JPH10153014A - 鋼管鉄塔の主柱材取替え工法 - Google Patents

鋼管鉄塔の主柱材取替え工法

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JPH10153014A JP31502396A JP31502396A JPH10153014A JP H10153014 A JPH10153014 A JP H10153014A JP 31502396 A JP31502396 A JP 31502396A JP 31502396 A JP31502396 A JP 31502396A JP H10153014 A JPH10153014 A JP H10153014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼管鉄塔への設置が容易かつ確実で安全性の
高い架構設備の採用によって、工事時期の規制から開放
されて通電状態でしかも短期間での主柱材の取替え工事
を可能にした鋼管鉄塔の主柱材取替え工法を提供する。 【解決手段】 複数の柱脚a〜dを構成する鋼管主柱材
からなる鉄塔下部を取り囲んで塔外架構3を構築し、取
替えの対象となる各柱脚における鋼管主柱材の上部に位
置する各鋼管主柱材a3〜d3に、分割されたバンド方
式からなるジャッキ受台2をそれぞれ設置し、前記塔外
架構3と各ジャッキ受台2間にそれぞれジャッキ6を配
置するとともに、これらの各ジャッキ6を作動伸長さ
せ、前記取替えの対象となる各鋼管主柱材a1〜d1を
抜き取った後にそれぞれ新たな鋼管主柱材を配置組み立
てることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線等の鋼管鉄
塔の主柱材取替え工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、送電線等の鉄塔における主柱材
としてアングル材や鋼管が用いられ、これらアングル材
や鋼管を上下に連結して組み上げることによって鉄塔が
構築されている。そしてこれらの鉄塔が、特に石油精製
所や製鉄所等の工場地帯あるいは海岸線付近等に設置さ
れた場合には、鉄塔の主柱材等が工場から排出される排
気ガスや塩害の影響を受け、特に鋼管の場合には長期間
の供用によって鋼管の外部や内部に腐食等の損傷を生じ
ることがあった。現在、鋼管内部の撮像等の手段による
日常の点検によって、万一、このような損傷が早期に発
見された場合には、速やかに損傷を受けた主柱材の取替
え作業を行い、常に安全な形態にて送電が行われるよう
な体制が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送電線
等の鉄塔における主柱材の取替えについては、架線なら
びに鉄塔自体の自重による主柱材への負荷が大きいこと
もあって、安全性の確保の観点から、通電状態での主柱
材の取替え工事は一部アングル鉄塔で数例を見るのみ
で、通常は行われておらず、特に鋼管鉄塔の場合にはこ
れまで実施されていなかった。このため、充分な安全性
を確保しつつ、通電状態での主柱材の取替え工事が行え
る新たな技術開発が望まれていた。また、通常の主柱材
の取替え作業は、鉄塔を構成する一つの柱脚毎に行って
いるために、工期の長期化を招いていた。
【0004】そこで、本発明では、鋼管鉄塔への設置が
容易かつ確実で安全性の高い架構設備の採用によって、
工事時期の規制から開放されて通電状態でしかも短期間
での主柱材の取替え工事を可能にした鋼管鉄塔の主柱材
取替え工法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、複
数の柱脚を構成する鋼管主柱材からなる鉄塔下部を取り
囲んで塔外架構を構築し、取替えの対象となる各柱脚に
おける鋼管主柱材の上部に位置する各鋼管主柱材に、分
割されたバンド方式からなるジャッキ受台をそれぞれ設
置し、前記塔外架構と各ジャッキ受台間にそれぞれジャ
ッキを配置するとともに、これらの各ジャッキを作動伸
長させ、前記取替えの対象となる各鋼管主柱材を抜き取
った後にそれぞれ新たな鋼管主柱材を配置組み立てるこ
とを特徴とするものである。また本発明は、前記各ジャ
ッキ受台が、取替えの対象となる鋼管主柱材の上部に位
置する各鋼管主柱材のフランジ継手あるいは腹材ガセッ
トに重なって設置されることを特徴とするもので、これ
らを課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1〜図4は本発明の鋼管鉄塔の主柱材取
替え工法の第1実施の形態を示すもので、図1は取替え
の対象となる鋼管主柱材近辺の側面図、図2は図1のA
矢視の平面半図、図3は取替えの対象となる鋼管主柱材
近辺の斜視図、図4はジャッキ受台の設置状態を示す図
1のB部拡大図である。一般に、鋼管鉄塔1としては、
図6に示すような構成が採用されている。地面GLの4
隅に埋設されたコンクリート製の基礎柱7にそれぞれ鋼
管主柱材を構成する埋設柱7Aが埋設され、それぞれの
埋設柱7Aにa〜d柱脚(図6の紙背面にb、c柱脚が
あるが図示省略)が組み上げられて構築される。a柱脚
では各フランジ継手4を介してa1、a2、a3・・
が、d柱脚では各フランジ継手4を介してd1、d2、
d3・・が組み上げられ、a柱脚とd柱脚との間に形成
される面には各柱脚に設置された腹材ガセット5や中間
の連結板16を介して水平材9や斜材8が配置されて鉄
塔を補強している。
【0007】図1に示すように、鋼管内部の撮像等の手
段による日常の点検によって、送電線等の鋼管鉄塔の一
部に損傷が発見された場合には、この損傷を受けた主柱
材の取替え作業が速やかに行われねばならない。図1
は、a〜d柱脚の4柱脚からなる鋼管鉄塔の中のa柱脚
を含めて複数の柱脚における鋼管主柱材a1(およびb
1〜d1の中の1ないし複数のもの)に損傷箇所が発見
されあるいは安全性を考慮して早めの交換が必要とされ
て、これらの鋼管主柱材a1その他の取替え作業が同時
に行われる様子を示すものである。大略では、a〜dの
複数の柱脚を構成する鋼管主柱材からなる鉄塔1の下部
を取り囲んで塔外架構3を構築し、取替えの対象となる
各柱脚における鋼管主柱材a1およびb1〜d1の中の
1ないし複数のものの上部に位置する各鋼管主柱材、図
1の例ではa2〜d2のさらに上部に位置するa3〜d
3に設置された腹材ガセット5に重ね合わせて(腹材ガ
セット5の位置関係によっては取替えの対象となる各柱
脚における鋼管主柱材a1〜d1のすぐ上のa2〜d2
でもよいことは言うまでもない)、分割されたバンド方
式からなるジャッキ受台2・・・をそれぞれ設置し、前
記塔外架構3と各ジャッキ受台2間にそれぞれジャッキ
6を配置するとともに、これらの各ジャッキ6を作動伸
長させ、前記取替えの対象となる各鋼管主柱材a1およ
びb1〜d1の中の1ないし複数のものを抜き取った後
にそれぞれ新たな鋼管主柱材を配置組み立てることを特
徴とするものである。
【0008】以下に詳述すると、図3に示すように、鉄
塔1のコンクリート製の4つの基礎柱7の各外側の地面
にH型鋼等の既製杭15を打ち込んだ上に鋼板製函体等
を載置して形成した4つの簡易基礎14が設置され、こ
れらの簡易基礎14上に前記鉄塔1の下部を取り囲んだ
形態にて構築される塔外架構3は、それぞれH型鋼から
なり簡易基礎14に対して立設される架構柱3Aと、こ
れら架構柱3A間に掛け渡される架構桁3Bとを多数連
結して形成された櫓状体を構成する。このようにして構
築された塔外架構3における、前記取替えの対象となる
各柱脚における鋼管主柱材a1およびb1〜d1の中の
1ないし複数のものの上部に位置する各鋼管主柱材、図
1の例ではa3〜d3における腹材ガセット5の近傍の
高さの部位に位置する4つの架構桁3B間に渡って、図
2に平面図で示すように鉄塔の各柱脚a3〜d3に近接
させてH型鋼等のジャッキ受桁3C、3C・・を掛け渡
し、これらのジャッキ受桁3C、3C上に、各柱脚a3
〜d3のそれぞれの外方2か所に、詳しく後述するジャ
ッキ受台2を支持すべく各一対のジャッキ6、6が載置
されるものである。
【0009】図4に示すように、ジャッキ受台2は該ジ
ャッキ受台2が嵌合設置される鋼管主柱材例えばa3の
直径方向の分割面を有して例えば2分割されたバンド方
式からなり、図4(C)に示すように、分割面に設けら
れたフランジ状の取付バンド10によって多数のボルト
・ナット11により一体に連結される円筒状体を主要部
として構成される。ジャッキ受台2の中の一方の受台2
Aには軸方向に延びる取付翼12Aが植設され、同様
に、他方の受台2Bにも取付翼12Bが植設される。こ
れら2つの取付翼12A、Bは互いに90°の円周角を
なすが、円周角度は適宜選定される。これらの各取付翼
12A、Bには一対のジャッキ6がそれぞれの上端部の
U金具13を介して軸支される。各ジャッキ受台2A、
2Bの上端部にはディスク状のフランジ(スチフナー)
14A、14Bが設けられて、前記腹材ガセット5(図
の一点鎖線)の下端部に当接される。
【0010】このような構成なので、取替えの対象とな
る各柱脚における鋼管主柱材a1およびb1〜d1の中
の1ないし複数のものの上部に位置する各鋼管主柱材a
3〜d3に設置された各腹材ガセット5の下部に重ね合
わせて、分割されたバンド方式からなるジャッキ受台2
A、2Bを各鋼管主柱材a3〜d3の直径方向から単に
挟持するごとく取り囲むようにして容易かつ確実に簡単
にそれぞれ設置してボルト・ナット11等の連結具でそ
れぞれの柱脚に連結固定することができる。そして、図
4(A)(B)に示すように、前記各ジャッキ受台2に
上部が軸支された一対のジャッキ6、6の台部が、近接
位置に配置された前記ジャッキ受桁3C、3C上にそれ
ぞれ載置される。次いで、図示しない油圧ポンプ等の作
動によってこれらの合計8個の各ジャッキ6を作動伸長
させると、ジャッキ受台2A、2Bの上端部のディスク
状のフランジ14A、14Bが腹材ガセット5および各
鋼管主柱材a3〜d3を押し上げ、さらにa2〜d2を
も引き上げて、取替えの対象となる各鋼管主柱材a1お
よびb1〜d1の中の1ないし複数のものの上部の連結
部であるフランジ継手4を外せるだけの隙間を調整して
形成させ、前記取替えの対象となる各鋼管主柱材a1お
よびb1〜d1の中の1ないし複数のものを抜き取った
後にそれぞれ新たな鋼管主柱材を配置組み立てることが
できる。なお、ジャッキの形式については、油圧ジャッ
キのみならずエアジャッキ、螺子ジャッキ等適宜のもの
が採用され得る。
【0011】この時、前記各ジャッキ6の伸長に伴って
ジャッキ受台2はジャッキ受桁3Cに対して腹材ガセッ
ト5を上方へ押圧し、ジャッキ受桁3Cを介して塔外架
構3を下方に押圧する。しかして鉄塔1における送電線
や鉄塔の取替えの対象となる各鋼管主柱材a1〜d1よ
り上方の鉄塔の自重が架構柱3Aを介して簡易基礎14
に加わるが、簡易基礎14の下方はH型鋼等の既製杭1
5により地中に埋設されているために、これらの荷重を
強固に受け止めることができる。なお、取替えの対象と
なる鋼管主柱材a1〜d1に連結されている斜材8や水
平材9は、これらを連結する各ガッセット5から予め
(前記上部フランジ継手4の連結ボルト・ナットを弛め
る段階と同時に)外されている。
【0012】図5は、本発明の第2実施の形態を示すも
ので、本実施の形態では、前記実施の形態と同様にして
構築された塔外架構3のジャッキ受桁3C、3Cの上に
載置されるジャッキ受台2が、取替えの対象となる各鋼
管主柱材a1およびb1〜d1の中の1ないし複数のも
のの上部に位置する各鋼管主柱材a2〜d2の上部フラ
ンジ継手4の下部に重ね合わせて設置されるものであ
る。ジャッキ受台2は、前記実施の形態で説明した図4
のものと同様、分割されたバンド方式からなるジャッキ
受台2A、2Bを各鋼管主柱材a2〜d2の直径方向か
ら単に挟持するごとく取り囲むようにして容易かつ確実
に簡単にそれぞれ設置してボルト・ナット11等の連結
具でそれぞれの柱脚に連結固定することができる。
【0013】このような構成により、図示しない油圧ポ
ンプ等の作動によって各ジャッキ6を作動伸長させる
と、ジャッキ受台2A、2Bの上端部のディスク状のフ
ランジ14A、14Bがその上部フランジ継手4を介し
て各鋼管主柱材a2〜d2を押し上げ、取替えの対象と
なる各鋼管主柱材a1およびb1〜d1の中の1ないし
複数のものの上部の連結部であるフランジ継手4を外せ
るだけの隙間を調整して形成させ、前記取替えの対象と
なる各鋼管主柱材a1およびb1〜d1の中の1ないし
複数のものを抜き取った後にそれぞれ新たな鋼管主柱材
を配置組み立てることができる。この時、前記実施の形
態と同様に前記各ジャッキ6の伸長に伴ってジャッキ受
台2はジャッキ受桁3Cに対して各鋼管主柱材a2〜d
2の上部フランジ継手4を上方へ押圧し、ジャッキ受桁
3Cを介して塔外架構3を下方に押圧する。しかして送
電線、鉄塔等の取替えの対象となる各鋼管主柱材a1〜
d1より上方の鉄塔の自重が架構柱3Aを介して簡易基
礎14に加わるが、簡易基礎14の下方はH型鋼等の既
製杭15により地中に埋設されているために、これらの
荷重を強固に受け止めることができる。なお、前記ジャ
ッキ受台2は、取替えの対象となる各鋼管主柱材a1お
よびb1〜d1の中の1ないし複数のものの上部に位置
する各鋼管主柱材a2〜d2の上部フランジ継手4の下
部に重なって設置された例を説明したが、各フランジ継
手4の連結形態を適宜設計することによって、これらの
ジャッキ受台2を、取替えの対象となる各鋼管主柱材a
1およびb1〜d1の中の1ないし複数のものの上部に
位置する鋼管主柱材a2〜d2の下部フランジ継手4に
重なって設置することも可能であることは言うまでもな
いことである。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明の趣旨の範囲内で、塔外架構およびそ
の簡易基礎の形態、ジャッキ受桁の掛け渡し形態、ジャ
ッキ受台の分割数等による形状、ジャッキ受台の取付バ
ンド形状等による鋼管主柱材への設置形態(取替えの対
象となる各鋼管主柱材の上部に位置する各鋼管主柱材を
押し上げることが可能ならば、必ずしもジャッキ受台が
腹材ガッセットやフランジ継手に重なって設置されなく
てもよい。)、ジャッキ受台のジャッキ受桁への載置形
態、ジャッキ受台におけるジャッキの配置形状、ジャッ
キの型式、腹材ガセットの形状、水平材における連結板
の形状等については適宜採用できるものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
では、複数の柱脚を構成する鋼管主柱材からなる鉄塔下
部を取り囲んで塔外架構を構築し、取替えの対象となる
各柱脚における鋼管主柱材の上部に位置する各鋼管主柱
材に、分割されたバンド方式からなるジャッキ受台をそ
れぞれ設置し、前記塔外架構と各ジャッキ受台間にそれ
ぞれジャッキを配置するとともに、これらの各ジャッキ
を作動伸長させ、前記取替えの対象となる各鋼管主柱材
を抜き取った後にそれぞれ新たな鋼管主柱材を配置組み
立てるようにしたので、分割されたバンド方式からなる
ジャッキ受台を、円形断面である鋼管主柱材の直径方向
の両側から単に挟持して固定するだけで、容易かつ確実
にそれぞれ設置することができる。したがって、油圧ポ
ンプ等により前記各ジャッキを作動させて伸長させるこ
とによって、塔外架構に対して取替えの対象となる各柱
脚における鋼管主柱材の上部に位置する各鋼管主柱材を
上方へ押圧して、送電線、鉄塔等の取替えの対象となる
各鋼管主柱材より上方の鉄塔の自重等の荷重を前記塔外
架構に確実に伝達させ、これらの荷重を塔外架構が強固
に受け止めることができる。したがって、取替えの対象
となる鋼管主柱材を取り外した際の鉄塔に掛かる荷重を
安全かつ確実に負担することができ、送電をストップす
ることなく通電状態での主柱材の取替え工事を可能に
し、鋼管鉄塔の主柱材の取替え工事中であっても長期間
の停電を伴って社会生活に影響を与えることもないの
で、工事の時期が規制されることもない。しかも、取替
えの対象となる鋼管主柱材の1ないし複数のものを同時
に取り外しての取替え工事を行うことが可能で、工期の
大幅な短縮を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の主柱材取替え工法に
おける取替えの対象となる鋼管主柱材近辺の側面図であ
る。
【図2】図1のA矢視の平面半図である。
【図3】本発明の第1実施の形態の主柱材取替え工法に
おける取替えの対象となる鋼管主柱材近辺の斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1実施の形態の主柱材取替え工法に
おけるジャッキ受台の設置状態を示す図1のB部拡大図
である。
【図5】本発明の第2実施の形態の主柱材取替え工法に
おける取替えの対象となる鋼管主柱材近辺の側面図であ
る。
【図6】鋼管鉄塔を示す側面図である。
【符号の説明】
1・・・鉄塔 a1〜d1・・取替えの対象となる鋼管主柱材 2・・・ジャッキ受台 3・・・塔外架構 3A・・・架構柱 3B・・・架構桁 3C・・・ジャッキ受桁 4・・・フランジ継手 5・・・腹材(斜材)ガセット 6・・・ジャッキ 7・・・基礎柱 8・・・斜材 14・・・簡易基礎 15・・・既製杭 GL・・・地面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 清孝 神奈川県川崎市幸区柳町26番地 東京電力 株式会社川崎工務所内 (72)発明者 梶山 泰幸 東京都千代田区内幸町2丁目1番4号 東 電設計株式会社内 (72)発明者 鷹尾 真三郎 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の柱脚を構成する鋼管主柱材からな
    る鉄塔下部を取り囲んで塔外架構を構築し、取替えの対
    象となる各柱脚における鋼管主柱材の上部に位置する各
    鋼管主柱材に、分割されたバンド方式からなるジャッキ
    受台をそれぞれ設置し、前記塔外架構と各ジャッキ受台
    間にそれぞれジャッキを配置するとともに、これらの各
    ジャッキを作動伸長させ、前記取替えの対象となる各鋼
    管主柱材を抜き取った後にそれぞれ新たな鋼管主柱材を
    配置組み立てることを特徴とする鋼管鉄塔の主柱材取替
    え工法。
  2. 【請求項2】 前記各ジャッキ受台が、取替えの対象と
    なる鋼管主柱材の上部に位置する各鋼管主柱材のフラン
    ジ継手あるいは腹材ガセットに重なって設置されること
    を特徴とする請求項1に記載の鋼管鉄塔の主柱材取替え
    工法。
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