JPH10154943A - サンプルの系列を復号する方法 - Google Patents

サンプルの系列を復号する方法

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JPH10154943A
JPH10154943A JP9302556A JP30255697A JPH10154943A JP H10154943 A JPH10154943 A JP H10154943A JP 9302556 A JP9302556 A JP 9302556A JP 30255697 A JP30255697 A JP 30255697A JP H10154943 A JPH10154943 A JP H10154943A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音のあるチャネルを通じて受信されるサン
プルから記号系列を検出する際に、その記号がもともと
符号化されるときに基づいた構造を利用することによ
り、効率的で正確な復号を実現する。 【解決手段】 符号語は、レートm/Lの内符号によっ
て選択される相補的なブロックディジタル和の部分語の
集合を含み、部分語の順序はレートp/qの外符号によ
って決定される。チャネルを通じて送信された各ブロッ
クディジタル和ごとに内符号のトレリスを通る最尤パス
を求める。各最尤パスに対する累積枝メトリックを求
め、パスメモリに格納する。この手続きをq回繰り返
し、全部でqL個のデータサンプルを受信し内検出器に
よって処理してから、部分語を連接する順序を記述する
外トレリスを通る最尤パスが、更新されたパスメモリか
らの情報を用いて求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のエネルギー
スペクトルを有するディジタル信号系列の符号化に関
し、特に、dcフリー信号、すなわち、周波数0には無
視し得るエネルギースペクトルしか有しない信号に関す
る。
【0002】
【従来の技術】「チャネル」とは、送信器と受信器を接
続する伝搬媒体あるいは電磁経路であって、関連するア
ルファベットの入力信号i、出力信号j、および、iが
送信された場合に信号jを受信する尤度を記述する条件
付き確率P(j|i)の集合によって特徴づけられる伝
送線あるいはさらに一般的にはデバイスとして表現され
る。バイナリ(2元)という用語はアルファベット
{0,1}を指し、バイポーラ(2極)という用語はア
ルファベット{−1,+1}を指すという規約を採用す
ると有用である。バイナリ系列のバイポーラ版とは、記
号1を+1で置き換え、記号0を−1で置き換えること
によって得られる系列を意味することになる。従来のデ
ィジタル通信システムは、記号間隔の倍数の時刻におけ
る記号間干渉がないチャネルか、この条件を作るために
等化器を用いたチャネルを利用する。ディジタル信号が
ナイキストレートでチャネルに送信されると、記号間干
渉が生じる。これが制御されて行われる場合、受信され
る信号は現在の信号のみならず1、2あるいはN個の記
号間隔だけ前に送信された記号にも依存するために、
「記憶(メモリ)」を有するように見える。このような
チャネルの伝達関数を一般的に記述する多項式は、G
(D)=1±D±...±DNと表される。ただし、Dは1
信号間隔の遅延を表す。
【0003】チャネル帯域幅に関して、信号の継続時間
あるいは反復レートが、引き続くパルス間の干渉の量が
ある限界内にあるようなものである場合、パーシャルレ
スポンス(部分応答)シグナリングというマルチレベル
型の信号方式が得られる。パーシャルレスポンス信号方
式は、磁気記録、Tキャリア用のベースバンドリピー
タ、音声チャネルモデムおよびディジタル無線などのさ
まざまなアプリケーションで用いられる。パーシャルレ
スポンス信号方式に特に関心があるのは、(1−D)フ
ァクタを有する多項式伝達関数のパーシャルレスポンス
チャネルが、周波数0でヌルスペクトルを示す、すなわ
ち、周波数0におけるチャネル系列のパワー密度関数が
0となり、例えばトランスを含む場合のようなdc信号
を通せないチャネルの単純なモデルとなるためである。
磁気記録システムで用いられるdcフリーチャネルのう
ちには、伝達多項式が(1−D)となるデュオバイナリ
パーシャルレスポンス(PRクラス1)チャネルによっ
て特徴づけられるものがある。伝達多項式(1−D)
は、チャネルが直前の数字「記憶」を有することを示
す。変形デュオバイナリ(PRクラス4)チャネルは
(1−D2)という伝達多項式を有し、これは、チャネ
ルが2個の時間間隔前に送信された記号の「記憶」を有
することを示す。これらの2つのパーシャルレスポンス
チャネルは、「dcフリー」であると特徴づけられる。
大きさ±1を有する引き続くバイポーラ記号が伝達関数
(1−D)のチャネルに入力されると、その結果は、3
つの振幅レベル+2、0、−2を有する信号となる。
【0004】dcフリーのパーシャルレスポンスチャネ
ルに入力される信号の系列が、符号がdcフリーになる
ように符号化された場合、信号伝送中の誤りの確率が小
さくなる。(例えば、R. Karabed and P. Siegel, "Mat
ched Spectral Null Codes for the 1-D Partial-Respo
nse Channels", IEEE Trans. on Info. Theory, Vol.IT
-37, No.3, May 1991, pp.815-855、および、米国特許
第4,888,779号(1989年12月19日発
行)参照。)dcフリーの符号を得る直接的な方法で
は、各符号のブロックディジタル和(BDS(block dig
ital sum))が0となることが必要である。これは、各
符号語が偶数個のビットを有することを必要とする。n
ビットの系列から形成することができるdcフリーの出
力符号語はnn/2個であるが、kビットの入力バイナリ
ビットストリームはそのうちk=[log
2nn/2)]個しか選択することができないため、最
大符号レートはk/nとなる([x]はxを超えない最
大の整数を表す)。符号レートを大きくするためには、
使用する系列を長くしなければならず、従って、より大
きい「コードブック」が必要となる。例えば、14ビッ
トの出力符号語を使用するdcフリー符号では、k=
[log2147)]=11となり、従って、符号レー
トは11/14に制限され、211語のコードブックが必
要である。わずかに高い符号レート13/16の場合、
16ビットのブロック長と、213語のコードブックを必
要とする。
【0005】本発明の共同発明者であるEmina Soljanin
による米国特許出願第08/515,445号(出願
日:1995年8月15日)には、上記の式によって予
測されるより小さいコードブックを用いてdcフリー符
号を生成する符号化方法が記載されている。これは、部
分的には、チャネル符号語はすべてブロックディジタル
和(BDS)が0でありかつビット数は偶数個でなけれ
ばならないという制限を除去することによって実現され
る。その代わりに、符号語は、部分語を連接したものの
集合から形成される。各部分語は、部分語の全ディジタ
ル和が0である限り、任意のBDSを有することが可能
である。例えば、相補的な(互いに補数である)ブロッ
クディジタル和を有する部分語の対(ペア)からなる集
合を用いることが可能である。あるいは、それぞれBD
S=−1であるj個の部分語と、BDS=+jの1個の
部分語を用いることも可能である。1つの例示的な符号
では、大きさは等しいが符号が逆の(相補的な)バイポ
ーラ部分語のペアを、長さkの入力系列のpビットの部
分によって決定される順序で連接する。長さkの入力系
列の残りの(k−p)ビットは、それぞれmビットのq
個のビット群に分割される。q個のビット群はそれぞ
れ、(記憶装置から)所定のBDSを有する長さLの2
m個のバイポーラ部分語のうちの1つを選択する。m個
の入力ビットが、L個の記号を有する出力部分語へとマ
ッピングされるため、それによりレートm/Lの「内」
符号が定義される。数mは、[log2Ln)]から
決定される。ただし、nは、BDS=(L−2n)とな
る適当な個数のdcフリーの組合せを与えるように選択
される。もちろん、全体の符号レートは、k個の入力ビ
ットがqL個の出力記号を生成することによって決定さ
れる。すなわち、レートはk/(qL)である。ただ
し、k=p+qmである。
【0006】次に、4つの例示的な符号をまとめた表を
示す。各列は以下のとおりである。rは、入力バイナリ
信号の数(第2列のk)を分子とし、対応する出力記号
の数(第3列のqL)を分母とする分数として表される
符号レートである。qは、入力におけるmビットのビッ
ト群の数であるとともに、符号化された出力における長
さLの群の数である。部分語のブロックディジタル和を
BDSの列に示し、p/qは外符号レートであり、m/
Lは内符号レートである。注意すべき点であるが、レー
ト18/22の符号では、ブロックディジタル和が±1
と±3の部分語のペアがある。以下の本発明の説明は、
次の表における46/56符号について行う。
【表1】
【0007】上記の米国特許出願には、無雑音チャネル
を仮定して、符号化されたqL系列を復号する方法が記
載されている。それぞれ振幅+1、−1のバイポーラ記
号が無雑音(1−D)チャネルに入力されると、チャネ
ル伝達関数のために、受信される系列qLは正確に振幅
+2、0または−2となることが容易に明らかである。
しかし、符号化された系列が雑音のあるチャネルから受
信される場合、受信される信号は正確に+2あるいは−
2の値ではない可能性がある。その場合、記号系列の正
しい値は、チャネルから受信される雑音のあるサンプル
から検出しなければならない。これは、符号化方式によ
って許容される値を考慮して、qL個の記号のそれぞれ
の最も確からしい値を決定することによって最も効率的
に実現される。これらの値が確定すると、上記の米国特
許出願に記載されているようにして復号が行われる。
【0008】(1−D)チャネル上の符号の検出は、L.
Fredrickson, R. Karabed, J. W.Rae, P. H. Siegel,
H. Thaper, and R. Wood, "Improved trellis coding f
orpartial response channels", IEEE Trans. Magn., v
ol.31, no.2, pp.1141-48,Mar. 1995に記載された時変
トレリス検出法のような周知の方法を用いることによっ
て、あるいは、K. J. Knudson, J. K. Wolf and L. B.
Milstein, "A concatenated decoding scheme for (1-
D) partial response with matched spectral-null dec
oding", Proc. 1993 IEEE Global Telecommun. Conf.
(GLOBECOM '93), pp.1960-1964(米国テキサス州ヒュー
ストン、1993年11月)に記載された連接検出法に
よって、実現される。後者の論文では、復号プロセスを
2段階で処理することが提案されている。第1段階で
は、非符号化(1−D)チャネルに対して最尤系列推定
(MLSE(maximum likelihood sequence estimatio
n))検出器を利用して、符号を無視してバイナリ入力系
列を推定する。第2段階は、dcフリーブロック符号を
用いて最小距離誤り事象を検出し訂正することによりそ
の推定を改善する誤り事象検出器である。最小距離誤り
事象の訂正は、非符号化(1−D)チャネルに対する最
小距離誤り事象がDCにパワーを有するということによ
って可能となる。dcフリー符号はdcにパワーを有し
ないため、dcにパワーが観測されれば最小距離誤り事
象が検出される。誤り事象検出器は、dcフリーブロッ
ク制約を用いて、最小距離誤り事象を検出し訂正する。
dcフリーブロック制約は、dcフリー符号と同じ性質
を有するが、符号では使用されないdcフリー語も含
む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】L. Fredrickson他やKn
udson他による上記の復号方法は、上記の米国特許出願
の符号化系列を復号することは可能であるが、これらの
復号方法は、符号化構造に関する情報を利用しておら
ず、従って、1つの符号語全体を復号しようとしなけれ
ばならない。例えば、Knudson他の方法は、符号語系列
全体を(符号を無視して)推定し、その結果として、実
際には符号語でない(すなわち、dcフリー符号語では
ない)推定を生じることがある。Knudson他の方法は、
推定された各符号語ごとにBDSを計算し、BDSが0
でない符号語を検出すると、最も可能性の高い最小距離
誤り事象によってその推定を修正して、結果がBDS=
0の語になるようにする。後処理の複雑さは、もっと可
能性の高い最小距離誤り事象の探索にある。同様の欠点
は、Fredrickson他の時変トレリス検出法にもある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
雑音のあるチャネルを通じて受信されるサンプルからの
記号系列の検出は、その記号がもともと符号化されると
きに基づいた構造、すなわち、上記の米国特許出願で用
いられる符号化方法の構造を利用する。この符号化方法
は、長さkのバイナリ入力系列を、長さLのバイポーラ
部分語のq個のペアからなる出力系列(すなわち、各部
分語はL個のバイポーラ記号からなる)にマッピングす
ることによって、全体のレートがk/(qL)のdcフ
リーのバイポーラ符号を生成する。
【0011】上記のように、本発明の復号方法は、チャ
ネルに現れる符号語が、全体のBDS=0となる部分語
からなるということを利用する。これは、例えば、レー
トm/Lの内符号によって選択される相補的なブロック
ディジタル和の部分語の集合(例えば、BDS=+x,
−x,+y,−yなどという相補的なBDSを有する部
分語のペアからなる集合や、BDS=+xの部分語j個
と、BDS=−jxの部分語1個からなる集合)を含
み、部分語の順序はレートp/qの外符号によって決定
される。符号語の検出は、チャネルを通じて送信された
各ブロックディジタル和ごとに「内」トレリスを通る最
尤パスを求める内符号の検出器によって実現される。す
なわち、内トレリスは符号化方法の情報をもとに構成さ
れる。例えば、部分語が、相補的BDS=+x,−x,
+y,−yを有する部分語のペアの集合から選択される
場合、これらのブロックディジタル和のそれぞれに対し
て内トレリスを通る最尤パスが存在する。各最尤パスに
対する累積枝メトリックm1 + x、m1 -x、m1 +y、m1 -y
求め、パスメモリに格納する。この手続きをq回繰り返
し、全部でqL個のデータサンプルを受信し内検出器に
よって処理してから、部分語を連接する順序を記述する
外トレリスを通る最尤パスが、更新されたパスメモリか
らの情報を用いて求められる。符号化方法が、相補的な
ブロックディジタル和を有する部分語のペアの集合を用
いている場合、q個の群すべてに対して、2つの最尤パ
スの累積メトリックの差を単に計算することにより、外
トレリスは不要となる。差が最小のメトリックは、どの
ペアの部分語を逆順にする必要があるかを示し、それに
より、連接の順序が決定される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、ブロックディジタル和
(BDS)を+1とすることが可能な7個のバイポーラ
記号の系列に対するトレリスを示す。上向き矢印はそれ
ぞれ正のバイポーラ記号を表し、下向き矢印はそれぞれ
負のバイポーラ記号を表す。例示的な系列+1,−1,
+1,+1,−1,−1,+1を太く示している。この
系列では4個の記号が+1で3個の記号が−1であるた
め、BDS=+1となる。左端のノードから右端のノー
ドまでこのトレリスを通ってたどることができる他のす
べての系列もBDS=+1である。図2に、BDS=−
1とすることが可能な7個のバイポーラ記号の系列に対
するトレリスを示す。この系列では4個の記号が−1で
3個の記号が+1であるため、BDS=−1となる。こ
のトレリスを通ってたどることができる他のすべての系
列もBDS=−1である。
【0013】図1および図2のトレリスは、2つの相異
なる順序で結合(「連接」)することができる。図3
に、BDS=+1と−1の部分語を順に形成するように
図1と図2のトレリスを連接したトレリスを示し、一
方、図4に、BDS=−1と+1の部分語を順に形成す
るように図1と図2のトレリスを連接したトレリスを示
す。従来の検出方法はこの符号化構造を利用していない
ため、部分語が図3の順序で連接されたかそれとも図4
の順序で連接されたかを区別することができなかった。
従ってこのような従来の方法は、図5に示す合併トレリ
ス(図3および図4のトレリスを両方の順序で含む)を
復号しなければならなかった。
【0014】例として、長さL=7の部分語を用いたq
L個の符号化系列の各記号を検出する場合に、本発明の
方法を説明する。上記の表に示した例示的なレート46
/56の符号を用いる。このレート46/56の符号
は、k=46ビットの情報入力系列を、p=6ビットの
ビット群を1個と、q=8ビットのビット群をm=5個
に分割する。長さqL=56のチャネル系列が、BDS
が+1または−1の長さL=7のバイポーラ部分語のq
=8個の群から形成される。入力系列のm=5個の群は
それぞれ、BDS=+1(または−1)の長さL=7の
バイポーラ部分語のうちの1つを(記憶装置から)選択
する。符号化手続きは、図1および図2の部分語を連接
して、qセットの部分語が全体でBDS=0となるが、
情報内容はそれらの部分語がまとめられる順序に依存す
るように行われる。上記のように、連接の順序は、入力
ビットのpビットの系列によって決定される。
【0015】前に述べたように、レート46/56の符
号器は、レートp/q=6/8の外符号と、レートm/
L=5/7の内符号によって構成され、長さqL=56
のdcフリー系列は、q=8個の長さL=7の部分語か
らなる。長さL=7の部分語はそれぞれ、図1および図
2の2つのトレリスのうちの1つを通るパスに対応し、
従って、図6の合併トレリスを通るパスに対応する。こ
のトレリスはレートm/L=5/7の内符号を記述し、
以下、内トレリスという。レートp/qの外符号におい
ては、各記号は対応する部分語のBDSを表すが、この
符号に対するトレリスは、図7の外トレリスを通るパス
に対応する。(1−D)チャネルの伝達関数のために、
もとの大きさが±1でチャネルに入力された部分語のバ
イポーラ記号は、理想的には、3つに振幅レベル+2、
0または−2を有するバイポーラ信号として受信され
る。しかし、チャネルはガウス雑音を受けると仮定する
ため、受信される振幅は異なる可能性がある。本実施例
によれば、内検出器は、図6の内トレリスを通る長さL
(=7)の(2つの)最尤パスを、1つがBDS=+x
(=1)で1つがBDS=−x(=−1)となるように
再構成する。
【0016】q(=8)セットのL(=7)個の受信記
号のうちの最初のセットが図6によって処理された後に
求められた最初の2つのパスがどのようなパスであるか
が記憶され、それらの累積メトリックm1 +1およびm1 -1
は、外トレリスの検出器である図7に渡される。図7の
検出器は、内トレリスから受け取った累積メトリックの
各セットを用いて、トレリスの対応する枝をたどる。換
言すれば、図6の累積メトリックは、図7の枝メトリッ
クとなる。例えば、図6からのL個のサンプルの最初の
セットからの累積枝メトリックm1 +1およびm1 -1は、図
7の枝m1 +1およびm1 -1を確定する。L個のサンプルの
各群が図6で処理されると、生成される累積枝メトリッ
クはmj +1およびmj -1となる。ただし1<j<qであ
り、上付き添字jは、L個のサンプルのq個の群のうち
のいずれのいずれの群にそのメトリックが関係するかを
示す。L個のサンプルのq(=8)個すべての群に対す
る累積枝メトリックが図7に渡されると、メトリックm
q +1およびmq -1を有するパスの最後の枝が定義される。
注意すべき点であるが、レートp/qの外符号はdcフ
リーであり、図7を通るすべての可能なパスはBDS=
0である。
【0017】図8に、上記のレートm/L(=5/7)
の内符号を復号する例示的な時変トレリスを示す。簡単
のため、トレリスは、4個の別個のパネルからなるもの
として示されている。しかし、各パネルは、一般的な3
番目のパネルのサブセットであり、この第3パネルは図
示されている他の各パネルを形成するように再設定可能
である。チャネルから受信される最初の2個のサンプル
が時刻K+1およびK+2において左端のパネルとして
配置された検出器に送られる。次の2個のサンプルは時
刻K+3およびK+4において第2パネルとして配置さ
れた検出器に送られる。第5および第6のサンプルは時
刻K+5およびK+6において第3パネルとして配置さ
れた検出器に送られ、7個のサンプルのうちの最後のサ
ンプルは時刻K+7において右端のパネルとして配置さ
れた検出器に送られる。図8のトレリスは6個の可能な
状態をとることが可能である。これらの状態は、ノード
の横方向の行で示され、上から下の順に、(e)、
(b)、(a)、(c)、(d)、および(f)とラベ
ルされている。各パネルは、送られてきたサンプルに対
してビタビアルゴリズムを実行する。ビタビアルゴリズ
ムは、パネル内の特定のノードに現れる各枝パスごと
に、受信した系列がその特定の枝パスをたどる対数尤度
確率を計算する。この確率はその枝パスの「メトリッ
ク」として知られている。メトリックは、記号の期待さ
れる公称振幅(例えば、+2、0、または2)と、受信
したサンプルの実際の振幅rKの差の2乗によって定め
られる実数である。例えば、時刻KおよびK+1におい
て、記号の期待される公称振幅が0および−2であるが
実際の振幅はrKおよびrK+1である場合の枝パスのメト
リックmは、m=(rK−0)2+(rK+1−(−2))2
と表される。特定のノードに現れるすべての枝の枝メト
リックを相互に比較して、最小の累積メトリックを有す
るパスが「生き残る」。
【0018】再び、左端のパネルの2つの左端のノード
(a)および(c)を考える。最初に、現在のブロック
の現ディジタル和(この時点までのディジタル和)を0
に初期化する。しかし、一般に、現在のブロックの前に
は、符号化制約に従って現ディジタル和が+1または−
1であるブロックが先行しているため、ノード(a)の
上付き添字−1は、前のブロックの現ディジタル和が−
1であったことを示し、一方、ノード(c)の上付き添
字1は、前のブロックの現ディジタル和が+1であった
ことを示す。以下の説明では、前のブロックの現ディジ
タル和が−1であったと仮定して、ノード(a)から出
発する。
【0019】第2タイムスロットK+2が終わると、左
端のパネルは4つの可能な状態のうちの1つを示す。こ
れらは、上から下へ、ノードの右に、(b)、(a)、
(c)および(d)とラベルされて示されている。トレ
リスは、ノード(a)からまたはノード(c)からノー
ド(b)に来た状態のものが可能である。いずれの枝
も、同じ受信系列+1,+1に応答し、従って、同じメ
トリックを有することになる。枝メトリックが同じであ
るため、低い状態メトリックを有する状態から来る枝が
「生き残り」として選択される。同様の考察は、ノード
(a)からまたはノード(c)から同じ受信系列+1,
−1に応答して右側の状態(a)に来るトレリス、ノー
ド(a)からまたはノード(c)から同じ受信系列−
1,+1に応答して状態(c)に来るトレリス、あるい
は、ノード(a)からまたはノード(c)から同じ受信
系列−1,−1に応答して右側の状態(d)に来るトレ
リス、にも当てはまる。しかし、一般に、右側のノード
に入る生き残る枝は、枝メトリックと、出発したノード
の状態メトリックの和が最も小さい枝を選択することに
よって決定される。
【0020】第2パネルは、第3および第4のサンプル
を受け取り、これに応答して、右側の6個のノードのう
ちのいずれかに到達する。第2パネルの左側の4個のノ
ード(b)、(a)、(c)および(d)は、第1パネ
ルの右側の4個のノード(b)、(a)、(c)および
(d)に対応する。第2パネルの左側のノード(b)、
(a)、(c)および(d)から、同じパネルの右側の
同じラベルのノードへの遷移は、第1パネルについて説
明した信号系列に対応する信号系列によって生成され
る。さらに、左側のノード(b)から右側のノード
(e)への遷移は、系列+1,−1によって生成され
る。ノード(b)からノード(a)への遷移は系列−
1,−1によって生成される。左側のノード(d)から
右側のノード(c)への遷移は系列+1,+1によって
生成される。ノード(d)からノード(f)への遷移は
系列−1,+1によって生成される。注意すべき点であ
るが、ブロックディジタル和が+1または−1となるよ
うな7記号符号では、最後に受け取った記号が+1であ
るときに2記号以内に現ディジタル和を2から0に縮小
することはできないため、この符号化制約により、ノー
ド(b)(RDS(現ディジタル和)=2)からノード
(c)(RDS=0、最終記号=+1)への遷移は許容
されない。
【0021】第5および第6のサンプルは前と同様に第
3パネルに送られ、このパネル内の同じレベルのノード
間の遷移は、上記のように対応する記号系列によって生
成される。現在のブロックの第7サンプルは右端のパネ
ルに送られる。このパネルの左上のノード(e)または
(b)(現ディジタル和=2)からは、値が−1の記号
の場合にのみ右端のノード(RDS=1)に進むことが
できる。このパネルのノード(a)(現ディジタル和=
0)からは、値が+1の記号は右端のノード(RDS=
1)に進み、一方、値が−1の記号は、右端のノード
(RDS=−1)に進む。同様に、このパネルの左端の
ノード(c)(現ディジタル和=0)からは、値が+1
の記号が右端のノード(RDS=1)に進み、一方、値
が−1の記号は右端のノード(RDS=−1)に進む。
このパネルの左下のノード(d)または(f)(現ディ
ジタル和=−2)からは、値が+1の記号のみが右端ノ
ード(RDS=1)に進むことができる。
【0022】以上、本発明の実施例について説明した
が、さまざまな変形例が可能である。例えば、部分語
が、ペア(対)ごとに、相補的な(符号が逆で大きさが
等しい)ブロックディジタル和を有するように符号化さ
れる場合、図6の内トレリスの検出器によって求められ
る2つの累積枝メトリック間の8個の差を計算すること
によって、外マトリクスに対するトレリスを省略するこ
とが可能である。小さいほうの4個のメトリックは、反
転すべき部分語の位置を指定する。すなわち、外トレリ
スはそれぞれ、4個の+1および4個の−1を有する長
さ8のバイポーラ語の外符号を記述するように作用し、
−1の位置は、いずれの部分語を反転すべきかを指定す
る。従って、内トレリスによって生成される2個の状態
メトリックを記憶する代わりに、2個のメトリックの差
を計算すれば十分である。56個のサンプルを受信した
後には8個の差メトリックが得られ、それぞれ、8個の
群の7ビット系列のうちの1つの群に対応する。小さい
ほうの4個の差は+1の位置に対応し、残りは−1の位
置に対応する。−1の位置は、7ビット系列が反転され
るべきことを示す。また、理解されるように、図8の構
成を複数個使用し、引き続く信号をそれぞれに入力する
ことによって、伝達多項式が(1−D)Nの通信チャネ
ルを通じて送信された系列に本発明の原理を適用するこ
とが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、雑
音のあるチャネルを通じて受信されるサンプルから記号
系列を検出する際に、その記号がもともと符号化される
ときに基づいた構造を利用することにより、効率的で正
確な復号が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】累積した正味のBDSが+1となる7ビット部
分語のすべての許容される遷移を示すトレリス図であ
る。
【図2】累積した正味のBDSが−1となる7ビット部
分語のすべての許容される遷移を示すトレリス図であ
る。
【図3】ある順序で図1と図2のトレリスを連接したト
レリスの図である。
【図4】逆の順序で図1と図2のトレリスを連接したト
レリスの図である。
【図5】従来の検出器でみられる、図3と図4のトレリ
スからなる合併トレリスの図である。
【図6】図1および図2のトレリスの重ね合わせからな
り、レートm/Lの内符号を記述する例示的な合併トレ
リスの図である。
【図7】部分語のBDSを記述するレートp/qの外符
号の例示的なトレリスの図である。
【図8】長さqLの符号化されたサンプル中の記号の最
尤系列を反復的に検出するレートm/Lの内符号に対す
る時変トレリスの図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 エミナ ソルジャニン アメリカ合衆国、07901 ニュージャージ ー、サミット、ビーチ スプリング ドラ イブ 6ビー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信チャネルを通じて受信された長さk
    のバイナリビットストリームを表すサンプルの系列を復
    号する方法において、 前記サンプルの系列は、L個の記号からなる群をq個含
    むバイポーラ記号の系列として符号化され、各記号は所
    定のブロックディジタル和を有する2m個の部分語のう
    ちの1つの部分語に対応し、該部分語は、レートm/L
    の内符号に従って符号化されるとともに、レートp/q
    の外符号に従って相補的な符号のブロックディジタル和
    のブロックへと連接され、k=p+qmであり、前記方
    法は、 a.L個のサンプルからなる各群ごとに、ブロックディ
    ジタル和ごとに内符号のトレリスを通る最尤パスを求め
    るステップと、 b.L個のサンプルのq個の群のそれぞれの群に対する
    最尤パスが求められるまで、各パスごとに累積状態メト
    リックおよび累積枝メトリックを記録するステップと、 c.L個のサンプルからなる各群に対する累積メトリッ
    クから、外符号のトレリスにおける対応する枝を識別し
    て、部分語の連接の順序を決定するステップとからなる
    ことを特徴とする、サンプルの系列を復号する方法。
  2. 【請求項2】 前記通信チャネルはパーシャルレスポン
    スチャネルであることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記通信チャネルは、多項式伝達関数が
    (1−D)の因子を有するパーシャルレスポンスチャネ
    ルであることを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 内符号のトレリスは時変トレリスである
    ことを特徴とする請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 数mは[log2Ln)]から決定さ
    れ、nは、BDS=(L−2n)となる個数のdcフリ
    ーの組合せを与えるように選択されることを特徴とする
    請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 通信チャネルを通じて受信された長さk
    のバイナリビットストリームを表すサンプルの系列を復
    号する方法において、 前記サンプルの系列は、L個の記号からなる群をq個含
    むバイポーラ記号の系列として符号化され、各記号は所
    定のブロックディジタル和を有する2m個の部分語のう
    ちの1つの部分語に対応し、該部分語は、レートm/L
    の内符号に従って符号化されるとともに、レートp/q
    の外符号に従って相補的な符号のブロックディジタル和
    のブロックへと連接され、k=p+qmであり、前記方
    法は、 a.L個のサンプルからなる各群ごとに、ブロックディ
    ジタル和ごとに内符号のトレリスを通る最尤パスを求め
    るステップと、 b.L個のサンプルのq個の群のそれぞれの群に対する
    最尤パスが求められるまで、各パスごとに累積状態メト
    リックおよび累積枝メトリックを記録するステップと、 c.各パスごとに枝メトリックの差を記録するステップ
    と、 d.小さいほうのq/2個のメトリックに従って部分語
    の連接の順序を決定するステップとからなることを特徴
    とする、サンプルの系列を復号する方法。
  7. 【請求項7】 数mは[log2Ln)]から決定さ
    れ、nは、BDS=(L−2n)となる個数のdcフリ
    ーの組合せを与えるように選択されることを特徴とする
    請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 雑音の存在下でパーシャルレスポンスチ
    ャネルを通じて受信されるサンプルの系列を検出する方
    法において、 前記サンプルの系列は、L個の記号からなる群をq個含
    むバイポーラ記号の系列として符号化され、各記号は所
    定のブロックディジタル和を有する2m個の部分語のう
    ちの1つの部分語に対応し、該部分語は、レートm/L
    の内符号に従って符号化されるとともに、レートp/q
    の外符号に従って相補的な符号のブロックディジタル和
    のブロックへと連接され、k=p+qmであり、前記方
    法は、 a.前記チャネルを通じて受信される信号のL個のサン
    プルからなる各群を、内符号のトレリスのそれぞれのパ
    ネルに分配するステップと、 b.L個のサンプルからなる各群ごとに、各パネルを通
    る最尤パスを求めるステップと、 c.各パスごとに累積状態メトリックおよび累積枝メト
    リックを記録するステップと、 d.累積メトリックから、外符号のトレリスにおける対
    応する枝を識別して、部分語の連接の順序を決定するス
    テップとからなることを特徴とする、サンプルの系列を
    検出する方法。
  9. 【請求項9】 数mは[log2Ln)]から決定さ
    れ、nは、BDS=(L−2n)となる個数のdcフリ
    ーの組合せを与えるように選択されることを特徴とする
    請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 雑音の存在下で通信チャネルを通じて
    受信されるサンプルの系列を検出する方法において、 前記サンプルの系列は、L個の記号からなる群をq個含
    むバイポーラ記号の系列として符号化され、各記号は所
    定のブロックディジタル和を有する2m個の部分語のう
    ちの1つの部分語に対応し、該部分語は、レートm/L
    の内符号に従って符号化されるとともに、レートp/q
    の外符号に従って相補的な符号のブロックディジタル和
    のブロックへと連接され、k=p+qmであり、前記方
    法は、 a.前記チャネルを通じて受信される信号のL個のサン
    プルからなる各群を、時変トレリスのそれぞれのパネル
    に分配するステップと、 b.L個のサンプルからなる各群ごとに、各パネルを通
    る最尤パスを求めるステップと、 c.各パスごとに累積状態メトリックおよび累積枝メト
    リックを記録するステップと、 d.各パスごとに枝メトリックの差を記録するステップ
    と、 e.小さいほうのq/2個のメトリックに従って部分語
    の連接の順序を決定するステップとからなることを特徴
    とする、サンプルの系列を検出する方法。
  11. 【請求項11】 数mは[log2Ln)]から決定
    され、nは、BDS=(L−2n)となる個数のdcフ
    リーの組合せを与えるように選択されることを特徴とす
    る請求項10の方法。
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