JPH10152650A - 2−シアノアクリレート系接着剤 - Google Patents

2−シアノアクリレート系接着剤

Info

Publication number
JPH10152650A
JPH10152650A JP8315272A JP31527296A JPH10152650A JP H10152650 A JPH10152650 A JP H10152650A JP 8315272 A JP8315272 A JP 8315272A JP 31527296 A JP31527296 A JP 31527296A JP H10152650 A JPH10152650 A JP H10152650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyanoacrylate
adhesive
catheter
branched
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8315272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Ikada
義人 筏
Hiroo Iwata
博夫 岩田
Kazuo Taki
和郎 滝
Nobuyuki Sakai
信幸 坂井
Takayuki Ota
隆之 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP8315272A priority Critical patent/JPH10152650A/ja
Publication of JPH10152650A publication Critical patent/JPH10152650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化物が柔軟でありかつ重合速度を制御でき
るシアノアクリレート系接着剤を得る。 【解決手段】 下記一般式(1) 【化1】CH2 =C(CN)COOR (1) (Rは、炭素数8〜20の直鎖又は分岐の飽和炭化水素
基である)で示される2−シアノアクリレートを含んで
なる接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シアノアクリレー
ト系化合物からなる接着剤に関し、特に医療用接着剤ま
たは塞栓材として適した接着剤に関するものである。
【0002】
【従来技術】シアノアクリレート系化合物は、瞬間性ま
たは速乾性接着剤の原料として、よく用いられている。
また、n−ブチル−2−シアノアクリレートは、医療用
接着剤または塞栓剤として用いられている。しかしなが
ら、従来は、瞬間性または速乾性のある高強度品を得る
ことを重視した結果、もろくて水に弱いという欠点があ
った。また、用途によっては、重合速度が速すぎたり、
強度が強すぎたりという点が難点となるものもあった。
【0003】特に医療用途においては、例えば、上記n
−ブチル−2−シアノアクリレートを用いると、手術時
の切開部分の接合において、接合部分の強度が、周辺組
織よりも高くなってしまうために、衝撃等があった場合
に、かえって、周辺組織に損傷を与えてしまう場合があ
る。このために、部分によっては、煩雑であったりして
も、従来からよく用いられている、縫合糸やステープル
による縫合等の手法が用いられている。
【0004】また、上記n−ブチル−2−シアノアクリ
レートは、有用な塞栓剤として動・静脈奇形の塞栓術時
に用いられているが、その重合速度が高すぎるために患
部で重合させるための濃度調整が難しく、カテーテルの
先と注入物あるいは血管壁とがくっついてしまう場合が
あった。更に、上記塞栓術では、注入物の硬化後にその
瘤の一部分を取り去ることが望ましい場合が多いが、そ
の注入物が硬すぎるために、血管に損傷を与えずに一部
を取り去ることが殆ど不可能であった。これらの欠点を
補うために、エチレン−ビニルアルコール共重合体(商
品名:EVAL)等を共用することも多いが、有機溶媒
を必要とし、カテーテル等の相性が悪い場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のシア
ノアクリレート系接着剤が有するもろさ及び耐水性を改
善し、かつ、重合速度を制御できるシアノアクリレート
系接着剤を得ることを目的とする。すなわち、本発明
は、従来品よりも重合時間が長く、かつ柔軟な硬化物が
得られるシアノアクリレート系接着剤を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明者らは、上記課題を解決
すべく鋭意検討した結果、常温で液体の2−シアノアク
リル酸の直鎖または分岐の炭素数8〜20のアルキルエ
ステルを用いることにより、従来のシアノアクリレート
系接着剤よりも重合硬化時間が長く、かつ硬化物が柔軟
であることを見い出し、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明の要旨は、下記一般式(1)
【0007】
【化2】CH2 =C(CN)COOR (1) (Rは、炭素数8〜20の直鎖又は分岐の飽和炭化水素
基である)で示される2−シアノアクリレートを含んで
なる組成物、接着剤及び塞栓材に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の2−シアノアクリレート
は、エステル部分が炭素数8〜20の直鎖または分岐の
飽和アルキル基であり、具体的には、オクチルエステ
ル、ラウリルエステル、ステアリルエステルまたはイソ
ステアリルエステル等が挙げられる。このうち、重合速
度及び柔軟性の点から、炭素数12〜20の分岐の飽和
アルキル基が好ましい。炭素数が小さすぎると重合が速
すぎかつもろく、また耐水性の面でも好ましくない。炭
素数が大きすぎると重合が遅すぎ、目的とする部分での
固化が起こらず好ましくない。また、常温で液体のもの
は、使用時に有機溶媒を用いて溶解する必要がなく、好
ましい。よって、特に好ましくは、炭素数18の分岐の
飽和アルキルエステルである。
【0009】本発明の2−シアノアクリレートは、米国
特許3,903,055号明細書に記載の方法に準じ
て、製造することができる。具体的には、イソブチルア
クリレートとアントラセンを反応させ、ディールスアル
ダー付加物を得、これを塩基性条件下で加水分解した
後、反応液を酸性にすることで2−シアノアクリル酸を
得る。これをチオニルクロライド等で酸クロライドと
し、エステル部分に対応する飽和アルキルのアルコール
と反応させた後、無水マレイン酸のような強酸性ジエノ
ファイルと反応させることにより、目的とする2−シア
ノアクリレートを得ることができる。
【0010】本発明のシアノアクリレート系組成物は、
目的とする用途に合わせ、別の成分を本発明の効果を損
なわない範囲で含んでいても良い。別の成分としては、
メチル−2−シアノアクリレート、エチル−2−シアノ
アクリレート、n−プロピル−2−シアノアクリレー
ト、i−プロピル−2−シアノアクリレートまたはn−
ブチル−2−シアノアクリレート等に代表される2−シ
アノアクリル酸低級アルキルエステル、メチルメタクリ
レート等のメタクリル酸低級アルキルエステルまたはス
チレン等のアニオン重合性のモノマーが挙げられ、好ま
しくは、2−シアノアクリル酸低級アルキルエステルで
ある。
【0011】本発明の組成物は、各成分を窒素ガス等の
不活性ガス中、または亜硫酸ガス等の脱水剤の存在下
で、実質的に水分の存在しない条件で混合することによ
り得られる。本発明の接着剤は、柔軟性、耐水性が要求
される分野であれば、工業用としても、医療用としても
有用である。このうち、特に微妙な重合時間の制御とい
う点では、医療用途に用いるのが好ましく、切開後接着
するべき部分にそのまま塗布し接合したり、動・静脈奇
形の血管瘤部分の注入剤として用いたり、部分的に血流
を止めるための塞栓剤として用いることができる。具体
的には、血管等に注入する場合には、リピオドール等の
油性造影剤を本発明の組成物に混合し、得られる混合物
をカテーテル等を用いて注入する。このように、塗布や
注入された接着剤は、体液又は周囲の組織液により容易
に重合し、硬化する。以下に、実施例を挙げて本発明を
説明するが、本発明の範囲は実施例に限定されるもので
はない。
【0012】
【実施例】
参考例1(2−へプチル−1−ウンデカン−α−シアノ
アクリレートの製造) 還流脱水したベンゼン820mlにSO2 を吹き込んだ
後、アントラセン119.6gを加えた。イソブチル−
2−シアノアクリレート94.1gを加え、17時間反
応した。この反応液を230gになるまで濃縮し、n−
ヘキサン700mlを加え、撹拌洗浄した後、室温で減
圧乾燥して182.5gの生成物を得た(生成物A)。
【0013】生成物A173gをエタノール690g、
86%苛性カリ54gおよび蒸留水280mlに加え還
流して溶解後冷却した。次に蒸留水3000mlを加
え、60〜65℃に加温し、一晩放置した。反応液に濃
塩酸72mlを添加し、pHを2〜3にして反応物を析
出、濾過・水洗して温風乾燥して130gを得た(生成
物B)。生成物B55.5gをベンゼン200mlに溶
解後、チオニルクロライド29mlを添加し、さらにピ
リジン6滴を加え、2時間還流した。冷却後濃縮して析
出してきた反応物を濾過し、71.1gの生成物を得た
(生成物C)。2−ヘプチル−1−ウンデカノール62
gをジクロロメタン200mlに溶解し、5〜7℃に冷
却し生成物C71.1gを加えた。さらにトリエチルア
ミン18mlを加え、室温で3時間反応した。濾過・濃
縮して125.1gの反応物を得た。これをシリカゲル
3.6kgが入ったカラムおよびジクロロメタンとn−
ヘキサンの混合物を用いてカラム分離した後、濃縮して
85.4gの生成物を得た(生成物D)。
【0014】生成物D10gを取り、亜硫酸ガスを吹き
込み100〜110℃に加熱し、さらにハイドロキノン
0.06g、五酸化リン0.1g、p−キシレン10m
lおよび無水マレイン酸4.51gを加え、6時間還流
した。冷却後、溶液を分離し、30〜35℃で減圧下に
濃縮した。粗収量は4.08gであった。これに少量の
N−フェニル−2−ナフチルアミンを加え、0.11〜
0.15mmHgで真空蒸留して本留として1.12g
を得た。得られたシアノアクリレートをアクリレートA
とする。
【0015】実施例1(シアノアクリレートの血液中で
の硬化実験) 各シアノアクリレート0.5mlを1mlのペニシリン
シリンジから24Gの注射針を用いて透明なカップに入
ったヒト血漿中0.3mlへ1滴滴下した。透明なカッ
プの下に新聞を置き、シアノアクリレートが白化し、字
が読めなくなる時間を硬化時間とした。結果を図1に示
す。図中、アクリレートBは、n−ブチル−2−シアノ
アクリレートを示し、アクリレートCは、参考例1で得
られたアクリレートAとアクリレートBとの50:50
(vol%)の混合物である。この結果より、本発明の
アクリレートは、従来のシアノアクリレートに比べ、重
合時間が5〜10倍長くなることが分かる。
【0016】実施例2(豚皮の接着実験) 3cm×1cmの大きさに切った生豚皮にシアノアクリ
レートまたは実施例1と同様にして得られるシアノアク
リレートとリピオドールウルトラフルイド(登録商標)
(ラボラトワール・ゲルベ社製)との各混合溶液0.0
5mlを塗布した。これに上記と同様の大きさの別の乾
燥豚皮を1cm重ね(重ねあわせ面積:1cm×1c
m)、その上に50gの分銅を載せて10分間放置し、
2枚の豚皮を接着した。この接着強度をオートグラフA
GS−5D(島津社製)を用いて測定した。結果を図2
に示す。図中、アクリレートBは、n−ブチル−2−シ
アノアクリレートを示し、アクリレートCは、参考例1
で得られたアクリレートAとアクリレートBとの50:
50(vol%)の混合物である。
【0017】実施例3(シアノアクリレートと頚動脈と
の接着実験) 日本白色種ウサギより頚動脈1.5cmを取り出し、カ
テーテルMAGIC1.5F(バルト社製)の先端部を
頚動脈片の内腔に0.5cm差し込んだ。実施例1と同
様にして得られるシアノアクリレートとリピオドールと
の混合溶液を上記カテーテルを通じて注入し、カテーテ
ル頚動脈の接触部0.5cmにシアノアクリレートを満
した。その後、室温にて20分間放置して注入物を硬化
させた後、その血管片とカテーテルとの接着強度をオー
トグラフAGS−5D(島津社製)を用いて測定した。
結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】この結果より、本発明のアクリレート(ア
クリレートA及びC)では、血管内手術により血管奇形
部を塞栓するとき、従来品と比べ、血管壁とカテーテル
とが接着することによる操作の煩雑さが無いことが分か
る。
【0020】実施例4(シアノアクリレートを用いた血
管閉塞実験) 日本白色種ウサギを全身麻酔後、大腿動脈よりトラッカ
ー18Mxカテーテル(ターゲットシーエムアイ社製)
を挿入した。カテーテルを操作し、カテーテル先端を右
腎の腎動脈へ誘導した。カテーテルに血管造影剤イオパ
ミロン300(シェーリングAG社製)を約2ml注入
し、カテーテル先端が腎動脈内にあることを確認後、5
%のグルコース溶液をカテーテルに注入し、カテーテル
内腔をグルコース溶液で満たした。参考例1で得られた
シアノアクリレート:n−ブチル−2−シアノアクリレ
ート:リピオドールの0.25:0.25:0.5の混
合液0.1mlをカテーテルに注入し、再びグルコース
溶液1mlをカテーテルへ注入することで、シアノアク
リレート混合液を腎動脈へ注入した。シアノアクリレー
ト混合液の注入後、ただちに血管造影剤イオパミロン3
00を約0.5ml注入して、更に0.5%グルコース
溶液2mlでカテーテルをフラッシュし、腎臓を造影し
たところ、腎臓の血管内への血管造影剤の流入はみられ
ず、シアノアクリレート混合液の注入により腎動脈は閉
塞されたことを確認した。またカテーテル操作に特別の
注意を払っていないにもかかわらず、カテーテルがシア
ノアクリレートにより血管に接着することはなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、硬化物に柔軟性があ
り、耐水性を有し、かつ、重合速度を制御可能な接着性
組成物を得ることができ、特に医療用途において優れた
接着剤を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各シアノアクリレートをヒト血漿中へ滴下した
時の硬化時間を示す図である。
【図2】各シアノアクリレートを用いて生豚皮を接着し
た場合の接着強度を示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 太田 隆之 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三 菱化学株式会社新規事業開発室内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1) 【化1】CH2 =C(CN)COOR (1) (Rは、炭素数8〜20の直鎖又は分岐の飽和炭化水素
    基である)で示される2−シアノアクリレートを含んで
    なる接着剤。
  2. 【請求項2】一般式(1)において、置換基Rが炭素数
    12〜20の分岐の飽和炭化水素であることを特徴とす
    る請求項1記載の接着剤。
  3. 【請求項3】2−シアノアクリレートが常温で液体であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】接着剤が医療用接着剤であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤。
  5. 【請求項5】接着剤が医療用塞栓材であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤。
JP8315272A 1996-11-26 1996-11-26 2−シアノアクリレート系接着剤 Pending JPH10152650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315272A JPH10152650A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 2−シアノアクリレート系接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315272A JPH10152650A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 2−シアノアクリレート系接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10152650A true JPH10152650A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18063424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8315272A Pending JPH10152650A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 2−シアノアクリレート系接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10152650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522505A (ja) * 2002-04-12 2005-07-28 ボストン サイエンティフィック リミテッド ポリ(2−シアノアクリレート)モノマを具える閉塞作用のある組成

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522505A (ja) * 2002-04-12 2005-07-28 ボストン サイエンティフィック リミテッド ポリ(2−シアノアクリレート)モノマを具える閉塞作用のある組成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3667472A (en) Adhesive for living tissue
US3559652A (en) Method of adhesively repairing body tissue with alkoxyalkyl 2-cyanoacrylate
US3221745A (en) Method of bonding body tissue together using methylenemalonic acid esters
Petrie Cyanoacrylate adhesives in surgical applications
US5624669A (en) Method of hemostatic sealing of blood vessels and internal organs
US4035334A (en) Medical adhesive
CA2410387C (en) Polymerizable compositions and methods of use
US3759264A (en) Surgical method
Spotnitz Fibrin sealant in the United States: clinical use at the University of Virginia
US6476069B2 (en) Compositions for creating embolic agents and uses thereof
US3995641A (en) Surgical adhesives
Shantha et al. Developments and applications of cyanoacrylate adhesives
Coover et al. Cyanoacrylate adhesives
Carton et al. Experimental studies in surgery of small blood vessels: II. Patching of arteriotomy using a plastic adhesive
KR20070116647A (ko) 흡수성 알파-시아노아크릴레이트 조성물
CA2844243C (en) Medical glue and method of its production
JPH10152650A (ja) 2−シアノアクリレート系接着剤
WO1996023532A1 (en) Medical and surgical adhesive composition and process for its preparation
JP2688559B2 (ja) 生体組織接着用組成物
JPH11100361A (ja) 高純度2−シアノアクリル酸アルキル
US3968186A (en) Adhesive compositions
CA2416125A1 (en) Acrylic-based adhesive composition
Bhatia Adhesive Biomaterials for Tissue Repair and Reconstruction
Salles et al. UPDATING ARTICLE
JP2706214B2 (ja) 生体の止血乃至組織接着用組成物