JPH10149451A - ノード階層決定方法および表示方法 - Google Patents
ノード階層決定方法および表示方法Info
- Publication number
- JPH10149451A JPH10149451A JP8310408A JP31040896A JPH10149451A JP H10149451 A JPH10149451 A JP H10149451A JP 8310408 A JP8310408 A JP 8310408A JP 31040896 A JP31040896 A JP 31040896A JP H10149451 A JPH10149451 A JP H10149451A
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノードの階層表示において、特徴のあるノー
ドを際立たせる。 【解決手段】 まず、階層数Ｎ、属性名、グラフ（ノー
ド集合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステッ
プ１１）。次に、各ノードを対象とし、属性名により指
定される属性値の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉｎとす
る（ステップ１２）。（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）／（Ｎ−１）
を階層の幅Ｗとする（ステップ１３）。ループ変数ｉ＝
０とする（ステップ１４）。属する階層が決定されてい
ない全てのノードに対し、属性名により指定される属性
値がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ
未満ならば、そのノードが属する階層をｉとする（ステ
ップ１５〜１７）。
ドを際立たせる。 【解決手段】 まず、階層数Ｎ、属性名、グラフ（ノー
ド集合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステッ
プ１１）。次に、各ノードを対象とし、属性名により指
定される属性値の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉｎとす
る（ステップ１２）。（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）／（Ｎ−１）
を階層の幅Ｗとする（ステップ１３）。ループ変数ｉ＝
０とする（ステップ１４）。属する階層が決定されてい
ない全てのノードに対し、属性名により指定される属性
値がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ
未満ならば、そのノードが属する階層をｉとする（ステ
ップ１５〜１７）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノードの階層を決
定する方法に関する。
定する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のノード階層決定方法では、図８に
示すように、エッジの交差数を減らすなどしてグラフを
見易くすることに主眼がおかれていた。なお、○内の数
字はノ＾ドの番号を示している。
示すように、エッジの交差数を減らすなどしてグラフを
見易くすることに主眼がおかれていた。なお、○内の数
字はノ＾ドの番号を示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のノード
階層決定方法は、エッジの交差数を減少させるなどして
グラフを見やすくすることを主眼としていたため、特徴
のあるノードを際だたせるようにノードを表示すること
が難しいという問題があった。
階層決定方法は、エッジの交差数を減少させるなどして
グラフを見やすくすることを主眼としていたため、特徴
のあるノードを際だたせるようにノードを表示すること
が難しいという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、特徴のあるノードを際立
たせるようにノードを表示することが可能なノード階層
決定方法を提供することにある。
たせるようにノードを表示することが可能なノード階層
決定方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の第１のノード階
層決定方法は、ノードの階層数と、各ノードが有する属
性の属性値を入力し、属性値の最小値と最大値間を（階
層数−１）等分した各領域を属性値の小さい方または大
きい方から順次階層０、階層１、階層２、・・・と定
め、各ノードの階層を、当該ノードの属性値が含まれる
領域の階層と決定する。
層決定方法は、ノードの階層数と、各ノードが有する属
性の属性値を入力し、属性値の最小値と最大値間を（階
層数−１）等分した各領域を属性値の小さい方または大
きい方から順次階層０、階層１、階層２、・・・と定
め、各ノードの階層を、当該ノードの属性値が含まれる
領域の階層と決定する。
【０００６】本発明の第２のノード階層表示方法は、ノ
ードの階層数と、各ノードが接するエッジの集合を入力
し、各ノードについて当該ノードに接するエッジの数を
求め、エッジの数の最小値と最大値間を（階層数−１）
等分した各領域をエッジの数の小さい方または大きい方
から順次階層０、階層１、階層２、・・・と定め、各ノ
ードの階層を、当該ノードに接するエッジの数が含まれ
る領域の階層と決定する。
ードの階層数と、各ノードが接するエッジの集合を入力
し、各ノードについて当該ノードに接するエッジの数を
求め、エッジの数の最小値と最大値間を（階層数−１）
等分した各領域をエッジの数の小さい方または大きい方
から順次階層０、階層１、階層２、・・・と定め、各ノ
ードの階層を、当該ノードに接するエッジの数が含まれ
る領域の階層と決定する。
【０００７】本発明はノードが接するエッジ数またはノ
ードが持つ属性値に基づきノードの属する階層を決定す
る。そのため水平に階層を表現するグラフ描画技術や同
心円状に階層を表現するグラフ描画技術において、階層
方向に対しノードが接するエッジ数またはノードが持つ
属性値の分布を際立たせることができる。したがって、
大量データの視角的検索を効率的に実現することが可能
である。
ードが持つ属性値に基づきノードの属する階層を決定す
る。そのため水平に階層を表現するグラフ描画技術や同
心円状に階層を表現するグラフ描画技術において、階層
方向に対しノードが接するエッジ数またはノードが持つ
属性値の分布を際立たせることができる。したがって、
大量データの視角的検索を効率的に実現することが可能
である。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施形態のノード階層表
示方法の流れ図である。
示方法の流れ図である。
【００１０】まず、各ノードの属する階層を決定し（ス
テップ１）、次に各階層内でのノードの順序を決定し
（ステップ２）、各階層内でのノードの位置を決定し
（ステップ３）、最後にノードを水平にまたは同心円状
に階層表示する（ステップ４）。
テップ１）、次に各階層内でのノードの順序を決定し
（ステップ２）、各階層内でのノードの位置を決定し
（ステップ３）、最後にノードを水平にまたは同心円状
に階層表示する（ステップ４）。
【００１１】図２はステップ１の階層決定の第１の方法
の流れ図である。
の流れ図である。
【００１２】まず、階層数Ｎ、属性名、グラフ（ノード
集合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステップ
１１）。次に、各ノードを対象とし、属性名により指定
される属性値の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉｎとする
（ステップ１２）。（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）／（Ｎ−１）を
階層の幅Ｗとする（ステップ１３）。ループ変数ｉ＝０
とする（ステップ１４）。属する階層が決定されていな
い全てのノードに対し、属性名により指定される属性値
がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ未
満ならば、そのノードが属する階層をｉとする（ステッ
プ１５〜１７）。
集合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステップ
１１）。次に、各ノードを対象とし、属性名により指定
される属性値の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉｎとする
（ステップ１２）。（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）／（Ｎ−１）を
階層の幅Ｗとする（ステップ１３）。ループ変数ｉ＝０
とする（ステップ１４）。属する階層が決定されていな
い全てのノードに対し、属性名により指定される属性値
がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ未
満ならば、そのノードが属する階層をｉとする（ステッ
プ１５〜１７）。
【００１３】次に、本階層決定方法の具体例を図３に示
すノードデータをもとに説明する。本ノードデータでは
階層数Ｎ＝３、属性名として年令、グラフとして社員デ
ータが入力される。属性値である年令の最大値Ｍａｘ＝
５１、最小値＝２６となる。幅Ｗ＝（５１−２６）／
（３−１）＝１２．５となる。ｉ＝０の場合、Ｍｉｎ＋
ｉ＊Ｗ＝２６、Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ＝３８．５であ
り、ノード１の年令２６とノード２の年令３０とノード
５の年令３０がこの範囲（２６以上、３８．５未満）に
入るので階層０にノード１、ノード２、ノード５が属す
る。次に、ｉ＝１の場合、Ｍｉｎ＋ｉ＊Ｗ＝３８．５、
Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ＝５１であり、ノード３の年令
４０がこの範囲（３８．５以上、５１未満）に含まれる
ので、階層１にノード３が属する。最後に、ノード４の
年令５１はＭａｘ＝５１と等しいので、階層２にノード
４が属する。以上のようにしてノード１〜５の属する階
層が決定されたことになる。
すノードデータをもとに説明する。本ノードデータでは
階層数Ｎ＝３、属性名として年令、グラフとして社員デ
ータが入力される。属性値である年令の最大値Ｍａｘ＝
５１、最小値＝２６となる。幅Ｗ＝（５１−２６）／
（３−１）＝１２．５となる。ｉ＝０の場合、Ｍｉｎ＋
ｉ＊Ｗ＝２６、Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ＝３８．５であ
り、ノード１の年令２６とノード２の年令３０とノード
５の年令３０がこの範囲（２６以上、３８．５未満）に
入るので階層０にノード１、ノード２、ノード５が属す
る。次に、ｉ＝１の場合、Ｍｉｎ＋ｉ＊Ｗ＝３８．５、
Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）＊Ｗ＝５１であり、ノード３の年令
４０がこの範囲（３８．５以上、５１未満）に含まれる
ので、階層１にノード３が属する。最後に、ノード４の
年令５１はＭａｘ＝５１と等しいので、階層２にノード
４が属する。以上のようにしてノード１〜５の属する階
層が決定されたことになる。
【００１４】この後、各階層０〜２内でのノード１〜５
の順序、位置が決定され、図４（１）または図４（２）
のようにノード１〜５が階層表示される。
の順序、位置が決定され、図４（１）または図４（２）
のようにノード１〜５が階層表示される。
【００１５】図５はステップ１の階層決定の第２の方法
の流れ図である。まず、階層数Ｎとグラフ（ノード集
合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステップ２
１）。次に、各ノードを対象とし、接するエッジの数を
計算する（ステップ２２）。次に、各ノードを対象と
し、接するエッジの数の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉ
ｎとする（ステップ２３）。次に、（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）
／（Ｎ−１）を階層の幅Ｗとする（ステップ２４）。ル
ープ変数ｉを０にする（ステップ２５）。次に、属する
階層が決定されていない全てのノードに対し、接するエ
ッジの数がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋
１）＊Ｗ未満ならばそのノードが属する階層をｉとする
（ステップ２６〜２８）。
の流れ図である。まず、階層数Ｎとグラフ（ノード集
合、エッジ集合）のパラメータを入力する（ステップ２
１）。次に、各ノードを対象とし、接するエッジの数を
計算する（ステップ２２）。次に、各ノードを対象と
し、接するエッジの数の最大値をＭａｘ、最小値をＭｉ
ｎとする（ステップ２３）。次に、（Ｍａｘ−Ｍｉｎ）
／（Ｎ−１）を階層の幅Ｗとする（ステップ２４）。ル
ープ変数ｉを０にする（ステップ２５）。次に、属する
階層が決定されていない全てのノードに対し、接するエ
ッジの数がＭｉｎ＋ｉ＊Ｗ以上、かつＭｉｎ＋（ｉ＋
１）＊Ｗ未満ならばそのノードが属する階層をｉとする
（ステップ２６〜２８）。
【００１６】次に、本階層決定方法の具体例を図６に示
すデータをもとに説明する。図６（１）はノードデータ
（社員データ）、図６（２）はエッジデータ（知り合い
データ）であり、図６（３）は図６（１）、図６（２）
の意味するところをグラフで示したものである。本具体
例では階層数Ｎ＝３、グラフ＝（ノード集合、エッジ集
合）である。各ノード１、２、３、４、５が接するエッ
ジの数はそれぞれ４、２、２、１、１である。エッジ数
の最大値Ｍａｘ＝４、最小値Ｍｉｎ＝１である。階層の
幅ＷはＷ＝（４−１）／（３−１）＝１．５である。ｉ
＝０の場合、Ｍｉｎ＋１＊Ｗ＝１、Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）
＊Ｗ＝２．５であり、エッジ数が１のノード４、ノード
５とエッジ数が２のノード２、ノード３のエッジ数が１
以上、２．５未満の範囲にあるので、ノード２、ノード
３、ノード４、ノード５が階層０に属する。同様にし
て、階層１に属するノードはなく、階層２にノード１が
属する。以上のようにしてノード１〜５の属する階層が
決定されたことになる。
すデータをもとに説明する。図６（１）はノードデータ
（社員データ）、図６（２）はエッジデータ（知り合い
データ）であり、図６（３）は図６（１）、図６（２）
の意味するところをグラフで示したものである。本具体
例では階層数Ｎ＝３、グラフ＝（ノード集合、エッジ集
合）である。各ノード１、２、３、４、５が接するエッ
ジの数はそれぞれ４、２、２、１、１である。エッジ数
の最大値Ｍａｘ＝４、最小値Ｍｉｎ＝１である。階層の
幅ＷはＷ＝（４−１）／（３−１）＝１．５である。ｉ
＝０の場合、Ｍｉｎ＋１＊Ｗ＝１、Ｍｉｎ＋（ｉ＋１）
＊Ｗ＝２．５であり、エッジ数が１のノード４、ノード
５とエッジ数が２のノード２、ノード３のエッジ数が１
以上、２．５未満の範囲にあるので、ノード２、ノード
３、ノード４、ノード５が階層０に属する。同様にし
て、階層１に属するノードはなく、階層２にノード１が
属する。以上のようにしてノード１〜５の属する階層が
決定されたことになる。
【００１７】この後、各階層０〜２内でのノード１〜５
の順序、位置が決定され、図７（１）または図７（２）
のようにノード１〜５が表示される。
の順序、位置が決定され、図７（１）または図７（２）
のようにノード１〜５が表示される。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノード
が持つ属性の値またはノードが接するエッジの数に基づ
きノードが属する階層を決定することにより、ノードを
水平または同心円状に階層表示し、階層方向に対しノー
ドが持つ属性値の分布やノードが接するエッジの数を際
立たせることができる効果がある。
が持つ属性の値またはノードが接するエッジの数に基づ
きノードが属する階層を決定することにより、ノードを
水平または同心円状に階層表示し、階層方向に対しノー
ドが持つ属性値の分布やノードが接するエッジの数を際
立たせることができる効果がある。
【図１】本発明の一実施形態のノード階層表示方法を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図２】ノードの階層決定の第１の方法を示す流れ図で
ある。
ある。
【図３】ノードデータの一例を示す図である。
【図４】階層が決定されたノードの表示例を示す図であ
る。
る。
【図５】ノードの階層決定の第２の方法を示す流れ図で
ある。
ある。
【図６】ノードデータとエッジデータの一例を示す図で
ある。
ある。
【図７】階層が決定されたノードの表示例を示す図であ
る。
る。
【図８】従来のノード階層表示方法による表示例を示す
図である。
図である。
１〜４、１１〜１７、２１〜２８ ステップ
Claims (3)
- 【請求項１】 ノードの階層数と、各ノードが有する属
性の属性値を入力し、属性値の最小値と最大値間を（階
層数−１）等分した各領域を属性値の小さい方または大
きい方から順次階層０、階層１、階層２、・・・と定
め、各ノードの階層を、当該階層の属性値が含まれる領
域の階層と決定するノード階層決定方法。 - 【請求項２】 ノードの階層数と、各ノードが接するエ
ッジの集合を入力し、各ノードについて当該ノードに接
するエッジの数を求め、エッジの数の最小値と最大値間
を（階層数−１）等分した各領域をエッジの数の小さい
方または大きい方から順次階層０、階層１、階層２、・
・・と定め、各ノードの階層を、当該ノードに接するエ
ッジの数が含まれる領域の階層と決定するノード階層決
定方法。 - 【請求項３】 請求項１または２のノード階層決定方法
で階層が決定されたノードの階層内での順序と位置を決
定し、各ノードを、水平に階層を表現する方法または同
心円状に階層を表現する方法を用いてグラフ表示するノ
ード階層表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310408A JPH10149451A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ノード階層決定方法および表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310408A JPH10149451A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ノード階層決定方法および表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149451A true JPH10149451A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18004908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8310408A Pending JPH10149451A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ノード階層決定方法および表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149451A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05307613A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Omron Corp | 階層構造情報表示方法および階層構造情報表示装置 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8310408A patent/JPH10149451A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05307613A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Omron Corp | 階層構造情報表示方法および階層構造情報表示装置 |
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