JPH10160214A - 無線基地局装置 - Google Patents
無線基地局装置Info
- Publication number
- JPH10160214A JPH10160214A JP32157096A JP32157096A JPH10160214A JP H10160214 A JPH10160214 A JP H10160214A JP 32157096 A JP32157096 A JP 32157096A JP 32157096 A JP32157096 A JP 32157096A JP H10160214 A JPH10160214 A JP H10160214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference value
- storage battery
- hydrogen gas
- base station
- ventilating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予備電源として用いる蓄電池の寿命及び電池
能力が外気温度の変動により低下するのを防止する。 【解決手段】 蓄電池５は無線装置３，電源装置４と共
に収容箱１内の空調設備６で空調されたスペースに収容
される。また防爆手段として、蓄電池５より発生された
水素ガスの濃度を検出する水素ガス検出装置７と、その
検出値を基準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容
箱内を換気する自動換気装置８とが収容箱内に設けられ
る。自動換気装置８は換気動作を開始してより予め設定
された所定時間経過すると自動停止するようにしてもよ
いし、濃度検出値が前記基準値より小さい第２の基準値
以下になったことを検出して自動停止するようにしても
よい。
能力が外気温度の変動により低下するのを防止する。 【解決手段】 蓄電池５は無線装置３，電源装置４と共
に収容箱１内の空調設備６で空調されたスペースに収容
される。また防爆手段として、蓄電池５より発生された
水素ガスの濃度を検出する水素ガス検出装置７と、その
検出値を基準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容
箱内を換気する自動換気装置８とが収容箱内に設けられ
る。自動換気装置８は換気動作を開始してより予め設定
された所定時間経過すると自動停止するようにしてもよ
いし、濃度検出値が前記基準値より小さい第２の基準値
以下になったことを検出して自動停止するようにしても
よい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信用無線基地
局装置に関し、特に蓄電池より発生されるガスに関連す
る防爆対策に関する。
局装置に関し、特に蓄電池より発生されるガスに関連す
る防爆対策に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来の無線基地局装置の構成を示
す。１は収容箱、２はアンテナ、３は無線装置、４は電
源装置、５は蓄電池、６は空調装置である。無線基地局
と移動局との通信は、アンテナ２を介し無線装置３が行
う。電源装置４は商用電源を変圧あるいは整流して各装
置に供給する。また停電等のための予備電源として蓄電
池５が備えられる。収容箱１は例えば幅３〜５ｍ，高さ
1.５ｍ，奥行き1.５ｍの外形をもち、移動通信用無線基
地局の装置類を収容し、ビル屋上等に設置される。収容
箱１内は装置室１ａと電池室１ｂとに仕切られ、装置室
１ａは外部からの影響（直射日光による温度上昇、周辺
からの粉塵など）を遮断するため密閉構造とし、内部の
温度及び湿度を規定値内に保つため空調装置６を設けて
いる。
す。１は収容箱、２はアンテナ、３は無線装置、４は電
源装置、５は蓄電池、６は空調装置である。無線基地局
と移動局との通信は、アンテナ２を介し無線装置３が行
う。電源装置４は商用電源を変圧あるいは整流して各装
置に供給する。また停電等のための予備電源として蓄電
池５が備えられる。収容箱１は例えば幅３〜５ｍ，高さ
1.５ｍ，奥行き1.５ｍの外形をもち、移動通信用無線基
地局の装置類を収容し、ビル屋上等に設置される。収容
箱１内は装置室１ａと電池室１ｂとに仕切られ、装置室
１ａは外部からの影響（直射日光による温度上昇、周辺
からの粉塵など）を遮断するため密閉構造とし、内部の
温度及び湿度を規定値内に保つため空調装置６を設けて
いる。
【０００３】蓄電池５は鉛等の２次電池が使用され、充
放電の繰り返しならびに過充電により水素ガスを発生す
る。この時、密閉した収容箱内に水素ガスが充満し、一
定以上の濃度になると、引火または爆発の危険性があ
る。従って、蓄電池設備は無線装置等と隔離して電池室
１ｂに設置し、換気口１ｃを通じて自然換気を行ってい
る。
放電の繰り返しならびに過充電により水素ガスを発生す
る。この時、密閉した収容箱内に水素ガスが充満し、一
定以上の濃度になると、引火または爆発の危険性があ
る。従って、蓄電池設備は無線装置等と隔離して電池室
１ｂに設置し、換気口１ｃを通じて自然換気を行ってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の基地局装置で
は、蓄電池５は他の装置と隔離して空調設備のない電池
室１ｂに収納されているので、外気温度の変動により蓄
電池の寿命が短縮される。また、冬期の寒冷地域では、
蓄電池能力が著しく低下し、動作不良をおこす不具合が
ある。この発明はこれらの問題を解決することを目的と
している。
は、蓄電池５は他の装置と隔離して空調設備のない電池
室１ｂに収納されているので、外気温度の変動により蓄
電池の寿命が短縮される。また、冬期の寒冷地域では、
蓄電池能力が著しく低下し、動作不良をおこす不具合が
ある。この発明はこれらの問題を解決することを目的と
している。
【０００５】
（１）請求項１の発明は、無線装置と、空調設備と、電
源装置と、予備電源として使用される蓄電池とが、収容
箱に収容されている無線基地局装置に関する。請求項１
では特に、収容箱内の空調設備により空調されるスペー
スに蓄電池を収容し、その蓄電池より発生された水素ガ
スの収容箱内の前記スペースにおける濃度を検出する水
素ガス検出装置と、その水素ガス検出装置の検出値を基
準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容箱内の前記
スペースを換気する自動換気装置とを収容箱内に設けて
いる。
源装置と、予備電源として使用される蓄電池とが、収容
箱に収容されている無線基地局装置に関する。請求項１
では特に、収容箱内の空調設備により空調されるスペー
スに蓄電池を収容し、その蓄電池より発生された水素ガ
スの収容箱内の前記スペースにおける濃度を検出する水
素ガス検出装置と、その水素ガス検出装置の検出値を基
準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容箱内の前記
スペースを換気する自動換気装置とを収容箱内に設けて
いる。
【０００６】（２）請求項２の発明では、前記（１）に
おいて、自動換気装置は、換気動作を開始してより予め
設定された所定時間経過すると自動停止するように構成
される。 （３）請求項３の発明では、前記（１）において、自動
換気装置は、換気動作を開始してから、前記検出値が前
記基準値より小さい第２の基準値以下になったことを検
出して自動停止するように構成される。
おいて、自動換気装置は、換気動作を開始してより予め
設定された所定時間経過すると自動停止するように構成
される。 （３）請求項３の発明では、前記（１）において、自動
換気装置は、換気動作を開始してから、前記検出値が前
記基準値より小さい第２の基準値以下になったことを検
出して自動停止するように構成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図１に、図２
と対応する部分に同じ符号を付けて示し、重複説明を省
略する。この発明では、外気温度の変動により蓄電池５
の寿命や電池能力の低下を防止するために、蓄電池５を
他の装置と同様に、収容箱内の空調設備６で空調される
スペースに収容する。また蓄電池５より発生する水素ガ
スの防爆手段として、水素ガス検出装置７と自動換気装
置８を設ける。
と対応する部分に同じ符号を付けて示し、重複説明を省
略する。この発明では、外気温度の変動により蓄電池５
の寿命や電池能力の低下を防止するために、蓄電池５を
他の装置と同様に、収容箱内の空調設備６で空調される
スペースに収容する。また蓄電池５より発生する水素ガ
スの防爆手段として、水素ガス検出装置７と自動換気装
置８を設ける。
【０００８】水素ガス検出装置７は蓄電池５より発生さ
れる水素ガスの収容箱１内の空調されるスペースにおけ
る濃度を検出する。自動換気装置８は水素ガス濃度の検
出値を基準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容箱
１内の空調されるスペースを換気する（請求項１）。そ
の場合、自動換気装置８は予め設定された所定時間（収
容箱１内の空調されるスペースの空気が十分に外気と入
れ替わる時間）だけ換気動作を行った後、自動停止する
ように構成してもよいし（請求項２）、他の方法とし
て、自動換気装置８が換気動作を開始してから、濃度の
検出値が前記基準値より小さい第２の基準値以下になっ
たことを検出して自動停止するようにしてもよい（請求
項３）。
れる水素ガスの収容箱１内の空調されるスペースにおけ
る濃度を検出する。自動換気装置８は水素ガス濃度の検
出値を基準値と比較し、基準値を越えた場合に、収容箱
１内の空調されるスペースを換気する（請求項１）。そ
の場合、自動換気装置８は予め設定された所定時間（収
容箱１内の空調されるスペースの空気が十分に外気と入
れ替わる時間）だけ換気動作を行った後、自動停止する
ように構成してもよいし（請求項２）、他の方法とし
て、自動換気装置８が換気動作を開始してから、濃度の
検出値が前記基準値より小さい第２の基準値以下になっ
たことを検出して自動停止するようにしてもよい（請求
項３）。
【０００９】自動換気装置８が換気動作を開始する水素
ガス濃度の前記基準値は、引火または爆発の危険濃度よ
り可なり余裕をとった値に設定される。
ガス濃度の前記基準値は、引火または爆発の危険濃度よ
り可なり余裕をとった値に設定される。
【００１０】
【発明の効果】この発明では、蓄電池５は他の装置と同
様に収容箱１の空調設備６で空調されるスペースに収容
されているので、外気温度が変動しても蓄電池５の周囲
の温度は規定値内に保たれている。従って、従来のよう
に外気温度の変動により蓄電池の寿命や電池能力が低下
する恐れはない。
様に収容箱１の空調設備６で空調されるスペースに収容
されているので、外気温度が変動しても蓄電池５の周囲
の温度は規定値内に保たれている。従って、従来のよう
に外気温度の変動により蓄電池の寿命や電池能力が低下
する恐れはない。
【００１１】この発明では、水素ガス検出装置７と、そ
の検出値が基準値を越えると動作する自動換気装置８を
設けているので、蓄電池５より発生する水素ガスに対す
る十分な防爆対策を行える。
の検出値が基準値を越えると動作する自動換気装置８を
設けているので、蓄電池５より発生する水素ガスに対す
る十分な防爆対策を行える。
【図１】この発明の実施例を示すブロック図。
【図２】従来の無線基地局装置のブロック図。
Claims (3)
- 【請求項１】 無線装置と、空調設備と、電源装置と、
予備電源として使用される蓄電池とが、収容箱に収納さ
れている無線基地局装置において、 前記収容箱内の前記空調設備により空調されるスペース
に前記蓄電池を収容し、 その蓄電池より発生された水素ガスの前記収容箱内の前
記スペースにおける濃度を検出する水素ガス検出装置
と、その水素ガス検出装置の検出値を規準値と比較し、
基準値を越えた場合に、前記収容箱内の前記スペースを
換気する自動換気装置とを前記収容箱内に設けたことを
特徴とする無線基地局装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記自動換気装置
は、換気動作を開始してより予め設定された所定時間経
過すると自動停止することを特徴とする無線基地局装
置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記自動換気装置
は、換気動作を開始してから、前記検出値が前記基準値
より小さい第２の基準値以下になったことを検出して自
動停止することを特徴とする無線基地局装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32157096A JPH10160214A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 無線基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32157096A JPH10160214A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 無線基地局装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160214A true JPH10160214A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18134044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32157096A Pending JPH10160214A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 無線基地局装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160214A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006128138A (ja) * | 2005-12-14 | 2006-05-18 | Toshiba Home Technology Corp | 燃料電池装置 |
| WO2010084776A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム及びその運転方法 |
| JP2012238598A (ja) * | 2008-03-06 | 2012-12-06 | Toshiba Corp | 電動軽車両のバッテリ装置および電動軽車両 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP32157096A patent/JPH10160214A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006128138A (ja) * | 2005-12-14 | 2006-05-18 | Toshiba Home Technology Corp | 燃料電池装置 |
| JP4537313B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2010-09-01 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 燃料電池装置 |
| JP2012238598A (ja) * | 2008-03-06 | 2012-12-06 | Toshiba Corp | 電動軽車両のバッテリ装置および電動軽車両 |
| WO2010084776A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム及びその運転方法 |
| JP4866967B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2012-02-01 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム及びその運転方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |