JPH10153543A - 磁気記録媒体のカーボン膜質評価方法及び磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体のカーボン膜質評価方法及び磁気記録媒体

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JPH10153543A
JPH10153543A JP32595196A JP32595196A JPH10153543A JP H10153543 A JPH10153543 A JP H10153543A JP 32595196 A JP32595196 A JP 32595196A JP 32595196 A JP32595196 A JP 32595196A JP H10153543 A JPH10153543 A JP H10153543A
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JP
Japan
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film
carbon
absorption coefficient
refractive index
recording medium
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JP32595196A
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Inventor
Noboru Kawai
登 川合
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確なカーボン膜質評価方法がなかった。 【解決手段】 磁気記録媒体の磁性層2の保護膜として
用いられるカーボン膜3の膜質評価方法であって、エリ
プソメトリー偏光解析法によってカーボン膜3の複素数
屈折率n^を求め、その複素数屈折率n^から式n^=
n−ik(nは屈折率)により求められる吸収係数kに
よりカーボン膜3の膜質を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク、磁
気テ−プ等の磁気記録媒体の保護膜として用いられるカ
ーボン膜の膜質評価方法、及びその評価方法で特定した
膜質のカーボン保護膜を備えた磁気記録媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気記録媒体への記録密度の
高密度化に伴い、磁気ヘッドと磁気記録媒体との相対速
度が大きくなる傾向にある。磁気ヘッドと磁気記録媒体
の相対速度が大きくなると、摺動速度が大きくなり、磁
気記録媒体の耐摩耗性が問題となってくる。そして、そ
の解決策としては保護膜を設けることが有効であること
から、特にカーボン保護膜が実用化されている。
【0003】ビデオデッキ用の磁気テープの場合、従来
から市販されているアナログ記録用蒸着テープでは、カ
ーボン保護膜を使用していなかったが、近年開発された
DVフォーマット規格と呼ばれるデジタル記録用蒸着テ
ープは摺動速度が大きいので、硬度の高いダイアモンド
的な性質を付与したダイアモンド状カーボン(Diamond
Like Carbon:以下DLCと称する)膜を保護膜とし
て使用している。そして、DLC膜は成膜条件により様
々な膜質となるが、ある特定の膜質のときに優れた耐摩
耗性を示す。このため、DLC膜を磁気記録媒体の保護
膜として使用する場合には、膜質を正確に評価し、適正
な膜質となるように管理することが必要となる。
【0004】このDLC膜の膜質評価方法としては、ラ
マン分光分析(RS)による方法が知られている。その
方法は、「表面技術Vol.47,No.5,P414〜P418,1996」に
示されているが、簡単に説明するとDLC膜のラマンス
ペクトルは波数1000cm-1〜1900cm-1付近に
DLC膜特有のピーク(DLCピーク)が現れるので、
このピークの部分について蛍光によるバックグランド
(蛍光強度)を直線近似で除去して補正し、ガウス関数
を用いてG−ピークとD−ピークの2つのピークに波形
分離する。そして、高波数側のG−ピークの面積強度I
gと低波数側のD−ピークの面積強度Idとのピーク面
積強度比Id/Igにより、DLCの膜質を組成的に評
価する。その結果として、ピーク面積強度比Id/Ig
が小さい場合には、DLC膜中のsp3結合が多く、耐
摩耗性も良好になるので、ピーク面積強度比Id/Ig
は耐摩耗性の指標になるとされている。
【0005】また、特開平7−12714号には、エリ
プソメトリー偏光解析法に従ってカーボン膜の光学定数
を求め、光学定数のひとつである屈折率に着目して、カ
ーボン膜質を評価する方法が記載されている。このエリ
プソメトリー(ellipsometry)偏光解析法は、物体(光
学下地)の表面で光が反射する際の偏光状態の変化を観
測して物体自身の光学定数(複素数屈折率)又は物体表
面の薄膜の膜厚及び光学定数を知る方法である。そし
て、通常、〜0.1nmの精度で測定できるエリプソメー
タ(エリプソメトリック膜厚分析器)が使用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】DLC膜中の結合状態
を知ることは、DLC膜の膜質評価には重要である。従
って、ラマン分光によるピーク面積強度比Id/Igか
ら、DLC膜のsp3結合がどのような状態になってい
るかを評価することは有意義である。しかしながら、D
LCピークをG−ピークとD−ピークの2つのピークに
波形分離する際、その波形分離方法により、ピーク面積
強度比Id/Igの値が大きく変わる場合が多々あるこ
とが判明した。
【0007】すなわち、図5と図6は全く同じバックグ
ランド補正後のDLCピークを示すグラフであるが、波
形分離の方法を一部変えたので、異なる結果を得たもの
である。具体的には、図5は1000cm-1〜1900
cm-1の範囲でDLCピークを波形分離したもので、図
6は1035cm-1〜1835cm-1の範囲で波形分離
をしたものである。波形分離自体の手法はどちらも同じ
であり、波形分離の精度もどちらもかなり高くなってい
る。しかしながら、ピーク面積強度比Id/Igの値は
図5の場合はId/Ig=2.27であり、図6の場合
はId/Ig=0.45であった。この値の差は、かな
り大きいものである。
【0008】したがって、ピーク面積強度比Id/Ig
は組成的に膜質を評価する値であるが、ピーク面積強度
比Id/Igを求める際の中の波形分離に関してかなり
不確定な部分があり、結果として得られたId/Ig値
がDLC膜中の結合状態を的確に表しているか否かは判
らないので、カーボン膜質評価方法としては不十分なも
のであった。
【0009】また、特開平7−12714号に記載され
ているエリプソメトリー偏光解析法に従ってカーボン膜
の光学定数を求め、光学定数のひとつである屈折率に着
目してカーボン膜質を評価する方法は、磁気記録媒体の
カーボン保護膜の耐摩耗性を正確に評価していなかっ
た。
【0010】すなわち、蒸着磁気テープのカーボン保護
膜の屈折率と耐摩耗性のひとつであるスチル耐久性との
間には、大まかな相関はあるものの正確な対応は取れて
おらず、正確なカーボン膜質評価方法ではなかった。し
たがって、従来の各方法ではカーボン膜質の適正な膜質
管理をすることができないので、耐摩耗性に優れたカー
ボン膜質を有する磁気記録媒体を安定して製造すること
ができなかった。
【0011】そこで、本発明は磁気記録媒体におけるカ
ーボン膜の耐摩耗性に対応した簡便かつ正確なカーボン
膜質評価方法を提供することを目的とする。また、耐摩
耗性の面から特定した膜質評価指標により、耐摩耗性に
優れたカーボン保護膜を有する磁気記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、磁気記録媒体の磁性層の保護膜として用
いられるカーボン膜の膜質評価方法であって、エリプソ
メトリー偏光解析法によってカーボン膜の複素数屈折率
n^を求め、その複素数屈折率n^から式n^=n−i
k(nは屈折率,iは虚数単位)により求められる吸収
係数kによりカーボン膜質を評価することを特徴とする
磁気記録媒体のカーボン膜質評価方法を提供しようとす
るものである。
【0013】そして、波長780nmの光を用いたエリ
プソメトリー偏光解析法により求められた複素数屈折率
n^から式n^=n−ik(nは屈折率,iは虚数単
位)を用いて得られる吸収係数kが0.01以上0.2
5以下となるカーボン膜を保護膜として有することを特
徴とする磁気記録媒体を提供しようとするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、エリプソメトリー偏光
解析法によってカーボン膜の複素数屈折率n^を求め、
その複素数屈折率n^から式n^=n−ik(但し、n
は屈折率,iは虚数単位)により求められる吸収係数k
(吸収係数kは消衰係数と呼ばれることもあるが、以下
吸収係数と称する)によってカーボン膜質を評価するこ
とにより、簡便かつ正確にカーボン膜質を評価すること
ができる。
【0015】また、波長780nmの光を用いたエリプ
ソメトリー偏光解析法により求められた複素数屈折率n
^に対して、式n^=n−ikを用いて得られる吸収係
数kが0.01以上0.25以下となるカーボン膜を保護
膜として使用することにより、耐摩耗性に優れた磁気記
録媒体を得ることが可能となる。
【0016】この吸収係数kは、カーボン膜の色の濃さ
を表しており、一般にカーボン膜の色が濃いとsp2結
合が多いと言われている。従って、前述の吸収係数kは
カーボン膜構造すなわち組成に依存する値となるので、
吸収係数kは耐摩耗性と明確な相関を有することにな
る。
【0017】
【実施例】まず、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は本発明の各実施例に用いた磁気記録媒体(蒸
着磁気テープ)を示す断面図である。同図に示す蒸着磁
気テープは、6μm厚のポリエチレンテレフタレート
(以下PETと称する)ベースフィルム1上にCoO磁
性層2が150nm蒸着されており、その上にカーボン
保護膜3が10nm成膜されている。さらにその上に
は、液体潤滑膜4が2〜4nm塗布されている。また、
PETベースフィルム1の逆側の面には、バックコート
層5が0.5μm形成されている。
【0018】本実施例では、カーボン保護膜3の膜質を
エリプソメトリー偏光解析法に基づいたエリプソメータ
ーにより評価を行うため、図2に示すようなPETベー
スフィルム1上にCoO磁性層2を設けた構造を光学的
下地層6として使用した。そして、この光学的下地層6
(CoO磁性層2まで成膜した製造途中の媒体を使用)
の光学定数を測定した結果は、屈折率nS=3.26
3、吸収係数kS=0.288(波長780nmの場
合)であった。以降、これを用いることでエリプソメー
ターによるカーボン保護膜3の光学定数を知ることがで
きる。
【0019】なお、図2に示すような光学的下地層6を
用いてカーボン保護膜3の光学定数を測定したときの値
が大きくばらつくような場合には、シリコンウエハを光
学的下地層として使用することにより、より正確なカー
ボン保護膜3の光学定数の測定が可能となる。
【0020】エリプソメーターによる光学定数の測定方
法については、「光学ハンドブック」(田幸敏治他編
集、朝倉書店発行)に詳しく記載されているが、波長7
80nmの測定光の入射角を変えながら、反射に起因す
る位相差Δと、実数振幅反射率比をtanΨとしたとき
のΨを測定し、位相差ΔとΨとカーボン保護膜3の厚さ
dから、カーボン膜3の屈折率nと吸収係数kとを測定
した。
【0021】また、耐摩耗性を調べるテスト方法のひと
つであるスチル耐久性とは、スチルモード(静止画モー
ド)において、磁気ヘッドが磁気テープの同一トラック
上を繰り返し摺動した時に正常な再生画像が得られる継
続時間のことであり、本実施例では再生出力が6dB低
下するまでの時間を測定した。
【0022】そして、図2に示す同じ条件の光学的下地
層6に対して、カーボン保護膜3をプラズマCVD法ま
たはスパッタ法により成膜条件を種々に変えて製造した
カーボン保護膜3を有する7種類の蒸着磁気テープを作
成した。そして、それぞれについてエリプソメトリー偏
光解析方法に基づいて屈折率nと吸収係数kとを測定
し、液体潤滑膜4を塗布して図1の構成状態とした蒸着
磁気テープのスチル耐久性を調べた。その結果を表1に
示す。
【0023】
【表1】
【0024】そして、表1の屈折率nとスチル耐久性と
の相関関係を示すグラフを図3に示し、表1の吸収係数
kとスチル耐久性との相関関係を示すグラフを図4に示
す。表1及び図3から分かるように、屈折率nとスチル
耐久性には大まかな相関はあるものの、例えば、屈折率
nが2.13の時にはスチル耐久性180分以上と良い
のに対してその近辺となる屈折率nが2.08及び2.
24の場合にはスチル耐久性がそれぞれ36分、17分
と悪くなるなど、正確な対応関係は成り立っていない。
【0025】しかしながら、表1及び図4から分かるよ
うに吸収係数kとスチル耐久性との間には正確な相関が
あり、吸収係数kにより耐摩耗性に対応したカーボン保
護膜3の膜質評価を行うことができることが判明した。
したがって、吸収係数kをコントロールすることによ
り、耐摩耗性に優れた保護膜を有する磁気記録媒体を安
定して製造することができる。
【0026】また、上記実施例では、特に、吸収係数k
が0.25以下(k=0を除く)の場合に良好なスチル
耐久性が得られていることから、波長780nmの光を
用いて、光学定数のひとつである吸収係数kの値を0.
01〜0.25の範囲内にするようにカーボン膜を作成
すれば、耐摩耗性に優れた保護膜有する磁気記録媒体を
得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体のカーボン膜質評
価方法は、エリプソメトリー偏光解析法によってカーボ
ン膜の複素数屈折率n^を求め、その複素数屈折率n^
から式n^=n−ik(nは屈折率,iは虚数単位)に
より求められる吸収係数kによりカーボン膜質を評価し
ているので、簡便かつ正確にカーボン膜の耐摩耗性を評
価することができる。
【0028】また、本発明の磁気記録媒体は、波長78
0nmの光を用いたエリプソメトリー偏光解析法により
求められた複素数屈折率n^から式n^=n−ik(n
は屈折率,iは虚数単位)を用いて得られる吸収係数k
が0.01以上0.25以下となるカーボン膜を保護膜と
して有しているので、耐摩耗性に優れた良好な磁気記録
媒体となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録媒体の実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の磁気記録媒体の光学的下地層の部分を
示す構成図である。
【図3】エリプソメータで測定したカーボン保護膜の屈
折率とスチル耐久性の相関関係を示すグラフである。
【図4】エリプソメータで測定したカーボン保護膜の吸
収係数とスチル耐久性の相関関係を示すグラフである。
【図5】バックグランド補正後のDLC膜のラマンスペ
クトルで、波形分離を行った波形図である。
【図6】バックグランド補正後のDLC膜のラマンスペ
クトルで、波形分離を行った波形図である。
【符号の説明】
1 PETベースフィルム 2 CoO磁性層 3 カーボン保護膜 4 液体潤滑膜 5 バックコート層 6 光学的下地層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体の磁性層の保護膜として用い
    られるカーボン膜の膜質評価方法であって、エリプソメ
    トリー偏光解析法によってカーボン膜の複素数屈折率n
    ^を求め、その複素数屈折率n^から式n^=n−ik
    (nは屈折率,iは虚数単位)により求められる吸収係
    数kによりカーボン膜質を評価することを特徴とする磁
    気記録媒体のカーボン膜質評価方法。
  2. 【請求項2】波長780nmの光を用いたエリプソメト
    リー偏光解析法により求められた複素数屈折率n^から
    式n^=n−ik(nは屈折率,iは虚数単位)を用い
    て得られる吸収係数kが0.01以上0.25以下となる
    カーボン膜を保護膜として有することを特徴とする磁気
    記録媒体。
JP32595196A 1996-11-21 1996-11-21 磁気記録媒体のカーボン膜質評価方法及び磁気記録媒体 Pending JPH10153543A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006012022A1 (de) * 2006-03-14 2007-09-20 Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH Verfahren zur Bestimmung der Auflage auf einem bewegten Metallband
US7362454B2 (en) 2005-01-21 2008-04-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method and system for measuring overcoat layer thickness on a thin film disk
JP2011023062A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 熱アシスト磁気記録媒体とその温度上昇特性の測定方法および加熱方法
JP2011165242A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Hitachi High-Technologies Corp パターン検査方法及びその装置

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DE102006012022A1 (de) * 2006-03-14 2007-09-20 Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH Verfahren zur Bestimmung der Auflage auf einem bewegten Metallband
JP2011023062A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 熱アシスト磁気記録媒体とその温度上昇特性の測定方法および加熱方法
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