JPH10134683A - 熱応動スイッチ - Google Patents

熱応動スイッチ

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JPH10134683A
JPH10134683A JP30728396A JP30728396A JPH10134683A JP H10134683 A JPH10134683 A JP H10134683A JP 30728396 A JP30728396 A JP 30728396A JP 30728396 A JP30728396 A JP 30728396A JP H10134683 A JPH10134683 A JP H10134683A
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heater
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伊佐男 東方
Takeo Sakakibara
武男 榊原
Shigemi Sato
重己 佐藤
Yoshihisa Ueda
吉久 上田
Hideki Koseki
秀樹 小関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】密閉形電動圧縮機の電動機の保護に使用される
熱応動スイッチであり、最終的な電路の遮断を確実にす
る。 【構成】熱応動スイッチ1は金属製の容器2と蓋板3と
で気密容器を構成している。蓋板3には2本の導電端子
ピン8A,8Bが気密に絶縁固定され、一方の導電端子
ピン8Aには固定接点9が、他方の導電端子ピン8Bに
はヒーター10の一端が固着される。容器2の内部には
可動接点6を固着した熱応動板5が固定される。前記ヒ
ーター10の他端は蓋板3に接続固定され、接点の溶着
時にはその一部が溶断して電路を遮断する。ヒーター1
0の固定された導電端子ピン8Bの密閉容器内部側表面
は耐熱性の絶縁物11で覆われる。 【効果】導電端子ピン8Bの表面を絶縁物で覆ったため
ヒーター10の溶断時に溶断部間でアークが発生して
も、アークが導電端子ピン8B上に転移することはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバイメタル等の熱
応動板を使用した熱応動スイッチに関するものであり、
特に冷蔵庫や空調機等の密閉形電動圧縮機の電動機の保
護に使用され小形で熱応答性が良く安価な密閉形の熱応
動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な熱応動スイッチとしては
特許公報第2519530号などがある。この熱応動ス
イッチ101は図8、及びそのB−B断面図である図9
に示す様に長ドーム状の耐圧容器102と蓋体103か
ら気密容器を構成し、その気密容器内部にバイメタル等
の熱応動板104を利用した接点開閉機構とヒーター1
05を有している。熱応動板104はその一端を容器1
02に接続固着され、他端である可動側先端には可動接
点106が固着され、固定接点107と接離可能にされ
ている。固定接点107は蓋板103にガラス等の絶縁
充填材109により気密且つ電気絶縁状態で貫通固定さ
れた導電端子ピン108Aに固定されている。またヒー
ター105はその一端を蓋板103にまた他端を導電端
子ピン108Bに接続固定されている。
【0003】この熱応動スイッチ101は2本の導電端
子ピン108A,108Bの一方を電動機の巻線に、他
端を電源に接続して使用され、熱応動スイッチ101周
辺が異常な高温になったり電動機に異常な電流が流れた
ときに熱応動板104が反転して接点間を開放する。ま
たヒーター(発熱体)105の一部の断面積を他の部分
の断面積より小さくした溶断部105Aを設ける事によ
り、万が一熱応動スイッチの保証動作回数を過ぎて接点
の溶着等が起きたときにもヒーターの溶断部105Aを
溶断し電路を遮断することができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この熱応動スイッチは
前述の様に、接点の溶着等が起きたときに発熱体の一部
105Aを溶断し電路を遮断するものであるが、電動圧
縮機が長期にわたり使用されると電動機の巻線の絶縁劣
化が徐々に進み稀に巻線間で短絡が発生することがあ
る。この場合には電動機に大電流が流れるため、通常は
電動圧縮機への給電部の元にあるブレーカー等の過電流
継電器が作動し給電は遮断されるのであるが、万が一こ
の過電流継電器が故障していると電動機が焼損する危険
性がある。熱応動スイッチ101に於ては保証動作回数
を過ぎたのちに接点の溶着が起きている場合にも、前述
のごとくヒーター105を溶断するようにされている
が、この様に電動機の巻線が短絡する等の事故を想定し
た場合には、熱応動スイッチは定格電流の数十倍の大電
流を遮断する事を要求される事がある。この様な大電流
ではヒーターの溶断時にその溶断部間で発生したアーク
が簡単には終息せず、特に小形化された熱応動スイッチ
に於いては異電圧となる導電端子ピン108Bとヒータ
105との距離が比較的短いため導電端子ピン108B
との間にアークが転移しやすく、このアークの転移が起
きるとガラスを破壊して気密性を失わせたり導電端子ピ
ンと蓋板との間で再び導通が起こる危険性があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本願発明の熱応動
スイッチにおいては、少なくともヒーターの固定された
導電端子ピンの気密容器内部側表面を耐熱性の絶縁物で
覆いヒーター溶断時のアークが導電端子ピンに転移しな
いようにした事を特徴としている。
【0006】さらに本願発明に於いては固定接点の固着
された導電端子ピンの気密容器内部側表面を耐熱性の絶
縁物で覆うことにより前記アークが固定接点側の導電端
子ピンに転移することも防止する。
【0007】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明の熱応動スイ
ッチについて説明する。図1及び図2は本実施例の側面
図及び平面図であり、図3はその縦断面図、図4は図3
のA−A断面矢視図である。本発明の熱応動スイッチ1
は鉄板等をプレスにより絞り整形して作った耐圧容器2
を有しており、この容器2はほぼ球面状の部分を両側に
持ち半円状の中央部によって両端部をつなぐ長ドーム形
状をしている。この耐圧容器2の形状はこの様な長ドー
ム形のものに限定するものではなく、例えば容器の長手
方向に沿ってリブを設ける等して強度を得るのであれば
必ずしも球面部を有している必要はない。この容器2の
開口部にはこの容器より肉厚の鉄板を成形した蓋板3が
リングプロジェクション溶接等により気密に封着されて
おり、両者によって気密容器が構成される。
【0008】容器2の内側には適当な金属板で作られた
支持体4を介してバイメタルやトリメタル等を浅い皿状
に絞り成形し予め動作反転温度を設定した熱応動板5の
一端が接続固定されており、熱応動板5の他端には可動
接点6が固着されている。この熱応動スイッチ1は耐圧
容器2のこの支持体4を固定した部分を外側からつぶし
変形することにより後述の固定接点との接触圧力を調整
し動作温度を較正される。この支持体4の固定位置は実
施例では耐圧容器2の一方の端部に設定されているが、
例えばより小形の熱応動スイッチとする場合には熱応動
板5は耐圧容器の中央付近に固定してもよい。そして支
持体4の形状を図示した形状でなくボタン型の形状等に
してもよく、さらに熱応動板5を耐圧容器に固定する際
に予め設定された動作反転温度に実質的に影響を及ぼさ
ないのであれば、支持体4は省略することもできる。
【0009】蓋板3には貫通孔3A及び3Bが穿たれて
おり、その貫通孔にはそれぞれ熱膨張係数を考慮された
ガラス等の電気絶縁性の充填剤7により導電端子ピン8
A,8Bが気密に絶縁固定されている。一方の導電端子
ピン8Aの気密容器内部側の先端近傍には固定接点9が
固着されており、前述の可動接点6と対向し接離可能に
配置されている。
【0010】他方の導電端子ピン8Bの気密容器内部側
の先端近傍には発熱体であるヒーター10の一端が固定
され、ヒーター10の他端は蓋板上に固定される。この
ヒーター10は導電端子ピン8Bのほぼ周囲に沿って配
設されており、且つ熱応動板5とほぼ並行に配置され熱
交換関係を良好にされている。このヒーター10には断
面積を他の部分よりも小さくした溶断部10Aが設けら
れている。制御対象機器である圧縮機の通常運転時には
電動機の運転電流でこの溶断部10Aが溶断することは
なく、また電動機が拘束状態になった時には短時間で熱
応動板5が反転し接点間を開離するためこの場合も溶断
部が溶断することはない。この熱応動スイッチが長期に
わたり開閉を繰り返すと、やがて保証動作回数を過ぎる
と接点が溶着する等して開離不能になることがある。そ
の場合には電動機の拘束状態による過電流で溶断部10
Aの温度が上昇しやがて溶断に至るため、電動機への通
電を確実に遮断することができる。
【0011】電動圧縮機が長期にわたり使用されると電
動機の巻線の絶縁劣化が徐々に進み稀に巻線間で短絡が
発生することがある。この場合に熱応動スイッチの保証
動作回数を過ぎ接点溶着が発生していると短絡電流が流
れ続け、さらに万が一電動圧縮機への給電部の元にある
ブレーカー等の過電流継電器が故障していると電動機が
焼損する危険性がある。そこで従来の熱応動スイッチ1
01においては、この様な場合でもヒーター105を溶
断することにより電路を遮断するようにされているのだ
が、電動機の短絡電流は定格電流の数十倍の大電流であ
るため熱応動スイッチのヒーターの溶断時にその溶断部
間で発生したアークが簡単には終息しない。そのため、
特に導電端子ピン108Bとの間にアークが転移してし
まうと、ガラス109を破壊して気密性を失わせたり、
導電端子ピン108A,108B間での短絡が発生し電
路が遮断できない可能性の生ずる場合がある。
【0012】実験より得られた知見について述べると、
ヒーター105はその溶断部105Aで溶断するのだ
が、より詳しくはヒーターの両端部は蓋板103及び導
電端子ピン108Bに接続固定されているため発熱が若
干逃げ温度勾配が生じて、最も温度が上昇するのは溶断
部のヒーター中央側である105A1付近でありこの部
分で溶断が発生する。この溶断時には両端が異電圧にな
るためアークが発生する。このアークの熱によりヒータ
ーが溶融されるにつれアークの放電距離は長くなり放電
を維持するためのエネルギーは上昇する。それでもこの
ままアークがヒーターに沿って伸びれば放電距離が長く
なりやがてアークは消滅するが、熱応動スイッチを小型
に設計すると図9に示す様に導電端子ピン108Bとヒ
ーター105との距離を充分に得ることが難しくなり、
そのため特に大電流の場合にはアークの一方が105A
1から進みかけたところで導電端子ピン108Bに転移
することがある。この場合には放電距離はほとんど変化
しないためアークが消滅せずまた導電端子ピン108B
の熱容量が比較的小さいため導電端子ピン及びこれを気
密に固定するガラス109の温度が上昇し、やがてガラ
スが破壊されることにより気密性が悪化したり、導電端
子ピン108Bが蓋板に触れる等して電路の遮断が行な
われなくなる危険性がある。
【0013】そこで本発明の熱応動スイッチに於ては、
図3及び図4に示す如く少なくともヒーター10が固定
された導電端子ピン8Bの気密容器内部側表面を耐熱性
の電気絶縁物11で覆うことにより、ヒーター溶断時に
発生したアークが導電端子ピンに転移することを避けて
いる。実施例では図3及び図4に示されているように導
電端子ピンの表面に耐熱性のセラミックコーティング
剤、例えばアロンセラミック(東亜合成化学工業株式会
社製)等を塗布し硬化しておくことによりアークの転移
がなくなり、アークはヒーター上で消滅する。つまり図
4のヒーター10の溶断部10Aの内、中央よりの10
A1付近で溶断がおき、ここからアークが発生するが導
電端子ピン8Bの先端、特にヒーターの溶断後異電圧と
なる側が絶縁されているため、従来の様にアークが導電
端子ピンに転移することはない。
【0014】上述の実施例では耐熱性の電気絶縁物とし
て塗布硬化させるタイプのセラミックコーティング剤を
使用したものを例に説明したが、この他にもヒーターの
通常使用時の上昇温度よりも充分に高い耐熱性を有して
いるならばエポキシ樹脂等の合成樹脂を使用してもよ
い。
【0015】次に本発明の他の実施例について図5乃至
図7を参照して説明する。この熱応動スイッチ21につ
いては前述の実施例と同様の部品には同じ記号を付し
て、それぞれについての詳細な説明は省略する。この熱
応動スイッチ21に於いては絶縁物としてセラミック等
により予め成形されたキャップ状の絶縁部品22が導電
端子ピンの先端に被せ固着されている。
【0016】この絶縁部材22は一端を塞がれた筒形を
しており、ヒーターが溶接された導電端子ピン8Bに被
せたときにヒーター10と干渉しないように図7に示す
ような切り欠き22Aが設けられている。また絶縁部材
22の固定には例えば前述のアロンセラミック等を接着
剤として使用することにより、絶縁部材22を確実に固
定することができる。本実施例に於いてもヒーター10
の溶断時にはアークが発生するが絶縁部材22が導電端
子ピン8Bの先端を覆い絶縁しているため、従来の様に
溶断時のアークが導電端子ピンに転移することはない。
【0017】以上の実施例としてヒーターが固定された
側の導電端子ピンの気密容器内部側表面を絶縁物で覆っ
たものについて述べたが、短絡電流の大きさの程度及び
熱応動スイッチの小形化の程度によっては固定接点側の
導電端子ピンの気密容器内部側表面を覆えば更に効果的
である。例えば、第1の実施例で述べた熱応動スイッチ
を例に述べると、この熱応動スイッチ1は図3及び図4
からも明らかなようにヒーター10と固定接点側の導電
端子ピン8Aとの距離が比較的狭くなっている。熱応動
スイッチ全体の大きさが充分に大きい時には問題が無い
が、スイッチを小形化してこの距離が充分に取れない場
合や、短絡電流が非常に大きく実質的にこの距離が狭い
場合等には、ヒーター10の溶断時に発生したアークが
ヒーター10上から導電端子ピン8A上に転移する可能
性がある。この様なことが発生すると、アークの熱によ
り導電端子ピン8A及び8Bの温度が上昇しガラス7を
溶融破壊して気密性を失わせたり、導電端子ピン8A,
8Bが直接又は蓋板3を介して短絡し電路が遮断できな
くなる可能性がある。
【0018】そこで本発明に於いては図示は省略するが
固定接点側の導電端子ピン8Aの気密容器内部側表面を
耐熱性のセラミックコーティング剤や、セラミック等に
より予め成形されたキャップ状の絶縁部品によって覆う
ことにより、前記アークが固定接点側の導電端子ピンに
転移することを防止した。本発明によればアークによっ
て導電端子ピンの温度が異常上昇することは無く、導電
端子ピンを固定しているガラスが破壊されることもな
い。
【0019】
【発明の効果】本発明の熱応動スイッチによれば、少な
くともヒーターが固定された導電端子ピンの気密容器内
部側表面を耐熱性の電気絶縁物、例えば耐熱性のセラミ
ックコーティング剤や、セラミック等により予め成形さ
れたキャップ状の絶縁部品によって覆うことにより、ヒ
ーター溶断時に発生したアークが導電端子ピンに転移す
ることがなくなり、アークはヒーター上で確実に消滅す
る。そのため導電端子ピンとヒーターとの距離を小さく
できるので、熱応動スイッチ全体を小型にできて熱応答
性の良い安価なものとすることができる。
【0020】さらに固定接点側の導電端子ピンの気密容
器内部側表面を耐熱性の電気絶縁物で覆うことにより、
前記アークが固定接点側の導電端子ピンに転移すること
を防止し、熱応動スイッチの導電端子ピンを固定するガ
ラスの破損を防ぎ電路の遮断を確実にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱応動スイッチの一実施例の側面図
【図2】本発明の熱応動スイッチの一実施例の平面図
【図3】本発明の熱応動スイッチの一実施例の縦断面図
【図4】図3の熱応動スイッチのA−A断面矢視図
【図5】本発明の熱応動スイッチの他の一実施例の縦断
面図
【図6】図5の熱応動スイッチのB−B断面矢視図
【図7】図5の熱応動スイッチに使用される絶縁部材の
斜視図
【図8】従来の熱応動スイッチの一実施例の縦断面図
【図9】図8の熱応動スイッチのC−C断面矢視図
【符号の説明】
1,21:熱応動スイッチ 2:容器 3:蓋板 4:支持体 5:熱応動板 6:可動接点 7:充填剤(ガラス) 8A,8B:導電端子ピン 9:固定接点 10:ヒーター 10A:溶断部 11:絶縁物(セラミックコーティング剤) 22:絶縁部材
フロントページの続き (72)発明者 上田 吉久 名古屋市南区宝生町4丁目30番地 株式会 社生方製作所内 (72)発明者 小関 秀樹 名古屋市南区宝生町4丁目30番地 株式会 社生方製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の耐圧容器とその開口端に気密に
    固着される蓋板とで耐圧気密容器を構成し、蓋板に穿た
    れた貫通孔に2本の導電端子ピンが気密に絶縁固定さ
    れ、一方の導電端子ピンには固定接点が固着され、他方
    の導電端子ピンにはヒーターの一端が固着され、ヒータ
    ーの他端は蓋板に接続固定され、耐圧容器の内部には一
    方に可動接点を固着し中央付近を皿状に絞り成形され所
    定の温度で急跳反転するように設定した熱応動板が導電
    的に接続固定され、熱応動板の可動接点は前記固定接点
    と開離可能に接続され、耐圧容器の熱応動板の固定部近
    傍を変形することにより動作温度を較正し、接点の溶着
    時にはヒーターの一部が溶断して電路を遮断することを
    可能にした熱応動スイッチに於いて、少なくともヒータ
    ーの固定された導電端子ピンの気密容器内部側表面を耐
    熱性の絶縁物で覆った事を特徴とする熱応動スイッチ。
  2. 【請求項2】 耐熱性の絶縁物はセラミックコーティン
    グ剤であることを特徴とする請求項1の熱応動スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 耐熱性の絶縁物はセラミック成形物から
    なるキャップ状の部品を導電端子ピンを覆うように固着
    したものであることを特徴とする請求項1の熱応動スイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 固定接点の固着された導電端子ピンの気
    密容器内部側表面を耐熱性の絶縁物で覆った事を特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の熱応
    動スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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