JPH10164329A - イメージセンサ及びそれを用いた情報処理装置 - Google Patents
イメージセンサ及びそれを用いた情報処理装置Info
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- JPH10164329A JPH10164329A JP8337700A JP33770096A JPH10164329A JP H10164329 A JPH10164329 A JP H10164329A JP 8337700 A JP8337700 A JP 8337700A JP 33770096 A JP33770096 A JP 33770096A JP H10164329 A JPH10164329 A JP H10164329A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単で、組立てが容易なイメージセン
サ。 【解決手段】 センサチップ1を複数子ラインに実装し
たセンサ基板6と、原稿からの光を結像するロッドレン
ズアレー2と、原稿を照明するための導光管タイプ光源
3と原稿が搬送されるカバーガラス7とそれらを具備す
るフレーム4で構成される密着型イメージセンサにおい
て、密着型イメージセンサのフレーム4に光源3とロッ
ドレンズアレー2を組み込みカバーガラス7で押さえ込
み、カバーガラスとフレームを固定する構造で、密着型
イメージセンサのフレームとロッドレンズアレーを複数
の受光画素を有する複数のセンサチップ1を保護する保
護部材8をセンサチップ1を複数個1ラインに実装した
センサ基板6の注入口10からセンサチップを保護する
保護部材8を注入し、フレーム4とロッドレンズアレー
2とセンサチップ1を複数個1ラインに実装したセンサ
基板6とを同時に固定した。
サ。 【解決手段】 センサチップ1を複数子ラインに実装し
たセンサ基板6と、原稿からの光を結像するロッドレン
ズアレー2と、原稿を照明するための導光管タイプ光源
3と原稿が搬送されるカバーガラス7とそれらを具備す
るフレーム4で構成される密着型イメージセンサにおい
て、密着型イメージセンサのフレーム4に光源3とロッ
ドレンズアレー2を組み込みカバーガラス7で押さえ込
み、カバーガラスとフレームを固定する構造で、密着型
イメージセンサのフレームとロッドレンズアレーを複数
の受光画素を有する複数のセンサチップ1を保護する保
護部材8をセンサチップ1を複数個1ラインに実装した
センサ基板6の注入口10からセンサチップを保護する
保護部材8を注入し、フレーム4とロッドレンズアレー
2とセンサチップ1を複数個1ラインに実装したセンサ
基板6とを同時に固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリや複
写機、スキャナー等に利用することが可能な、被読取原
稿面からの反射光をセンサにより読み取る密着型イメー
ジセンサ及びそれを用いた情報処理装置に関するもので
ある。
写機、スキャナー等に利用することが可能な、被読取原
稿面からの反射光をセンサにより読み取る密着型イメー
ジセンサ及びそれを用いた情報処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリや複写機、スキャナ
ー等に利用する原稿読取装置として、センサアレーを用
い、読取画像を1対1に結像させ読取原稿と同一サイズ
で読み取る密着型イメージセンサがある。この密着型イ
メージセンサは、図10に示すように光電変換を行なう
画素が複数配列された複数のセンサチップ101と、こ
の複数のセンサチップ101を保護する保護部材105
とが実装されたセンサ基板106と、被読取原稿に光を
照射する導光管対応の光源103と、被読取原稿の像を
センサチップ101の画素に結像させるためのレンズで
あるロッドレンズアレー102と、被読取原稿面となる
カバーガラス107とを支持する手段としてのフレーム
104に取り付けた構成となっている。また、109は
透明フレーム部材である。
ー等に利用する原稿読取装置として、センサアレーを用
い、読取画像を1対1に結像させ読取原稿と同一サイズ
で読み取る密着型イメージセンサがある。この密着型イ
メージセンサは、図10に示すように光電変換を行なう
画素が複数配列された複数のセンサチップ101と、こ
の複数のセンサチップ101を保護する保護部材105
とが実装されたセンサ基板106と、被読取原稿に光を
照射する導光管対応の光源103と、被読取原稿の像を
センサチップ101の画素に結像させるためのレンズで
あるロッドレンズアレー102と、被読取原稿面となる
カバーガラス107とを支持する手段としてのフレーム
104に取り付けた構成となっている。また、109は
透明フレーム部材である。
【0003】この密着型イメージセンサでは複数にセン
サチップ101を保護する保護部材105が実装された
センサ基板106と、イメージセンサのフレーム104
とロッドレンズアレー102の個別部品を個別に嵌合や
接着等の組み立てで構成されている。
サチップ101を保護する保護部材105が実装された
センサ基板106と、イメージセンサのフレーム104
とロッドレンズアレー102の個別部品を個別に嵌合や
接着等の組み立てで構成されている。
【0004】従来、この種のイメージセンサは、図1
1,図12特に図11の断面図に示すように、センサ基
板(イメージセンサ106と、レンズアレー102と、
カバーガラス107と、LEDチップからなる光源10
3を1つの基板111上に多数個並べたLEDアレー
と、それらを位置決め保持するためのフレーム104か
ら構成されている。
1,図12特に図11の断面図に示すように、センサ基
板(イメージセンサ106と、レンズアレー102と、
カバーガラス107と、LEDチップからなる光源10
3を1つの基板111上に多数個並べたLEDアレー
と、それらを位置決め保持するためのフレーム104か
ら構成されている。
【0005】LEDアレーの上面図として、図12に示
すが、フレームへの取り付けは、原稿へ斜め約45°方
向から照明するため、フレーム104に45°のテーパ
ー面を設けLEDアレーの基板からなる光源103の底
面を突き当て、両面テープ等で貼り付けることで、位置
決め固定している。
すが、フレームへの取り付けは、原稿へ斜め約45°方
向から照明するため、フレーム104に45°のテーパ
ー面を設けLEDアレーの基板からなる光源103の底
面を突き当て、両面テープ等で貼り付けることで、位置
決め固定している。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例の密着型イメージセンサでは複数のセンサチッ
プを保護する保護膜が実装されたセンサ基板と、イメー
ジセンサのフレームとロッドレンズアレーの個別部品を
嵌合や接着等の組み立てで構成されているため、複雑
化、大重量化等でコストアップとなり、また部材の加工
くずによるゴミが発生し、組立性の悪化するという欠点
があった。
記従来例の密着型イメージセンサでは複数のセンサチッ
プを保護する保護膜が実装されたセンサ基板と、イメー
ジセンサのフレームとロッドレンズアレーの個別部品を
嵌合や接着等の組み立てで構成されているため、複雑
化、大重量化等でコストアップとなり、また部材の加工
くずによるゴミが発生し、組立性の悪化するという欠点
があった。
【0007】また、昨今イメージセンサの用途として成
長しているホームファクシミリ等は、超低コスト化が要
求されてるため、イメージセンサについても、思い切っ
たコストダウンが必要となっている。
長しているホームファクシミリ等は、超低コスト化が要
求されてるため、イメージセンサについても、思い切っ
たコストダウンが必要となっている。
【0008】一方、ビジネスユースに目を向ければ、マ
ルチメディア対応の高解像度、高速読取といった高性能
化の流れがあり、イメージセンサへの要求としては、超
低コスト化と高性能化の2極分化されている。
ルチメディア対応の高解像度、高速読取といった高性能
化の流れがあり、イメージセンサへの要求としては、超
低コスト化と高性能化の2極分化されている。
【0009】イメージセンサの照明装置の対応は、超低
コスト化は低照度で済むため、導光体を使用して光源で
あるLED素子を間引いたものが一般的に使用される
か、または高性能化には高照度が必要なため、基板上に
LED素子を多数個並べたLEDアレーが使用されてい
る。
コスト化は低照度で済むため、導光体を使用して光源で
あるLED素子を間引いたものが一般的に使用される
か、または高性能化には高照度が必要なため、基板上に
LED素子を多数個並べたLEDアレーが使用されてい
る。
【0010】前記2種類の照明装置は形状が大きく異な
るため、それらを位置決め、保持するためのフレームを
従来は、別々におのおのの設計、製作していたが、以下
の欠点があった。
るため、それらを位置決め、保持するためのフレームを
従来は、別々におのおのの設計、製作していたが、以下
の欠点があった。
【0011】フレームが別部品となるため、メーカー
の部品管理費が上がり、部品単価が上がってしまう。
の部品管理費が上がり、部品単価が上がってしまう。
【0012】フレームが通常、射出成形で製造される
が、高価な成形金型代が2倍になる。
が、高価な成形金型代が2倍になる。
【0013】部品形状が異なるため、イメージセンサ
の製造工程において、製造装置や製造治工具の共通化が
難しく、工程ラインが2ライン必要となる。
の製造工程において、製造装置や製造治工具の共通化が
難しく、工程ラインが2ライン必要となる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願の請求項1記載の発明は、光電変換を行なう
画素が複数配列された複数のセンサチップと、複数のセ
ンサチップを保護する保護膜とが実装されたセンサ基板
と、被読取原稿に光を照射する光源と、被読取原稿の像
をセンサチップの画素に結像させるためのレンズである
ロッドレンズアレーと、被読取原稿面となる透明部材と
を支持する手段としてのフレームに取り付けた構成とな
っている密着型イメージセンサにおいて、ロッドレンズ
アレーと密着型イメージセンサのフレームを複数の受光
画素を有する複数のセンサチップを保護する保護部材で
固定したことであり、また、請求項2記載の発明は、複
数の受光画素を有する複数のセンサチップと、前記セン
サチップに原稿からの光を結像するロッドレンズアレー
と、原稿を照明するための光源とを有し、前記ロッドレ
ンズアレーと密着型イメージセンサのフレームを前記複
数の受光画素を有する複数のセンサチップの保護部材で
固定した構成の密着型イメージセンサと、該センサの原
稿読取面に原稿を支持する手段を有することで、これら
各発明により、ロッドレンズアレーと、センサチップと
の間に保護部材以外の透明部材である透明フレームが不
要となり部品点数を少なくし、工程の簡略化、部品点数
の縮小装置の小型化を可能にした密着型イメージセンサ
及び、このイメージセンサを用いた情報処理装置が得ら
れる。
めに、本願の請求項1記載の発明は、光電変換を行なう
画素が複数配列された複数のセンサチップと、複数のセ
ンサチップを保護する保護膜とが実装されたセンサ基板
と、被読取原稿に光を照射する光源と、被読取原稿の像
をセンサチップの画素に結像させるためのレンズである
ロッドレンズアレーと、被読取原稿面となる透明部材と
を支持する手段としてのフレームに取り付けた構成とな
っている密着型イメージセンサにおいて、ロッドレンズ
アレーと密着型イメージセンサのフレームを複数の受光
画素を有する複数のセンサチップを保護する保護部材で
固定したことであり、また、請求項2記載の発明は、複
数の受光画素を有する複数のセンサチップと、前記セン
サチップに原稿からの光を結像するロッドレンズアレー
と、原稿を照明するための光源とを有し、前記ロッドレ
ンズアレーと密着型イメージセンサのフレームを前記複
数の受光画素を有する複数のセンサチップの保護部材で
固定した構成の密着型イメージセンサと、該センサの原
稿読取面に原稿を支持する手段を有することで、これら
各発明により、ロッドレンズアレーと、センサチップと
の間に保護部材以外の透明部材である透明フレームが不
要となり部品点数を少なくし、工程の簡略化、部品点数
の縮小装置の小型化を可能にした密着型イメージセンサ
及び、このイメージセンサを用いた情報処理装置が得ら
れる。
【0015】本発明の請求項3乃至5記載によれば、フ
レームが照明装置として、光源と、光源の光を導光し所
望の方向に光を出射させる導光体からなる照明装置と、
基板上に複数個の光源をライン状に並べた照明装置の、
どちらでも選択可能な構造とすることにより、フレーム
を共通化することで安価に、1つの成形金型で製造で
き、またイメージセンサの製造工程ラインを共通化でき
る。
レームが照明装置として、光源と、光源の光を導光し所
望の方向に光を出射させる導光体からなる照明装置と、
基板上に複数個の光源をライン状に並べた照明装置の、
どちらでも選択可能な構造とすることにより、フレーム
を共通化することで安価に、1つの成形金型で製造で
き、またイメージセンサの製造工程ラインを共通化でき
る。
【0016】
(第1の実施の形態)図1は、本発明による密着型イメ
ージセンサの実施の形態である。
ージセンサの実施の形態である。
【0017】図1において光電変換を行なうセンサチッ
プ1を示す。このセンサチップ1を複数個1ラインに実
装したセンサ基板6と、原稿からの光を結像するロッド
レンズアレー2と、原稿を照明するための導光管タイプ
光源3と原稿が搬送されるカバーガラス7とそれらを具
備するフレーム4で構成される密着型イメージセンサに
おいて、密着型イメージセンサのフレーム4に光源3と
ロッドレンズアレー2を組み込みカバーガラス7で押さ
え込み、カバーガラス7とフレーム4を固定する構造で
あり、密着型イメージセンサのフレーム4とロッドレン
ズアレー2からなる複数の受光画素を有する複数のセン
サチップ1を設け、そのセンサチップ1を保護する保護
部材8を有するセンサチップ1を複数個1ラインに実装
したセンサ基板6が構成され、このセンサ基板6の注入
口10からセンサチップを保護する保護部材8を注入
し、フレーム4とロッドレンズアレー2とセンサチップ
1を複数個1ラインに実装したセンサ基板6とを同時に
固定した密着型イメージセンサの図である。
プ1を示す。このセンサチップ1を複数個1ラインに実
装したセンサ基板6と、原稿からの光を結像するロッド
レンズアレー2と、原稿を照明するための導光管タイプ
光源3と原稿が搬送されるカバーガラス7とそれらを具
備するフレーム4で構成される密着型イメージセンサに
おいて、密着型イメージセンサのフレーム4に光源3と
ロッドレンズアレー2を組み込みカバーガラス7で押さ
え込み、カバーガラス7とフレーム4を固定する構造で
あり、密着型イメージセンサのフレーム4とロッドレン
ズアレー2からなる複数の受光画素を有する複数のセン
サチップ1を設け、そのセンサチップ1を保護する保護
部材8を有するセンサチップ1を複数個1ラインに実装
したセンサ基板6が構成され、このセンサ基板6の注入
口10からセンサチップを保護する保護部材8を注入
し、フレーム4とロッドレンズアレー2とセンサチップ
1を複数個1ラインに実装したセンサ基板6とを同時に
固定した密着型イメージセンサの図である。
【0018】また、この密着型イメージセンサの原稿読
取面に不図示の原稿を支持する手段を介することにより
情報処理装置を構成することができる。
取面に不図示の原稿を支持する手段を介することにより
情報処理装置を構成することができる。
【0019】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態について、図2,図3,図4,図5,図
6,図7及び図8を参照しながら説明する。
の実施の形態について、図2,図3,図4,図5,図
6,図7及び図8を参照しながら説明する。
【0020】ライン状の光電変換素子群を具備したセン
サチップ21を読取原稿の長さに対応して複数個をライ
ン状にガラエポ材等の基板上に精度良く並べたセンサ基
板22と、ロッドレンズアレー23と、照明装置24
と、原稿支持用の光透過性部材からなるカバーガラス2
5と、それらを位置決め保持するためのアルミニウム等
の金属あるいは、ポリカーボネイト等の樹脂の材料から
なるフレーム26から構成されている。
サチップ21を読取原稿の長さに対応して複数個をライ
ン状にガラエポ材等の基板上に精度良く並べたセンサ基
板22と、ロッドレンズアレー23と、照明装置24
と、原稿支持用の光透過性部材からなるカバーガラス2
5と、それらを位置決め保持するためのアルミニウム等
の金属あるいは、ポリカーボネイト等の樹脂の材料から
なるフレーム26から構成されている。
【0021】それぞれの機能は、照明装置24がカバー
ガラス25により支持された原稿に斜め約45°方向か
ら光を照明し、原稿の光情報をロッドレンズアレー23
によりセンサチップ21へ結像し、センサチップ21が
光情報を電気信号へ変換して、システムへ伝送する仕組
となっている。
ガラス25により支持された原稿に斜め約45°方向か
ら光を照明し、原稿の光情報をロッドレンズアレー23
によりセンサチップ21へ結像し、センサチップ21が
光情報を電気信号へ変換して、システムへ伝送する仕組
となっている。
【0022】2種類の照明装置24の詳細図として、図
5に導光体タイプの断面図及び、図6に導光体タイプの
側面図を、図7にLEDアレータイプの断面図及び、図
8にLEDアレータイプの側面図を示す。
5に導光体タイプの断面図及び、図6に導光体タイプの
側面図を、図7にLEDアレータイプの断面図及び、図
8にLEDアレータイプの側面図を示す。
【0023】2種類の照明装置24は、外形を共通化す
るため、外側が同じ外形のハウジング29で覆われてい
る。
るため、外側が同じ外形のハウジング29で覆われてい
る。
【0024】図5,6において、光源としてリードフレ
ームタイプのLED27と、アクリル樹脂等の光透過性
部材からなる円柱形状の導光体28と、LED27と導
光体28とを位置決め保持するための断面形状が六角形
のハウジング29から構成されている。
ームタイプのLED27と、アクリル樹脂等の光透過性
部材からなる円柱形状の導光体28と、LED27と導
光体28とを位置決め保持するための断面形状が六角形
のハウジング29から構成されている。
【0025】ハウジング29の形状は、その断面が六角
形で、光が出射される方向の一辺に光を透過するための
スリット32が設けられている。
形で、光が出射される方向の一辺に光を透過するための
スリット32が設けられている。
【0026】また、ハウジング29の色は光量をかせぐ
目的で、光の反射効率の良い白色で、成形性の良いAB
S樹脂等の材料で形成されている。
目的で、光の反射効率の良い白色で、成形性の良いAB
S樹脂等の材料で形成されている。
【0027】製造方法は、構造が単純なため、図13に
示す射出成形や図14に示す押し出し成形で容易に構成
することが可能である。
示す射出成形や図14に示す押し出し成形で容易に構成
することが可能である。
【0028】次に導光体タイプの照明装置の原理につい
て説明する。LED27は導光体28の両端に導光体2
8へ光が入射するように配置され、また導光体28には
拡散面30が設けられている。
て説明する。LED27は導光体28の両端に導光体2
8へ光が入射するように配置され、また導光体28には
拡散面30が設けられている。
【0029】拡散面30は拡大図の図9に示す通り、細
かなテーパー形状が導光体28の長手方向に連続的に形
成されており、テーパーへの入射角θが41°以上(導
光体がアクリル樹脂で屈折率n=1.5の場合)で入射
した光は、全反射角条件を満足し、所望の方向に光を出
射させるようになっている。
かなテーパー形状が導光体28の長手方向に連続的に形
成されており、テーパーへの入射角θが41°以上(導
光体がアクリル樹脂で屈折率n=1.5の場合)で入射
した光は、全反射角条件を満足し、所望の方向に光を出
射させるようになっている。
【0030】また、図7,8は本発明の第2の実施の形
態における別の種類、すなわち、基板上に複数個の光源
をライン状に並べた照明装置に関するもので、LEDア
レータイプの例を示した図である。
態における別の種類、すなわち、基板上に複数個の光源
をライン状に並べた照明装置に関するもので、LEDア
レータイプの例を示した図である。
【0031】図7,8において、LED基板34上のチ
ップタイプのLED33からの光はスリット32を介し
てロッドレンズアレー23へ光が出射される。また、ハ
ウジング29の形状はその断面が六角形で、光が出射さ
れる方向の一辺に透光用のスリット32を設けている点
は、図5,6に示した照明装置のハウジングと共通のも
のである。
ップタイプのLED33からの光はスリット32を介し
てロッドレンズアレー23へ光が出射される。また、ハ
ウジング29の形状はその断面が六角形で、光が出射さ
れる方向の一辺に透光用のスリット32を設けている点
は、図5,6に示した照明装置のハウジングと共通のも
のである。
【0032】次にイメージセンサの製法について説明す
る。
る。
【0033】フレーム26の所定の位置に、ロッドレン
ズアレー23と、照明装置24とをそれぞれ挿入する。
照明装置24はフレーム26の水平な面と垂直な面にハ
ウジング断面の六角形の三辺がそれぞれ突き当たること
で、光軸の回転方向の位置決めを精度良く行うことがで
きる。
ズアレー23と、照明装置24とをそれぞれ挿入する。
照明装置24はフレーム26の水平な面と垂直な面にハ
ウジング断面の六角形の三辺がそれぞれ突き当たること
で、光軸の回転方向の位置決めを精度良く行うことがで
きる。
【0034】次にフレーム26に挿入された照明装置2
4の上面及び、ロッドレンズアレー23の上面と近似的
に同一平面上で、照明装置24及び、ロッドレンズアレ
ー23を挟む形で設定されたフレーム26の長手方向の
2面に、カバーガラス25を接着剤等で接着する。
4の上面及び、ロッドレンズアレー23の上面と近似的
に同一平面上で、照明装置24及び、ロッドレンズアレ
ー23を挟む形で設定されたフレーム26の長手方向の
2面に、カバーガラス25を接着剤等で接着する。
【0035】照明装置24の上面は、水平な面であるた
め、カバーガラス25の面と平行に近似的に接している
ため、フレーム26とカバーガラス25とを接着するこ
とにより、照明装置24のがたつきの無い固定が可能と
なる。
め、カバーガラス25の面と平行に近似的に接している
ため、フレーム26とカバーガラス25とを接着するこ
とにより、照明装置24のがたつきの無い固定が可能と
なる。
【0036】次にフレーム26にセンサ基板22を嵌め
込み、接着剤等で接着し、LED27のリード31とセ
ンサ基板22とを半田付け等の手段により、電気的コン
タクトをとることにより完成する。
込み、接着剤等で接着し、LED27のリード31とセ
ンサ基板22とを半田付け等の手段により、電気的コン
タクトをとることにより完成する。
【0037】以上の製造工程において、照明装置の仕様
に関わらず、照明装置の外形が共通のため、製造装置、
及び製造治工具が共通化でき、1つの製造ラインで製造
治工具の対応が可能となる。
に関わらず、照明装置の外形が共通のため、製造装置、
及び製造治工具が共通化でき、1つの製造ラインで製造
治工具の対応が可能となる。
【0038】また、本実施の形態は等倍レンズの密着型
イメージセンサであるが、レンズ縮小系のものを使用し
たイメージセンサについても、本発明を適用することが
可能であることは言うまでもない。
イメージセンサであるが、レンズ縮小系のものを使用し
たイメージセンサについても、本発明を適用することが
可能であることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1,
2記載の発明によれば、複数の受光画素を有する複数の
センサチップと、前記センサチップに原稿からの光を結
像するロッドレンズアレーと、原稿を照明するための光
源に導光管タイプ光源を具備する密着型イメージセンサ
において、前記ロッドレンズアレーと密着型イメージセ
ンサのフレームを前記複数の受光画素を有する複数のセ
ンサチップの保護部材で固定したこと及び、この密着型
イメージセンサと、該センサの原稿読取面に原稿を支持
する手段を有することにより、部品点数を少なくし、工
程の簡略化、部品点数の縮小装置の小型化を可能にした
密着型イメージセンサ、及びそれを用いた情報処理装置
が得られる。
2記載の発明によれば、複数の受光画素を有する複数の
センサチップと、前記センサチップに原稿からの光を結
像するロッドレンズアレーと、原稿を照明するための光
源に導光管タイプ光源を具備する密着型イメージセンサ
において、前記ロッドレンズアレーと密着型イメージセ
ンサのフレームを前記複数の受光画素を有する複数のセ
ンサチップの保護部材で固定したこと及び、この密着型
イメージセンサと、該センサの原稿読取面に原稿を支持
する手段を有することにより、部品点数を少なくし、工
程の簡略化、部品点数の縮小装置の小型化を可能にした
密着型イメージセンサ、及びそれを用いた情報処理装置
が得られる。
【0040】本願の請求項3乃至5記載の発明は、フレ
ームが照明装置として、光源と、光源の光を導光し所望
の方向に光を出射させる導光体からなる照明装置と、基
板上に複数個の光源をライン状に並べた照明装置の、ど
ちらでも選択可能な構造とすることで、 フレームを共通化することができるため、量産効果で
フレーム単価を下げることができる。
ームが照明装置として、光源と、光源の光を導光し所望
の方向に光を出射させる導光体からなる照明装置と、基
板上に複数個の光源をライン状に並べた照明装置の、ど
ちらでも選択可能な構造とすることで、 フレームを共通化することができるため、量産効果で
フレーム単価を下げることができる。
【0041】フレーム金型が1つですむため、量産イ
ニシャルコストを抑えることができる。
ニシャルコストを抑えることができる。
【0042】照明装置のハウジング外形を同じにすれ
ば、イメージセンサの製造工程において、製造機械、及
び製造治工具を共通化でき、1つの製造ラインで対応可
能となる。
ば、イメージセンサの製造工程において、製造機械、及
び製造治工具を共通化でき、1つの製造ラインで対応可
能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態である複数のセンサ
チップを保護する保護部材でフレームとロッドレンズア
レーとセンサチップを複数個1ラインに実装したセンサ
基板とを同時に固定した構造の密着型イメージセンサの
断面図である。
チップを保護する保護部材でフレームとロッドレンズア
レーとセンサチップを複数個1ラインに実装したセンサ
基板とを同時に固定した構造の密着型イメージセンサの
断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る導光体タイプ
の照明装置を使用したイメージセンサの断面図である。
の照明装置を使用したイメージセンサの断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るLEDアレー
タイプの照明装置を使用したイメージセンサの断面図で
ある。
タイプの照明装置を使用したイメージセンサの断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るイメージセン
サの上面図である。
サの上面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る導光体タイプ
の照明装置の断面図である。
の照明装置の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る導光体タイプ
の照明装置の側面図である。
の照明装置の側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るLEDアレー
タイプの照明装置の断面図である。
タイプの照明装置の断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるLEDアレ
ータイプの照明装置の側面図である。
ータイプの照明装置の側面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における導光体タイ
プの照明装置の詳細図である。
プの照明装置の詳細図である。
【図10】従来の密着型イメージセンサを示す図であ
る。
る。
【図11】従来例を説明するイメージセンサの断面図で
ある。
ある。
【図12】従来例を説明するLEDアレータイプの照明
装置の上面図である。
装置の上面図である。
【図13】ハウジングを射出成形により作製した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図14】ハウジングを押出し成形により作製した状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 センサチップ 2 ロッドレンズアレー 3 光源 4 フレーム 5 従来のセンサチップを保護する保護部材 6 センサ基板 7 カバーガラス 8 保護部材 9 透明フレーム部材 10 センサチップを保護する保護部材の注入口 21 センサチップ 22 センサ基板 23 ロッドレンズアレー 24 照明装置 25 カバーガラス 26 フレーム 27 砲弾型のLED 28 導光体 29 ハウジング 30 拡散面 31 リード 32 スリット 33 チップタイプのLED 34 LED基板
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の受光画素を有する複数のセンサチ
ップと、前記センサチップに原稿からの光を結像するロ
ッドレンズアレーと、原稿を照明するための光源を具備
する密着型イメージセンサにおいて、 前記ロッドレンズアレーと密着型イメージセンサのフレ
ームを前記複数の受光画素を有する複数のセンサチップ
の保護部材で固定したことを特徴とする密着型イメージ
センサ。 - 【請求項2】 複数の受光画素を有する複数のセンサチ
ップと、前記センサチップに原稿からの光を結像するロ
ッドレンズアレーと、原稿を照明するための光源とを有
し、 前記ロッドレンズアレーとフレームを前記複数の受光画
素を有する複数のセンサチップの保護部材で固定した構
成の密着型イメージセンサと、該センサの原稿読取面に
原稿を支持する手段を有することを特徴とする情報処理
装置。 - 【請求項3】 ライン状に配列された光電変換素子群を
具備したセンサチップと、前記センサチップに光情報を
結像するためのロッドレンズアレーと、照明装置と、そ
れらをそれぞれ保持するためのフレームからなるイメー
ジセンサにおいて、 前記照明装置は、光源と、光源の光を導光し所望の方向
に光を出射させる導光体からなる照明装置と、基板上に
複数個の光源をライン状に並べた他の照明装置の、2つ
の照明装置からなり、かつ前記フレームは前記2つの照
明装置のうちいずれか1つを選択可能な構成としたこと
を特徴とするイメージセンサ。 - 【請求項4】 前記2種類あるいはいずれか一方の照明
装置は、それぞれの照明装置を位置決め保持するための
ハウジングを有し、前記ハウジングを介して、前記フレ
ームに取り付けられる構成を有することを特徴とする請
求項3記載のイメージセンサ。 - 【請求項5】 前記2種類の照明装置の前記ハウジング
の外形を、同じとしたことを特徴とする請求項3または
4記載のイメージセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8337700A JPH10164329A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | イメージセンサ及びそれを用いた情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8337700A JPH10164329A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | イメージセンサ及びそれを用いた情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164329A true JPH10164329A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18311143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8337700A Pending JPH10164329A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | イメージセンサ及びそれを用いた情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10164329A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150147A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Seiko Epson Corp | 位置決め治具およびこれを用いた装置組立方法 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8337700A patent/JPH10164329A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150147A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Seiko Epson Corp | 位置決め治具およびこれを用いた装置組立方法 |
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