JPH10160365A - 薄層冷却器 - Google Patents
薄層冷却器Info
- Publication number
- JPH10160365A JPH10160365A JP21857297A JP21857297A JPH10160365A JP H10160365 A JPH10160365 A JP H10160365A JP 21857297 A JP21857297 A JP 21857297A JP 21857297 A JP21857297 A JP 21857297A JP H10160365 A JPH10160365 A JP H10160365A
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- JP
- Japan
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- rotor
- thin
- stator
- gap
- cooling medium
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
- F28F19/06—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D11/00—Heat-exchange apparatus employing moving conduits
- F28D11/02—Heat-exchange apparatus employing moving conduits the movement being rotary, e.g. performed by a drum or roller
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 掻取り器なしでも機能し、かつ高い効率及び
長い寿命を以て働く薄層冷却器を提供する。 【解決手段】 ギャップを制限している回転子と固定子
との面に、摩耗しにくい無機質な付着防止コーティング
が施されている。
長い寿命を以て働く薄層冷却器を提供する。 【解決手段】 ギャップを制限している回転子と固定子
との面に、摩耗しにくい無機質な付着防止コーティング
が施されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、低・中粘度の物質
用の薄層冷却器であって、固定子を形成している冷却シ
リンダを備えており、該冷却シリンダ内に、ゆっくりと
回転する回転子が回転駆動されて支承されており、しか
も回転子と固定子との間にギャップが設けられている形
式のものに関する。
用の薄層冷却器であって、固定子を形成している冷却シ
リンダを備えており、該冷却シリンダ内に、ゆっくりと
回転する回転子が回転駆動されて支承されており、しか
も回転子と固定子との間にギャップが設けられている形
式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の薄層冷却器は種々様々
な構成で公知である。この薄層冷却器は、脂肪を含む食
品を生産する際に熱交換器として使用されるだけでな
く、次のような物質の処理及び生産のためにも使用され
る。すなわち：チョコレート及びカカオマス、脂肪衣及
びカカオバター、ピーナッツバター、ナッツペースト及
びアーモンドペースト、フルーツジュース、スピリッツ
類、クリーム及び化粧品、化学産業及び薬品産業の生産
物、ラッカー、塗料及びワックス、潤滑油及びグリー
ス、単量体及び重合体の液体プラスチック等である。
な構成で公知である。この薄層冷却器は、脂肪を含む食
品を生産する際に熱交換器として使用されるだけでな
く、次のような物質の処理及び生産のためにも使用され
る。すなわち：チョコレート及びカカオマス、脂肪衣及
びカカオバター、ピーナッツバター、ナッツペースト及
びアーモンドペースト、フルーツジュース、スピリッツ
類、クリーム及び化粧品、化学産業及び薬品産業の生産
物、ラッカー、塗料及びワックス、潤滑油及びグリー
ス、単量体及び重合体の液体プラスチック等である。
【０００３】薄層冷却器の応用範囲は多岐にわたってい
る。公知の熱交換器の場合、生産物が回転子及び固定子
の壁に付着してしまうという危険性が生じる。これは混
合時又は粘性変化時に液体成分から固体成分が分離する
ことによって生じる。
る。公知の熱交換器の場合、生産物が回転子及び固定子
の壁に付着してしまうという危険性が生じる。これは混
合時又は粘性変化時に液体成分から固体成分が分離する
ことによって生じる。
【０００４】脂肪を含む混合物の場合には、回転子及び
固定子の壁に脂肪の結晶が形成される。これにより、熱
伝達が悪くなり、場合によっては不可能にすらなってし
まうこともある。この汚れの層を掻取り器によって機械
的に絶えず取除くことは公知である。このことは高い機
械的なコストがかかることを意味する。
固定子の壁に脂肪の結晶が形成される。これにより、熱
伝達が悪くなり、場合によっては不可能にすらなってし
まうこともある。この汚れの層を掻取り器によって機械
的に絶えず取除くことは公知である。このことは高い機
械的なコストがかかることを意味する。
【０００５】掻取り器及び回転子の壁は摩耗して、機械
が停止してしまうこともある。さらにエネルギー消費量
が大きくなる。
が停止してしまうこともある。さらにエネルギー消費量
が大きくなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の薄層冷却器を改良して、掻取り器なしで
も機能し、かつ高い効率及び長い寿命を以て働く薄層冷
却器を提供することである。
で述べた形式の薄層冷却器を改良して、掻取り器なしで
も機能し、かつ高い効率及び長い寿命を以て働く薄層冷
却器を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、ギャップを制限している回転子と固定子と
の面に、摩耗しにくい無機質な付着防止コーティングが
施されている。
明によれば、ギャップを制限している回転子と固定子と
の面に、摩耗しにくい無機質な付着防止コーティングが
施されている。
【０００８】
【発明の効果】回転子と固定子との間のギャップを制限
する適当な面に、摩耗しにくい無機質の付着防止コーテ
ィングを施すことによって、生産物の成分の皮殻化及び
堆積が事実上回避される。この付着防止コーティングの
材料は高い耐摩性及び完全な無味性を有している。後者
の特性は、特に食品を扱うときに重要である。
する適当な面に、摩耗しにくい無機質の付着防止コーテ
ィングを施すことによって、生産物の成分の皮殻化及び
堆積が事実上回避される。この付着防止コーティングの
材料は高い耐摩性及び完全な無味性を有している。後者
の特性は、特に食品を扱うときに重要である。
【０００９】請求項２以下に記載の構成によって、請求
項１に記載の薄層冷却器の有利な改良が可能となる。
項１に記載の薄層冷却器の有利な改良が可能となる。
【００１０】基本的には、適当な生産物を加熱するため
にもこの薄層冷却器を使用することが可能である（請求
項７参照）。
にもこの薄層冷却器を使用することが可能である（請求
項７参照）。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１２】図示の薄層冷却器は、２重壁を有し、鉛直
方向に配置された冷却シリンダから成っており、この冷
却シリンダは固定子１を形成している。この固定子１の
上方には、回転子２のための軸受け４が装着されている
カバープレート１４が設けられている。
方向に配置された冷却シリンダから成っており、この冷
却シリンダは固定子１を形成している。この固定子１の
上方には、回転子２のための軸受け４が装着されている
カバープレート１４が設けられている。
【００１３】固定子１内で回転子２は回転する。軸受け
４と回転子２の駆動軸１６とによって、片持ち式に支承
されている。回転子２の駆動は電気モータを用いて伝動
装置６を介して行われるが、場合によっては直接駆動装
置（調節モータ又は周波数を制御された駆動モータ）を
用いても行われる。
４と回転子２の駆動軸１６とによって、片持ち式に支承
されている。回転子２の駆動は電気モータを用いて伝動
装置６を介して行われるが、場合によっては直接駆動装
置（調節モータ又は周波数を制御された駆動モータ）を
用いても行われる。
【００１４】中空軸として形成された駆動軸１６の中空
室１７を通って、冷却管５が回転子２の内室へ通じてい
る。この冷却管５の上端部には回転結合部材７が配置さ
れており、この回転結合部材によって冷却媒体の供給が
接続・遮断され得る。冷却媒体流入部は符号１２で、冷
却媒体流出部は符号１３で示されている。
室１７を通って、冷却管５が回転子２の内室へ通じてい
る。この冷却管５の上端部には回転結合部材７が配置さ
れており、この回転結合部材によって冷却媒体の供給が
接続・遮断され得る。冷却媒体流入部は符号１２で、冷
却媒体流出部は符号１３で示されている。
【００１５】固定子１は２重壁を有するケーシングを形
成しており、このケーシングの内室の箇所１０において
は冷却媒体が供給され、箇所１１においては冷却媒体が
排出される。冷却シリンダを形成している固定子１は、
下側領域における箇所１５で円錐形に形成されている。
成しており、このケーシングの内室の箇所１０において
は冷却媒体が供給され、箇所１１においては冷却媒体が
排出される。冷却シリンダを形成している固定子１は、
下側領域における箇所１５で円錐形に形成されている。
【００１６】冷却しようとする生産物及び処理しようと
する生産物は箇所８から入れられ、箇所９から出され
る。
する生産物は箇所８から入れられ、箇所９から出され
る。
【００１７】回転子２の外周面は、ギャップ３において
単条又は多条のスクリューとして構成されている。生産
物は、回転子と固定子との間の、有利には幅５〜１５ｍ
ｍのギャップ３を通って流れ、摩耗しにくい無機質の付
着防止コーティングを施された層において冷却される。
ここでは金属や金属酸化物をベースにした層が使用され
ると有利である。この層によって、冷却しようとする生
産物が堆積したり、皮殻化したりすることが回避され
る。生産物はコーティングされた面において冷却されて
温度が下がり、高い粘性をおびる。
単条又は多条のスクリューとして構成されている。生産
物は、回転子と固定子との間の、有利には幅５〜１５ｍ
ｍのギャップ３を通って流れ、摩耗しにくい無機質の付
着防止コーティングを施された層において冷却される。
ここでは金属や金属酸化物をベースにした層が使用され
ると有利である。この層によって、冷却しようとする生
産物が堆積したり、皮殻化したりすることが回避され
る。生産物はコーティングされた面において冷却されて
温度が下がり、高い粘性をおびる。
【００１８】この冷却効果は、冷却媒体の搬送流の調整
及び温度調整（±）によってコントロールできる。
及び温度調整（±）によってコントロールできる。
【００１９】生産物を加熱したい場合には、冷却媒体の
代わりに加熱するための媒体を供給しても良い。冷却媒
体としては、水、又はその他の冷却媒体、例えば塩水が
考えられる。
代わりに加熱するための媒体を供給しても良い。冷却媒
体としては、水、又はその他の冷却媒体、例えば塩水が
考えられる。
【図１】薄層冷却器の構成を示した概略図である。
１ 固定子、 ２ 回転子、 ３ ギャップ、 ４ 軸
受け、 ５ 冷却管、６ 伝動装置、 ７ 回転結合部
材、 ８，９ 箇所、 １０，１１ 内室、１２ 冷却
媒体流入部、 １３ 冷却媒体流出部、 １４ カバー
プレート、１５ 箇所、 １６ 駆動軸、 １７ 中空
室
受け、 ５ 冷却管、６ 伝動装置、 ７ 回転結合部
材、 ８，９ 箇所、 １０，１１ 内室、１２ 冷却
媒体流入部、 １３ 冷却媒体流出部、 １４ カバー
プレート、１５ 箇所、 １６ 駆動軸、 １７ 中空
室
Claims (7)
- 【請求項１】 低・中粘度の物質用の薄層冷却器であっ
て、固定子（１）を形成している冷却シリンダを備えて
おり、該冷却シリンダ内に、ゆっくりと回転する回転子
（２）が回転駆動されて支承されており、しかも回転子
と固定子との間にギャップ（３）が設けられている形式
のものにおいて、 ギャップ（３）を制限している回転子（２）と固定子
（１）との面に、摩耗しにくい無機質な付着防止コーテ
ィングが施されていることを特徴とする、薄層冷却器。 - 【請求項２】 付着防止コーティングが金属又は金属酸
化物をベースにしている、請求項１記載の薄層冷却器。 - 【請求項３】 ギャップ（３）の幅が５〜１５ｍｍであ
る、請求項１又は２記載の薄層冷却器。 - 【請求項４】 回転子（２）の外周面が、ギャップ
（３）において単条又は多条のスクリューとして構成さ
れている、請求項１又は２記載の薄層冷却器。 - 【請求項５】 回転子（２）が片持ち式に支承されてい
る、請求項１から４までのいずれか１項記載の薄層冷却
器。 - 【請求項６】 回転子（２）の駆動軸（１６）が中空軸
として形成されており、該中空軸を貫通して冷却媒体の
供給のための冷却管（５）が通されている、請求項１か
ら５までのいずれか１項記載の薄層冷却器。 - 【請求項７】 冷却媒体の代わりに加熱するための媒体
を供給することが可能である、請求項１から６までのい
ずれか１項記載の薄層冷却器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29614250U DE29614250U1 (de) | 1996-08-17 | 1996-08-17 | Dünnschichtkühler |
| DE29614250.6 | 1996-08-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160365A true JPH10160365A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=8027951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21857297A Pending JPH10160365A (ja) | 1996-08-17 | 1997-08-13 | 薄層冷却器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0831290A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10160365A (ja) |
| DE (1) | DE29614250U1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6318094B1 (en) * | 2000-08-11 | 2001-11-20 | Paul Mueller Company | Bimetallic tube in a heat exchanger of an ice making machine |
| NL1024996C2 (nl) * | 2003-12-11 | 2005-06-14 | Campina Bv | Koeler voor een voedingsmiddel. |
| DE102005017327B4 (de) * | 2005-04-14 | 2007-08-30 | EKATO Rühr- und Mischtechnik GmbH | Bearbeitungsanlage |
| AT504974B1 (de) * | 2007-03-07 | 2008-11-15 | Agrana Beteiligungs Ag | Verfahren zur verfestigung einer flüssigen schokolademasse |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1086210B (de) * | 1959-05-21 | 1960-08-04 | Basf Ag | Vorrichtung zum Erhitzen waermeempfindlicher, fluessiger oder geloester Stoffe, die zur Verkrustung der Heizflaeche neigen |
| JPS5858155B2 (ja) * | 1976-11-08 | 1983-12-23 | シャープ株式会社 | 調理器の被膜形成方法 |
| US4535836A (en) * | 1983-10-18 | 1985-08-20 | Crepaco, Inc. | Vertically extending heat exchanger |
| US4744521A (en) * | 1986-06-27 | 1988-05-17 | John Labatt Limited | Fluid food processor |
| SE458717B (sv) * | 1986-11-17 | 1989-04-24 | Sandvik Ab | Cylinder foer vaermevaexlare |
| GB9015559D0 (en) * | 1990-07-16 | 1990-09-05 | Beckswift Ltd | Heat exchange apparatus |
| EP0719594A1 (de) * | 1994-12-27 | 1996-07-03 | Stefan Hort | Verfahren zum Aufbringen einer Beschichtung auf einem Gegenstand, insbesondere einem Küchengegenstand, sowie derart beschichteter Gegenstand |
-
1996
- 1996-08-17 DE DE29614250U patent/DE29614250U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-08-12 EP EP97113880A patent/EP0831290A3/de not_active Withdrawn
- 1997-08-13 JP JP21857297A patent/JPH10160365A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0831290A3 (de) | 1999-06-23 |
| EP0831290A2 (de) | 1998-03-25 |
| DE29614250U1 (de) | 1998-07-16 |
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