JPH10148374A - 空調システムの運転制御方法 - Google Patents

空調システムの運転制御方法

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JPH10148374A
JPH10148374A JP8324630A JP32463096A JPH10148374A JP H10148374 A JPH10148374 A JP H10148374A JP 8324630 A JP8324630 A JP 8324630A JP 32463096 A JP32463096 A JP 32463096A JP H10148374 A JPH10148374 A JP H10148374A
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JP
Japan
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water
heat storage
water tank
archimedes number
air conditioner
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Application number
JP8324630A
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English (en)
Inventor
Seiji Kubota
誠治 窪田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調機から蓄熱水槽に戻る水の熱的状態を正
確に把握して、蓄熱水槽内の水を温度成層を安定させ
る。 【解決手段】 蓄熱水槽1内に設置した水温センサ30
と、空調機20からの還水を蓄熱水槽1に戻す戻し管5
に設置した水温センサ31および流量センサ32の信号
をコントローラ33に取込み、各センサにより検出した
槽内温度T0 、還水温度T1 および還水流量Qを所定の
数式に入れて還水のアルキメデス数Ariを演算し、この
アルキメデス数Ariを基準アルキメデス数Arsに近付け
るように、空調機20に対する送水ポンプ3による送水
量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱水槽の水を空
調機に循環させて室の冷暖房を行う空調システムの運転
を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空調システムでは、蓄熱水槽内
の所定の位置から水を汲み上げて空調機に送るようにし
ており、蓄熱水槽内の水の温度成層を一定に保つこと
が、システム全体の効率を高める上で重要となる。とこ
ろで、この蓄熱水槽内の温度成層は、蓄熱水槽に還流す
る水の状態量(温度、流速)によって変動し、したがっ
て、安定した温度成層を得るには、蓄熱水槽に還える水
(還水)の状態量を一定にする必要がある。
【0003】そこで、例えば、実公昭63−35319
号公報に記載された方法では、熱交換器(空調機)を通
過する水の量を制御して、還水の温度を一定に保つこと
によって、蓄熱水槽内の水の温度成層に乱れが生じない
ように配慮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された方法では、空調機が1台の場合は対応可
能であるが、一般的に1つの蓄熱水槽に対して複数台の
空調機が設置されることを考慮すると、各空調機の熱交
換器の大きさ(熱交換能力)や各空調機毎の熱負荷は当
然異なっているので、各空調機の熱交換器から出てくる
水の温度や流速が同一となることは有り得ず、還水の熱
的状態が大きく変動して、温度成層を一定に維持するこ
とは困難となり、その実際的な利用は断念せざるを得な
い状況にあった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、空調機から蓄熱
水槽に戻る水の熱的状態を正確に把握してその状態を一
定に保つ制御を行い、もって空調機側の負荷変動によら
ずに蓄熱水槽内の水の温度成層を安定させることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水の熱的状態
を表す指標としてアルキメデス数を用い、このアルキメ
デス数を一定に保つ制御を行うようにしたものである。
アルキメデス数Ariは、浮力と慣性力との比を表す無次
元数で、グラフホフ数をGr ,レイノルズ数をRe ,蓄
熱水槽内の温水と冷水とを隔てる堰によって形成される
流水口の高さをh,冷水の密度をρ0 ,温水の密度ρ
i ,それらの密度差(ρ0 −ρi )をΔρ,重力加速度
をg,還水の流速をUとすると、下記数式によって与え
られる。
【0007】
【0008】上記数式に関し、蓄熱水槽内の流水口の高
さhは一定となっており、したがって変数は水の密度ρ
0 ,ρi 、密度差Δρおよび流速Uとなる。この場合、
密度は水温に、流速は流量にそれぞれ依存するため、こ
れらは水温、流量で代用可能となる。
【0009】したがって、本発明は、上記アルキメデス
数Ar を一定に保つため、蓄熱水槽内の水の温度T0
と、空調機から蓄熱水槽に還る水の温度Ti および流量
Qとを検出し、これら検出結果をコントローラに入力し
て、前記した水の温度T0 およびTi から冷水密度ρ
0 ,温水密度ρi およびそれらの密度差Δρ(=ρ0
ρi )を、前記流量Qから流速Uをそれぞれ演算させる
と共に、上記数式に基いて蓄熱水槽に還る水のアルキメ
デス数Ariを演算させ、予め設定した基準アルキメデス
数ArSに近付けるように空調機への送水量を制御するよ
うにしたことを特徴とする。
【0010】上記のように構成した空調システムの運転
制御方法によれば、空調機への送水量に応じて、空調機
から蓄熱水槽に還る水の入口温度Ti および流量Qが変
化し、したがって、基準アルキメデス数ArSとして温度
成層を維持するのに必要十分な値を設定しておけば、空
調機への送水量を制御することで蓄熱水槽内の水のアル
キメデス数Ariを基準アルキメデス数ArSに近付けるこ
とができる。
【0011】本発明は、上記した演算により求めたアル
キメデス数Ariが基準アルキメデス数ArSよりも小さい
場合、空調機から還る水の一部または全部を蓄熱水槽を
バイパスさせて空調機へ戻すようにすることもできる。
この場合は、熱交換が不充分で熱的ポテンシャルの高い
水を空調機側へ戻して、蓄熱水槽の効率を上げることが
でき、省エネルギーを図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態として
の空調システムを示したものである。同図において、1
は蓄熱水槽、2はこの蓄熱水槽1に対して並列設置され
た複数(こゝでは3つ)の空調装置であり、各空調装置
2には、蓄熱水槽1からポンプ(送水ポンプ)3によっ
て汲み上げられた水が送水管4を通じて送られ、一方、
各空調装置2からの戻り水は戻り管5を通じて蓄熱水槽
1へ戻されるようになっている。なお、実際には、前記
のごとく並列設置した複数の空調装置2を一組とする空
調系統が複数設置されており、これら複数の空調系統に
対して前記蓄熱水槽1が共通に用いられるようになって
いる。このため、前紀送水管4および戻り管5には、各
空調系統に水を送り、または各空調系統からの戻り水を
集めるヘッダ6、7が介装されている。
【0014】本実施の形態は冷房用として構成されてお
り、蓄熱水槽1の内部は、2つの仕切壁(堰)10、1
1によって冷水槽12、温水槽13および中央槽14の
3つの槽に分けられており、各空調装置2へ送られる水
(冷水)は冷水槽12から汲み上げられ、一方、各空調
装置2からの戻り水(温水)は温水槽13へ戻されるよ
うになっている。冷水槽12と中央槽14とは一方の仕
切壁10の最下部に設けられた流水口15により、温水
槽13と中央槽14とは他方の仕切壁11の最上部に設
けられた流水口16によりそれぞれ連通されている。こ
れにより、冷水槽12内の冷水は下側の流水口15を通
って中央槽14に、温水槽13内の温水は上側の流水口
16を通って中央槽14にそれぞれ移動し、中央槽14
内には温度成層が形成されるようになる。なお、冷水
は、温水槽13と冷水槽12とを結ぶ配管17に介装し
た冷凍機18に、ポンプ19によって水槽13から汲み
上げた水を通すことによりつくられ、この冷凍機18で
つくられた冷水は同じ配管17を通じて冷水槽12へ送
られるようになっている。
【0015】一方、各空調装置2は、熱交換器21と、
送風機22とフィルタ23とを内装した空調機20を備
えている。なお、空調機20の内部構造は各空調装置2
で同じであるので、こゝでは、図面の煩雑さを避けるた
め、1つの空調機2のみについて示している。空調機2
0内の熱交換器21には、送水管4から分岐した取水管
24と戻り管5に結ぶ排水管25とが取り回されてお
り、この熱交換器21内では、送風機22の作動により
フィルタ23を通じて吸込まれた外気と取水管24から
取入れられた冷水との間で熱交換が行われ、熱交換によ
って冷やされた空気(冷気)は室内へ、同じく熱交換に
よって暖められた水(温水)は排水管25を通じて戻り
管5へとそれぞれ送られる。
【0016】各空調装置2はさらに、温度を検出する室
温センサ26と、排水管25内の水温を検出する水温セ
ンサ27と、排水管25内の流量を調整する電磁弁(二
方弁)28と、室温センサ26および水温センサ27か
らの信号に基いて送風機22または電磁弁27を制御す
る空調機コントローラ29とを備えている。空調機コン
トローラ29は、例えば、図示を略す設定器に設定され
た目標室温と室温センサ26により検出された現在の室
温とを比較し、所定の室温が得られるように送風機22
による送風量を制御するか、あるいは冷房負荷に応じて
変化する排水管25内の水温を設計水温と比較し、設計
水温が得られるように電磁弁28の開度を制御する。
【0017】本第1の実施の形態では、蓄熱水槽1内の
中間槽14内に水温センサ(槽内センサ)30を設置す
ると共に、戻り管5の、ヘッダ7よりも蓄熱水槽1寄り
の部分に水温センサ(還水センサ)31と流量センサ3
2とを設置している。本第1の実施の形態ではまた、前
記槽内センサ30、水温センサ31および流量センサ3
2からの信号に基いて蓄熱水槽1に還る水、すなわち還
水のアルキメデス数Ariを演算し、基準のアルキメデス
数ArSが得られるように送水ポンプ3による送水量を制
御するアルキメデス数コントローラ(Ar コントロー
ラ)33を設置している。
【0018】アルキメデス数Ariは、前記したように水
の熱的状態を表す指標であり、下記数式(1) によって与
えられる。こゝで、ρ0 は冷水密度、ρi は温水密度、
Δρ(=ρ0 −ρi )はそれらの密度差、hは、冷水槽
12または温水槽13と中央槽14とを隔てる堰(仕切
壁)10または11によって形成される流水口15,1
6の高さ、gは重力加速度、Uは還水の流速をそれぞれ
表している。
【0019】
【0020】上記数式(1) において、流水口15,16
の高さhは一定となっているので、冷水密度ρ0 ,温水
密度ρi ,それらの密度差Δρ(=ρ0 −ρi )、還水
の流速Uによってアルキメデス数Ariが変化することと
なる。この場合、密度ρ0 ,ρi は蓄熱水槽1内の水温
0 および還水の温度T1 に、流速Uは流量Qにそれぞ
れ依存するため、これら水温T0 ,T1 および流量Qを
前記アルキメデス数Ariの演算に用いることができる。
一方、このアルキメデス数Ariが大きい程、浮力が強く
なって温度成層を形成し易くなる。したがって、予め基
準アルキメデス数ArSとして、温度成層を維持するのに
必要十分な値を設定しておけば、還水のアルキメデス数
Ariを把握して、基準アルキメデス数ArSが得られるよ
うに還水の状態量(温度、流速)を制御すれば、蓄熱水
槽1内には安定した温度成層が形成されるようになる。
しかして、還水の状態量は送水ポンプ3による送水量に
依存し、そこで、本実施の形態では、Ar コントローラ
33の制御信号を送水ポンプ3に送って、その送水量を
制御するようにしている。
【0021】以下、図2も参照して所望のアルキメデス
数を得るための制御の内容を具体的に説明する。先ず、
ステップS1において、基準のアルキメデス数ArSをA
r コントローラ33内の設定器(図示略)に設定し、次
にステップS2において、槽内センサ30、還水センサ
31および流量センサ32からそれぞれ蓄熱水槽内の水
温T0 、還水温度Ti および還水流量Qを読み込み、続
いてステップS3において、戻り管5から蓄熱水槽1に
還る水のアルキメデス数Ariを前記数式(1) に従って演
算する。
【0022】そして、ステップS4において、演算によ
り求めた還水のアルキメデス数Ariと基準アルキメデス
数ArSとを比較し、還水のアルキメデス数Ariが基準ア
ルキメデス数ArSより小さい(Ari<ArS)場合は、処
理をステップS5に進め、送水ポンプ3による送水量を
減じる操作を行う。アルキメデス数Ariが小さいという
ことは、前記数式(1) からも明らかなように、還水温度
i が低いか還水流量Q(流速)が大きいこと、すなわ
ち冷房負荷が小さいことを意味しており、この場合は、
前記したように送水ポンプ3による送水量を減じる操作
を行うことで、還水のアルキメデス数Ariを基準アルキ
メデス数ArSに近付けることができ、蓄熱水槽1内にお
ける水の温度成層の乱れが未然に防止される。一方、ス
テップS4で還水のアルキメデス数Ariが基準アルキメ
デス数ArSより大きい(Ari>ArS)と判断されたら、
処理をステップS6に進め、前記とは逆に送水ポンプ3
による送水量を増加して、還水のアルキメデス数Ari
基準アルキメデス数ArSに近付ける制御を行う。
【0023】図3は、本発明の第2の実施の形態として
の空調システムを示したものである。なお、全体的な構
成は上記第1の実施の形態と変わるところがないので、
こゝでは、図1に示した要素と同一要素には同一符号を
付し、その説明を省略する。本第2の実施の形態の特徴
とするところは、各空調装置2からの戻り水を蓄熱水槽
1へ還す戻り管5の、戻り側ヘッダ7よりも上流側部分
に電磁弁(三方弁)40を介装すると共に、この電磁弁
40と前記送り側ヘッダ6とをバイパス管41にて接続
し、かつ前記Ar コントローラ33にこの電磁弁40を
制御する機能をもたせた点にある。
【0024】本第2の実施の形態における処理内容は、
図4に示すように、還水のアルキメデス数Ariを演算し
て基準アルキメデス数ArSと比較する(ステップS4)
までは、上記第1の実施の形態と全く同じである。しか
し、このステップS4で還水のアルキメデス数Ariが基
準アルキメデス数ArSより小さい(Ari<ArS)と判断
された場合は、処理をステップS15に進め、電磁弁4
0を開いてバイパス管41を通して送り側ヘッダ6に戻
り水(還水)の一部または全部を送る。還水のアルキメ
デス数Ariが小さいということは、上記したように還水
温度Ti が低いか還水流量Q(流速)が大きいことを意
味しており、前記したように還水の一部または全部を送
り側ヘッダ6へ戻すことで、蓄熱水槽1に還る水の流量
すなわち流速が減じ、結果として、前記数式(1) で求め
たアルキメデス数Ariが基準アルキメデス数ArSに近付
く。また、このように還水の一部または全部を送り側ヘ
ッダ6を経て空調機20へ戻すことで、蓄熱水槽1の効
率が上がり、省エネルギーを図ることができる。なお、
このステップS15では、必要に応じて送水ポンプ3に
よる送水量を減じる操作を行うようにしても良く、これ
によって、還水のアルキメデス数Ariを基準アルキメデ
ス数ArSに近付ける制御の応答性が向上する。
【0025】一方、ステップS4で還水のアルキメデス
数Ariが基準アルキメデス数ArSより大きい(Ari>A
rS)と判断されたら、処理をステップS16に進め、電
磁弁40を閉じて還水の全部を蓄熱水槽1に戻す。この
状態は、第1の実施の形態におけるステップS6の処理
と同じであり、送水ポンプ3による送水量を増加して、
還水のアルキメデス数Ariを基準アルキメデス数ArS
近付ける制御が行われる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の空調システムの運転制
御方法によれば、空調機から蓄熱水槽に戻る水の熱的状
態を正確に把握してその状態を一定に保つ制御を行い、
もって空調機側の負荷変動によらずに蓄熱水槽内の水の
温度成層を安定させることができ、蓄熱水槽を多数の空
調機に共用して、効率の良い空調を行うことできる。ま
た、請求項2に記載の空調システムの運転制御方法によ
れば、空調機から還る水の一部または全部を蓄熱水槽を
バイパスさせて空調機へ戻すことで、蓄熱水槽の効率を
上げることができ、省エネルギーを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての空調システ
ムを模式的に示す系統図である。
【図2】第1の実施の形態における運転制御の処理内容
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態としての空調システ
ムを模式的に示す系統図である。
【図4】第2の実施の形態における運転制御の処理内容
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 蓄熱水槽 2 空調装置 3 送水ポンプ 4 送水管 5 戻り管 6 送り側ヘッダ 7 戻り側ヘッダ 10,11 仕切壁(堰) 12 冷水槽 13 温水槽 14 中央槽 15,16 流水口 18 冷凍機 20 空調機 29 空調機コントローラ 30 水温センサ(槽内センサ) 31 水温センサ(還水センサ) 32 流量センサ 33 アルキメデス数コントローラ 40 電磁弁 41 バイパス管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱水槽の水を空調機に循環させて室の
    冷暖房を行う空調システムの運転を制御する方法におい
    て、前記蓄熱水槽内の水の温度T0 と、前記空調機から
    前記蓄熱水槽に還る水の温度Ti および流量Qとを検出
    し、これら検出結果をコントローラに入力して、前記水
    の温度T0 およびTi から冷水密度ρ0 ,温水密度ρi
    およびそれらの密度差Δρ(=ρ0 −ρi )を、前記流
    量Qから流速Uをそれぞれ演算させると共に、下記の数
    式に基いて蓄熱水槽に還る水のアルキメデス数Ariを演
    算させ、予め設定した基準アルキメデス数ArSに近付け
    るように空調機への送水量を制御することを特徴とする
    空調システムの運転制御方法。 但し、h:蓄熱水槽内の温水と冷水とを隔てる堰によっ
    て形成される流水口の高さ g:重力加速度
  2. 【請求項2】 演算により求めたアルキメデス数Ari
    基準アルキメデス数ArSよりも小さい場合、空調機から
    還る水の一部または全部を蓄熱水槽をバイパスさせて空
    調機へ戻すことを特徴とする請求項1に記載の空調シス
    テムの運転制御方法。
JP8324630A 1996-11-20 1996-11-20 空調システムの運転制御方法 Pending JPH10148374A (ja)

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