JPH10145765A - ビデオ会議システム - Google Patents

ビデオ会議システム

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JPH10145765A
JPH10145765A JP8298531A JP29853196A JPH10145765A JP H10145765 A JPH10145765 A JP H10145765A JP 8298531 A JP8298531 A JP 8298531A JP 29853196 A JP29853196 A JP 29853196A JP H10145765 A JPH10145765 A JP H10145765A
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JP
Japan
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image
video conference
audio
video
data
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Application number
JP8298531A
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English (en)
Inventor
Shigeki Orito
隆樹 折戸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ会議端末の装置構成を簡略化し、必要
最小限の画像・音声入出力手段の組み合わせで効率的か
つ安価なビデオ会議システムを構成する。 【解決手段】 画像・音声コーデック32a,32bが
ビデオ会議ネットワークのゲートウェイ装置3上に設け
られ、クライアント側ビデオ会議端末2−1〜2−nと
の画像・音声信号の送受信がLAN1上でストリームデ
ータとしてやり取りされる。また、ビデオ会議ネットワ
ークの外部にあるビデオ会議端末5との接続インタフェ
ース手段である回線インタフェース部31がローカルエ
リアネットワークのゲートウェイ装置3上に設けられ、
クライアント側ビデオ会議端末2−1〜2−nとの接続
はこのゲートウェイ装置3上の回線インタフェース部3
1を通して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地のビデオ会
議端末と公衆網により接続されてビデオ会議を行うビデ
オ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】公衆網を介して遠隔地と接続され、ビデ
オ会議を行うビデオ会議端末は、一般的な構成として画
像信号を入力するビデオカメラと受信画像を表示するモ
ニタディスプレイからなる画像入出力手段と、音声信号
を入力するマイクロホンと受信音声を再生するスピーカ
からなる音声入出力手段と、これらの画像音声信号を変
換符号化し、端末を回線と接続する回線インタフェース
手段とを有している。
【0003】通常、端末間同士で一対一のビデオ会議を
行う場合には、ビデオ会議端末同士を回線を介して直接
接続することにより実現可能であるが、複数のビデオ会
議端末を同時に接続し多地点ビデオ会議を行う場合に
は、複数のビデオ会議端末から回線を介して送られてく
る画像音声信号を合成し、各ビデオ端末に再配送する多
地点制御装置が必要になる。
【0004】多地点制御装置は一般に、音声信号につい
ては各ビデオ会議端末からの音声信号をそれぞれ加算し
て配送し、画像信号については各ビデオ会議端末からの
要求に従ったビデオ会議端末の画像信号を配送したり、
それぞれのビデオ会議端末からの画像信号を一枚の画像
信号に合成したものを配送するなどの機能を有する。
【0005】一般的なビデオ会議端末と多地点制御装置
の構成を示す従来技術の例として、特開平8−3294
9号がある。図2は同公報に開示された多地点テレビ会
議システムの構成図である。
【0006】この多地点テレビ会議システムは、多地点
制御装置であるセンタ装置11と、ビデオ会議端末であ
る会議室12−1〜12−nと、公衆網、専用線等の回
線13で構成されている。
【0007】会議室12−1〜12−nはビデオカメラ
41とモニタディスプレイ42とマイクロホン43とス
ピーカ44と画像処理部45と音声処理部46と低速デ
ータ処理部47と回線インタフェース部48と制御部4
9と操作部50を備えている。
【0008】ビデオカメラ41から入力された画像信号
は画像処理部45で符号化処理が行われる。マイクロホ
ン43から入力された音声信号は音声処理部46で符号
化処理が行われる。符号化処理された画像信号、音声信
号は低速データ処理部47からの制御データと共に回線
インタフェース部48で多重化され、回線13を介して
センタ装置11に送出される。一方、センタ装置11か
ら回線13を介して受信された受信データは、回線イン
タフェース部48で分離され、画像信号は画像処理部4
5に送られ復号された後モニタディスプレイ42に表示
され、音声信号は音声処理部46に送られ復号された後
スピーカ44で再生され、制御データは低速データ処理
部47に送られ、必要な処理に使用される。制御部49
は、操作部50からの制御信号に基づき装置全体の動作
を制御する。操作部50は、オペレータが装置を操作す
る際に使用するもので、ビデオ会議の開始/終了、開催
されている会議への途中参加等の処理を指示するために
使用される。
【0009】センタ装置11は会議室12−1〜12−
nからの受信データを合成し、各会議室12−1〜12
−nに送信する装置で、回線インタフェース部51と発
呼制御部52と画像処理部53と音声処理部54と低速
データ処理部55と制御部56と会議室名登録メモリ5
7を備えている。
【0010】回線13を介して各会議端末12−1〜1
2−nより受信したデータは、回線インタフェース部5
1でまず多重化を解かれ、画像信号、音声信号、低速デ
ータ信号に分離される。画像信号は画像処理部53で各
会議端末12−1〜12−nからの画像を一枚の画像信
号に合成されて回線インタフェース部51に送られる。
音声信号は音声処理部54で各会議端末12−1〜12
−nからの音声を加算して一つの音声信号に合成され、
回線インタフェース部51に送られる。合成された画像
信号、音声信号は回線インタフェース部51で再び低速
データ信号とともに多重化されて回線13を介して各会
議端末12−1〜12−nに送出される。会議室名登録
メモリ57は、センタ装置11に登録(接続)されてい
る会議室12−1〜12−nの名前や、センタ装置11
上で開催されているビデオ会議の会議名称等を記憶して
いる。発呼処理部52は、ビデオ会議の開催要求に基づ
いて会議室を呼び出す処理を行う。制御部56は装置全
体の動作を制御する。
【0011】このようにセンタ装置11が各ビデオ会議
端末12−1〜12−nからの画像データ、音声データ
を一度受信し、合成して再配信することによって複数の
ビデオ会議端末12−1〜12−n同士での相互接続が
可能となる。
【0012】もう一つの従来技術例として、図3はロー
カルエリアネットワーク上にある複数のビデオ会議端末
と、公衆網上のビデオ会議端末との間でビデオ会議を行
う場合の構成例であり、特開平6−303599号に開
示されている。
【0013】映像ネットワークノード装置103と、ベ
ースバンド映像・音声信号を入力し、その入力信号から
映像表示と音声再生を行い、映像ネットワークノード装
置103の制御機能を持つ端末ワークステーション11
0は、映像ネットワーク内に複数台設置されて相互間で
ビデオ会議を開催することができる。計算機LAN11
1には、端末ワークステーション110と映像ネットワ
ーク端末間での会議を制御する会議制御用ワークステー
ション113と、会議制御用ワークステーション113
からの要求で映像の接続/切断制御を行う映像ネットワ
ーク制御用ワークステーション101が接続されてい
る。映像ネットワーク伝送路112は複数の映像ネット
ワークノード装置103からのRF多重信号を伝送する
伝送路である。映像ネットワークゲートウェイ装置10
5は、映像ネットワークノード装置106と、映像ネッ
トワークノード装置106からのベースバンド映像信号
を1画面の映像信号に合成する画面合成部107と、ビ
デオ会議用通信機能付き映像音声符号化・復号装置(A
Vコーデック)108とを備える。映像ネットワークゲ
ートウェイ装置105には映像ネットワークノード装置
制御用兼AVコーデック装置接続制御用ワークステーシ
ョン109が接続されている。ビデオ会議端末120は
映像ネットワーク外部で公衆デジタル網114に接続さ
れたビデオ会議端末である。映像ネットワークノード装
置103は、映像・音声入出力手段としてビデオカメラ
と、映像表示機能とを備え、またビデオカメラで入力さ
れた映像・音声ベースバンド信号と、映像ネットワーク
伝送路112上で伝送されるRF多重信号との間の変復
調器とを備える。
【0014】次に、図3に示す映像ネットワーク内の端
末ワークステーション間で開催されているビデオ会議
と、映像ネットワーク外部のビデオ会議端末120とを
映像接続する場合の動作を説明する。まず、複数の映像
ネットワークノード装置103と、映像ネットワークゲ
ートウェイ装置105の映像ネットワークノード装置1
06との間はRF多重化された映像信号として映像ネッ
トワーク伝送路112上を伝送される。映像ネットワー
クノード装置106は、各端末103より伝送されてき
た映像信号を映像ネットワーク伝送路112より受信
し、画面合成部107に出力する。画面合成部107で
それぞれの映像の内容が一つの画面の中に分割して表示
されるような画面イメージの映像信号に合成される。こ
の映像信号はAVコーデック108で符号化され、外部
のビデオ会議端末120に送出される。
【0015】一方、外部のビデオ会議端末120から送
信されてくる映像信号は、AVコーデック108で復号
され、映像ネットワークノード装置106によって映像
ネットワーク伝送路112にRF多重化されて出力され
る。各端末ワークステーション110は、この映像信号
を受信することで映像ネットワーク外部のビデオ会議端
末120からの映像音声信号を表示再生することができ
る。
【0016】このような動作により、映像ネットワーク
の内部にある複数の端末ワークステーション110と、
外部のビデオ会議端末120との間で多地点接続ビデオ
会議を実現している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、図2
の従来技術の例のように、ビデオ会議端末が公衆網に接
続されて利用される場合には、回線インタフェース部が
ビデオ会議を行う端末の全てに必須であることである。
その理由は、ビデオ会議端末がスタンドアロン構成で使
用されている場合には必要な全ての構成要素を端末内に
実装しておくことはやむを得ないが、いくつかの端末が
LAN上で接続され、サーバクライアント構成のような
クラスタシステムを構成している場合においてもそれぞ
れの端末の全てにモデムやTA等の回線インタフェース
部を実装することはシステム構成上不経済であるからで
ある。
【0018】第2の従来技術である図3の構成では、回
線インタフェース部を映像ネットワークゲートウェイ装
置に集約することでこの問題点を解決することが可能で
あるが、依然として次に述べる問題点については解決さ
れていない。
【0019】第2の問題点は、前記従来技術の最初の例
の構成では、ビデオ会議に参加しようとする全ての会議
端末と多地点接続制御装置が画像・音声の符号化・復号
を行うコーデック手段を実装している必要があること、
また第2の従来技術の例では、同様にビデオ会議に参加
する全ての会議端末と多地点接続制御装置が画像・音声
信号のRF多重化信号からの復調手段、RF多重化信号
への変調手段を実装している必要があることである。
【0020】コーデックは元々、公衆網上に画像映像信
号伝送に必要な広帯域の伝送路を確保できないビデオ会
議システムにおいて、伝送データ量を圧縮符号化し効率
よくデータ伝送するために必要なものであり、またデー
タ圧縮符号化の方式を標準化しておくことで他のビデオ
会議システムとの相互接続性を確保するために必要な構
成要素である。
【0021】また、RF多重化信号への変復調手段は、
画像・音声信号を伝送するための専用のネットワークに
画像・音声信号を複数チャネル伝送するために必要な構
成要素である。
【0022】しかしながら、複数のビデオ会議端末間で
多地点接続会議を行おうとする場合、それぞれのビデオ
会議端末からの画像・音声信号を一つの画像・音声信号
に合成する必要があるが、この時の合成処理は圧縮符号
化されたデータの状態や、RF変調された信号の状態で
は困難であり、一旦元の画像・音声データに復号(もし
くはベースバンドの信号に復調)してから処理しなけれ
ばならない。よって前記従来技術例で示されるビデオ会
議システムにおける多地点接続制御手段は、画像・音声
信号の合成処理を行うために、前処理としての復号(ま
たは復調)手段と、後処理としての符号化(または変
調)手段の両方の備えていなければならない問題点があ
る。
【0023】本発明の目的は、ビデオ会議ネットワーク
内部のビデオ会議端末の装置構成が簡略化されたビデオ
会議システムを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオ会議シス
テムは、複数のビデオ会議端末とゲートウェイ装置がロ
ーカルエリアネットワークで接続され、該ゲートウェイ
装置に外部ビデオ会議端末が回線を経由して接続される
ビデオ会議システムにおいて、前記ローカルエリアネッ
トワークに接続されたビデオ会議端末は、画像信号を入
力し、入力された画像信号をデジタルデータに変換する
画像入力手段と、音声信号を入力し、入力された音声信
号をデジタルデータに変換する音声入力手段と、前記ゲ
ートウェイ装置からローカルエリアネットワークを経由
して受信したデジタル画像データを画像表示手段に表示
する画像出力手段と、前記ゲートウェイ装置からローカ
ルエリアネットワークを経由して受信したデジタル音声
データを音声再生手段に再生出力する音声出力手段とを
備え、前記ゲートウェイ装置は、外部ビデオ会議端末と
回線接続され、画像・音声データの送受信を行う回線イ
ンタフェース手段と、前記外部ビデオ会議端末からの画
像・音声データを受信して復号する画像・音声復号手段
と、前記外部ビデオ会議端末に画像・音声データを送信
する際の符号化処理を行う画像・音声符号化手段と、該
画像・音声復号手段により復号された画像・音声データ
とローカルエリアネットワークに接続された複数のビデ
オ会議端末からの画像・音声データとを1つの画像およ
び1つの音声に合成し、前記ローカルエリアネットワー
クと前記画像・音声符号化手段とに出力する多地点接続
制御手段とを備える。
【0025】本発明は、ビデオ会議ネットワークゲート
ウェイ装置(サーバ)と複数のビデオ会議端末(クライ
アント)をローカルエリアネットワーク(LAN)で接
続し、ビデオ会議ネットワーク内のビデオ会議端末間で
のビデオ会議に使用される映像情報を画像・音声データ
の形式でLAN経由で送受する構成とする。
【0026】ビデオ会議ネットワークと回線との間を接
続するゲートウェイ装置は、LAN上のサーバをも兼ね
ており、多地点接続制御手段において、ビデオ会議に参
加するLAN上の複数の会議端末からの画像・音声信号
データを一つの画像・音声に合成し、画像・音声符号化
手段において符号化処理を行った上で回線を介して接続
された遠隔地のビデオ会議端末に送出する。回線を介し
て接続されたビデオ会議端末から受信した画像・音声信
号データは、ゲートウェイ装置の画像・音声復号手段で
復号処理が行われ、その後多地点接続制御手段において
LAN上の各ビデオ会議端末に対し配送処理される。
【0027】LAN上のクライアント装置となるビデオ
会議端末は、端末に接続されたカメラ、マイクにより端
末利用者の画像・音声信号を入力し、画像・音声入力手
段においてディジタル化する。この画像・音声信号デー
タは、符号化等の処理を行わずにそのままデータストリ
ームとしてLANインタフェース手段を介してLAN上
に送出され、ゲートウェイ装置に送られる。
【0028】一方、回線を介して接続されたビデオ会議
端末から受信した画像・音声信号データは、ゲートウェ
イ装置で復号処理とLAN上の各端末への配送処理が行
われ、LAN経由で各端末に送られ、各端末のLANイ
ンタフェース手段が受信する。受信された画像・音声信
号データストリームは、既に復号処理が行われているの
で、そのまま画像・音声出力手段で表示再生される。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0030】図1は本発明の一実施形態のビデオ会議シ
ステムの構成図である。
【0031】本実施形態のビデオ会議システムは、複数
のビデオ会議端末2−1,2−2,…,2−nとゲート
ウェイ装置3がローカルエリアネットワーク(LAN)
で接続され、ゲートウェイ装置3に外部ビデオ会議端末
5が公衆網、専用線等の回線4を経由して接続されてい
る。ゲートウェイ装置3はビデオ会議端末2−1〜2−
nと共にサーバクライアントシステムを構成している。
【0032】ビデオ会議端末2−1〜2−nは、ビデオ
カメラ21とモニタディスプレイ22とマイクロホン2
3とスピーカ24と画像入出力部25と音声入出力部2
6とLANインタフェース部27と低速データ処理部2
8と制御部29で構成されている。
【0033】ビデオカメラ21は映像信号を入力する。
モニタディスプレイ22はゲートウェイ装置3より送信
されてきた画像信号を表示する。マイクロホン23は音
声信号を入力する。スピーカ24はゲートウェイ装置3
より送信されてきた音声信号を再生出力する。画像入出
力部25は画像入力手段と画像出力手段を構成し、ビデ
オカメラ21からの映像信号を取り込み、アナログ/デ
ジタル変換してビデオストリームデータを生成し、また
LAN1を経由して当該ビデオ会議端末に送信されてき
た画像ストリームデータを受け、デジタル/アナログ変
換してモニタディスプレイ22に送出し受信画像として
表示させる。音声入出力部26は音声入力手段と音声出
力手段を構成し、マイクロホン23からの音声信号を取
り込み、アナログ/デジタル変換して音声ストリームデ
ータを生成し、またLAN1を経由して当該ビデオ会議
端末に送信されてきた音声ストリームデータを受け、デ
ジタル/アナログ変換してスピーカ24に送出して受信
音声として再生出力する。LANインタフェース部27
は、当該テレビ会議端末のLAN1への接続とLAN1
と画像入出力部25および音声入出力部26との画像・
音声ストリームデータの授受を制御する。低速データ処
理部28は制御データを処理する。制御部29はLAN
インタフェース部27と低速データ処理部28を制御す
る。
【0034】ゲートウェイ装置3は回線インタフェース
部31と、画像コーデック32aと音声コーデック32
bを含むコーデック32と、画像処理部33aと音声処
理部33bと低速データ処理部33cを含む多地点接続
制御部(MCU:Multipoint Contro
l Unit)と、LANインタフェース部34と、制
御部35で構成されている。
【0035】回線インタフェース部31は回線インタフ
ェース手段を構成し、公衆網または専用線等の回線4を
介してビデオ会議ネットワークの外部にあるビデオ会議
端末5と接続されて、画像・音声データ等の送受信を行
う。画像コーデック33a、音声コーデック33bは画
像・音声符号化手段と画像・音声復号手段を構成し、回
線4経由で外部のビデオ会議端末5へ画像・音声データ
を送出する際に必要な符号化処理と、ビデオ会議端末5
から回線4を経由して受信される画像・音声データの復
号処理を行なう。多地点接続制御部33は多地点接続制
御手段を構成し、ビデオ会議ネットワーク内のビデオ会
議端末2−1〜2−n相互間の多地点接続、および外部
のビデオ会議端末5との間の多地点接続を制御する。L
ANインタフェース部34は、LAN1への接続と多地
点接続制御部33とのデータ授受を制御する。制御部3
5は回線インタフェース部31とLANインタフェース
部34を制御する。
【0036】次に、本実施形態の動作を説明する。 1)まず、ビデオ会議ネットワーク内のビデオ会議端末
2−1〜2−nの相互間で多地点接続ビデオ会議を開催
する場合の手順を説明する。
【0037】まず、制御部29から低速データ処理部2
8に対して、ビデオ会議端末2−1とゲートウェイ装置
3との間の通信チャネルを開設するよう、接続指示が発
行される。低速データ処理部28は、LAN1を介して
データ通信チャネル開設要求を発行し、これがゲートウ
ェイ装置3の低速データ処理部33cで受理され、この
間にデータ通信チャネルが開設される。
【0038】続いて制御部29からLANインタフェー
ス部27に対して、このデータ通信チャネルを通して画
像・音声ストリームデータ送受信チャネルの開設要求が
発行され、ビデオ会議端末2−1の画像入出力部25と
ゲートウェイ装置3の画像処理部33aとの間に画像ス
トリームデータ送受信チャネルが、同様に音声入出力部
26と音声処理部33bとの間に音声ストリームデータ
送受信チャネルがそれぞれ開設される。他のビデオ会議
端末2−2〜2−nについても同様に手順によりゲート
ウェイ装置3との間にそれぞれ画像・音声ストリームデ
ータ送受信チャネルを開設する。
【0039】各ビデオ会議端末側2−1〜2−nでは、
ここで開設された画像・音声ストリームデータ送受信チ
ャネルに対し、画像入出力部25からの画像ストリーム
データを、音声入出力部26からの音声ストリームデー
タをそれぞれ送信する。
【0040】次に、ゲートウェイ装置3の画像処理部3
3aでは、各ビデオ会議端末2−1〜2−nから画像ス
トリームデータ送受信チャネルを通し受信された各ビデ
オ端末2−1〜2−nの画像ストリームデータを1画面
の画像ストリームデータに合成した後、画像ストリーム
データ送受信チャネルを通して各ビデオ会議端末2−1
〜2−nに送信する。音声処理部33bでは、各ビデオ
会議端末2−1〜2−nから音声ストリームデータ送受
信チャネルを通し受信された各ビデオ会議端末2−1〜
2−nの音声ストリームデータを加算し、1本の音声ス
トリームデータに合成した後、音声ストリームデータ送
受信チャネルを通して各ビデオ会議端末2−1〜2−n
に送信する。
【0041】各ビデオ会議端末2−1〜2−n側では、
ゲートウェイ装置3から送信された上述の画像・音声ス
トリームデータを受信し、それぞれ画像入出力部25お
よび音声入出力部26を経由してモニタディスプレイ2
2に表示し、スピーカ24で再生する。
【0042】以上のような手順により、ビデオ会議ネッ
トワーク内のビデオ会議端末2−1〜2−n相互間での
多地点接続ビデオ会議を実現する。 2)次に、ビデオ会議ネットワーク内部で開催されてい
る多地点接続ビデオ会議に、外部のビデオ会議端末5が
参加する場合の手順を説明する。
【0043】まず、制御部35から低速データ処理部3
3cに対して、外部のビデオ会議端末5とゲートウェイ
装置3との間の通信チャネルを開設するよう、接続指示
が発行される。低速データ処理部33cは、回線インタ
フェース部31に対しビデオ会議端末5との間の回線4
を接続するよう、発呼処理が行われ、回線4がゲートウ
ェイ装置3に接続される。
【0044】ビデオ会議端末5とゲートウェイ装置3と
の間の回線4が接続されると、ビデオ会議端末5から送
信される画像データは低速の回線4を通すことができる
よう圧縮符号化されているため、回線インタフェース部
31で受信され、画像コーデック32aで復号処理され
て元の画像ストリームデータに復元される。復元された
ストリームデータは画像処理部33aに送られ、ビデオ
会議ネットワーク内のビデオ会議端末2−1〜2−nか
らの画像ストリームデータと併せて1画面の画像ストリ
ームデータに合成され、ビデオ会議端末2−1〜2−n
へ送信されると同時に画像コーデック32aで圧縮符号
化処理された後、回線4経由で外部のビデオ会議端末5
に送信される。ビデオ会議端末5ではこの符号化済み画
像データを受信し、復号して自端末のモニタディスプレ
イに表示する。
【0045】同様に、ビデオ会議端末5から送信される
音声データは低速の回線4を通すことができるよう圧縮
符号化されているため、回線インタフェース部31で受
信され音声コーデック32bで復号処理されて元の音声
ストリームデータに復元される。復元された音声ストリ
ームデータは音声処理部33bに送られ、ビデオ会議ネ
ットワーク内のビデオ会議端末2−1〜2−nからの音
声ストリームデータと加算されて1つの音声ストリーム
データに合成され、ビデオ会議端末2−1〜2−nへ送
信されると同時に音声コーデック32bで圧縮符号化処
理された後、回線4経由で外部のビデオ会議端末5に送
信される。ビデオ会議端末5ではこの符号化済み音声デ
ータを受信し、復号して自端末のスピーカ等に再生出力
する。
【0046】以上のような手順により、ビデオ会議ネッ
トワーク内部、および外部のビデオ会議端末5相互間の
多地点接続によるビデオ会議が実現する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果がある。 1)画像・音声コーデック手段をビデオ会議ネットワー
クのゲートウェイ装置上に設け、クライアント側ビデオ
会議端末との画像・音声信号の送受信をローカルエリア
ネットワーク上でストリームデータとしてやり取りする
構成とすることにより、クライアント側ビデオ会議端末
の画像・音声コーデック手段を省き、また、ビデオ会議
ネットワークの外部にあるビデオ会議端末とのインタフ
ェース手段をローカルエリアネットワークのゲートウェ
イ装置上に設け、クライアント側ビデオ会議端末との接
続はこのゲートウェイ装置上の外部回線接続インタフェ
ースを通して行うことで、クライアント側ビデオ会議端
末の外部回線接続インタフェース手段を省くことができ
るため、ビデオ会議ネットワーク内部のビデオ会議端末
の装置構成を簡略化し、比較的性能の低い装置であって
も、必量最小限の画像・音声入出力手段を組み込むだけ
でビデオ会議システムを構築することが可能となる。 2)画像・音声コーデックの符号化/復号処理は一般に
処理量が大きく、ソフト的処理では処理のリアルタイム
性を確保できない場合もあるため、多くのビデオ会議シ
ステムでは専用ハードウェアにより処理している。本発
明では、端末間でこの符号化/復号処理を行わない構成
とすることで、ビデオ会議端末の画像・音声ストリーム
の送受信、および表示再生に係る処理性能を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態のビデオ会議システムの構成
図である。
【図2】ビデオ会議システムの従来例の構成図である。
【図3】ビデオ会議システムの他の従来例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 LAN 2−1〜2−n ビデオ会議端末 21 カメラ 22 ディスプレイ 23 マイクロホン 24 スピーカ 25 画像入出力部 26 音声入出力部 27 LANインタフェース部 28 低速データ処理部 29 制御部 3 ゲートウェイ装置 31 回線インタフェース部 32 コーデック 32a 画像コーデック 32b 音声コーデック 33 MCU(多地点接続制御部) 33a 画像処理部 33b 音声処理部 33c 低速データ処理部 34 LANインタフェース部 35 制御部 4 回線 5 ビデオ会議端末 11 センタ装置 12−1〜12−n 会議室 41 カメラ 42 ディスプレイ 43 マイクロホン 44 スピーカ 45 画像処理部 46 音声処理部 47 低速データ処理部 48 回線インタフェース部 49 制御部 50 操作部 51 回線インタフェース部 52 発呼制御部 53 画像処理部 54 音声処理部 55 低速データ処理部 56 制御部 57 会議室名登録メモリ 101 映像ネットワーク制御用ワークステーション 103 映像ネットワークノード装置 105 映像ネットワークゲートウェイ装置 106 映像ネットワークノード装置 107 画面合成部 108 AVコーデック 109 AVコーデック制御用ワークステーション 110 ワークステーション 111 計算機LAN 112 映像ネットワーク伝送路 113 会議制御用ワークステーション 114 公衆デジタル網 120 ビデオ会議端末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビデオ会議端末とゲートウェイ装
    置がローカルエリアネットワークで接続され、該ゲート
    ウェイ装置に外部ビデオ会議端末が回線を経由して接続
    されるビデオ会議システムにおいて、 前記ローカルエリアネットワークに接続されたビデオ会
    議端末は、画像信号を入力し、入力された画像信号をデ
    ジタルデータに変換する画像入力手段と、音声信号を入
    力し、入力された音声信号をデジタルデータに変換する
    音声入力手段と、前記ゲートウェイ装置から前記ローカ
    ルエリアネットワークを経由して受信したデジタル画像
    データを画像表示手段に表示する画像出力手段と、前記
    ゲートウェイ装置からローカルエリアネットワークを経
    由して受信したデジタル音声データを音声再生手段に再
    生出力する音声出力手段とを備え、 前記ゲートウェイ装置は、前記外部ビデオ会議端末と回
    線接続され、画像・音声データの送受信を行う回線イン
    タフェース手段と、前記外部ビデオ会議端末からの画像
    ・音声データを受信して復号する画像・音声復号手段
    と、前記外部ビデオ会議端末に画像・音声データを送信
    する際の符号化処理を行う画像・音声符号化手段と、該
    画像・音声復号手段により復号された画像・音声データ
    と前記ローカルエリアネットワークに接続された複数の
    ビデオ会議端末からの画像・音声データとを1つの画像
    および1つの音声に合成し、前記ローカルエリアネット
    ワークと前記画像・音声符号化手段とに出力する多地点
    接続制御手段とを備えることを特徴とするビデオ会議シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記画像・音声復号手段と前記画像・音
    声符号化手段として画像コーデック、音声コーデックを
    有する、請求項1記載のビデオ会議システム。
JP8298531A 1996-11-11 1996-11-11 ビデオ会議システム Pending JPH10145765A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000050081A (ko) * 2000-05-15 2000-08-05 고성욱 랜을 이용한 원격화상 회의장치
JP2007507190A (ja) * 2003-05-24 2007-03-22 ジーティーエックス グローバル コーポレイション 会議システム
US7450149B2 (en) * 2002-03-25 2008-11-11 Polycom, Inc. Conferencing system with integrated audio driver and network interface device
JP2009038832A (ja) * 2008-10-20 2009-02-19 Sony Corp データ伝送方法およびデータ伝送システム

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