JPH10170269A - レーザレベル計 - Google Patents

レーザレベル計

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Publication number
JPH10170269A
JPH10170269A JP34447296A JP34447296A JPH10170269A JP H10170269 A JPH10170269 A JP H10170269A JP 34447296 A JP34447296 A JP 34447296A JP 34447296 A JP34447296 A JP 34447296A JP H10170269 A JPH10170269 A JP H10170269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
laser
level meter
laser level
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP34447296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Miyazaki
裕道 宮崎
Takahiro Kondo
高弘 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP34447296A priority Critical patent/JPH10170269A/ja
Publication of JPH10170269A publication Critical patent/JPH10170269A/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザレベル計に外部から振動が与えられた
場合における計測値エラーの発生を未然に防止すること
ができるようにする。 【解決手段】 レーザレベル計1において、検出手段5
1によってレーザレベル計本体4に加えられる振動の大
きさに応じたレベルの検出信号VKを出力し、検出信号
VKを基準電圧VRと電圧比較器52によってレベル比
較して振動の大きさが所定レベルを越えたか否かを判別
し、振動の大きさが所定レベルを越えた場合に振動の大
きさが所定レベルを越えたときから所定時間Wが経過す
るまでの間前記レーザレベル計の作動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を水平及
び鉛直に回転させることにより水平面及び鉛直面の基準
面をレーザ光で表示するようにしたレーザレベル計に関
する。
【0002】
【従来の技術】各種の測量又は建設現場での墨出し等の
ための水平及び鉛直基準面を与えるため、レーザ光を水
平及び鉛直に回転させることにより水平面及び鉛直面の
基準面をレーザ光で表示するようにした装置がレーザレ
ベル計(レーザ回転燈台)として知られている。この種
のレーザレベル計はまた、長期間に亙って少しづつ形状
変化する測定対象物の形状変化値を計測するためにも使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
計測を行う場合には形状変化以外の外的要因による計測
変化値の除去が必要となる。従来のレーザレベル計は内
部的に自動水準機能を有しており、静止状態にある場合
は常にレーザ光を基準面に保持する機能があるので、レ
ーザレベル計が静止状態にある場合にはその計測値は緩
やかな変化を示すものである。しかし、レーザレベル計
に外部から振動等の影響が与えられるとその基準面がラ
ンダムに振れてしまうため、レーザレベル計の設置場所
によっては振動等による計測値の誤差の問題が発生し、
正しい計測を行うことができなくなる場合があるという
問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、したがって、レーザレベ
ル計に外部から振動が与えられた場合における計測値エ
ラーの発生を未然に防止することができるようにしたレ
ーザレベル計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、レーザ光を所定の基準面に保持する
ようにしたレーザレベル計において、該レーザレベル計
に加えられる振動の大きさに応じたレベルの電気的信号
を出力するための検出手段と、該検出手段に応答し前記
振動の大きさが所定レベルを越えたか否かを判別する判
別手段と、該判別手段に応答し前記振動の大きさが前記
所定レベルを越えた場合に前記振動の大きさが前記所定
レベルを越えたときから所定時間が経過するまでの間前
記レーザレベル計の作動を停止するための停止制御手段
とを備えた点にある。
【0006】レーザレベル計に所定レベルより大きい振
動が加えられたことが検知手段からの出力に応答して判
別手段で判別されると、振動のレベルが所定レベルを越
えたときから所定時間だけレーザレベル計の作動を停止
するための停止制御が停止制御手段によって行われる。
この結果、上記所定レベル及び所定時間を適宜に設定す
れば、計測に悪影響を与えるような振動が発生した場合
にレーザの出力が所定時間停止し、レーザレベル計が正
常に作動できるようになってから再び作動を開始させ、
エラー値を削除して正常な計測値のみを得ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
によるレーザレベル計の実施の形態の一例を示すブロッ
ク図である。レーザレベル計1は、電源部2からスイッ
チ3を介して電力の供給を受けて作動するレーザレベル
計本体4を有しており、レーザレベル計本体4によって
レーザ光を回転出力させ、所定の水平面及び鉛直面をレ
ーザ光で表示することができる構成となっている。レー
ザレベル計本体4は自動水準機能を有しており、レーザ
レベル計本体4が静止状態にある場合にはそこから出力
されるレーザ光を基準面に保持することができる。上述
の如く作動するレーザレベル計本体4それ自体の構成は
公知であるから、ここではレーザレベル計本体4につい
てのこれ以上の詳しい説明は省略する。
【0008】外部からレーザレベル計本体4に振動が加
えられた場合に生じる誤計測値を削除することができる
ようにするため、レーザレベル計1は付加ユニット5を
備えている。レーザレベル計本体4に生じる振動の大き
さを電気的に検出するため付加ユニット5はレーザレベ
ル計本体4に固定された加速度センサ51を有し、加速
度センサ51からはレーザレベル計本体4に生じた振動
の振幅に応じたレベルの検出電圧VKが出力される。加
速度センサ51は例えばサーボ加速度計又はその他の公
知の構成の加速度計とすることができる。
【0009】加速度センサ51によって検出された振動
の大きさが所定レベルを越えたか否かを判別するため、
検出電圧VKは、+入力端子に所定の一定基準電圧VR
が入力されている電圧比較器52の−入力端子に入力さ
れており、一定基準電圧VRとレベル比較される。一定
基準電圧VRは、図示しない安定化直流電源から供給さ
れる一定直流電圧VSを可変抵抗器53によって分圧す
ることにより得られており、VK>VRとなった場合に
電圧比較器52の出力電圧VCのレベルが高レベル状態
となる構成である。すなわち、加速度センサ51によっ
て検出された振動の大きさが所定レベルを越えたか否か
が、電圧比較器52において検出電圧VKと一定基準電
圧VRとのレベルを比較することによって判別される。
【0010】電圧比較器52からの出力電圧VCはタイ
マ回路54に入力される。タイマ回路54は、本実施の
形態では、ワンショットマルチバイブレータとして構成
されており、出力電圧VCが低レベル状態から高レベル
状態に変化したことに応答して作動し、所定の時間Wだ
け高レベル状態となるパルス信号PSを出力する構成と
なっている。パルス信号PSはスイッチ3のオン、オフ
制御信号としてスイッチ3に印加されており、パルス信
号PSが高レベル状態となっている間だけスイッチ3を
オフにし、レーザレベル計本体4の作動を停止させる。
【0011】次に、図2を参照しながら付加ユニット5
の動作について詳しく説明する。図2(A)は検出電圧
VKのレベルの時間の経過に従う変化の様子を示したも
のである。図2(A)に示した例では、時間T=T1に
おいて検出電圧VKのレベルが一定基準電圧VRのレベ
ルLRより大きくなり、T=T2において検出電圧VK
のレベルが一定基準電圧VR以下となった場合が示され
ている。したがって、電圧比較器52の出力電圧VCの
レベルは図2(B)に示されるように、T1〜T2の間
だけ高レベルとなる。すなわち、タイマ回路54はT=
T1において出力電圧VCのレベルが立上がることに応
答してトリガされ、時間Wの一定パルス幅のパルス信号
PSを出力し、T=T3において出力電圧VCのレベル
が立下がることになる。
【0012】この結果、レーザレベル計本体4に所定レ
ベルより大きい振動が加えられると、これに応答してT
=T1から所定時間Wだけスイッチ3がオフ状態とされ
レーザレベル計本体4の作動が停止する。時間W経過後
のT=T3においてパルス信号PSが低レベルに戻ると
スイッチ3がオンとなり、レーザレベル計本体4が再び
作動を開始する。このように、付加ユニット5はレーザ
レベル計本体4に所定レベルを越える振動が加えられた
場合電源の供給を遮断してレーザレベル計本体4の作動
を停止させ誤計測が行われるのを防止し、自動水準機能
により作動が安定しこの振動による影響を受けずに計測
が可能となる時点T3においてレーザレベル計本体4へ
の電源供給を再開する構成である。したがって、振動に
よる計測値のエラーを未然に削除し、計測記録精度の向
上を図ることができる。
【0013】なお、検出電圧VKのレベルがどの値とな
ったときに出力電圧VCを出力してタイマ回路54をト
リガするかは、レーザレベル計本体4の特性により適宜
に定めることができ、各種の実験を行って最適値に決定
することができる。この場合、可変抵抗器53を調節す
ることによりレベルLRを簡単に所望の値とすることが
できる。また、パルス信号PSのパルス幅を定める時間
Wの設定についても、同様に、レーザレベル計本体4の
自動水準機能の能力に見合った最適の値に適宜設定すれ
ばよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、外部から
印加される振動の大きさを判別し、計測に支障をきたす
ような振動レベルに達した場合にレーザレベル計の作動
を停止させ、且つその作動停止が所定時間継続されるよ
うにしたので、振動により生じる誤計測を確実に防止す
ることができ、計測記録精度を著しく向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザレベル計の実施の形態の一
例を示すブロック図。
【図2】図1に示したレーザレベル計の動作を説明する
ための各部の信号の波形図。
【符号の説明】
1 レーザレベル計 2 電源部 3 スイッチ 4 レーザレベル計本体 5 付加ユニット 51 加速度センサ 52 電圧比較器 53 可変抵抗器 54 タイマ回路 PS パルス信号 VC 出力電圧 VK 検出電圧 VR 一定基準電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を所定の基準面に保持するよう
    にしたレーザレベル計において、 該レーザレベル計に加えられる振動の大きさに応じたレ
    ベルの電気的信号を出力するための検出手段と、 該検出手段に応答し前記振動の大きさが所定レベルを越
    えたか否かを判別する判別手段と、 該判別手段に応答し前記振動の大きさが前記所定レベル
    を越えた場合に前記振動の大きさが前記所定レベルを越
    えたときから所定時間が経過するまでの間前記レーザレ
    ベル計の作動を停止するための停止制御手段とを備えた
    ことを特徴とするレーザレベル計。
JP34447296A 1996-12-10 1996-12-10 レーザレベル計 Pending JPH10170269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34447296A JPH10170269A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 レーザレベル計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34447296A JPH10170269A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 レーザレベル計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10170269A true JPH10170269A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18369538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34447296A Pending JPH10170269A (ja) 1996-12-10 1996-12-10 レーザレベル計

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JP (1) JPH10170269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211873A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社トプコン 3次元測量装置及び3次元測量方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016211873A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社トプコン 3次元測量装置及び3次元測量方法

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