しきい値特性を有する材
料の選択がきわめて容易になる。
【0013】上記のスパイク効果の利用例では、コアお
よび/または中心導体は、曲率半径の小さい起伏を有す
る。言い換えれば、コアは、その軸を通る面による断面
においてリブを有する。しきい値を割る係数を決定する
のは各起伏の曲率半径である。二つの起伏が縁端を介し
て接続すると、この縁端は、外部導体までの距離が大き
いにもかかわらずスパイク効果に寄与することができ
る。変形例では、コアはねじ山のようならせん状の縁端
を有する。
【0014】別の例では、コアは横断面において多角形
の形状を有する。多角形の頂点は、スパイク効果を発生
する縁端上にある。
【0015】この後者の実施の形態の場合、同一ではあ
るが長手軸を中心として所与の角度だけオフセットした
連続する複数のセクションを長手方向に設けて、スパイ
クの分布、すなわち電界が局所的に強化される場所を均
一化することが好ましい。たとえば横断面が、各辺が中
心から360°/nの角度で見られるn個の辺を有する
多角形である場合、二つの多角形セクション(または多
角形断面円筒)間の角度上のオフセットは360°/2
nであるのが有利である。
【0016】しきい値特性を有する材料は、単独で、あ
るいは少なくとも一つの他の誘電材料と組み合わせて、
コアと導体との間に配設される。
【0017】導体はたとえば、従来のケーブルと、ケー
ブルを介して送信される信号の受信および/または送信
用の設備との間に配設されるコネクタとなる。
【0018】別の適用例では、しきい値特性を有する材
料は、エネルギーまたは電気信号を伝送するケーブルの
コアと外部導体との間の少なくとも一つの分離要素とな
る。
【0019】しきい値特性を有する材料は、導電性重合
体または両性イオンなどの有機型であることが好まし
い。「導電性」重合体とは、通常の条件下では絶縁性で
あるが、従来の絶縁体の導電率よりも高い導電率を有す
る重合体のことをいう。たとえばポリエチレンなど従来
の絶縁体は10-15S/cmの導電率を有するが、ポリ
アニリンなどの導電性重合体は10-10S/cmの導電
率を有する。
【0020】本発明の他の特徴および長所は、添付の図
面を参照して行ういくつかの実施の形態の説明により明
らかになろう。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、ケーブルによって検出
され振幅が所与のしきい値を超過する干渉を除去するこ
とを目的とする。第一の態様によれば、本発明は、干渉
信号を伝播しうるケーブルと保護すべき機器との間に配
設される導体に関する。別の態様によれば、本発明は、
それ自体が保護機能を果たすケーブルにも関する。
【0022】図1は、本発明によるコネクタ10の使用
例の略図である。
【0023】このコネクタ10は、電磁干渉または電磁
妨害12を受けるケーブル11と保護すべき機器または
装置13との間に配設される。このコネクタ10は装置
13の外側に図示されているが、装置13のハウジング
内に収納することも可能であることは容易に理解できよ
う。
【0024】ケーブル11は、外部波12用の受信アン
テナとして機能する。この干渉波は、入力部131にお
いて矢印Vsで示すエネルギーレベルまたは電圧のしき
い値を超えると、終端の(送信および/または受信)機
器13を損傷させることがある。
【0025】コネクタ10の目的は、Vsよりもかなり
高い、すなわち機器13の入力部131における許容電
圧の限度よりも高い開路電圧VCOをケーブル11の端部
で発生する、干渉を除去するか、その振幅をVsより低
い電圧Vに制限することである。
【0026】コネクタ10(および/または、後記にお
いてわかるようにケーブル11)は、コネクタ10(ま
たはケーブル11)のコアと外部導体との間に配設され
る非線形特性材料を利用して干渉を除去する。「非線
形」材料とは、電界の値が微弱な場合には絶縁性であっ
て、特定の電界のしきい値からは導電性となる材料をい
う。
【0027】このような状態において電界が前記しきい
値を超えると、すなわち干渉が所定の値を超えると、そ
の干渉は接地側に分流されるか材料内で散逸される。
【0028】保護を行うために使用することができる非
線形挙動材料はたとえば以下のものである。ポリアニリ
ン、ポリ(N−フェニルP−フェニレンジアミン)、ポ
リチオフェン、ポリアリールチオフェン、ポリピロー
ル、ポリアリールビニレン、ポリ(P−フェニレンスル
フィド)、ポリ(P−フェニレン)、パラフェニレンビ
ニレン、これら材料の共重合体、およびこれらの混合物
などの両性イオンまたは重合体。
【0029】また、N−フェニルP−フェニレンジアミ
ンとアミノナフタレンスルホン酸の共重合体、アニリン
とアミノナフタレンスルホン酸の共重合体、アニリンと
3−(3−アミノベンジルオキシ)−1−プロパンスル
ホン酸との共重合体、アニリンと3−(2−アミノフェ
ノキシ)−1−プロパンスルホン酸の共重合体、アニリ
ンと4−(2−アミノフェノキシ)−1−ブタンスルホ
ン酸の共重合体、アニリンと1−アミノ2、6−ビス
(4−スルフォブトキシ)ベンゼンの共重合体、および
これらの混合物のうちから選択される自己ドープ共重合
体を使用することもできる。
【0030】これらの重合体は、mmあたり約3キロボ
ルトを超える電界が印加されると導体となる。この値は
適用例全てに適合するわけではない。実際、通常、この
しきい値は高過ぎて大部分の終端電子機器の保護を行う
ことができない。
【0031】図2から図7を参照して以下に説明する本
発明の好ましい実施の形態において、しきい値を下げる
のにスパイク効果を利用するのはそのような経緯からで
ある。スパイク効果で得られるブレークダウンしきい値
は10から100の間の係数で減少される。
【0032】図2に示すコネクタ10は、中心導体すな
わちコア15と外部導体16を含み、さらにコア15と
導体16との間に非線形特性材料17を含む。
【0033】コネクタ10の保護機能により、グランド
に接続するために、外部導体16に固設された部材20
を設けることが必要である。この装置はたとえばねじ2
1およびタグ22を有するタイプである。
【0034】外部導体16は25mm程度の直径を有す
る。
【0035】コネクタ10の各端は、中心導体の一部を
成す接続突出部19および20′をそれぞれ有する。こ
れらの突出部19および20′は円形断面の円筒であ
る。
【0036】中心導体15は、コネクタ10を、各々が
所与の値の入力インピーダンスを有する連続するセルに
分割する複数のセクション211、212、213等を、
突出部19および20′の間に有する。例では、奇数番
の各セル(211、213等)は6オームの入力インピー
ダンスを有し、偶数番の各セル(212、214等)は6
0オームの入力インピーダンスを有する。奇数番のセル
の長さは全て同じであるが、偶数番のセルの長さは異な
る。このようにセルに分割する目的は、10キロヘルツ
と18ギガヘルツの周波数間で干渉のろ波ができるよう
にすることである。
【0037】コア15の奇数番のセクション211、2
3等は、例においては、最大半径は10.1mmであ
るが、偶数番のセクション212、214等は、最大半径
は2.8mmである。
【0038】スパイク効果を得るため、すなわち材料1
7のしきい値からブレークダウンしきい値を著しく下げ
るために、コアの外表面は、コネクタ10の軸30を含
む面での断面が二つの半円31、32(図2)で終端す
る少なくとも一つの円環を形成する。例では二つの半円
は、偶数番のセクションでも奇数番のセクションでも
0.2mmの半径を有する。半断面図である図4には、
偶数番のセルのコアの起伏31′を示した。
【0039】コア15の各セクションは、これらの要素
または円盤を複数含む。したがって各セクションの外表
面は起伏を形成し、各起伏は軸に平行で0.4mmの長
さにわたる半円である。連続する二つの半円31および
33は入り込む鋭端部34(図4では34′)によって
接続される。スパイク効果は、起伏31、33などの曲
率半径および、起伏から外部導体16の内表面161
での距離に依存する。また、縁端部34(34′)およ
び縁端部から表面16までの距離にも依存する。
【0040】図2に示す例では、セクション211およ
び213は五つの起伏を含み、セクション212は二つの
完全な起伏と一つの半起伏を含み、セクション214
一つの起伏と、他の起伏の一部分とを含むことがわか
る。
【0041】(図示しない)変形例では、起伏またはリ
ブを、たとえば縁端部が鋭利ならせん状リブに換える。
これらのリブはねじ山に類似する(あるいは同一であ
る)。
【0042】次に、図5、図6、図7a、および図7b
を参照して、コネクタ10の変形例について記述する。
これらの図では、図2から図4に示す実施の形態の要素
と同様の要素には同じ符号が付してあるが、通常はダッ
シュ(′)の記号を付してある。
【0043】この変形例については、前記に記載の実施
の形態の要素と大きく異なる要素のみ記述することにす
る。
【0044】この例では、両端の突出部19′および2
0′の間のコアの横断面に、多角形、好ましくは正多角
形の形状を付与することによって、スパイク効果が得ら
れる。図示例では多角形は12の辺を有する。
【0045】必要なスパイク効果を発生するのは、多角
形の頂点40、41など(図6)、すなわち(軸30′
に平行な)対応する縁端部である。
【0046】縁端部40、41、42などの隣接部で発
生する電界が局所的に増大することにより、これらの縁
端部およびその隣接部、とくに誘電体17′が局所的に
加熱される。さらにこれらの縁端部と外部導体との間
で、好ましくない電弧が発生することがある。この局所
的な加熱を制限し、とくに電弧を防止するために、コア
の各セクションを複数の小セクションに分割し、連続す
る二つの小セクションが軸30′を中心として角度上の
オフセットを有するようにし、また小セクション54
(図7a)の縁端部が次の小セクション55(図7b)
の縁端部の延長上にあるのではなく、隣接するセクショ
ンの隣接する二つの縁端部から等距離になるようにす
る。例では、連続する二つの小セクション54および5
5の間の角度上のオフセットは15°である。この15
°のオフセットは、中心30′(図7a)から多角形の
各辺に対する角度の半分に相当する。
【0047】したがって図7aでは、小セクション54
の頂点41は、次の小セクション55の二つの頂点40
1および411に取り囲まれる(図7aでは、頂点401
および411は頂点41と同じ面内にはない)ことがわ
かる。
【0048】例では、セクション21′1は二つの小セ
クション50および51で形成され、セクション21′
2は三つの小セクション54、55および56で形成さ
れる。また、別の(偶数番)の小セクション21′16
五つの小セクションに分割されているのがわかる。
【0049】同じパリティ(奇数又は偶数)の小セクシ
ョンは同じ長さを有する。この配置により、各セクショ
ンは同一の構成要素の結合によって形成されるため、セ
クションの作製が容易になる。
【0050】図2から図7を参照して記述した例では、
材料17が導体となる電界のしきい値を下げることがで
きるスパイク効果は、中心導体の構成によって得られ
る。変形例(図示せず)では、スパイク、すなわち曲率
半径が比較的小さな部分が外部導体の内表面上に形成さ
れる。また、同時に中心導体上および外部導体上にスパ
イクを設けることもできる。
【0051】前記に記述した例は全てコネクタ10に関
するが、本発明の保護機能を内蔵したケーブル(図示せ
ず)を作製することも可能である。このケーブルは通
常、誘電材料で分離されたコアと外部導体とを含み、前
記に記述したコネクタと同様、ケーブルの諸部分のうち
のいくつかにおいて、非線形効果材料、すなわちしきい
値より低い電界の値では絶縁体であって、このしきい値
を上回る電界の値の場合には導体となる材料を含む。
【0052】また、ケーブルの場合、コアと外部導体の
間の前記材料のブレークダウンしきい値を下げるため
に、スパイク効果を発生する手段を設けることが好まし
い。
【0053】スパイク効果は、コアおよび/または外部
導体の構成によって得られるが、コアの構成によって得
られることが好ましい。中心導体はコネクタと同様、起
伏、ねじ山と同様のリブ、長手方向縁端部(多角形断
面)のうちのいずれかを含む。
【0054】しきい値を有する材料を絶縁層に組み合わ
せる場合には、コアと導体との間の容量を増加させるこ
とにより、高周波での保護効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの使用例の略図である。
【図2】本発明によるコネクタの実施の形態の長手方向
断面略図である。
【図3】図2の線3−3による断面図である。
【図4】図2に示す装置の一部分の拡大略図である。
【図5】変形例についての図2と同様の略図である。
【図6】図5の線6−6による断面図である。
【図7a】図5の線7aによる断面図である。
【図7b】図5の線7bによる断面図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 11 ケーブル 12 干渉 13 端末機器 131 入力部 15 コア 16 外部導体 161 外部導体の内表面 17、17′ 誘電材料 19、19′、20、20′ 突出部 21、21′ セクション 30、30′ 軸 31、32、33 半円状起伏 40、41、42 頂点
フロントページの続き (72)発明者 アラン・ル・メオト フランス国、91190・ジエ・イ・エフ・シ ユール・イベツト、アレ・ドウ・ラ・バニ エール・ドウ・モペルテユイ・90 (72)発明者 ドニ・コトビエイユ フランス国、93100・モントルイユ・ス・ ボワ、リユ・ドウ・パリ、187

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア(15、15′)と、外部導体(1
    6、16′)と、コアと外部導体との間にしきい値特性
    を有する誘電材料とを含む電気エネルギーまたは電気信
    号を伝送する装置であって、前記誘電材料が、電界が所
    定のしきい値よりも低い時には絶縁性であり、電界がし
    きい値よりも高い時には導電性である材料(17、1
    7′)を少なくとも部分的に含み、その結果、電界が前
    記しきい値よりも高い信号の伝送が防止され、コアおよ
    び/または外部導体の構成が、前記材料が導体となる外
    部導体の電界のしきい値が材料の固有のブレークダウン
    しきい値よりも大幅に低くなるようになっていることを
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記コアおよび/または外部導体が、電
    界の値を局所的に増加することができるスパイクの形を
    有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記コア(15)が軸方向面での断面に
    おいて、前記スパイク効果を発生することができる曲率
    半径の起伏(31、32、33)、リブまたはうねを有
    することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記コアの外表面が、軸方向断面が半円
    (31、33)で形成される円環から形成されることを
    特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記半円(31、33)が全て同一の半
    径を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記コア(15′)がその軸(30′)
    に平行な縁端部を有することを特徴とする請求項2に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記コア(15′)がその軸(30′)
    に対し直角な断面において多角形の形状を有することを
    特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記多角形が正多角形であることを特徴
    とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記多角形が12の辺を有することを特
    徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記コアが、同一の要素(54)の各
    縁端部が他の要素(55)の二つの縁端部の角度位置の
    間の中間角度位置にくるように、連続しているが、軸
    (30′)を中心として角度的にオフセットされた要素
    を有することを特徴とする請求項6から9のいずれか一
    項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記多角形が正多角形であり、角度オ
    フセットが、中心(30′)に対する多角形の一辺の角
    度の半分に等しいことを特徴とする請求項10に記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 前記誘電材料(17、17′)が導電
    性重合体または両性イオンであることを特徴とする請求
    項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記重合体が、ポリアニリン、ポリ
    (N−フェニル−P−フェニレンジアミン)、ポリチオ
    フェン、ポリアリールチオフェン、ポリピロール、ポリ
    アリールビニレン、ポリ(P−フェニレンスルフィ
    ド)、ポリ(P−フェニレン)、パラフェニレンビニレ
    ン、これらの共重合体、およびこれらの混合物のうちか
    ら選択されることを特徴とする請求項12に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記材料(17、17′)が、N−フ
    ェニルP−フェニレンジアミンとアミノナフタレンスル
    ホン酸の共重合体、アニリンとアミノナフタレンスルホ
    ン酸の共重合体、アニリンと3−(3−アミノベンジル
    オキシ)−1−プロパンスルホン酸の共重合体、アニリ
    ンと3−(2−アミノフェノキシ)−1−プロパンスル
    ホン酸の共重合体、アニリンと4−(2−アミノフェノ
    キシ)−1−ブタンスルホン酸の共重合体、アニリンと
    1−アミノ2、6−ビス(4−スルフォブトキシ)ベン
    ゼンの共重合体、およびこれらの混合物のうちから選択
    される自己ドープ共重合体であることを特徴とする請求
    項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記外部導体(16)をグランドに接
    続する手段(20)を含むことを特徴とする請求項1か
    ら14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ケーブル(11)と、該ケーブル(1
    1)からの干渉(12)から保護すべき装置(13)の
    入力部との間に配設されるコネクタ(10)の製造への
    請求項1から15のいずれか一項に記載の装置の適用。
  17. 【請求項17】 ケーブルの製造への請求項1から15
    のいずれか一項に記載の装置の適用。
JP9244145A 1996-09-09 1997-09-09 しきい値を超える電磁干渉に対して保護された電導線 Pending JPH10172351A (ja)

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