JPH10157471A - 燃料注入ガン用シール - Google Patents

燃料注入ガン用シール

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JPH10157471A JP9302218A JP30221897A JPH10157471A JP H10157471 A JPH10157471 A JP H10157471A JP 9302218 A JP9302218 A JP 9302218A JP 30221897 A JP30221897 A JP 30221897A JP H10157471 A JPH10157471 A JP H10157471A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の少ない構造を有し、技術的に容易
に、経済的に安価に製造可能な燃料注入ガン用シールの
提供。 【解決手段】燃料タンク(3)の給油パイプ(2)に嵌
め込み可能な燃料注入ガン用シール(1)であって、シ
ールリップ(5)を有するエラストマー材料からなるシ
ールリング(4)を含み、このシールリップが、給油パ
イプ(2)に導入される燃料注入ガン(6)を弾性予荷
重下に取り囲んで密封する。シールリング(4)は、取
り付けられた場合に燃料タンク(3)に向けて細くなる
円錐台形のシール支持体(7)の小径端部に結合されて
いる。シール支持体(7)は単一部材で構成され、シー
ルリング(4)がこれに対し、力の作用下に及び/又は
形状に基づいて固定的に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクの給油パイ
プに嵌め込み可能な、燃料注入ガン用シールに関する。
より詳しくは、シールリップを有するエラストマー材料
からなるシールリングを含み、このシールリップが給油
パイプに導入される燃料注入ガンを弾性予荷重下に取り
囲んで密封し、シールリングが円錐台形のシール支持体
に結合されている燃料注入ガン用シールに関するもので
ある。シール支持体は通常、給油パイプに嵌合された場
合に燃料タンクの方向へと円錐状に細くなるようにして
配置される。
【0002】
【従来の技術】上記のような燃料注入ガン用シールは、
ドイツ公開特許公報第3829948号(特願平1−2
21895号、特許第2646431号)により公知で
ある。この特許の図面を参照して説明すると、この公知
の燃料注入ガン用シールは、実質的にリング状の外側リ
ング1内に受容されるシールリング8を有する。この外
側リング1は少なくとも一部の領域が弾性的に構成され
ており、圧縮状態で注入口を通して給油パイプ内に導入
可能である。外側リング1は給油パイプの半径方向内向
きの突起3に対し、その形状に基づいて固定的に結合さ
れ、こうして軸方向で移動しないよう固定されている。
シールリング8はシールマウント部材9とロック部材7
とからなる2部材構成のシール支持体内に受容されてお
り、シールマウント部材9は燃料タンク側の端部と半径
方向外側の周面とで山形断面を構成し、これによってシ
ールリング8を取り囲む。シールマウント部材9とロッ
ク部材7は共同して半径方向内向きに開口する溝を形成
しており、この溝にシールリング8が配置されるように
なっている。シールリング8は市販の溝付リングの形状
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような燃料注入ガン用シールを、より部品点数の少な
い構造のものとし、製造技術的及び経済的観点のもとで
容易且つ安価に製造可能とすることである。更に本発明
の課題は、給油パイプへの取り付けが容易な燃料注入ガ
ン用シールを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴によって解決される。即ち本発明
は、燃料タンクの給油パイプに嵌め込み可能な燃料注入
ガン用シールを提供するものであり、これは前記給油パ
イプに導入される燃料注入ガンを弾性予荷重下に取り囲
んで密封するためのシールリップを有するエラストマー
材料製のシールリングを含み、該シールリングが円錐台
形のシール支持体に結合されており、前記シール支持体
(7)が単一部材から構成されており、前記シールリン
グ(4)に対して力の作用下に及び/又は形状に基づい
て固定的に結合されていることを特徴とする。
【0005】本発明によれば、シール支持体は単一部材
から構成され、シールリングに対して力の作用下に、及
び/又は形状に基づいて固定的に結合されている。ここ
で力の作用下にとは、シールリングとシール支持体が結
合された状態で一方に対して他方から力、例えば弾性力
が作用している状態であり、形状に基づいてとは、両者
の結合が例えば凹部と凸部のような対応する形状によっ
て行われることをいう。給油パイプへの燃料注入ガン用
シールの取り付けが容易となるように、そして破損/破
壊が生じた場合にシールリングの交換に問題がないよう
に、シール支持体が一体に構成されてシールリングと結
合されていることが特別有利である。シール支持体とシ
ールリングとによって形成される予め組立可能な組立
体、即ちプリアセンブリによって、本発明による燃料注
入ガン用シールの取り扱いは本質的に簡易となってい
る。
【0006】有利な1構成によれば、シール支持体は燃
料注入ガンを導入するための円錐台形体として構成され
ており、シールリングはシール支持体の燃料タンクに向
き合う側、即ち小径端部に配置されている。かくして燃
料タンクに給油する場合、燃料注入ガンは円錐台形に構
成されたシール支持体に導入され、これによりシールリ
ングを基準として自動的に調心される。次いで燃料注入
ガンは、シール支持体に結合されたシールリングに挿通
され、シールリングのシールリップは燃料注入ガンの周
方向にわたって燃料注入ガンをほぼ均一な押圧力で取り
囲み、密封する。シール支持体がシールリングに結合さ
れたプリアセンブリとして実施されていることによっ
て、両方の部品相互の関係は種々の操作条件のもとでも
特に正確なものとすることができる。例えばシール支持
体に対する、従って燃料注入ガンに対する偏心によって
シールリップが部分的に過負荷を受けることは、本発明
による構成によって排除することができる。それ故にこ
の燃料注入ガン用シールは、全使用期間にわたって一定
した、良好な使用特性を提供する。
【0007】シール支持体は硬質材料からなることが好
ましい。より好ましくは、ガソリンなどの被密封媒体に
対して耐性の、例えばポリアミド等の高分子材料が使用
される。これにより、例えば燃料注入ガンが給油パイプ
に頻繁に出し入れされることから生じるような強い機械
的負荷も、燃料注入ガン用シールの全使用期間にわた
り、シール支持体の内面に無視し得るほどに僅かな摩耗
を生じるにすぎない。
【0008】燃料注入ガン用シールを給油パイプ内で固
定するために、シール支持体は、シールリングから離れ
た方の側に、即ちシールリングが設けられた端部と反対
側の端部に、半径方向に弾性的に作動可能な少なくとも
1つのばね舌片を有する。このばね舌片は給油パイプに
対し、力の作用下に及び/又は形状に基づいて係合可能
である。給油パイプの内部でシール支持体が軸方向に動
かないように確実に固定することをさらに確実にするた
めに、シール支持体がシールリングと反対側の端部に、
且つ少なくともばね舌片の領域において、半径方向外方
に突出するフランジ突起を備えているのが好ましい。比
較的高い表面粗さによって給油パイプの内部でのシール
支持体の固定関係を確保するために、フランジ突起に対
面する給油パイプの内側表面は、このフランジ突起に対
応する表面輪郭を有することができる。この表面輪郭
は、例えばフランジ突起がスナップイン(snap-in)可
能となるように、ほぼ半径方向内向きに開口する給油パ
イプ内側表面の溝状の旋削部によって形成しておくこと
ができる。給油パイプ内でシール支持体とシールリング
とからなるプリアセンブリを力の作用下に及び/又は形
状に基づいて固定するために、選択的に上記とは異なる
表面輪郭、例えば刻みを設けておくことができる。
【0009】ばね舌片は、軸方向に延びる溝によって画
定しておくことができる。換言すれば、これらの溝はば
ね舌片の側面側を制限するものである。シール支持体の
軸方向長さとこの溝の軸方向長さの比は1.3〜4:1
であることが好ましく、より好ましくは1.5〜3:1
である。軸方向におけるこの溝の長さは、給油パイプの
内周面に対して当接するばね舌片が半径方向に及ぼす
力、有効な予荷重に対し、決定的な影響を有する。燃料
注入ガンがシール支持体に対して偏心して給油パイプに
導入される場合でも、一方では給油パイプに対するばね
舌片の十分に大きな半径方向押圧が得られ、他方では十
分な弾性可撓性が確保されるように、溝の長さはシール
支持体の長さを基準として上記のような範囲内で実施さ
れなければならない。
【0010】有利な1構成によれば、シール支持体は、
周方向で均一に配設された2つのばね舌片を有する。シ
ール支持体を給油パイプ内に取り付ける際、両方の部品
はこれによって互いに自動的に調心される。更に、これ
ら2つのばね舌片の一方が例えば破損によって脱落した
場合でも、給油パイプ内部でのシール支持体の確実な固
定はなお保証される。
【0011】シールリングは好ましくは硬質材料からな
る補強部を備え、この補強部はシール支持体のアンダカ
ット部に着脱可能にスナップインされて結合される。こ
の補強部は、例えば、シールリングのエラストマー材料
が加硫される金属材料製のリングによって形成すること
ができる。こうした金属リングは、燃料注入ガン用シー
ルの全使用期間にわたり、緩和現象を何ら示さず、シー
ルリングはシール支持体に確実に保持される。シールリ
ングが破損した場合には、シールリングとシール支持体
とからなるプリアセンブリを給油パイプから取り外し、
破壊することなくシールリングとシール支持体を分離
し、新たなシールリングをシール支持体のアンダカット
部にスナップインして嵌合し、かくして得られた新たな
シールリングと前のシール支持体とからなるプリアセン
ブリを、新たに給油パイプに嵌め込むことが可能であ
る。しかし分離不可能な構成を採用することもまた可能
である。
【0012】他の1構成によれば、シールリングのエラ
ストマー材料はシール支持体の高分子材料に直接に射出
成形することも可能である。このような実施形態は、特
に安価に製造可能である。
【0013】更に、シールリングは静的に負荷されるガ
スケットを有することができ、このガスケットはシール
リップと同一の材料で一体に構成可能である。この場合
の利点は、燃料注入ガン用シールをより部品点数の少な
い単純な構造とすることができ、しかも問題なく給油パ
イプ内に取り付け可能であることにある。ガスケットと
シールリップがシールリングと一体に構成されることに
よって、取り付け上のミスはごく僅かとなる。
【0014】ガスケットは、軸方向に延びる波形断面を
外周面に備えておくことができる。この場合の利点は、
燃料注入ガン用シールを給油パイプ内に取り付けると
き、この波形断面の領域で半径方向の予備調心が得られ
る点にある。更に、波形断面はラビリンスシールを形成
し、それ故に、長い使用期間にわたって優れた密封結果
を保証できるという利点もある。
【0015】ガスケットは、好ましくは、シール支持体
から離れた方の、遠い側の端部に、互いに同軸に配置さ
れる2つの密封突起を備え、これらの密封突起は半径方
向間隔を置いて隣接して設けられる。上記のようにして
外周面側に配置される波形断面の構成によっても、また
互いに同軸に配置される密封突起によっても、シールリ
ング及び/又は給油パイプの製造上の許容誤差は問題な
く補償することができる。それ故に本発明の燃料注入ガ
ン用シールにおいては、経済的観点及び製造技術上の観
点から不利な、厳格な許容誤差を課することは必要でな
い。
【0016】シールリップは、横断面の縮小した、即ち
厚みの薄い結合領域を介して、シールリングに対して関
節式に結合されることが好ましい。これにより、強い力
を必要とすることなく燃料注入ガンを給油パイプに導入
することが可能となる。低い温度で燃料タンクに給油す
ることは、高分子材料での補強の有無にかかわらず、シ
ールリングを破損する危険なしに問題なく可能である。
結合領域に比べて厚いシールリップの領域によって、燃
料注入ガンが給油パイプ内に立て掛けられた状態のとき
の機械的な支えが、シールリップを破損することなく与
えられる。燃料注入ガンが給油パイプに対して極端に斜
めの位置を取る場合、関節状の結合領域が変形し、シー
ルリップがシールに当接する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1と図2に基づいて本発
明による燃料注入ガン用シールを詳しく説明する。本発
明による燃料注入ガン用シール1の1実施例が、図1に
拡大して略示図で示されている。この燃料注入ガン用シ
ール1は、エラストマー材料からなるシールリング4
と、この実施例の場合には耐摩耗性ポリアミドからなる
単一部材の円錐台形のシール支持体7とからなる。シー
ルリング4は、動的に負荷されるシールリップ5をその
小径端部に備えており、このシールリップはここには図
示しない燃料注入ガンが導入された場合、これを弾性予
荷重下に取り囲んで密封する。更に、シールリング4は
静的に負荷されるガスケット16を備えており、このガ
スケットは軸方向に隣接する部材に当接して、燃料注入
ガン用シールによって分離される空間を相互に静的に密
封する。シールリップ5とガスケット16はこの実施例
の場合、同一の材料から一体構成されており、金属材料
からなる補強部14に加硫されている。シール16は軸
方向に延びる波形断面29を外周面に備えており、シー
ル支持体7から離れた方の端部には、2つの互いに同軸
に配置される密封突起30、31を備えており、密封突
起は互いに半径方向に間隔を置いて隣接して設けられて
いる。半径方向におけるシールリップ5の十分な柔軟性
を確保するために、シールリング4は横断面の縮小し
た、厚みの小さな結合領域32を備えており、この結合
領域32はシールリップ5をシールリング4のガスケッ
ト16に対して関節状に結合する。シールリング4とシ
ール支持体7は互いに形状に基づいて確実に結合されて
いる。即ちシール支持体7はアンダカット部15を有
し、そこに補強部14の突起17がスナップインにより
嵌合可能となっている。
【0018】ここに示された燃料注入ガン用シールは、
周方向で均一に配設された2つのばね舌片9.1、9.2
を備えており、シール支持体7はこれらのばね舌片9.
1及び9.2の領域において、シールリング4と反対側
の端部に、それぞれ半径方向外方に延びるフランジ突起
10を備えている。
【0019】工具を係合させて燃料注入ガン用シールを
給油パイプ内に取り付け、又は給油パイプから取り外す
ことを可能とするために、ばね舌片9.1、9.2の各々
には開口部18が設けられている。
【0020】ばね舌片9.1と9.2の各々は、両側に設
けられた溝12によって画定されている。シール支持体
7の軸方向長さと溝12の軸方向長さの比は、この実施
例の場合2.5:1である。
【0021】シールリング4とシール支持体7とからな
る図1のプリアセンブリ13が、図2に取り付け状態で
図示されている。このプリアセンブリ13は、弁支持体
20に密封して結合された栓管19内に配置されてい
る。給油パイプ2は燃料タンク3から離れた方の側にこ
の栓管19を有し、この栓管19が弁支持体20を有す
る構造である。しかしもちろん、この部分が他の構造を
有することも可能である。弁21として構成される栓シ
ャッタ22と注入シャッタ23は、弁支持体20の構成
要素を形成し、それぞれ軸24、25の周りを回動可能
であり、且つばね力で付勢されて弁支持体20内の各弁
座26、27に当接可能である。栓シャッタ22と注入
シャッタ23はリンク装置によって機械的に連結されて
おり、燃料注入ガン6が注入シャッタ23を通して給油
パイプ2内に導入されることによって、一緒に開位置に
移動可能である。
【0022】栓管19は注入導管用の接続フランジ28
を備えており、この接続フランジ28を通して揮発性燃
料成分が、燃料タンク3の自由空間から、ここには図示
していない溜室内に供給可能である。この溜室には、例
えば活性炭フィルタが充填される。
【0023】図2に示した状態のとき、栓シャッタ22
は、揮発性燃料成分が溜室に浸入して活性炭フィルタの
有効性を損なうのを防止するために、その弁座26と気
密に係合している。
【0024】
【作用】以下、作用について述べる。燃料タンク3に給
油する場合、図2に一点鎖線で示されている燃料注入ガ
ン6が、図示しないタンクキャップを外した後に栓管1
9に導入される。この導入の際、燃料タンク3に向けて
先細となる円錐台形に構成されたシール支持体7によっ
て、燃料注入ガン6はシールリング4を基準として調心
される。引き続き導入すると、燃料注入ガンはシールリ
ング4に通され、シールリップ5が弾性予荷重下に燃料
注入ガン6の外周面に当接して密封する。さらに燃料注
入ガンを給油パイプに導入することによって、注入シャ
ッタ23が、それに続いて(時間的に遅れて)栓シャッ
タ22が開位置に移される。燃料タンク3への給油の
間、燃料タンクの自由空間内の揮発性燃料成分は栓シャ
ッタ22の横を通過して接続フランジ28内に達し、そ
こからベントパイプを介して、溜室内に配置される図示
しない吸着要素内に達する。内燃機関の吸気管内の負圧
に基づき、新鮮空気と吸着要素内に溜められた揮発性燃
料成分が燃焼のために内燃機関に供給されることを通
じ、接続される内燃機関の負荷状態に依存して吸着要素
の再生が行われる。
【0025】プリアセンブリ13は、給油パイプ2に嵌
め込み可能な構造であり、給油パイプ2内で、即ち給油
パイプの表面11が対応する表面輪郭、ここではほぼ半
径方向内向きに開口する給油パイプ内側表面の溝状の旋
削部を有し、これに対してシール支持体7の周方向で均
一に配設される両方のばね舌片9のフランジ突起10が
爪を立てることによって、力の作用下に及び/又は形状
に基づいて係合し、保持されている。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、部品点数
の少ない構造を有し、技術的に容易に製造可能であり、
しかも経済的に安価に製造可能な燃料注入ガン用シール
が提供される。またこの燃料注入ガン用シールは、給油
パイプに対して容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態による、シールリング
とシール支持体とからなるプリアセンブリとして形成さ
れた燃料注入ガン用シールの軸方向断面図である。
【図2】燃料タンクの給油パイプに取付けられた状態
の、図1のプリアセンブリを示す軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 燃料注入ガン用シール 2 給油パイプ 3 燃料タンク 4 シールリング 5 シールリップ 6 燃料注入ガン 7 シール支持体 9 ばね舌片 10 フランジ突起 11 表面 12 溝 13 プリアセンブリ 14 補強部 15 アンダカット部 16 ガスケット 29 波形断面 30、31 密封突起 32 結合領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの給油パイプに嵌め込み可能
    な燃料注入ガン用シールであって、前記給油パイプに導
    入される燃料注入ガンを弾性予荷重下に取り囲んで密封
    するためのシールリップを有するエラストマー材料製の
    シールリングを含み、該シールリングが円錐台形のシー
    ル支持体に結合されているものにおいて、 前記シール支持体(7)が単一部材から構成されてお
    り、前記シールリング(4)に対して力の作用下に及び
    /又は形状に基づいて固定的に結合されていることを特
    徴とする、燃料注入ガン用シール。
  2. 【請求項2】 前記シール支持体(7)が燃料注入ガン
    (6)を導入するための円錐台形体(8)として構成さ
    れており、前記シールリング(4)が前記シール支持体
    (7)の小径端部に配置されていることを特徴とする、
    請求項1の燃料注入ガン用シール。
  3. 【請求項3】 前記シール支持体(7)が硬質材料から
    なることを特徴とする、請求項1又は2の燃料注入ガン
    用シール。
  4. 【請求項4】 前記シール支持体(7)が、前記シール
    リング(4)と反対側の端部に、半径方向に弾性的に作
    動可能な少なくとも1つのばね舌片(9)を有し、この
    ばね舌片が力の作用下に及び/又は形状に基づいて前記
    給油パイプ(2)に係合可能であることを特徴とする、
    請求項1から3の何れか1の燃料注入ガン用シール。
  5. 【請求項5】 前記シール支持体(7)が、前記シール
    リング(4)と反対側の端部に、且つ少なくとも前記ば
    ね舌片(9)の領域において、半径方向外方に突出する
    フランジ突起(10)を備えていることを特徴とする、
    請求項4の燃料注入ガン用シール。
  6. 【請求項6】 前記フランジ突起(10)に対面する給
    油パイプ(2)の表面(11)が対応する表面輪郭を有
    することを特徴とする、請求項5の燃料注入ガン用シー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記ばね舌片(9)が、軸方向に延びる
    溝(12)によって画定されており、前記シール支持体
    (7)の軸方向長さと前記溝(12)の軸方向長さの比
    が1.3〜4:1であることを特徴とする、請求項4か
    ら6の何れか1の燃料注入ガン用シール。
  8. 【請求項8】 前記シール支持体(7)が、周方向で均
    一に配設された2つのばね舌片(9.1、9.2)を有す
    ることを特徴とする、請求項4から7の何れか1の燃料
    注入ガン用シール。
  9. 【請求項9】 前記シール支持体(7)と前記シールリ
    ング(4)が、予め組立可能なプリアセンブリ(13)
    を形成することを特徴とする、請求項1から8の何れか
    1の燃料注入ガン用シール。
  10. 【請求項10】 前記シールリング(4)が硬質材料か
    らなる補強部(14)を備えており、この補強部(1
    4)が前記シール支持体(7)のアンダカット部(1
    5)に着脱可能にスナップインされて結合されているこ
    とを特徴とする、請求項1から9の何れか1の燃料注入
    ガン用シール。
  11. 【請求項11】 前記シールリング(4)が静的に負荷
    されるガスケット(16)を有し、このガスケットが前
    記シールリップ(5)と同一の材料で一体に構成されて
    いることを特徴とする、請求項1から10の何れか1の
    燃料注入ガン用シール。
  12. 【請求項12】 前記ガスケット(16)が、軸方向に
    延びる波形断面(29)を外周面に備えていることを特
    徴とする、請求項11の燃料注入ガン用シール。
  13. 【請求項13】 前記ガスケット(16)が、前記シー
    ル支持体(7)から遠い側の端部に、互いに同軸に配置
    される2つの密封突起(30、31)を備えており、こ
    れらの密封突起が半径方向間隔を置いて隣接して設けら
    れていることを特徴とする、請求項11又は12の燃料
    注入ガン用シール。
  14. 【請求項14】 前記シールリップ(5)が、厚みの薄
    い結合領域(32)を介して前記シールリング(4)に
    対して関節式に結合されていることを特徴とする、請求
    項1から13の何れか1の燃料注入ガン用シール。
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