JPH10142071A - 測温体装置 - Google Patents

測温体装置

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Publication number
JPH10142071A
JPH10142071A JP31425296A JP31425296A JPH10142071A JP H10142071 A JPH10142071 A JP H10142071A JP 31425296 A JP31425296 A JP 31425296A JP 31425296 A JP31425296 A JP 31425296A JP H10142071 A JPH10142071 A JP H10142071A
Authority
JP
Japan
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temperature
temperature measuring
control
sensing element
measuring element
Prior art date
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Pending
Application number
JP31425296A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hishikari
功 菱刈
Mitsuo Ishige
光雄 石毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Chino Corp filed Critical Chino Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成で、温度制御等を容易とした測温体
装置を提供することである。 【解決手段】発熱体を兼ねた測温体1と、この測温体に
電源ACを供給するか又はこの測温体1で測温するかを
切換えるスイッチ手段4とを備え、また、スイッチ手段
4、制御手段5、操作手段6を含む測定部10を、測温
体1と一体的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発熱体で液体等
を加熱制御するような測温体を用いた装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒータ等の発熱体で液体等の制御
対象を加熱制御する場合、熱電対、測温抵抗体等の温度
センサで温度測定を行い、この測定値と設定値とを調節
計で比較して制御信号を発生し、サイリスタ、SSR等
の操作手段を駆動操作して発熱体に供給する電源を断続
し、液体等の制御対象が所定の温度となるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、通常の温
度測定、温度制御では、温度センサ、調節計、操作手段
等々を別々に用意して、組合せなけらばならず、装置構
成数が多く、組合せ、取扱いが繁雑となる問題点があ
る。
【0004】この発明の目的は、以上の点に鑑み、簡易
な構成で、温度制御等を容易とした測温体装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、発熱体を兼
ねた測温体と、この測温体に電源を供給するか又はこの
測温体で測温するかを切換えるスイッチ手段とを備える
ようにした測温体装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例を示
す構成説明図である。図1において、1はシース熱電対
のような測温体で、先端の測温部1aを含め、容器3に
収容された水、油、てんぷら油等の液体の制御対象2に
挿入される。この測温体1は、シースとしての保護管1
1内に無機絶縁物12を介して異種金属の熱電対線13
を挿入してスエージング等で減径加工してなるもので、
先端が測温部1aで、熱電対線13がヒータとしての発
熱体を兼ねている。保護管11内に無機絶縁物12が緊
密に内封されているので熱伝導が良好で、熱電対線11
の発熱は制御対象2に伝達され、制御対象2と測温体1
とは良好に等温とされる。
【0007】そして、この測温体1には、一体的に測定
部10が設けられ、測温体1に電源ACを供給するか又
はこの測温体1で測温するかを切換えるスイッチ手段等
を含んでいる。また、測温体1の測定値と所望の設定値
SVとを比較し操作手段を操作して測温体1に供給する
電源ACを断続するための制御信号を発生する制御手段
等も含まれている。
【0008】図2(a)は、やや詳細な構成説明図を示
す。図において、発熱体を兼ねた測温体に1に一体的等
に設けられた測定部10に、測温体1に接続しこの測温
体1に電源ACを供給するか又はこの測温体1で測温す
るかを切換えるスイッチ手段4が設けられている。この
スイッチ手段4は、測温体1に接続するコモン接点C
1,C2、このコモン接点C1,C2と接続する接点S
1,S2,S3,S4を備えている。測定時はコモン接
点C1,C2は接点S1,S3と接続し、制御手段5で
測温体1からの測定信号を取り込み、測定した測定値と
所望の設定値SVとを比較し制御信号を発生する。制御
時はコモン接点C1,C2は接点S2,S4と接続し、
操作手段6を介して電源ACがを測温体1に供給され
る。この操作手段6は、制御手段5からの制御信号で、
開閉駆動操作される。
【0009】スイッチ手段4の切換制御は制御手段5で
行われ、図2(a)で示すように、電源ACの交流電圧
の一定期間中のオン・オフ時間を分周点弧制御するとす
ると、オン期間Cではない操作手段6から測温体1に電
源ACの電圧が供給されないオフ期間Mに測定を行うよ
うにし、このオン期間C又はオフ期間Mに対応して、ス
イッチ手段4を切換制御する。なお、図示しないが制御
手段5は、電源ACの電圧の位相角情報を検出して制御
を行っている。
【0010】また、このスイッチ手段4をサンプリング
スイッチとし、常時測温体1に供給するようにした電源
ACの交流電圧のゼロクロス点付近mのときに駆動し
て、測温体1の信号を制御手段5で取り込み、電源電A
Cの影響を軽減して、測温・制御するようにしてもよ
い。
【0011】なお、発熱体を兼ねる測温体1として、シ
ースとしての保護管に挿入された熱電対の他に、抵抗値
変化から測温ができる抵抗体を用いるようにしてもよ
い。更に、上記測温体1として、熱伝導が十分な場合、
無機絶縁物のない保護管に挿入された熱電対を用いても
よく、又、空気中の加熱の場合等、保護管のない裸の熱
電対のみを用いるようにしてもよく、どのような構成で
もよい。また、測温体1の熱で加熱される制御対象2
は、液体等が好適で、温水器、油の予熱、天ぷら油の加
熱制御等に用いることができる。
【0012】又、測温体1が発熱すると、この熱が時間
遅れをもって、制御対象2に伝わる場合、測定のタイミ
ングは、加熱開始時から所定時間後に測定をするように
すればよく、又は測温体1と制御対象2とが等温となる
時間等を実験的に求めて測定、加熱の時期、程度、タイ
ミングを定めれば良い。
【0013】
【発明の効果】この発明は、発熱体を兼ねた測温体と、
この測温体に電源を供給するか又はこの測温体で測温す
るかを切換えるスイッチ手段とを備えるようにした測温
体装置である。このため、温度センサとヒータ等の発熱
体を別々に用意して設ける必要がなく、装置構成が少な
くて済み、簡易な構成で、取扱いが簡単で、温度測定・
制御が容易である。また、スイッチ手段、操作手段、制
御手段等を測温体に一体的に設けるようにすると、測
温、制御、操作等が小型・コンパクトに実現できる。ま
た、制御手段は操作手段から測温体に電源が供給されな
い期間又はゼロクロス点付近で測温するようにすると、
測温、制御のタイミングが良好で、正確なものとなる。
また、測温体による制御対象として液体を用いると、温
水器、油の予熱、天ぷら油の加熱制御等に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 測温体 2 制御対象 3 容器 4 スイッチ手段 5 制御手段 6 操作手段 10 測定部 11 保護管 12 無機絶縁物 13 熱電対線 AC 電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体を兼ねた測温体と、この測温体に電
    源を供給するか又はこの測温体で測温するかを切換える
    スイッチ手段とを備えた測温体装置。
  2. 【請求項2】測温体の測定値と設定値とを比較し制御信
    号を発生し操作手段を操作して測温体に供給する電源の
    断続を行うための制御手段を備えた請求項1記載の測温
    体装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は操作手段から測温体に電源
    が供給されない期間又はゼロクロス点付近で測温するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の測温体装
    置。
  4. 【請求項4】前記測温体による制御対象として液体を用
    いたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載の測温体装置。
  5. 【請求項5】前記測温体として、シースに挿入された熱
    電対又は抵抗体を用いたことを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載の測温体装置。
  6. 【請求項6】前記スイッチ手段、制御手段、操作手段を
    含む測定部を、測温体に一体的に設けた請求項1から請
    求項5のいずれかに記載の測温体装置。
JP31425296A 1996-11-11 1996-11-11 測温体装置 Pending JPH10142071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31425296A JPH10142071A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 測温体装置

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JP31425296A JPH10142071A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 測温体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10142071A true JPH10142071A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18051119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31425296A Pending JPH10142071A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 測温体装置

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JP (1) JPH10142071A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146346A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Yamatake Corp 状態監視装置

Cited By (1)

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