JPH10167749A - 延長棒の連結方法 - Google Patents
延長棒の連結方法Info
- Publication number
- JPH10167749A JPH10167749A JP33640696A JP33640696A JPH10167749A JP H10167749 A JPH10167749 A JP H10167749A JP 33640696 A JP33640696 A JP 33640696A JP 33640696 A JP33640696 A JP 33640696A JP H10167749 A JPH10167749 A JP H10167749A
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- Japan
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- taper
- pin
- rod
- tapered
- hole
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01486—Means for supporting, rotating or translating the preforms being formed, e.g. lathes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 種棒と延長棒の確実かつ同軸性を保った連
結。 【解決手段】 種棒5の上端にその中心軸線と同軸的に
テーパ軸51を形成し、この種棒に連結されるべき延長
棒3の下端には同じくその中心軸線に同軸的に、テーパ
軸51と同一のテーパを有し、根元直径がテーパ軸51
のそれよりわずかに小径のテーパ穴31を形成し、テー
パ穴31およびテーパ軸51にはともに軸線と直交する
方向に同一直径のピン通し孔32,52を穿設し、テー
パ軸51をテーパ穴31に嵌合した後、片面に適宜の勾
配を有するか、またはテーパを有する連結ピン41を両
ピン通し孔32,52に共通にこれが止まるまで差し通
すことを特徴とする延長棒の連結方法である。
結。 【解決手段】 種棒5の上端にその中心軸線と同軸的に
テーパ軸51を形成し、この種棒に連結されるべき延長
棒3の下端には同じくその中心軸線に同軸的に、テーパ
軸51と同一のテーパを有し、根元直径がテーパ軸51
のそれよりわずかに小径のテーパ穴31を形成し、テー
パ穴31およびテーパ軸51にはともに軸線と直交する
方向に同一直径のピン通し孔32,52を穿設し、テー
パ軸51をテーパ穴31に嵌合した後、片面に適宜の勾
配を有するか、またはテーパを有する連結ピン41を両
ピン通し孔32,52に共通にこれが止まるまで差し通
すことを特徴とする延長棒の連結方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ファイバ母材の
製造に際して、種棒とチャック部分との間に適用すべき
延長棒と種棒との連結方法に関するものである。
製造に際して、種棒とチャック部分との間に適用すべき
延長棒と種棒との連結方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2を参照して本願発明の背景を説明す
る。母材6をたとえばVAD法で製造する場合は、種棒
5をチャック2で掴んで中心軸線のまわりに回転させな
がら、スートの堆積生成にあわせて徐々に引き上げる作
業がおこなわれるが、初期の段階では種棒5をスートを
付着させるトーチの配置されるチャンバー内まで下げる
必要があるため、種棒5とチャック2との間に適宜の延
長棒3が用いられる。
る。母材6をたとえばVAD法で製造する場合は、種棒
5をチャック2で掴んで中心軸線のまわりに回転させな
がら、スートの堆積生成にあわせて徐々に引き上げる作
業がおこなわれるが、初期の段階では種棒5をスートを
付着させるトーチの配置されるチャンバー内まで下げる
必要があるため、種棒5とチャック2との間に適宜の延
長棒3が用いられる。
【0003】すなわちこの延長棒3は種棒5と同一の材
料からなり、種棒5と同軸的に延びるとともに確実に取
り付けられることが必要であり、従来は一方の端部にコ
の字形の切り込みが形成され、他方の端部をこのコの字
の切り込みの間に差し込んだ後に、両者に共通に連結ピ
ンを差し込む連結法が用いられている。
料からなり、種棒5と同軸的に延びるとともに確実に取
り付けられることが必要であり、従来は一方の端部にコ
の字形の切り込みが形成され、他方の端部をこのコの字
の切り込みの間に差し込んだ後に、両者に共通に連結ピ
ンを差し込む連結法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
の延長棒の連結方法によっては、種棒と延長棒との間に
ガタが大きく、時に両者の間に同軸性が確保できないこ
とがあるため、チャック部の回転によって、母材が半径
方向外方に振り回されるような重大な欠陥が生じるおそ
れがあった。
の延長棒の連結方法によっては、種棒と延長棒との間に
ガタが大きく、時に両者の間に同軸性が確保できないこ
とがあるため、チャック部の回転によって、母材が半径
方向外方に振り回されるような重大な欠陥が生じるおそ
れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、母材を下端に形成すべき種棒の
上端にその中心軸線と同軸的にテーパ軸を形成し、この
種棒に連結されるべき延長棒の下端には同じくその中心
軸線に同軸的に、前記テーパ軸と同一のテーパを有し、
根元直径が前記テーパ軸のそれよりわずかに小径のテー
パ穴を形成し、前記テーパ穴およびテーパ軸にはともに
軸線と直交する方向に同一直径のピン通し孔を穿設し、
前記テーパ軸を前記テーパ穴に嵌合した後、片面に適宜
の勾配を有する連結ピンを前記両ピン通し孔に共通にこ
れが止まるまで差し通すことを特徴とする延長棒の連結
方法である。
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、母材を下端に形成すべき種棒の
上端にその中心軸線と同軸的にテーパ軸を形成し、この
種棒に連結されるべき延長棒の下端には同じくその中心
軸線に同軸的に、前記テーパ軸と同一のテーパを有し、
根元直径が前記テーパ軸のそれよりわずかに小径のテー
パ穴を形成し、前記テーパ穴およびテーパ軸にはともに
軸線と直交する方向に同一直径のピン通し孔を穿設し、
前記テーパ軸を前記テーパ穴に嵌合した後、片面に適宜
の勾配を有する連結ピンを前記両ピン通し孔に共通にこ
れが止まるまで差し通すことを特徴とする延長棒の連結
方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1についてこの発明の連結方法
を説明する。まず種棒5の上端には適宜のテーパを有す
るテーパ軸51が種棒の中心軸線と同軸的に形成され
る。このガラス質の旋盤加工は比較的精度高く形成され
るものである。
を説明する。まず種棒5の上端には適宜のテーパを有す
るテーパ軸51が種棒の中心軸線と同軸的に形成され
る。このガラス質の旋盤加工は比較的精度高く形成され
るものである。
【0007】つぎに延長棒3の下端には、その中心軸線
と同軸的に、奥に向かって小径となるようなテーパを有
するテーパ穴31が形成される。このテーパ穴31の入
口径はテーパ軸51の相当位置の外径よりわずかに小径
に形成される。
と同軸的に、奥に向かって小径となるようなテーパを有
するテーパ穴31が形成される。このテーパ穴31の入
口径はテーパ軸51の相当位置の外径よりわずかに小径
に形成される。
【0008】しかしてテーパ軸51およびテーパ穴31
には共に、中心軸線に直交する方向に延びるピン通し孔
52と32が、テーパ穴31の入口、およびテーパ軸5
1のこの内径に相当する直径部分から測って同一の位置
に穿設される。
には共に、中心軸線に直交する方向に延びるピン通し孔
52と32が、テーパ穴31の入口、およびテーパ軸5
1のこの内径に相当する直径部分から測って同一の位置
に穿設される。
【0009】ただしこのテーパ穴31の入口径はテーパ
軸51の相当位置の直径よりわずかに小径に形成される
という条件のために、テーパ軸51をテーパ穴31に同
軸的に嵌合させるときには、ピン通し孔52の上縁52
Aはテーパ穴31のピン通し孔32の上縁よりわずかに
下方に、図示のeだけ下方、つまり穴の奥と反対側にく
るのである。
軸51の相当位置の直径よりわずかに小径に形成される
という条件のために、テーパ軸51をテーパ穴31に同
軸的に嵌合させるときには、ピン通し孔52の上縁52
Aはテーパ穴31のピン通し孔32の上縁よりわずかに
下方に、図示のeだけ下方、つまり穴の奥と反対側にく
るのである。
【0010】実際の連結作業においては、このようにテ
ーパ軸51をテーパ穴31に嵌めた後に、一面に適宜の
勾配を有する連結ピン41を、勾配側を下方にしてピン
通し孔32,52に共通に差し込む。このとき図示のよ
うにテーパ軸51のピン通し孔52の上縁52Aは連結
ピン41の上側によって支えられ、その連結ピン41の
下側、つまり勾配側はピン通し孔32の下縁によって支
えられる。
ーパ軸51をテーパ穴31に嵌めた後に、一面に適宜の
勾配を有する連結ピン41を、勾配側を下方にしてピン
通し孔32,52に共通に差し込む。このとき図示のよ
うにテーパ軸51のピン通し孔52の上縁52Aは連結
ピン41の上側によって支えられ、その連結ピン41の
下側、つまり勾配側はピン通し孔32の下縁によって支
えられる。
【0011】勾配ピンの代わりにテーパピンを使用して
ももちろんよい。
ももちろんよい。
【0012】
【発明の効果】この発明の連結の場合は、まずテーパ軸
51をテーパ穴31の中に止まるまで差し込むために、
種棒5と延長棒3との間に正確に同軸性が確保できる利
点があり、勾配ピンまたはテーパピンの連結によって、
両者の間をガタなく確実に連結できる効果がある。
51をテーパ穴31の中に止まるまで差し込むために、
種棒5と延長棒3との間に正確に同軸性が確保できる利
点があり、勾配ピンまたはテーパピンの連結によって、
両者の間をガタなく確実に連結できる効果がある。
【図1】この発明方法を実施した連結部を拡大して示す
側断面図である。
側断面図である。
【図2】母材をつける種棒と延長棒との関係を説明する
簡略側面図である。
簡略側面図である。
【符号の説明】 1 コラム 2 チャック 3 延長棒 31 テーパ穴 32 ピン通し孔 4 連結部 41 連結ピン 42 勾配部 5 種棒 51 テーパ軸 52 ピン通し孔 52A ピン通し孔上縁 6 母材
Claims (1)
- 【請求項1】 母材(6)を下端に形成すべき種棒
(5)の上端にその中心軸線と同軸的にテーパ軸(5
1)を形成し、この種棒(5)に連結されるべき延長棒
(3)の下端には同じくその中心軸線に同軸的に、前記
テーパ軸(51)と同一のテーパを有し、根元直径が前
記テーパ軸(51)のそれよりわずかに小径のテーパ穴
(31)を形成し、前記テーパ穴(31)およびテーパ
軸(51)にはともに軸線と直交する方向に同一直径の
ピン通し孔(32,52)を穿設し、前記テーパ軸(5
1)を前記テーパ穴(31)に嵌合した後、片面に適宜
の勾配を有する連結ピン(41)を前記両ピン通し孔
(32,52)に共通にこれが止まるまで差し通すこと
を特徴とする延長棒の連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33640696A JPH10167749A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 延長棒の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33640696A JPH10167749A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 延長棒の連結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167749A true JPH10167749A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18298812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33640696A Pending JPH10167749A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 延長棒の連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2716612A1 (en) * | 2012-10-05 | 2014-04-09 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Mechanism and method for hanging a glass optical fibre preform |
US10268007B2 (en) | 2015-12-15 | 2019-04-23 | Optomind Inc. | Optical transmitting device including first lens and reflector mounted to housing body and second lens mounted to housing cover |
US10409015B1 (en) | 2015-12-15 | 2019-09-10 | Optomind Inc. | Optical receiving device including focusing lens and reflector mounted to housing body and collimating lens mounted to housing cover |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP33640696A patent/JPH10167749A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2716612A1 (en) * | 2012-10-05 | 2014-04-09 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Mechanism and method for hanging a glass optical fibre preform |
US10268007B2 (en) | 2015-12-15 | 2019-04-23 | Optomind Inc. | Optical transmitting device including first lens and reflector mounted to housing body and second lens mounted to housing cover |
US10409015B1 (en) | 2015-12-15 | 2019-09-10 | Optomind Inc. | Optical receiving device including focusing lens and reflector mounted to housing body and collimating lens mounted to housing cover |
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