JPH10137304A - 健康椅子 - Google Patents

健康椅子

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JPH10137304A
JPH10137304A JP8315427A JP31542796A JPH10137304A JP H10137304 A JPH10137304 A JP H10137304A JP 8315427 A JP8315427 A JP 8315427A JP 31542796 A JP31542796 A JP 31542796A JP H10137304 A JPH10137304 A JP H10137304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
health
seat surface
guide shaft
shape
health chair
Prior art date
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Pending
Application number
JP8315427A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Arao
和秀 荒尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONSHISU KK
Original Assignee
KONSHISU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KONSHISU KK filed Critical KONSHISU KK
Priority to JP8315427A priority Critical patent/JPH10137304A/ja
Publication of JPH10137304A publication Critical patent/JPH10137304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】時間と場所の制限を受けることが少なく、簡便
に身体の重心位置を動かして全身の筋肉を緩め、健康の
増進に寄与することができる健康椅子を提供する。 【解決手段】座面、ひじ部及び脚部を有する椅子であっ
て、座面が8の字形に揺動し、ひじ部が固定されてなる
ことを特徴とする健康椅子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康椅子に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、座面が8の字形に揺動
し、身体の重心位置を動かし、全身の筋肉を弛緩させる
ことにより、健康の増進に寄与することができる健康椅
子に関する。
【0002】
【従来の技術】身体の重心位置を動かして刺激を与える
ことにより、全身の筋肉が緩み、疲労を回復し、健康を
増進することができると言われている。従来は、身体の
重心位置を動かして有用な刺激を与えるためには、もっ
ぱら運動にたよっていた。しかし、運動は熟達したトレ
ーナーの指導のもとに行う必要があり、運動を行うため
の時間及び場所を確保することも、多くの人々にとって
は必ずしも容易ではなかった。そのため、時間と場所を
とらず、簡便に身体の重心位置を動かして適切な刺激を
与えることができる健康器具の開発が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、時間と場所
の制限を受けることが少なく、簡便に身体の重心位置を
動かして全身の筋肉を緩め、健康の増進に寄与すること
ができる健康椅子を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、座面が8の字形に
揺動する椅子に座ることにより、身体の重心位置を動か
して全身の筋肉を緩め、疲労を回復し健康を増進するこ
とができることを見いだし、さらに、平歯車と三連レバ
ーとストッパーを組み合わせた機構により、機械的に8
の字形に揺動することが可能となることを見いだして、
これらの知見に基づいて本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、(1)座面、ひじ部及び脚部を有す
る椅子であって、座面が8の字形に揺動し、ひじ部が固
定されてなることを特徴とする健康椅子、(2)8の字
形を構成する2個の円の直径が、1〜100mmである第
(1)項記載の健康椅子、及び、(3)座面がX−Y方向
にスライドする状態で支持台上に設けられ、座面に接続
された誘導軸が、支持台に空けられた穴を通って下方に
伸び、誘導軸の先端が、押棒を備えた1組の平歯車、誘
導ケーシング、平歯車の噛み合いを挟んで対向する三連
レバー及びストッパーからなる誘導装置内に位置し、誘
導軸の先端が押棒で押されることにより8の字形に揺動
する第(1)項又は第(2)項記載の健康椅子、を提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の健康椅子は、座面、ひじ
部及び脚部を有する椅子であって、座面が8の字形に揺
動するものである。8の字形の揺動方向には特に制限は
なく、例えば、間口方向に揺動することができ、奥行方
向に揺動することができ、あるいは任意の斜め方向に揺
動することができる。本発明の健康椅子には、必要に応
じて背もたれを設けることができる。背もたれを設けた
場合、背もたれはひじ部と同様に固定されいることが好
ましい。図1(a)は、本発明の健康椅子の一態様の正面
図であり、図1(b)、図1(c)及び図1(d)は平面図で
ある。本態様の健康椅子は、座面1がX−Y方向にスラ
イドする状態で支持台2上に設けられ、座面に接続され
た誘導軸3が、支持台に空けられた穴を通って下方に伸
びている。支持台の両端には、1組のひじ部4が固定さ
れている。誘導軸の先端は、脚部5に固定された誘導装
置6内に位置し、誘導軸が8の字形に誘導されることに
より、座面が平面図に記号「∞」で示した方向に8の字
形に揺動する。図1(b)に示す健康椅子の座面は間口方
向に8の字形に揺動し、図1(c)に示す健康椅子の座面
は奥行方向に揺動し、図1(d)に差雌健康椅子の座面は
斜め方向に揺動する。本態様の健康椅子には背もたれ7
が設けられていて、ひじ部と同様に支持台に固定されて
いる。本発明の健康椅子に座って座面を8の字形に揺動
することにより、身体の重心位置が動かされ、全身の筋
肉が緩んで健康増進の効果が発揮される。
【0006】本発明の健康椅子において、座面が揺動す
る8の字形を構成する2個の円の直径は、1〜100mm
であることが好ましく、5〜40mmであることがより好
ましい。8の字形を構成する2個の円の直径が1mm未満
であると重心位置の移動量が少なく、健康増進の効果が
十分に発揮されないおそれがある。8の字形を構成する
円の直径が100mmを超えると、揺動する距離が大き
く、身体にかかる負担が大きくなって、かえって健康を
損なうおそれがある。本発明の健康椅子において、座面
を8の字形に揺動させる方法には特に制限はなく、例え
ば、コンピューター制御により8の字形に揺動させるこ
とができ、あるいは、機械的な方法で8の字形に揺動さ
せることができる。これらの方法の中で、モーターの回
転運動を機械的な方法により8の字形の運動に変換する
方法は、高価な装置を必要とせず、本発明の健康椅子を
経済的に製造することができるので、特に好適に使用す
ることができる。
【0007】図2(a)は、本発明の健康椅子に使用する
ことができる、回転運動を8の字形の運動に変換する装
置の部分断面図であり、図2(b)は、その平面図であ
る。モーターの回転運動は、ベルトによってプーリー8
に伝達され、プーリーが回転する。プーリーの回転運動
は、回転軸9により平歯車A10に伝達される。平歯車
Aの上面には、中心軸11及び押棒12が設けられてい
る。平歯車Aは、平歯車B13と噛み合い、平歯車Bに
回転運動を伝達する。平歯車Bにも、平歯車Aと同様
に、中心軸11及び押棒12が設けられている。図2
(b)において、平歯車Aは、時計回りに回転し、平歯車
Bは反時計回りに回転する。平歯車A及び平歯車Bは、
8の字形の空間を有する誘導ケーシング14に収められ
ている。平歯車の中心軸と誘導ケーシングの壁の間の空
間15は、座面に接続された誘導軸の先端16が、ちょ
うど嵌まり合う幅となっている。誘導軸の先端には、運
動時の摩擦を減少するためにベアリングなどを設けるこ
とが好ましい。
【0008】図2(b)、図3(a)及び図3(b)により、
回転運動を8の字形の運動に変換する機構を説明する。
本装置においては、平歯車の噛み合いを挟んで、一方の
側に三連レバー17を、他方の側にはストッパー18を
設ける。三連レバーは、レバーA19、レバーB20及
びレバーC21の3本のレバーが、連結バー22によっ
て連結されている。図2(b)の状態において、平歯車B
が反時計回りに回転すると、誘導軸の先端16は押棒1
2により押されて、中心軸と誘導ケーシングの壁の間の
空間を反時計回りに移動し、その際レバーA19を右方
へ押しのけて通過する。三連レバーを構成する3本のレ
バーは連結バー22により連結されているので、レバー
の支点23より先の部分は、3本ともに右方へ移動して
図3(a)に示す状態となる。図3(a)に示す状態より、
誘導軸の先端16が、なおも押棒12により押されて反
時計回りに移動し、ストッパー18に達すると、誘導軸
の先端はストッパーを左方に押しのける。ストッパー
は、ピン24によって図3(b)の位置に止められるの
で、誘導軸の先端はそのまま左方へ移動することなく、
反時計回りの運動を続け、図3(b)に示す平歯車Aと平
歯車Bの間の位置に達する。このとき、三連レバーのレ
バーB20が、平歯車B側への通路を塞いでいるので、
誘導軸の先端は平歯車A側へ移り、時計回りの運動を始
める。
【0009】誘導軸の先端が、レバーC21を左方へ押
しのけると、三連レバーが移動して、レバーBが平歯車
A側への通路を塞ぎ、平歯車B側への通路が開かれた状
態となる。誘導軸の先端が、平歯車Aに設けられた押棒
に押されて時計回りの運動を続け、ストッパー18に達
すると、ストッパーは右方に押しのけられて平歯車Bへ
の通路を塞ぐので、誘導軸の先端は、平歯車Aと平歯車
Bの間を通過して図2(b)の位置に戻り、以下同じ運動
を繰り返して8の字形に揺動する。本発明の健康椅子に
おいては、誘導軸は座面に接続され、座面はX−Y方向
にスライドする状態で支持台上に設けられているので、
誘導軸の先端の動きは正確に座面に伝達され、座面は誘
導軸の先端と同じ8の字形に揺動する。
【0010】本発明の健康椅子において、座面の8の字
形の揺動の周期には特に制限はなく、使用者の健康状
態、使用目的などに応じて適宜選定することができる
が、通常は1分間に1〜50回8の字形を描くよう揺動
することが好ましく、10〜25回8の字形を描くよう
揺動することがより好ましい。揺動回数が1分間に1回
未満であると、健康増進の効果が十分に発揮されないお
それがある。揺動回数が1分間に50回を超えると、乗
り物酔いのような状態になるおそれがある。本発明の健
康椅子において、図2及び図3に示す装置を用いた場合
は、8の字形の揺動の周期は、モーターの回転数及びプ
ーリーの径を適宜選択することにより、あるいは、必要
に応じて減速機を使用することにより、目的とする周期
に調整することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の健康椅子によれば、熟達したト
レーナーの指導による訓練を必要とせず、場所や時間の
制限を受けることが少なく、容易に身体の重心位置を動
かし、全身の筋肉を緩め、疲労を回復し健康を増進する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の健康椅子の一態様の正面図及
び平面図である。
【図2】図2は、回転運動を8の字形の運動に変換する
装置の部分断面図及び平面図である。
【図3】図3は、回転運動を8の字形の運動に変換する
装置の機構説明図である。
【符号の説明】
1 座面 2 支持台 3 誘導軸 4 ひじ部 5 脚部 6 誘導装置 7 背もたれ 8 プーリー 9 回転軸 10 平歯車A 11 中心軸 12 押棒 13 平歯車B 14 誘導ケーシング 15 空間 16 誘導軸の先端 17 三連レバー 18 ストッパー 19 レバーA 20 レバーB 21 レバーC 22 連結バー 23 支点 24 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座面、ひじ部及び脚部を有する椅子であっ
    て、座面が8の字形に揺動し、ひじ部が固定されてなる
    ことを特徴とする健康椅子。
  2. 【請求項2】8の字形を構成する2個の円の直径が、1
    〜100mmである請求項1記載の健康椅子。
  3. 【請求項3】座面がX−Y方向にスライドする状態で支
    持台上に設けられ、座面に接続された誘導軸が、支持台
    に空けられた穴を通って下方に伸び、誘導軸の先端が、
    押棒を備えた1組の平歯車、誘導ケーシング、平歯車の
    噛み合いを挟んで対向する三連レバー及びストッパーか
    らなる誘導装置内に位置し、誘導軸の先端が押棒で押さ
    れることにより8の字形に揺動する請求項1又は請求項
    2記載の健康椅子。
JP8315427A 1996-11-12 1996-11-12 健康椅子 Pending JPH10137304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8315427A JPH10137304A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 健康椅子

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JP8315427A JPH10137304A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 健康椅子

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JPH10137304A true JPH10137304A (ja) 1998-05-26

Family

ID=18065252

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JP8315427A Pending JPH10137304A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 健康椅子

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JP (1) JPH10137304A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325999A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Matsushita Electric Works Ltd 運動補助装置
JP2007029193A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 運動装置
JP2007044142A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Fuji Iryoki:Kk 運動装置
JP2008068123A (ja) * 2007-11-16 2008-03-27 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 運動装置
JP2017023327A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社ヴェリテ 股関節運動補助器具

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