JPH1014997A - 手術台 - Google Patents

手術台

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JPH1014997A
JPH1014997A JP8188200A JP18820096A JPH1014997A JP H1014997 A JPH1014997 A JP H1014997A JP 8188200 A JP8188200 A JP 8188200A JP 18820096 A JP18820096 A JP 18820096A JP H1014997 A JPH1014997 A JP H1014997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
table top
column
rotational force
supports
screw rod
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8188200A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Horikiri
幸伸 堀切
Masanori Nakamura
昌典 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1014997A publication Critical patent/JPH1014997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支柱により透視撮影範囲が必要以上に狭められ
ることなく、不必要に複雑で高価なものになることのな
い分離式の手術台を提供する。 【解決手段】上下伸縮可能な支柱3に設けられる回転動
力伝達部14から伝達される回転動力により、その支柱
3に取り外し可能に連結される受け部21に対して、テ
ーブルトップ4を昇降させる。その回転動力伝達部14
に昇降機構51は取り外し可能に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱からテーブル
トップを分離可能ないわゆる分離式の手術台に関する。
【0002】
【従来の技術】手術台のテーブルトップの上面の適切な
高さは手術の内容に応じて異なり、例えば、脳外科手術
では比較的低位置とされ、整形外科では比較的高位置と
される。そのため、そのテーブルトップを支持する支柱
として上下伸縮可能なものが用いられ、手術の内容に応
じて支柱を伸縮させることで、そのテーブルトップの上
面高さが変更可能とされていた。また、手術の内容によ
っては専用のテーブルトップが用いられることから、そ
のテーブルトップは支柱から分離可能とされ、他のテー
ブルトップを取り付けることが可能とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手術台は、
テーブルトップの上面高さを高位として行う手術から低
位として行う手術にまで対応できるように、その支柱の
上下伸縮量を大きなものとしていた。
【0004】しかし、その上下伸縮量が大きくなると、
支柱の外殻の段数が多くなる。そのため支柱が太くな
り、テーブルトップの上下にX線管球とX線映像受像機
とを配置して透視撮影を行う場合に、その支柱により透
視撮影可能な範囲が狭められるという問題がある。ま
た、テーブルトップの上面高さを高くする必要のない場
合は、支柱の構成が不必要に複雑で高価なものになると
いう問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決することのでき
る手術台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明の手術台は、上
下伸縮可能な支柱と、その支柱に設けられる回転動力伝
達部と、その支柱に取り外し可能に連結される受け部
と、その受け部に昇降可能に連結されるテーブルトップ
と、前記回転動力伝達部から伝達される回転動力により
テーブルトップを受け部に対して昇降させることができ
るように、その回転動力伝達部に取り外し可能に連結さ
れる昇降機構とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明の構成によれば、テーブルトップの
上面高さの変更を、支柱を上下伸縮させるだけでなく、
支柱の回転動力伝達部から伝達される回転動力により、
受け部に対してテーブルトップを昇降機構によって昇降
させることによっても行える。これにより、テーブルト
ップの上面高さの変更を支柱の上下伸縮によってのみ行
う場合に比べ、支柱の上下伸縮量を少なくできるので、
支柱の外殻の段数を少なくし、支柱を細くして透視撮影
可能な範囲を広げることができる。また、その受け部を
支柱から取り外し、その昇降機構を回転動力伝達部から
取り外すことで、そのテーブルトップを支柱から分離
し、異なるテーブルトップを支柱によって支持すること
ができる。よって、テーブルトップの上面高さを高くす
る必要のない場合に、支柱の構成が不必要に複雑で高価
なものになるのを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して本発明の第
1実施形態を説明する。
【0009】図1、図2に示す手術台1は、床上にベー
ス2を介して載置される上下伸縮可能な支柱3と、この
支柱3により支持される汎用タイプのテーブルトップ4
とを備えている。
【0010】その支柱3は、3段の外殻10、11、1
2と、最上段の外殻10に取り付けられる支持部13を
有する。その外殻10、11、12に上下伸縮用機構が
内蔵され、その上下伸縮用機構により最上段の外殻10
が昇降されることで、支柱3は上下伸縮可能とされてい
る。その上下伸縮用機構としては、例えば、最上段の外
殻10に取り付けられたナットにねじ合わされるネジ棒
をモータにより回転駆動したり、油圧シリンダを伸縮す
ることで、支柱3を上下伸縮するものが用いられる。
【0011】図3に示すように、その支持部13に回転
動力伝達部14が設けられている。その回転動力伝達部
14は、その支持部13に内蔵される例えば減速機付モ
ータ等の動力発生機構(図示省略)により縦軸中心に回
転駆動される。
【0012】図3、図4に示すように、その支持部13
に、受け部21が取り外し可能に連結されている。本実
施形態では、その受け部21は、底壁21aと、この底
壁21aの両側から上方に延びる両側壁21b、21c
と、その底壁21aの下面から下方に延びる一対の円筒
状突出部21d、21eとを有する。その突出部21
d、21eは、その支持部13に形成された上向き開口
の一対の支持孔13a、13bに抜取り可能に挿入さ
れ、ボルト等により連結解除可能に連結されている。
【0013】図3、図4に示すように、そのテーブルト
ップ4は、第1部材31と、この第1部材31の一端側
に取り外し可能に連結される第2部材32と、その第1
部材31の他端側に取り外し可能に連結される第3部材
33、第4部材34と、その第2部材32の一端側に取
り外し可能に連結される第5部材35とを有する。その
第1部材31が、その受け部21に昇降可能に連結され
ている。
【0014】本実施形態では、図3、図4に示すよう
に、その第1部材31は、上部31aと、この上部31
aの下面に取り付けられた下部31bと、この下部31
bから下方に延びる一対の側板31c、31dと、この
両側板31c、31dを連結する連結部31eとを有す
る。その両側板31c、31dは、上記受け部21の両
側壁21b、21cの間に配置され、その両側壁21
b、21cそれぞれに上下方向に沿う一対のレール41
が設けられる。一方の側板31cに取り付けられたブロ
ック42に、一方の側壁21bの一対のレール41に上
下摺動可能に嵌め合わされる一対のガイド溝42aが設
けられ、他方の側板31dに他方の側壁21cの一対の
レール41を上下に転動可能に挟む複数のローラー43
が設けられている。
【0015】上記回転動力伝達部14から伝達される回
転動力によりテーブルトップ4を受け部21に対して昇
降させることができるように、その回転動力伝達部14
に取り外し可能に連結される昇降機構51が設けられて
いる。
【0016】本実施形態では、そのテーブルトップ4の
第1部材31の連結部31eに、上下方向に沿う通孔5
2が形成され、その通孔52内にナット53が固定され
る。そのナット53にねじ合わされる上下方向軸心を有
するネジ棒54が、上記受け部21の底壁21aに形成
された通孔55を貫通して一方の円筒状突出部21dに
挿入される。そのネジ棒54の下端に形成される凹部5
4aが、その回転動力伝達部14の上端に形成される凸
部14aに上方から嵌め合わされる。その凹部54aの
内周と凸部14aの外周とが非円形とされることで、回
転動力伝達部14からネジ棒54に回転伝達可能とされ
る。これにより、その回転動力伝達部14の回転動力に
よりネジ棒54が回転することによりテーブルトップ4
が昇降する。
【0017】また、図5に示すように、その受け部21
を上記支持部13から取り外すことで、その凹部54a
は凸部14aから上方に抜かれ、昇降機構51は回転動
力伝達部14から取り外される。
【0018】上記構成によれば、テーブルトップ4の上
面の床からの高さの変更を、支柱3を上下伸縮させるだ
けでなく、回転動力伝達部14から伝達される回転動力
により、受け部21に対してテーブルトップ4を昇降さ
せることによっても行える。これにより、テーブルトッ
プ4の上面高さの変更を支柱3の上下伸縮によってのみ
行う場合に比べ、支柱3の上下伸縮量を少なくできるの
で、支柱3の外殻の段数を少なくし、支柱3を細くして
透視撮影可能な範囲を広げることができる。
【0019】例えば、上記実施形態と同様のテーブルト
ップ4の上面高さの変更を仮に支柱の上下伸縮によって
のみ行った場合、上記実施形態の支柱3の一端の位置が
図1において二点鎖線Wで示す位置になって支柱が太く
なる。この場合、その支柱の外殻の段数が上下実施形態
では3段であるのが4段になる。また、テーブルトップ
4の一端から支柱の一端までの図中L1の範囲が透視撮
影可能範囲であるのに対して、上記実施形態ではテーブ
ルトップ4の一端から支柱3の一端までの図中L2の範
囲まで透視撮影可能範囲を広げることができる。
【0020】また、その受け部21を支柱3から取り外
し、その昇降機構51を回転動力伝達部14から取り外
すことで、そのテーブルトップ4を支柱3から分離し、
異なるテーブルトップを支柱3によって支持することが
でき、例えば、上記のような昇降機構51を備えていな
いテーブルトップを支持することもできる。よって、テ
ーブルトップ4の上面高さを高くする必要のない場合
に、支柱3の構成が不必要に複雑で高価なものになるの
を防止できる。
【0021】図6、図7は、上記汎用タイプのテーブル
トップ4に代えて、下肢牽引タイプのテーブルトップ1
04を第1実施形態と同様の支柱3により支持する第2
実施形態の手術台101を示す。そのテーブルトップ1
04は、第1部材131と、この第1部材31の一端側
に取り外し可能に連結される第2部材132と、その第
1部材31の他端側に取り外し可能に連結される第3、
第4部材133、134とを有する。その第1部材13
1が、その支柱3に上記実施形態と同様の受け部21と
昇降機構(図示省略)とを介して支持されている。その
受け部21に、第1連結アーム141が取り付けられ、
この第1連結アーム141に一対の第2連結アーム14
2の一端が縦軸中心に揺動可能に取り付けられ、各第2
連結アーム142の他端にテーブルトップ104の長手
方向に軸方向伸縮可能な第3連結アーム143が連結さ
れ、各第3連結アーム143に第4連結アーム144が
上下方向に軸方向相対移動可能に嵌め合わされ、各第4
連結アーム144の上端に第5連結アーム145が縦軸
中心に揺動可能に取り付けられ、各第5連結アーム14
5の一端に、テーブルトップ104上の患者の足を挿入
可能な牽引靴146が取り付けられている。各牽引靴1
46は、各第5連結アーム145の他端のハンドル14
7の回転操作によりテーブルトップ104の長手方向に
移動可能とされている。また、その第1連結アーム14
1に、上記第3、第4部材133、134の間に配置さ
れる股間支柱151が取り付けられている。これによ
り、その股間支柱151により支持されたテーブルトッ
プ104上の患者の下肢を牽引することができる。他は
上記第1実施形態と同様で同様部分は同一符号で示さ
れ、テーブルトップ4の上面高さを高位置にする必要の
ある下肢牽引用手術台101であっても、第1実施形態
と同様に支柱3の上下伸縮量を小さくできる。
【0022】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ない。例えば、テーブルトップの昇降機構は、支柱の回
転動力伝達部から伝達される回転動力を上下方向の駆動
力に変換できるものであれば構成は限定されず、例え
ば、テーブルトップ側に設けたラックに噛み合うピニオ
ンを、その回転動力により回転するものでもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、支柱により透視撮影範
囲が必要以上に狭められることなく、不必要に複雑で高
価なものになることのない分離式の手術台を提供でき
る。
【0024】
【本発明の実施態様】本発明において、受け部を支柱に
連結することで昇降機構が回転動力伝達部に連結され、
受け部を支柱から取り外すことで、昇降機構が回転動力
伝達部から取り外されるのが好ましい。これにより、各
連結作業と取り外し作業とを能率良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の手術台の側面図
【図2】本発明の第1実施形態の手術台の平面図
【図3】本発明の第1実施形態の手術台の要部の断面図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【図5】本発明の第1実施形態の手術台の要部の分離状
態での断面図
【図6】本発明の第2実施形態の手術台の側面図
【図7】本発明の第2実施形態の手術台の平面図
【符号の説明】
3 支柱 4、104 テーブルトップ 14 回転動力伝達部 21 受け部 51 昇降機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下伸縮可能な支柱と、 その支柱に設けられる回転動力伝達部と、 その支柱に取り外し可能に連結される受け部と、 その受け部に昇降可能に連結されるテーブルトップと、 前記回転動力伝達部から伝達される回転動力によりテー
    ブルトップを受け部に対して昇降させることができるよ
    うに、その回転動力伝達部に取り外し可能に連結される
    昇降機構とを備えることを特徴とする手術台。
JP8188200A 1996-06-28 1996-06-28 手術台 Withdrawn JPH1014997A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8188200A JPH1014997A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 手術台

Applications Claiming Priority (1)

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JP8188200A JPH1014997A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 手術台

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JPH1014997A true JPH1014997A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16219533

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JP8188200A Withdrawn JPH1014997A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 手術台

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JP (1) JPH1014997A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505659A (ja) * 2000-08-08 2004-02-26 アーエルエム 特に外科手術用に設計した作業テーブル
CN102940556A (zh) * 2012-12-10 2013-02-27 芜湖广济医院 一种手术操作抬高支架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505659A (ja) * 2000-08-08 2004-02-26 アーエルエム 特に外科手術用に設計した作業テーブル
JP4883873B2 (ja) * 2000-08-08 2012-02-22 ステリス サージカル テクノロジーズ 特に外科手術用に設計した作業テーブル
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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040217