JPH10164796A - 摩擦ブレーキ付モータ - Google Patents

摩擦ブレーキ付モータ

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Publication number
JPH10164796A
JPH10164796A JP32121896A JP32121896A JPH10164796A JP H10164796 A JPH10164796 A JP H10164796A JP 32121896 A JP32121896 A JP 32121896A JP 32121896 A JP32121896 A JP 32121896A JP H10164796 A JPH10164796 A JP H10164796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
motor
brake shoe
hole
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP32121896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Abe
正浩 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Motor Co Ltd filed Critical Oriental Motor Co Ltd
Priority to JP32121896A priority Critical patent/JPH10164796A/ja
Publication of JPH10164796A publication Critical patent/JPH10164796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキシューを組み付ける順序を任意に設
定できる摩擦ブレーキ付モータを提供する。 【解決手段】 モータ1の回転軸2にブレーキ板5を装
着し、該ブレーキ板5に対向する部位のモータケースに
貫通孔9を設け、該貫通孔9にブレーキシュー10を配
設し、このブレーキシュー10を上記ブレーキ板5に摺
接させて制動力を付与する摩擦ブレーキ付モータにおい
て、上記貫通孔9の内方の内径D1 を外方の内径D2
りも小さい段付き形状とするとともに、上記ブレーキシ
ュー10の内方の外径d1 を外方の外径d2 よりも小さ
い段付き形状として、かつ、上記内径D1 が上記外径d
2 よりも小さくしたことによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦ブレーキ付モ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、モータの制動方法として、モータ
のケーシング内に摺動型ブレーキを内蔵し、常時、この
ブレーキを作動させて停止時の制動トルクを得るように
して回転の正転と逆転を頻繁に行うようにしたものがあ
る。この摺動型ブレーキを内蔵したものには、電磁ブレ
ーキを内蔵するものと、機械式ブレーキを内蔵するもの
がある。電磁ブレーキを用いたものは、充分な制動力が
得られる反面、構造が複雑となるとともに、通電時以外
には制動が働かない問題がある。機械式ブレーキは、構
造が簡単で経済的である反面、制動力に欠けるきらいが
ある。
【0003】図4は、従来の機械式ブレーキを採用した
モータ全体を示す縦断面図であり、図5は、図4の要部
を示す拡大縦断面図である。モータケース100内に
は、ステータ101とロータ102が設けられており、
このロータ102を支持する回転軸103にブレーキ板
104が装着されている。このブレーキ板104に対向
するモータケース100の内面には、ブレーキ板104
に摺接する複数のブレーキシュー105が配設されてい
る。このブレーキシュー105はモータケース100の
軸方向に所定間隔で穿設された貫通孔106に挿入さ
れ、コイルスプリング107を介してブレーキ板104
の方向に付勢されている。108はスプリング押え板で
あり、ネジ109によってモータケース100に支持さ
れている。また、ボールベアリング110によって、回
転軸103の回転運動を支持している。このブレーキ機
構はブレーキシュー105を、常時、ブレーキ板104
に摺接させて制動作用と停止時の保持トルクを得るよう
にしている。
【0004】また、このモータは一貫組立ラインにて生
産するが、ブレーキシュー105を組み付ける工程は、
ビス等の小さい部品を取り付けるので、生産タクトが遅
く、モータ組立ライン全体のネック工程である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の摩擦ブレーキ付モータにおいては、ブレーキシュー
を組み付ける順序を任意に設定できなかった。即ち、モ
ータケースにステータ等を配設してブレーキ板を装着し
た後でなければ、ブレーキシューを組み付けることがで
きなかった。このため、生産タクトが遅いブレーキシュ
ー組付工程を別ラインに移すことができず、モータの生
産能率が低かった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ブレーキシューを組み付ける順序を任意に設定でき
る摩擦ブレーキ付モータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされたものであり、その要旨は、モータ
の回転軸にブレーキ板を装着し、該ブレーキ板に対向す
る部位のモータケースに貫通孔を設け、該貫通孔にブレ
ーキシューを配設し、このブレーキシューを上記ブレー
キ板に摺接させて制動力を付与する摩擦ブレーキ付モー
タにおいて、上記貫通孔の内方の内径D1 を外方の内径
2 よりも小さい段付き形状とするとともに、上記ブレ
ーキシューの内方の外径d1 を外方の外径d2 よりも小
さい段付き形状として、かつ、上記内径D1 が上記外径
2 よりも小さくしたことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明に係る摩擦ブレーキ付モータを詳細に説明する。図1
は、本発明の摩擦ブレーキ付モータ全体を示す縦断面図
である。モータ1の水平方向に回転軸2が配設されてお
り、出力軸3に連結している。この回転軸2の中央部に
ロータ4が装着されており、該ロータ4の反出力軸側に
は、円盤状のブレーキ板5が取り付けられている。ま
た、モータの周囲はモータケース6によって覆われてお
り、その中央部にはステータ7が、出力軸3側にはフラ
ンジ8が取り付けられている。
【0009】そして、図2は図1の要部の拡大縦断面図
であり、図3はブレーキシュー近傍部を示す拡大縦断面
図である。これらの図より、内側の内径D1 が、外側の
内径D2 よりも小さい段付き形状を成す貫通孔9をモー
タケース6に設けている。一方、ブレーキシュー10の
内側の外径d1 は、外側の外径d2 よりも小さい段付き
形状を成している。かつ、ブレーキシュー10の外側外
径d2 は、貫通孔9の内側内径D1 よりも大きくなって
いる。このため、ブレーキシュー10の段部11が貫通
孔9の段部12に当接し、ブレーキシュー10が抜け落
ちることはない。ブレーキシュー10の外側にコイルス
プリング13を配設し、スプリング押え板14をネジ1
5でモータケース6に設置することにより、スプリング
13を収納している。
【0010】そして、摩擦ブレーキを組み立てる工程を
簡単に説明する。まず、上記貫通孔9にブレーキシュー
10を挿入したのち、その外側からコイルスプリング1
3を挿入する。このとき、ブレーキシュー10の段部1
1が、貫通孔9の段部12に当接するため、該ブレーキ
シュー10が抜け落ちることはない。最後に、ネジ15
を用いてスプリング押え板14をモータケース6に設置
する。
【0011】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る摩擦ブレ
ーキ付モータによれば、最初に、モータケース単体に摩
擦ブレーキを組み付けたのち、モータ組立工程に製品を
送る。このため、従来のモータ組立ラインの一部であっ
た摩擦ブレーキ組付工程を別ラインに移すことができる
ので、この組立ラインの設備稼働率が向上し、生産台数
が上がる。また、モータ組立ラインの設備台数も削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る摩擦ブレーキ付モータ全体を示す
縦断面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大縦断面図である。
【図3】本発明に係るブレーキシュー近傍部の拡大縦断
面図である。
【図4】従来の摩擦ブレーキ付モータ全体を示す縦断面
図である。
【図5】図4の要部を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 回転軸 3 出力軸 4 ロータ 5 ブレーキ板 6 モータケース 7 ステータ 8 フランジ 9 貫通孔 10 ブレーキシュー 11 段部 12 段部 13 コイルスプリング 14 スプリング押え板 15 ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転軸にブレーキ板を装着し、
    該ブレーキ板に対向する部位のモータケースに貫通孔を
    設け、該貫通孔にブレーキシューを配設し、このブレー
    キシューを上記ブレーキ板に摺接させて制動力を付与す
    る摩擦ブレーキ付モータにおいて、 上記貫通孔の内方の内径D1 を外方の内径D2 よりも小
    さい段付き形状とするとともに、上記ブレーキシューの
    内方の外径d1 を外方の外径d2 よりも小さい段付き形
    状として、かつ、上記内径D1 が上記外径d2 よりも小
    さくしたことを特徴とする摩擦ブレーキ付モータ。
JP32121896A 1996-12-02 1996-12-02 摩擦ブレーキ付モータ Pending JPH10164796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32121896A JPH10164796A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 摩擦ブレーキ付モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32121896A JPH10164796A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 摩擦ブレーキ付モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10164796A true JPH10164796A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18130131

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32121896A Pending JPH10164796A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 摩擦ブレーキ付モータ

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JP (1) JPH10164796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6504277B2 (en) 2000-03-31 2003-01-07 Asmo Co., Ltd. Motor having worm and worm wheel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6504277B2 (en) 2000-03-31 2003-01-07 Asmo Co., Ltd. Motor having worm and worm wheel

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