JPH1013470A - 通信網およびその構成方法 - Google Patents

通信網およびその構成方法

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JPH1013470A
JPH1013470A JP8158418A JP15841896A JPH1013470A JP H1013470 A JPH1013470 A JP H1013470A JP 8158418 A JP8158418 A JP 8158418A JP 15841896 A JP15841896 A JP 15841896A JP H1013470 A JPH1013470 A JP H1013470A
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JP
Japan
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communication
communication terminal
network
logical network
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JP8158418A
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English (en)
Inventor
Koji Sasada
浩司 笹田
Akitomo Miyazaki
亮智 宮▲崎▼
Kayoko Fukazawa
香代子 深澤
Masafumi Onuki
雅史 大貫
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有限な資源であるアドレスを有効に活用する
ことができる通信網およびその構成方法を提供する。 【解決手段】 通信端末201a〜203a,211
a,212a,221a,222aと交換機30とから
なる物理ネットワーク10a上に、互いに異なる論理ネ
ットワーク番号を有する論理ネットワーク20a〜22
aを定義し、各通信端末201a〜203a,211
a,212a,221a,222aには、同一の論理ネ
ットワークにおいてユニークなアドレスを付与する。異
なる論理ネットワーク間の通信時には、送信側の通信端
末から宛先の論理ネットワーク番号およびアドレスが交
換機30へ供給され、これらに基づいて交換機30が宛
先の通信端末を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワーク等の各種通信網に用いて好適な通信網およびそ
の構成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LAN(Local Area Network)やWAN
(Wide Area Network )、パケット交換網などのコンピ
ュータネットワークにおいては、ネットワークを構成す
る各通信端末(コンピュータ)にアドレスが付与され、
これらのアドレスを用いてデータ通信が行われている。
これらのアドレスは、各通信端末を一意に特定する目的
で、全ての通信端末を包含する物理的なネットワーク
(物理ネットワーク)において、互いに異なるよう設定
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、インターネット
(Internet )のようなコンピュータネットワークに包
含されるノード(通信端末、ルータ、サーバ等)の数が
極めて急速に増大しつつある。インターネットで標準的
に使用される通信プロトコルのTCP/IP(Transmis
sion Control Protocol/Internet Protocol )では、I
Pで通信する各ノード(ホスト)にユニークなIPアド
レスを割り当てておく必要があるが、今やインターネッ
トは全世界を網羅する勢いで拡大しており、32ビット
のIPアドレスは数年後には枯渇することが予想されて
いる。
【0004】そこで、インターネットでは、アドレス枯
渇の対策の1つとしてローカルアドレスの概念を導入
し、各ネットワークを切り離すことが提案されている
が、この場合、あるネットワークで使用中のアドレスは
他のネットワークでも同様に使用されている可能性があ
り、同一アドレスの複数のホストを区別することは不可
能である。したがって、あるホストは同一のネットワー
ク内のホストとしか通信できないことになってしまう。
【0005】このような問題はインターネットのみなら
ず、多数の通信端末を包含する各種データ通信用ネット
ワークに共通する問題であり、有効な対策が待望されて
いる。本発明はこのような背景の下になされたもので、
有限な資源であるアドレスを有効に活用することができ
る通信網およびその構成方法を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の通信網構成方法は、複数の通信
端末を包含した通信網を構成する方法であって、少なく
とも一つの通信端末を含む論理網を定義し、該論理網に
自らを特定する第2の識別情報を付与するとともに、論
理網内の各通信端末に該論理網内で互いに異なる第1の
識別情報を付与し、前記第2の識別情報および前記第1
の識別情報を使用して各通信端末を特定することを特徴
としている。
【0007】また、請求項2記載の通信網は、通信端末
間の通信を制御する交換機と少なくとも一つの通信端末
を含む論理網とを包含した通信網であって、該論理網は
自らを特定する第2の識別情報を有し、前記論理網内の
各通信端末は該論理網内で互いに異なる第1の識別情報
を有し、前記交換機は前記第2の識別情報および前記第
1の識別情報を使用して各通信端末を特定することを特
徴としている。
【0008】さらに、請求項3記載の通信網は、請求項
2記載の通信網において、各通信端末と前記交換機との
間に介挿され、両者間で送受される情報を中継するアダ
プタを有し、前記アダプタは通信端末からの送信情報に
当該通信端末の属する前記論理網の第2の識別情報を付
加して前記交換機へ送出することを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の通信網は、請求項2
記載の通信網において、無線基地局を有し、各通信端末
および前記交換機は前記無線基地局を介して無線通信す
ることを特徴としている。さらに、請求項5記載の通信
網は、請求項3記載の通信網において、無線基地局を有
し、前記アダプタおよび前記交換機は前記無線基地局を
介して無線通信することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】前述したように、従来のデータ通
信用ネットワークは、複数のノード(通信端末、交換
機、サーバ等)が物理的に有線または無線で接続されて
なる物理ネットワーク(物理網)と、各通信端末のアド
レス等の管理単位である論理ネットワーク(論理網)と
が1対1対応で構成されていたため、物理ネットワーク
内の各通信端末が互いに異なるアドレスを保持する必要
があった。そこで、本発明は、1つの物理ネットワーク
上に複数の論理ネットワークを定義し、各論理ネットワ
ークの識別情報と各通信端末のアドレスとを用いてノー
ドを特定できるようにしている。以下、このような基本
思想に基づいた本発明の実施形態について図面を参照し
て説明する。
【0011】A:第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態による通信網の構成を示す
ブロック図である。この図において、201a〜203
a,211a,212a,221a,222aはコンピ
ュータシステム等の通信端末であり、自身のアドレス
(第1の識別情報)と自身が属する論理ネットワーク
(後述する)を識別するための番号(論理ネットワーク
番号:第2の識別情報)とを保持する記憶手段と、当該
通信網に適合したインタフェースと、当該通信網が提供
するプロトコルでの通信を制御する機能とを備えてい
る。各通信端末はクライアント/サーバのいずれかある
いは両方として機能しても良いし、単なるターミナルと
して使用されてもよい。
【0012】30は通信端末201a〜203a,21
1a,212a,221a,222aが接続されたコン
ピュータシステム等の交換機であり、当該通信網が提供
するプロトコルに基づいて、配下の各通信端末のアドレ
スを管理するとともに各通信端末間の通信を制御する。
なお、通信網が提供するプロトコルはTCP/IP(Tr
ansmission Control Protocol/Internet Protocol )に
限定されるものではなく、図1に示される構成は複数の
プロトコルが混在して使用される環境下にも適用可能で
ある。
【0013】上記通信端末201a〜203a,211
a,212a,221a,222aと交換機30とは物
理ネットワーク10aを構成しており、この物理ネット
ワーク10a上に3つの論理ネットワーク20a〜22
aが定義されている。論理ネットワーク20a〜22a
はそれぞれ、通信端末201a〜203a、通信端末2
11a,212a、通信端末221a,222aを包含
するよう定義されており、この定義内容を表す情報と各
論理ネットワーク20a〜22aの論理ネットワーク番
号が交換機30に記憶・管理されている。
【0014】なお、物理ネットワーク10aにおける交
換機30と通信端末201a〜203a,211a,2
12a,221a,222aとは、有線/無線のいずれ
で接続されてもよく、さらに専用線、公衆回線のいずれ
を使用して接続されてもよい。なお、無線接続の場合、
通常、交換機30と複数の通信端末との間に当該複数の
端末を無線エリア内に含む基地局が介挿される。
【0015】上述した構成の通信網における各通信端末
201a〜203a,211a,212a,221a,
222aのアドレスは、自らが属する論理ネットワーク
(論理ネットワーク20a〜22aのいずれか)におい
てユニークとなるよう付与される。この際、異なる論理
ネットワーク内の複数の通信端末に同一のアドレスが付
与されてもよい。
【0016】具体的には、図1に示されるように、通信
端末201a,202a,203aは同一の論理ネット
ワーク20aに属しているため、それぞれ異なるアドレ
ス(アドレス1〜3)が付与される必要があるが、通信
端末201a,211a,221aは互いに異なる論理
ネットワーク20a,21a,22aに属しているた
め、同一のアドレス(アドレス1)が付与されてもよ
い。なお、図1においては、通信端末202a,212
a,222aにも同一のアドレス(アドレス2)が付与
されており、物理ネットワーク10a全体においてユニ
ークなアドレス(アドレス3)が付与されているのは通
信端末203aのみである。
【0017】ここで、通信端末201aが交換機30を
介して同一の論理ネットワーク20aに属する他の通信
端末202aと通信する場合を想定する。送信側の通信
端末201aは自らが属している論理ネットワーク20
aの論理ネットワーク番号と、自らのアドレス1と、宛
先の通信端末202aのアドレス2を表す情報をヘッダ
に含む送信情報を交換機30へ送信する。
【0018】交換機30は、受信した送信情報のヘッダ
に宛先の論理ネットワーク番号が存在しない場合には、
同一の論理ネットワーク内の通信と判断し、送信側の論
理ネットワーク番号を宛先の論理ネットワーク番号とす
る機能を備えており、通信端末201aからの送信情報
の所定領域(本実施形態では「ヘッダ」とする)に含ま
れる論理ネットワーク番号(論理ネットワーク20aの
番号)と宛先のアドレス(アドレス2)とに基づいて通
信端末202aを特定し、当該送信情報を通信端末20
2aへ送信する。こうして、通信端末201aから通信
端末202aへの送信が実現される。通信端末202a
から通信端末201aへの送信も上記と同様の手順によ
り実現されるため、通信端末201aと通信端末202
aとの間の通信が可能となる。
【0019】次に、通信端末201aが交換機30を介
して自らが属する論理ネットワーク20aとは異なる論
理ネットワーク21aに属する通信端末211aと通信
する場合を想定する。通信端末201aは自らが属して
いる論理ネットワーク20aの論理ネットワーク番号
と、自らのアドレス1と、宛先の通信端末211aが属
している論理ネットワーク21aの論理ネットワーク番
号と、通信端末211aのアドレス1を表す情報をヘッ
ダに含む送信情報を交換機30へ送信する。
【0020】交換機30は、受信した送信情報のヘッダ
に宛先の論理ネットワーク番号が存在する場合には、異
なる論理ネットワーク間の通信と判断する機能を備えて
おり、受信した情報で表される宛先の論理ネットワーク
番号(論理ネットワーク21aの論理ネットワーク番
号)と宛先のアドレス(アドレス1)とに基づいて通信
端末211aを特定し、当該送信情報を通信端末211
aへ送信する。こうして、通信端末201aから通信端
末211aへの送信が実現される。通信端末211aか
ら通信端末201aへの送信も上記と同様の手順により
実現されるため、通信端末201aと通信端末211a
との間の通信が可能となる。
【0021】B:第2実施形態 図2は本発明の第2実施形態による通信網の構成を示す
ブロック図であり、図1と共通する部分には同一の符号
を付し、その説明を省略する。この図に示される通信網
が図1のものと異なる点は、論理ネットワーク20a〜
22aに代えて、論理ネットワーク20b〜22bを定
義した点である。各論理ネットワーク20b〜22b
は、それぞれ、通信端末201a〜203a、通信端末
211a,212a、通信端末221a,222aを包
含するとともに、各通信端末に1対1で対応するモデム
や通信アダプタ等のアダプタ201b〜203b、アダ
プタ211b,212b、アダプタ221b,222b
を包含している。
【0022】上記各アダプタ201b〜203b,21
1b,212b,221b,222bは、対応する通信
端末と交換機30との間に介挿され、当該通信網および
対応する通信端末に適合したインタフェースと当該通信
網が提供するプロトコルでの通信を制御する機能とを備
えており、対応する通信端末側からの情報を交換機30
へ送信し、交換機30からの情報を対応する通信端末へ
供給するよう構成されている。
【0023】また、各アダプタ201b〜203b,2
11b,212b,221b,222bは、自身と自ら
が対応する通信端末とが属する論理ネットワークの論理
ネットワーク番号、および宛先の論理ネットワーク番号
を保持する保持手段(例えば、フラッシュメモリ等の不
揮発性メモリ)を有しており、当該通信端末からの情報
送信時には、保持手段に保持した論理ネットワーク番号
を送信情報に付加する機能を有する。
【0024】このため、図2に示される各通信端末20
1a〜203a,211a,212a,221a,22
2aは、上記通信網に適合したインタフェースやプロト
コルの制御機能などを備える必要がなく、また、自らが
属する論理ネットワークの論理ネットワーク番号を、意
識する必要がない。
【0025】なお、各通信端末のアドレスは、図1に示
されるものと同様に、各論理ネットワーク内でのみユニ
ークとなるよう付与される。また、物理ネットワーク1
0bにおける交換機30とアダプタ201b〜203
b,211b,212b,221b,222bとは、有
線/無線のいずれで接続されてもよく、さらに専用線、
公衆回線のいずれを使用して接続されてもよい。なお、
無線接続の場合、通常、交換機30と複数のアダプタと
の間に当該複数のアダプタを無線エリア内に含む基地局
が介挿される。
【0026】ここで、通信端末201aが交換機30を
介して同一の論理ネットワーク20bに属する他の通信
端末202aと通信する場合を想定する。通信に先立っ
て、アダプタ201bの保持手段には、自身および自ら
に対応した通信端末202bが属する論理ネットワーク
20bの論理ネットワーク番号が送信側の論理ネットワ
ーク番号として保持される。この設定は、通信端末20
1a、交換機30のいずれが行ってもよい。
【0027】通信時において、送信側の通信端末201
aは自らのアドレス1と、宛先の通信端末202aのア
ドレス2を表す情報をヘッダに含む送信情報をアダプタ
201bへ供給する。アダプタ201bにおいては、当
該送信情報の所定領域(本実施形態では「ヘッダ」とす
る)に、送信側の通信端末201aの属する論理ネット
ワーク20bの論理ネットワーク番号が送信側の論理ネ
ットワーク番号として付加される。
【0028】送信側の論理ネットワーク番号が付加され
た送信情報は、交換機30へ送信され、ここで、そのヘ
ッダに含まれる論理ネットワーク番号(論理ネットワー
ク20bの論理ネットワーク番号)と宛先のアドレス
(アドレス2)とに基づいて通信端末202aが特定さ
れるため、アダプタ202bを介して通信端末202a
へ送信される。こうして、通信端末201aから通信端
末202aへの送信が実現される。通信端末202aか
ら通信端末201aへの送信も上記と同様の手順により
実現されるため、通信端末201aと通信端末202a
との間の通信が可能となる。
【0029】次に、通信端末201aが、交換機30を
介して自らが属する論理ネットワーク20bとは異なる
論理ネットワーク21bに属し、自らと異なるアドレス
(アドレス2)を有する通信端末212aと通信する場
合を想定する。通信に先立って、通信端末201aから
アダプタ201bへ制御用コマンドが供給され、これに
より、通信端末201aからの送信時の宛先の論理ネッ
トワーク21bの論理ネットワーク番号が保持手段に保
持される。
【0030】通信時には、通信端末201aが、自らの
アドレス1と、宛先の通信端末212aのアドレス2と
を表す情報をヘッダに含む送信情報をアダプタ201b
へ供給する。この送信情報は、アダプタ201bにおい
て、送信側の通信端末201aが属する論理ネットワー
ク20bの論理ネットワーク番号と、宛先の通信端末2
12aが属する論理ネットワーク21bの論理ネットワ
ーク番号とがそのヘッダに付加され、交換機30へ送信
される。
【0031】交換機30は、受信した情報のヘッダに含
まれる宛先の論理ネットワーク番号(論理ネットワーク
21bの論理ネットワーク番号)と宛先のアドレス(ア
ドレス2)とに基づいて通信端末212aを特定し、当
該送信情報をアダプタ212bを介して通信端末212
aへ送信する。こうして、通信端末201aから通信端
末212aへの送信が実現される。通信端末212aか
ら通信端末201aへの送信も上記と同様の手順により
実現されるため、通信端末201aと通信端末212a
との間の通信が可能となる。
【0032】C:まとめ 以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、複
数の通信端末に同一のアドレスを付与しても、これらの
アドレスが同一論理ネットワーク内で異なるよう構成す
れば、同一論理ネットワーク内はもちろん、異なる論理
ネットワーク間での通信も実現可能である。すなわち、
物理ネットワークにおいてアドレスを重複して付与して
も正常な通信が可能となり、有限のアドレスを有効に活
用することができる。
【0033】なお、交換機30は送信情報に基づいて様
々な通信制御機能を備えてもよい。例えば、特定の論理
ネットワークから他の論理ネットワークへの送信を許容
/規制したり、他のネットワークから特定のネットワー
クへの送信を許容/規制したり、特定の論理ネットワー
ク間の通信を許容/規制したり等、様々な通信制御を行
うことができる。もちろん、このような通信制御を行う
場合には、交換機30に各種通信制御内容を表す情報を
記憶させる必要がある。
【0034】また、第2実施形態において、アダプタ
が、論理ネットワーク番号のみならず、対応する通信端
末のアドレスをも保持し、当該対応する通信端末からの
送信時には送信情報に当該アドレスを付加するようにし
てもよい。この場合、通信端末においては、自らのアド
レスを意識することなく情報を送信することができる。
【0035】さらに、第2実施形態において、異なる論
理ネットワークの通信端末へ送信する場合、事前に宛先
の論理ネットワーク番号を設定せずに、送信の都度、宛
先の論理ネットワーク番号を設定するようにしてもよ
い。この場合、保持手段を高速書換可能なメモリを用い
て構成することにより、十分なレスポンスを得ることが
できる。なお、不揮発性メモリのみならず、揮発性メモ
リから保持手段を構成することも可能であるが、この場
合には、揮発性メモリの記憶内容を保持するための電源
が不可欠である。
【0036】また、言うまでもないが、送信側および宛
先の論理ネットワーク番号やアドレスは送信しようとす
る情報に関連付けられて送信されればよく、その関連付
けの手法は、ヘッダを使用した方法に限定されるもので
はない。例えば、カプセル化による方法などの任意の方
法を採用可能である。さらに言えば、送信側および宛先
の論理ネットワーク番号やアドレスと送信しようとする
情報とからなる「送信情報」が物理的に連続したデータ
である必要すらない。
【0037】
【発明の効果】通信網において、論理網を定義し、該論
理網に自らを特定する第2の識別情報を付与するととも
に、論理網内の各通信端末に該論理網内で互いに異なる
第1の識別情報を付与し、前記第2の識別情報および前
記第1の識別情報を使用して各通信端末を特定する通信
網を構築できるため、論理網毎に独立して第1の識別情
報を付与することができる。この際、第1の識別情報は
論理網が異なれば重複してもよいため、第1の識別情報
の種類を少なく抑制することができる(請求項1,
2)。
【0038】さらに、アダプタが、通信端末が属する論
理網の第2の識別情報を保持し、これを送信情報に付加
するため、通信端末側では、自らが属する論理網を意識
することなく、情報を送信することができる(請求項
3)。また、無線基地局を介した無線通信を可能とした
ため、例えば、移動通信端末をアダプタまたは通信端末
として利用した柔軟なシステム等を実現することができ
る(請求項4,5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による通信網の構成を
示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2実施形態による通信網の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10a,10b……物理ネットワーク、 20a〜22a,20b〜22b……論理ネットワー
ク、 30……交換機、 201a〜203a,211a,212a,221a,
222a……通信端末、 201b〜203b,211b,212b,221b,
222b……アダプタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大貫 雅史 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末を包含した通信網を構成
    する方法であって、 少なくとも一つの通信端末を含む論理網を定義し、該論
    理網に自らを特定する第2の識別情報を付与するととも
    に、論理網内の各通信端末に該論理網内で互いに異なる
    第1の識別情報を付与し、 前記第2の識別情報および前記第1の識別情報を使用し
    て各通信端末を特定することを特徴とする通信網構成方
    法。
  2. 【請求項2】 通信端末間の通信を制御する交換機と少
    なくとも一つの通信端末を含む論理網とを包含した通信
    網であって、 該論理網は自らを特定する第2の識別情報を有し、前記
    論理網内の各通信端末は該論理網内で互いに異なる第1
    の識別情報を有し、 前記交換機は前記第2の識別情報および前記第1の識別
    情報を使用して各通信端末を特定することを特徴とする
    通信網。
  3. 【請求項3】 各通信端末と前記交換機との間に介挿さ
    れ、両者間で送受される情報を中継するアダプタを有
    し、 前記アダプタは通信端末からの送信情報に当該通信端末
    の属する前記論理網の第2の識別情報を付加して前記交
    換機へ送出することを特徴とする請求項2記載の通信
    網。
  4. 【請求項4】 無線基地局を有し、 各通信端末および前記交換機は前記無線基地局を介して
    無線通信することを特徴とする請求項2記載の通信網。
  5. 【請求項5】 無線基地局を有し、 前記アダプタおよび前記交換機は前記無線基地局を介し
    て無線通信することを特徴とする請求項3記載の通信
    網。
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Effective date: 20030513