JPH10166691A - 応答装置及びその方法 - Google Patents

応答装置及びその方法

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JPH10166691A
JPH10166691A JP8332097A JP33209796A JPH10166691A JP H10166691 A JPH10166691 A JP H10166691A JP 8332097 A JP8332097 A JP 8332097A JP 33209796 A JP33209796 A JP 33209796A JP H10166691 A JPH10166691 A JP H10166691A
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JP
Japan
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JP8332097A
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English (en)
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Suretsushiyu Jieyachiyandoran
スレッシュ ジェヤチャンドラン
Seihan Wakai
聖範 若井
Arunaroora Suda
アルナ・ローラ 須田
Masayuki Takayama
誠之 高山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が応答に気付かなかった場合や、応答
に対応した行動をとれない場合であっても、問題を解決
することができる応答装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 応答装置に、プリンタにおけるエラース
テータスを取得する状況取得部71と、取得されたステ
ータスに基づいて、応答方法を決定する応答方法選択部
72と、決定された応答方法に基づいて応答情報を作成
する応答情報作成部73と、作成された応答情報を、決
定された応答方法に基づいて出力する応答情報出力部7
4と、応答先の状況を取得する応答先状況取得部77と
を具え、応答先の利用者が応答に対応できないと判断さ
れた場合に、再応答方法を決定し、決定された再応答方
法に基づいて、再応答情報を作成し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の状態変化や
イベントの発生などに応じて、それが起こった事を利用
者などに報せる応答装置及びその方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の技術の機能構成を表す図
の一例である。
【0003】同図において、プリンタやFAXなどのシ
ステム外部の機械の状況やシステム自身の状況が、状況
取得部11により取得される。取得された状況情報は、
応答内容選択部12で参照され、応答内容が選択され
る。そして、応答内容出力部13で、選択された応答内
容を出力する。
【0004】上記従来の技術の一例として、プリンタの
ステータスを利用者に表示する応答装置及びその方法を
説明する。
【0005】図2は、従来の技術の全体の処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【0006】図3は、従来の技術で参照される応答内容
定義情報の一例であり、プリンタの各ステータスについ
て、その意味と、応答される出力文字列とを定義する情
報である。
【0007】図4は、従来の技術における応答出力の一
例である。
【0008】この従来の技術を用いたシステムが起動さ
れると、まずステップS21で、応答内容定義情報が図
3のように初期化される。続いて、ステップS22で、
状況取得部11によりプリンタの状況を示すプリンタス
テータスが取得され、状況情報として格納される。続く
ステップS22で、応答内容選択部12により、状況情
報に格納されたステータスに対する出力文字列を、図3
の応答内容定義情報を参照して取得し、応答内容情報と
して格納する。応答内容出力部13では、上記で得られ
た応答内容情報を、図4のようにWindow表示し、再びス
テップS21に戻り、処理を繰り返す。
【0009】次に、従来の技術の別の例として、電子メ
ールの到着を利用者に知らせる応答装置及びその方法を
説明する。
【0010】図5は、従来の技術で参照される、電子メ
ールの各ステータスの意味と、応答されるBeepの定義を
表す応答内容定義情報の一例である。
【0011】状況取得部11により取得された上記ステ
ータスから、応答内容選択部12で対応するBeep ONかO
FFを指定した応答内容情報が取得され、応答内容出力部
13で、実際にBeepをONまたはOFF(無処理)される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の一例で示
したプリンタのステータスを利用者に表示する応答装置
及びその方法の場合には、プリンタのステータスを一方
的に利用者に表示するだけであり、利用者がその表示を
見ていてもいなくても関係がなかった。その為、本来な
らば利用者がその表示を見て理解し、何らかの行動をと
ることが期待されているのにも関わらず、利用者がその
応答を確認したかどうかがわからない為、何の行動もと
られないことがあった。例えば、会議用の資料を印刷し
ている途中で、用紙不足となることがある。その時、従
来の技術では「用紙がありません。」という応答を表示
している(図4)が、その応答を利用者が確認したかどう
かがわからないので、最悪の場合には会議の直前に資料
が印刷されていないことに気付くことになる。
【0013】また、従来の技術の別の例で示した電子メ
ールの到着を利用者に知らせる応答装置及びその方法の
場合にも、メールの到着を一方的に利用者に知らせるだ
けであり、利用者がその応答を確認してもしなくても関
係がなかった。その為、緊急のメールが到着したのにも
関わらず、利用者がメールの到着に気付かないことがあ
った。
【0014】このように、従来の技術では、応答した結
果、利用者がその応答を確認したかどうかを知ることが
できなかった為、重要な応答に利用者が気付かなくて
も、何の対策も行なうことができなかった。
【0015】また、従来の技術では、利用者が応答を確
認したり対応できる状況にないとしても、応答が行なわ
れる為、無駄な応答が発生して有効な対策が遅れること
があった。
【0016】本発明の目的は、このような従来の課題を
解決し、応答した結果、利用者がその応答を確認したか
どうかの状況を取得することで、利用者がその応答に気
付かなかった場合や、応答に対応した行動をとれない場
合であっても、あらためて別の方法で応答し直すこと
で、問題を回避することができる応答装置及びその方法
を提供することにある。
【0017】また本発明の別の目的は、このような従来
の課題を解決し、応答を行なう前に応答先の利用者が応
答を確認し対応できる状況にあるかどうか取得すること
で、無駄な応答を回避し有効な対策をとることができる
応答装置及びその方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の応答装置は、応答手順を決定する応答手順
決定手段と、決定された前記応答手順に基づいて、応答
情報を作成する応答情報作成手段と、作成された前記応
答情報を、決定された前記応答手順に基づいて出力する
応答情報出力手段と、応答先の状況を取得する応答先状
況取得手段と、該応答先状況取得手段により取得された
応答先の状況に基づいて、応答先の人物が応答に対応で
きるか否かを判断する判断手段とを有し、該判断手段に
より応答に対応できないと判断された場合に、前記応答
手順決定手段により再応答手順を決定し、該再応答手順
に基づいて、前記応答情報作成手段により再応答情報を
作成し、該再応答情報を前記応答情報出力手段により出
力することを特徴とする。
【0019】また、本発明の他の態様によれば、応答方
法に、応答手順を決定する応答手順決定工程と、決定さ
れた前記応答手順に基づいて、応答情報を作成する応答
情報作成工程と、作成された前記応答情報を、決定され
た前記応答手順に基づいて出力する応答情報出力工程
と、応答先の状況を取得する応答先状況取得工程と、該
応答先状況取得工程により取得された応答先の状況に基
づいて、応答先の人物が応答に対応できるか否かを判断
する判断工程とを有し、該判断工程により応答に対応で
きないと判断された場合に、前記応答手順決定工程によ
り再応答手順を決定し、該再応答手順に基づいて、前記
応答情報作成工程により再応答情報を作成し、該再応答
情報を前記応答情報出力工程により出力することを特徴
とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】〔実施の形態1〕本実施の形態1の特徴
は、状況−応答方法対応データを参照して、取得された
プリンタステータスに応じて、応答するかどうかを限定
し、応答内容を限定し、応答メディアを限定し、応答先
を限定し、応答のタイミングを限定する点に特徴がある
が、更に、利用者が応答を確認したかどうかの状況を取
得して、利用者がその応答に気付かなかった場合や、応
答に対応した行動をとれない場合であっても、あらため
て別の方法で応答し直す点にも特徴がある。また、状況
−応答方法対応データの状況は、1つ1つのステータス
である点に特徴がある。また、構成可能な応答メディア
のうち、メールを用いている点に特徴がある。
【0022】<システムの構成例>図6は、本実施の形
態の情報処理システムのハードウェア構成例を示すブロ
ック図である。
【0023】この情報処理システムは、中央演算処理装
置1と、中央演算処理装置1に接続した装置で構成され
る。中央演算処理装置1は、システムの各装置を制御す
るとともに、各種プログラムを実行する。出力装置2
は、本情報処理システムの処理結果などが出力される装
置であり、例えば、ディスプレイやプリンタなどであ
る。出力装置2は、出力装置自身の状況を表すステータ
ス2aを持ち、このステータスが、本情報処理システム
により取得・参照される。
【0024】入力装置3は、操作の指示などを入力する
装置であり、例えば、キーボードやポインティングデバ
イスなどである。記憶装置4は、ROMやRAMから成
り、本実施の形態の処理ステップ(中央演算処理装置1
の制御手順)のデータなどの情報を格納しており、記憶
装置4に格納されている情報が読み込まれて、中央演算
処理装置1により処理が実行される。
【0025】記憶装置4は、ステータスに対する応答内
容の定義を格納した応答内容定義情報格納部4aと、出
力装置2のステータス2aなどの取得された状況情報を
格納する状況情報格納部4bと、選択された応答方法を
格納する応答方法選択情報格納部4cと、作成された応
答内容の情報を格納する応答内容情報格納部4dと、出
力時の応答出力の情報を格納する応答出力情報格納部4
eと、外部記憶装置5からプログラムがロードされるプ
ログラムロード領域4fと、以前に取得された状況情報
を格納する以前の状況情報格納部4gと、応答が失敗し
た場合の再応答方法の限定方法の定義を格納した再応答
方法定義情報4hとを含む。
【0026】外部記憶装置5は、辞書などの大容量の情
報を格納できるハードディスクなどや、フロッピーディ
スクなどの携帯可能な記憶媒体を使用するものなどを含
む。外部記憶装置5は、ステータスに対する応答方法の
定義を格納した応答方法定義情報格納部5aと、後述す
る状況取得部71、応答方法選択部72、応答情報作成
部73、応答情報出力部74、応答結果評価部76の機
能を実現するための、状況取得モジュール5b、応答方
法選択モジュール5c、応答情報作成モジュール5d、
応答情報出力モジュール5e、応答結果評価モジュール
5gの各プログラム、応答が失敗した場合の再応答方法
の限定方法の定義を格納した再応答方法定義情報5hと
を含む。
【0027】<処理の構成>図7は、本発明の処理構成
を表す図の一例である。
【0028】プリンタやFAXなどのシステム外部の機
械の状況やシステム自身の状況は、状況取得部71によ
り取得される。取得された状況情報は応答方法選択部7
2で参照され、応答方法が選択される。続いて、応答情
報作成部73で、選択された応答方法に基づいて、適切
な表現方法で応答情報が作成される。さらに、応答情報
出力部74では、作成された応答情報を、選択された応
答方法に基づいて、応答先に出力する。
【0029】続いて、応答先状況取得部77により、利
用者がその応答を確認したかどうかの状況を取得され
る。そこで、応答が確認され、応答を終了しても良いと
判断された場合には一連の処理は終了するが、応答を続
行すべきと判断された場合には、再び応答方法選択部7
2により、再応答方法定義情報4hの定義にしたがっ
て、再応答方法が選択され、以前の応答と同様に、応答
情報の作成と出力、評価を実行していく。
【0030】以下、図7の各部について、その一例を詳
細に説明する。
【0031】図8は、本実施の形態の全体の処理の流れ
の一例を示すフローチャートである。
【0032】図9は、本実施の形態で参照される、プリ
ンタの各ステータスの意味と、応答するかどうか、応答
内容、応答メディア、応答先、応答タイミング、出力文
字列などの応答方法の定義を表す応答方法定義情報の一
例である。
【0033】本実施の形態を用いたシステムが起動され
ると、まずステップs81で応答方法定義情報が図9の
ように初期化され、ステップs82で変数BeforeState
が状況取得部71から取得され得ない値(例えば−1)に
初期化される。
【0034】続いて、ステップs83でプリンタの状況
を示すプリンタステータスが取得され、状況情報格納部
4bに格納される。ステップs84では、状況情報の変
数stateと変数BeforeStateが比較され、異なる場合には
ステップs85に進み、変数BeforeStateに変数stateが
格納され、変数BeforeTimeに現在の時刻が格納される。
【0035】次のステップs86では再応答回数が0に
初期化され、続くステップs87で、状況情報格納部4
bに格納されたステータスに対する応答方法を、図9の
応答方法定義情報を参照して取得し、応答方法選択情報
に格納する。ステップs88で、応答方法選択情報に応
答すると指定されているか否かを判定し、その結果、応
答すると指定されていないと判断された場合には、無処
理でステップs83に戻る。
【0036】更に、ステップs89で、応答方法選択情
報の応答タイミングが即時と指定されていないと判断さ
れた場合には、ステップs90に進む。そこで、指定さ
れた応答タイミングより、変数BeforeTimeに記憶されて
いる時刻から現在まで経過した時間が長くないと判断さ
れた場合、無処理で状況取得部s83に戻る。一方、ス
テップs89で、指定された応答タイミングが即時と判
断された場合、及びステップs90で、指定された応答
タイミングより、経過した時間が長いと判断された場合
は、ステップs91に進む。
【0037】ステップs91では、応答情報作成部73
により、応答方法選択情報にしたがって、選択されたメ
ディアに適切な表現方法で応答情報が作成され、応答内
容情報格納部4dに格納する。ステップs91では、応
答情報出力部74により、作成された応答内容情報を選
択されたメディアに出力する。
【0038】続くステップs93では、利用者が上記の
応答を確認したかどうかの状況を取得し、利用者がその
応答に気付かなかったり、応答に対応した行動をとれな
いかどうかチェックすることで、応答を終了すべきかど
うか決定し、続くステップs94で、応答を終了すべき
と判断された場合には、無処理でステップs83に戻
る。
【0039】次のステップs95では、再応答回数が1
加算され、再びステップs87に戻り、再応答方法を図
22、図23の再応答方法定義情報を参照して取得し、
応答方法選択情報に格納し、ステップs86以降の処理
を繰り返す。
【0040】ここで、ステップs83で、「上段カート
リッジ用紙無し」のステータス=11が取得された場合
について説明する。前述したように、本実施形態のシス
テムが初めて起動された時に、本実施形態で用いられる
各種データが初期化される。そこで、今回取得されたス
テータスと、変数BeforeStateに格納されている値は必
ず異なるので、ステップs83ではstate≠BeforeState
と判断され、ステップs84に進み、BeforeStateに
「上段カートリッジ用紙無し」のステータス=11が格
納され、BeforeTimeに現在の時刻(例えば9時30分)
が格納される。
【0041】続いて、ステップs87で、図9のステー
タス=11に対応する応答方法を取得すると、応答する
と指定されており、応答タイミングは「即時」と指定さ
れているので、ステップs91に進む。ステップs91
では、応答メディアはWindow& Beepと指定されているの
で、Window & Beep用応答情報を作成し、ステップs9
2で、Window & Beep用応答情報を出力する。続くステ
ップs93で、応答先の利用者が応答を確認し、応答を
終了すべきと判断された場合、無処理でステップs83
に戻り、応答を続行すべきと判断された場合、ステップ
s95で再応答回数を1加算した後、ステップs83に
戻り、処理を繰り返す。
【0042】次に、ステップs83で、「上段カートリ
ッジOUT」のステータス=10が取得された場合につ
いて説明する。ここで、変数BeforeStateには上記のス
テータス=11が格納されていたとすると、ステップs
84ではstate≠BeforeStateと判断され、ステップs8
5に進み、BeforeStateに「上段カートリッジOUT」
のステータス=10が格納され、BeforeTimeに現在の時
刻(例えば9時45分)が格納され、再応答回数が初期
化される。続いて、ステップs87で図9のステータス
=10に対応する応答方法を取得すると、応答すると指
定されていないので、無処理でステップs83に戻る。
【0043】次に、ステップs83で、「トナー残り1
0%」のステータス=33が取得された場合について説
明する。ここで、変数BeforeStateには上記のステータ
ス=10が格納されていたとすると、ステップs84で
はstate≠BeforeStateと判断され、ステップs84に進
み、BeforeStateに「トナー残り10%」のステータス
=33が格納され、BeforeTimeに現在の時刻(例えば1
0時00分)が格納される。続いて、ステップs87
で、図9のステータス=33に対応する応答方法を取得
すると、応答すると指定されており、応答タイミングは
「5分後」と指定されているので、ステップs90に進
む。ステップs90では、現在の時刻と変数BeforeTime
に格納されている時刻とを比較することで、「トナー残
り10%」のステータス=33になってから、どのくら
いの時間が経過したかを取得し、その経過時間と指定さ
れている時間とを比較するが、この時点では指定時間に
満たないので、無処理でステップs83に戻る。
【0044】更に、上記から10分後にステップs83
で、「トナー残り10%」のステータス=33が取得さ
れた場合について説明する。ここで、変数BeforeState
には上記のステータス=33が格納されているので、ス
テップs83ではstate=BeforeStateと判断され、ステ
ップs87に進む。ステップs87では、図9のステー
タス=33に対応する応答方法を取得すると、応答する
と指定されており、応答タイミングは「5分後」と指定
されているので、ステップs90に進む。ステップs9
0では、現在の時刻(10時10分)と変数BeforeTime
に格納されている時刻とを比較すると、指定されている
応答タイミング「5分後」より経過しているので、ステッ
プs91に進む。また、応答メディアはメールが指定さ
れているので、メール用応答情報を作成し、ステップs
92でメール用応答情報を出力する。続くステップs9
4で、応答結果が成功と評価された場合、無処理でステ
ップs83に戻り、失敗と評価された場合、ステップs
95で再応答回数を1加算した後、ステップs83に戻
り、処理を繰り返す。
【0045】次に、状況取得部s1で、「上段カートリ
ッジOUT」のステータス=10が取得された場合につ
いて説明する。ここで、変数BeforeStateには上記のス
テータス=11が格納されていたとすると、ステップs
83ではstate≠BeforeStateと判断され、ステップs8
4に進み、BeforeStateに「上段カートリッジOUT」
のステータス=10が格納され、BeforeTimeに現在の時
刻(例えば9時45分)が格納される。続いて、応答方
法限定部s2で図9のステータス=10に対応する応答
方法を取得すると、応答すると指定されていないので、
無処理で状況取得部s1に戻る。
【0046】次に、状況取得部s1で、「トナー残り1
0%」のステータス=33が取得された場合について説
明する。ここで、変数BeforeStateには上記のステータ
ス=10が格納されていたとすると、ステップs83で
はstate≠BeforeStateと判断され、ステップs84に進
み、BeforeStateに「トナー残り10%」のステータス
=33が格納され、BeforeTimeに現在の時刻(例えば1
0時00分)が格納される。続いて、応答方法限定部s
2で図9のステータス=33に対応する応答方法を取得
すると、応答すると指定されており、応答タイミングは
「5分後」と指定されているので、ステップs88に進
む。ステップs88では、現在の時間と変数BeforeTime
に格納されている時間とを比較することで、「トナー残
り10%」のステータス=33になってから、どのくら
いの時間が経過したかを取得し、その経過時間と指定さ
れている時間とを比較するが、この時点では指定時間に
満たないので、無処理で状況取得部s1に戻る。
【0047】更に、上記から10分後にステップs83
で、「トナー残り10%」のステータス=33が取得さ
れた場合について説明する。ここで、変数BeforeState
には上記のステータス=33が格納されているので、ス
テップs84ではstate=BeforeStateと判断され、ステ
ップs87に進む。ステップs87では、図9のステー
タス=33に対応する応答方法を取得すると、応答する
と指定されており、応答タイミングは「5分後」と指定
されているので、ステップs90に進む。ステップs9
0では、現在の時刻(10時10分)と変数BeforeTime
に格納されている時刻とを比較すると、指定されている
応答タイミング「5分後」より経過しているので、ステッ
プs91に進む。
【0048】また、応答メディアはメールが指定されて
いるので、s91、s92を実行する。続くステップs
93で、応答先の利用者が応答を確認し、応答を終了す
べきと判断された場合、無処理で状況取得部s1に戻
り、応答を続行すべきと判断された場合、ステップs9
0で再応答回数を1加算した後、s87に戻り、処理を
繰り返す。
【0049】(状況取得部71)図10は、本実施の形
態の状況取得部の処理の流れの一例を示すフローチャー
トである。
【0050】図11は、本実施の形態の状況取得部の処
理の結果出力される、状況情報の一例である。
【0051】状況取得部71が起動されると、まずステ
ップs101で、出力装置2のステータス2aが変数st
ateに格納される。続いて、ステップs102で、変数s
tateが、図9で定義された有効なステータスかどうかチ
ェックされ、有効なステータスの場合、この変数state
を状況情報として返して終了する。一方、有効なステー
タスでない場合は、ステップs103に進み、変数stat
eに「その他のエラー」のステータスを格納し、同じく
変数stateを状況情報として返して終了する。
【0052】ここで、出力装置2のステータス2aが
「上段カートリッジ用紙無し」のステータス=11であ
った場合、図9に定義された有効なステータスなので、
そのステータス=11を状況情報として返して終了す
る。しかし、ステータス2aが不正な値=99であった
場合、ステップs103に進み、「その他のエラー」の
ステータス=9を格納して、同じくそのステータス=9
を状況情報として返して、終了する。
【0053】(応答方法選択部72)図12は、本実施
の形態の応答方法選択部の処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【0054】図13は、本実施の形態の応答方法選択部
の処理の結果出力される、応答方法限定情報の一例であ
る。
【0055】応答方法選択部72が起動されると、まず
ステップs121で再応答回数がチェックされ、再応答
回数が0以外の場合には、ステップs122の再応答方
法選択処理が実行され、再応答方法が選択されて終了す
る。
【0056】一方、再応答回数が0の場合には、ステッ
プs123に進み、再応答方法定義情報が図24のよう
に初期化され、ステップs124で変数sentenceに、状
況取得部s1で取得された状況情報の変数stateに対応
する出力文字列が、図9の応答方法定義情報を参照して
格納される。続く、ステップs125では変数sentence
に格納された文字列が、有効な文字列かどうかチェック
され、無効な場合にはステップs126に進み、変数se
ntenceの内容を置き換える。
【0057】ステップs127では、変数execに、ステ
ップs124で取得された状況情報の変数stateに対応
する応答すべきかどうかの指定が、図9の応答方法定義
情報を参照して格納される。続く、ステップs128で
は変数execが応答すると指定されているかどうかチェッ
クされ、応答すると指定されていない場合、〔応答しな
い〕という戻り値を返して終了する。
【0058】ステップs129では、変数timing, cont
ents, media, directに、状況取得部71で取得された
状況情報の変数stateに対応する応答タイミング、応答
内容、応答メディア、応答先の指定が、図9の応答方法
定義情報を参照して格納され、〔応答する〕という戻り
値を返して終了する。
【0059】ここで、状況取得部71で取得された状況
情報の変数stateが「上段カートリッジ用紙無し」のス
テータス=11の場合、図9で定義された有効な出力文
字列なので、応答方法選択情報の変数sentenceにその出
力文字列“用紙が少なくなりました。”が格納される
(図16の16e)。しかし、状況情報の変数stateが
「プリンタバッファ異常」のステータス=3の場合、出
力文字列が無効なので、文字列“「エラーNO=stat
e」のエラーです。”の文字列stateの部分を実際の変数
stateの値で置き換えた文字列“「エラーNO=3」の
エラーです。”が応答方法選択情報の変数sentenceに格
納される(図17の17e)。
【0060】また、状況取得部71で取得された状況情
報の変数stateが「上段カートリッジ用紙無し」のステ
ータス=11の場合、応答すると指定されているので、
その他の応答方法の指定を取得した後、〔応答する〕と
いう戻り値を返して終了する。しかし、状況情報の変数
stateが「上段カートリッジOUT」のステータス=1
0の場合、応答しないと指定されているので、〔応答し
ない〕 という戻り値を返して終了する。
【0061】(応答情報作成部73)図14は、本実施
の形態の応答情報作成部の処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【0062】図15は、本実施の形態の応答情報作成部
で参照される、メール応答内容情報作成用情報である。
メール応答内容作成用情報には、作成される応答内容を
構成するそれぞれの部分に決まった文字列が対応して定
義されている。
【0063】図16は、本実施の形態の応答情報作成部
で作成される、応答内容情報の一例であり、図9の応答
方法定義情報でステータスに対する応答者として利用者
が指定されている場合の、応答内容情報の例である。
【0064】図17は、本実施の形態の応答情報作成部
で作成される、応答内容情報の一例であり、図9の応答
方法定義情報でステータスに対する応答者として助手が
指定されている場合の、応答内容情報の例である。
【0065】応答情報作成部73が起動されると、まず
ステップs141で応答内容情報が空白文字列に初期化
され、ステップs142で応答内容情報に「書き出し
文」に対応する文字列が、図15の応答内容作成用情報
を参照して追加される(図16の16a、図17の17
a)。
【0066】続いて、ステップs143では、応答方法
選択部72で選択された応答方法選択情報の変数conten
tsに格納された応答内容の指定を参照して、分岐する。
応答内容が重要と指定されている場合にはステップs1
44に進み、「重要表現文」に対応する文字列が応答内
容情報に追加され、応答内容が緊急と指定されている場
合にはステップs145に進み、「緊急表現文」に対応
する文字列が応答内容情報に追加され、通常と指定され
ている場合には何もせずに、ステップs146に進む。
【0067】続いて、ステップs146では、応答方法
選択部72で選択された応答方法選択情報の変数direct
に格納された応答先の指定を参照して、分岐する。応答
先が助手と指定されている場合には、ステップs147
に進み、「助手応答文」に対応する文字列が応答内容情
報に追加され、管理者と指定されている場合には、ステ
ップs148に進み、「管理者応答文」に対応する文字
列が応答内容情報に追加され(図17の17c)、利用
者と指定されている場合には、何もせずにステップs1
49に進む。
【0068】続いて、ステップs149で、応答内容情
報に「通知文」に対応する文字列が、図15の応答内容
作成用情報を参照して追加される(図16の16d、図
17の17d)。
【0069】続いて、ステップs150で、応答内容情
報に、応答方法選択部72で格納された応答方法選択情
報の変数sentenceの情報が追加される(図16の16
e、図17の17e)。
【0070】続いて、ステップs151では、応答内容
情報に「書き終り文」に対応する文字列が、図15の応
答内容作成用情報を参照して追加され(図16の16
f、図17の17f)、応答内容情報を返して終了す
る。
【0071】ここで、例として、状況取得部71から返
されたステータスが、「上段カートリッジ用紙残り10
%」のステータス=13の場合について説明する。この
場合、応答方法選択部72で選択される応答方法選択情
報の、変数contentsで指定される応答内容は「通常」で
あり、変数directで指定される応答先は「利用者」であ
る。よって、ステップs143でも、ステップs146
でも、応答内容情報に文字列が追加されない。続いて、
変数sentenceの情報「用紙が少なくなりました。」が応
答内容情報に追加される(図16の16e)。このよう
な処理の結果、図16に示すような応答内容情報が作成
される。
【0072】次に、別の例として、状況取得部71から
返されたステータスが、「トナー残り10%」のステー
タス=33の場合について説明する。この場合、応答方
法選択部72で選択される応答方法選択情報において、
変数contentsで指定される応答内容は「通常」であり、
変数directで指定される応答先は「助手」である。よっ
て、ステップs143では応答内容情報に文字列が追加
されないが、ステップs146では応答内容情報に助手
応答文に対応する文字列「居室入り口近くのプリンタ
に、」が追加される(図17の17c)。続いて、変数se
ntenceの情報「トナーが少なくなりました。」が応答内
容情報に追加される(図17の17e)。このような処
理の結果、図17に示すような応答内容情報が作成され
る。
【0073】(応答情報出力部74)図18は、本実施
の形態の応答情報出力部の処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【0074】図19は、本実施の形態の応答情報出力部
で参照される、応答出力情報作成用情報である。応答出
力情報作成用の表には、出力されるメールを構成するそ
れぞれの部分に決まった文字列が対応して定義されてい
る。
【0075】図20は、本実施の形態の応答情報出力部
で作成・出力される、応答出力情報の一例である。
【0076】応答情報出力部74が起動されると、まず
ステップs181で応答出力情報が空白文字列で初期化
され、ステップs182で応答出力情報に「Mailヘッダ
文」に対応する文字列が、図19の応答出力情報作成用
情報を参照して追加される(図20の20a)。
【0077】続いて、ステップs183では、応答方法
選択部72で選択された応答方法選択情報の変数direct
に格納された応答先の指定を参照して、分岐する。応答
先が、助手と指定されている場合にはステップs184
に進み「Mail助手文」に対応する文字列が、管理者と指
定されている場合にはステップs185に進み「Mail管
理者文」に対応する文字列が、利用者と指定されている
場合にはステップs186に進み「Mail利用者文」が応
答内容情報に追加される(図20の20b)。
【0078】続いて、ステップs187で、応答情報作
成部73から返された応答内容情報が、応答出力情報に
追加され(図20の20c)、ステップs188で応答
出力情報に「Mailフッタ文」に対応する文字列が、図1
9の応答出力情報作成用情報を参照して追加される(図
20の20d)。
【0079】更に、ステップs189で、上記手順で作
成された応答出力情報を、電子メールで送信される。
【0080】ここで、例として、状況取得部71から返
されたステータスが、「トナー残り10%」のステータ
ス=33の場合について説明する。この場合、応答方法
選択部72で選択される応答方法選択情報において、変
数directで指定される応答先は「助手」である。よっ
て、ステップs183では応答内容情報に「Mail助手
文」に対応する文字列「To: 助手 太郎 <joshu@xxx.yy
y.co.jp>」が追加される(図20の20b)。続いて、ス
テップs187では、応答内容作成部73で作成された
応答内容情報が追加される(図20の20c)。更に、ス
テップs188で、「Mailフッタ文」が追加されること
で、図20のような応答出力情報が作成され、ステップ
s189で実際に電子メールで送信されて、終了する。
【0081】(再応答方法選択処理)図21は、本実施
の形態の再応答方法選択処理の流れの一例を示すフロー
チャートである。
【0082】図22は、本実施の形態の再応答方法選択
処理で参照、更新される再応答方法定義情報の初期状態
の定義を表わす一例である。
【0083】図23は、本実施の形態の再応答方法選択
処理で参照、更新される再応答方法定義情報の更新され
た後を表わす一例である。
【0084】ステップs122の再応答方法選択処理が
起動されると、まずステップs261で、今回行なわれ
た応答の応答方法選択情報の変数contents, media, dir
ectに対応する、再応答方法定義情報4hの項目が無効
化される(図23)。
【0085】その結果、ステップs262で変数direct
に対応する優先応答先が有効かどうか判断され、有効な
場合ステップs265に進み、無効な場合ステップs2
63に進む。
【0086】ステップs263では、変数directに再応
答方法定義情報4hの先頭の有効な優先応答先が格納さ
れ、続くステップs264で変数directが有効かどうか
判断され、有効な場合ステップs265に進み、無効な
場合〔応答しない〕として終了する。つまり、再応答方
法定義情報4hで定義された全ての応答方法を試した結
果、いずれの方法でも応答結果が失敗の場合には、それ
以上の応答は試みず、再応答が不可能だと判断してい
る。
【0087】ステップs265では、変数mediaに再応
答方法定義情報4hの変数directに対応する先頭の有効
な利用可能メディアが格納され、〔応答する〕として終
了する。
【0088】ここで、応答先=「助手」、利用メディア
=「メール」で応答した結果が失敗した場合の再応答方
法選択処理について説明する。再応答方法選択処理の起
動直後の、再応答方法定義情報4hは図22に示される
ようにすべて有効な値で初期化されている。ステップs
261が実行されると、再応答方法定義情報4hのう
ち、今回行なった応答の応答先と利用メディアの組み合
わせが無効化される(図25)。すると、再応答方法定義
情報4hの優先応答先=「助手」の定義はまだ有効なの
で、変数directは「助手」のままで変わらず、変数medi
aは再応答方法定義情報4hの優先応答先=「助手」に
対応する先頭の有効な利用可能メディアである「ポケベ
ル」が格納され、〔応答する〕として終了する。
【0089】更に、再応答とその失敗が繰り返され、優
先応答先=「助手」に対する全ての利用可能メディアが
無効化されると、優先応答先=「助手」自体が無効化さ
れるので、変数directには再応答方法定義情報4hの先
頭の有効な優先応答先である「利用者」が格納され、変
数mediaには対応する利用可能メディアである「メー
ル」が格納され、〔応答する〕として終了する。
【0090】更に、再応答とその失敗が繰り返され、全
ての最優先応答先と利用可能メディアの組み合わせが無
効化されると、再応答される組み合わせが見つからない
ので、〔応答しない〕として終了する。
【0091】以上、この例ではcontentsに関しては、再
応答定義情報4hに定義されていないので、起動時の値
がそのまま返される。
【0092】(応答先状況取得部77)図24は、本実
施の形態の応答先状況取得部の処理の流れの一例を示す
フローチャートである。
【0093】図25は、本実施の形態の応答先状況取得
部で評価される、送られてきたメールの一例である。
【0094】応答先状況取得部77が起動されると、ま
ずステップs291で現在の時刻が変数BeforeTimeに格
納される。続くステップs292では、利用者からメー
ルが送られてきたかどうかがチェックされ、メールが送
られてきていればステップs293に進み、送られてき
ていなければステップs294に進む。
【0095】ステップs293では、送られてきたメー
ルのSubjectの部分30aを参照することで、応答先状
況取得部77の評価対象のメールかどうかが判断され
る。この例で示したフローチャートでは、単純にSubjec
t: 以降の文字列が「Re:Printer Status」と同じかどう
かだけがチェックされ、同じ場合、評価対象のメールと
判断してステップs295に進み、異なる場合評価対象
外のメールと判断してステップs294に進む。
【0096】ステップs294では、変数BeforeTimeに
格納された時間と現在の時刻が比較され、応答を行なっ
てから一定時間が経過したかどうかがチェックされる。
その結果、一定時間が経過していれば〔応答続行〕と判
断して終了し、一定時間がまだ経過していなければステ
ップs292に戻り、チェックが繰り返される。
【0097】続いて、ステップs295では、送られて
きたメールからKeyword(「対応します」)を抽出し、
続くステップs296でKeywordがあれば〔応答終了〕
と判断して終了し、Keywordがなければ〔応答続行〕と
判断して終了する。
【0098】ここで、応答情報出力部74で出力した図
20のようなメールの応答に対して、図25のようなメ
ールが送られてきた場合について説明する。応答情報出
力部74で出力した時刻を17時45分15秒とする
と、その時刻がステップs291で変数BeforeTimeに格
納される。ステップs292では返信があったので、ス
テップs293に進みsubjectの部分が参照される。そ
の結果、subjectは「Re:Printer Status」と等しい(図
30の30a)ので、ステップs295に進む。ステッ
プs295でKeywordを抽出した結果、図30の30d
の部分に存在するので、ステップs296でKeywordあ
りと判断して、〔応答終了〕で終了する。
【0099】また、上記と同じ応答に対して、メールが
全く送られてこなかった場合について説明する。する
と、ステップs292で返信が無いと判断して、ステッ
プs294に進み応答してからどのくらいの時間が経過
したかがチェックされる。その結果、一定時間、例えば
この例では5分間経過していないかがチェックされ、経
過していなければ再びステップs292に戻りメールが
送られてきたかどうかがチェックされる。もし、5分以
上経過していたならば、利用者は応答に気付かなかった
か、応答に対応する余裕がなかったものと判断して、
〔応答続行〕で終了する。
【0100】あるいは、図25のメールとは異なり、
「対応できません」というメールが送られてきた場合に
も、Keywordが存在しないので、やはり〔応答続行〕で
終了する。
【0101】〔実施の形態2〕本実施の形態2の特徴
は、状況−応答方法対応データを参照して、取得された
プリンタステータスに応じて、応答するかどうかを限定
し、応答内容を限定し、応答メディアを限定し、応答先
を限定し、応答のタイミングを限定する点に特徴がある
が、応答を行なう前に応答先の利用者が応答を確認し対
応できる状況にあるかどうか取得することで、無駄な応
答を回避し有効な対策をとることができる点にも特徴が
ある。また、状況−応答方法対応データの状況は、1つ
1つのステータスである点に特徴がある。また、構成可
能な応答メディアのうち、メールを用いている点に特徴
がある。
【0102】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インターフェイス機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置に適用してもよい。
【0103】また、前述した実施機形態の機能を実現す
るように各種デバイスを動作させることを目的として、
該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内の
コンピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを供給し、該供給された
プログラムにしたがって、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)により、前記各
種デバイスを動作させることによって実施したものも、
本願発明の範疇に含まれる。またこの場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形
態の機能を実現することになり、そのプログラムコード
自体、そのプログラムコードをコンピュータに供給する
手段、例えばかかるプログラムコードを記憶した記憶媒
体は、本発明を構成することになる。かかるプログラム
コードを供給する為の記憶媒体としては、例えば、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0104】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)、あるいは他のアプリケーショ
ンソフトなどと協働して前述の実施形態の機能が実現さ
れる場合にも、かかるプログラムコードは本願発明の実
施形態に含まれることは言うまでもない。
【0105】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0106】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図6のシステム構成図に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
状況取得モジュール、応答方法選択モジュール、応答情
報作成モジュール、応答情報出力モジュール、応答結果
評価モジュール及び入出力制御モジュールの各モジュー
ルのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
応答した結果、問題が解決したかどうか評価すること
で、利用者がその応答に気付かなかった場合や、応答に
対応した行動をとれない場合であっても、あらためて別
の方法で応答し直すことで、問題を解決することができ
る。
【0108】また、本発明によれば、再応答を行なう前
に応答先の利用者からの返答を確認し、対応できる状況
にあるかどうか取得することで、無駄な応答を回避し有
効な対策をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術の機能構成の一例を表す図である。
【図2】従来の技術の全体の処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図3】プリンタの各ステータスの意味と、応答される
出力文字列の定義を表す応答内容定義情報の一例を表す
図である。
【図4】従来の技術における応答出力の一例を表す図で
ある。
【図5】電子メールの各ステータスの意味と、応答され
るBeepの定義を表す応答内容定義情報の一例を示す図で
ある。
【図6】実施の形態の情報処理システムのハードウェア
構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態の機能構成の一例を表す図である。
【図8】実施の形態の全体の処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図9】応答方法定義情報の一例を示す図である。
【図10】実施の形態の状況取得部の処理の流れの一例
を示すフローチャートである。
【図11】実施の形態における状況情報の一例を示す図
である。
【図12】実施の形態の応答方法選択部の処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態における応答方法選択情報の一例
を示す図である。
【図14】実施の形態の応答情報作成部の処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【図15】実施の形態における応答内容情報作成用情報
を示す図である。
【図16】実施の形態における応答内容情報の一例を示
す図である。
【図17】実施の形態における応答内容情報の一例を示
す図である。
【図18】実施の形態の応答情報出力部の処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【図19】実施の形態における応答出力情報作成用情報
を示す図である。
【図20】実施の形態における応答出力情報の一例を示
す図である。
【図21】本実施の形態の再応答方法選択処理の流れの
一例を示すフローチャートである。
【図22】再応答方法定義情報の初期状態の定義の一例
を表わす図である。
【図23】更新後の再応答方法定義情報の一例を表わす
図である。
【図24】本実施の形態の応答先状況取得部の処理の流
れの一例を示すフローチャートである。
【図25】応答先状況取得部で評価される、送られてき
たメールの一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 誠之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応答手順を決定する応答手順決定手段
    と、 決定された前記応答手順に基づいて、応答情報を作成す
    る応答情報作成手段と、 作成された前記応答情報を、決定された前記応答手順に
    基づいて出力する応答情報出力手段と、 応答先の状況を取得する応答先状況取得手段と、 該応答先状況取得手段により取得された応答先の状況に
    基づいて、応答先の人物が応答に対応できるか否かを判
    断する判断手段とを有し、 該判断手段により応答に対応できないと判断された場合
    に、前記応答手順決定手段により再応答手順を決定し、
    該再応答手順に基づいて、前記応答情報作成手段により
    再応答情報を作成し、該再応答情報を前記応答情報出力
    手段により出力することを特徴とする応答装置。
  2. 【請求項2】 装置状況を取得する装置状況取得手段を
    有し、前記応答手順決定手段が、取得された前記装置状
    況に基づいて応答手順を決定することを特徴とする請求
    項1に記載の応答装置。
  3. 【請求項3】 前記応答手順決定手段が、利用可能な複
    数の応答手順の中から応答手順を選択して決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の応答装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段が、前記応答情報出力後の
    応答先からの返答に基づいて、応答に対応できるか否か
    を判断することを特徴とする請求項1に記載の応答装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段が、前記返答が、前記応答
    情報出力後所定時間以内にあるか否かに基づいて、応答
    に対応できるか否かを判断することを特徴とする請求項
    4に記載の応答装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段が、前記返答内容に、応答
    に対応できる旨の記載があるか否かに基づいて、応答に
    対応できるか否かを判断することを特徴とする請求項4
    に記載の応答装置。
  7. 【請求項7】 前記応答手順決定手段が、前記再応答手
    順として、応答に失敗した応答手順以外の応答手順を決
    定することを特徴とする請求項1に記載の応答装置。
  8. 【請求項8】 応答手順を決定する応答手順決定工程
    と、 決定された前記応答手順に基づいて、応答情報を作成す
    る応答情報作成工程と、 作成された前記応答情報を、決定された前記応答手順に
    基づいて出力する応答情報出力工程と、 応答先の状況を取得する応答先状況取得工程と、 該応答先状況取得工程により取得された応答先の状況に
    基づいて、応答先の人物が応答に対応できるか否かを判
    断する判断工程とを有し、 該判断工程により応答に対応できないと判断された場合
    に、前記応答手順決定工程により再応答手順を決定し、
    該再応答手順に基づいて、前記応答情報作成工程により
    再応答情報を作成し、該再応答情報を前記応答情報出力
    工程により出力することを特徴とする応答方法。
  9. 【請求項9】 装置状況を取得する装置状況取得工程を
    有し、前記応答手順決定工程では、取得された前記装置
    状況に基づいて応答手順を決定することを特徴とする請
    求項8に記載の応答方法。
  10. 【請求項10】 前記応答手順決定工程では、利用可能
    な複数の応答手順の中から応答手順を選択して決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の応答方法。
  11. 【請求項11】 前記応答結果判断工程では、前記応答
    情報出力後の応答先からの返答に基づいて、応答に対応
    できるか否かを判断することを特徴とする請求項8に記
    載の応答方法。
  12. 【請求項12】 前記判断工程では、前記返答が、前記
    応答情報出力後所定時間以内にあるか否かに基づいて、
    応答に対応できるか否かを判断することを特徴とする請
    求項11に記載の応答方法。
  13. 【請求項13】 前記判断工程では、前記返答内容に、
    応答に対応できる旨の記載があるか否かに基づいて、応
    答に対応できるか否かを判断することを特徴とする請求
    項11に記載の応答方法。
  14. 【請求項14】 前記応答手順決定工程では、前記再応
    答手順として、応答に失敗した応答手順以外の応答手順
    を決定することを特徴とする請求項8に記載の応答方
    法。
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