JPH10154018A - 油圧回路の作動油温度制御装置 - Google Patents

油圧回路の作動油温度制御装置

Info

Publication number
JPH10154018A
JPH10154018A JP31324796A JP31324796A JPH10154018A JP H10154018 A JPH10154018 A JP H10154018A JP 31324796 A JP31324796 A JP 31324796A JP 31324796 A JP31324796 A JP 31324796A JP H10154018 A JPH10154018 A JP H10154018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hydraulic oil
temperature
hydraulic
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31324796A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Nagata
晴久 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP31324796A priority Critical patent/JPH10154018A/ja
Publication of JPH10154018A publication Critical patent/JPH10154018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースを必要とせず、冷却能力を増大させ
る場合も容易に変更できる作業油温度の制御が容易な作
動油温度制御装置を提供することを課題とする。 【解決手段】建設機械等の油圧回路において、作動油の
温度を測定する温度センサを適宜の位置に設け、油タン
ク又は配油管にペルチェー効果を利用した熱電冷却装置
を配設し、該温度センサの測定データにより該熱電冷却
装置を制御するコントローラを具備したことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械等の油
圧回路の作動油温度を制御する制御装置の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】建設機械等の油圧回路においては、作動
油が油圧機器を循環する間に摩擦等により作動油温度が
上昇し、粘性等の性質の変化、作動油中の気泡の膨張等
により作業操作が不安定になるなどの問題が生じる。ま
た、作業に始動時では、特に寒冷地における始動時では
作動油温度が低いため、逆に作動油の粘性が増大し、作
業機の操作性が悪化する。そのため、従来から建設機械
等の油圧回路には作動油の温度を調節する装置が装備さ
れてきた。
【0003】従来の油温制御装置として、例えば公開特
許公報第平7−334247号、公開特許公報第平7−
334248号等に開示されている。以下後者の装置に
ついて図4及び図5を参照して説明する。これらの図に
おいて、油タンク60内の作動油は油圧ポンプ61によ
り汲み上げられ、切換制御弁63を介してアクチュエー
タ62に供給されると共に、アクチュエータ62から帰
還する作動油は再び切換制御弁63を介して油路68を
通って油タンク60に帰還される。
【0004】切換制御弁63と油タンク60の間の油路
68上にオイルクーラ64が介挿されている。オイルク
ーラ64と並列にバイパス油路66を設け、油路66に
電磁開閉弁67が介挿されている。また、油路68には
帰還作動油の温度を検出する温度センサ69が分岐路に
より接続されている。温度センサ69の出力はコントロ
ーラ70に入力され、コントローラ70は温度センサ6
9の検出温度と設定温度との差に基づいて制御信号を出
力する。コントローラ70の出力は電磁弁67のソレノ
イド67aに接続されている。オイルクーラ64は一種
の熱交換機で、作動油を流入する管は冷却効果を増大さ
せるため、細くて長い曲がりくねった油管で構成されて
いる。従って、流れ抵抗はバイパス管路66に比べて大
きい。
【0005】この回路の温度制御は以下のようにして行
われる。即ち、温度センサ69によって検出した油温度
が設定値以下の場合はコントローラ70が電磁弁67を
開くように制御する。この場合は作動油は図5(A)に
示すように、流れ抵抗の小さいバイパス油路66を通っ
て油タンク65に帰還する。従って、作動油は冷却され
ずに油タンク60に戻る。また、検出された油温度が設
定値以上の場合はコントローラ70は電磁弁67を閉じ
るように制御する。この場合は作動油は図5(B)に示
すように、オイルクーラ64を通って冷却された後、油
タンク60に帰還する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の作動油温度制御装置はオイルクーラとバイパス油
路を流れる油量によって作動油油温度を調節している。
オイルクーラは一般にサイズが大きく、これを装備する
ためには大きなスペースが必要であり、回路を小型化す
るのが困難であるという課題があった。また、冷却水等
を使用するため装置の点検が必要であり、その分作業が
煩雑になる。さらに、オイルクーラの冷却能力を増加さ
せたい場合はオイルクーラの取り換え等の工事が必要で
費用やスペースの関係で場合によっては困難であるとい
う課題もあった。
【0007】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、大きなスペースを必要とせず、冷却能力を
増大させる場合も容易に変更できる作業油温度の制御が
容易な作動油温度制御装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は油タンク又は配油管にペルチェー効果を利
用した熱電冷却装置を配設している。
【0009】請求項1記載の作動油温度制御装置は、油
タンクから油圧ポンプにより作動油を汲み上げて配油管
を流通させ、切換制御弁等を介してアクチュエータへ供
給してアクチュエータを駆動し、再び作動油を油タンク
に帰還させる油圧回路において、前記作動油の温度を測
定する温度センサを適宜の位置に設け、前記油タンク又
は配油管にペルチェー効果を利用した熱電冷却装置を配
設し、該温度センサの測定データにより該熱電冷却装置
を制御するコントローラを具備したことを特徴としてい
る。
【0010】又、請求項2に記載の装置は、請求項1に
記載の装置で、前記油タンク又は配油管の一部を導電性
及び熱伝導の優れた材料で形成し、その材料で形成され
た部分に熱電冷却装置を設けて、該部分を吸熱体又は発
熱体としたことを特徴としている。油タンク又は配油管
の一部を吸熱体または発熱体として兼用している。
【0011】請求項3に記載の装置は、請求項1又は2
に記載の装置で、前記熱電冷却装置はN形半導体とP形
半導体を利用したことを特徴としている。半導体を熱電
冷却装置に利用して発熱量または吸熱量を増加させてい
る。
【0012】
【発明の実施形態】以下、図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 <実施形態1>図1は本発明の実施形態1の構成の概略
を示した図である。図1において、油圧ポンプ1はエン
ジン又はモータ等の駆動機2によって駆動され、油タン
ク3内の作動油4を汲み上げる。作動油4はストレーナ
5から配油管6を通って、切換制御弁7を介してアクチ
ュエータ8に供給される。アクチュエータ8に供給され
た作動油は配油管9を通って再び切換弁7を経て配油管
10により油タンク4に帰還される。また、配油管6の
途中から分岐した分岐管路12にはリリーフ弁13が接
続されており、配油管6の圧油が設定圧以上になるのを
防止している。
【0013】摩擦熱等により温度が上昇した作動油を冷
却するためのオイルクーラ11が配油管10の途中に配
置されている。オイルクーラ11と並列にバイパス管1
6により電磁弁14が接続されており、電磁弁14のソ
レノイド15はコントローラ27に接続され、制御され
ている。
【0014】油タンク3の外側には、作動油4を冷却す
るためのペルチェ効果を利用した冷却器20が取り付け
られている。冷却器20はオイルクーラ11の補助用と
して使用される。冷却器20は吸熱板21、ペルチェ素
子22、放熱板23から構成されている。吸熱板21、
放熱板23は熱伝導の優れた金属、例えば銅、銅合金又
はアルミ、アルミ合金等を利用する。ペルチェ素子22
は異なった金属22Aと金属22Bを接合したもので、
異なった金属としては、例えば、ビスマス(Bi)とア
ンチモン(Sb)を接合する。
【0015】ペルチェ素子22の両金属に端子を設け、
直流電源24をその両端子に接続し、その配線25の途
中にスイッチ26を設けてペルチェ素子22に直流電流
を流す電気回路を構成する。コントローラ27には油タ
ンク3内に配置された温度センサ28が接続されてい
る。コントローラ27は温度センサ28の検出温度に基
づいてスイッチ26を制御するようにプログラムされて
いる。
【0016】実施形態1は以上のような構成であり、以
下のように作用する。即ち、温度センサ28により作動
油4の温度が測定され、そのデータがコントローラ27
に送出される。コントローラ27は作動油温度データと
設定温度と比較し、作動油温度が高い場合はソレノイド
15及びスイッチ26に制御信号を送出し、オイルクー
ラ11及び冷却器20を作動させ、作動油4の温度を下
げる。また、逆に作動油温度が設定温度よりも低い場合
はソレノイド15への制御信号及びスイッチ26への制
御信号をオフとする。この場合作動油はバイパス管16
を通って冷却されずに油タンク3に戻る。また、油タン
ク中の作動油の冷却もストップする。
【0017】以上説明したように、実施形態1は補助用
冷却装置として冷却器20を設けている。これによっ
て、オイルクーラ11を小型化できるという効果もあ
り、また、冷却器20はオイルクーラによる冷却能力が
不足の場合に増設用とすれば増設が容易にできるという
効果もある。
【0018】なお、配油管10に温度センサを別に設け
てオイルクーラ11を主冷却装置とし、冷却器20を補
助冷却装置として作動油温度を別々に制御するようにし
てもよい。更に、直流電源24は接続する向きを反対に
し冷却器20の代わりに加熱器として、寒冷地仕様のた
めの温度制御装置として使用してもよい。さらに加熱と
冷却を切換を可能にして加熱及び冷却兼用器として使用
することもできる。
【0019】<実施形態 2>図2(A)は実施形態2
の冷却器の概略を示した平面図であり、油圧回路の構成
は実施形態1の場合と同様であるので省略してある。図
2(B)はX−Xから見た断面正面図である。
【0020】図2において、油タンク30は円筒部31
と底部32から構成されており、円筒部31は銅、銅合
金、アルミまたはアルミ合金等の 電気伝導度及び熱伝
導度に優れた金属材料で形成されている。底部32は金
属材料である必要はなく、プラスティック等の非金属材
料で形成してもよい。円筒部31の外部に接触してN形
半導体からなるチップ32とP形半導体からなるチップ
33が配置されており、半導体チップ32、33の外側
表面にはフィンを具備した電気伝導度及び熱伝導度に優
れた金属材料からなる第1部材34、第2部材35が半
導体チップ32、33と接触して設けられている。
【0021】半導体材料として、例えばBi2Te3系統
の合金にSbを少量添加してP形半導体に、Seを少量
添加してN形半導体に利用することができる。この半導
体を使用した場合は、放熱体が摂氏30度のとき吸熱体
を摂氏(ー40)度に下げることもできる。なお、実施
形態2の発明の半導体材料は上記したものに限られな
い。また、半導体をペルチェ素子として利用した場合は
同じ電流に対して金属を利用した場合に比べて吸熱量ま
たは発熱量が大きい。
【0022】第1部材34、第2部材35には電極3
6、37が取り付けられている。電極36は配線によっ
てスイッチ38に接続されており、スイッチ38の他端
はコントローラ40のa端子に配線で接続されている。
スイッチ38の制御端子はコントローラ40のc端子に
接続されており、コントローラ40によってオン・オフ
制御されている。電極37は配線によりコントローラ4
0のe端子に接続されている。更に、直流電源39の両
端がコントローラのb端子及びd端子に接続されてい
る。
【0023】a,b,d,eの各端子の接続はコントロ
ーラ40によって制御されている。これらの端子、スイ
ッチ38、第1部材34、第2部材37、半導体チップ
32、33及び円筒部31は電気回路を構成している。
即ち、a端子とb端子が接続され、d端子とe端子が接
続された場合は、電流は電源39の正極からb,a端子
スイッチ38を通って流れ、電極36、第1部材34を
通って半導体チップ32に流れ、円筒部31、半導体チ
ップ33、第2部材35、電極37を通り、端子e,d
を通って、電源39の負極に流れる。
【0024】この場合は、円筒部31は吸熱体として働
き、第1部材34及び第2部材37は放熱体となる。即
ち、この電気回路は油タンク30内の作動油を冷却する
冷却装置として機能する。また、b端子とe端子を接続
し、a端子とd端子を接続すれば上記電気回路は作動油
を加熱する加熱器として機能する。
【0025】温度センサ41は油タンク30内の適宜の
位置に配置する。温度センサ41の出力はコントローラ
40に接続されている。なお、温度センサ41は配油管
の適宜の位置に配置してもよい。
【0026】実施形態2は以上のように構成されている
ので、以下のように機能する。温度センサ41からの温
度データが設定温度より高い場合は、コントローラ40
はc端子にオン信号を出力し、a−b端子を接続し、d
−e端子を接続する。c端子にオン信号が出力されると
スイッチ38は導通状態となる。これによって、上記回
路は冷却装置として回路が形成され、作動油は冷却され
る。
【0027】温度センサ41からの温度データが設定温
度より低い場合はコントローラ40はc端子にオフ信号
を出力し、スイッチ38をオフにする。これによって、
作動油は油圧機器内を流れる際の摩擦熱により温度が上
昇する。作動油を積極的に加熱して温度を上昇させたい
場合は、コントローラ40のc端子にオン信号を出力
し、a−d端子、b−e端子を接続する。この場合は構
成される電気回路は加熱器として作用する。
【0028】なお、円筒部31は作動油と接触している
が円筒部31は電気伝導度の優れた材料で形成されてい
るため、作動油に電流が流れることはない。もし、必要
ならば、円筒部31の内側表面に電気絶縁塗料を塗布
し、或いは電気絶縁フィルムを貼り付けてもよい。ま
た、円筒部31は全体を電気伝導度、熱伝導度の優れた
材料で構成する必要はなく、半導体32、33を取り付
ける部分のみを該材料で形成してもよい。
【0029】以上説明したように、実施形態2は、円筒
部31を冷却体(又は加熱体)として利用しており、電
気伝導度及び熱伝導度の優れた材料で構成しているか
ら、エネルギーの損出が少なくなると共に少スペース化
が図られ、装置をコンパクトに構成できるという効果が
ある。また、加熱と冷却の切換が簡単であるから、制御
が容易になるという効果もある。
【0030】<実施形態 3>実施形態3は半導体素子
を利用した冷却装置を配油管に配置した場合であり、そ
の概略構成を図3に示す。図3で実施形態2で説明した
同一の構成部分については同一の参照番号を付して詳細
な説明を省略する。
【0031】図3において、リターン油の配油管42に
冷却用配油管43を接続する。冷却用配油管43に冷却
器44、54が取り付けられている。冷却器44と45
はその構造は同一であり、以下冷却器44について説明
する。冷却器44を取り付ける配油管の冷却器取付部4
5は熱伝導度及び電気伝導度の優れた材料で形成され、
冷却体として機能する。冷却器取付部45の外側にはリ
ング状又は半リング状をしたN形半導体46とP形半導
体47が十分に接触するように配設され、更にその外側
には放熱体48、49が設けられている。半導体46と
47には電極50、51が取り付けられ、配線によりコ
ントローラ40に接続されている。
【0032】また、配油管42又は43の適宜の位置に
作動油温度を検出する温度センサ41が設けられてお
り、温度センサ41の出力はコントローラ40に接続さ
れている。コントローラ40には図示されていない電源
及びスイッチ等が接続されている。
【0033】実施形態3は以上のような構成であり、そ
の作用機能は実施形態2の場合と同様であり、実施形態
2と同一の効果が得られる。なお、実施形態3において
冷却器44、54の半導体に接続する配線は図示のよう
に並列配線に限られず、直列配線にしてもよい。さら
に、冷却器の個数は適宜の数を選択することもできる。
【0034】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるがものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、実施形態2、3では冷却体を油タンク又は配油管の
一部として構成しているが油タンク等の外側に接触させ
て別個に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、オイルクーラを小型化し或いは廃止することが
できるので、少スペース化が図られ、装置をコンパクト
に構成できるという効果がある。また、加熱と冷却の切
換が簡単であるから、制御が容易になるという効果もあ
る。また、請求項2の発明では、更に、冷却体(又は発
熱体)を配油管又は油タンクの一部として兼用し、熱伝
導度、電気伝導度の優れた材料で形成しているからエネ
ルギーの使用効率が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の概略構成を示した図で
ある。
【図2】 (A),(B)は実施形態2の主要部の構成
を示した図である。
【図3】 実施形態3の主要部の構成を示した図であ
る。
【図4】 従来のオイルクーラを取り付けた油圧回路を
示す。
【図5】 (A)は従来のオイルクーラの冷却停止時の
状態を示し、(B)はオイルクーラの冷却作動時の状態
を示した図である。
【符号の説明】
1 油圧モータ 3 油タンク 4 作動油 6、9、10 配油管 7 切換弁 8 アクチュエータ 11 オイルクーラ 20 冷却器(熱電冷却装置) 22 ペルチェ素子 27 コントローラ 28 温度センサ 31 円筒部(熱伝導度、電気伝導度の優れた材料
で形成) 32、33 半導体 40 コントローラ 41 温度センサ 44、54 冷却器(熱電冷却装置) 45 冷却器取付部(熱伝導度、電気伝導度の優れ
た材料で形成) 46、47 半導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油タンクから油圧ポンプにより作動油を
    汲み上げて配油管を流通させ、切換制御弁等を介してア
    クチュエータへ供給してアクチュエータを駆動し、再び
    該作動油を油タンクに帰還させる油圧回路において、前
    記作動油の温度を測定する温度センサを適宜の位置に設
    け、前記油タンク又は配油管にペルチェー効果を利用し
    た熱電冷却装置を配設し、該温度センサの測定データに
    より該熱電冷却装置を制御するコントローラを具備した
    ことを特徴とする油圧回路の作動油温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記油タンク又は配油管の一部を導電性
    及び熱伝導の優れた材料で形成し、その材料で形成され
    た部分に熱電冷却装置を設けて、該部分を吸熱体又は発
    熱体としたことを特徴とする請求項1に記載の油圧回路
    の作動油温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記熱電冷却装置はN形半導体とP形半
    導体を利用した半導体熱電冷却装置であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2の何れか1に記載の作動油温
    度制御装置。
JP31324796A 1996-11-25 1996-11-25 油圧回路の作動油温度制御装置 Pending JPH10154018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31324796A JPH10154018A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 油圧回路の作動油温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31324796A JPH10154018A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 油圧回路の作動油温度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10154018A true JPH10154018A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18038901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31324796A Pending JPH10154018A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 油圧回路の作動油温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10154018A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030035356A (ko) * 2001-10-31 2003-05-09 현대자동차주식회사 동력조향장치에 사용되는 작동유의 냉각시스템
JP2010140908A (ja) * 1999-12-13 2010-06-24 Semequip Inc イオン注入イオン源、システム、および方法
CN103197708A (zh) * 2013-03-27 2013-07-10 国家电网公司 一种模拟变压器标准油样配制装置的温控系统
EP3351756A1 (de) * 2017-01-20 2018-07-25 MAN Diesel & Turbo SE Ölversorgungssystem und verfahren zum betreiben desselben

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140908A (ja) * 1999-12-13 2010-06-24 Semequip Inc イオン注入イオン源、システム、および方法
KR20030035356A (ko) * 2001-10-31 2003-05-09 현대자동차주식회사 동력조향장치에 사용되는 작동유의 냉각시스템
CN103197708A (zh) * 2013-03-27 2013-07-10 国家电网公司 一种模拟变压器标准油样配制装置的温控系统
EP3351756A1 (de) * 2017-01-20 2018-07-25 MAN Diesel & Turbo SE Ölversorgungssystem und verfahren zum betreiben desselben

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3347977B2 (ja) 液体循環型熱電冷却・加熱装置
US5367890A (en) Integrated thermoelectric system with full/half wave rectifier control
US4818842A (en) Diesel fuel heater
US5367879A (en) Modular thermoelectric assembly
US5174266A (en) Fuel temperature control device with thermoelectric modules
JPH03505543A (ja) 生化学反応装置
EP1161773A1 (en) Solid state thermoelectric device
JPH10238406A (ja) エンジン冷却水循環装置
JP2005233183A (ja) ロータリカム型の油圧動力部を有する電気油圧式動力ユニット
JPH10154018A (ja) 油圧回路の作動油温度制御装置
GB2333397A (en) Thermoelectric temperature control of corrosive fluids
US20180269371A1 (en) Cooling Arrangement For An Electronic Component
US5991509A (en) Temperature adjusting system adapted for use in an electric vehicle and the like
JP4486785B2 (ja) 冷却装置
KR20130017239A (ko) 열전 모듈을 위한 팬 제어 장치
JP2001044678A (ja) 冷却装置及び電子機器
US11952933B2 (en) Thermostatic valve and vehicle comprising said valve
KR20060018181A (ko) 열전소자를 이용한 열교환기
EP3643547B1 (en) Electric power converter device
CN108492950B (zh) 一种晶闸管与阻尼电阻散热机构
JPH07285344A (ja) 電気自動車の電動機用制御回路の構造
CN112764506A (zh) 一种利用热电的笔记本散热装置及其使用方法
JP2022141500A (ja) 冷却システム
CN113382217A (zh) 一种激光电视
EP1766297B1 (en) Improvement in a fluid heating means