JPH10157621A - 列車無線運行支援システム - Google Patents

列車無線運行支援システム

Info

Publication number
JPH10157621A
JPH10157621A JP8316399A JP31639996A JPH10157621A JP H10157621 A JPH10157621 A JP H10157621A JP 8316399 A JP8316399 A JP 8316399A JP 31639996 A JP31639996 A JP 31639996A JP H10157621 A JPH10157621 A JP H10157621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mobile station
signal
terrestrial
operation support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8316399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Kinoshita
浩輔 木下
Katsuya Fujisaki
克也 藤崎
Kosei Nara
孝生 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Communication Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8316399A priority Critical patent/JPH10157621A/ja
Publication of JPH10157621A publication Critical patent/JPH10157621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上局装置側から運行変更指令等を移動局各
々に対しデータとして自動的に転送した上、可視表示せ
しめること。 【解決手段】 移動局1各々からは列番が無線周波信号
として周期的に送信される一方、地上データ装置14で
は、移動局1各々からの列番が何れの基地局装置16を
介し受信されたかによって、移動局1各々の現時点での
在線位置が特定された上、運行スケジュール上での在線
位置との間の時間上での差分が求められ、その差分が運
行支援情報として該当移動局1に搭載のデータ装置5に
自動的に転送された上、運行支援表示器13上に可視表
示されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の移動局各々
の内部に少なくとも収容されている地上一般電話との通
話用公衆電話端末、地上業務電話との通話用業務電話端
末、地上指令台との通話用指令電話端末、および地上デ
ータ装置からの文字ニュース/運行支援情報表示用デー
タ端末各々が、走行線路に沿って敷設されている区間対
応列車無線送受信用漏洩同軸ケーブル、該同軸ケーブル
対応基地局装置、地上交換網を介し、上記地上データ装
置、地上指令台、地上業務電話、地上一般電話各々との
間で通話、あるいは双方向データ通信が可能とされた列
車無線運行支援情報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る列車無線システムのシス
テム構成を図10に示す。これによる場合、列車無線シ
ステムは移動局(列車)1と地上局装置14から構成さ
れており、このうち、線路(軌道)上を走行可とされた
複数の移動局(列車)1各々には、LCX(列車無線送
受信用の漏洩同軸ケーブル)15(15―1〜15―
5)との間で列車内の情報を無線周波信号として送受信
を行うアンテナ2、アンテナ2からの無線周波信号と音
声装置4からの音声信号、データ装置5からのデータ信
号各々との間で信号変換を行う移動局無線装置3、移動
局無線装置3との間で音声信号と無線周波信号の変復調
および電話端末9〜11間の交換を行う音声装置4、移
動局無線装置3との間でデータ信号と無線周波信号の変
復調および列番入力を行うデータ装置5、および音声に
よるマンマシンインタフェースを行う各種電話端末9〜
11から構成されたものとなっている。
【0003】一方、地上局装置14は、移動局1各々の
在線位置を得る上での区間を構成し、かつそれら移動局
1各々との間で無線周波信号の送受信を行うLCX15
(15−1〜15−5)、LCX15−1〜15−5対
応に設けられ、かつ地上交換網17との間で信号変換を
行う基地局装置16(16−1〜16−5)、主に各通
話用専用端末の通話網からなる地上交換網17、受信デ
ータ信号の処理および運行管理情報の送信を行う地上デ
ータ装置18、地上局指令者と移動局運転士間で通話を
行う指令台19、移動局1と地上局間で業務通話を行う
業務電話端末20、および移動局内の乗客と一般加入者
間で通話を行う一般電話端末21から構成されたものと
なっている。
【0004】ここで、以上のようにしてなる列車無線シ
ステムでの概要動作について説明すれば、地上局装置1
4での移動局1識別のために、移動局1各々には予め列
番情報(移動局識別情報であり、以下、列番と称す)が
固有に設定された状態で、移動局1各々は軌道上を走行
しつつ、移動局1各々からは、データ装置5からの列
番、保守信号(列車内通信機器動作状態を示す信号)お
よび音声信号が無線周波信号として地上に対し一定周期
で送信されている一方、移動局1各々では、地上からの
無線周波信号が受信されているものである。一方、地上
局装置14側ではまた、軌道近傍に敷設されているLC
X15―1〜15―5各々を介し移動局1各々との間で
無線周波信号が送受信されたものとなっている。
【0005】より詳細に説明すれば、LCX15―1〜
15―5各々からの受信無線周波信号は対応基地局装置
16−1〜16−5内の方向性結合器により音声信号と
データ信号に分離された上、音声信号は音声系送受信機
に、また、データ信号は移動局データ系送受信機に分配
されるものとなっている。このうち、音声系送受信機で
は、無線周波信号は音声信号に変換された上、地上交換
網17を介し発信元/着信先の指令台19、あるいは電
話端末20,21に送出されているものである。その指
令台19、あるいは電話端末20,21からの音声信号
はまた、逆経路を介しLCX15―1〜15―5各々か
ら無線周波信号として該当移動局1に送信されること
で、移動局1内の各種電話端末9〜11と指令台19、
あるいは業務電話端末20、または一般電話端末21と
の間での通話が可能とされているものである。
【0006】一方、移動局データ系送受信機では、受信
無線周波信号はデータ信号に変換された上、高速ディジ
タル回線網を介し地上データ装置18に送出されるが、
地上データ装置18では、その受信データ信号が基地局
装置16−1〜16−5の何れを介されたものである
か、即ち、移動局1各々の在線位置が特定された上、地
上データ装置18内にその受信データ内容としての列番
と在線位置が対として格納されているものである。ま
た、指令台19、あるいは業務電話端末20、または文
字ニュース入力端末(地上データ装置18内のもの)か
ら移動局1各々に対し通話やデータ送信が行われる場合
には、それら端末からの列番入力により、中央制御装置
による制御下に、予め更新可として記憶されている移動
局1対応列番および在線位置にもとづき、該当移動局1
が現に在線している区間対応基地局装置が求められた
上、その基地局装置との間に通話路が設定されるものと
なっている。その基地局装置では、端末からの音声/デ
ータ信号は無線周波信号に変換された上、該当LCXを
介し該当移動局1に送信されているものである。その該
当移動局1ではまた、アンテナ2を介し無線周波信号が
受信された上、移動局無線装置3内の方向性結合器で音
声信号とデータ信号に分離されるが、このうち、音声信
号は音声装置4に、また、データ信号はデータ装置5に
分配されるものとなっている。音声装置4では、無線周
波信号は音声信号に変換された上、発信元/着信先電話
端末9〜11に送出されている一方、データ装置5では
また、無線周波信号はデータ信号に変換された上、文字
ニュースとして可視表示されているものである。電話端
末9〜11各々からの音声信号はまた、逆経路を介し相
手電話端末に送出されているわけであり、この結果とし
て、地上局装置14と移動局1各々との間での通話およ
びデータ通信が可能とされたものとなっている。
【0007】因みに、地上局装置、移動局間での通話お
よびデータ通信に係る従来技術としては、例えば「鉄道
技術者のための電気概論 通信シリーズ4 列車無線」
(平成6年5月10日 社団法人 日本鉄道電気技術協
会発行)に記載のものが挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での列車無線移動局では、音声系装置は専らアナログ式
交換機を中心として、これに各種電話端末各々が並列的
に収容されるべく構成されていることから、各種不具合
が見受けられるものとなっている。即ち、その交換機が
設置された車両と電話端末のみが散在設置されている車
両との間を接続するのに多数のケーブルが要されるばか
りか、そのケーブルとして、高周波ノイズによるケーブ
ル内信号への雑音混入を防止すべく、シールド処理が施
されたものが用いられる必要があるものとなっている。
ケーブルの使用はまた、車両全体としての重量増加に繋
がるばかりか、加えて列車内という特殊性のため、一旦
列車内に敷設されれば、その後での各種電話端末の新規
追加に対処すべく、車両間に跨がってケーブルを新規に
追加することは容易でないものとなっている。
【0009】また、これまでの列車無線システムでは、
予め移動局各々についての運行スケジュールが設定され
た上、移動局各々はその運行スケジュール通りの走行運
行状態にあることが常時期待されているが、何等かの事
故や悪天候等に起因して、その走行運行状態に遅れが生
じた場合、地上局装置側から移動局各々への運行変更通
知等の指令は、専ら口頭によっているのが実情である。
地上局装置側から移動局各々に対する音声による状況確
認後、運行変更指令等が移動局各々に口頭で伝達されて
いるわけであるが、これがために、伝達内容に誤りが生
じたり、伝達内容が誤解される虞があることは否めない
ものとなっている。
【0010】本発明の目的は、交換機への各種電話端末
の収容に際し、収容ケーブルによる車両全体としての重
量増加を招くことなく、その収容数・収容位置随時可変
として、しかも雑音の混入が防止された状態として、か
つ簡単容易に各種電話端末が交換機に収容され得るばか
りか、地上局装置側で収集されている、移動局各々につ
いての走行運行状態にもとづき、地上局装置側からは運
行変更指令等が移動局各々に対しデータとして自動的に
転送された上、移動局各々で可視表示され得る列車無線
運行支援システムを供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の移動
局各々に少なくとも収容されている地上一般電話との通
話用公衆電話端末、地上業務電話との通話用業務電話端
末、地上指令台との通話用指令電話端末、および地上デ
ータ装置からの文字ニュース/運行支援情報表示用デー
タ端末各々が、走行線路に沿って敷設されている区間対
応列車無線送受信用漏洩同軸ケーブル、該同軸ケーブル
対応基地局装置、地上交換網を介し、上記地上データ装
置、地上指令台、地上業務電話、地上一般電話各々との
間で通話、あるいは双方向データ通信が可能とされてい
る際に、移動局各々には、公衆電話端末、業務電話端
末、指令電話端末およびデータ端末各々を時分割多重光
伝送路上に中継器を介し随時挿抜可として一旦収容した
上、時分割交換機を介し移動局無線装置に収容する一
方、地上データ装置では、上記移動局各々から移動局識
別情報が何れの同軸ケーブル対応基地局装置を介し受信
されたかによって、その移動局各々の現時点での在線位
置と、その在線位置の運行スケジュール上での在線位置
との間の差分とが求められた上、この差分が運行支援情
報として該当移動局に搭載のデータ端末に自動的に転送
表示可とされるべく構成することで達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図9により説明する。先ずその具体的説明に先立っ
て、その概要について簡単に説明すれば、要は、移動局
各々には、各種電話端末やデータ端末各々が光伝送路、
時分割交換機を介し移動局無線装置に収容されるように
したものである。その際、例えば光伝送路として光ファ
イバが使用される場合には、金属製ケーブルに比し格段
にその重量が軽く、かつ耐ノイズ性、広帯域性、省スペ
ース性に優れ、しかも1本の光ファイバ上で音声や運行
支援データ、更には、文字ニュース等のヴィジュアルデ
ータ等、相異なるメディア情報の大量高速伝送が可能と
されているものである。したがって、列車内に光ケーブ
ルが一旦敷設されれば、端末の増設はデータ信号のデー
タフォーマットを変更するだけで容易に対処可とされ、
その大量高速伝送性、かつ広帯域性故に将来的な高機能
化にも容易に対応し得、多種多様なサービスの拡張にも
柔軟性を以て対処し得るものである。また、地上局装置
側で周期的に収集されている、移動局各々についての走
行運行情報、即ち、在線位置情報の運行スケジュールと
の差分が運行支援情報として移動局各々に随時、あるい
は周期的に自動的に転送された上、可視表示される場合
は、移動局各々が何等かの事故や悪天候等に起因して、
その走行運行状態に遅れが生じた場合でも、地上局装置
側から移動局各々には走行運行上、必要とされる運行支
援情報が確実に伝達され得るものである。
【0013】さて、本発明を具体的に説明すれば、図1
に本発明による列車無線運行支援システムの一例でのシ
ステム構成を示す。図示のように、従来技術の場合と同
様、大別して移動局1と地上局装置14から構成された
ものとなっている。先ず移動局1であるが、これは、L
CX15(15−1〜15―5)を介し地上局装置14
との間で無線周波信号の送受信を行うアンテナ2、アン
テナ2で受信された無線周波信号を音声信号およびデー
タ信号に復調した上、信号処理装置(時分割交換機を含
む)4へ送出し、また、信号処理装置4から受信された
音声信号およびデータ信号を無線周波信号に変調した
上、アンテナ2へ送信する移動局無線装置3、移動局無
線装置3からの音声信号およびデータ信号と、中継器6
からの光信号の信号変換を行う信号処理装置4、中継器
6および運行支援表示器13との間でデータ信号の送受
信を行うデータ装置5、信号処理装置4からの多重化信
号を変換した光信号および、光伝送路12−3から受信
した光信号を光伝送路12−1への中継処理を行うと同
時に、多重化動作および光と電気の変換処理を行い、電
話端末9およびデータ装置5と信号の送受信を行う中継
器6、中継器6で信号処理装置4とデータ装置5を除外
したのと同様な処理を光伝送路12−1,12−2およ
び電話端末10に行う中継器7、同様に、光伝送路12
−2,12−3および電話端末11に行う中継器8、音
声によるマンマシンインタフェースを行う電話端末9〜
11、各中継器6〜8間を接続する光伝送路12−1〜
12−3、および地上局装置14側より送出された運行
支援情報をデータ装置5を介し表示する運行支援表示器
13から構成されたものとなっている。
【0014】一方、地上局装置14は、移動局1各々に
ついての在線位置情報を得るための区間を構成し、かつ
移動局1のアンテナ2との間で無線周波信号の送受信を
行うLCX15、LCX15に接続され、LCX15か
ら受信された無線周波信号と地上交換網17との間で送
受信された多重化信号とを相互変換する基地局装置16
−1〜16−5、指令電話専用線網、列車無線交換網、
一般公衆網、データ回線網(高速ディジタル回線網)各
々にてそれぞれ交換接続を行う地上交換網17、データ
回線網を介し移動局1各々とデータ通信を行う地上デー
タ装置18、指令電話専用線を介し電話端末(指令用)
9,11各々との間で通話を行う指令台19、列車無線
交換網を介し電話端末(業務用)9,11各々との間で
業務通話を行う業務電話端末20、同様に、一般公衆網
を介し一般乗客が電話端末(公衆用)10により地上一
般加入者との間で通話を行う一般電話端末21から構成
されたものとなっている。
【0015】したがって、以上のシステム構成から、あ
るいは後述の説明からも判るように、本発明に係る列車
無線運行支援システムには、従来技術に係る列車無線シ
ステムに比し、(1)音声、データ等の情報を車両間で
光伝送する機能、(2)移動局各々から周期的に受信さ
れた列番にもとづき、地上局装置でそれら移動局各々に
ついての走行運行状態を判別する機能、(3)走行運行
状態判別結果にもとづき、移動局各々に運行支援情報を
送信する機能、(4)移動局各々で運行支援情報を可視
表示する機能、といった具合に各種機能が新規に具備さ
れたものとなっている。
【0016】ここで、移動局1についてより具体的に説
明すれば、図2にその一例での具体的構成を示す。図示
のように、移動局無線装置3は、アンテナ2からの無線
周波信号と送受信器3−2からの無線周波信号を方向で
弁別する方向性結合器3−1、および時分割交換機4−
1からのデータ信号および音声信号と方向性結合器3−
1からの無線周波信号とを相互に変換し、かつデータ装
置5の処理装置5−8へその動作状態を送出する送受信
器3−2から構成され、また、信号処理装置4は、送受
信器3−2と光交換器6−1との間でデータ信号および
音声信号の多重化信号化、または分解を行い、かつデー
タ装置5の処理装置5−8へその動作状態を送出する時
分割交換機4−1、および時分割交換機4−1を介し電
話端末9〜11を制御し、かつ処理装置5−8へその動
作状態を送出する制御部4−2から構成されたものとな
っている。更に、データ装置5は、変復調装置であるモ
デム5−1〜5−3、受信データ信号を文字ニュースと
して表示する文字ニュース表示5−4、地上局装置14
と処理装置5−8間の保守信号および運行支援情報信号
の送受信を予め定められた伝送手順に基いて制御する通
信制御装置5−5,5−6、列番の入力端末である列番
設定器5−7、および保守信号と列番を地上局装置14
へ送信し、地上局装置14から受信された運行支援情報
を運行支援表示器13用に信号変換する処理装置5−8
より構成されるものとなっている。移動局1内の各種部
位各々での動作状態は監視信号として処理装置5−8に
一旦収集された上、保守信号として地上局装置14側に
列番とともに送信されているわけである。因みに、モデ
ム5―1および文字ニュース表示5−4は中継器6以外
の中継器7,8各々にも必要に応じ収容せしめられるこ
とによって、サービスの一環として、車両各々における
一般乗客には文字ニュースが提供可とされる。
【0017】更に、説明を続行すれば、中継器6は、時
分割交換機4−1および多重化装置6−2との間で多重
化信号と光信号の変換を行い、変換した光信号および各
光変換器からの光信号を時分割交換機4−1および各光
変換器へ送信し、かつデータ装置5の処理装置5−8へ
動作状態を送出する光変換器6−1、光変換器6−1か
らの多重化信号を分解し電話端末9およびデータ装置5
へ送出し、あるいはその逆を行い、かつデータ装置5の
処理装置5−8へ動作状態を送出する多重化装置6−2
より構成され、中継器7は、前述中継器6での時分割交
換機4−1およびデータ装置5を除外したのと同様な処
理を電話端末10、中継器6,8に対し行う光変換器7
−1および多重化装置7−2より、中継器8は、同様な
処理を電話端末11、中継器6,7に対し行う光交換機
8−1および多重化装置8−2より構成される。電話端
末9,11はまた、指令台19と通話を行う指令用電話
端末8−1,11−1と、業務電話端末20と通話を行
う業務用電話端末8−2,11−2とから、また、電話
端末10は一般電話端末21と通話を行う公衆用電話端
末10−1,10−2として構成されており、電話端末
10も中継器7以外の中継器にも収容せしめられること
で、車両各々に散在設置可とされているものである。
【0018】次に、地上局装置14についてより具体的
に説明すれば、図3にその一例での具体的構成を示す。
これによる場合、基地局装置16―1〜16―5は同一
構成とされ、その代表として基地局装置16―1を中心
として示すが、図示のように、基地局装置16―1は、
音声系送受信機16―1−2、データ系送受信機16―
1−3各々からの無線周波信号を合成した上、LCX1
5―1を介し移動局1へ送信し、また、その逆の経路で
受信された無線周波信号を分配する方向性結合器16―
1−1、列車無線交換機群17−5、指令交換機17−
6各々からの音声信号と方向性結合器16−1―1から
の無線周波信号とを相互に変換する音声系送受信機16
−1―2、地上データ装置18からのデータ信号と移動
局1からの無線周波信号(列番および保守信号)とを相
互に変換するデータ系送受信機16−1―3、およびデ
ータ系送受信機16−1―3、多重化装置17―8間で
データの変復調を行うモデム16―1―4〜16―1―
6より構成され、また、列車無線交換網17−1は、業
務電話端末20と業務用電話端末8−2,11−2間の
接続、一般電話端末21と公衆用電話端末10−1,1
0−2間の接続を、地上データ装置18の制御により通
話が可能となる基地局装置16へ選択接続を行う列車無
線交換機群17−5として構成され、更に、指令電話専
用線網17−2は、指令台19からの音声信号を地上デ
ータ装置18の制御により移動局1との通話が可能とな
る基地局装置16への選択接続、または複数の基地局装
置16と指令台19との間で音声交換を行う指令交換機
17−6として構成され、更にまた、一般公衆網17−
3は、列車無線交換機群17−5と一般公衆網17−3
から構成されたものとなっている。ディジタル回線網1
7−4はまた、データ信号を多重化信号に合成し、また
は分解する多重化装置17−8,17−9と、これら多
重化装置17−8,17−9間を結ぶ高速ディジタル回
線網17−10とから構成される。なお、基地局装置1
6とディジタル回線網17−4内の多重化装置17−
9,17−8は説明の簡単化上、一部分だけの抜粋とさ
れているが、実際の構成では、基地局装置16と多重化
装置は複数存在する。
【0019】更に、地上データ装置18についてより具
体的に説明すれば、図4にその一例での具体的構成を示
す。これによる場合、地上データ装置18は、指令交換
機17−6より中央処理装置18−21へ在線位置の問
合せと回答を行う際のインタフェースを行う指令交換機
I/F18−1、列車無線交換機群17−5より中央処
理装置18−21へ在線位置の問合せと回答を行う際の
インタフェースを行う列車無線交換機群I/F18−
2、中央処理装置18−21の制御で通信制御装置18
―5〜18―9の接続切替を行う回線切替制御装置18
−3、同じく運行支援通信制御装置18―10〜18―
14の接続切替を行う運行支援回線切替制御装置18−
4、基地局装置16―1〜16―5各々との間で規定の
通信手順でデータ信号を受信する通信制御装置18−5
〜18−9、基地局装置16―1〜16―5各々との間
で規定の通信手順でデータ信号を送信する運行支援通信
制御装置18−10〜18−14、回線切替制御装置1
8−3から中央処理装置18−21への複数移動局各々
についての保守信号(動作状態)を表示する列車無線動
作表示装置18−15、通信制御装置18−5〜18−
9を制御することで認識し得る移動局の在線位置と時計
18−20から移動局の走行運行状態を判断する基とな
る運行管理データ18−16、複数の移動局の在線位置
を格納する在線位置情報ファイル18−17、中央処理
装置18−21より直接に多重化装置17−9およびデ
ィジタル回線網内の他基地局装置向け多重化装置に同時
に送出される文字ニュースデータの入力端末としての文
字ニュース入力端末18−18、運行管理基準となる時
刻を提供する時計18−20、および以上各部の制御と
判断を行う中央処理装置18−21とから構成されたも
のとなっている。
【0020】図5にはまた、光伝送路上における一例で
のデータフォーマットが示されているが、これによる場
合、光伝送路上での伝送速度としては8.192Mbp
sが想定されており、8bitを1タイムスロット(T
S)(以下、TSxx(xx:伝送順番号0〜127)
として表示)とし、1秒の音声を64kビット、128
TSで構成しマルチフレームで伝送する。伝送順として
は、TS0からTS127までで、TS127が伝送さ
れた後は、再びTS0から伝送が開始されるよう、時分
割交換機および多重化装置で制御される。図示のよう
に、TSはその番号毎に音声信号、データ信号、制御デ
ータの何れかとして規定されており、本例では、TS
0,1,16,17,32,33は光変換器が自局での
受信か、または他局への中継かを識別するための制御に
用いられており、また、TS2,4,34,36は制御
部4−2からの各電話端末のダイヤルトーン送出指示お
よびフッキングON/OFF監視制御に、TS3,5,
19,21,35,37は各電話端末の音声信号伝送、
TS7,9,11はデータ装置5へのデータ信号伝送に
用いられている。更に、TS12〜15,18,20,
22〜31,38 〜127は将来における中継器およ
び端末の増設に備えるべく、未使用状態であることを意
味する“オール1”に設定されている。なお、光伝送路
には上り(端末から時分割交換機への方向)、下り(時
分割交換機から端末への方向)の2方路があり、端末毎
の情報伝送用TSを上り/下り同一TS番号に一致させ
ている。例えば業務用電話端末9―2,11―2による
通話の場合、音声信号の伝送上、業務用電話端末9―
2,11―2からの送話音声は上りのTS5,37によ
り、また、業務用電話端末9―2,11―2への受話音
声は下りのTS5、37が使用されているものである。
【0021】さて、地上局1と移動局装置14間での音
声通信を説明すれば以下のようである。即ち、図6に
は、その際でのシーケンスが示されているが、先ず地上
データ装置18では、移動局1各々からの列番および保
守信号の定期送信から、常時それら移動局1各々が何れ
の基地局装置16との通信範囲内にあるかが管理されて
いる。このような状態で、例えば業務電話端末20で受
話器が上げられれば(オフフック)、受話器からは通話
が可能である信号(ダイヤルトーン)が聴取されるもの
となっている。この状態で、通話対象移動局を特定すべ
く列番がダイヤルされれば(列番入力)、列車無線交換
機群17―5から業務電話端末20に呼出音が送出され
(呼出音発信)、それと同時に地上データ装置18に
は、その移動局と通信可能である基地局装置が問合せさ
れるものとなっている(位置問合せ)。通信可能である
基地局装置の位置(位置回答)が列車無線交換機群17
―5で受信されれば、その基地局装置に選択接続された
上、その移動局に対し無線周波信号が送出されるものと
なっている(接続要求)。図7に移動局、地上局装置間
で送受信される無線周波信号の一例でのフォーマットを
示す。周波数帯域A,B,C,D,Eにはそれぞれ業務
電話、公衆電話、文字ニュースデータ、保守信号、運行
支援情報が割り当てされたものとなっている。その移動
局で受信された無線周波信号は、移動局無線装置3で無
線周波信号からデータ信号に、また、時分割交換機4―
1で所定のTSに割付けられた多重化信号(電気信号)
に、更に、光変換器6―1で多重化信号から光信号へと
変換される。光伝送路間で伝送された光信号は、光変換
器6―1,7―1,8―1各々にてTSのデータフォー
マットから自局での受信か、他局への中継かが選別され
るが、自局受信である場合、それに接続されている多重
化装置で光信号から多重化信号に変換された上、TSの
データフォーマットから各端末宛の信号に選別、分解さ
れた状態として、該当端末に送信されるものとなってい
る(呼出指示)。この呼出指示に業務用電話端末が応答
すれば(応答)、この旨は時分割交換機4―1を介し列
車無線交換機群17―5に通知されるが(接続応答)、
これにより呼出音が停止された上(呼出音停止)、通話
路が設定されることで、初めて通話可能状態となるもの
である(通話)。やがて、通話が完了し業務用電話端末
が切断されれば(切断)、時分割交換機4―1、列車無
線交換機群17―5間で切断シーケンスが実行された上
(切断要求)、業務電話端末20に通話終了信号が送出
されるものとなっている(切断音送出)。
【0022】次に、以上と同様にして、データ装置18
から運行支援表示器13へのデータ通信を説明すれば、
以上に述べた音声通信シーケンスの場合と同様、地上デ
ータ装置18では、移動局1各々からの列番および保守
信号の定期送信から、常時それら移動局1各々が何れの
基地局装置16との通信範囲内にあるかが在線位置情報
ファイル18―17上で管理されている。また、同時
に、中央処理装置18―21では、在線位置情報ファイ
ル18―17上での情報、即ち、移動局1各々からの列
番および保守信号の受信時間と、運行管理データ18―
16上での列番対応予測時間(列番対応運行スケジュー
ル時間)との差分が列番対応に運行支援情報信号として
得られるものとなっている。したがって、中央処理装置
18―21では、在線位置情報ファイル18―17上に
格納されている在線位置を基に、該当移動局1が現に走
行している区間対応基地局装置16に接続されている運
行支援通信制御装置に切替え接続後、その基地局装置1
6に運行支援情報信号を送信すればよいものである。そ
の後は、以上に述べた音声通信シーケンスでの(接続要
求)、(呼出指示)の場合と同様にして、基地局装置1
6から該当移動局1上の光伝送路に信号が伝送される
が、結果として、該当移動局1上では、中央処理装置1
8―21からの運行支援情報信号は、データ装置5内の
処理装置5―8に転送された上、所定に表示処理される
ことによって、運行支援表示器13上に可視表示され得
るものである。
【0023】ここで、同一軌道上における前走移動局、
後走移動局それぞれの列番が“5678”、“123
4”であり、しかも、それら移動局がともに正常走行運
行状態にある場合での列車無線運行支援システムでの動
作を説明すれば、それら移動局各々からの列番および保
守信号は、以上に述べたデータ通信とは逆の経路を介し
地上データ装置18に送信されるものとなっている。中
央処理装置18―21では、通信制御装置の何れかを介
し列番および保守信号が受信される度に、その通信制御
装置から在線位置が判別されるとともに、時計18―2
0からデータ受信時刻の読み取りが行われるが、これら
列番、在線位置、データ受信時刻は在線位置情報ファイ
ル18−17上に格納された上、運行管理データベース
18―16上の列番、在線位置、データ受信予想時刻と
列番対応に比較されるものとなっている。図8に運行管
理データベース18―16の一例でのデータ構成を示す
が、運行管理データベース18―16上には、列車運行
時刻表を基に、列番“1234”、“5678”各々に
対応して、その列番が受信されるべき基地局装置番号
(在線位置)と、その列番が受信されるべき受信予定時
刻とが予め格納されたものとなっている。したがって、
例えば前走移動局からの列番“5678”が基地局装置
Aに接続された通信制御装置を介し中央処理装置18―
21で受信された上、そのデータ受信時刻が“13:3
7”であったとすれば、これと運行管理データ18―1
6とが比較照合されることによって、列番“5678”
についての運行支援情報信号が得られるものである。そ
の比較照合では、列番“5678”の前走移動局はその
在線位置が運行管理データベース18―16上でのもの
と一致し、しかもその在線位置に13:37〜13:4
5までの時刻範囲内で在線していることから、この比較
照合の一致を以て前走移動局は正常な走行運行状態にあ
ると判断されるものである。このような事情は、後走移
動局についても同様である。
【0024】最後に、図9には、前走移動局、後走移動
局それぞれの列番が“5678”、“1234”である
として、それら移動局各々から地上局装置14側への列
番にもとづき、それら移動局各々への運行支援情報が、
如何にして地上局装置14側から送信されるかを具体的
に説明すれば以下のようである。即ち、列番“123
4”からは、その列番および保守信号(列車無線動作状
態)が無線周波信号に変換された状態で一定周期毎に地
上局装置14側に送信されるが、それら列番、保守信号
は地上局装置14側の基地局装置、地上交換網を介し地
上データ装置18内の中央処理装置18―21に送信さ
れるものとなっている。中央処理装置18―21では、
それら列番、保守信号の受信に対する応答としての電文
が列番“1234”に返送された後、それら列番、保守
信号が介された通信制御装置の番号からは列番“123
4”の在線位置が特定された上、列番、在線位置および
データ受信時刻が所定データ形式で在線位置情報ファイ
ル18−17上に格納されるものとなっている。在線位
置情報ファイル18−17上に列番“1234”対応の
ものとして格納された在線位置およびデータ受信時刻
は、運行管理データベース18―16上に列番“123
4”対応のものとして格納されている在線位置および受
信予定時刻と比較照合されているわけであるが、このよ
うな事情は列番“5678”についても全く同様とされ
ているものである。
【0025】ところで、中央処理装置18―21による
比較照合では、照合結果として、列番の一致は当然とし
て在線位置が一致している場合のみ、データ受信時刻と
受信予定時刻との差分が求められた上、事前設定規定値
と比較されることによって、列番“5678”,“12
34”各々が正常な走行運行状態にあるか、または進み
状態、あるいは遅れ状態にあるかが判別されているが、
この判別結果が運行支援情報として得られているもので
ある。走行運行状態が正常である場合、データ受信時刻
と受信予定時刻との差分は小さくデータ受信時刻は規定
値内にあり、中央処理装置18―21では、列番“56
78”,“1234”各々が走行運行正常であると判断
の上、列番“5678”,“1234”各々に対して、
特には運行支援情報は送信されないものとなっている。
一方、列番“5678”,“1234”各々では、地上
局装置14側からの運行支援情報が受信表示されないこ
とを以て正常な走行運行状態にあることが知れるもので
ある。
【0026】以上は、列番“5678”,“1234”
各々が正常な走行運行状態にある場合であるが、このよ
うな状態で、例えば列番“5678”が何等かの要因に
より著しく遅れ非正常走行運行状態に陥った場合を想定
すれば、列番“5678”からの列番を受信し得る通信
制御装置はその列番を本来受信すべき通信制御装置より
前位置に位置したものとなり、たとえ、その列番が本来
受信すべき通信制御装置で後に受信されたとしても、そ
のデータ受信時刻は13:45以降となり、この結果、
運行管理データとの照合結果が一致しないことを以て、
列番“5678”が非正常走行運行状態にあることが認
識されるものとなっている。この認識結果にもとづき、
中央処理装置18―21では、在線位置情報ファイル1
8−17上で後走移動局である列番“1234”の在線
位置が検索されるものとなっている。列番“5678”
に対する後走移動局は、運行管理データベース18―1
6上に予め設定されている列番一覧より知れるものであ
る。本例では、説明の簡単化上、列番“5678”に対
する後走移動局は列番“1234”のみとされている
が、一般に後走移動局は運行管理データベース18―1
6上に1以上存在していてもよいものである。さて、列
番“1234”の在線位置が検索されれば、中央処理装
置18―21では、運行支援回線切替制御装置18―4
を介しその在線位置に対応する運行支援通信制御装置に
対し前走移動局、即ち、列番“5678”に異常があっ
たことを示す電文が運行支援情報として送出された上、
列番“1234”上で受信表示されるものとなってい
る。列番“1234”からは、それに対する応答が中央
処理装置18―21に返送されているものである。その
後、同様にして、中央処理装置18―21では、列番
“5678”の在線位置が検索された上、運行支援回線
切替制御装置18―4を介しその在線位置に対応する運
行支援通信制御装置に対し前走移動局、即ち、列番“5
678”に異常があったことを示す電文が運行支援情報
として送出された上、列番“5678”上で受信表示さ
れるものとなっている。列番“5678”からは、それ
に対する応答が中央処理装置18―21に返送されてい
るものである。何れにしても、列番“5678”に走行
運行上での異常があった場合には、その旨が列番“56
78”自体はもとより後走移動局に運行支援情報として
送信された上、可視表示されることによって、それら移
動局各々では適切な措置が採れるものである。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、交換機への各種電話端末の収容に際し、収容ケ
ーブルによる車両全体としての重量増加を招くことな
く、その収容数・収容位置随時可変として、しかも雑音
の混入が防止された状態として、かつ簡単容易に各種電
話端末が交換機に収容され得るばかりか、地上局装置側
で収集されている、移動局各々についての走行運行状態
にもとづき、地上局装置側からは運行変更指令等が移動
局各々に対しデータとして自動的に転送された上、移動
局各々で可視表示され得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による列車無線運行支援システ
ムの一例でのシステム構成を示す図
【図2】図2は、本発明に係る移動局の一例での具体的
構成を示す図
【図3】図3は、本発明に係る地上局装置の一例での具
体的構成を示す図
【図4】図4は、本発明に係る地上データ装置の一例で
の具体的構成を示す図
【図5】図5は、本発明に係る光伝送路上におけるデー
タフォーマット例を示す図
【図6】図6は、地上局装置、移動局間での音声通信シ
ーケンスを示す図
【図7】図7は、地上局装置、移動局間で送受信される
無線周波信号のフォーマットを示す図
【図8】図8は、運行管理データベースの一例でのデー
タ構成を示す図
【図9】図9は、移動局各々から地上局装置側への列番
にもとづき、それら移動局各々への運行支援情報が如何
にして地上局装置側から送信されるか、そのシーケンス
を示す図
【図10】図10は、従来技術に係る列車無線システム
のシステム構成を示す図
【符号の説明】
1…移動局、2…アンテナ、3…移動局無線装置、4…
信号処理装置(時分割交換機を含む)、5…データ装
置、6〜8…中継器、9〜11…各種電話端末、12―
1〜12―3…光伝送路、13…運行支援表示器、14
…地上局装置、15(15―1〜15―5)…LCX
(漏洩同軸ケーブル)、16(16―1〜16―5)…
基地局装置、17…地上交換網、18…地上データ装
置、19…指令台、20…業務電話端末、21…一般電
話端末
フロントページの続き (72)発明者 奈良 孝生 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動局各々に少なくとも収容され
    ている地上一般電話との通話用公衆電話端末、地上業務
    電話との通話用業務電話端末、地上指令台との通話用指
    令電話端末、および地上データ装置からの文字ニュース
    /運行支援情報表示用データ端末各々が、走行線路に沿
    って敷設されている区間対応列車無線送受信用漏洩同軸
    ケーブル、該同軸ケーブル対応基地局装置、地上交換網
    を介し、上記地上データ装置、地上指令台、地上業務電
    話、地上一般電話各々との間で通話、あるいは双方向デ
    ータ通信が可能とされた列車無線運行支援情報システム
    であって、それぞれデータ端末からの移動局識別情報が
    無線周波信号として一定周期毎に送信されている移動局
    各々には、公衆電話端末、業務電話端末、指令電話端末
    およびデータ端末各々が時分割多重光伝送路上に中継器
    を介し随時挿抜可として一旦収容された状態として、時
    分割交換機を介し移動局無線装置に収容される一方、地
    上データ装置では、上記移動局各々から移動局識別情報
    が何れの同軸ケーブル対応基地局装置を介し受信された
    かによって、該移動局各々の現時点での在線位置と、該
    在線位置の運行スケジュール上での在線位置との間の差
    分とが求められた上、該差分が運行支援情報として該当
    移動局に搭載のデータ端末に自動的に転送表示可とされ
    てなる列車無線運行支援システム。
JP8316399A 1996-11-27 1996-11-27 列車無線運行支援システム Pending JPH10157621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8316399A JPH10157621A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 列車無線運行支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8316399A JPH10157621A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 列車無線運行支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10157621A true JPH10157621A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18076650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8316399A Pending JPH10157621A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 列車無線運行支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10157621A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153511A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Mitsubishi Electric Corp 移動無線システム
KR100483801B1 (ko) * 2002-10-30 2005-04-20 한국철도기술연구원 위상차를 이용한 이동체의 위치 추적 및 운행 관리 시스템
US7583901B2 (en) 2002-10-24 2009-09-01 Nakagawa Laboratories, Inc. Illuminative light communication device
JP2010111365A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Railway Technical Res Inst 列車長測定機能を有する列車安全制御システム
JP2013075649A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Nippon Signal Co Ltd:The 列車の通信システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583901B2 (en) 2002-10-24 2009-09-01 Nakagawa Laboratories, Inc. Illuminative light communication device
US7929867B2 (en) 2002-10-24 2011-04-19 Nakagawa Laboratories, Inc. Emergency lamp and wireless emergency lamp data transmission system
JP2004153511A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Mitsubishi Electric Corp 移動無線システム
KR100483801B1 (ko) * 2002-10-30 2005-04-20 한국철도기술연구원 위상차를 이용한 이동체의 위치 추적 및 운행 관리 시스템
JP2010111365A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Railway Technical Res Inst 列車長測定機能を有する列車安全制御システム
JP2013075649A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Nippon Signal Co Ltd:The 列車の通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6889042B2 (en) Cellular mobile telephone system usable on board a passenger transport vehicle
EP0442617A1 (en) Apparatus and method for expanding cellular system capacity
US20020082008A1 (en) Aircraft cockpit telephony
US6513163B1 (en) Embedded forward reference and control
JP4237937B2 (ja) セルラー無線中継器の周波数を調整する方法
US5801865A (en) Radio-telecommunication device in vehicles
CN108791373B (zh) 一种铁路平面调车系统
CN1094297C (zh) 宽带无线电移动系统
CN213186147U (zh) 一种轨道交通车载网关设备
JPH10157621A (ja) 列車無線運行支援システム
US20020098854A1 (en) Motor vehicle data communication network
CN114554455A (zh) 基于低轨卫星的铁路无线列调融合通信系统及实现方法
RU2395424C1 (ru) Система контроля безопасности и связи пассажирского поезда
KR101553529B1 (ko) 광모듈을 이중화한 멀티밴드 광중계시스템 및 그 방법
RU2297717C2 (ru) Система контроля безопасности и связи пассажирского поезда
JPH06253356A (ja) 衛星通信を基地局間に用いた移動体通信網
US6594497B1 (en) Radio communication device and corresponding method for setting up a communication
RU46895U1 (ru) Система контроля безопасности и связи пассажирского поезда
JPH09307359A (ja) フィードフォーワード増幅器及び自動パイロット周波数配置システム
JP2001044893A (ja) 無線方法および無線装置
JP3091744B2 (ja) 移動無線通信システム
CN114545891A (zh) 机车无线重联同步控制系统、总控系统及总控方法
JP2003250180A (ja) 無線ネットワークシステム及び端末装置
Franklin Radio communications in the Channel Tunnel
JP2616594B2 (ja) 移動体衛星通信システムの受信レベル情報転送方式

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees