JPH10136479A - 耳装着型の音情報伝達器 - Google Patents

耳装着型の音情報伝達器

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JPH10136479A
JPH10136479A JP28943196A JP28943196A JPH10136479A JP H10136479 A JPH10136479 A JP H10136479A JP 28943196 A JP28943196 A JP 28943196A JP 28943196 A JP28943196 A JP 28943196A JP H10136479 A JPH10136479 A JP H10136479A
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concha
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宗浩 ▲まつ▼田
Munehiro Matsuda
Masahiko Fujita
柾彦 藤田
Isao Ito
勲 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耳装着型の音情報伝達器の装着安定性を高め
る。 【解決手段】 耳甲介腔部Yに挿着する本体部MEと、
この本体部MEから延出して耳甲介腔部Yの外部に位置
する付帯部PEと、本体部MEと付帯部PEとの境界部
付近から延出して本体部MEとの間で耳甲介腔部Yの縁
部Yfを挟持する弾性変位可能な挟持部CEとを器体に
設け、この器体に対する装着状態において、挟持部CE
のうち耳甲介腔部Yの縁部Yfに対向する部分に当て部
Aを位置させる、又は、挟持部CEと付帯部PEとの間
に詰め部Tを挟み込み位置させることにより、耳甲介腔
部Yの縁部Yfに対する本体部MEとの間の挟持間隔を
小さくする、又は、その挟持間隔が拡大する側への前記
挟持部CEの弾性変位の剛性を高くする着脱操作自在な
挟持補強具Hを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人の耳に装着する耳
装着型の音情報伝達器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の音情報伝達器では耳への安定装
着が望まれることから、図10に示す如く、耳甲介腔部
Yへ挿着する本体部MEとともに、この本体部MEとの
間で耳甲介腔部Yの縁部Yfを挟持する挟持部CEを器
体に設け、この挟持により耳への安定装着を図ったもの
を先に提案した(特願平8−107211号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この挟持部C
Eの付設により耳への装着の安定性は全体としてかなり
向上したが、人によって耳の形状は多様であるため、挟
持対象である耳甲介腔部Yの縁部Yfが薄い人や、耳甲
介腔部Yが大きくて本体部MEの挿着そのものが一般よ
り不安定な人については、挟持が不十分で装着安定性の
向上が期待ほどは得られない場合があり、この点、未だ
改善の余地があった。
【0004】以上の実情に対し、本発明の主たる課題
は、合理的な補助具の付加により、挟持部だけでは挟持
が不十分な人についても、満足な装着安定性を簡便に得
られるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔1〕請求項1記載の発明では、器体が、耳甲介腔部に
挿着する本体部と、この本体部との間で耳甲介腔部の縁
部を挟持する挟持部とを備えるのに対し、この器体に挟
持補強具を装着して、この挟持補強具に具備の当て部を
器体における挟持部のうち耳甲介腔部の縁部に対向する
部分に位置させることで、この当て部をもって、耳甲介
腔部の縁部に対する本体部との間の挟持間隔を小さく
し、これにより、耳甲介腔部の縁部に対する挟持を強く
する。
【0006】したがって、挟持部だけでは挟持が不十分
な人は、この挟持補強具を器体に装着するだけで簡便に
耳甲介腔部の縁部に対する挟持を強くして満足な装着安
定性を得ることができ、また逆に、挟持部だけで十分な
挟持が得られる人については、この挟持補強具を器体か
ら取り外した状態で使用することで、挟持が強すぎて不
快感を生じるといったことなく、満足な装着安定性を得
ることができる。
【0007】〔2〕請求項2記載の発明では、器体が、
耳甲介腔部に挿着する本体部と、この本体部から延出し
て耳甲介腔部の外部に位置する付帯部と、本体部と付帯
部との境界部付近から延出して本体部との間で耳甲介腔
部の縁部を挟持する弾性変位可能な挟持部とを備えるの
に対し、この器体に挟持補強具を装着して、この挟持補
強具に具備の詰め部を器体における挟持部と付帯部との
間に挟み込み位置させることで、この詰め部をもって、
本体部との間の挟持間隔が拡大する側への挟持部の弾性
変位の剛性を高くし、これにより、耳甲介腔部の縁部に
対する挟持を強くする。
【0008】したがって、前記した請求項1記載の発明
と同様、挟持部だけでは挟持が不十分な人は、この挟持
補強具を器体に装着するだけで簡便に耳甲介腔部の縁部
に対する挟持を強くして満足な装着安定性を得ることが
でき、また逆に、挟持部だけで十分な挟持が得られる人
については、この挟持補強具を器体から取り外した状態
で使用することで、挟持が強すぎて不快感を生じるとい
ったことなく、満足な装着安定性を得ることができる。
【0009】〔3〕請求項3記載の発明では、器体が、
耳甲介腔部に挿着する本体部と、この本体部から延出し
て耳甲介腔部の外部に位置する付帯部と、本体部と付帯
部との境界部付近から延出して本体部との間で耳甲介腔
部の縁部を挟持する弾性変位可能な挟持部とを備えるの
に対し、この器体に挟持補強具を装着して、この挟持補
強具に具備の当て部を器体における挟持部のうち耳甲介
腔部の縁部に対向する部分に位置させ、かつ、同じく挟
持補強具に具備の詰め部を器体における挟持部と付帯部
との間に挟み込み位置させることで、これら当て部及び
詰め部をもって、耳甲介腔部の縁部に対する本体部との
間の挟持間隔を小さくするとともに、その挟持間隔が拡
大する側への挟持部の弾性変位の剛性を高くし、これに
より、耳甲介腔部の縁部に対する挟持を強くする。
【0010】したがって、前記した請求項1記載の発明
や請求項2記載の発明と同様、挟持部だけでは挟持が不
十分な人は、この挟持補強具を器体に装着するだけで簡
便に耳甲介腔部の縁部に対する挟持を強くして満足な装
着安定性を得ることができ、また逆に、挟持部だけで十
分な挟持が得られる人については、この挟持補強具を器
体から取り外した状態で使用することで、挟持が強すぎ
て不快感を生じるといったことなく、満足な装着安定性
を得ることができる。
【0011】また、本体部との間の挟持間隔を小さくす
ることと、その挟持間隔が拡大する側への挟持部の弾性
変位の剛性を高めることとの相乗作用をもって、耳甲介
腔部の縁部に対する挟持を強くするから、単に挟持間隔
を小さくするだけ、あるいは、単に挟持部の弾性変位の
剛性を高めるだけに比べ、より高い挟持強度を確実かつ
効果的に得ることができる。
【0012】〔4〕請求項4記載の発明では、挟持補強
具における前記詰め部を器体における挟持部と付帯部と
の間に挟み込んだ状態において、この詰め部による押圧
をもって、挟持部を耳甲介腔部の縁部に対する本体部と
の間の挟持間隔が小さくなる側へ弾性変位させるから、
挟持補強具を装着した際は、この挟持間隔の縮小と、詰
め部の基本機能として前述の如く挟持間隔が拡大する側
への挟持部の弾性変位の剛性を高くすることとの相乗作
用をもって、耳甲介腔部の縁部に対する高い挟持強度を
確実かつ効果的に得ることができる。
【0013】〔5〕請求項5記載の発明では、挟持補強
具に形成した嵌着部を器体の挟持部に外嵌状態で嵌着さ
せて、挟持補強具を器体に装着する構成とするから、す
なわち、挟持補強具の嵌着部を器体の挟持部に対し外嵌
状態に嵌め込むことで挟持補強具を器体に装着し、ま
た、この嵌め込みを外すことで挟持補強具を器体から取
り外すようにするから、器体に対する挟持補強具の着脱
を簡便に行うことができる。
【0014】〔6〕請求項6記載の発明では、挟持補強
具に形成した嵌着部を器体の付帯部に外嵌状態で嵌着さ
せて、挟持補強具を器体に装着する構成とするから、前
記した請求項5記載の発明と同様、器体に対する挟持補
強具の着脱を簡便に行うことができる。
【0015】〔7〕請求項7記載の発明では、挟持補強
具に形成した第1嵌着部を挟持部に外嵌状態で嵌着さ
せ、かつ、挟持補強具に形成した第2嵌着部を付帯部に
外嵌状態で嵌着させて、挟持補強具を器体に装着する構
成とすることにより、前記した請求項5記載の発明や請
求項6記載の発明と同様、器体に対する挟持補強具の着
脱を簡便に行うことができる。また、二つの嵌着部を器
体の二箇所に嵌着させて挟持補強具を装着するから、器
体に装着した挟持補強具の保持をより確実にすることが
できる。
【0016】〔8〕請求項8記載の発明では、挟持補強
具を器体に装着してその器体における本体部を耳甲介腔
部に挿着した状態で、挟持補強具を含む器体の重心が、
本体部と挟持部とで挟持する耳甲介腔部の縁部を支点と
して本体部を耳甲介腔部の内方向きに重力付勢する位置
に位置する構成とすることにより、装着した挟持補強具
の荷重も合わせ利用するこの器体荷重利用の耳甲介腔部
内方向きへの本体部付勢をもって装着安定性を向上で
き、挟持補強具の当て部や詰め部により前述の如く耳甲
介腔部の縁部に対する挟持を強くすることと相まって、
挟持部だけでは不十分な人に対する装着安定性を一層効
果的に高めることができる。
【0017】なお、以上の各発明の実施にあたっては、
次のイ.〜ト.の構成を選択的に採用することが好まし
い。
【0018】イ.前記当て部を弾性材で形成する。すな
わち、この構成によれば、当て部の弾性をもって耳甲介
腔部の縁部に対し当て部を良好にフィットさせることが
でき、これにより、装着安定性の向上を促進し得るとと
もに装着感覚を向上できる。また、当て部による挟持間
隔の縮小で挟持を強くするようにしながらも、当て部の
弾性をもって得られる融通により種々の耳形状に対する
挟持補強具の適用範囲を広くすることができる。
【0019】ロ.耳甲介腔部の縁部に対する前記当て部
の当接面を、上下中間部が耳甲介腔部の縁部の側へ膨出
する湾曲面に形成する。すなわち、この構成によれば、
当て部の膨出湾曲面を耳甲介腔部の縁部における外面側
の窪み部に入り込ませる形態で当て部を耳甲介腔部の縁
部に当接させて耳甲介腔部の縁部を挟持でき、これをも
って、装着安定性の向上を促進できる。
【0020】ハ.挟持補強具における前記詰め部を弾性
材で形成する。すなわち、この構成によれば、詰め部の
基本機能として挟持間隔が拡大する側への挟持部の弾性
変位の剛性を高くして挟持を強くするようにしながら
も、詰め部の弾性をもって挟持部の弾性変位機能を残す
状態で、挟持補強具の装着時も、挟持部を弾性的に耳甲
介腔部の縁部に当接させるようにして良好な装着感覚を
得ることができる。また、このように挟持部の弾性変位
機能を残すことで得られる融通により種々の耳形状に対
する挟持補強具の適用範囲を広くすることができる。
【0021】ニ.挟持補強具における前記詰め部をくさ
び形状に形成し、このくさび形状の先端側を先方にして
詰め部を器体における挟持部と付帯部との間へ差し込む
形態で、挟持補強具を器体に装着する構成とする。
【0022】すなわち、この構成によれば、くさび形状
によるくさび効果をもって、挟持部と付帯部との間への
詰め部の差し込みを容易にしながら、詰め部を挟持部と
付帯部との間に的確に挟み込み位置させることができ、
前述の如き詰め部の所期機能を確実に発揮させることが
できる。
【0023】ホ.本体部からの延出ケーブルを挿通する
パイプ部を前記の付帯部とし、挟持補強具を器体に装着
した状態において、挟持補強具の詰め部を、このパイプ
部と挟持部との間に挟み込み位置させる。
【0024】すなわち、器体において上記パイプ部は、
耳甲介腔部に挿着する本体部の耳外側端部から耳甲介腔
部の外側で下方向きに延出する形態となることから、耳
甲介腔部の縁部を本体部との間で挟持する挟持部とは極
近傍で隣合う位置関係となり、このことから、上記の如
くパイプ部を付帯部として、このパイプ部と挟持部との
間に挟持補強具の詰め部を挟み込み位置させる構成とす
ることで、詰め部そのものに要求される大きさを小さく
して、挟持補強具をコンパクトにすることができる。
【0025】また、挟持補強具に形成した嵌着部を付帯
部に嵌着させて挟持補強具を器体に装着する構成を採用
するについても、パイプ部を付帯部として、このパイプ
部に挟持補強具の嵌着部を嵌着させる構成とすれば、上
記の如くパイプ部と挟持部とが極近傍で隣合う位置関係
にあることに伴い、挟持補強具における詰め部と嵌着部
も極近傍で隣合う位置関係となり、これにより、挟持補
強具を一層効果的にコンパクト化できる。
【0026】ヘ.耳部の軟骨に伝わる骨伝導音声を検出
する送信用素子を前記本体部に装備する。すなわち、こ
の構成によれば、使用者自身の骨伝導音声を検出し電気
信号に変換して必要な所へ送信するといったことが可能
になる。
【0027】そして、この使用形態において、挟持補強
具を器体に装着すれば、器体の挟持部だけでは挟持が不
十分な人についても、耳甲介腔部の縁部に対する挟持を
強くして本体部と耳甲介腔部との接触圧を大きくし得る
ことにより、耳甲介腔部の表面に極微小な振動として伝
播する骨伝導音声を感度良く検出することができ、骨伝
導音声を良好に送信できるようになる。
【0028】また、前記した請求項8記載の発明に並行
して実施すれば、耳甲介腔部の内方向きへ本体部を重力
付勢することが、本体部と耳甲介腔部との接触圧を大き
くすることに寄与することから、骨伝導音声の検出感度
を一層効果的に向上させることができる。
【0029】ト.受信用のイヤホーンを前記本体部に装
備する。すなわち、この構成によれば、電気信号で送ら
れてくる音声などの音情報をイヤホーンからの放音で聴
取することができる。
【0030】そして、この使用形態において、挟持補強
具を器体に装着すれば、器体の挟持部だけでは挟持が不
十分な人についても、高い装着安定性を得られることで
良好な聴取状態を安定的に維持できるようになる。
【0031】また、前記したへ.の構成を並行して実施
すれば、耳甲介腔部への本体部の挿着だけで送信と受信
を行うことができ、人と人との通話に用いる場合、極め
てコンパクトな通話器を実現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】図5及び図6は骨伝導音声利用の
通話器を示し、器体には、図12に斜線で示す耳の耳甲
介腔部Yに装着する本体部MEと、付帯部として本体部
MEの耳外側端部から下方に延出して耳甲介腔部Yの外
部に位置させる電線挿通用のパイプ部PEと、これら本
体部MEとパイプ部PEとの境界部付近から舌片状に下
方へ延出する挟持部CEとを設けてあり、図10に示す
ように、耳への装着状態では、本体部MEを耳甲介腔部
Yへ挿着するに加え、本体部MEと挟持部CEとをもっ
て、これら両部ME,CEの間で耳甲介腔部Yの縁部Y
fを挟持することで、耳への装着の安定性を高めるよう
にしてある。
【0033】なお、耳甲介腔部Yの縁部Yfとは、同図
10及び図11に示すように、耳珠50と対珠51との
繋がり部に存在する延出部分のことである。
【0034】本体部MEは、互いに離間させて上下に配
置した第1及び第2ハウジング1,6を耳外側端部で支
持部材2に連結した二股構造にし、これら第1及び第2
ハウジング1,6のうち上部側の第2ハウジング6に受
信用イヤホーン8を内装支持することにより、通話相手
側からの音声信号を音声に変換して外耳道53へ向け出
力するイヤホーン部REを構成してある。4は受信用イ
ヤホーン8の前面を覆う状態で第2ハウジング6の耳内
側開口部に取り付けたプロテクタである。
【0035】また、イヤホーン部REを構成するにあた
り、第2ハウジング6は、受信用イヤホーン8から伝わ
る微振動を減衰させる制振手段VAとしての機能を兼ね
るように、黄銅などの比重の大きな金属で形成してあ
り、さらに、第2ハウジング6から支持部材2への微振
動伝播も抑止するように、第2ハウジング6は、プラス
チック材をベースとする粘弾性体からなる減衰部材3を
介して支持部材2に連結してある。
【0036】一方、本体部MEにおける第1ハウジング
1には、図5及び図8に示すように、耳甲介腔部Yの内
方側に位置させる大径部分1aと、この大径部分1aか
ら支持部材2にわたる小径部分1bとを形成してあり、
送信用素子として骨伝導音声検出用の圧電素子12を大
径部分1aに内装支持するとともに、電界効果型トラン
ジスタ13を搭載する基板10を小径部分1bに内装支
持することにより、人の耳部に伝わる骨伝導音声(発声
に伴い骨伝導により声帯から耳部に伝わる音声振動)を
検出する骨伝導音声ピックアップ部SEを構成してあ
る。
【0037】圧電素子12は、耳甲介腔部Yの表面から
第1ハウジング1(特に大径部分1a)に伝わる骨伝導
音声の振動に伴い振動させて圧電効果により骨伝導音声
の検出を行うように、その長手方向の一端のみを固定支
持した片持ち支持状態で大径部分1aに内装し、ケーブ
ル16により基板10の回路と電気接続してあり、この
圧電素子12には、電極となる金属板を挟んで2枚の圧
電セラミック材を張り合わせたバイモルフ型の圧電セラ
ミック素子を使用し、小型化とともに微弱振動である骨
伝導音声に対する検出感度の向上を図ってある。
【0038】また、圧電素子12の全体をシールドケー
ス15で覆うことによりS/N比(信号雑音比)の向上
を図り、このシールドケース15を第1ハウジング1で
覆うことにより外部からの傷害要因に対する保護を図っ
てある。
【0039】第1ハウジング1の大径部分1aのうち、
耳甲介腔部Yの底面Bに対する当接面部は、耳甲介腔部
Yの底面Bとの接触面積を極力大きく確保するように、
外耳道53に沿う方向視で耳甲介腔部Yの底面B側に膨
出する弧状の曲面形状に形成してあり、また、第1ハウ
ジング1は、ABC樹脂や塩化ビニル樹脂などの比較的
保湿性の高い材料で形成するとともに、表面を磨き鏡面
状に仕上げ、皮膚との密着性及び馴染み性の向上を図っ
てある。
【0040】図9は回路構成を示し、骨伝導音声信号と
しての圧電素子12の出力電圧を電界効果型トランジス
タ13によりインピーダンス変換及び増幅した上で送信
用ケーブル7へ出力し、また、受信用ケーブル9を介し
て入力する通話相手側からの音声信号を受信用イヤホー
ン8で音声信号に変換する。
【0041】送信用ケーブル7と受信用ケーブル9は一
線を共通線としてあり、図5及び図7に示す如く、受信
用ケーブル9は、受信用イヤホーン8から減衰部材3の
配線挿通孔3a及び支持部材2の配線挿通孔2aを介し
パイプ部PEに挿通してプラグ14に接続し、送信用ケ
ーブル7は、同じく支持部材2に形成の配線挿通孔(図
示せず)を介しパイプ部PEに挿通してプラグ14に接
続し、このプラグ14により、これら送受信用のケーブ
ル7,9を携帯電話やトランシーバなどの通信用機器に
接続するようにしてある。
【0042】つまり、以上の構成により、この通話器を
耳に装着した使用者が発声すると、その発声の際の声帯
振動が顎や頭蓋骨などを介し骨伝導音声として耳部に伝
わって、骨伝導音声ピックアップ部SEで圧電素子12
により検出され、そして、この圧電素子12で音声振動
に対応する電気信号に変換されて、プラグ14を接続し
た通話用機器により通話相手側へ送信される。
【0043】また、通話相手側からの音声信号が、プラ
グ14を接続した通話用機器からイヤホーン部REの受
信用イヤホーン8に入力され、そして、このイヤホーン
8で音声に変換されて外耳道53へ出力され鼓膜に達す
る。すなわち、この通話器を用いて通話を行うことによ
り、送信及び受信の双方について外部騒音の影響を殆ど
受けずに通話できるようにしてある。
【0044】本体部MEとの間で耳甲介腔部Yの縁部Y
fを挟持する舌片状の挟持部CEは、硬度50〜80の
ゴムや塩化ビニルなどの弾性材で形成して撓み形態での
弾性変位を可能にしてあり、これにより、耳甲介腔部Y
の縁部Yfに対する挟持を確実にしながら、耳甲介腔部
Yの縁部Yfに対する弾性的当接により良好な装着感覚
を得られるように、また、種々の耳形状に対し適切に挟
持できる対応可能範囲を広く確保するようにしてある。
【0045】さらに、この通話器では、耳甲介腔部Yの
縁部Yfが薄い人や、耳甲介腔部Yが大きくて本体部M
Eの挿着そのものが不安定な人で、挟持部CEだけでは
挟持が緩く装着が不安定な場合、図1〜図4に示す如
く、着脱自在な挟持補強具Hを器体に装着することで、
耳甲介腔部Yの縁部Yfに対する挟持を強くして満足な
装着安定性を得られるようにしてある。
【0046】この挟持補強具Hは、図2に示す如く二股
筒状のもので、ゴムや塩化ビニル、あるいは、スポンジ
などの弾性材で形成してあり、二股筒のうちの一方の第
1筒部h1を第1嵌着部として挟持部CEに外嵌状態で
嵌着させ、かつ、他方の第2筒部h2を第2嵌着部とし
てパイプ部PEに外嵌状態で嵌着させて、器体に装着す
る。
【0047】そして、第1筒部h1の横外側部分を挟持
間隔縮小用の当て部Aとして、器体への装着状態で、こ
の当て部Aを挟持部CEのうち耳甲介腔部Yの縁部Yf
に対向する面部分に位置させることにより、耳甲介腔部
Yの縁部Yfに対する本体部MEとの間の挟持間隔を小
さくし、また、第1及び第2筒部h1,h2の間の股部
分を剛性増強用の詰め部Tとして、器体への装着状態
で、この詰め部Tを挟持部CEとパイプ部PEとの間に
挟み込み位置させることにより、本体部MEとの間の挟
持間隔が拡大する側への挟持部CEの弾性変位の剛性を
高くし、これら挟持間隔の縮小と剛性の増強をもって、
耳甲介腔部Yの縁部Yfに対する挟持を強くするように
してある。
【0048】耳甲介腔部Yの縁部Yfに対する前記当て
部Aの当接面は、上下中間部が耳甲介腔部Yの縁部Yf
の側へ膨出する湾曲面に形成してあり、この当て部Aの
膨出湾曲面を耳甲介腔部Yの縁部Yfにおける外面側の
窪み部に入り込ませる形態で当て部Aを耳甲介腔部Yの
縁部に当接させて耳甲介腔部Yの縁部Yfを挟持するこ
とにより、装着安定性の一層の向上を図ってある。
【0049】一方、詰め部Tはくさび形状に形成してあ
り、挟持部CE及びパイプ部PEを二股筒の各筒孔部に
挿入して挟持補強具Hを器体に装着する際、このくさび
形状の先端側を先方にして詰め部Tを挟持部CEとパイ
プ部PEとの間へ差し込む形態とすることで、このとき
生じるくさび効果により、挟持部CEとパイプ部PEと
の間への詰め部Tの差し込みを容易にしながら、詰め部
Tを挟持部CEとパイプ部PEとの間に的確に挟み込み
位置させ得るようにしてある。
【0050】また、挟持補強具Hの全体を弾性材で形成
して、当て部A及び詰め部Tに弾性を備えさせることに
より、装着安定性の一層の向上とともに、挟持補強具H
を用いた際も耳への装着感覚が良好に保たれるように、
さらにまた、弾性をもって得られる融通により種々の耳
形状に対する挟持補強具Hの適用範囲を広く確保できる
ようにしてある。
【0051】本体部ME、パイプ部PE、及び、挟持部
CEを備える器体を構成するにあたっては、前述の如く
第2ハウジング6を比重の大きな金属材で形成するなど
のことも利用した重心配置により、図10に示す如く本
体部MEを耳甲介腔部Yに装着した状態において、器体
の重心が、本体部MEと挟持部CEとで挟持する耳甲介
腔部Yの縁部Yfを支点として本体部MEを耳甲介腔部
Yの内方向きに重力付勢する位置に位置するように、換
言すれば、耳甲介腔部Yの縁部Yfの外縁よりも器体重
心が耳内方側に位置するようにしてあり、また、図3に
示す如く、挟持補強具Hを器体に装着した状態で本体部
MEを耳甲介腔部Yに装着した場合においても同様に、
挟持補強具Hを含む器体の重心が、本体部MEと挟持部
CEとで挟持する耳甲介腔部Yの縁部Yfを支点として
本体部MEを耳甲介腔部Yの内方向きに重力付勢する位
置に保たれるようにしてある。
【0052】つまり、この重力付勢により、挟持部CE
による挟持と相まって、また、挟持補強具Hの使用によ
る挟持強度の増強と相まって、一層高い装着安定性を得
られるように、さらにまた、耳甲介腔部Yの底面Bと骨
伝導音声ピックアップ部SEとの接触面圧を大きくして
骨伝導音声の検出感度を高めるようにしてある。
【0053】なお、挟持部CEの下端には、重り装着部
WSとしての小孔を形成してあり、必要に応じ、この小
孔WSに適当な重量の重りWTを吊り下げることで、耳
甲介腔部Yの底面Bと骨伝導音声ピックアップ部SEと
の接触面圧の一層の増強を図れるようにしてある。ま
た、重りWTは種々の形状のものを使用でき、使用者の
好みに応じ適宜交換してファッション性の向上に利用す
るなどしてもよい。この重りWTは前記の挟持補強具H
と同様、必要な場合のみ装着すればよく、不必要な場合
は取り外しておく。
【0054】〔別実施形態〕次に発明の別の実施形態を
列記する。挟持補強具Hの具体的形状・構造は種々の構
成変更が可能であり、例えば、図13及び図14に示す
ように、筒部h2を嵌着部としてパイプ部PEに外嵌状
態で嵌着させることにより器体に装着する単筒構造に
し、そして、単筒構造において、筒部h2の一側部分を
剛性増強用の詰め部Tとして、器体への装着状態で、こ
の詰め部Tを挟持部CEとパイプ部PEとの間に挟み込
み位置させるものとしてもよい。
【0055】また、詰め部Tを挟持部CEとパイプ部P
Eとの間に挟み込み位置させて、本体部MEとの間の挟
持間隔が拡大する側への挟持部CEの弾性変位の剛性を
高くすることに加え、同図14に示すように、詰め部T
を挟持部CEとパイプ部PEとの間に挟み込んだ状態に
おいて、この詰め部Tによる押圧をもって、挟持部CE
を本体部MEとの間の挟持間隔が小さくなる側へ弾性変
位させるようにしてもよい。
【0056】図15及び図16に示すように、筒部h1
を嵌着部として挟持部CEに外嵌状態で嵌着させること
により器体に装着する単筒構造にし、そして、単筒構造
において、筒部h1の一側部分を挟持間隔縮小用の当て
部Aとして、器体への装着状態で、この当て部Aを挟持
部CEのうち耳甲介腔部Yの縁部Yfに対向する面部分
に位置させ、かつ、筒部h1の他側部分を剛性増強用の
詰め部Tとして、器体への装着状態で、この詰め部Tを
挟持部CEとパイプ部PEとの間に挟み込み位置させる
ものとしてもよい。
【0057】挟持補強具Hは、当て部Aと詰め部Tのい
ずれか一方のみを備えるもの、あるいは、当て部Aと詰
め部Tの両方を備えるもののいずれであってもよく、挟
持補強具Hの全体の構造・形状、当て部Aや詰め部Tの
細部の構造・形状も種々の構成変更が可能である。
【0058】挟持補強具Hの器体に対する装着構造も前
述の如き外嵌状態での嵌着に限らず種々の構成変更が可
能であり、着脱操作を容易に行える適当な連結具を用い
て器体に装着する構造を採用してもよい。
【0059】前述の実施形態では、挟持部CEを弾性変
位可能にするのに、挟持部CEそのものを弾性材で形成
して弾性変位させるようにしたが、バネなどによる適当
な弾性付勢手段をもって挟持部CEを弾性変位自在に支
持するようにしてもよい。
【0060】前述の実施形態では、挟持部CEとパイプ
部PEとの間に挟持補強具Hの詰め部Tを挟む込み位置
させる例を示したが、挟持部CEとの間で挟持補強具H
の詰め部Tを挟み込み位置させる付帯部はパイプ部PE
に限定されるものではなく、挟持部CEとの間への詰め
部Tの挟み込みをもって、本体部MEとの間の挟持間隔
が拡大する側への挟持部CEの弾性変位の剛性を高くし
得る部分であれば、器体におけるいずれの部分を採用し
てもよい。
【0061】前述の実施形態では、骨伝導音声を検出す
る送信用素子12と、受信用イヤホーン8との両方を本
体部MEに装備する例を示したが、これら送信用素子1
2と受信用イヤホーン8とのいずれか一方のみを本体部
MEに装備するものであってもよい。
【0062】なお、特許請求の範囲の項に図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】挟持補強具を装着した状態の通話器の一部破断
側面図
【図2】挟持補強具の斜視図
【図3】挟持補強具を装着した通話器の装着状態を説明
する耳部の断面図
【図4】挟持補強具を装着した通話器の装着状態を説明
する耳部の正面図
【図5】挟持補強具を装着しない状態の通話器の一部破
断側面図
【図6】挟持補強具を装着しない状態の通話器の正面図
【図7】挟持補強具を装着しない状態の通話器の正面視
断面図
【図8】骨伝導音声ピックアップ部の拡大図
【図9】通話器の回路構成図
【図10】挟持補強具を装着しない通話器の装着状態を
説明する耳部の断面図
【図11】挟持補強具を装着しない通話器の装着状態を
説明する耳部の正面図
【図12】耳の部位の説明図
【図13】別実施形態を示す挟持補強具の斜視図
【図14】図13の挟持補強具を装着した通話器の装着
状態を説明する耳部の断面図
【図15】他の別実施形態を示す挟持補強具の斜視図
【図16】図15の挟持補強具を装着した通話器の装着
状態を説明する耳部の断面図
【符号の説明】
Y 耳甲介腔部 ME 本体部 Yf 耳甲介腔部の縁部 CE 挟持部 A 当て部 H 挟持補強具 PE 付帯部 T 詰め部 h1,h2 嵌着部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の耳に装着する耳装着型の音情報伝達
    器であって、 耳甲介腔部(Y)に挿着する本体部(ME)と、この本
    体部(ME)との間で耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)
    を挟持する挟持部(CE)とを器体に設け、 この器体に対する装着状態において、前記挟持部(C
    E)のうち耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)に対向する
    部分に当て部(A)を位置させることにより、耳甲介腔
    部(Y)の縁部(Yf)に対する前記本体部(ME)と
    の間の挟持間隔を小さくする着脱操作自在な挟持補強具
    (H)を設けてある耳装着型の音情報伝達器。
  2. 【請求項2】 人の耳に装着する耳装着型の音情報伝達
    器であって、 耳甲介腔部(Y)に挿着する本体部(ME)と、この本
    体部(ME)から延出して耳甲介腔部(Y)の外部に位
    置する付帯部(PE)と、前記本体部(ME)と前記付
    帯部(PE)との境界部付近から延出して前記本体部
    (ME)との間で耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)を挟
    持する弾性変位可能な挟持部(CE)とを器体に設け、 この器体に対する装着状態において、前記挟持部(C
    E)と前記付帯部(PE)との間に詰め部(T)を挟み
    込み位置させることにより、前記本体部(ME)との間
    の挟持間隔が拡大する側への前記挟持部(CE)の弾性
    変位の剛性を高くする着脱操作自在な挟持補強具(H)
    を設けてある耳装着型の音情報伝達器。
  3. 【請求項3】 人の耳に装着する耳装着型の音情報伝達
    器であって、 耳甲介腔部(Y)に挿着する本体部(ME)と、この本
    体部(ME)から延出して耳甲介腔部(Y)の外部に位
    置する付帯部(PE)と、前記本体部(ME)と前記付
    帯部(PE)との境界部付近から延出して前記本体部
    (ME)との間で耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)を挟
    持する弾性変位可能な挟持部(CE)とを器体に設け、 この器体に対する装着状態において、前記挟持部(C
    E)のうち耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)に対向する
    部分に当て部(A)を位置させ、かつ、前記挟持部(C
    E)と前記付帯部(PE)との間に詰め部(T)を挟み
    込み位置させることにより、耳甲介腔部(Y)の縁部
    (Yf)に対する前記本体部(ME)との間の挟持間隔
    を小さくするとともに、その挟持間隔が拡大する側への
    前記挟持部(CE)の弾性変位の剛性を高くする着脱操
    作自在な挟持補強具(H)を設けてある耳装着型の音情
    報伝達器。
  4. 【請求項4】 前記詰め部(T)を前記挟持部(CE)
    と前記付帯部(PE)との間へ挟み込んだ状態におい
    て、この詰め部(T)による押圧で、前記挟持部(C
    E)を耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)に対する前記本
    体部(ME)との間の挟持間隔が小さくなる側へ弾性変
    位させる構成としてある請求項2又は3記載の耳装着型
    の音情報伝達器。
  5. 【請求項5】 前記挟持補強具(H)に形成した嵌着部
    (h1)を前記挟持部(CE)に外嵌状態で嵌着させ
    て、前記挟持補強具(H)を前記器体に装着する構成と
    してある請求項1〜4のいずれか1項に記載の耳装着型
    の音情報伝達器。
  6. 【請求項6】 前記挟持補強具(H)に形成した嵌着部
    (h2)を前記付帯部(PE)に外嵌状態で嵌着させ
    て、前記挟持補強具(H)を前記器体に装着する構成と
    してある請求項2〜4のいずれか1項に記載の耳装着型
    の音情報伝達器。
  7. 【請求項7】 前記挟持補強具(H)に形成した第1嵌
    着部(h1)を前記挟持部(CE)に外嵌状態で嵌着さ
    せ、かつ、前記挟持補強具(H)に形成した第2嵌着部
    (h2)を前記付帯部(PE)に外嵌状態で嵌着させ
    て、前記挟持補強具(H)を前記器体に装着する構成と
    してある請求項2〜4のいずれか1項に記載の耳装着型
    の音情報伝達器。
  8. 【請求項8】 前記挟持補強具(H)を前記器体に装着
    してその器体における前記本体部(ME)を耳甲介腔部
    (Y)に挿着した状態で、前記挟持保持具(H)を含む
    前記器体の重心が、前記本体部(ME)と前記挟持部
    (CE)とで挟持する耳甲介腔部(Y)の縁部(Yf)
    を支点として前記本体部(ME)を耳甲介腔部(Y)の
    内方向きに重力付勢する位置に位置する構成としてある
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の耳装着型の音情報
    伝達器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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