JPH10162907A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH10162907A JPH10162907A JP8335164A JP33516496A JPH10162907A JP H10162907 A JPH10162907 A JP H10162907A JP 8335164 A JP8335164 A JP 8335164A JP 33516496 A JP33516496 A JP 33516496A JP H10162907 A JPH10162907 A JP H10162907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cables
- cable
- connector
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント板に接続されるケーブルを有する多
極且つ低背の電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 プリント板50の一端50aには前部ハ
ウジング10に保持されたコンタクト20がはんだ付け
され、他端50bには複数本の列状に配置された丸形ケ
ーブル80a〜80dの導線84が接続される。丸形ケ
ーブル80a〜80dは前部ハウジング10と共にカバ
ーハウジング4により列状に固定される。
極且つ低背の電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 プリント板50の一端50aには前部ハ
ウジング10に保持されたコンタクト20がはんだ付け
され、他端50bには複数本の列状に配置された丸形ケ
ーブル80a〜80dの導線84が接続される。丸形ケ
ーブル80a〜80dは前部ハウジング10と共にカバ
ーハウジング4により列状に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特に信号の伝送速度が複数のケーブル間で同じにな
るようにした、多極及び低背の電気コネクタに関する。
し、特に信号の伝送速度が複数のケーブル間で同じにな
るようにした、多極及び低背の電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来フラットケーブルをプリント板に接
続してコネクタを形成することがよく行われていた。例
えば図4に示す如き実開昭59−47974号公報に開
示された電気コネクタが公知である。このコネクタ10
0は、プリント板106とプリント板106に接続され
たフラットケーブル110を有する。プリント板106
の一端側には、プリント板106にはんだ付けされたコ
ンタクトピン102を有するコネクタ本体104が配置
され、他端側にはフラットケーブル110の露出した導
体112がはんだ付けされている。
続してコネクタを形成することがよく行われていた。例
えば図4に示す如き実開昭59−47974号公報に開
示された電気コネクタが公知である。このコネクタ10
0は、プリント板106とプリント板106に接続され
たフラットケーブル110を有する。プリント板106
の一端側には、プリント板106にはんだ付けされたコ
ンタクトピン102を有するコネクタ本体104が配置
され、他端側にはフラットケーブル110の露出した導
体112がはんだ付けされている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、従来のフラットケー
ブルをプリント板に接続したコネクタは、低背コネクタ
としては有利なもののケーブルの幅が決まる為多極化に
は限界がある。更にケーブルが平板状である為屈曲して
取り回すのに制約がある。
ブルをプリント板に接続したコネクタは、低背コネクタ
としては有利なもののケーブルの幅が決まる為多極化に
は限界がある。更にケーブルが平板状である為屈曲して
取り回すのに制約がある。
【0004】また、フラットケーブルのかわりに1本の
丸ケーブルを使用してその中に全部の導線を含む場合は
直径が太くなり低背のコネクタには向かない。
丸ケーブルを使用してその中に全部の導線を含む場合は
直径が太くなり低背のコネクタには向かない。
【0005】1本のフラットケーブル或いは1本の丸ケ
ーブルでは用途に応じて接続する電線の数を増減する場
合困難であり、全部のケーブルを変換しなければならな
いという問題があった。
ーブルでは用途に応じて接続する電線の数を増減する場
合困難であり、全部のケーブルを変換しなければならな
いという問題があった。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、多極且つ低背の取り回しやすい電気コネクタを提
供することを目的とする。
あり、多極且つ低背の取り回しやすい電気コネクタを提
供することを目的とする。
【0007】他の目的は、用途に応じて、接続する信号
線の数を増減しやすい電気コネクタを提供することであ
る。
線の数を増減しやすい電気コネクタを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、プリント板の一端側に複数のコンタクトを設け、前
記一端側と導体トレースによって接続された他端側にケ
ーブルの導線を接続した電気コネクタにおいて、前記ケ
ーブルは各々が多数の導線を有する複数本の丸形ケーブ
ルとすると共に、前記他端側に列状に配置され、前記コ
ンタクトは前部ハウジングに保持され前記丸形ケーブル
は前記前部ハウジングと共にカバーハウジングにより列
状に固定されることを特徴とする。
は、プリント板の一端側に複数のコンタクトを設け、前
記一端側と導体トレースによって接続された他端側にケ
ーブルの導線を接続した電気コネクタにおいて、前記ケ
ーブルは各々が多数の導線を有する複数本の丸形ケーブ
ルとすると共に、前記他端側に列状に配置され、前記コ
ンタクトは前部ハウジングに保持され前記丸形ケーブル
は前記前部ハウジングと共にカバーハウジングにより列
状に固定されることを特徴とする。
【0009】導線はケーブルの前端からプリント板に至
るまでツイストペアの状態、且つ各々長さが同じである
ことが望ましい。
るまでツイストペアの状態、且つ各々長さが同じである
ことが望ましい。
【0010】更にプリント板の導体トレースは直線であ
り且つ同じ長さであることが望ましい。
り且つ同じ長さであることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
電気コネクタ(以下、単にコネクタという)について詳
細に説明する。図1は丸形ケーブル(以下、単にケーブ
ルという)80に接続されたコネクタ1の断面図を示
す。コネクタ1は端子副組立体(以下、単に副組立体と
いう)2及びカバーハウジング4を有する。端子副組立
体2は、前部ハウジング10から構成され上下の両平板
部6a、6bからなる嵌合部6と、カバーハウジング4
に保持される固定部8を有する。固定部8は副組立体2
の上面12a及び下面12bから段部14a、14bに
より形成された表面上にリブ16を突設して形成され
る。リブ16はケーブル80の軸線方向に直交して延び
る。嵌合部6から前部ハウジング10の後面18に貫通
してコンタクト受容孔22が形成され、この中にコンタ
クト20が配置されている。コンタクト20の後部は収
束したタイン24となり、このタイン24の間にプリン
ト板50が配置される。プリント板50の一端50a側
には導電パッド52(図2参照)が設けられ、この導電
パッド52にタイン24がはんだ付けされている。これ
によりプリント板50は保持される。
電気コネクタ(以下、単にコネクタという)について詳
細に説明する。図1は丸形ケーブル(以下、単にケーブ
ルという)80に接続されたコネクタ1の断面図を示
す。コネクタ1は端子副組立体(以下、単に副組立体と
いう)2及びカバーハウジング4を有する。端子副組立
体2は、前部ハウジング10から構成され上下の両平板
部6a、6bからなる嵌合部6と、カバーハウジング4
に保持される固定部8を有する。固定部8は副組立体2
の上面12a及び下面12bから段部14a、14bに
より形成された表面上にリブ16を突設して形成され
る。リブ16はケーブル80の軸線方向に直交して延び
る。嵌合部6から前部ハウジング10の後面18に貫通
してコンタクト受容孔22が形成され、この中にコンタ
クト20が配置されている。コンタクト20の後部は収
束したタイン24となり、このタイン24の間にプリン
ト板50が配置される。プリント板50の一端50a側
には導電パッド52(図2参照)が設けられ、この導電
パッド52にタイン24がはんだ付けされている。これ
によりプリント板50は保持される。
【0012】ケーブル80はその端部82から露出した
導線84がプリント板50の他端の導電パッド54(図
2参照)にはんだ付けされてコンタクト20とケーブル
80の電気的接続がなされる。ケーブル80の前端部近
傍には前端に鍔62を有する略円筒状のフェル−ル60
が被冠されている。フェル−ル60はケーブル80の外
被86に円筒部88が圧着されてケーブル80に固定さ
れる。
導線84がプリント板50の他端の導電パッド54(図
2参照)にはんだ付けされてコンタクト20とケーブル
80の電気的接続がなされる。ケーブル80の前端部近
傍には前端に鍔62を有する略円筒状のフェル−ル60
が被冠されている。フェル−ル60はケーブル80の外
被86に円筒部88が圧着されてケーブル80に固定さ
れる。
【0013】副組立体2とケーブル80の上にはカバー
ハウジング4が取り付けられコネクタ1が完成する。カ
バーハウジング4は、上下の各半体4a、4bから構成
され実質的に同様の形状を有するので、以下半体4aに
ついて説明する。半体4aの前部には前部ハウジング1
0のリブ16を受容するリブ受容溝28を有し、後部に
はフェルール60及びケーブル80を受容するケーブル
受容溝30を有する。ケーブル受容溝30はケーブル8
0及びそれに加締められたフェルール60の外径と略相
補形の半円筒形の内面を有している。これによりカバー
ハウジング4が図示しないボルトにより互いに固定され
ると副組立体2及びケーブル80は確実にカバーハウジ
ング4内に固定される。カバーハウジング4は樹脂製、
或いは金属製でもよい。
ハウジング4が取り付けられコネクタ1が完成する。カ
バーハウジング4は、上下の各半体4a、4bから構成
され実質的に同様の形状を有するので、以下半体4aに
ついて説明する。半体4aの前部には前部ハウジング1
0のリブ16を受容するリブ受容溝28を有し、後部に
はフェルール60及びケーブル80を受容するケーブル
受容溝30を有する。ケーブル受容溝30はケーブル8
0及びそれに加締められたフェルール60の外径と略相
補形の半円筒形の内面を有している。これによりカバー
ハウジング4が図示しないボルトにより互いに固定され
ると副組立体2及びケーブル80は確実にカバーハウジ
ング4内に固定される。カバーハウジング4は樹脂製、
或いは金属製でもよい。
【0014】図2は、図1に示すコネクタ1のカバーハ
ウジング4の半体4aを取り除いて、相手側のコネクタ
200と嵌合した状態を示す平面図である。以下、図2
を参照して説明する。プリント板50の一端50aと他
端50bに夫々設けられた導体パッド52、54の間は
直線状の導体トレース56が形成されている。この実施
形態では4本のケーブル80a、80b、80c、80
dが同一平面上に配置されている。各ケーブル80a〜
80dの前端からはツイストペアの形になった導線84
が延びパッド54にはんだ付けされている。ケーブル8
0の前端からパッド54までの導線84の長さは各々等
しくされる。図2においてケーブル80a、80cにつ
いてはプリント板50の表面58aに接続され、ケーブ
ル80b、80dについては裏面58bのパッド54に
夫々接続されている。なお、図2では導線84は一部の
み図示されている。電線84は4本のケーブル80a〜
80dに分散しているのでコネクタ1の高さを低背にす
ることができる。また、用途に応じてケーブル80a〜
80dを適宜数に減らして使用することも容易にでき
る。
ウジング4の半体4aを取り除いて、相手側のコネクタ
200と嵌合した状態を示す平面図である。以下、図2
を参照して説明する。プリント板50の一端50aと他
端50bに夫々設けられた導体パッド52、54の間は
直線状の導体トレース56が形成されている。この実施
形態では4本のケーブル80a、80b、80c、80
dが同一平面上に配置されている。各ケーブル80a〜
80dの前端からはツイストペアの形になった導線84
が延びパッド54にはんだ付けされている。ケーブル8
0の前端からパッド54までの導線84の長さは各々等
しくされる。図2においてケーブル80a、80cにつ
いてはプリント板50の表面58aに接続され、ケーブ
ル80b、80dについては裏面58bのパッド54に
夫々接続されている。なお、図2では導線84は一部の
み図示されている。電線84は4本のケーブル80a〜
80dに分散しているのでコネクタ1の高さを低背にす
ることができる。また、用途に応じてケーブル80a〜
80dを適宜数に減らして使用することも容易にでき
る。
【0015】図中90で示すのは、相手コネクタ200
との嵌合時に相手コネクタ200を係合するラッチ金具
であるラッチ金具90は金属板を打抜き、折曲げて形成
され、カバーハウジング4bの中の溝55に配置され
る。ばね片92を有する押圧部94を押圧することによ
り係合が解除される。このラッチ金具90は周知の手法
なので詳細は説明しない。
との嵌合時に相手コネクタ200を係合するラッチ金具
であるラッチ金具90は金属板を打抜き、折曲げて形成
され、カバーハウジング4bの中の溝55に配置され
る。ばね片92を有する押圧部94を押圧することによ
り係合が解除される。このラッチ金具90は周知の手法
なので詳細は説明しない。
【0016】図3にはケーブル80を除いたコネクタ1
の背面図を示す。半体4a、4bが合体して円形となっ
たケーブル受容溝30が明瞭に示されている。多数の導
線84を4本のケーブル80に分散することにより各ケ
ーブル80a〜80dの直径が小さいものとなり、その
結果コネクタ1は低背が可能となることが容易に理解で
きよう。
の背面図を示す。半体4a、4bが合体して円形となっ
たケーブル受容溝30が明瞭に示されている。多数の導
線84を4本のケーブル80に分散することにより各ケ
ーブル80a〜80dの直径が小さいものとなり、その
結果コネクタ1は低背が可能となることが容易に理解で
きよう。
【0015】
【発明の効果】本発明の電気コネクタは、複数本の列状
に配置した丸形ケーブルを有し、コンタクトは前部ハウ
ジングに保持し、丸形ケーブルは前部ハウジングと共に
カバーハウジングにより列状に固定されるので次の効果
を奏する。
に配置した丸形ケーブルを有し、コンタクトは前部ハウ
ジングに保持し、丸形ケーブルは前部ハウジングと共に
カバーハウジングにより列状に固定されるので次の効果
を奏する。
【0016】即ち、多極でありながら低背のコネクタが
得られる。ケーブルの配線、取り回しがしやすい。また
用途に応じて接続する導線、即ちケーブルの数を増減し
やすい。
得られる。ケーブルの配線、取り回しがしやすい。また
用途に応じて接続する導線、即ちケーブルの数を増減し
やすい。
【図1】 本発明の電気コネクタの断面図である。
【図2】 図1の電気コネクタをカバーハウジングの
半体を取り除いて示す平面図である。
半体を取り除いて示す平面図である。
【図3】 図2の電気コネクタの背面図である。
【図4】 従来例の電気コネクタを示す平面図であ
る。
る。
1 電気コネクタ 4 カバーハウジング 10 前部ハウジング 20 コンタクト 50 プリント板 50a 一端 50b 他端 56 導体トレース 80 ケーブル 84 導線
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント板の一端側に複数のコンタクト
を設け、前記一端側と導体トレースによって接続された
他端側にケーブルの導線を接続した電気コネクタにおい
て、 前記ケーブルは各々が多数の導線を有する複数本の丸形
ケーブルとすると共に、前記他端側に列状に配置され、
前記コンタクトは前部ハウジングに保持され前記丸形ケ
ーブルは前記前部ハウジングと共にカバーハウジングに
より列状に固定されることを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8335164A JPH10162907A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8335164A JPH10162907A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162907A true JPH10162907A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18285489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8335164A Pending JPH10162907A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10162907A (ja) |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8335164A patent/JPH10162907A/ja active Pending
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