JPH10164800A - 発電機の冷却水系統 - Google Patents

発電機の冷却水系統

Info

Publication number
JPH10164800A
JPH10164800A JP31447396A JP31447396A JPH10164800A JP H10164800 A JPH10164800 A JP H10164800A JP 31447396 A JP31447396 A JP 31447396A JP 31447396 A JP31447396 A JP 31447396A JP H10164800 A JPH10164800 A JP H10164800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
generator
cooler
hydrogen gas
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31447396A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsuyama
浩二 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31447396A priority Critical patent/JPH10164800A/ja
Publication of JPH10164800A publication Critical patent/JPH10164800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上述の問題点を鑑み、冷却水系統
に混入した水素ガスの早期検出を可能とする水素ガスリ
ーク検出装置を提供する事にある。 【解決手段】 本発明の発電機の冷却水系統は、発電機
の冷却器1と、この冷却器から排水された冷却水を集合
させる冷却水戻り母管8と、この冷却水戻り管の下流側
に配置された拡大槽10と、この拡大槽10の下流側に
設けられた冷却水ポンプ13と、加温された冷却水を発
電機の機外にて冷却するためのクーラー14と、このク
ーラー14にて冷却された冷却水を冷却器1に供給する
ための冷却水供給母管16とを備えた発電機の冷却水系
統において、冷却器1の器内上部に水素ガスを検出する
ための検出器17と、この検出器17により検出された
信号を送信する送信手段18とを備えた事を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】発電機の巻線を通電する事により熱を冷
却する方法として、特に固定子巻線においては、巻線内
部に冷却管を配し、この冷却管に冷却媒体としての冷却
水を通し、発電機巻線を冷却した後、加温された冷却水
を機外へ導いて冷却水を冷却させ、機内に再循環させる
方法が採用される。
【0003】一方、回転子巻線の冷却に際しては、主と
して、機内に密封させた水素ガスを巻線外部から直接通
風させる事によりなされる。ここで加温された水素ガス
は、発電機内部に設けられた水素ガス冷却器により冷却
され、機内を再循環する。
【0004】この場合、水素ガス冷却器は、固定子巻線
を冷却する冷却水と同様に冷却水により冷却される事に
なるが、この冷却媒体としての冷却水が水素ガスにより
加温された後は機外へ導かれて異なる冷却媒体により冷
却される事になる。
【0005】このような方法が採用された際は、発電機
の内部に一次冷却媒体として水素ガスを循環させて発電
機内部を冷却し、この一次冷却媒体を冷却する二次冷却
媒体である冷却水を、冷却水供給母管から発電機の機内
に設けられる水素ガス冷却器の上部水室に供給する。そ
して上部水室から同水素ガス冷却器の下部水室を介して
冷却水冷却水戻り管に戻すための冷却水系統が設けられ
る。この様子を図5を参照して説明する。
【0006】図5はタービン発電機を擁する発電プラン
トのタービン発電機の機内を冷却する冷却水の系統図で
ある。タービン発電機内の一次冷却媒体としての水素ガ
スを冷却する冷却器1は、冷却器本体2、底部をなす下
部水室3および蓋部をなす上部水室4からなる。二次冷
媒としての冷却水は、冷却器1に設けられた冷却水の導
入口である冷却水入口5から供給され、冷却器本体2内
にて発電機の機内に密封された水素ガスと熱交換するこ
とにより加温され、下部水室3に設けられた排出口であ
る冷却水出口6から排出される。冷却水出口6から排出
された加温された冷却水は、冷却水戻り管7を介して冷
却水戻り母管8へ集合・回収されることになるが、冷却
水戻り管7には冷却器本体2内で交換する熱量を調整す
るため中途部に絞り弁9が設けられる。
【0007】このようにして回収された加温された冷却
水は拡大槽10に集められ、加温された冷却水に混入し
た水素ガスや空気等の気相分が分離される。ここで、水
素ガスや空気等の気相分は、槽気抜管11に導かれ、槽
気抜弁12を介して大気放出され冷却水系統外に至る。
一方、気相分を除去した液相分である加温された冷却水
は、拡大層10から冷却水系統内の冷却水ポンプ13に
導かれ、加圧される。冷却水ポンプ13により加圧され
た加温された冷却水は、クーラー14により冷却され、
温度調整弁15を介して冷却水供給母管16に至る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発電機の長
時間の運転に伴い上述の冷却水の流路となる各管のう
ち、水素ガスと隣接する部位に亀裂などの物理的な流路
破壊が生じた場合、各管の流路破壊箇所から上述の水素
ガスが冷却水系統へ混入する事がある。水素ガスが冷却
水系統に混入した場合、冷却ガスが冷却器に導通され、
気液分離されるので水素ガスが滞留する部位が生じる。
水素ガスの滞留が一定規模より大きくなった場合、発電
機機外の冷却水系統において水素ガスの爆発の危惧に晒
される。
【0009】発電機の大容量化に伴い、発電機機内の水
素ガスの高圧化により水素ガスリーク量の増大は近年著
しい傾向にあり、人為的な水素ガスの爆発回避手段を除
いてはいまだ有効な手立てが無かった。本発明は、上述
の問題点を鑑み、冷却水系統に混入した水素ガスの早期
検出を可能とする水素ガスリーク検出装置を提供する事
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の発電機の冷却水
系統は、発電機の機内に設けられ内部に冷却水を循環さ
せることにより機内に密封した水素ガスの熱量を機外へ
放出するための冷却器と、この冷却器から排水され前記
水素ガスにより加温された冷却水を集合させる冷却水戻
り母管と、この冷却水戻り母管の下流側に配置され冷却
水に混入した水素ガスを冷却水と分離するための拡大槽
と、この拡大槽の下流側に設けられ加温された冷却水を
加圧するための冷却水ポンプと、加温された冷却水を発
電機の機外にて冷却するためのクーラーと、このクーラ
ーにて冷却された冷却水を冷却器に供給するための冷却
水供給母管とを備えた発電機の冷却水系統において、冷
却器の器内上部に水素ガスを検出するための検出器と、
この検出器により検出された信号を送信する送信手段と
を備えた事を特徴とする。
【0011】また、本発明の発電機の冷却水系統は、発
電機の機内に設けられ内部に冷却水を循環させることに
より機内に密封した水素ガスの熱量を機外へ放出するた
めの冷却器と、この冷却器の器内にて分離された気相分
を発電機の機外へ排出するための気抜管と、冷却器から
排水され前記水素ガスにより加温された冷却水を集合さ
せる冷却水戻り母管と、この冷却水戻り管の下流側に配
置され冷却水に混入した水素ガスを冷却水と分離するた
めの拡大槽と、この拡大槽の下流側に設けられ加温され
た冷却水を加圧するための冷却水ポンプと、前記加温さ
れた冷却水を発電機の機外にて冷却するためのクーラー
と、このクーラーにて冷却された冷却水を冷却器に供給
するための冷却水供給母管とを備えた発電機の冷却水系
統において、気抜管の管内中途部に水素ガスを検出する
ための検出器と、この検出器により検出された信号を送
信する送信手段とを備えた事を特徴とする。
【0012】また、発電機の冷却水系統は、発電機の機
内に設けられ内部に冷却水を循環させることにより機内
に密封した水素ガスの熱量を機外へ放出するための冷却
器と、この冷却器から排水され前記水素ガスにより加温
された冷却水を集合させる冷却水戻り母管と、この冷却
水戻り管の下流側に配置され冷却水に混入した水素ガス
を冷却水と分離するための拡大槽と、この拡大槽の下流
側に設けられ加温された冷却水を加圧するための冷却水
ポンプと、加温された冷却水を発電機の機外にて冷却す
るためのクーラーと、このクーラーにて冷却された冷却
水を冷却器に供給するための冷却水供給母管とを備えた
発電機の冷却水系統において、拡大槽の槽内上部に水素
ガスを検出するための検出器と、この検出器により検出
された信号を送信する送信手段とを備えた事を特徴とす
る。
【0013】また、本発明の発電機の冷却水系統は、発
電機の機内に設けられ内部に冷却水を循環させることに
より機内に密封した水素ガスの熱量を機外へ放出するた
めの冷却器と、この冷却器から排水され前記水素ガスに
より加温された冷却水を集合させる冷却水戻り母管と、
この冷却水戻り管の下流側に配置され冷却水に混入した
水素ガスを冷却水と分離するための拡大槽と、この拡大
槽の槽内にて分離された気相分を冷却水戻り母管の外部
へ排出するための槽気抜管と、拡大槽の下流側に設けら
れ加温された冷却水を加圧するための冷却水ポンプと、
加温された冷却水を発電機の機外にて冷却するためのク
ーラーと、このクーラーにて冷却された冷却水を冷却器
に供給するための冷却水供給母管とを備えた発電機の冷
却水系統において、拡大槽上部に水素ガスを検出するた
めの検出器と、この検出器により検出された信号を送信
する送信手段とを備えた事を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の第一の実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態
における発電機の機内を冷却する冷却水の系統図であ
る。
【0015】タービン発電機内の一次冷却媒体としての
水素ガスを冷却する冷却器1は、冷却器本体2、底部を
なす下部水室3および蓋部をなす上部水室4からなる。
二次冷媒としての冷却水は、冷却器1に設けられた冷却
水の導入口である冷却水入口5から供給され、冷却器本
体2内にて発電機の機内に密封された水素ガスと熱交換
することにより加温され、下部水室3に設けられた排出
口である冷却水出口6から排出される。冷却水出口6か
ら排出された冷却水は、冷却水戻り管7を介して冷却水
戻り母管8へ集合・回収されることになるが、冷却水戻
り管7には冷却器本体2内で交換する熱量を調整するた
め中途部に絞り弁9が設けられる。
【0016】このようにして回収された加温された冷却
水は拡大槽10に集められ、加温された冷却水に混入し
た水素ガスや空気等の気相分が分離される。ここで、水
素ガスや空気等の気相分は、槽気抜管11に導かれ、槽
気抜弁12を介して大気放出され冷却水系統外に至る。
一方、気相分を除去した液相分である加温された冷却水
は、拡大層10から冷却水系統内の冷却水ポンプ13に
導かれ、加圧される。
【0017】冷却水ポンプ13により加圧された加温さ
れた冷却水は、クーラー14により冷却され、温度調整
弁15を介して冷却水供給母管16に至る。ところが、
発電機の長時間の運転に伴い上述の冷却管や、水素ガス
冷却装置に配された冷却管に流路破壊が生じた場合、冷
却管の流路破壊箇所から上述の水素ガスが冷却水系統へ
混入する事がある。水素ガスが冷却水系統に混入した場
合、冷却ガスが冷却器に導通し、気水分離されるので水
素ガスが滞留する部位が生じる。水素ガスの滞留が一定
規模より大きくなった場合、発電機機外の冷却水系統に
おいて水素ガスの爆発の危惧に晒される。
【0018】このような危惧に備えて、本発明は、冷却
水系統に混入した水素ガスの早期検出を可能とする水素
ガスリーク検出装置を設ける。すなわち、冷却器1の上
部水室4の内部に検出器17を設け、冷却器1内におい
て冷却水から分離した水素ガスを検出する。この検出器
17には送信手段18が接続されており、検出器17に
おいて水素ガスを検出した際には、その情報を送信手段
18により電気的な信号あるいは光学的な信号として図
示しない中央監視室あるいはこれに派生する制御装置に
送信する。
【0019】以上のことから本発明の発電機の冷却水系
統は、系統内に配置される冷却器1において水素ガスが
冷却水から分離し、内部に滞留した場合においても、検
出器20によりその事実を認識し、送信手段21により
発電機の運転員に通知することが可能となるので、発電
機機外の冷却水系統における水素ガスの爆発の危惧から
解放される。
【0020】次に本発明の第二の実施の形態を図面を参
照して説明する。図2は本発明の一実施の形態における
発電機の機内を冷却する冷却水の系統図である。
【0021】本実施の形態において、図2は図1と相違
する個所のみを説明し、第一の実施の形態と重複する部
分の説明は省略する。すなわち図2において、気抜管1
9の内部に検出器17を設け、冷却器1内において冷却
水から分離した水素ガスが気抜管19により大気放出さ
れる過程における水素ガスを検出する。この検出器17
には送信手段18が接続されており、検出器17におい
て水素ガスを検出した際には、その情報を送信手段18
により電気的な信号あるいは光学的な信号として図示し
ない中央監視室あるいはこれに派生する制御装置に送信
する。
【0022】以上のことから本発明の発電機の冷却水系
統は、系統に付随される気抜管19において水素ガスが
一定値以上通過した際においても、検出器17によりそ
の事実を認識し、送信手段18により発電機の運転員に
通知することが可能となるので、発電機機外の冷却水系
統における水素ガスの爆発の危惧から解放される。
【0023】次に本発明の第三の実施の形態を図面を参
照して説明する。図3は本発明の一実施の形態における
発電機の機内を冷却する冷却水の系統図である。
【0024】本実施の形態において、図3は図1および
図2と相違する個所のみを説明し、第一の実施の形態お
よび第二の実施の形態と重複する部分の説明は省略す
る。すなわち図3において、拡大槽10の内部に検出器
17を設け、冷却系統内の冷却水から分離した水素ガス
等が拡大槽10により気液分離される過程における水素
ガスを検出する。この検出器17には送信手段18が接
続されており、検出器20において水素ガスを検出した
際には、その情報を送信手段18により電気的な信号あ
るいは光学的な信号として図示しない中央監視室あるい
はこれに派生する制御装置に送信する。
【0025】以上のことから本発明の発電機の冷却水系
統は、系統内に配置される拡大槽10において水素ガス
が一定値以上気液分離され、内部に滞留した際において
も、検出器17によりその事実を認識し、送信手段18
により発電機の運転員に通知することが可能となるの
で、発電機機外の冷却水系統における水素ガスの爆発の
危惧から解放される。
【0026】次に本発明の第四の実施の形態を図面を参
照して説明する。図4は本発明の一実施の形態における
発電機の機内を冷却する冷却水の系統図である。
【0027】本実施の形態において、図4は図1、図2
および図3と相違する個所のみを説明し、第一の実施の
形態、第二の実施の形態および第三の実施の形態と重複
する部分の説明は省略する。
【0028】すなわち図4において、槽気抜管11の内
部に検出器17を設け、拡大槽10により気液分離され
た水素ガスを検出する。この検出器17には送信手段1
8が接続されており、検出器17において水素ガスを検
出した際には、その情報を送信手段18により電気的な
信号あるいは光学的な信号として図示しない中央監視室
あるいはこれに派生する制御装置に送信する。
【0029】以上のことから本発明の発電機の冷却水系
統は、系統内に配置される拡大槽10において水素ガス
が一定値以上気液分離され、そこに含まれる水素ガス分
が一定値以上通過した際においても、検出器17により
その事実を認識し、送信手段18により発電機の運転員
に通知することが可能となるので、発電機機外の冷却水
系統における水素ガスの爆発の危惧から解放される。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の発電機の冷
却水系統は、系統内に配置される冷却器1や気抜管1
9、拡大槽10、槽気抜管11において水素ガスが冷却
水から分離し、内部に滞留した場合においても、検出器
17によりその事実を認識し、送信手段18により発電
機の運転員に通知することが可能となるので、発電機機
外の冷却水系統における水素ガスの爆発の危惧から解放
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における発電機の機内を
冷却する冷却水の系統図。
【図2】本発明の一実施の形態における発電機の機内を
冷却する冷却水の系統図。
【図3】本発明の一実施の形態における発電機の機内を
冷却する冷却水の系統図。
【図4】本発明の一実施の形態における発電機の機内を
冷却する冷却水の系統図。
【図5】発電機の機内を冷却する冷却水の系統図。
【符号の説明】
1…冷却器、2…冷却器本体、3…下部水室、4…上部
水室、5…冷却水入口、6…冷却水出口、7…冷却水戻
り管、8…冷却水戻り母管、9…絞り弁、10…拡大
槽、11…槽気抜管、12…槽気抜弁、13…冷却水ポ
ンプ、14…クーラー、15…温度調整弁、16…冷却
水供給母管、17…検出器、18…送信手段、19…気
抜管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機の機内に設けられ内部に冷却水を
    循環させることにより機内に密封した水素ガスの熱量を
    機外へ放出するための冷却器と、この冷却器から排水さ
    れ前記水素ガスにより加温された冷却水を集合させる冷
    却水戻り母管と、この冷却水戻り母管の下流側に配置さ
    れ前記加温された冷却水に混入した前記水素ガスをこの
    冷却水から分離するための拡大槽と、この拡大槽の下流
    側に設けられ前記加温された冷却水を加圧するための冷
    却水ポンプと、この冷却水ポンプにより加圧された前記
    加温された冷却水を前記発電機の機外にて冷却するため
    のクーラーと、このクーラーにて冷却された冷却水を前
    記冷却器に供給するための冷却水供給母管とを備えた発
    電機の冷却水系統において、前記冷却器の器内上部に水
    素ガスを検出するための検出器と、この検出器により検
    出された信号を送信する送信手段とを備えた事を特徴と
    する発電機の冷却水系統。
  2. 【請求項2】 発電機の機内に設けられ内部に冷却水を
    循環させることにより機内に密封した水素ガスの熱量を
    機外へ放出するための冷却器と、この冷却器の器内にて
    前記冷却水と分離された気相分を前記発電機の機外へ排
    出するための気抜管と、前記冷却器から排水され前記水
    素ガスにより加温された冷却水を集合させる冷却水戻り
    母管と、この冷却水戻り母管の下流側に配置され前記加
    温された冷却水に混入した前記水素ガスをこの冷却水か
    ら分離するための拡大槽と、この拡大槽の下流側に設け
    られ前記加温された冷却水を加圧するための冷却水ポン
    プと、この冷却水ポンプにより加圧された前記加温され
    た冷却水を前記発電機の機外にて冷却するためのクーラ
    ーと、このクーラーにて冷却された冷却水を前記冷却器
    に供給するための冷却水供給母管とを備えた発電機の冷
    却水系統において、前記気抜管の管内に水素ガスを検出
    するための検出器と、この検出器により検出された信号
    を送信する送信手段とを備えた事を特徴とする発電機の
    冷却水系統。
  3. 【請求項3】 発電機の機内に設けられ内部に冷却水を
    循環させることにより機内に密封した水素ガスの熱量を
    機外へ放出するための冷却器と、この冷却器から排水さ
    れ前記水素ガスにより加温された冷却水を集合させる冷
    却水戻り母管と、この冷却水戻り母管の下流側に配置さ
    れ前記加温された冷却水に混入した前記水素ガスをこの
    冷却水から分離するための拡大槽と、この拡大槽の下流
    側に設けられ前記加温された冷却水を加圧するための冷
    却水ポンプと、この冷却水ポンプにより加圧された前記
    加温された冷却水を前記発電機の機外にて冷却するため
    のクーラーと、このクーラーにて冷却された冷却水を前
    記冷却器に供給するための冷却水供給母管とを備えた発
    電機の冷却水系統において、前記拡大槽の槽内上部に水
    素ガスを検出するための検出器と、この検出器により検
    出された信号を送信する送信手段とを備えた事を特徴と
    する発電機の冷却水系統。
  4. 【請求項4】 発電機の機内に設けられ内部に冷却水を
    循環させることにより機内に密封した水素ガスの熱量を
    機外へ放出するための冷却器と、この冷却器から排水さ
    れ前記水素ガスにより加温された冷却水を集合させる冷
    却水戻り母管と、この冷却水戻り母管の下流側に配置さ
    れ前記加温された冷却水に混入した前記水素ガスをこの
    冷却水から分離するための拡大槽と、この拡大槽の槽内
    にて分離された気相分を前記冷却水戻り母管の外部へ排
    出するための槽気抜管と、前記拡大槽の下流側に設けら
    れ前記加温された冷却水を加圧するための冷却水ポンプ
    と、前記加温された冷却水を前記発電機の機外にて冷却
    するためのクーラーと、このクーラーにて冷却された冷
    却水を前記冷却器に供給するための冷却水供給母管とを
    備えた発電機の冷却水系統において、前記槽気抜管の管
    内に水素ガスを検出するための検出器と、この検出器に
    より検出された信号を送信する送信手段とを備えた事を
    特徴とする発電機の冷却水系統。
JP31447396A 1996-11-26 1996-11-26 発電機の冷却水系統 Pending JPH10164800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31447396A JPH10164800A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 発電機の冷却水系統

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31447396A JPH10164800A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 発電機の冷却水系統

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10164800A true JPH10164800A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18053758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31447396A Pending JPH10164800A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 発電機の冷却水系統

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10164800A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905651B1 (ko) 2002-12-28 2009-06-30 주식회사 포스코 발전기 냉각용 수소가스 순도 유지장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905651B1 (ko) 2002-12-28 2009-06-30 주식회사 포스코 발전기 냉각용 수소가스 순도 유지장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7011901B2 (en) Fuel cell generation system and method
US6326709B1 (en) Cooling system and method for cooling a generator
US5031410A (en) Refrigeration system thermal purge apparatus
EP0752083B2 (en) A pressurized reactor system and a method of operating the same
SE533562C2 (sv) Centrifugalseparator
JP2009167999A (ja) 水潤滑圧縮機の凍結防止方法
US6655144B2 (en) Condenser, power plant equipment and power plant operation method
JPH09196305A (ja) 復水回収装置
US4680091A (en) Apparatus for the continuous vacuum cleaning of oil
JPH0555761B2 (ja)
JPH10164800A (ja) 発電機の冷却水系統
US20020069932A1 (en) Coolant circulating apparatus with automatically recovering mechanism
KR19990044185A (ko) 증기 터빈의 저압단을 냉각시키기 위한 방법 및 장치
KR100205157B1 (ko) 원자력 발전소
JP3758465B2 (ja) 復水器,発電プラント設備、及びその運転方法
JP6223046B2 (ja) 漏えい検出装置および原子力設備
JP6137981B2 (ja) 漏えい検出装置および原子力設備
US5437768A (en) Non-baffled low pressure drop vacuum cooled inserted smelt spout
JPS59153436A (ja) 回転電機巻線の通水冷却装置
CN109742669A (zh) 一种可自动降温的配电柜
JP2004092980A (ja) 廃熱回収ボイラ装置
JPH09137909A (ja) 熱媒体による低圧蒸気加熱装置
JPH06300205A (ja) 蒸気加熱装置
JPH0311955A (ja) 冷却装置
JPH08190926A (ja) 燃料電池用改質ガスの冷却・気水分離器