JPH10162631A - 照明器具の取付け装置 - Google Patents
照明器具の取付け装置Info
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- JPH10162631A JPH10162631A JP32306196A JP32306196A JPH10162631A JP H10162631 A JPH10162631 A JP H10162631A JP 32306196 A JP32306196 A JP 32306196A JP 32306196 A JP32306196 A JP 32306196A JP H10162631 A JPH10162631 A JP H10162631A
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Abstract
取り外しが容易に行え、また、本体部の外形寸法も小さ
くできる。 【解決手段】 略円盤状をした外形の本体部1の上面に
引っ掛けシーリング2に係止自在とする係止爪3を設け
る。本体部1の外周面部に本体部1を照明器具本体4の
挿入孔5に挿入した状態で照明器具本体4の係合部6へ
係止する横方向に移動自在で且つ本体部1の外周面部に
対して出没自在な爪状の係止部7を備えた照明器具の取
付け装置である。係止部7の照明器具本体4の係合部6
への係止を解除するための操作方向が横方向である解除
操作部8を本体部1に設ける。
Description
けシーリングに取付けるための照明器具の取付け装置に
関するものである。
るための照明器具の取付け装置としては、例えば、実開
平5ー90726号公報が知られいる。この実開平5ー
90726号公報に示される従来例は、図15に示すよ
うに、取付け装置A′が、取付け装置A′の主体を構成
する本体部1′の上面に引っ掛けシーリング2に係止自
在とする係止爪を設け、この本体部1′の外周面部に係
止部7′を横方向に移動自在で且つ本体部1′の外周面
部から出没自在に設け、更に、本体部1′に係止部7′
を引き込ませるための操作を行う上下方向に移動自在な
操作釦50を設けて構成してある。そして、天井44に
取付けた引っ掛けシーリング2に取付け装置A′に設け
た係止爪を引っ掛け係止し、この状態で、取付け装置
A′の本体部1′に照明器具本体4の挿入孔5を被嵌す
ると共に、照明器具本体4の係合部6′に本体部1′よ
り突出した係止部7′を係止するようにしている。ま
た、従来例にあっては、電気的接続手段53を本体部
1′の外周面部に設けていた。
ては、操作釦50を上方に押して、係止部7′を係合部
6′から抜き、その後、照明器具本体4を下方に引き下
ろすことにより取り外すようにしていた。
な従来例にあっては、係止部7′は横方向に移動して本
体部1′の周面から出没自在であるが、操作釦50は上
下方向に移動するので、操作釦50の上下方向の移動を
係止部7′の横方向の移動に変換する必要があり、構造
が複雑になるという問題がある。また、操作釦50の操
作が上下方向であり、該操作釦の操作ストロークも必要
となるので、必然的に本体部1′の上下方向の厚みが厚
くなってしまうという問題がある。更に、照明器具本体
4を取り外す時、操作釦50を操作するには片手の一部
の指で操作釦50を上方に押し上げ操作を行いながら、
他の指で照明器具本体4を支えて照明器具本体4を引き
下ろすような操作が必要であって、照明器具本体4の取
り外しが行いにくいという問題がある。また、1つの操
作釦50で2つの係止部7′が動作するようにしている
ので、1つの操作釦を操作するための解除操作力が高く
なる可能性が大きく、また、一方の係止部7′が動作不
良であっても、わかりにくく、照明器具本体4の中途半
端な取付けが生じるという危険性があった。更に、電気
的接続手段53を本体部1′の外周面部に設けているの
で、これが係止部7′と操作釦の係止以外に取付け装置
A′の外形寸法が大きくなる要因となり、取付け装置
A′の外形寸法が大きくなるという問題があった。
明したものであって、構造が簡単で、本体部の厚みが薄
くでき、また、照明器具本体の取り外しが容易に行え、
また、本体部の外形寸法も小さくできる照明器具の取付
け装置を提供することを課題とするものである。
めに、本発明の照明器具の取付け装置は、略円盤状をし
た外形の本体部1の上面に引っ掛けシーリング2に係止
自在とする係止爪3を設け、本体部1の外周面部に本体
部1を照明器具本体4の挿入孔5に挿入した状態で照明
器具本体4の係合部6へ係止する横方向に移動自在で且
つ本体部1の外周面部に対して出没自在な爪状の係止部
7を備えた照明器具の取付け装置であって、係止部7の
照明器具本体4の係合部6への係止を解除するための操
作方向が横方向である解除操作部8を本体部1に設けた
成ることを特徴とするものであって、このように、係止
部7の移動方向と解除操作部8の移動方向とが同じ横方
向であるから、構造が簡略化でき、また、本体部1の上
下方向の厚みを薄くできることになる。また、照明器具
本体4を取り外す際には、照明器具本体4を手で支えな
がら指先の動きだけで解除操作ができることになる。
れ一対設けてあることが好ましい。また、このような構
成とすることで、各々の係止部7の動作の確認をそれぞ
れの係止部7に対応する別々の解除操作部8により確認
することができ、一方の係合が不完全であった場合に容
易に確認できることになる。また、一対の解除操作部8
がそれぞれ外方へ操作することにより係止部7が係合部
6より解除されるように構成することが好ましい。ま
た、このような構成とすることで、照明器具本体4を取
り外す際には、照明器具本体4を手で支えながら指先の
動きだけで解除操作するのがより容易に行えることにな
る。
略円盤状をした外形の本体部1の中心を通り且つ略円盤
状をした本体部1の外周面部を横断する直線に沿って設
けられ、解除操作部8により操作される係止部7が略円
盤状をした本体部1の外周面部の互いに対称となる位置
から出没自在とすることが好ましい。このような構成と
することで、本体部1に対して係止部7及び解除操作部
8を合理的な配置関係にできることになる。
用のコネクタ9を配置することが好ましい。このような
構成とすることで、本体部1の外形寸法を大きくするこ
となく電気的接続部を設けることができる。また、コネ
クタ9に2極のコネクタ電極9aを設け、上記2極のコ
ネクタ電極9aが一対の解除操作部8を結ぶ直線と略平
行な方向に沿って配置してあることが好ましい。このよ
うな構成とすることで、コネクタ9を解除操作部8の移
動方向に横長に形成できて、照明器具本体4を取り外す
際に、解除操作部8に設けたガイド部10をそれぞれ解
除操作部8の移動方向に横長になったコネクタ9の外面
をガイドとして移動でき、また、通常の照明器具本体4
の取付け状態では、両解除操作部8に設けたガイド10
間が離れて、コネクタ9への接続のためのスペースが確
保できることになる。
形態に基づいて説明する。本体部1は略円盤状をしてお
り、本体部1の上面部には図2に示すように、下方に向
けて凹設した凹部11が形成してあり、本体部1の下端
部は図1に示すように全面が開口している。上記本体部
1の上面部に凹設した凹部11の下面部から下方に水平
断面長方形状をした角筒部9cが下方に向けて垂設して
ある。凹部11の底部の上面には係止爪3とコネクタ電
極9aとを有する一対の端子板ブロック12が取付けね
じ13により取付けてある。そして、一対の端子板ブロ
ック12に設けた一対の係止爪3が本体部1の上面部か
ら上方に突出している。また、一対の端子板ブロック1
2に設けた一対のコネクタ電極9aが角筒部9c内に挿
入してあって、このように角筒部9c内に一対のコネク
タ電極9aを内装することでコネクタ9が構成してあ
る。平面視長方形状の角筒部9cの長辺方向と平行な方
向の一側面にはロック溝部9dが設けてあり、このロッ
ク溝部9dの下端は角筒部9cの下端よりも上方に位置
しており、また、ロック溝部9dの内部にはロック部9
eが設けてある。
1、図7等に示すように一対の孔14が形成してあり、
この一対の孔14の位置関係は略円盤状をした本体部1
の中心を回転中心とする180°回転対称となる位置関
係にある。係止部7は水平板状をしており、この係止部
7の先端部は本体部1の外周面部の円弧と同じ曲率半径
の円弧となっている。水平板状をした係止部7の後端部
の一側端部には下方又は斜め下方に向けて突出した下向
き片15が突設してあり、下向き片1515の下端部か
ら背方に向けて略L字状をした連結片17が水平に連出
してあり、連結片17の一片部に縦板状をした解除操作
部8の上端部の一側部が連設してあって、移動体18が
構成してある。したがって、連結片17及び解除操作部
8の上端は水平板状をした係止部7よりも下方に位置し
ている。移動体18の係止部7の後端部の中央部には2
条のガイド部10が解除操作部8側に向けて突出してあ
る。この2条のガイド部10の突出基部は下方又は斜め
下方にむけて突出した段落ち片10aとなっており、ガ
イド部10の先端部は連結片17と同じレベルとなって
いる。上記2条のガイド部10間がばね材収納部20と
なっている。また、係止部7には2つの長孔19が設け
てある。また、解除操作部8にはキャップ8aが被せら
れる。
持軸部21が2組設けてあり、一組の支持軸部21に一
方の移動体18の2個の長孔19をスライド自在に嵌め
込み、他の一組の支持軸部21に他方の移動体18の2
個の長孔19をスライド自在に嵌め込んである。ここ
で、上記2個の移動体18は水平面で180°回転した
状態となっている。そして、一方の移動体18の係止部
7が本体部1の外周面部の対向部分に設けた一対の孔1
4のうちの一方の孔14から出没自在となっており、他
方の移動体18の係止部7が他方の孔14から出没自在
となっている。また、移動体18に設けた2条のガイド
部10はコネクタ9の外殻を構成する平面視長方形状の
角筒部9cの長辺側の側面にスライド自在に嵌まり込ん
でいて、ガイド部10が角筒部9cの長辺側の側面にガ
イドされながらスムーズに移動するようになっている。
7及び解除操作部8が略円盤状をした外形の本体部1の
中心を通り且つ略円盤状をした本体部1の外周面部を横
断する直線に沿って設けてあり、解除操作部8により操
作される係止部7が略円盤状をした本体部1の外周面部
の互いに対称となる位置に設けた孔14から出没自在と
なっていて、全体の配置を合理的な配置にして全体のコ
ンパクト化を図っている。
操作方向は横方向(水平方向)で、また、係止部7の移
動方向も横方向であって、このように解除操作部8の操
作方向と係止部7の移動方向とを同じ横方向としたか
ら、上記のように、横方向(水平方向)に移動自在な移
動体18に解除操作部8と係止部7とを一体に設けた簡
単な構造で、解除操作部8を横方向に移動させることに
より係止部7を横方向に移動させる構造とすることがで
きるものである。また、このように解除操作部8の操作
方向と係止部7の移動方向とを同じ横方向とすること
で、解除操作部を上下方向に移動する場合に比べて、上
下方向のストロークが必要でないのみならず、従来例の
ように、上下方向の運動を横方向の運動に変換する変換
機構も必要でなく、本体部1の上下方向の厚みを薄くで
きると共に、構造を簡略化できることになる。
間に形成されたばね材収納部20にコイルスプリング2
3が配設してあり、該コイルスプリング23の両端部が
それぞれ移動体18と角筒部9cの短辺側の面とに弾接
してあって、コイルスプリング23のばね力により係止
部7が孔14から外側に突出している。この状態が図
3、図4、図6、図7、図8、図10等に示す状態であ
って、図3に示すように、ガイド部10の先端部が平面
視長方形状の角筒部9cの長辺側の側面の両端部近くま
で移動し、両移動体18のガイド部10間にロック溝部
9dが露出した状態となっている。また、下方に突出し
ている両側の解除操作部8をコイルスプリング23に抗
して互いに近付く方向に移動させるとガイド部10の先
端部同士が突き当たるようになっており、この状態で係
止部7は本体部1の外周面部から内側に引き込むもので
ある。また、ガイド部10の先端部同士が突き当たった
状態では上記ロック溝部9dが図11(a)に示すよう
にガイド部10により塞がれることになる。
た蓋30が取付けねじ31により取付けてあり、該蓋3
0には一対の孔32が設けてあって、一対の移動体18
にそれぞれ設けた下方に垂下した一対の解除操作部8が
上記一対の孔32にスライド自在に挿通してある。ま
た、蓋30の中央部には中央孔33が設けてあって、該
中央孔33にコネクタ9の下端部及びロック溝部9dの
下端部が対向している。ここで、コネクタ9の下端部は
中央孔33にはまり込んでいる。ここで、係止部7が本
体部1の外周面部から内側に引き込んだ状態では両ガイ
ド部10の先端部がロック溝部9dの下方開口を塞いで
いて中央孔33から両ガイド部10の先端部が見えるよ
うになっている。したがって、仮に、両係止部7がいず
れも本体部1の外周面部から突出していない場合には、
両ガイド部10の先端部がいずれも中央孔33に露出し
て見え、また、両係止部7のうち一方の係止部7が本体
部1の外周面部から突出していない場合には、両ガイド
部10のうち一方のガイド部10の先端部が中央孔33
に露出して見え、当該係止部7が外方に突出していない
ことが確認できることになる。
2極のコネクタ電極9aは、断面長方形状をした角筒部
9cの長辺と平行に2極のコネクタ電極9aを配置して
あり、更に、角筒部9cの長辺に沿った方向と、一対の
解除操作部8を結ぶ直線(つまり移動体18の移動方
向)とが略同じ方向となっているので、角筒部9cの長
辺の長さを有効利用して、ガイド部10をガイドとしな
がら移動体18を移動して、両ガイド部10の先端部が
離れた状態では上記のように、ロック溝部9dをオープ
ンにしてコネクタ9への接続のためのスペースが十分確
保できるようになっている。
1の上面部より出没自在に取付けてある。該ロック部材
25はばね26により上方に突出するばね力が付与して
あり、該ばね力によりロック部材25が本体部1の上面
部より上方に突出している。本体部1の周面部の下端部
には操作窓部34が設けてあり、蓋30には操作窓部3
4に対向して切欠部35が設けてある。切欠部35内に
は操作釦27の操作部36が移動自在に配置してあり、
操作部36の先端部の溝部37が蓋30の切欠部35の
奥の部位にスライド自在に嵌まり込んでいる。操作釦2
7には傾斜したカム部38が設けてあり、カム部38に
ロック部材25の下端部の当たり部39がばね26のば
ね力により弾接している。したがって、通常はばね26
のばね力により当たり部39が上方に押し上げられ、こ
れにより操作部36が図13(a)のように本体部2の
周面部の内面に当接している。この状態はロック部材2
5の上端部が本体部1の上面部よりも上方に突出した状
態に設定してある。一方、操作窓34から指を入れて操
作部36を押すと、図13(b)のように当たり部39
がばね26に抗してカム部38により下方に押し下げら
れ、これによりロック部材25の上端部が本体部1の上
面部よりも下方に引き込むように設定してある。
ある。次に、照明器具40は図9に示すように、照明器
具本体4にランプ41、器具点灯ブロック42を装備し
て構成してあり、照明器具本体4の上面部中央部には挿
入孔5が設けてあり、該挿入孔5の縁部に円筒状をした
ホルダー43が設けてあり、ホルダー43の内周面部に
溝が設けてあって、該溝が係合部6を構成している。
けてあり、引っ掛けシーリング2の下面部には一対の円
弧状をした係止孔2aが設けてあり、係止孔2aの一端
部は巾広孔部2bとなっている。しかして、照明器具4
0を天井44に取付けるには、まず、天井44に取付け
た引っ掛けシーリング2に前述の取付け装置Aを取付け
るものである。取付け装置Aの取付けに当たっては、ま
ず、本体部1に設けた一対の端子板ブロック12の係止
爪3を係止孔2aに挿入係止する。この場合、係止爪3
は巾広孔部2bから挿入して円弧状をした係止孔2aの
他端部まで移動させて機械的、電気的に引っ掛けシーリ
ング2に取付け装置Aを取付けるのであるが、この状態
で、係止爪3が巾広孔部2bに位置している状態では引
っ掛けシーリング2の下面に押しつけられて弾接してい
たロック部材25の先端部が、係止爪3が円弧状をした
係止孔2aの他端部に到った状態で、係止孔2aの一部
(実施形態では巾広孔部2b)内に嵌め込まれて、ロッ
ク部材25を下降させない限り、つまり、操作釦27を
操作しない限り、取付け装置Aが引っ掛けシーリング2
から取り外せないようになっている。
5(つまり円筒状のホルダー43)を取付け装置Aの円
盤状をした本体部1に下方より嵌め込むものである。こ
こで、本体部1の周面部の対向する位置から一対の移動
体18の係止部7がそれぞれコイルスプリング23のば
ね力により外側方に突出しているので、ホルダー43の
嵌め込みにより係止部7がコイルスプリング23のばね
力に抗して内側に押し込まれ、係合部6と係止部7とが
対向した時点で、コイルスプリング23のばね力により
係止部7が係合部6に弾性的に係止し、これにより図1
1(b)に示すように、照明器具本体4が引っ掛けシー
リング2に取付けた取付け装置Aに取付けられることに
なる。
取付けられた状態では、取付け装置Aの本体部1に設け
た係止部7がコイルスプリング23のばね力により外側
に飛び出す方向に移動体18が移動しているので、既に
述べたように、ロック溝部9dが両移動体18のガイド
部10により塞がれないで開放した状態となっている。
したがって、取付け装置Aに照明器具40を取付けた状
態では、移動体18のガイド部10に邪魔されることな
く、照明器具40に設けたコネクタ49を中央孔33に
位置するコネクタ9に嵌め込むと共にコネクタ49に設
けたロック受け49aをロック溝部9dに嵌め込んでロ
ック部9eに係止するようになっている。このようにし
て、照明器具40が電気的に接続されるものである。図
11(a)、図14(b)にコネクタ49を接続した状
態を示している。
7のみが係合部6に係合している状態でも、一応照明器
具本体4は取付け装置Aに取付けられるので、作業者は
両方とも正常に取付けられていると勘違いして、取付け
作業を完了してしまうことがあるが、本発明において
は、すでに述べたように、一方の係止部7が仮に何らか
の理由で外方に突出していない状態(つまり係止部7が
係合部6に係合していない状態)ではガイド部10が中
央孔33に露出して見えるため、一方の係止部7が係合
部6に係合していない不完全な取付け状態であることが
確認できるものである。また、各々の係止部7の動作の
確認をそれぞれの係止部7に対応する別々の解除操作部
の位置を確認することによっても、一方の係合が不完全
であった場合に容易に確認できるものである。また、仮
に、この一方の係止部7が係合部6に係合していない不
完全な取付け状態のままコネクタ49をコネクタ9に接
続しようとしても、中央孔33にガイド部10が位置し
ていてロック溝部9dの開口部の半分が塞がれることに
なるので、図14(a)のようにロック受け49aをロ
ック溝部9dに嵌め込むことができず、この段階でも、
一方の係止部7が係合部6に係合していない不完全な取
付け状態であることが確認できることになる。
は、以下のようにして行うものである。すなわち、ま
ず、ロック受けとロック部12bとのロックを解除して
照明器具40に設けたコネクタ49を取り外す。次に、
図12のように両手48を照明器具本体4の上面部の下
面に当て、親指48aを除く他の4本の指48bで照明
器具本体4を支え、この状態で両方の手48の親指48
aをそれぞれ取付け装置Aの本体部1の下面から下方に
垂下している一対の移動体18に設けた解除操作部8に
当て、この状態で両親指48aを図12の矢印方向に移
動させることで、両移動体18の解除操作部8が図11
の矢印方向に移動し、これにより両移動体18が移動し
て係止部7が内側に移動して係合部6から離脱するの
で、そのまま、両手48で照明器具本体4を下方に引き
下ろすことで、取り外すことができるものである。
向(水平方向)であるため、図12のように両手48の
親指48aを除く他の指で照明器具本体4の上面部の下
面に当てて支持した状態で両手の親指48aを横方向に
動かすのみで係止部7を係合部6から離脱させることが
できて、係合の解除操作が容易に行えて、照明器具本体
4の取り外しが容易にできることになる。
り電気的接続を解除しない限り)、解除操作部8を操作
しようとしてもロック受け49aにガイド部10が当た
って、移動体18を移動できず、したがって、コネクタ
49を接続した状態では誤って解除操作部8を操作して
係止部7を係合部6から外すことができないようになっ
ている。
は、上述のように、略円盤状をした外形の本体部の上面
に引っ掛けシーリングに係止自在とする係止爪を設け、
本体部の外周面部に本体部を照明器具本体の挿入孔に挿
入した状態で照明器具本体の係合部へ係止する横方向に
移動で且つ本体部の外周面部に対して出没自在な爪状の
係止部を備えた照明器具の取付け装置であって、係止部
の照明器具本体の係合部への係止を解除するための操作
方向が横方向である解除操作部を本体部に設けてあるの
で、照明器具本体を手で支えながら一部の指先を横方向
に動かすのみで係止部を係合部から解除することができ
て、照明器具本体の取り外し操作が容易に行えるもので
ある。しかも、本発明にあっては、解除操作部の操作方
向と係止部の移動方向とを同じ方向としたので、解除操
作部の操作方向と係止部の移動方向とが異なる方向であ
る従来例に比べて、本体部の上下方向の厚みを薄くで
き、また、構造を簡単にできて一体化も可能となり、組
立て性も向上するものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、係止部及び解除
操作部がそれぞれ一対設けてあるので、両手で照明器具
本体を支えた状態で、両手の指の一部をそれぞれ横方向
に操作して解除操作部の操作ができて、照明器具本体を
両手でバランスよく支持しながら簡単に両係止部の両係
合部に対する係合を解除できるものであり、また、各々
の係止部の動作の確認をそれぞれの係止部に対応する別
々の解除操作部により確認することができ、一方の係合
が不完全であった場合に容易に確認できるものである。
記請求項2記載の発明の効果に加えて、一対の解除操作
部がそれぞれ外方へ操作することにより係止部が係合部
より解除されているので、照明器具本体を取り外す際に
は、照明器具を支えながら親指の自然な横方向の動きに
より解除操作部を外横方向に操作できて解除操作がより
容易に行えるものである。
記請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、一
対の係止部及び解除操作部が略円盤状をした外形の本体
部の中心を通り且つ略円盤状をした本体部の外周面部を
横断する直線に沿って設けられ、解除操作部により操作
される係止部が略円盤状をした本体部の外周面部に互い
に対称となる位置から出没自在としてあるので、本体部
に対して係止部及び解除操作部を合理的な配置関係にで
きて、コンパクト化が図れるものである。
記請求項4記載の発明の効果に加えて、一対の解除操作
部の間に電線接続用のコネクタを配置してあるので、電
気的接続手段が本体部の外周面部に位置する従来例に比
べて本体部の外形寸法を大きくすることなく電気的接続
部を設けることができることになる。また、請求項6記
載の発明にあっては、上記請求項5記載の発明の効果に
加えて、コネクタに2極のコネクタ電極を設け、上記2
極のコネクタ電極が一対の解除操作部を結ぶ直線と略平
行な方向に沿って配置してあるので、コネクタを解除操
作部の移動方向に横長に形成できて、照明器具本体を取
り外す際に、解除操作部に設けたガイド部をそれぞれ解
除操作部の移動方向に横長になったコネクタの外面をガ
イドとして移動でき、また、通常の照明器具本体の取付
け状態では、両解除操作部に設けたガイド間が離れて、
コネクタへの接続のためのスペースが確保できるもので
ある。
である。
グに照明器具を取付ける状態を示す分解斜視図である。
装置のコネクタに接続した状態を示す下面図であり、
(b)は取付け装置に照明器具を取付けた状態の断面図
である。
装置のコネクタから外し、解除操作部を内側に引き込ま
せた状態の下面図であり、(b)は取付け装置から照明
器具を取り外すに当たって係止部を係合部から外した状
態を示す断面図である。
である。
あり、(b)はロック部材のロック解除を示す説明図で
あり、(c)は(a)のXーX線の断面図である。
コネクタに接続できない状態を示す説明図であり、
(b)は照明器具のコネクタが取付け装置のコネクタに
接続している状態の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 略円盤状をした外形の本体部の上面に引
っ掛けシーリングに係止自在とする係止爪を設け、本体
部の外周面部に本体部を照明器具本体の挿入孔に挿入し
た状態で照明器具本体の係合部へ係止する横方向に移動
自在で且つ本体部の外周面部に対して出没自在な爪状の
係止部を備えた照明器具の取付け装置であって、係止部
の照明器具本体の係合部への係止を解除するための操作
方向が横方向である解除操作部を本体部に設けて成るこ
とを特徴とする照明器具の取付け装置。 - 【請求項2】 係止部及び解除操作部がそれぞれ一対設
けてあることを特徴とする請求項1記載の照明器具の取
付け装置。 - 【請求項3】 一対の解除操作部がそれぞれ外方へ操作
することにより係止部が係合部より解除されることを特
徴とする請求項2記載の照明器具の取付け装置。 - 【請求項4】 一対の係止部及び解除操作部が略円盤状
をした外形の本体部の中心を通り且つ略円盤状をした本
体部の外周面部を横断する直線に沿って設けられ、解除
操作部により操作される係止部が略円盤状をした本体部
の外周面部に互いに対称となる位置から出没自在として
成ることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の照明
器具の取付け装置。 - 【請求項5】 一対の解除操作部の間に電線接続用のコ
ネクタを配置して成ることを特徴とする請求項4記載の
照明器具の取付け装置。 - 【請求項6】 コネクタに2極のコネクタ電極を設け、
上記2極のコネクタ電極が一対の解除操作部を結ぶ直線
と略平行な方向に沿って配置してあることを特徴とする
請求項5記載の照明器具の取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32306196A JP3563898B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 照明器具の取付け装置及びこれを備えた照明装置 |
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JP32306196A JP3563898B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 照明器具の取付け装置及びこれを備えた照明装置 |
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JP2004123259A Division JP2004247315A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 照明器具の取付け装置及びこれを備えた照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10162631A true JPH10162631A (ja) | 1998-06-19 |
JP3563898B2 JP3563898B2 (ja) | 2004-09-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32306196A Expired - Lifetime JP3563898B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 照明器具の取付け装置及びこれを備えた照明装置 |
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JP (1) | JP3563898B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32306196A patent/JP3563898B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3563898B2 (ja) | 2004-09-08 |
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