JPH10157545A - ガスバッグ・モジュール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造及び取付けがより簡単で軽量化されたガ
スバッグ・モジュールを提供し、ガスバッグ・モジュー
ル全体が占める容積を従来より小さくする。 【解決手段】 圧縮ガス源２５が、膨張オリフィス１４
によって規定される、ガスバッグ１２の流入横断面領域
Ｆに対してほぼ直角に長手方向で延在する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバッグ・モジ
ュールであって、膨張オリフィスを有する折り畳まれた
ガスバッグと、ガスバッグ内部に配置され、膨張オリフ
ィスを取囲むガスバッグ固定用フレーム部材と、ガス出
口端を有する管状の圧縮ガス源と、圧縮ガス源に対して
ガスバッグの位置を定める固定装置とを有する形式のも
のに関する。

【０００２】

【従来の技術】この種のガスバッグ・モジュールは、車
両乗員に対する安全技術の分野の当業者には周知のもの
である。通常、圧縮ガス源としては、火工式の装薬を備
えたいわゆる膨張器が使用される。この装薬は、点火さ
れると、極めて短時間、所定量のガスを解放する。加え
て、ガスバッグ・モジュールには、環境に対しほとんど
無害な点を特徴とするいわゆる加熱ガス膨張器（ＨＧ
Ｉ）を組み込むことも行われている。従来、モジュール
のすべての部材を固定するためには、数多くの独立部品
が必要とされてきた。圧縮ガス源自体は、通常、それを
包囲する薄板金製のハウジングに収納されて該ハウジン
グ内で位置決めクランプされる。フレーム部材も、薄板
金製ハウジングに植え込みボルトを介して、同じく固定
される。薄板金製ハウジングは、全ての部材を固定し、
かつモジュールを車両に固定する上で役立つだけではな
く、ガスの案内にも役立っている。圧縮ガス源のガス出
口端は、膨張オリフィスによって規定されるガス入口横
断面領域と平行に、出口端長手方向に延在し、薄板金製
ハウジング側壁近くで終わっている。ガス放出時には、
薄板金製ハウジング内に均等にガスが分配され、複数の
開口を通過してガスバッグ内へ流入する。薄板金製ハウ
ジングは、圧縮ガス源を介して該ハウジング内に導入さ
れるガスの急発生によるスラストのため、高い荷重を受
ける。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、製造
および取付けがより簡単な、かつまた重量のより軽減さ
れたガスバッグ・モジュールを提供することである。加
えて、ガスバッグ・モジュール全体が占める容積を、従
来より小さくすることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１の
前段に記載された種類のガスバッグ・モジュールの場
合、圧縮ガス源が、膨張オリフィスによって規定され
る、ガスバッグの流入横断面領域に対しほぼ直角に長手
方向に延在するようにすることで解決された。ガスバッ
グ・モジュールに対して圧縮ガス源をこのように配置す
ることにより、よりコンパクトな固定装置が得られる。
この固定装置には、もはやガスの案内機能は不要であ
る。なぜなら、膨張器、すなわち圧縮ガス源の端部を、
膨張オリフィスに対して比較的近く、かつ中央に配置す
ることができるからである。その結果、複数部材（フレ
ーム部材、圧縮ガス源）を一組にし、全ガスバッグ・モ
ジュールを極めて小領域に、すなわち膨張器端部領域だ
けに配置し、部材を相互固定し、モジュールを車両に固
定することができる。圧縮ガス源全体をハウジングで取
囲むことは、もはや必要ではなくなった。本発明によ
り、ガスバッグ・モジュールの取付けには、全体とし
て、従来技術に比して、利用可能なスペース条件が変化
したことにより、新たな可能性が開かれている。

【０００５】本発明の第１実施態様によれば、固定装置
が、互いに固定可能な複数のクランプ部材から成り、該
クランプ部材の間に圧縮ガス源がクランプされる。固定
装置は、ガス出口端の領域で圧縮ガス源を受容し、かつ
半径方向で締め付けるための開口を有している。また、
各クランプ部材は部分開口を有し、これら部分開口が、
互いに補足し合って、圧縮ガス源を受容する開口を形成
している。圧縮ガス源は、ガス出口端近くの圧縮ガス源
の円筒形外殻部分でクランプされる。外殻部分は、ほぼ
一定の横断部分を有するように構成されている。そうす
る代わりに、または好ましくはそうすることに加えて、
圧縮ガス源が、ガス出口端へ向かってテーパ形にされた
部分を有するようにし、圧縮ガス源に設けた頸部領域を
クランプするようにする。固定装置は、本発明により膨
張オリフィス近くに配置されたガス出口端領域でだけ、
圧縮ガス源をクランプするため、極めてコンパクトに構
成することができる。

【０００６】固定装置には、正面端部フランジを設け、
このフランジにフレーム部材を固定できるようにするの
が好ましい。ガスバッグは、膨張オリフィスの領域で、
フレーム部材と該フランジとの間にクランプされる。さ
らに、該フランジには、管状部分を形成しておくのが好
ましい。この管状部分が、圧縮ガス源を受容する開口と
なる。固定装置は、このように、比較的短い管状部分が
形成されたフランジのみから成り、プラスチック材料の
射出成形部材またはダイカスト・アルミニウム部材とし
て構成可能である。

【０００７】本発明の別の好ましい実施の態様が従属ク
レームに記載されている。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下で、本発明の一好適例を図面
につき説明する。

【０００９】図１に示したガスバッグ・モジュール１０
は、車両のダッシュボードに組付けることができる。ガ
スバッグ・モジュール１０は、膨張オリフィス１４を有
する折り畳まれたガスバッグ１２を有している。ガスバ
ッグ１２は、図３に詳細図で示されている。ガスバッグ
１２の内部のフレーム部材１６は、流入横断面領域Ｆを
有する流入口１８を規定する膨張オリフィス１４を包囲
している。ガスバッグ１２の内部からは、フレーム部材
１６に固定された複数の植え込みボルト２０が突出して
いる。これらの植え込みボルトは、フレーム部材１６と
ガスバッグ１２の穴（図示せず）とを貫通して、外方へ
突出している。フィルム２２が、折り畳まれたガスバッ
グ１２を取囲んでおり、この結果、前組立てユニットが
形成される。この前組立てユニットに固定装置２４を付
加することにより、管状の圧縮ガス源への前組み立てユ
ニットの取付けが可能になり、ひいては車両へのガスバ
ッグ・モジュール１０の取付けが可能になる。車両に対
するガスバッグ・モジュール１０の取付け位置は、図１
に略示した車両から知ることができる。

【００１０】固定装置２４は、上部クランプ部材２６と
下部クランプ部材２８とから成り、これら部材のそれぞ
れが、プレート状の正面端部フランジ３０の半部をなし
ている。フランジ３０は、ガスバッグ１２に向かい合う
平らな正面端部３２を有している。各半部の後側には、
外殻半部３４が形成されている。この外殻半部は、クラ
ンプ部材２６、２８が相互にボルト結合されることで、
管状部分４４（図２）を形成する。管状部分４４の内部
には、圧縮ガス源２５を受容する開口３６が形成され
る。開口３６は、またフランジ３０を貫通して延在して
いる。外殻半部３４は、半径方向側方へ突出したクラン
プ半部の形状を有している。上部クランプ部材２６の端
部３８は、ボルト４０が貫通する貫通穴（図示せず）を
有し、下部クランプ部材２８の対応端部とボルト結合さ
れ、クランプ部材２６、２８が相互に押圧し合うように
することができる。さらに、別のボルト４０は、下部ク
ランプ部材２８の貫通穴を貫通し上部クランプ部材２６
の対応穴（図示せず）内へ延びている。さらに、ねじ山
形式の固定手段は、ねじ山７０のみが図示されている
が、車両にガスバッグ・モジュール１０を固定するのに
役立つ。

【００１１】圧縮ガス源２５は、ガス出口端４６へ向か
ってテーパ形にされた部分と頸部４８とを有する管状の
円筒形ハウジングが特徴である。点火器５０が、ガス出
口端４６から圧縮ガス源２５の内部へ延在している。点
火器５０は、点火ケーブル５２によって起動装置（図示
せず）に接続されている。起動装置は、抑制作動中の点
火器５０に相応の信号を送る。

【００１２】ガスバッグ・モジュール１０の個別部材の
固定は、次のように行う。すなわち、先ず、点火ケーブ
ル５２を、下部クランプ部材２８のケーブル管路５４に
挿入する。次いで、圧縮ガス源２５を、下部クランプ部
材２８の開口３６の部分に配置し、出来るだけガスバッ
グ１２の方向へ移動させ、環状の、半径方向に突出して
開口３６を取囲むシールカラー５６に当接させる。シー
ルカラー５６は、クランプ部材２６、２８に一体形成さ
れた２つの半部によって形成されている。圧縮ガス源２
５の周方向位置は、点火器５０の区域の外殻側部の平坦
部５８と、この部分５８に当接される回動防止ロック６
０とによって決められる。回動防止ロック６０は、シー
ルカラー５６に形成され、軸方向に折り曲げられてい
る。図２から分かるように、圧縮ガス源２５は、ガスバ
ッグ１２の内部へ突入している。圧縮ガス源２５が、下
部クランプ部材２８に対して位置決めされた後、下部ク
ランプ部材に上部クランプ部材２６が取付けられ、ボル
トにより固定される。この構成では、圧縮ガス源２５
が、一方では頸部４８位置で、他方では出口開口３６近
くの外殻部分６２位置で、半径方向で位置決めクランプ
される。次いで、ガスバッグ１２とフレーム部材１６と
を有する前組立てユニットが、正面端部フランジ３０の
対応開口を貫通して延在する植え込みボルト２０にナッ
ト６４を締結することで、フランジ３０に固定される。
その結果として、ガスバッグ１２は、フレーム部材１６
とフランジ３０との間の、ガスバッグ膨張オリフィス１
４の領域位置でクランプされる。

【００１３】図１から特によく分かるように、圧縮ガス
源２５は、長手方向で流入横断面積Ｆに対しほぼ直角に
定位されている。固定装置２４は、受容端４６の領域で
のみ圧縮ガス源２５を取り囲み、したがってコンパクト
な構成を有している。両クランプ部材２６、２８は、プ
ラスチック材料の射出成形部材として構成されている
が、ダイカスト・アルミニウムによる構成も可能であ
る。すべての部材を互いに固定し、ガスバッグ・モジュ
ールを車両に固定することが、極めて簡単であり、その
結果、取付けも迅速に可能である。

【００１４】加えて、図４から分かるように、固定装置
を強化するため、少数のリブ６６が正面端部フランジ３
０の裏側に形成されている。

【００１５】火工式の補助装薬に点火してガスバッグ・
モジュール１０を起動すると、貯蔵ガスが圧縮ガス源２
５の正面端部からガスバッグ１２内へ流入する。圧縮ガ
ス源２５の起動時には圧縮ガスの化学反応が生じる結
果、解放されたガスの温度が上昇し、ガスの体積が増大
する。

【００１６】図５〜図１０に示したガスバッグ・モジュ
ールの第２実施態様の場合には、固定装置２４が一体に
構成されている。圧縮ガス源２５は、テーパ形の部分を
有していない。また、平坦部５８の代わりに両側に横方
向の突出部１５８を備え、これらの突出部が端側にねじ
孔１６０を有し、固定装置の対応部と共に回動防止ロッ
クを形成している。圧縮ガス源２５の端側は、固定装置
２４内へ押し込まれ、ねじ穴１６０ねじ込まれるボルト
１６２により固定装置の端側に結合される。加えて、半
径方向に延在する締付けボルト１６４が、圧縮ガス源２
５を横方向から定位置にクランプする。ボルト２０が、
固定装置からフレーム部材１６へねじ込まれ、フレーム
部材１６を固定装置２４に押圧する。図７〜図１０にそ
の断面を示したフード状のカバー１６６は、固定装置２
４と共に一体に構成されている。カバー１６６は、電気
コネクタ、すなわち点火ケーブル５２及び点火器５０と
の接続に役立つプラグに、高温ガスが直撃するのを防止
するためのものである。カバー１６６は、しかし、圧縮
ガスがガスバッグ内へ流入する流路が多数形成されるよ
うに構成することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のガスバッグ・モジュールの分解斜視
図。

【図２】本発明のガスバッグ・モジュールの、組み立て
た状態での縦断面図。

【図３】折り畳まれた状態でのガスバッグの断面図。

【図４】本発明のガスバッグ・モジュール内に用いられ
る固定装置の後面図。

【図５】本発明のガスバッグ・モジュールの第２実施態
様の、斜め前方から見た分解斜視図。

【図６】図５の第２実施態様を、斜め後方から見た分解
斜視図。

【図７】第２実施態様の固定装置を、圧縮ガス源を組付
けた状態で見た前面図。

【図８】図７のＡ−Ａ線に沿った縦断面図。

【図９】図７のＢ−Ｂ線に沿った縦断面図。

【図１０】図７のＣ−Ｃ線に沿った縦断面図。

【符号の説明】

１０ ガスバッグ・モジュール １２ ガスバッグ １４ 膨張オリフィス １６ フレーム部材 １８ 流入口 ２２ フィルム ２４ 固定装置 ２５ 圧縮ガス源 ２６ 上部クランプ部材 ２８ 下部クランプ部材 ３０ 正面端部フランジ ３２ 固定装置の端側 ４６ ガス出口端 ４８ 頸部 ５０ 点火器 ５２ 点火ケーブル ５４ ケーブル管路 ５６ シールカラー ６０ 回動防止ロック １６０ ねじ穴 １６６ カバー

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ガスバッグ・モジュールであって、膨張
   オリフィス（１４）を有する折り畳まれたガスバッグ
   （１２）と、ガスバッグ（１２）内部に配置され、膨張
   オリフィス（１４）を取囲むガスバッグ固定用フレーム
   部材（１６）と、ガス出口端（４６）を有する管状の圧
   縮ガス源（２５）と、圧縮ガス源（２５）に対しガスバ
   ッグ（１２）の位置を定める固定装置（２４）とを有す
   る形式のものにおいて、 前記圧縮ガス源（２５）が、膨張オリフィス（１４）に
   よって規定される、ガスバッグ（１２）の流入横断面領
   域（Ｆ）に対しほぼ直角に長手方向で延在していること
   を特徴とするガスバッグ・モジュール。
2. 【請求項２】 前記固定装置（２４）が、互いに固定可
   能な複数のクランプ部材（２６、２８）から成り、クラ
   ンプ部材（２６、２８）の間で前記圧縮ガス源（２５）
   がクランプされることを特徴とする請求項１に記載され
   たガスバッグ・モジュール。
3. 【請求項３】 前記固定装置（２４）が、ガス出口端
   （４６）の領域で前記圧縮ガス源（２５）を受容し、か
   つ半径方向で位置決めクランプするための開口（３６）
   を有しており、また各クランプ部材（２６、２８）が部
   分開口を有し、該部分開口が、互いに補完し合って、前
   記圧縮ガス源（２５）を受容する開口（３６）を画成し
   ていることを特徴とする請求項２に記載されたガスバッ
   グ・モジュール。
4. 【請求項４】 前記固定装置（２４）が一体部材として
   構成され、前記圧縮ガス源の正面端部が、ガス出口端
   （４６）で前記固定装置（２４）に固定されることを特
   徴とする請求項１に記載されたガスバッグ・モジュー
   ル。
5. 【請求項５】 前記圧縮ガス源（２５）が、事実上一定
   横断面の円筒形外殻部分を有し、また前記固定装置（２
   ４）が、ガス出口端（４６）の近くで前記外殻部分にか
   ん合していることを特徴とする、請求項１から請求項４
   までのいずれか１項に記載されたガスバッグ・モジュー
   ル。
6. 【請求項６】 前記圧縮ガス源の正面端部が、ガス出口
   端（４６）で固定装置（２４）にボルト結合されている
   ことを特徴とする請求項１から請求項５までのいずれか
   １項に記載されたガスバッグ・モジュール。
7. 【請求項７】 前記圧縮ガス源（２５）が、ガス出口端
   （４６）の方向へテーパ形になされ、かつ頸部（４８）
   を有しており、また前記固定装置（２４）が、前記頸部
   （４８）の領域で前記圧縮ガス源（２５）を位置決めク
   ランプすることを特徴とする請求項１から請求項６まで
   のいずれか１項に記載されたガスバッグ・モジュール。
8. 【請求項８】 前記固定装置（２４）が正面端部フラン
   ジ（３０）を有しており、前記フレーム部材（１６）を
   正面端部フランジ（３０）に固定することができ、また
   前記ガスバッグ（１２）が、その膨張オリフィス（１
   ４）の領域でフレーム部材（１６）と正面端部フランジ
   （３０）との間にクランプされていることを特徴とする
   請求項１から請求項７までのいずれか１項に記載された
   ガスバッグ・モジュール。
9. 【請求項９】 前記正面端部フランジ（３０）に管状部
   分（４４）が形成され、管状部分（４４）の内部が、圧
   縮ガス源（２５）を受容するための開口を形成している
   ことを特徴とする請求項８に記載されたガスバッグ・モ
   ジュール。
10. 【請求項１０】 前記固定装置（２４）がガスバッグ・
    モジュールを車両に固定し得る固定手段（７０）を有す
    ることを特徴とする請求項１から請求項９までのいずれ
    か１項に記載されたガスバッグ・モジュール。
11. 【請求項１１】 回動防止ロック（６０）が、前記外殻
    に平坦部（５８）又は突出部（１５８）を有する前記圧
    縮ガス源（２５）と、前記固定装置（２４）の対応部分
    とによって形成されていることを特徴とする請求項１か
    ら請求項１０までのいずれか１項に記載されたガスバッ
    グ・モジュール。
12. 【請求項１２】 前記圧縮ガス源（２５）のガス出口端
    （４６）の一部が、前記ガスバッグ（１２）の内部に突
    出していることを特徴とする請求項１から請求項１１ま
    でのいずれか１項に記載されたガスバッグ・モジュー
    ル。
13. 【請求項１３】 少なくとも１つのケーブル管路（５
    ４）が、点火ケーブル（５２）を位置固定するために前
    記固定装置（２４）に設けられていることを特徴とする
    請求項１から請求項１２までのいずれか１項に記載され
    たガスバッグ・モジュール。
14. 【請求項１４】 前記固定装置（２４）が、複数の射出
    成形プラスチック部材から成ることを特徴とする請求項
    １から請求項１３までのいずれか１項に記載されたガス
    バッグ・モジュール。
15. 【請求項１５】 前記固定装置（２４）が、複数のダイ
    カスト・アルミニウム部材から成ることを特徴とする請
    求項１から請求項１３までのいずれか１項に記載された
    ガスバッグ・モジュール。
16. 【請求項１６】 前記受容開口（３６）が、ガスバッグ
    （１２）方向へは、前記固定装置（２４）に設けられた
    環状シールカラー（５６）で終っており、該シールカラ
    ーが、前記圧縮ガス源（２５）と気密に接触しているこ
    とを特徴とする請求項１から請求項１５までのいずれか
    １項に記載されたガスバッグ・モジュール。
17. 【請求項１７】 フード状のカバー（１６６）が、ガス
    バッグ・モジュール内に設けられ、前記ガス出口端（４
    ６）を部分的に取囲み、圧縮ガス源（２５）の起動用に
    設けた電気コネクタが、前記カバー（１６６）により高
    温ガスによる直撃を受けることのないように保護されて
    いることを特徴とする請求項１から請求項１６までのい
    ずれか１項に記載されたガスバッグ・モジュール。