JPH10152276A - エレベータカードアの位置決め及び同期調整装置 - Google Patents
エレベータカードアの位置決め及び同期調整装置Info
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- JPH10152276A JPH10152276A JP9305131A JP30513197A JPH10152276A JP H10152276 A JPH10152276 A JP H10152276A JP 9305131 A JP9305131 A JP 9305131A JP 30513197 A JP30513197 A JP 30513197A JP H10152276 A JPH10152276 A JP H10152276A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 title 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 6
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/632—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/02—Door or gate operation
- B66B13/06—Door or gate operation of sliding doors
- B66B13/08—Door or gate operation of sliding doors guided for horizontal movement
-
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/02—Door or gate operation
- B66B13/14—Control systems or devices
-
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- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/104—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof for elevators
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータカードア動作の精度低下を最小限
に抑え、また、ドアの直線位置を回転位置に変換する必
要をなくす。 【解決手段】 エンコーダプーリに直接一個のエンコー
ダを連結してエレベータカードアの位置及び方向のデー
タを変換させる。ヘッダブラケット(16)の一方の側部上
にアイドラープーリ(32)を装着し、反対側の側部上にエ
ンコーダプーリ(34)を装着し、これら両プーリ(32、34)
の上方に延伸して、第一のループ部(38)と第二のループ
部(42)から成る閉鎖ループを形成する連関ケーブル(36)
を配設する。エンコーダプーリ(34)には、エレベータカ
ードア(12、14)の位置及び動作方向を測定するロータリ
ーエンコーダ(60)を直接配設する。アイドラープーリ(3
2)とエンコーダプーリ(34)には、両プーリと連関ケーブ
ル(36)間の滑りを最小化するために、摩擦係数の高いポ
リマーライナーを用いる。
に抑え、また、ドアの直線位置を回転位置に変換する必
要をなくす。 【解決手段】 エンコーダプーリに直接一個のエンコー
ダを連結してエレベータカードアの位置及び方向のデー
タを変換させる。ヘッダブラケット(16)の一方の側部上
にアイドラープーリ(32)を装着し、反対側の側部上にエ
ンコーダプーリ(34)を装着し、これら両プーリ(32、34)
の上方に延伸して、第一のループ部(38)と第二のループ
部(42)から成る閉鎖ループを形成する連関ケーブル(36)
を配設する。エンコーダプーリ(34)には、エレベータカ
ードア(12、14)の位置及び動作方向を測定するロータリ
ーエンコーダ(60)を直接配設する。アイドラープーリ(3
2)とエンコーダプーリ(34)には、両プーリと連関ケーブ
ル(36)間の滑りを最小化するために、摩擦係数の高いポ
リマーライナーを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ装置に
関するもので、特に、エレベータカーのドアの動作及び
位置決めに関するものである。
関するもので、特に、エレベータカーのドアの動作及び
位置決めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ装置においては、エレ
ベータカードアは、ロータリー電気モータ及び機械的駆
動リンク機構ならびにコントロールボックスを用いた電
気機械アセンブリである複数のドアオペレータによって
開閉されている。ロータリー電気モータは、機械的リン
ク機構を介してエレベータカードアの一方を駆動してお
り、リンクは、該ドア上に装着されている。他方のドア
は、一端が第一のエレベータカードア上に、他端が第二
のドア上に装着された二個のプーリ上方に延伸する連関
ケーブルによって物理的に牽引されている。ドア動作の
速度及び方向は、通常、モータに設置されたカム及びス
イッチによって監視されている。モータは、ドア位置及
び方向のデータをエレベータドアコントローラに提供し
ている。
ベータカードアは、ロータリー電気モータ及び機械的駆
動リンク機構ならびにコントロールボックスを用いた電
気機械アセンブリである複数のドアオペレータによって
開閉されている。ロータリー電気モータは、機械的リン
ク機構を介してエレベータカードアの一方を駆動してお
り、リンクは、該ドア上に装着されている。他方のドア
は、一端が第一のエレベータカードア上に、他端が第二
のドア上に装着された二個のプーリ上方に延伸する連関
ケーブルによって物理的に牽引されている。ドア動作の
速度及び方向は、通常、モータに設置されたカム及びス
イッチによって監視されている。モータは、ドア位置及
び方向のデータをエレベータドアコントローラに提供し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来装置におい
ては、エレベータカードアの直線位置及び動作が計算手
段によって、モータの回転位置へと変換されてしまうと
いう不具合が生じる。これは、ドア動作の位置及び方向
がロータリーモータによって監視されていることから生
じるものである。このように、ドア位置が直線位置から
モータの回転位置へ変換されることによって、動作効率
の低下は免れない。
ては、エレベータカードアの直線位置及び動作が計算手
段によって、モータの回転位置へと変換されてしまうと
いう不具合が生じる。これは、ドア動作の位置及び方向
がロータリーモータによって監視されていることから生
じるものである。このように、ドア位置が直線位置から
モータの回転位置へ変換されることによって、動作効率
の低下は免れない。
【0004】また、従来装置においては、駆動リンク機
構がミスアラインメントが生じた場合、即ち配列に狂い
が生じた場合や、時間経過に伴って駆動リンク機構に損
傷が生じた際に、位置及び方向のデータの精度が低下す
る可能性がある。位置及び方向データの精度を監視する
ためには、スイッチ類を周期的に設定しなおしたり、駆
動リンク機構を再調整しなければならない。再設定及び
再調整の工程は、非常に時間とコストを要するものであ
る。したがって、エレベータカードアの速度、位置及び
方向をより精確に監視する方法を確立することが望まし
い。
構がミスアラインメントが生じた場合、即ち配列に狂い
が生じた場合や、時間経過に伴って駆動リンク機構に損
傷が生じた際に、位置及び方向のデータの精度が低下す
る可能性がある。位置及び方向データの精度を監視する
ためには、スイッチ類を周期的に設定しなおしたり、駆
動リンク機構を再調整しなければならない。再設定及び
再調整の工程は、非常に時間とコストを要するものであ
る。したがって、エレベータカードアの速度、位置及び
方向をより精確に監視する方法を確立することが望まし
い。
【0005】本発明は、エレベータカードアの位置決め
及び同期調整装置を改善することによって上述の課題を
解決することをねらいとするものである。
及び同期調整装置を改善することによって上述の課題を
解決することをねらいとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エレベ
ータカードアの位置決め及び同期調整装置は、第一及び
第二のエレベータドア上に装着され、エンコーダプーリ
及びアイドラープーリ上方に延伸する連関ケーブルと、
前記エンコーダプーリ上に直接連結して前記エレベータ
カードアの位置及び方向の情報を変換するエンコーダか
らなる。アイドラープーリ及びエンコーダプーリは、両
プーリ及び連関ケーブル間に正のトラクションを供給す
るため、摩擦係数の高いポリマーライナーを包含する。
これにより、上記プーリ及び連関ケーブル間の滑りを防
止することが可能になる。ドアは、開閉位置間を往復す
ることより、連関ケーブルが両ドアの開閉を同時に確実
に行う。エンコーダは、往復動の間、ドアの直線位置及
び方向の情報を変換する。
ータカードアの位置決め及び同期調整装置は、第一及び
第二のエレベータドア上に装着され、エンコーダプーリ
及びアイドラープーリ上方に延伸する連関ケーブルと、
前記エンコーダプーリ上に直接連結して前記エレベータ
カードアの位置及び方向の情報を変換するエンコーダか
らなる。アイドラープーリ及びエンコーダプーリは、両
プーリ及び連関ケーブル間に正のトラクションを供給す
るため、摩擦係数の高いポリマーライナーを包含する。
これにより、上記プーリ及び連関ケーブル間の滑りを防
止することが可能になる。ドアは、開閉位置間を往復す
ることより、連関ケーブルが両ドアの開閉を同時に確実
に行う。エンコーダは、往復動の間、ドアの直線位置及
び方向の情報を変換する。
【0007】エンコーダをプーリ上へ直接連結すること
により、動作精度に支障をきたすおそれのある中間地点
のリンク機構が削除できる。また、本発明により、ドア
の直線位置を回転位置へ変換する必要もなくなる。した
がって、これに伴う非効率性も排除できる。本発明の同
期調整装置は、二枚のドアの中央で別々に開扉する形状
のドアにおいて、両ドアを、確実に十分に同時に開閉す
ることができる。
により、動作精度に支障をきたすおそれのある中間地点
のリンク機構が削除できる。また、本発明により、ドア
の直線位置を回転位置へ変換する必要もなくなる。した
がって、これに伴う非効率性も排除できる。本発明の同
期調整装置は、二枚のドアの中央で別々に開扉する形状
のドアにおいて、両ドアを、確実に十分に同時に開閉す
ることができる。
【0008】本発明によれば、一方のドアの往復動が妨
害された際には、他方のドアの動作も停止される。ま
た、両ドア位置の情報を変換するのに、一個のエンコー
ダのみが使用される。これは、コスト削減に多大な貢献
をするものである。
害された際には、他方のドアの動作も停止される。ま
た、両ドア位置の情報を変換するのに、一個のエンコー
ダのみが使用される。これは、コスト削減に多大な貢献
をするものである。
【0009】以上記載の本発明の利点については、その
実施形態について添付図面とともに詳細に説明すること
で、より明らかにする。
実施形態について添付図面とともに詳細に説明すること
で、より明らかにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。
の実施形態を説明する。
【0011】図1によれば、エレベータカードア装置1
0は、エレベータカードア12、14を選択的に開閉す
るもので、第一及び第二のドアハンガー18、20を支
持するヘッダブラケット16を包含する。上記各々のド
アハンガー18、20には、第一及び第二のエレベータ
カードア12、14が各々懸垂支持される。エレベータ
カードア12,14を駆動するリニアモータは、ヘッダ
ブラケット16上に装着された二次モータ22と、各々
ドアハンガー18,20に装着された一対の一次モータ
24から構成される。
0は、エレベータカードア12、14を選択的に開閉す
るもので、第一及び第二のドアハンガー18、20を支
持するヘッダブラケット16を包含する。上記各々のド
アハンガー18、20には、第一及び第二のエレベータ
カードア12、14が各々懸垂支持される。エレベータ
カードア12,14を駆動するリニアモータは、ヘッダ
ブラケット16上に装着された二次モータ22と、各々
ドアハンガー18,20に装着された一対の一次モータ
24から構成される。
【0012】位置決め及び同期調整装置30は、ドアハ
ンガー20の往復路外側上部のヘッダブラケットに固定
されたアイドラープーリ32と、同様にヘッダブラケッ
トに固定されてドアハンガー18の往復路外側上部に配
設されたエンコーダプーリ34を有する。連関ケーブル
36が、両プーリ32、34上方に延伸して、図2にみ
られるように、第一のループ部38及び第二のループ部
42を含む閉鎖ループを形成する。連関ケーブル36の
第二のループ部42は、連続しており、第一のヒッチ4
4によって第一のドアハンガー18上に固着される。連
関ケーブル36の第一のループ部38は、二端46、4
8を有し、各々の端部は第二のヒッチ50によって第二
のドアハンガー20上に装着されている。ケーブル36
の端部46、48は、第二のヒッチ50に、ケーブル張
力を周期的に設定する際に調整可能に装着される。
ンガー20の往復路外側上部のヘッダブラケットに固定
されたアイドラープーリ32と、同様にヘッダブラケッ
トに固定されてドアハンガー18の往復路外側上部に配
設されたエンコーダプーリ34を有する。連関ケーブル
36が、両プーリ32、34上方に延伸して、図2にみ
られるように、第一のループ部38及び第二のループ部
42を含む閉鎖ループを形成する。連関ケーブル36の
第二のループ部42は、連続しており、第一のヒッチ4
4によって第一のドアハンガー18上に固着される。連
関ケーブル36の第一のループ部38は、二端46、4
8を有し、各々の端部は第二のヒッチ50によって第二
のドアハンガー20上に装着されている。ケーブル36
の端部46、48は、第二のヒッチ50に、ケーブル張
力を周期的に設定する際に調整可能に装着される。
【0013】プーリ32、34の、連関ケーブル36と
接触する部分は高摩擦係数を有するポリマーライナーか
ら構成される。本発明の高摩擦ポリマーとして、最も効
果的なタイプはウレタンである。
接触する部分は高摩擦係数を有するポリマーライナーか
ら構成される。本発明の高摩擦ポリマーとして、最も効
果的なタイプはウレタンである。
【0014】図3によれば、位置決め及び同期調整装置
30はまた、エンコーダプーリ34と連結するロータリ
ーエンコーダ60を包含する。エンコーダ60は、エン
コーダ本体62と、1セットのねじ(図示せず)により
エンコーダプーリ34の中心に固着されたシャフト64
から構成される。エンコーダ60及びエンコーダプーリ
34は、マウンティングフランジ66によりヘッダブラ
ケット16上に固着される。
30はまた、エンコーダプーリ34と連結するロータリ
ーエンコーダ60を包含する。エンコーダ60は、エン
コーダ本体62と、1セットのねじ(図示せず)により
エンコーダプーリ34の中心に固着されたシャフト64
から構成される。エンコーダ60及びエンコーダプーリ
34は、マウンティングフランジ66によりヘッダブラ
ケット16上に固着される。
【0015】動作時においては、リニアモータがエレベ
ータカードア12、14を開閉位置へと駆動する。エレ
ベータカードア12、14がそれぞれ反対方向に移動す
る際に、位置決め及び同期調整装置30が両ドアの移動
を確実に同速度で同時に行う。連関ケーブル36は、ド
アが開閉される際に、両ドアを同時に牽引する。プーリ
32、34のウレタンライナーと連関ケーブル36間に
は滑りが起こらず、エンコーダ60のリーデイングは、
精確に行われる。
ータカードア12、14を開閉位置へと駆動する。エレ
ベータカードア12、14がそれぞれ反対方向に移動す
る際に、位置決め及び同期調整装置30が両ドアの移動
を確実に同速度で同時に行う。連関ケーブル36は、ド
アが開閉される際に、両ドアを同時に牽引する。プーリ
32、34のウレタンライナーと連関ケーブル36間に
は滑りが起こらず、エンコーダ60のリーデイングは、
精確に行われる。
【0016】“滑りの無い”状態は、ウレタンライナー
をプーリに使用し、連関ケーブル内の適正な張力を保証
したことによって、達成される。ドア12、14が開閉
位置の間を往復動する際、ロータリーエンコーダ60
は、ドア位置及び方向の変化を示す増分パルスを発生す
る。エンコーダ60は、ドア位置及び方向データを変換
しドア速度を導出するコントローラボックス(図示せ
ず)へ、信号を送る。
をプーリに使用し、連関ケーブル内の適正な張力を保証
したことによって、達成される。ドア12、14が開閉
位置の間を往復動する際、ロータリーエンコーダ60
は、ドア位置及び方向の変化を示す増分パルスを発生す
る。エンコーダ60は、ドア位置及び方向データを変換
しドア速度を導出するコントローラボックス(図示せ
ず)へ、信号を送る。
【0017】本発明の主たる利点は、従来技術と比べ、
エンコーダ60が機械的リンク機構及び/またはモータ
類等の多様な中間部材を要さず、直接ドア動作と連結し
ていることにある。このようにエンコーダ及びドア動作
が直接連結することにより、機械的リンク類の損失や機
械的部材の誤配列から生じる精度の低下を最小限に抑え
ることができる。また、本発明の他の特徴は、ドアの直
線位置をモータの回転動作に変換する工程が省略できる
ことにある。したがって、本発明では、エレベータカー
ドアの円滑な運行のみならず、往復動の間ドアを精確な
位置に配置することができ、従来装置に見られる精度低
下及び非効率な動作を回避できる。
エンコーダ60が機械的リンク機構及び/またはモータ
類等の多様な中間部材を要さず、直接ドア動作と連結し
ていることにある。このようにエンコーダ及びドア動作
が直接連結することにより、機械的リンク類の損失や機
械的部材の誤配列から生じる精度の低下を最小限に抑え
ることができる。また、本発明の他の特徴は、ドアの直
線位置をモータの回転動作に変換する工程が省略できる
ことにある。したがって、本発明では、エレベータカー
ドアの円滑な運行のみならず、往復動の間ドアを精確な
位置に配置することができ、従来装置に見られる精度低
下及び非効率な動作を回避できる。
【0018】他に、本発明の利点として、二枚のドアに
対して一個のエンコーダのみを使用している点があげら
れ、これによって、十分なコスト削減が行われる。
対して一個のエンコーダのみを使用している点があげら
れ、これによって、十分なコスト削減が行われる。
【0019】さらに、本発明には、両ドアのうち一方の
運行が妨害された際に、連関構造となっていることか
ら、他方のドアの動作も停止される利点がある。
運行が妨害された際に、連関構造となっていることか
ら、他方のドアの動作も停止される利点がある。
【0020】ロータリーエンコーダは、様々なベンダー
により製造されている従来のエンコーダとしても良く、
たとえば、Danaher Controls of Gurnee社(イリノイ
州)製造のロータリエンコーダの使用が望ましい。
により製造されている従来のエンコーダとしても良く、
たとえば、Danaher Controls of Gurnee社(イリノイ
州)製造のロータリエンコーダの使用が望ましい。
【0021】本発明は、上記のとおり図示及び説明して
きた一実施形態にとらわれるものではなく、本発明の精
神及び範囲を逸脱しない、当業者に可能なあらゆる変形
が可能である。たとえば、本明細書には本発明の二枚の
ドア構造を有するエレベータカーに関する最良の実施形
態を開示したが、本発明の位置決め及び同期調整装置
は、他のドア構造にも使用できるものである。
きた一実施形態にとらわれるものではなく、本発明の精
神及び範囲を逸脱しない、当業者に可能なあらゆる変形
が可能である。たとえば、本明細書には本発明の二枚の
ドア構造を有するエレベータカーに関する最良の実施形
態を開示したが、本発明の位置決め及び同期調整装置
は、他のドア構造にも使用できるものである。
【図1】本発明に基づいて形成された位置決め及び同期
調整装置を有するエレベータドア装置の概略斜視図。
調整装置を有するエレベータドア装置の概略斜視図。
【図2】図1に示した位置決め及び同期調整装置を有す
るエレベータドア装置の切り欠き概略斜視図。
るエレベータドア装置の切り欠き概略斜視図。
【図3】図2に示した同期リンク装置の拡大切り欠き概
略斜視図
略斜視図
10…エレベータカードア装置 12、14…エレベータカードア 30…位置決め及び同期調整装置 32…アイドラープーリ 34…エンコーダプーリ 36…連関ケーブル 60…ロータリーエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ エイ.リヴェラ アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,リッチフィールド レーン 14 (72)発明者 ブルース ピィ.スウェイビル アメリカ合衆国,コネチカット,ファーミ ントン,バンガロウ ヒル ロード 22 (72)発明者 ガーネット トンプソン アメリカ合衆国,コネチカット,ブルーム フィールド,アイヴォリー ロード 7 (72)発明者 ジェイムズ ピィ.タウィー ジュニア アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,ニュー ストリート 102 (72)発明者 マイケル ジェイ.トレイシー アメリカ合衆国,コネチカット,クロムウ ェル,メインストリート 637
Claims (7)
- 【請求項1】 エレベータカードアが第一及び第二のド
アハンガーより懸垂支持され、該ドアハンガーがヘッダ
ブラケットによって移動可能に支持される、エレベータ
装置のための、前記エレベータカードアの位置決め及び
タイミング動作に関する位置決め及び同期調整装置であ
って、前記位置決め及び同期調整装置は、 前記ヘッダブラケットの一方の側部上に設けられるアイ
ドラープーリと、 前記ヘッダブラケットの反対側の側部上に設けられるエ
ンコーダプーリと、 前記アイドラープーリとエンコーダプーリの上方に延伸
して、第一のループ部と第二のループ部を有する閉鎖ル
ープを形成する連関ケーブルと、 前記エンコーダプーリに装着されて、前記エレベータカ
ードアの位置及び動作方向を測定するロータリーエンコ
ーダを有することを特徴とする、エレベータカードアの
位置決め及び同期調整装置。 - 【請求項2】 前記アイドラープーリ及び前記エンコー
ダプーリが、該両プーリと前記連関ケーブル間の滑りを
最小化する、高摩擦係数を有するポリマーライナーを包
含することを特徴とする、請求項1項に記載の装置。 - 【請求項3】 前記高摩擦係数を有するポリマーは、ウ
レタンであることを特徴とする、請求項2項に記載の装
置。 - 【請求項4】 前記連関ケーブルの前記第一のループ部
は、前記第一のドアハンガー上に装着され、前記連関ケ
ーブルの前記第二のループ部は、前記第二のドアハンガ
ー上に装着されることを特徴とする、請求項1項に記載
の装置。 - 【請求項5】 前記ロータリーエンコーダは、前記エレ
ベータカードアの位置及び方向の変化を示す増分パルス
を発生することを特徴とする請求項1項に記載の装置。 - 【請求項6】 第一のエレベータカードア及び第二のエ
レベータカードアを開閉するためのエレベータカードア
操作装置であって、前記エレベータカードアは、第一及
び第二のドアハンガーにより懸垂支持され、該ドアハン
ガーは、ヘッダブラケットにより移動可能に支持され、 前記エレベータカードア操作装置は、前記エレベータカ
ードアの位置決め及びタイミング動作に関する位置決め
及び同期調整装置を有し、この位置決め及び同期調整装
置は、前記ヘッダブラケットの一方の側部上に装着され
るアイドラープーリと、前記ヘッダブラケットの反対側
の側部上に装着されるエンコーダプーリと、前記アイド
ラープーリとエンコーダプーリの上方に延伸して、第一
のループ部と第二のループ部とを有する閉鎖ループを形
成する連関ケーブルとを有し、 前記位置決め及び同期調整装置は、更に、前記エンコー
ダプーリに装着されて、前記エレベータカードアの位置
及び動作方向を測定するロータリーエンコーダを有する
ことを特徴とする、エレベータカードア操作装置。 - 【請求項7】 第一のエレベータカードア及び第二のエ
レベータカードアを開閉するためのエレベータカードア
操作装置であって、前記エレベータカードアは、第一及
び第二のドアハンガーにより懸垂支持され、該ドアハン
ガーは、ヘッダブラケットにより移動可能に支持されて
おり、 前記エレベータカードアの位置決め及びタイミング動作
に関する位置決め及び同期調整装置を有し、この位置決
め及び同期調整装置は、前記ヘッダブラケットの一方の
側部上に装着されるアイドラープーリと、前記ヘッダブ
ラケットの反対側の側部上に装着されるエンコーダプー
リと、前記アイドラープーリとエンコーダプーリの上方
に延伸して第一のループ部と第二のループ部を有する閉
鎖ループを形成する連関ケーブルとを有し、更に、前記
位置決め及び同期調整装置は、前記エンコーダプーリに
装着されて、前記エレベータカードアの位置及び動作方
向のデータを測定するロータリーエンコーダを有し、 前記エレベータカードア操作装置は、前記ロータリーエ
ンコーダより受信した前記位置及び方向のデータを変換
するコントローラを更に有することを特徴とする、エレ
ベータカードア操作装置。
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |